花子さん「もう・・・こっちもこっちで色々大変だったんだからね！」

メリーさん「ああ、あのヨースケとかいうクソ勘違い野郎ね、一方的な愛って怖いわ～」

口裂け女「わかるわかる」

花子さん「まぁ猫ちゃんが退治してくれたみたいだけど・・・」

メリーさん「ストーカーした挙句死刑って悲惨すぎでしょ」

花子さん「いや、まだ死んだとは決まってないし・・・」

口裂け女「お化けは死なないからね」


ﾜｰﾜｰ



まな（何かトイレから騒がしい声が聞こえる気がする・・・）

メリーさん「それに他の連中もあんな小物にむざむざ捕まるなんて情けない！」

口裂け女「ベートーベンさんなんて仮面ライダーにもなったのにね」

メリーさん「曲名！運命！ジャジャジャジャーン！！！ってやつだね」

花子さん「あれはゲゲゲじゃなくてゴゴゴだね、ある意味後輩」

メリーさん「実写映画とかであんなに暴れまわった栄光を忘れたの？」

口裂け女「基本子供相手だからねぇ・・・」

花子さん「皆まさか身内から襲われるなんて思ってなかったんだよ・・・」




まな（仮面ライダー？実写？何の話？）

メリーさん「さて、本題に戻るけど、どうだった？」

花子さん「え、どうって何が？」

メリーさん「それはもちろん鬼太郎さんの・・・だよ」

花子さん「え、何？よく聞こえない」




メリーさん「だから！鬼太郎さんのナニはどうだったのかって聞いてるんだよ！」

花子さん「な///」

口裂け女「あーあ、言っちゃった」

メリーさん「さて、本題に戻るけど、どうだった？」

花子さん「え、どうって何が？」

メリーさん「それはもちろん鬼太郎さんの・・・だよ」

花子さん「え、何？よく聞こえない」




メリーさん「だから！鬼太郎さんのナニはどうだったのかって聞いてるんだよ！」

花子さん「な///」

口裂け女「あーあ、言っちゃった」

メリーさん「見たんだろ？なぁ見たんだよなぁ？一緒の湯に浸かって見てないわけないもんなぁ？」

花子さん「い、いやその・・・」

メリーさん「ほらほらいい子ぶらないで言っちゃいな！」

口裂け女「そ、そんなにイジらない方が・・・」





花子「・・・見ました」

メリーさん「キター！！！」

口裂け女「マジか」


まな（え！？鬼太郎の何を見たって？）

メリーさん「で、どうだったの？」

花子さん「い、意外とすごかった・・・」

口裂け女「おおう・・・」

メリーさん「流石幽霊族・・・」

花子さん「それは関係ないと思う・・・」

メリーさん「にしても鬼太郎さんも奥手だねぇ・・・こんなロリ美少女と混浴してんのに襲いもしないなんて」

花子さん「あの人はそういうことしないと思う・・・私もそれどころじゃなかったし」

メリーさん「なーんか腹立ってきたな・・・鬼太郎さんにイタ電かけちゃおっかな」ｽﾏﾎﾄﾘﾀﾞｼ

口裂け女「やめなさい」

花子さん「それは無理、鬼太郎さんスマホどころかガラケーも持ってないし」

メリーさん「なんと」

メリーさん「なーんて、メリーさんも時代に合わせて進化しているのだよ」

口裂け女「と言うと？」

メリーさん「今の私は電波、霊気や妖気を受信できるもの全てにメッセージを送れる！」

花子さん「つまり・・・あっ！」

メリーさん「そう・・・妖怪アンテナを持つ鬼太郎さんになら脳内に直接メッセージを送れるのだよ！」

口裂け女「なにそれこわい」

メリーさん「じゃあ早速・・・」

花子さん「ちょ、ちょっと・・・」

メリーさん「ん？ああそっか」

花子さん「ホッ・・・」

メリーさん「私たちだけじゃ面白くないから首無しライダーや貞ちゃんとかテケちゃんとかひきこさんも呼ぶか」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

花子さん「」





まな（な、何かすごいことが進行している・・・）

メリーさん「あーくそ！誰も捕まんない！！！」

口裂け女「何かあったの？」

メリーさん「首無しはブクロでシースー、貞ちゃんはレンタルビデオ屋、テケちゃんは交通調査のバイト、ひきこさんは河原のごみ拾いのボランティアだって」

口裂け女「世知辛い世の中になったもんだねぇ」

花子さん「ほ、ほら！だからやめ・・・」

メリーさん「あ、でもあの子に連絡まだ・・・」

ﾊﾞｧﾝ!





