大根おろし

大根おろし

ジョリジョリジョリジョリ

男「ひぃい！やめてくれ！なんの得があるんだよ！」

先生「男くん！これでもご飯を食べ続けると言うの！？ならこうよ！」

先生「この大根おろしを>>7してやるわ！」

男「そんなぁ！」

おろ

先生「この大根おろしをおろしてやるわ！」

男「そんなぁ！」

ジョリジョリジョリジョリ

男「どうなってるんだ！大根おろしがさらにおろされていく！」

先生「出来たわ！これが>>11よ」

男「なにぃいい！！！」

おろおろし

先生「出来たわ！これがおろおよしよ」

男「なにぃいい！！聞いたこともないぞ！」

先生「食べなさい！今まで味わったことのない味かもしれないわ」

男「よし！それじゃあ早速！」

ムシャムシャムシャムシャ

男「ん？味は大根おろしと一緒だ！」

先生「でしょ？不思議だよね」

男「でも先生いいんですか？ご飯食べちゃダメって言ってたのにこんなもの食べしちゃって？」


先生「鋭いわね男くん。でも安心して。このおろおろしには>>14が入っているの」


男「そんなぁ！ってことは俺…」

食物繊維

先生「鋭いわね男くん。でも安心して。このおろおろしには食物繊維が入っているの」

男「そんなぁ！ってことは俺…」


男「健康になっちゃう！？」


先生「そうよ。気づいたときにはもう遅い。あなたは健康になってしまうのよ。」

男「いやだぁ！お通じがよくなっちまう！」ﾀﾞｯ‼(逃走)


先生「待ちなさいっ！授業中よ！」


先生「…早弁はなんとか止めさせたけれど…肝心の男くんが逃げてしまったわ！ちょっと女ちゃん！男くんを呼んできて！」

女「はい！分かりました！」

先生「あーでも一筋縄では行かないかも。もし素直に戻ってきてくれないようなら男くんに>>21しなさい」

女「えぇ…そんなこと…わ、分かりました！がんばります！」

アタック

先生「素直に戻ってきてくれないようなら男くんにアタックしなさい」

女「えぇ…そんなこと…わ、分かりました！がんばります！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

女「まってー！男くーん！授業中だよー！」

男「マジかよ！あいつは勉強ばっかりの真面目な女ちゃんじゃないか！すごい勢いで走ってくる！俺も本気で走らないと─」

女「アタァアーーック！！」


メリッ


男「うがぁあああああ！！！」ﾄﾞｻｯ


先生「よくやったわ女ちゃん！男くん確保！！」

男「離せ！もうあの教室には戻りたくない！」

先生「いい加減にして！…男くんのために皆授業中断して待ってくれているのよ！」

先生「みんな…男くんのこと、>>26だと思ってるから！」

女「先生ぇ！！」

男「そうだったのか！」

暇な人

先生「みんな男くんのこと…暇な人だと思ってるから！」

女「先生ぇ！！」

男「そうだったのか！」


男「…なーんだ。それだけか！じゃあなにも怖いことはないな！」


教室にて


男「ただいま戻りましたー！いやぁ、悪いなみんな！俺なんだか勘違いしてたみたいだ！」

クラスメイト1「別にいいってことよ！暇をもて余してるだけだもんなお前は！」

ﾜﾊﾊﾊﾊｱﾊﾊﾊﾊ

男「なんか、みんないい奴だなぁ」

クラスメイト2「暇な人最高ー！」

クラスメイト3「暇な人ばんざーい！」

クラスメイト1「キース！キース！キース！キース！」

女「ちょっと…やめてよ///」ｽﾞｲｽﾞｲ

男「…もしかしたら今の俺、幸せかもしれない///」ﾁｭｯ

ﾋｭｰﾋｭｰ‼ ﾊﾙｶﾞｷﾀﾖｰ‼

先生「うん！これがクラスの姿よ！ようやくクラスがまとまったわね！一件落着っと！」


こうして三年生四組は一致団結したクラスとなったのでした



おしまい