1: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:16:38.23 ID:xOA6oUKm.net
アイドル研究部部室
にこ「…」
穂乃果「にこちゃ~ん?何見てるの?」
にこ「ネット配信番組たけど」
穂乃果「通販?」
にこ「違うわよ。駆け出しのアイドルの番組よ。どう見れば通販番組に見えるのよ」
穂乃果「ふ~ん。パソコンでテレビが見るんだね」
にこ「テレビじゃないって。ネット配信番組だって言ってるでしょ」
穂乃果「へ~」
にこ「…」
穂乃果「にこちゃ~ん?何見てるの?」
にこ「ネット配信番組たけど」
穂乃果「通販?」
にこ「違うわよ。駆け出しのアイドルの番組よ。どう見れば通販番組に見えるのよ」
穂乃果「ふ~ん。パソコンでテレビが見るんだね」
にこ「テレビじゃないって。ネット配信番組だって言ってるでしょ」
穂乃果「へ~」
2: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:17:39.77 ID:xOA6oUKm.net
にこ「へ~って…」
凛「にこちゃ~ん。何見てるの?」
にこ「だからぁ…」
穂乃果「なんかネットの番組見てるんだって」
凛「へ~パソコンでテレビが見れるんだね。初めて知ったよ」
にこ「だから違うってば…」
凛「かよち~ん。にこちゃんがネットでアイドルの番組見てるよ!」
花陽「え?本当?」
凛「うん」
にこ「駆け出しのアイドルの番組だけど」
花陽「あ~本当だ!」
凛「にこちゃ~ん。何見てるの?」
にこ「だからぁ…」
穂乃果「なんかネットの番組見てるんだって」
凛「へ~パソコンでテレビが見れるんだね。初めて知ったよ」
にこ「だから違うってば…」
凛「かよち~ん。にこちゃんがネットでアイドルの番組見てるよ!」
花陽「え?本当?」
凛「うん」
にこ「駆け出しのアイドルの番組だけど」
花陽「あ~本当だ!」
4: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:19:52.84 ID:xOA6oUKm.net
穂乃果「あっ!にこちゃん見て!」
にこ「え?何よ?」
穂乃果「ほら!今の子!特技は空手だって」
凛「へ~アイドルなのに空手が得意なんだ~」
花陽「わっ!凄いね!瓦割りやってるよ」
穂乃果「本当だ!痛くないのかな?」
凛「どうなんだろ~?でも凄いにゃ~」
にこ「まあ、最近のアイドルは可愛いだけじゃダメだからね」
凛「へ~そうなんだ!」
にこ「まっ、これくらいならいっぱいいるわよ。大した事はないわね」
穂乃果「え?じゃあ、にこちゃんも出来るの?」
にこ「え?何よ?」
穂乃果「ほら!今の子!特技は空手だって」
凛「へ~アイドルなのに空手が得意なんだ~」
花陽「わっ!凄いね!瓦割りやってるよ」
穂乃果「本当だ!痛くないのかな?」
凛「どうなんだろ~?でも凄いにゃ~」
にこ「まあ、最近のアイドルは可愛いだけじゃダメだからね」
凛「へ~そうなんだ!」
にこ「まっ、これくらいならいっぱいいるわよ。大した事はないわね」
穂乃果「え?じゃあ、にこちゃんも出来るの?」
6: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:21:21.35 ID:xOA6oUKm.net
にこ「え?何が?」
穂乃果「瓦割り!」
にこ「いや…それは…」
凛「え~にこちゃん凄いにゃ!」
にこ「え?ま、まあね」
穂乃果「え?本当に出来るの?」
にこ「と、当然よ。にこを誰だと思ってるの?」
穂乃果「にこちゃん」
花陽「凄いね…。にこちゃん…」
穂乃果「瓦割り!」
にこ「いや…それは…」
凛「え~にこちゃん凄いにゃ!」
にこ「え?ま、まあね」
穂乃果「え?本当に出来るの?」
にこ「と、当然よ。にこを誰だと思ってるの?」
穂乃果「にこちゃん」
花陽「凄いね…。にこちゃん…」
7: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:22:54.27 ID:xOA6oUKm.net
海未「先程から何を騒いでいるのですか?」
穂乃果「え?いや~」
真姫「こっちは曲作りの相談してるんだからあまりうるさくしないでよね」
