1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/05/06(日) 02:42:50.269 ID:nWH5e+o00.net
同級生「誰が頼んだわけでもないのに保護だの擁護だの。そのくせ、私がして欲しいことなんてひとつもしてくれない。」
同級生「結局それって大人がやりやすいように決められたマニュアルに私を詰め込もうって話。いつからかなー、気づいちゃったんだなー。」
同級生「だからさ、私は大人が嫌い。だから、大人が支配するこの世界が大嫌い。大人が振り回してくる、この人生が大嫌い。」
同級生「でも、どういうわけか死にたくはないんだなー。例えばここから飛び降りて、地面に頭を叩きつけられて、頭の中身をぜーんぶ吐き出したとするでしょ。」
同級生「ふふふ。そんなの、私に似合わないじゃん。私はもっと美しい方法で、この人生を終わらせたい。だから、キミをここに呼んだんだよ。」
同級生「キミさえよければ、私のことを殺してほしいんだ。これは、他の誰にも頼めないこと。キミにしか、頼めないこと。」
同級生「ナイフ、ロープ、毒物、必要になりそうなものはいくつか揃えられた。どんな方法でもいいから、私をこの世界から解き放ってよ。」
同級生「……できない?できないって、どういうこと?私のこと、殺せない?えっと、それはなんで?キミは私とそこまで仲良くないから、情なんて分からないと思ったのに。」
同級生「参ったなぁ、また振り出しか。また私は、一日多くこの世界で寿命を消費してしまうのかー。やだなー、やだなぁ。」
同級生「結局それって大人がやりやすいように決められたマニュアルに私を詰め込もうって話。いつからかなー、気づいちゃったんだなー。」
同級生「だからさ、私は大人が嫌い。だから、大人が支配するこの世界が大嫌い。大人が振り回してくる、この人生が大嫌い。」
同級生「でも、どういうわけか死にたくはないんだなー。例えばここから飛び降りて、地面に頭を叩きつけられて、頭の中身をぜーんぶ吐き出したとするでしょ。」
同級生「ふふふ。そんなの、私に似合わないじゃん。私はもっと美しい方法で、この人生を終わらせたい。だから、キミをここに呼んだんだよ。」
同級生「キミさえよければ、私のことを殺してほしいんだ。これは、他の誰にも頼めないこと。キミにしか、頼めないこと。」
同級生「ナイフ、ロープ、毒物、必要になりそうなものはいくつか揃えられた。どんな方法でもいいから、私をこの世界から解き放ってよ。」
同級生「……できない?できないって、どういうこと?私のこと、殺せない?えっと、それはなんで?キミは私とそこまで仲良くないから、情なんて分からないと思ったのに。」
同級生「参ったなぁ、また振り出しか。また私は、一日多くこの世界で寿命を消費してしまうのかー。やだなー、やだなぁ。」
8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/05/06(日) 02:52:52.211 ID:nWH5e+o00.net
同級生「でも、分からないなー。キミはどうして、私を殺せない?……ああ、もしかして罪を背負うのを恐れているの?」
同級生「それくらいはね、どうとでもなるんだー。キミも私と一緒に解き放たれれば、そこには誰の責任もなく、誰のせいでもない。」
同級生「だからもう一度だけ聞くねー。私のことを、殺してよ。私はもう嫌なんだー、もうこんなつまらない世界から、私の存在を消してあげたい。」
同級生「……困ったなー。もしかして、人選ミスったかなぁ。本当なら、もっとスムーズに殺してくれると思ってたのになー。」
同級生「ふふ。安心していいんだよ。殺してくれたら、そのアタッシュケースの中身は全部あげるから。これだけあれば、一生遊んで暮らせるよ。だから、考え直して。」
同級生「……うーん。……キミはどうして、そこまで私を拒むの?もしかして、ボクのことが嫌いー?…………えー、なんのこと?」
同級生「わ。わわわ。なになに、なにこれー!わー、綺麗な花だねぇ。これ、私にくれるの?へぇー、ありがと!大事にするよ。」
同級生「……あれあれー、どうしてそんなにハラハラしてるの?ふふ、私には分かるよぉ。キミは今、とっても緊張しているね。」
同級生「あ、もしかして…。………あー、なるほど。これが、かぁ。……………ふふ、なんか初めてかも。」
同級生「それくらいはね、どうとでもなるんだー。キミも私と一緒に解き放たれれば、そこには誰の責任もなく、誰のせいでもない。」
同級生「だからもう一度だけ聞くねー。私のことを、殺してよ。私はもう嫌なんだー、もうこんなつまらない世界から、私の存在を消してあげたい。」
同級生「……困ったなー。もしかして、人選ミスったかなぁ。本当なら、もっとスムーズに殺してくれると思ってたのになー。」
同級生「ふふ。安心していいんだよ。殺してくれたら、そのアタッシュケースの中身は全部あげるから。これだけあれば、一生遊んで暮らせるよ。だから、考え直して。」
同級生「……うーん。……キミはどうして、そこまで私を拒むの?もしかして、ボクのことが嫌いー?…………えー、なんのこと?」
同級生「わ。わわわ。なになに、なにこれー!わー、綺麗な花だねぇ。これ、私にくれるの?へぇー、ありがと!大事にするよ。」
同級生「……あれあれー、どうしてそんなにハラハラしてるの?ふふ、私には分かるよぉ。キミは今、とっても緊張しているね。」
同級生「あ、もしかして…。………あー、なるほど。これが、かぁ。……………ふふ、なんか初めてかも。」
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