1: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:00:15.463 ID:d5bQVMOD0.net
友人「会社はどうだ？」
男「うーん……」
男「上司からのハラスメントがつらい……」
友人「あっ、もしかしてパワハラ？ パワーハラスメントってやつか？」
男「いや……パワーじゃない」
男「スピードハラスメント……スピハラなんだ」
友人「は？」
男「うーん……」
男「上司からのハラスメントがつらい……」
友人「あっ、もしかしてパワハラ？ パワーハラスメントってやつか？」
男「いや……パワーじゃない」
男「スピードハラスメント……スピハラなんだ」
友人「は？」
3: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:03:23.604 ID:d5bQVMOD0.net
友人「なんだよ、スピードハラスメントって」
男「…………」
友人「あ、分かった！ 仕事をもっと早くやれってうるさいとか？」
友人「すごい量の仕事を今日中にやれ……みたいな」
男「いや、違うんだ……」
男「本当に……速いんだ……」
男「…………」
友人「あ、分かった！ 仕事をもっと早くやれってうるさいとか？」
友人「すごい量の仕事を今日中にやれ……みたいな」
男「いや、違うんだ……」
男「本当に……速いんだ……」
6: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:06:06.127 ID:d5bQVMOD0.net
＜会社＞
男「おはようございます」
同僚「おはよう」
OL「おはよー！」
男（課長は……まだ来てないのかな。よかった……）ﾎｯ
ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ…
男「うわっ！？ 机の下から何か出てきた！」
男「おはようございます」
同僚「おはよう」
OL「おはよー！」
男（課長は……まだ来てないのかな。よかった……）ﾎｯ
ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ…
男「うわっ！？ 机の下から何か出てきた！」
7: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:09:11.674 ID:d5bQVMOD0.net
男「か、課長！？」
課長「おはよう」ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ
男「室内をゴキブリみたいに動きまわらないで下さいよ！」
男「バカでかい昆虫かと思いましたよ！」
課長「フハハハハ、ビックリしたかね？」ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ
男「しましたよ！」
男（あ～もう、朝から心臓に悪いなぁ）
課長「おはよう」ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ
男「室内をゴキブリみたいに動きまわらないで下さいよ！」
男「バカでかい昆虫かと思いましたよ！」
課長「フハハハハ、ビックリしたかね？」ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ
男「しましたよ！」
男（あ～もう、朝から心臓に悪いなぁ）
9: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:12:11.926 ID:d5bQVMOD0.net
男「課長、この書類なんですけど」
課長「…………」
男「課長？」
ﾌｯ
男「消えた！？」
課長「残像だよ」ﾆﾔｯ
課長「…………」
男「課長？」
ﾌｯ
男「消えた！？」
課長「残像だよ」ﾆﾔｯ
10: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:16:06.355 ID:d5bQVMOD0.net
男「いつの間に後ろに……！」
課長「フフフ、君もまだまだ青いな」
男「青いって、課長のスピードを見切れる奴なんていませんよ」
課長「それもそうか」
男「で、この書類なんですけど……」
課長「…………」
男「課長？」
ﾌｯ
男「また消えた！」
課長「残像だよ」ﾆﾔｯ
課長「フフフ、君もまだまだ青いな」
男「青いって、課長のスピードを見切れる奴なんていませんよ」
課長「それもそうか」
男「で、この書類なんですけど……」
課長「…………」
男「課長？」
ﾌｯ
男「また消えた！」
課長「残像だよ」ﾆﾔｯ
12: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:19:34.828 ID:d5bQVMOD0.net
課長「君は通勤時間、どのくらいかかる？」
男「電車を二回乗り換えて……一時間半ぐらいかかりますかね」
課長「私は一秒さ！」
ﾋﾟｼｭﾝｯ ﾋﾟｼｭﾝｯ
課長「今も一回家に戻って、お茶を飲んできてしまった！」
男（通勤時間自慢うぜえ……）
男「電車を二回乗り換えて……一時間半ぐらいかかりますかね」
課長「私は一秒さ！」
ﾋﾟｼｭﾝｯ ﾋﾟｼｭﾝｯ
課長「今も一回家に戻って、お茶を飲んできてしまった！」
男（通勤時間自慢うぜえ……）
13: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:21:26.777 ID:d5bQVMOD0.net
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
課長「どれが本物か」
課長B「分かるかな～？」
課長C「当ててごらん」