穂乃果「あはは。ごめ~ん。実はさぁ、にこちゃんがね」
海未「にこがどうしたのです?」
凛「にこちゃん瓦割りが得意なんだって」
海未「瓦割り?」
穂乃果「そう!瓦割り!ね?」
にこ「え?あぁ…うん。そうね」
穂乃果「え?いや~」
真姫「こっちは曲作りの相談してるんだからあまりうるさくしないでよね」
穂乃果「あはは。ごめ~ん。実はさぁ、にこちゃんがね」
海未「にこがどうしたのです?」
凛「にこちゃん瓦割りが得意なんだって」
海未「瓦割り?」
穂乃果「そう!瓦割り!ね?」
にこ「え?あぁ…うん。そうね」
8: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:24:00.52 ID:xOA6oUKm.net
にこ(とか言ってついつい見栄をはっちゃったけど…出来るわけないじゃない。何よ?瓦割りって…まあ、別に披露する場がある訳じゃないし)
穂乃果「海未ちゃんは出来ないの?瓦割り!」
海未「私は…やった事ないので!」
穂乃果「え~海未ちゃん出来そうだよ!ねえ?ことりちゃん!」
ことり「え?な~に?穂乃果ちゃん?」
にこ(確かに…海未なら出来そう…)
穂乃果「あのね!にこちゃんが瓦割り得意なんだって」
穂乃果「海未ちゃんは出来ないの?瓦割り!」
海未「私は…やった事ないので!」
穂乃果「え~海未ちゃん出来そうだよ!ねえ?ことりちゃん!」
ことり「え?な~に?穂乃果ちゃん?」
にこ(確かに…海未なら出来そう…)
穂乃果「あのね!にこちゃんが瓦割り得意なんだって」
9: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:27:04.48 ID:xOA6oUKm.net
ことり「え?そうなの?」
にこ「え?ま、まあ…」
にこ(嘘にきまってるでしょ。にこの事はいいからあんたはあっちで裁縫してなさいよ)
ことり「凄いね…。にこちゃん。瓦割りって…10枚いっぺんに割ったりするんだよね?」
にこ「ま、まあね」
にこ(10枚いっぺんとか何余計な事言ってんのよ)
希「へ~そうなんやぁ。初めて知ったなぁ。なあ?えりち?」
絵里「ハラショー!にこにそんな特技があったなんて初めて知ったわ」
穂乃果「だよね!」
にこ(げっ…あんた達まで話に入ってくるじゃないわよ。あっち行ってなさいよ)
にこ「え?ま、まあ…」
にこ(嘘にきまってるでしょ。にこの事はいいからあんたはあっちで裁縫してなさいよ)
ことり「凄いね…。にこちゃん。瓦割りって…10枚いっぺんに割ったりするんだよね?」
にこ「ま、まあね」
にこ(10枚いっぺんとか何余計な事言ってんのよ)
希「へ~そうなんやぁ。初めて知ったなぁ。なあ?えりち?」
絵里「ハラショー!にこにそんな特技があったなんて初めて知ったわ」
穂乃果「だよね!」
にこ(げっ…あんた達まで話に入ってくるじゃないわよ。あっち行ってなさいよ)
10: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:29:22.85 ID:xOA6oUKm.net
花陽「でも…瓦割りってやっぱり力がなきゃ出来ないよね?」
にこ「え?」
穂乃果「確かに…そうだよね」
ことり「私とかがやったら腕が折れちゃいそうだもんね」
凛「にこちゃんもあんまり力は…もしかして本気を出したら筋肉モリモリに…」
にこ(そんな訳ないでしょ!私は何者よ!!!)
海未「一概にそうとは言えませんよ」
にこ「え?」
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「武術は何も力が全てではありませんから。瓦割りは拳を入れる角度や勢い、姿勢が大事なのです。なので、正しい型さえ出来ていれば力が無くても不可能ではありません」
絵里「私もテレビで見た事あるわ。痩せてるお爺さんが瓦を割ってたわ」
穂乃果「なるほど!そうなの?」
にこ「ま、まあね。柔能く剛を制す的なね」
海未「それは少し違うのでは?」
にこ「ま、まあね…」
凛「にこちゃん凄いにゃ~」
にこ「え?」
穂乃果「確かに…そうだよね」
ことり「私とかがやったら腕が折れちゃいそうだもんね」
凛「にこちゃんもあんまり力は…もしかして本気を出したら筋肉モリモリに…」
にこ(そんな訳ないでしょ!私は何者よ!!!)
