1: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:37:55 ID:???Sd
璃奈「今日1日だけだけどね」
栞子「あはは、璃奈さんもそういう冗談言うんですね」
璃奈「はい、笑った」
ランジュ「ラァァァァァ!?」ドンガラガッシャーン!
栞子「な、ランジュ!?」
ランジュ「空き缶を踏んで窓ガラスに激突しただけよ…大丈夫」ゴボッ
栞子「いや、血だらけじゃないですか!保健室に行きますよ!」
ランジュ「悪いわね…ガハッ」
栞子「あはは、璃奈さんもそういう冗談言うんですね」
璃奈「はい、笑った」
ランジュ「ラァァァァァ!?」ドンガラガッシャーン!
栞子「な、ランジュ!?」
ランジュ「空き缶を踏んで窓ガラスに激突しただけよ…大丈夫」ゴボッ
栞子「いや、血だらけじゃないですか!保健室に行きますよ!」
ランジュ「悪いわね…ガハッ」
2: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:38:18 ID:???Sd
保険室
栞子「大丈夫ですか…?」
ランジュ「私とした事が不覚だったわね。ありがとう」
栞子「(まさか本当に…)」
栞子「ち、ちょっと席を外します!」ダッ
ランジュ「ラ?」
部室
栞子「璃奈さん!」ガララ
璃奈「栞子ちゃん」
栞子「あの話本当なんですか!?」
璃奈「うん。知り合いの占い師さんが言ってたんだ」
栞子「なら今日は気をつけないといけませんね…」
栞子「大丈夫ですか…?」
ランジュ「私とした事が不覚だったわね。ありがとう」
栞子「(まさか本当に…)」
栞子「ち、ちょっと席を外します!」ダッ
ランジュ「ラ?」
部室
栞子「璃奈さん!」ガララ
璃奈「栞子ちゃん」
栞子「あの話本当なんですか!?」
璃奈「うん。知り合いの占い師さんが言ってたんだ」
栞子「なら今日は気をつけないといけませんね…」
3: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:38:34 ID:???Sd
璃奈「…」
璃奈「あはっ…あはっ…」
栞子「璃奈さん?」
璃奈「あーはっはっはっはっ!!!!!!」
栞子「!?」
璃奈「く、クケケケケケ。22点でニャンニャン、キャワイイジャンwwwブヘヘヘヘwwww」
普段表情の変化がない璃奈が別人のように顔を歪ませて笑っている。
その事実に栞子の表情筋は耐えられなかった。
栞子「ぷふっ」
璃奈「はい笑った」
ランジュ「ラァアアアアアアアア!!!」ドンガラガッシャーン!
栞子「ランジューーーー!!!」ダッ
璃奈「あはっ…あはっ…」
栞子「璃奈さん?」
璃奈「あーはっはっはっはっ!!!!!!」
栞子「!?」
璃奈「く、クケケケケケ。22点でニャンニャン、キャワイイジャンwwwブヘヘヘヘwwww」
普段表情の変化がない璃奈が別人のように顔を歪ませて笑っている。
その事実に栞子の表情筋は耐えられなかった。
栞子「ぷふっ」
璃奈「はい笑った」
ランジュ「ラァアアアアアアアア!!!」ドンガラガッシャーン!
