1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/23(日) 02:30:29.487 ID:II+zNwMm0.net
先輩「ふふっ……どういうつもりなの?もしかして私に気があるとか、そんなこと言わないわよね。」

先輩「……ふーん。……コキ使ってあげたおかげで、立派な奴隷根性ね。誰かの役に立つための人生なんて、虚しくない?」

先輩「私はね、私のためにしか時間を使いたくないし、私のために生きていくの。私の人生に、ほかの人間のことなんて一切介在してないわ。」

先輩「それはもちろん、アナタもよ?アナタが一生懸命私に尽くしてくれるのはいいけれど、私はそんなアナタになにかしたりしないわよ?」

先輩「私にとってアナタは、いてもいなくてもいい存在。とってもどうでもいい人間なの。……ほかの人間となんら変わらない、そんな不要な存在よ。」

先輩「だから、大人しく私から離れたら?……と言うか、離れなさい。よく考えたら、身の回りに余計なのがチョロチョロしてるのは邪魔よね。」

先輩「そしてそんなのが、絶えず私の機嫌を伺ってこっちを見てるとか……気持ちが悪いわね。……分かったら、さっさと失せなさい。」

12: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/23(日) 02:44:49.931 ID:II+zNwMm0.net
先輩「…………アナタだって、本当はうんざりしていたんでしょう?」

先輩「私のような美人に取り入ろうとして近づいたはいいけど、毎日毎日コキ使われて、そのくせ礼のひとつも寄越さなくて。」

先輩「でもこれだけしておいて今さら後には引けないから、だからアナタはいつまでも私のもとから離れられなかったんでしょう?」

先輩「だから、これはアナタのためでもあるの。私のような性悪から離れられる、またとないチャンスなのよ?」

先輩「この機会を逃したら、もう……一生離れられないかも。……いえ、離さないと駄目なのだけど……でも……」

先輩「……だから、アナタが私に愛想を尽かしてどこかへ消えてしまえばお互いにせいせいするのよ。だから、アナタの方から消えなさい。」

先輩「これに懲りたら、今度は顔なんかに惑わされずにきちんと内面で判断を下すことね。……だから……いい加減に……」

先輩「……離れなさいってば…っ。」

先輩「どこか……どこかへ行きなさいよっ!はやくッ!もう、顔も見たくないの…ッ。」

先輩「お願いだから…………もう、私のことは……放っておいて…っ!」

13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/23(日) 02:45:38.490 ID:II+zNwMm0.net
ってな具合のとこで大人しく離れるもよし
小さく震えるその肩を抱き寄せるもよし
任せる

引用元: 先輩(♀)「それにしてもアナタ……気づけばいつも私の側にいるわよね。」