1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/06/08(金) 02:36:34.942 ID:qeTsA0030.net
花屋さん「それは、なんと言えばよいのか……。こんな平和な街で、そんな酷いことが起きるなんて…。」

花屋さん「心中、お察しします。大切な方が傷ついて…………さぞ悲しまれたことでしょう。」

花屋さん「……あの……。部外者の私がこんなことを、言うのもヘンですけど……お元気に、なさってくださいね。」

花屋さん「幸い、命に別状はないのでしょう?それなら、○○さんが元気づけてあげなくてはいけませんよ。」

花屋さん「きっと斬られた痕が疼いて痛くて、苦しくて、心細くて……○○さんのこと、頼りにしてらっしゃると思いますから…。」

花屋さん「そんなとき、きっと彼女を支えてあげられるのは○○さんだけだと思うから…。だから、○○さんがまず元気にならなくては、いけませんよ。」

花屋さん「……ふふふ。まだちょっと、笑顔がぎこちないけれど、うん……ひとまず合格ですっ。」

花屋さん「○○さんが頑張ったなら、今度は私の番ですね。お花、どのようにお引き受けしましょうか。今日はサービスしますよっ。」

花屋さん「ふふ、いいんですいいんです。○○さんは常連さんですからね。それに事が事ですから、私も○○さんの力になりたいんです。」

花屋さん「……おまかせ、ですか。…………本当に、いいんですか?」

花屋さん「……そう、ですか。…………では、少々、お待ちくださいね。」

10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/06/08(金) 02:46:52.936 ID:qeTsA0030.net
花屋さん「……はいっ、できましたっ。私なりに、固くなりすぎないように見繕ってみました!」

花屋さん「アーティチョークを中央に置いて存在感を出しつつ、オレンジのユリで明るい感じにしてみました!」

花屋さん「……ああ、これですか?これはオトギリソウという花です。小さくてかわいいでしょう?ふふっ。」

花屋さん「全体的に明るくしてみましたけど……どうでしょうか…?やっぱり、お見舞いですしもうちょっと落ち着かせたほうが……?」

花屋さん「わぁ…!そっ、そうですか。ふふ、分かりましたっ。では、お包みいたしますね。」

花屋さん「……彼女さん…………気に入ってくれればいいけど……。」

花屋さん「……はい、どうぞ。……代金は結構ですよ。いつもお世話になってるじゃないですか。さっきも言ったでしょう?力になりたい、って。……ね?」

花屋さん「ほんと……いつでも頼っていいんですからね。」

花屋さん「……んー……じゃあ、そうですね…。……またなにかあったら、当店でお買い求めください!それだけで私は、充分ですよ。」

花屋さん「……ええ、それじゃあ。道中、お気をつけてくださいね。あと、恋人さんにもよろしくお伝えください。」

花屋さん「はい、またお越しくださいね。」

引用元: 花屋さん(♀)「そうですか、お付き合いしてる方が事件に…。」