1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 02:43:32.436 ID:8Qvq/3ky0.net
使い魔「今日もぐっすりとお眠りになられていたようでなによりでございます。喉が乾いたでしょう。アッサムを淹れておきましたので、どうぞ。」

使い魔「……ええ。マスターは熱いものが苦手ですから、淹れてから少し時間を置きました。いかがでしょう。」

使い魔「……勿体ないお言葉でございます。この程度、マスターの使い魔としては当然のこと。さらに励んで参ります。」

使い魔「ところで、昨晩は遅くまで起きていらしたようですが、なにかの研究でございましょうか。……ああ、使い魔風情が出過ぎました。」

使い魔「……なるほど、あらたな術式の構築を…。流石は私の主様でございます。魔術師として、日々弛まぬ精進を重ねるそのお姿には感服を禁じえません。」

使い魔「使い魔の私といたしましても、大変に鼻が高くございます。……して、どのような型の術式を?」

使い魔「ええ。私もマスターの召喚に応じるまでは、あちらの世界で魔術を嗜んでいたものですから。単なる興味、でございます。」

使い魔「……なるほど。…………それでしたら、この文字式にこう書き加え……そして、陣の形をこう変えてはいかがでしょう。」

使い魔「…………お役に立ててなによりですわ、マスター。術式の完成、おめでとうございます。流石は私の召喚士様、やはり一流の才能をお持ちでいらっしゃる。敬服する限りでございますわ。」

使い魔「……いえ、私などただの凡百な使い魔に過ぎません。ですが、マスターのお役に立てたのでしたら幸いです。」

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 02:44:09.180 ID:8Qvq/3ky0.net
つまるところ自分よりも明らかに優れていて非の打ち所のない完璧な使い魔さんに仕えられたいってことよ

6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 02:49:08.963 ID:8Qvq/3ky0.net
使い魔「……マスターに、なにかご用でしょうか。」

使い魔「ここはマスターのお屋敷です。招かれざる者が、勝手に立ち入ってよい場所ではございません。お引き取りを…。」

使い魔「…………最後の警告です。今すぐ、この敷地から立ち去りなさい。」

使い魔「………………。」

使い魔「…………言って聞かぬ愚か者は……殺されなければ分からんらしい……。」

使い魔「消えろ。」

使い魔「…………無駄な手間をかけさせる…。これだから、人間は嫌いなのだ…。」



みたいなことしててほしい

17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 03:10:24.104 ID:8Qvq/3ky0.net
使い魔「マスター、お出かけなさるのですか。本日は午後から雨が予想されます。この傘をお持ちください。」

使い魔「滅相もございません。近頃は何かと物騒ですから、どうかお気をつけくださいませ。何かございましたらすぐに私をお呼びください。」

使い魔「どんな状況下であっても、必ず私がマスターをお守りいたしますから。」

使い魔「………………。」

使い魔「……ああ、いえ。そのようなことはございません。ただ……マスターは、どちらへ行かれるのか、と。」

使い魔「……やはり……まだ、あのような者らと関係を持っておられるのですか。お言葉でございますが、少々交友関係を見直すべきかと。」

使い魔「マスターはすでに完璧なお方です。今さら、他の人間などと関わりを持つ利益はないように思われます。」

使い魔「使い魔風情が差し出がましいとは重々承知しておりますが……あまり人間を信用なさらない方がよろしいかと。」

使い魔「人間程度にこなせることは、私がすべて承ります。私になんでもお申し付けくださいませ。私が、この身に代えても必ず遂げてご覧に入れるとお約束いたします。」

使い魔「ですからマスター。……本日は雨が振ります。風邪を召される前に、今日のところはこのままお屋敷に……」

使い魔「…………かしこまりました。……いえ。使い魔風情が、差し出がましい真似をして申し訳ございません。」

使い魔「……ええ。では、行ってらっしゃいませ。」

使い魔「……………………。」

使い魔「……人間、風情が……っ。」

20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 03:17:22.214 ID:8Qvq/3ky0.net
俺は「ちっちゃい頃になんかの間違いで召喚できちゃった魔界のエリート」的なのがいいな
「こいつに従うふりをして成長させていき時がきたらこいつを利用して人間界を滅ぼそう」と画策して今に至るみたいな
だから使い魔さんは俺のお母さん兼お父さん兼メイドさん兼先生的なポジション
そしてそんな真意を知らずととにかく使い魔さんの期待に応えたいがために頑張る俺
みたいなのどうよ

22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 03:22:32.566 ID:8Qvq/3ky0.net
>>18
使い魔「マスター、まだ起きていらしたのですか。……いけませんよ。明日もお早いのですから。」

使い魔「上手く寝付けない、と?……左様でございましたか。それでは、子守唄などどうでしょうか。」

使い魔「以前はよく幼いマスターに歌って差し上げたものです。マスターは、覚えておいででしょうか?」

使い魔「……ふふ。……では、当時を思い返しながらご披露いたすことにいたしましょう。」

使い魔「それでは……そうですね、今回は“使い魔風情が歌う子守唄~60'sアメリカンver.~”にいたしましょう。」

25: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 03:34:45.896 ID:8Qvq/3ky0.net
>>24
使い魔「みなさーん。人間界を滅ぼしたいですかー。」

人間界のみなさん「ウオオオオオオオ」

使い魔「私にすべてを明け渡す覚悟はおありですかー。」

人間界のみなさん「ウオオオオオオオオオ」

使い魔「それでは聞いてください。『恋してふぉーりん♡だうん』」

~♪

使い魔「人間死ね死ね。くたばれゴミクズ。魂焼かれて消え失せろー。」

~♪

28: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 03:40:08.205 ID:8Qvq/3ky0.net
Wink顔負けの無表情アイドル

31: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/11(火) 04:07:11.627 ID:8Qvq/3ky0.net
使い魔「ああ、マス……いえ、プロデューサー。来てくださっていたのですね。私風情の駆け出しのライブにまでご足労いただいて、大変光栄でございます。」

使い魔「衣装、ですか?……ええ。人間のデザインした衣装なのですが……いかがでしょうか。見苦しいようでしたら、今すぐこの場で脱ぎ捨てます。」

使い魔「そんな……勿体ないお言葉でございます。これもすべて、プロデューサーのご指導のおかげ。私はただ、いただいた役割をこなしているだけでございますから。」

使い魔「……写真、ですか。……ええ、是非お願いいたします。私ごときの姿の写真を撮っていただけるとは、私はなんという幸せ者でしょうか。」

使い魔「ええ。ええ。ポーズなどいくらでも。プロデューサーのご満足していただけるまで、何枚でもお願いいたします。」






使い魔「ああ、人間のファンですか。……写真?売店で売っているだろうからそれを買え。」

引用元: 使い魔(♀)「おはようございます、マスター。」