栞子「ランジューーーー!!!」ダッ
4: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:38:52 ID:???Sd
保険室
栞子「ランジュ!!」
ランジュ「あ…がはぁ…」
ランジュ「急にランジュの狂ったファン達が押し寄せてきてパイを投げてきたのよ」ベチャア
ランジュ「美味しいわねこれ」パクパク
栞子「(このままではランジュが死んでしまうかもしれない。今日は笑わないようにしないと)」
璃奈「なんか大きい音したけど大丈夫?」ヒョコ
栞子「(くっ…天王寺!)」
ランジュ「あら璃奈。お見舞いに来てくれてありがとう」
璃奈「うわ、ランジュちゃんボロボロだ…看病してあげるね」ヨシヨシ
ランジュ「きゃあ!ありがとう!!」
栞子「(違うランジュ、そいつは敵です!!)」
栞子「(けどそんな事言えるはずもない…)」
栞子「ランジュ!!」
ランジュ「あ…がはぁ…」
ランジュ「急にランジュの狂ったファン達が押し寄せてきてパイを投げてきたのよ」ベチャア
ランジュ「美味しいわねこれ」パクパク
栞子「(このままではランジュが死んでしまうかもしれない。今日は笑わないようにしないと)」
璃奈「なんか大きい音したけど大丈夫?」ヒョコ
栞子「(くっ…天王寺!)」
ランジュ「あら璃奈。お見舞いに来てくれてありがとう」
璃奈「うわ、ランジュちゃんボロボロだ…看病してあげるね」ヨシヨシ
ランジュ「きゃあ!ありがとう!!」
栞子「(違うランジュ、そいつは敵です!!)」
栞子「(けどそんな事言えるはずもない…)」
5: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:39:15 ID:???Sd
璃奈「ランジュさんが元気が出るように芸をやるね」
栞子「なにぃっ!?」
ランジュ「わざわざ私のために…嬉しいわ!」
璃奈「じゃあ行くね」
栞子「やめろぉ!!」
ランジュ「な、何で止めるのよ」
璃奈「ちょー!許さん!、待ってってば!、愛の参観」
ランジュ「??」
栞子「(こ、これは…!?)」
璃奈「ちくしょーめ!◯っぱいぷるんぷるん!」
栞子「(総統閣下の空耳語録!なんてマニアックな…)ぶふっ」
栞子(しまった!!)」
栞子「なにぃっ!?」
ランジュ「わざわざ私のために…嬉しいわ!」
璃奈「じゃあ行くね」
栞子「やめろぉ!!」
ランジュ「な、何で止めるのよ」
璃奈「ちょー!許さん!、待ってってば!、愛の参観」
ランジュ「??」
栞子「(こ、これは…!?)」
璃奈「ちくしょーめ!◯っぱいぷるんぷるん!」
栞子「(総統閣下の空耳語録!なんてマニアックな…)ぶふっ」
栞子(しまった!!)」
6: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 18:39:38 ID:???Sd
ランジュ「よく分からなかったけど栞子が楽しいならランジュも楽しいわ!」
璃奈「あ、ランジュさん。肩にオオクワガタが乗ってる」
ランジュ「クワガタ?」
ランジュ「いだだだだだだ!!!!」
栞子「オオクワガタがランジュのほっぺを挟んでいる!!」
栞子「離れなさい!」グイグイ
ランジュ「痛い痛い!!!」
栞子「中々取れない…!」
オオクワガタ「…」ブゥゥゥン
ランジュ「飛んでくれたわ…」
ランジュ「戻ってきたわ!?」
ランジュ「ラァアアアアアアアア!!!???」
璃奈「うわ、今度はランジュさんの鼻を挟み始めた」
栞子「」
璃奈「体張る芸能人みたいになってる…」
ランジュ「いたーい!!!!」
璃奈「あ、ランジュさん。肩にオオクワガタが乗ってる」
ランジュ「クワガタ?」
ランジュ「いだだだだだだ!!!!」
栞子「オオクワガタがランジュのほっぺを挟んでいる!!」
栞子「離れなさい!」グイグイ
ランジュ「痛い痛い!!!」
栞子「中々取れない…!」
オオクワガタ「…」ブゥゥゥン
ランジュ「飛んでくれたわ…」
ランジュ「戻ってきたわ!?」
ランジュ「ラァアアアアアアアア!!!???」
璃奈「うわ、今度はランジュさんの鼻を挟み始めた」
栞子「」
璃奈「体張る芸能人みたいになってる…」
ランジュ「いたーい!!!!」
11: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 23:39:37 ID:???