海未「一概にそうとは言えませんよ」
にこ「え?」
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「武術は何も力が全てではありませんから。瓦割りは拳を入れる角度や勢い、姿勢が大事なのです。なので、正しい型さえ出来ていれば力が無くても不可能ではありません」
絵里「私もテレビで見た事あるわ。痩せてるお爺さんが瓦を割ってたわ」
穂乃果「なるほど!そうなの?」
にこ「ま、まあね。柔能く剛を制す的なね」
海未「それは少し違うのでは?」
にこ「ま、まあね…」
凛「にこちゃん凄いにゃ~」
11: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:30:47.22 ID:xOA6oUKm.net
にこ「ありがと…」
希「これはあれやなぁ…実際に見て見たいなぁ」
にこ「へ?」
にこ(何余計な事言ってるのよ)
穂乃果「そうだね!にこちゃんが瓦を割る所見てみたい」
にこ「いや…それは…」
ことり「でも…瓦なんて用意出来ないんじゃないかな?」
にこ(ナイスことり!本当にあんたっていい仕事するわね。さっきのはもう許してあげるわ!)
穂乃果「確かに…」
にこ「あ~残念だわ。私の特技を披露したかったのに。せっかくのチャンスだったのにぃ!悔しいわ」
海未「にこ…」
希「これはあれやなぁ…実際に見て見たいなぁ」
にこ「へ?」
にこ(何余計な事言ってるのよ)
穂乃果「そうだね!にこちゃんが瓦を割る所見てみたい」
にこ「いや…それは…」
ことり「でも…瓦なんて用意出来ないんじゃないかな?」
にこ(ナイスことり!本当にあんたっていい仕事するわね。さっきのはもう許してあげるわ!)
穂乃果「確かに…」
にこ「あ~残念だわ。私の特技を披露したかったのに。せっかくのチャンスだったのにぃ!悔しいわ」
海未「にこ…」
12: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:32:46.64 ID:xOA6oUKm.net
にこ「本当に…いっつもそう。瓦がいつもないのよ」
絵里「資材倉庫になかったかしら?」
にこ「は?」
絵里「なんか見た事あるのよ。私が生徒会やってた頃に。ね?」
にこ(なに余計な事思い出してるのよ)
希「うん。ウチも見た覚えあるわ!ウチ取ってこようか?」
にこ(なんで女子校に瓦があるのよ…取りに行かなくていいから…)
にこ「でも…学校の備品だし…」
穂乃果「あ~大丈夫だよ。あの倉庫少し整理しなきゃって思ってたんだよ。ね?」
海未「私はずっと前から言っていましたがね。少しずつでも良いから始めようと」
穂乃果「だから今日いい機会じゃん」
にこ(あんた達の事情なんて知らないわよ)
にこ「でもねぇ…」
希「じゃあ、ウチ取りに行ってくるわ」
にこ「ちょっ…希…」
穂乃果「良かったね!にこちゃん」
絵里「資材倉庫になかったかしら?」
にこ「は?」
絵里「なんか見た事あるのよ。私が生徒会やってた頃に。ね?」
にこ(なに余計な事思い出してるのよ)
希「うん。ウチも見た覚えあるわ!ウチ取ってこようか?」
にこ(なんで女子校に瓦があるのよ…取りに行かなくていいから…)
にこ「でも…学校の備品だし…」
穂乃果「あ~大丈夫だよ。あの倉庫少し整理しなきゃって思ってたんだよ。ね?」
海未「私はずっと前から言っていましたがね。少しずつでも良いから始めようと」
穂乃果「だから今日いい機会じゃん」
にこ(あんた達の事情なんて知らないわよ)
にこ「でもねぇ…」
希「じゃあ、ウチ取りに行ってくるわ」
にこ「ちょっ…希…」
穂乃果「良かったね!にこちゃん」
13: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:34:27.12 ID:xOA6oUKm.net
にこ「そうね。超ラッキー…」
真姫「にこちゃん」
にこ(真姫…そうよ!真姫がいるじゃない。どうせ真姫は信じてないだろうしそろそろ突っかかって来る頃だと思ったのよね。よしっ!真姫が突っかかって来たら機嫌悪くなったふりしてやらない方向に持って行こう)
