何をよろしくなのか

貴方は何をよろしくなのかと言いました。

義妹は貴方の問いにムッとした顔をして黙ります。

母親「これから兄妹になるんだし、仲良くしてねって事よね？」

一緒にいた母親がフォローに入りました。

義妹は不機嫌になったのか、貴方を無視して家にあがります。

そこで貴方は>>6の行動を選択しました。

全裸

貴方は全裸になりました。

義妹は貴方を振り返り、全裸になる所を目撃します。

義妹「え」

義妹は驚いて動きを止めます。

母親は義妹の様子を見て気を取り直し、貴方を叱ります。

母親「兄くん！　女の子の前で何を考えてるの！　今すぐ服を着なさい！」

母親は貴方に服を着るように言います。

そこで貴方は>>10の行動を選択しました。

パンツだけはいてチャック全開で家の案内

貴方はパンツを履きました。

貴方はその姿のまま家を案内します。

母親「……」

母親は貴方の姿を見て、表情を険しくします。

義妹「ひっ」

義妹は貴方のパンツの隙間から見える物に悲鳴をあげました。

服を着ようとしない貴方に、母親はついに切れました。

母親「兄くん、いい加減にしなさい！！」

母親の怒鳴り声に貴方の父が駆け付けます。

父「どうしたんだ！　……おい兄、お前その恰好は何だ！　ふざけてるのか！！」

父親は容赦なく貴方を殴り飛ばします。

貴方は壁に頭をぶつけ、痛みに顔を顰めました。

そこで貴方は>>13の行動を選択しました。

死んだ

貴方は死にました。

貴方の意識は遠のき、身体は微動だにしなくなります。

父「おい、いつまでそうしてるつもりだ！　それで許されると思ってるのか！」

父親は貴方を更に叱りつけますが、貴方の様子がおかしい事に気付きます。

父「おい。どうした、お前まさか本当に……しっかりしろ、兄！　大丈夫か！？」

父は貴方を必死に揺り起こしますが、貴方が目覚める事はありませんでした。

その後、警察と救急が貴方の家に駆け付け、父親は事情聴取を受けました。

父親は過失致死により裁判を受けましたが、事件性もなく執行猶予になります。

貴方の死は当初こそ暗い影を落としましたが、やがて父と義妹は打ち解けました。

貴方のいない家庭には家族の絆が芽生え、末永く幸せに暮らしました。

貴方は父親の再婚で兄になります。

貴方の家に義妹とその母親が引っ越してきました。

義妹「よろしくお願いします」

義妹は貴方に距離を感じているのか、他人行儀です。

そこで貴方は>>17の行動を選択しました。

トランプに誘う

貴方はトランプに誘いました。

義妹は貴方から一歩遠ざかり、助けを求めるように母親を見ます。

母親「ほら、お兄ちゃんと一緒に遊んできなさい？」

母親は義妹の背中を押しました。

義妹「……はい」

貴方は義妹を連れてリビングに行き、神経衰弱を始めます。

義妹「……これと、これ」

ゲームが始まると、義妹は真剣な表情でトランプと睨み合います。

義妹は意外に熱中しやすいタイプのようです。

ですが貴方は自分からトランプに誘うだけあり、義妹よりもやや多く札を取っています。

義妹「うぅ……」

義妹はやや苛々とした唸り声を小さくあげます。

そこで貴方は>>24の行動を選択しました。

ボロ勝ち

貴方はボロ勝ちしました。

貴方は全力で勝利に向かい、圧倒的な差で勝利します。

義妹「……」

義妹は唇を噛み、貴方の抱える多くの札を見つめます。

義妹「……絶対ズルした」

義妹は貴方をキッと睨むと、手を差し出します。

義妹「もう１回っ！！　今度は私が配るから貸して！」

義妹は貴方からトランプを受け取ると何度も切り、慎重に並べます。

義妹「これで絶対に負けないもん」

義妹はまたトランプと睨み合い始めます。

そこで貴方は>>27の行動を選択しました。

義妹の得意なことを聞く

貴方は義妹の得意な事を聞きました。