課長D「フハハハハ！」
課長E「まだまだ増えるぞ！」
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
男「残像で分身しやがった……！ 部屋中が課長だらけだ……！」
課長「どれが本物か」
課長B「分かるかな～？」
課長C「当ててごらん」
課長D「フハハハハ！」
課長E「まだまだ増えるぞ！」
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
男「残像で分身しやがった……！ 部屋中が課長だらけだ……！」
15: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:23:43.656 ID:d5bQVMOD0.net
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男「俺の周りをうろちょろしないで下さい！」
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男「すっごい目障りなんです！」
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男（うぜええええええ！！！）
男「俺の周りをうろちょろしないで下さい！」
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男「すっごい目障りなんです！」
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男（うぜええええええ！！！）
19: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:28:02.530 ID:d5bQVMOD0.net
＜家＞
男「あ～……うぜえ！ 今日なんか外出してる課長にメール送ったら、直後に背後に現れたし……」
男「毎日毎日あのスピードで翻弄されるのはたまらないよ！」
男「このままじゃストレスで俺の寿命が早まるし、何とかしなくちゃ……」
男（だけど、どうすれば……）
男（こうなりゃ目には目を、歯には歯を、だ……）
男（俺もスピードを鍛えよう！）
男「あ～……うぜえ！ 今日なんか外出してる課長にメール送ったら、直後に背後に現れたし……」
男「毎日毎日あのスピードで翻弄されるのはたまらないよ！」
男「このままじゃストレスで俺の寿命が早まるし、何とかしなくちゃ……」
男（だけど、どうすれば……）
男（こうなりゃ目には目を、歯には歯を、だ……）
男（俺もスピードを鍛えよう！）
20: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:30:27.166 ID:d5bQVMOD0.net
＜グラウンド＞
ﾀﾀﾀﾀﾀｯ
男「ハァ、ハァ、ハァ……」
トレーナー「ふむ……」ｶﾁｯ
トレーナー「いいタイムだ」
男「ありがとうございます！」
男（待ってろよ、課長！ 今度は俺があんたを翻弄してやる！）
ﾀﾀﾀﾀﾀｯ
男「ハァ、ハァ、ハァ……」
トレーナー「ふむ……」ｶﾁｯ
トレーナー「いいタイムだ」
男「ありがとうございます！」
男（待ってろよ、課長！ 今度は俺があんたを翻弄してやる！）
21: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:33:48.157 ID:d5bQVMOD0.net
＜会社＞
男「課長！」
課長「なんだね？」
男「俺と……スピード勝負しませんか？」
課長「いいとも」ﾆﾔｯ
同僚「あいつ、マジかよ！ 課長に勝てるわけないぜ！」
OL「だけど、彼ならもしかしたら……」
男「課長！」
課長「なんだね？」
男「俺と……スピード勝負しませんか？」
課長「いいとも」ﾆﾔｯ
同僚「あいつ、マジかよ！ 課長に勝てるわけないぜ！」
OL「だけど、彼ならもしかしたら……」
22: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:36:36.806 ID:d5bQVMOD0.net
男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！！」ﾀﾀﾀﾀﾀｯ
課長「ふんっ！」ｷﾞｭﾝｯ
男「うわぁっ！？」
男（惨敗だった……）
男（甘かった……課長相手にスピード勝負だなんて）
男（シャチに水泳勝負を挑んだり、猛禽類に飛行勝負を挑むようなもの……！）
課長「ふんっ！」ｷﾞｭﾝｯ
男「うわぁっ！？」
男（惨敗だった……）
男（甘かった……課長相手にスピード勝負だなんて）
男（シャチに水泳勝負を挑んだり、猛禽類に飛行勝負を挑むようなもの……！）
24: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:42:25.885 ID:d5bQVMOD0.net
＜家＞
男（課長のスピードを見切る方法……なにかないだろうか）
テレビ『目をつぶっただと！？ 諦めたか！』
テレビ『違う、心の眼で見ているのさ……』
テレビ『な、なんだと！？ ぐわぁぁぁっ！』
男（――これだ！）
男（課長のスピードを見切る方法……なにかないだろうか）
テレビ『目をつぶっただと！？ 諦めたか！』
テレビ『違う、心の眼で見ているのさ……』
テレビ『な、なんだと！？ ぐわぁぁぁっ！』
男（――これだ！）
25: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:44:26.821 ID:d5bQVMOD0.net
＜会社＞
男（目をつぶれば、課長のスピードを見切れるはず……）ｽｯ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