にこ「何よ?」
真姫「いや…にこちゃん本当に出来るの?」
にこ「は?何?信じてない訳?にこを嘘つき呼ばわり…」
真姫「にこちゃん凄い」
にこ「は?」
真姫「にこちゃん」
にこ(真姫…そうよ!真姫がいるじゃない。どうせ真姫は信じてないだろうしそろそろ突っかかって来る頃だと思ったのよね。よしっ!真姫が突っかかって来たら機嫌悪くなったふりしてやらない方向に持って行こう)
にこ「何よ?」
真姫「いや…にこちゃん本当に出来るの?」
にこ「は?何?信じてない訳?にこを嘘つき呼ばわり…」
真姫「にこちゃん凄い」
にこ「は?」
15: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:43:22.15 ID:xOA6oUKm.net
穂乃果「うん。私も見たい!」
凛「凛も見たいにゃ~。ね?かよちん?」
花陽「う、うん。見て見たいかなぁ…」
絵里「ふふっ。皆んなにこに期待しちゃってるわね」
にこ「そうね…」
絵里「かく言う私も…楽しみにしてるのよ?」
にこ「うん…楽しみにしてて…」
凛「凛も見たいにゃ~。ね?かよちん?」
花陽「う、うん。見て見たいかなぁ…」
絵里「ふふっ。皆んなにこに期待しちゃってるわね」
にこ「そうね…」
絵里「かく言う私も…楽しみにしてるのよ?」
にこ「うん…楽しみにしてて…」
17: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:50:22.97 ID:xOA6oUKm.net
希「瓦あったよ」
穂乃果「あっ!希ちゃん!」
絵里「やっぱりあったのね」
希「うん。10枚でええよな?」
にこ「え?あ~10枚?」
希「うん。10枚あったから…」
穂乃果「やっぱり10枚はキツイ?」
にこ「そ、そうね…10枚は…」
凛「でもさっきことりちゃんに聞かれた時…」
にこ「あ~出来る出来る。うん、10枚でしょ?余裕よ、余裕!あはは…はは…」
穂乃果「あっ!希ちゃん!」
絵里「やっぱりあったのね」
希「うん。10枚でええよな?」
にこ「え?あ~10枚?」
希「うん。10枚あったから…」
穂乃果「やっぱり10枚はキツイ?」
にこ「そ、そうね…10枚は…」
凛「でもさっきことりちゃんに聞かれた時…」
にこ「あ~出来る出来る。うん、10枚でしょ?余裕よ、余裕!あはは…はは…」
18: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 22:54:55.64 ID:xOA6oUKm.net
穂乃果「よーし!じゃあ、さっそく並べよう」
凛「にこちゃんちょっと待っててね」
にこ「あっ、いい。いいわよ。自分でやるから」
穂乃果「え?でも…」
にこ「いや…ほんといつもそうだから」
穂乃果「そうなの?」
海未「きっとにこなりのルーティンがあるのでしょう」
絵里「なるほど。一流のアスリートなんかもそうなのよね?」
にこ「そ、そう言う事。自分で並べるから…貸して?」
希「じゃあ…はい…」
凛「にこちゃんちょっと待っててね」
にこ「あっ、いい。いいわよ。自分でやるから」
穂乃果「え?でも…」
にこ「いや…ほんといつもそうだから」
穂乃果「そうなの?」
海未「きっとにこなりのルーティンがあるのでしょう」
絵里「なるほど。一流のアスリートなんかもそうなのよね?」
にこ「そ、そう言う事。自分で並べるから…貸して?」
希「じゃあ…はい…」
19: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:01:47.15 ID:xOA6oUKm.net
にこ「ありが…重っ…」
希「あっ、大丈夫?」
にこ「うん…平気…」
にこ(これ…どうにかしてヒビでも入らないかしら…)
コンコン
にこ(硬っ!!何これ?硬いんですけど…こんなの割れる訳ないじゃない)
穂乃果「にこちゃんどうしたの?」
にこ「え?いや…」
にこ(あっ!そうだ!間違って落として割っちゃえばいいのよ!うん、それだわ!私冴えてる!もしかして天才?)
