0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2018/05/28(月) 02:29:10.609ID:v/rlCnl90
後輩「まさか差出人の名前も書いてないのに、律儀に来るだなんて正直思ってませんでしたよ…。……まあ、来てくれなきゃ、アタシがここで待ちぼうけ食らってたんスけど…。」

後輩「驚きました?まさか、アタシが待ってるだなんて思ってもなかったでしょ…。…………誰だと思ってましたぁ?」

後輩「あんな怪しい手紙を信じてホイホイ来ちゃうんだもんね……もしかして、センパイにはある程度目星がついてたんじゃないんスか…?」

後輩「自分に好意を向けているであろう女……。センパイは、きっとそいつだと思ってここに来たんでしょうが…………ざぁんねん。アタシでしたぁ…♪」

後輩「あー、帰んないで帰んないで。ふふっ、騙しただけだって思いました?からかわれただけだって思ってます?」

後輩「目の前にいるじゃないッスかぁ…。センパイを想う、いたいけな女の子がさぁ……?」

0004以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2018/05/28(月) 02:36:08.725ID:v/rlCnl90
後輩「アタシねぇ……センパイに興味があるんですよ…。」

後輩「アタシは今まで、誰ひとりとして、他人に興味を持ったことなんてなかった…。でも…………アンタだけは別…。」

後輩「……やっと見つけたんだよねぇ…。すべてを知りたくなる人間……すべてを支配したくなる人間を……。」

後輩「特に顔がいいわけでも、弁が立つわけでもないのに、どうしようもなく気になる……そんなセンパイ…。……欲しいなぁ…。」

後輩「センパイってね……まあ、そういうわけだから……結構アタシの人生、左右してるんスよ…?知らないだけで……教えてないだけで……。」

後輩「アタシがこんななんの取り柄もない学校を選んだのも……あんなクソくだらない部活に入ったのも全部全部全部…………センパイ……アンタが欲しかったから…。」

後輩「センパイのことが気になるから……ここまでついてきちゃった…♪ね…………くふふっ……ねぇ……!……気持ち悪い……?」

後輩「くっ……ふっはははっ……。………知らねーよ……!」