男（全然分かんねえ！）
男（目をつぶれば、課長のスピードを見切れるはず……）ｽｯ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ…
男（全然分かんねえ！）
27: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:48:17.155 ID:d5bQVMOD0.net
＜公園＞
男「もうやだ……どうしよう」ﾊｧ…
男「俺はこのままずっと課長のスピードに悩まされ続けるのか……」
老人「隣、よろしいかな」
男「あ、どうぞ」
老人「どっこいしょ」ﾄﾞｶｯ
男（仮にパワーを鍛えたところで、当たらなきゃ意味ないし……）
老人「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男（スピードを倒せるものって一体なんなんだろう……）
男「もうやだ……どうしよう」ﾊｧ…
男「俺はこのままずっと課長のスピードに悩まされ続けるのか……」
老人「隣、よろしいかな」
男「あ、どうぞ」
老人「どっこいしょ」ﾄﾞｶｯ
男（仮にパワーを鍛えたところで、当たらなきゃ意味ないし……）
老人「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男（スピードを倒せるものって一体なんなんだろう……）
32: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:51:32.857 ID:d5bQVMOD0.net
ﾌﾟｰﾝ…
男（ハエか、うっとうしいなぁ……この速さ、課長を思い出す）
男「シッシッ！ あっち行けっ！」ﾊﾞｯﾊﾞｯ
老人「…………」ﾊﾟｼｯ
男「え！？」
男（箸であんな素早い蝿をキャッチ！？ すげえ……！）
男（ハエか、うっとうしいなぁ……この速さ、課長を思い出す）
男「シッシッ！ あっち行けっ！」ﾊﾞｯﾊﾞｯ
老人「…………」ﾊﾟｼｯ
男「え！？」
男（箸であんな素早い蝿をキャッチ！？ すげえ……！）
34: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:56:03.902 ID:d5bQVMOD0.net
男「あのっ、おじいさん！」
老人「なんじゃ？」
男「おじいさん、すごいスピードですね！ ビックリしました！」
老人「スピード？ もう年じゃし、ワシの速さなんて大したもんじゃないわい」
男「でも、あんな速い蝿を捕まえたじゃないですか！」
老人「あれは速度じゃない……“技”じゃよ」
男「技……！？」
老人「優れた技があれば、どんな力も速さも怖くないわい」
男（これだ……！ 課長のスピハラに対抗できるのは、これだったんだ！）
老人「なんじゃ？」
男「おじいさん、すごいスピードですね！ ビックリしました！」
老人「スピード？ もう年じゃし、ワシの速さなんて大したもんじゃないわい」
男「でも、あんな速い蝿を捕まえたじゃないですか！」
老人「あれは速度じゃない……“技”じゃよ」
男「技……！？」
老人「優れた技があれば、どんな力も速さも怖くないわい」
男（これだ……！ 課長のスピハラに対抗できるのは、これだったんだ！）
35: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 22:58:21.923 ID:d5bQVMOD0.net
男「お願いします、おじいさん！」ｶﾞﾊﾞｯ
男「どうか俺に、“技”を教えて下さい！」
老人「ふうむ……なかなか見どころがある若造じゃな」
老人「よかろう、おぬしにワシの“技”を伝授してやろう！」
男「ありがとうございます！」
男「どうか俺に、“技”を教えて下さい！」
老人「ふうむ……なかなか見どころがある若造じゃな」
老人「よかろう、おぬしにワシの“技”を伝授してやろう！」
男「ありがとうございます！」
37: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:01:58.914 ID:d5bQVMOD0.net
＜道場＞
老人「よいか、技を極めれば、どのような力も速さも受け流し、利用することができる」
老人「さすれば、もはや自分自身が力や速さを身につける必要すらなくなる」
老人「相手の方から、技をかけるのに必要な力や速さを持ってきてくれるんじゃからのう」
男「なるほど……」
老人「さぁ、来い！」
男「はいっ！」ﾀﾞｯ
老人「相手の突進を利用して……投げ飛ばす！」ﾌﾞﾝｯ
男「うわぁっ！」ｸﾞﾙﾝｯ
老人「よいか、技を極めれば、どのような力も速さも受け流し、利用することができる」
老人「さすれば、もはや自分自身が力や速さを身につける必要すらなくなる」
老人「相手の方から、技をかけるのに必要な力や速さを持ってきてくれるんじゃからのう」
男「なるほど……」
老人「さぁ、来い！」
男「はいっ！」ﾀﾞｯ
老人「相手の突進を利用して……投げ飛ばす！」ﾌﾞﾝｯ
男「うわぁっ！」ｸﾞﾙﾝｯ
38: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:05:04.429 ID:d5bQVMOD0.net
やがて――
＜山＞
ヒグマ「ガアァァァァァッ！！！」ｸﾞｵｵｵｵｵｯ
男（すごいパワーだ……このパワーを……利用するッ！）ﾌﾞﾝｯ
ヒグマ「ガァッ！？」ｸﾞﾙﾝｯ
ドズゥンッ！
ヒグマ「グ、アア……」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…
男「どうですか！？」
老人「ようやった……！ 免許皆伝じゃ！」
男（機は熟した！）
＜山＞
ヒグマ「ガアァァァァァッ！！！」ｸﾞｵｵｵｵｵｯ