にこ「おっと…手が滑っ…」
海未「危ない!」
にこ「え?」
海未「大丈夫ですか?」
にこ「う、うん。平気…」
海未「私が渡しますから一つずつ並べましょう?」
にこ「あ、ありがと…」
穂乃果「お~海未ちゃん紳士~」
凛「さすがだにゃ~」
海未「茶化さないで下さい」
希「あっ、大丈夫?」
にこ「うん…平気…」
にこ(これ…どうにかしてヒビでも入らないかしら…)
コンコン
にこ(硬っ!!何これ?硬いんですけど…こんなの割れる訳ないじゃない)
穂乃果「にこちゃんどうしたの?」
にこ「え?いや…」
にこ(あっ!そうだ!間違って落として割っちゃえばいいのよ!うん、それだわ!私冴えてる!もしかして天才?)
にこ「おっと…手が滑っ…」
海未「危ない!」
にこ「え?」
海未「大丈夫ですか?」
にこ「う、うん。平気…」
海未「私が渡しますから一つずつ並べましょう?」
にこ「あ、ありがと…」
穂乃果「お~海未ちゃん紳士~」
凛「さすがだにゃ~」
海未「茶化さないで下さい」
20: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:06:35.45 ID:xOA6oUKm.net
にこ(紳士だったらこの場をどうにかしてよ…。なんでこんな思いして瓦を並べなきゃいけないのよ…トホホ…)
海未「はいっ!」
にこ「うん」
海未「どうぞ」
にこ「…」
海未「さあ。これで全部ですね」
穂乃果「いよいよだね!にこちゃん!」
凛「さ~みんなで応援するにゃ~。にーこにー!にーこにー!」
花陽「に、にーこにー!にーこにー!」
穂乃果「にーこにー!にーこにー!」
真姫「にこちゃん、頑張って!」
海未「気合いです!」
海未「はいっ!」
にこ「うん」
海未「どうぞ」
にこ「…」
海未「さあ。これで全部ですね」
穂乃果「いよいよだね!にこちゃん!」
凛「さ~みんなで応援するにゃ~。にーこにー!にーこにー!」
花陽「に、にーこにー!にーこにー!」
穂乃果「にーこにー!にーこにー!」
真姫「にこちゃん、頑張って!」
海未「気合いです!」
21: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:14:06.43 ID:xOA6oUKm.net
にこ「うっ…ううっ…」
にこ(もう後には引き返せない…ここで辞めてしまったら嘘つきになっちゃう…。でも…やったら絶対怪我するし…どっちにしろ嘘つきになっちゃう…こうなったら)
にこ「いて…いたた…」
絵里「え?どうしたの?大丈夫?」
にこ「お、お腹が…」
ことり「お腹の調子悪いの?」
にこ「そ、そうね…いやぁ…これじゃあ…」
凛「にこちゃん…アイドルはあれだって言ってたのに…」
にこ(なんで今それを言うのよ!馬鹿なの?)
穂乃果「凛ちゃん!にこちゃんだって人間なんだよ?ウンチくらいするよ」
にこ(穂乃果は穂乃果で何言ってんのよ!デリカシーゼロかっ!)
海未「穂乃果…あなた…いくらなんでもデリカシーと言うものが…」
希「まあ、穂乃果ちゃんらしいけどな!」
穂乃果「えへへ…ごめん…」
にこ(もう後には引き返せない…ここで辞めてしまったら嘘つきになっちゃう…。でも…やったら絶対怪我するし…どっちにしろ嘘つきになっちゃう…こうなったら)
にこ「いて…いたた…」
絵里「え?どうしたの?大丈夫?」
にこ「お、お腹が…」
ことり「お腹の調子悪いの?」
にこ「そ、そうね…いやぁ…これじゃあ…」
凛「にこちゃん…アイドルはあれだって言ってたのに…」
にこ(なんで今それを言うのよ!馬鹿なの?)
穂乃果「凛ちゃん!にこちゃんだって人間なんだよ?ウンチくらいするよ」
にこ(穂乃果は穂乃果で何言ってんのよ!デリカシーゼロかっ!)