義妹はトランプから視線を外さずに答えます。

義妹「……マラソン」

義妹は呟くように言います。

義妹「校内１０位だった。……忘れちゃうから話しかけないで」

義妹はブツブツとトランプの場所を呟きます。

貴方は義妹との交流が少しだけ進展した事を感じます。

義妹「あれ、これが１０で、あれは……ええと……」

義妹は既にカードの場所を忘れ始めているようです。

貴方が本気を出せば、また義妹に勝つ事は簡単でしょう。

そこで貴方は>>30の行動を選択しました。

圧勝＆ドヤ顔

貴方は圧勝＆ドヤ顔を決めました。

貴方のドヤ顔を前にした義妹はブルブルと震えます。

義妹「ズルした！　ズルした！　絶対ズルしたぁ！」

義妹は泣きながら貴方に連呼します。

義妹「私負けてない！　全然悔しくない！　バーカ！」

義妹は貴方から逃げると、様子を見に来た母親に抱き着きます。

貴方は母親に苦笑いを向けると、察した母親は義妹を慰めました。

母親「あらあら、困った子ね。……ごめんなさいね、兄くん。この子負けず嫌いなの」

義妹は貴方を涙目で睨みつつ、母親と一緒にリビングを出て行きます。

へそを曲げた義妹は部屋に閉じこもり、貴方達は顔を合わせずに一日を終えます。

翌朝、いつもより早く目覚めた貴方は、誰かが外に出る物音を聞きます。

そこで貴方は>>33の行動を選択しました。

日課のジョギング

貴方は日課のジョギングに出かけました。

貴方は手早く身支度すると、いつものコースを走ります。

朝の冷めた風が貴方の眠気をすぐに覚ましてくれました。

しばらくすると、貴方は女の子が自分の先を走っている事に気付きます。

こんな早朝に珍しいと思いつつ、貴方と女の子の距離は縮まります。

そこで貴方は>>41の行動を選択しました。

追い抜く

貴方は追い抜きました。

貴方はどうせ追い抜く事になるのだからと、顔も見ずに女の子を追い抜きます。

「え」

貴方の背後で女の子の声がします。

貴方は自分のペースを維持したまま、淡々と先に進みます。

すると背後から足音が貴方に近づいてきます。

どうやら先ほどの女の子が貴方を追いかけているようです。

そこで貴方は>>47の行動を選択しました。

笑いながら本気で引き離す

貴方は笑いながら本気で引き離しました。

貴方の高笑いが早朝の空に響き渡ります。

貴方は心地よい汗を流し、家の前に着くと柔軟を始めます。

貴方が筋肉をほぐし終える頃になり、息を切らせた義妹が走って現れます。

義妹「はぁ……はぁ……はぁ……」

義妹は貴方に何か言おうとしますが、息が足りずに言葉になりません。

義妹の頬を汗が伝い、ぽたぽたと汗の水滴が地面に落ちます。

そこで貴方は>>52の行動を選択しました。

おまえかわいいな

貴方はおまえかわいいなと義妹に言いました。

義妹はぴくりと震え、無理やりに息を吸い込みます。

義妹「バカにするな、バカぁ！」

義妹は貴方に怒鳴ると、さっさと家に入ります。

貴方の言葉は義妹のプライドを傷付けたようです。

貴方は柔軟を終え、家に入ろうとします。

ですが扉は鍵が閉まっています。

貴方は鍵を開けましたが、更にチェーンが掛けられています。

貴方は窓から家に帰る事になりました。

義妹「……」

朝食の時間になり、貴方達は両親と共に食卓に着きます。

義妹は何事もなかったかのように貴方を無視しています。

そこで貴方は>>57の行動を選択しました。

妹をべた褒め

貴方は妹をべた褒めしました。

貴方は爽やかな笑顔で妹の長所を次々に挙げ続けます。

貴方の父は貴方の態度に違和感を覚えつつも、口は挟まずにいます。

母親「ほら、お兄ちゃんが褒めてくれてるわよ？」

母親は面白がっているのか、義妹の返事を促しました。

義妹「う……うぅ……！」

義妹は頬を赤く染め、貴方に怒りの眼差しを向けます。

義妹「ごちそうさま！！」

