1: 2018/11/15(木) 21:47:46.357 ID:2QE6Jcq40.net
エミヤ「何も私に頼まなくても衛宮士郎に頼めば良いのではないか? 何故わざわざそれを私に?」


セイバー「えーっと……昨日はその、士郎の  を噛み砕いて死ぬ夢を見たので……気分を変えて今日はアーチャーに頼もうかな、と思いまして」


エミヤ(どんな夢だ、それは)


セイバー「あっ……もしかして今はお忙しかったでしょうか?」


エミヤ「いや、特にこれと言った用事はないな」


セイバー「でしたら……!」


エミヤ「ハァ……仕方ない、>>2でも振る舞うとしようか」

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/11/15(木) 21:48:12.093 ID:0nTwEsbN0.net
シロウ

4: 2018/11/15(木) 21:50:30.676 ID:2QE6Jcq40.net
エミヤ「衛宮士郎っ」


士郎「おう」シュタッ


セイバー「え? シロウ? 何処から……?」


士郎「アーチャー、まさかお前と手を組むことになるなんてな」


エミヤ「フッ、せいぜい足を引っ張ってくれるなよ……?」ニヤッ


士郎「そっちこそ!」ニヤッ


セイバー「えっ? えっ? えっ?」

5: 2018/11/15(木) 21:55:28.091 ID:2QE6Jcq40.net
士郎「令呪を持って命ずる! セイバー! これから一品の料理ができるまでその場を動くな!」ピカーーーーー


士郎「重ねて令呪を持って命ずる!! セイバー!! これから出される料理を何があっても完食するんだ!」ピカーーーーー


士郎「さらに重ねて、令呪を持って命ずる! セイバー! アーチャーには手を出すな!」ピカーーーーー


セイバー「な、何を……!?」ピクピク


アーチャー「下ごしらえは終わったようだ……では、トレース……オーバーエッジッ!」シャキィィィン


アーチャー「ハァッ!!」ズバババババ


士/郎「……」ブシャァァッ!!


セイバー「し、シロウッ!? 何をしてるのです!? アーチャー!!」

6: 2018/11/15(木) 22:02:47.968 ID:2QE6Jcq40.net
エミヤ「食材は鮮度が命! 衛宮士郎を大きめに切り刻み! 丁寧に血抜き! その後、ほどよく叩き、塩コショウを振る!!」ドンドンドン


エミヤ「油を引いて……玉ねぎ、にんにくをフライパンで炒め、しんなりとしてきたらそれらをフライパンからあげる!」


エミヤ「油はふきとらずにそのまま衛宮士郎を投入! バターと共にレアになる程度まで焼く! 」


エミヤ「焼けたら肉をフライパンからあげて……冷凍ごはんを入れ、先程炒めた玉ねぎとにんにくと一緒に炒める!」


エミヤ「満遍なく炒められたら……完成だ! ガーリックライスと衛宮士郎!」


エミヤ「さあ、セイバー! 思う存分に食べろ!」

7: 2018/11/15(木) 22:05:05.720 ID:2QE6Jcq40.net
しーん……


エミヤ「…………ハッ」


エミヤ「そうか、マスターを失ってしまったら……サーヴァントは……」


エミヤ「…………」


シロウ「」ホカホカ


エミヤ「……っ」パクッ モグモグ


エミヤ「…………肉が臭いな」モグモグ


HAPPY END

引用元: セイバー「アーチャー、お腹が空きました」 エミヤ「ふむ」