海未「穂乃果…あなた…いくらなんでもデリカシーと言うものが…」
希「まあ、穂乃果ちゃんらしいけどな!」
穂乃果「えへへ…ごめん…」
22: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:18:54.04 ID:xOA6oUKm.net
絵里「にこ?取り敢えずトイレ行って来なさいよ」
にこ「そ、そうね」
にこ(このまま今日はもう帰ってしまおう)
真姫「にこちゃん。これ…」
にこ「え?何?」
真姫「腹痛によく効くと思うから」
穂乃果「おおっ!流石真姫ちゃん!」
にこ「あっ、そうなの?」
にこ(え?これ飲まなきゃいけないの?薬ってなんでもない時って飲んでいいの?)
真姫「遠慮する事ないから」
にこ「あっ…なんか?治った?」
にこ「そ、そうね」
にこ(このまま今日はもう帰ってしまおう)
真姫「にこちゃん。これ…」
にこ「え?何?」
真姫「腹痛によく効くと思うから」
穂乃果「おおっ!流石真姫ちゃん!」
にこ「あっ、そうなの?」
にこ(え?これ飲まなきゃいけないの?薬ってなんでもない時って飲んでいいの?)
真姫「遠慮する事ないから」
にこ「あっ…なんか?治った?」
23: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:25:27.73 ID:xOA6oUKm.net
穂乃果「おおっ!じゃあ!」
凛「今度こそだね。せーの!にーこちゃん!にーこちゃん!」
穂乃果「にーこちゃん!にーこちゃん!」
希「にこっちガンバ!」
絵里「期待してるわよ~」
にこ(もう今度こそ逃げ場がないわ…。はあ…仕方ない。元はと言えば私が嘘を吐いたのがいけないんだわ。うん。腹を括ったわ。やろう。やって皆んなに謝ろう)
穂乃果「にーこちゃん!にーこちゃん!」
凛「にーこちゃん!にーこちゃん!」
にこ「ふう。行くわ」
穂乃果「おおっ!」
にこ「はーーーっ!!!」
ガチャ
先生「お前ら…何をしてるんだ?」
穂乃果「あっ!先生?」
凛「今度こそだね。せーの!にーこちゃん!にーこちゃん!」
穂乃果「にーこちゃん!にーこちゃん!」
希「にこっちガンバ!」
絵里「期待してるわよ~」
にこ(もう今度こそ逃げ場がないわ…。はあ…仕方ない。元はと言えば私が嘘を吐いたのがいけないんだわ。うん。腹を括ったわ。やろう。やって皆んなに謝ろう)
穂乃果「にーこちゃん!にーこちゃん!」
凛「にーこちゃん!にーこちゃん!」
にこ「ふう。行くわ」
穂乃果「おおっ!」
にこ「はーーーっ!!!」
ガチャ
先生「お前ら…何をしてるんだ?」
穂乃果「あっ!先生?」
24: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:34:20.29 ID:xOA6oUKm.net
凛「今にこちゃんが瓦割りをする所なんです」
先生「そうなのか?」
にこ「え?ま、まあ…」
先生「馬鹿野郎!怪我したらどうするだ!」
穂乃果「でも…にこちゃん出来るって…」
先生「生徒会長が何を言ってるんだ。園田と絢瀬まで一緒になって…」
海未「す、すいません…」
絵里「面目ないです」
先生「はあ…早く片付けなさい」
穂乃果「はーい」
にこ「た、助かった…でも、どうして先生が部室に…」
希「命拾いしたなぁ?」
にこ「は?え?あんた…もしかして…分かってて」
希「にこっち?あんまり見栄は張らない方がええよ?まあ可愛げがあってええけどなぁ。ふふっ」
にこ「や、やられた…」
先生「そうなのか?」
にこ「え?ま、まあ…」
先生「馬鹿野郎!怪我したらどうするだ!」
穂乃果「でも…にこちゃん出来るって…」
先生「生徒会長が何を言ってるんだ。園田と絢瀬まで一緒になって…」
海未「す、すいません…」
絵里「面目ないです」
先生「はあ…早く片付けなさい」
穂乃果「はーい」
にこ「た、助かった…でも、どうして先生が部室に…」
希「命拾いしたなぁ?」
にこ「は?え?あんた…もしかして…分かってて」
希「にこっち?あんまり見栄は張らない方がええよ?まあ可愛げがあってええけどなぁ。ふふっ」
にこ「や、やられた…」
25: 名無しで叶える物語 2018/09/13(木) 23:34:40.81 ID:xOA6oUKm.net
完
引用元: ・にこ「見栄は張らない方がいい」
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