義妹は飲み込むように朝食を食べると、怒鳴るように言いました。

バタバタと足音を立てて、制服姿の義妹は家を出ました。

父「……そういう態度はあまり感心しないぞ」

母親「私は仲が良くていいと思うわよ？」

両親はそれぞれに貴方に言うと仕事に向かいます。

そこで貴方は>>63の行動を選択しました。

さっさと支度して玄関で義妹を待ち伏せ

貴方は支度を済ませて義妹を待ち伏せしました。

義妹は貴方の姿に気付き、足を止めます。

義妹「……」

義妹はムッとした表情になり、貴方の横を通り過ぎました。

貴方は義妹の後ろを付かず離れずで歩きます。

義妹はまた足を止め、振り返って貴方に言います。

義妹「付いて来ないでください。貴方みたいな人はストーカーって言うんです、警察呼びますよ」

義妹は貴方にそう言いました。

そこで貴方は>>66の行動を選択しました。

お姫様抱っこで登校

貴方はお姫様抱っこで登校しました。

貴方は義妹を抱き上げると、ジョギングで鍛えた脚力ですいすいと歩きます。

義妹「な、何してるんですか！　変態、おろして！　この人痴漢です、変質者です！」

義妹は顔を真っ赤にして貴方に抗議しますが、貴方は気にせずに学校へ向かいます。

登校中の生徒達が貴方達を見てひそひそと噂をしています。

義妹「いやぁぁ！　違うの、この人が勝手にしてるのっ！」

貴方は暴れる義妹を無事校門まで送り届けました。

地面に降り立った義妹は貴方を見ると、張り裂けんばかりに怒鳴りました。

義妹「死んじゃえ、バカー！！」

義妹は貴方を残して学校の玄関に駆け込みます。

一人取り残された貴方に生徒達の視線を浴びています。

そこで貴方は>>74の行動を選択しました。

あいつ俺の婚約者なんだぜ！

貴方はあいつ俺の婚約者なんだぜと言いました。

義妹は全力で駆け戻り、問答無用で貴方を鞄で殴ります。

更に貴方を鞄で殴り、また鞄で殴り、もう一度鞄で殴りました。

義妹「……死ねっ！！」

義妹はまた走り去り、校舎の中に消えました。

そこで貴方は>>78の行動を選択しました。

とりあえず教室へ

貴方は教室に行きました。

貴方が教室に入ると、同級生達が貴方に話しかけます。

友「お前、あれは犯罪だぞ……」

貴方の奇行を目撃していたらしい友達が貴方に言います。

女「大丈夫だよ、兄くん。みんな兄くんの事は前から変質者だと思ってるから」

女が貴方に慰めになっていない言葉を掛けます。

貴方はあれが義理の妹である事を説明しました。

女「兄くん、それは被害者が赤の他人から妹になっただけで変質者な事は何も変わってないよ」

女は貴方を諭すように言いました。

そこで貴方は>>82の行動を選択しました。

泣く

貴方は泣きました。

周囲の人間が誰も貴方を信用してくれない事に貴方は深く傷付きました。

女「好きなだけ泣くといいさ。大丈夫、牢の中でたっぷり悔い改めなさい」

女は貴方の背中を撫でて言います。

友「俺達もお前が帰ってくるのを待っててやるからな」

友達が貴方の肩を叩きます。

そして貴方の背後には、貴方の奇行の報告を受けた担任教師が立っています。

貴方は指導室に連行され、事情を説明する羽目になりました。

それから貴方はいつもの学校生活を過ごし、放課後を迎えます。

そこで貴方は>>86の行動を選択しました。

妹を迎えにいく

貴方は義妹を迎えに行きました。

貴方は担任から聞き出していた義妹の教室に向かい、義妹を待ち伏せします。

義妹「……」

義妹はまだ友達がいないのか、一人で教室を出てきます。

義妹はまだ貴方には気付いていないようです。

そこで貴方は>>92の行動を選択しました。

逃げる

貴方は逃げました。

今朝の義妹の怒りようを思い出した貴方は、そっとその場を後にしました。

賢い貴方は時には逃げる事が必要だと知っていたのです。