10分後
ランジュ「はぁ…はぁ…」
栞子「ぜぇ…ぜぇ…」
璃奈「お疲れ、ポカリいるか?」ポンポン
栞子「笑わせようとしないでください…」
璃奈「ごめんちゃい」
栞子「」ブチ
栞子「はぁ…それで治す手段はないんですか?」
璃奈「じゃあその占い師のところへ行こうか」
栞子「えぇ、案内してください!」
~道中~
果林「果林がかりんとうを食べる」モグモグ
侑「ぎゃははははは!!!」
栞子「ふふっ……はっ!?」
璃奈「……」
・
・
・
しずく「助けてぇ!!!リボンに襲われてます!!!!」
栞子「ぷ、ぷぷぷ」
璃奈「しずくちゃんが自分の身長より大きいクソデカリボンに下敷きになってる……」
ランジュ「はぁ…はぁ…」
栞子「ぜぇ…ぜぇ…」
璃奈「お疲れ、ポカリいるか?」ポンポン
栞子「笑わせようとしないでください…」
璃奈「ごめんちゃい」
栞子「」ブチ
栞子「はぁ…それで治す手段はないんですか?」
璃奈「じゃあその占い師のところへ行こうか」
栞子「えぇ、案内してください!」
~道中~
果林「果林がかりんとうを食べる」モグモグ
侑「ぎゃははははは!!!」
栞子「ふふっ……はっ!?」
璃奈「……」
・
・
・
しずく「助けてぇ!!!リボンに襲われてます!!!!」
栞子「ぷ、ぷぷぷ」
璃奈「しずくちゃんが自分の身長より大きいクソデカリボンに下敷きになってる……」
12: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/15(水) 23:44:43 ID:???
~東條占いの館~
栞子「ハァハァ……なぜ今日に限ってこんなに皆笑わせてくるのですか」
希「おう、璃奈ちゃん。どないしたん?」
璃奈「例の呪いの解き方を聞きにきた」
栞子「教えてください!」
希「けどなぁ……腹が減ってなぁ……」
希「糖分が足りんで手が動かへんねん。あ~……どっかの誰かがどら焼きでも奢ってくれたらなぁ……」チラチラ
璃奈「こいつ」
栞子「あ、私持っていましたよ。どうぞ邪心庵のどら焼きです」
希「おお!おおきに」
璃奈「どうして持ち歩いてるの?」
希「モグモフ……水晶よランジュの不幸を取り除く方法を教えたまえ!!」
ピカァァァァァァァァァ!!!
栞子「水晶が光った!!」
璃奈「水晶に顔が浮かび上がって来た」
希「こ、これは……!?」
「ዖ⦇d_ò_ヮ_óリየ ♡ᶘイ^⇁^ナ川」
璃奈「栞子ちゃんとランジュちゃんがキスしてる」
栞子「いや、なんでですか!?」
栞子「ハァハァ……なぜ今日に限ってこんなに皆笑わせてくるのですか」
希「おう、璃奈ちゃん。どないしたん?」
璃奈「例の呪いの解き方を聞きにきた」
栞子「教えてください!」
希「けどなぁ……腹が減ってなぁ……」
希「糖分が足りんで手が動かへんねん。あ~……どっかの誰かがどら焼きでも奢ってくれたらなぁ……」チラチラ
璃奈「こいつ」
栞子「あ、私持っていましたよ。どうぞ邪心庵のどら焼きです」
希「おお!おおきに」
璃奈「どうして持ち歩いてるの?」
希「モグモフ……水晶よランジュの不幸を取り除く方法を教えたまえ!!」
ピカァァァァァァァァァ!!!