男（すごいパワーだ……このパワーを……利用するッ！）ﾌﾞﾝｯ
ヒグマ「ガァッ！？」ｸﾞﾙﾝｯ
ドズゥンッ！
ヒグマ「グ、アア……」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…
男「どうですか！？」
老人「ようやった……！ 免許皆伝じゃ！」
男（機は熟した！）
41: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:08:14.508 ID:d5bQVMOD0.net
＜会社＞
男「課長、勝負しましょう！」
課長「また君か……いいだろう」ﾆﾔｯ
同僚「前にあんな惨敗したってのに、まだ懲りてねえのかよ！？」
OL「あっという間に勝負ついちゃいそう……」
男「課長、勝負しましょう！」
課長「また君か……いいだろう」ﾆﾔｯ
同僚「前にあんな惨敗したってのに、まだ懲りてねえのかよ！？」
OL「あっという間に勝負ついちゃいそう……」
43: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:11:18.397 ID:d5bQVMOD0.net
課長「いくぞ――」ﾋﾟｼｭ…
男「…………」ｽｯ
課長「な……！？」ﾋﾟﾀｯ
男「どうしました？ いつもみたいに走り回らないんですか？」
課長（う、動けない……！）
同僚「……すげえ！ 課長が動き出す瞬間を見切って足を踏み、動きを止めやがった！」
OL「ど、どうなってんの！？」
男「…………」ｽｯ
課長「な……！？」ﾋﾟﾀｯ
男「どうしました？ いつもみたいに走り回らないんですか？」
課長（う、動けない……！）
同僚「……すげえ！ 課長が動き出す瞬間を見切って足を踏み、動きを止めやがった！」
OL「ど、どうなってんの！？」
46: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:14:16.340 ID:d5bQVMOD0.net
男「さ、どうぞ。ご存分に走り回って下さい」ｻｯ
課長「……くっ」
課長「このスピード、見切れるかぁぁぁぁぁっ！！！」ｷﾞｭﾝｯ
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
同僚「課長の分身がものすごい数出てきた！ 軽く百体以上いやがる！」
OL「きゃああああああっ！ 多すぎて気持ち悪い！」
課長「……くっ」
課長「このスピード、見切れるかぁぁぁぁぁっ！！！」ｷﾞｭﾝｯ
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
同僚「課長の分身がものすごい数出てきた！ 軽く百体以上いやがる！」
OL「きゃああああああっ！ 多すぎて気持ち悪い！」
48: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:17:42.116 ID:d5bQVMOD0.net
男「丹念に積み重ねた技があれば、どんな速度も見破るのは容易い」ｽｯ
男（たとえ相手が音だろうと光だろうと、課長だろうと！）
男（課長のスピードを利用して――投げる！）ﾌﾞﾝｯ
ドカァンッ！
課長「ぐはぁぁぁぁぁっ！！！」
同僚「やった……あいつ、ついに課長を倒しやがった！」
OL「技が速度を制したのね！」
男（たとえ相手が音だろうと光だろうと、課長だろうと！）
男（課長のスピードを利用して――投げる！）ﾌﾞﾝｯ
ドカァンッ！
課長「ぐはぁぁぁぁぁっ！！！」
同僚「やった……あいつ、ついに課長を倒しやがった！」
OL「技が速度を制したのね！」
51: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:21:16.568 ID:d5bQVMOD0.net
課長「まさか、私のスピードが見切られる日が来るとはな……」
男「課長……」
課長「ショックだといいたいところだが、嬉しいよ」
課長「君ならきっと、この会社を背負う人材になれる！」
男「ありがとうございます！」
ワァァ…… ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…
男（こうして課長のスピハラはなくなり……課は平和になった）
男（そして、十数年の月日が流れた……）
男「課長……」
課長「ショックだといいたいところだが、嬉しいよ」
課長「君ならきっと、この会社を背負う人材になれる！」
男「ありがとうございます！」
ワァァ…… ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…
男（こうして課長のスピハラはなくなり……課は平和になった）
男（そして、十数年の月日が流れた……）
54: 以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/24(月) 23:24:12.465 ID:d5bQVMOD0.net
部下「課長、この書類なんですが……」
男「うむ……」
男「この書類を……投げるッ！」ﾌﾞﾝｯ
部下「うわぁっ！？」
ﾋﾗﾋﾗﾋﾗ… ﾊﾟｻｯ
部下「書類が全て、床に立った！」
男「フハハハハ、どうだ俺の“技”は！ すごいだろう！」
部下（上司のテクニックハラスメントがマジでうざい）
～おわり～
男「うむ……」
男「この書類を……投げるッ！」ﾌﾞﾝｯ
部下「うわぁっ！？」
ﾋﾗﾋﾗﾋﾗ… ﾊﾟｻｯ
部下「書類が全て、床に立った！」
男「フハハハハ、どうだ俺の“技”は！ すごいだろう！」
部下（上司のテクニックハラスメントがマジでうざい）
～おわり～
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