闇子「花子おおおおおおおおお！！！！！」

メリーさん「あ、来た」

花子さん「闇ちゃん・・・どうしたの？

闇子さん「花子！あんた鬼太郎にストーキングされてナニを見せつけられたんだって！？」

メリー「うん、物凄く曲解して伝わってるね」

花子「ち、違うの・・・鬼太郎さんとは別に・・・」

口裂け女「でも一緒の風呂には入ったのよね？」

闇子さん「ぬわんですってえええええええええ！！！！！」

闇子さん「あのクソガキイイイイイイイ！！！！！クールな顔してやってくれんじゃないのよおおおおおおお！！！！！」

花子さん「や、闇ちゃん落ち着いてってば・・・」

闇子さん「あのナニで花子をどうキズモノにしたのかしら？」

花子さん「だからされてないってば・・・そんな大声でナニとか言わないで・・・」

メリーさん「いや、鬼太郎なら問題ないっしょ、　　　なんて妖怪いるんだし」

口裂け女「あれは攻めすぎよねぇ・・・」

花子さん「でも嬉しいな、闇ちゃんがそんなに心配してくれるなんて」

闇子さん「ば、バカ言ってんじゃないわよ・・・あんたは私のライバルなんだから！」

闇子さん「あんたを辱めるのは私だけなんだから、勘違いしないでよね！」

闇子さん「決して心配してるとかそんなんじゃないから！」

花子さん「フフッ」

メリーさん（ツンデレ乙）

口裂け女（ツンデレだぁ・・・）

闇子さん「それはさておき、花子のロリボディを凝視した鬼太郎には仕返ししないとね」

花子さん「それはやるんだ・・・」

メリーさん「そこでですぜ旦那」

闇子さん「ん？」

メリーさん「私の力で鬼太郎さんにイタ電かけようと思うんだけど・・・」

闇子さん「面白そうね・・・乗った！」

メリーさん「ウフフフフ・・・」

闇子さん「アーハハハハハハッハ！！！」

花子（誰か止めて・・・）

～トイレの外～

まな（ど、どうしよう・・・とにかく猫姉さんに連絡を・・・）ｽﾏﾎﾄﾘﾀﾞｼ

猫娘「私がなんだって？」

まな「あ、猫姉さん！どうして・・・」

猫娘「鬼太郎の所に地獄からのお客さんがきて居づらかったか暇つぶしにアンタの所に来たのよ」

まな「そうなんだ・・・」

猫娘「さて次は・・・」ｶﾞッ

ｶﾞﾗッ

メリーさん「あ」

口裂け女「あ」

闇子さん「げっ」

花子さん「あ、猫ちゃん」

メリーさん・口裂け女「猫姉さんちーっす！！！」ﾍﾟｺ

闇子さん「けっ」

猫娘「なにやってんのアンタ達」

まな（猫姉さんのコミュニティってどうなってるの・・・？）

猫娘「とりあえず今の鬼太郎にちょっかい出すのはやめておいた方がいいわよ」

闇子さん「何でよ」

猫娘「いまちょっと厄介な客が来ててね・・・」

まな「ああ地獄の何とかって奴？」

猫娘「そう・・・閻魔大王の補佐官と、復讐の代行人よ」

花子さん「それって・・・」

～ゲゲゲハウス～

鬼灯「これ、お土産の金魚草です」

目玉の親父「おお、これはわざわざすみませんな」

鬼太郎「お2人とも、この間の幽霊電車ではご協力ありがとうございました」

閻魔あい「いいのよ、暇だったから」

鬼太郎「あなたは最近後輩できましたもんね」

あい「あなたは、先代5人からのプレッシャーとかないの？」

鬼太郎「いえ特には」

～トイレ～

まな「鬼太郎も大変だね」

猫娘「あの2人には幽霊電車で協力してもらったしね」

まな「幽霊電車？」

猫娘「あ、こっちの話よ？」

猫娘（あの時の鬼太郎知ったらまな引きそうだし・・・）

メリーさん「あ～あ・・・それなら私らも妖怪温泉でさっぱりしにいこっかな」

口裂け女「それいいね」

闇子さん「ま、まぁ悪くないわね」

花子さん「私はこの間行ったけど、皆と一緒なら・・・」

まな（私は行けない・・・）ｼｭﾝ

猫娘「・・・・・」

猫娘「まな、これから夏だし、皆で海に行く機会もあるかもしれないわね」

まな「いいね！そしたら猫姉さん一緒に水着買いに行こ！」

猫娘「ええ、いいわよ」


メリーさん「水着回・・・また視聴者サービスをに走る気ね」

花子さん「そんなんじゃないと思うけど・・・」


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ･･･


メリーさん『もしもし、フジテレビさん？私メリーさん』

メリーさん『今、鬼太郎への出演交渉したいんだけど・・・』

～おわり～