栞子「水晶が光った!!」
璃奈「水晶に顔が浮かび上がって来た」
希「こ、これは……!?」
「ዖ⦇d_ò_ヮ_óリየ ♡ᶘイ^⇁^ナ川」
璃奈「栞子ちゃんとランジュちゃんがキスしてる」
栞子「いや、なんでですか!?」
13: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/16(木) 10:20:26 ID:???00
希「なるほどな、呪いを解く鍵は2人のキスか」
栞子「おかしいですよこんなの!やり直してください!!」
璃奈「答えは見つかった」
栞子「璃奈さん!」
希「じゃあ今日は閉店やから。またね」
栞子「ちょっとぉぉぉぉ!!!!!!」
~保健室~
ランジュ「2人、とも……ーオ、ガエリ…………」ポタポタ
璃奈「うわ……」
栞子「ランジュぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
ランジュ「心配いらないわよ。ちょっと欠陥工事で天井が崩れた上にせつ菜の手料理でお腹を壊しただけだから」
璃奈「何も大丈夫じゃない」
栞子「う、く………!!」
ランジュ「栞子?」
璃奈「迷ってる暇はない。今すぐ実行すべき」
栞子「わかってます!!!」
ランジュ「実行?」
栞子「おかしいですよこんなの!やり直してください!!」
璃奈「答えは見つかった」
栞子「璃奈さん!」
希「じゃあ今日は閉店やから。またね」
栞子「ちょっとぉぉぉぉ!!!!!!」
~保健室~
ランジュ「2人、とも……ーオ、ガエリ…………」ポタポタ
璃奈「うわ……」
栞子「ランジュぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
ランジュ「心配いらないわよ。ちょっと欠陥工事で天井が崩れた上にせつ菜の手料理でお腹を壊しただけだから」
璃奈「何も大丈夫じゃない」
栞子「う、く………!!」
ランジュ「栞子?」
璃奈「迷ってる暇はない。今すぐ実行すべき」
栞子「わかってます!!!」
ランジュ「実行?」
14: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/16(木) 10:25:10 ID:???00
栞子「フゥフゥ~~~!!大人しくしててください………」
栞子「フッフッ」
ランジュ「な、なに?口を突き出して近づいて来て……」
栞子「チュウするんですよ」
ランジュ「チュウ!?キスするって事!?」
栞子「黙ってされなさい。あなたの為ですから」
ランジュ「意味が分からないわ!」
栞子「チュポチュポ………」ジリジリ
璃奈「」
ランジュ「き、気持ち悪い!近づかないで!!」
栞子「なっ……もういいです。無理やりしちゃいますから!」ガバッ!!
ランジュ「きゃあああああああ!!!!!!」
ぶちゅ、じゅるるるるる、ちゅ、ぢゅる……。
璃奈「うーん……」
栞子「フッフッ」
ランジュ「な、なに?口を突き出して近づいて来て……」
栞子「チュウするんですよ」
ランジュ「チュウ!?キスするって事!?」
栞子「黙ってされなさい。あなたの為ですから」
ランジュ「意味が分からないわ!」
栞子「チュポチュポ………」ジリジリ
璃奈「」
ランジュ「き、気持ち悪い!近づかないで!!」
栞子「なっ……もういいです。無理やりしちゃいますから!」ガバッ!!
ランジュ「きゃあああああああ!!!!!!」
ぶちゅ、じゅるるるるる、ちゅ、ぢゅる……。
璃奈「うーん……」
16: 名無しで叶える物語◆Ar2UvHKC★ 2025/01/16(木) 11:41:24 ID:???Sd
~後日~
璃奈「希さん」
希「璃奈ちゃん、どうしたん?」
璃奈「これ報酬」ドン
100万円
希「おおきに。どうやった?」
希「ランしお実現のためにかけたウチの呪いは?」
璃奈「うーん……なんか栞子ちゃんのキスがグロすぎてあまり尊くなかったかな」
希「そうか……」
璃奈「ランしお計画は失敗した。けど次の作戦は考えてあるよ」
希「次のカップリングは?」
璃奈「理事長✖️かすみちゃん」
終わり
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