ふと貴方は気配を感じ、背後を振り返ります。

義妹「……」

義妹は貴方を睨み、早歩きで貴方の後を追っています。

その拳は硬く握られ、貴方を歓迎するつもりではない事だけは明白です。

そこで貴方は>>96の行動を選択しました。

とりあえず煽りながらギリギリ追いつけない速度で帰宅

貴方は義妹を煽りながら帰宅しました。

貴方は自慢の脚力を活かし、スキップや後ろ歩きを織り交ぜながら帰宅します。

義妹「このっ！」

義妹は鞄を振り回しますが、貴方は華麗にそれを回避します。

貴方は義妹の攻撃を一度も食らわずに無事家に辿り着きました。

義妹「うぅぅぅ！！　バカ、アホ、変態！！」

義妹は貴方を涙目で睨み、自分の部屋に駆け込みました。

貴方は圧倒的な勝利の余韻に浸ります。

そこで貴方は>>100の行動を選択しました。

ドアの前で煽り続ける

貴方はドアの前で煽り続けました。

貴方は返事のない義妹に延々とドア越しの煽りを続けます。

義妹「うりゃあああ！」

不意にドアが開き、貴方はいきなり飛び出してきた義妹の飛び蹴りを食らいます。

義妹の全力の一撃に貴方は悶え苦しみました。

義妹「天罰！」

更に義妹は悶え苦しむ貴方の顔面にローキックを入れ、満足げにガッツポーズを決めます。

義妹は部屋に戻り、後にはズタボロの貴方だけが残されました。

夜になり、貴方達は四人で食卓を囲みます。

妹は相変わらず何事もなかったかのように貴方を無視しています。

そこで貴方は>>110の行動を選択しました。

おかずをお裾分け

貴方はおかずをお裾分けしました。

義妹は貴方の渡したおかずを眺め、貴方に視線を向けます。

義妹「はあ」

義妹はしばらく冷たい視線を向けた後、おかずを食べました。

ここに貴方と義妹の和平条約が締結されたのです。

義妹「ごちそうさま」

義妹は食器を片付けると、お風呂に向かったようです。

そこで貴方は>>118の行動を選択しました。

風呂から出るまでリビングでテレビでも見て時間潰す

貴方はテレビを見て時間を潰しました。

貴方がクイズ番組を眺めていると、リビングの扉が開きます。

義妹「お風呂、空いたので」

義妹はバスタオルで髪を拭きつつそう言います。

濡れた髪のせいか、やや大人びて見える義妹の横を貴方は通り過ぎます。

義妹「あの」

義妹は貴方を呼び止めます。

義妹「変な事するの、やめてください。私、普通の学校生活がしたいんです」

義妹は貴方にそう言いました。

そこで貴方は>>127の行動を選択しました。

悲しそうな顔で迷惑だったか…と言う

貴方は迷惑だったかと悲しそうに言いました。

義妹は複雑な表情で貴方に言います。

義妹「かなり迷惑でした」

義妹はハッキリと言います。

貴方の言動はもはや悲しそうな表情程度で誤魔化せる枠を超えていました。

義妹「でも、私もあなたを蹴ったのであおいこにします」

義妹は反省しているのか、やや申し訳なさそうに言いました。

義妹「だから、もうああいう事はしないって約束してくれるなら、仲良くしてもいいです」

義妹は気恥ずかしそうに貴方に言います。

そこで貴方は>>136の行動を選択しました。

普通の兄妹になりたいんだ、ダメかな？

貴方は普通の兄妹になりたいと言いました。

義妹は不思議そうに首を傾げます。

義妹「普通の兄妹、ですか？　……私、一人っ子だからよくわからないです」

義妹はやや寂しそうに言います。

貴方は自分を指差して、もう一人っ子ではないと伝えます。

義妹「あ……そうでした」

義妹は小さく笑います。

貴方は、普通の兄妹は敬語では話さないと義妹に伝えます。

義妹「はい、じゃなくて……うん、わかった」

義妹は素直な笑顔で、貴方にそう肯きました。

貴方と義妹はこうして兄妹の第一歩を踏み出したのでした。

大変楽しいのですが、睡魔には勝てないのです。おやすみなさい