匿って

委員長「匿ってください！俺さん！」

俺「え…い、委員長…？」

ﾊﾞﾀﾝｯ

「あっちの方向に逃げたぞ！追え！」

委員長「ひっ…」ｶﾞｸｶﾞｸ

俺「な、何があったんです！？誰かに追われてるんですか！」

委員長「じ、実は…>>11」

「お嬢は見つかったか？」
「こっちにはいなかった」
「近くにいるはずだ探せ」

委員長「じ、実は…」

「お嬢は見つかったか？」
「こっちにはいなかった」
「近くにいるはずだ探せ」

委員長「っ…」ﾋﾞｸｩｯ

俺「お嬢…もしかして追われてるのって委員長の家の人に…？」

委員長「お願いです！あの人たちが私のことを諦めるまででいいですから…！しばらくこの家に匿ってください！」

俺「>>22」

出て行け

俺「出て行け」

委員長「お、俺さん…」

俺「面倒ごとはごめんです。早いとこ出て行ってくださいよ」

委員長「……わかりました。ご迷惑かけてすみませんでした。俺さん…」ｷﾞｨｨ…ﾊﾞﾀﾝｯ

「いたぞ！お嬢だ！」
「捕まえろ！」

委員長「っ…！」ﾀﾞｯ

俺「ふぅ…厄介払いできてよかったぜ。でも委員長、あんな怖い人たちに追いかけられるなんて何したんだろ…」

俺「……あー！もう、>>29！！」

寝よう

俺「今日はもう寝て明日考えるか！」ｺﾞﾛﾝ

翌朝

俺「行ってきまーす。……うわ！委員長！」

委員長「……」

俺「そんなところで何してるんです！？ボロボロじゃないですか！」

委員長「あ…お…俺さん、すみません…少し意識を失っていたようです…」ﾖﾛｯ

俺「大丈夫ですか！？とりあえず>>36」

委員長「すみません…」ﾌﾗﾌﾗ

しね

俺「ｯﾁ…また面倒ごとが…しねよ」ﾎﾞｿｯ

委員長「お…俺さん…？」

俺「いえ、なんでもないです…とりあえず家の中に入ってください…」

委員長「あ、ありがとうございます…」

………………

俺「お茶です、どうぞ。それで…何があったんですか？昨日のやつらは一体…」

委員長「……わかりました。俺さんには全てお話ししておきます」

委員長「>>46」

俺「……！」

くぁwせdrftgyふじこlp

委員長「実…はくぁwせdrftgyふじこlp」

俺「委員長…何を言って…」

委員長「俺さん危ないっ！」ﾊﾞｯ

俺「っ！？」

ｶﾞｼｬｧ-ﾝｯｯ!!!

黒服「チッ、次は外しませんよ。お嬢…」

委員長「くっ、こんなところで暴れるなんて…許せない…！」

俺「な、何だよお前！お嬢ってことはお前らは委員長の家族に雇われてんじゃねぇのか！？どうして委員長を襲うんだよぉ！！」

黒服「なんだ？そんなことも知らないで匿っていたのか」

黒服「まぁいい…理由を知ればお前もお嬢を匿う気など失せるだろう。>>55」

俺「そんな…本当ですか？委員長…」

委員長「っ…」

黒服「くぁwせdrftgyふじこlp」

委員長「今です！俺さん逃げましょう！」

俺「え…一体何が…委員長！？」

黒服「くっ、私としたことが…お嬢は完全に力をモノにしようとしているな…」ｷﾞﾘｨｯ

………………

俺「はぁはぁ…委員長！どういうことですか！？さっきから何を聞いてもはぐらかしてばかりですよ！そろそろ俺にもちゃんと事情を話してください！」

委員長「俺さん…で、でも…このことを話せば俺さんも平和な日常生活に戻れなくなるかも…」

俺「>>63」

俺「　　　」

委員長「私が養子だってことは知ってますよね？実は養子として私を引き取ったのは人体実験をするためだったんです…」

俺「(無視してなんか話しだしたぞ…)」

委員長「昔から病弱だった私は治療と言われてその人体実験を受け入れてきました。けど今になって不思議な力が使えるようになって今までのことがおかしかったことに気づき逃げ出してきたんです…！」

俺「そんな…何も知らない子供だった委員長を…自分たちの勝手な都合で、人体実験するためだけに…！？」

俺「許せない…！>>68ッ！」

委員長「俺さん！」ﾊﾟｧｧ

変身

俺「変身！」ﾋﾟｶ-ｯ

委員長「お、俺さん！？この光は…一体！」

俺「俺も昔同じような経験がありますから。委員長の辛さはよくわかるんです…」

委員長「ま、まさか…俺さんも私と同じように身体を弄られて…？」

俺「これが俺の本当の姿です！>>76！！！」

委員長「！？」

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　　　　　　　　　　　　　　　　　わ　た　し　で　す　
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俺「私です」ﾍﾟｶ-ｯ

委員長「うわ…キモッ」

俺「キモとはなんです！これでも普通の人間とは比べ物にならない程のパワーが…」

黒服「いたぞ！お嬢とお嬢のクラスメイトだ！」

俺「ちょうどいい…やつらで試してやりましょう」

俺「>>88！！！」

黒服「ぐっ…なんだこの光！？うわあああ！」

筋肉フラッシュ！

俺「筋肉フラッシュ！」ｶｧｧｯ

黒服「ぐわああああ！！」ﾄﾞｻﾄﾞｻｯ

委員長「見た目は最悪だけど力はすごい！俺さんがいれば…」

俺「はい、委員長の力の秘密がわかるかも知れません。委員長の家に乗り込みましょう！」

委員長「えぇ！」

………………

俺「ここが…委員長が人体実験されていたという施設ですか…」

委員長「気をつけてくださいね。何が仕掛けられているかわかりませんから」

俺「そうですね…んっ、これは…>>95！？」

委員長「何か見つけたんですか？」

バター

俺「ペロッ、これは…バター！？」

委員長「何故こんな場所にバターなんか…」

研究員「それは実験に使うんだよ」ｽﾀｽﾀ

俺「何者ッ！？」ｻｻｯ

研究員「おっと、僕はただの研究員、戦闘能力はないから攻撃しないでくれよ？」

委員長「わかりました。ですがそのバターが何に使うものなのか…それと私の不思議な力について知っていることを話してもらいます！」

研究員「いいよ、全部教えてあげようじゃないか」

研究員「>>103」

俺「！？」

全人類を美少女にするためだ

研究員「全人類を美少女にするためだ」

俺「！？」

研究員「ククク…素晴らしいだろう？この研究が上手くいけばお前のような醜い容姿の男でも美少女になれるんだ！全人類が美少女になれば人々に心の余裕ができ自ずと世界は平和になる！」

委員長「まさか…この力は！」

研究員「そうさ！お前の持っている不思議な力とは人間を美少女へと変える力！」

研究員「さあ俺くんとやら、委員長をこちらへ渡すんだ…君も美少女になりたいだろう？我々の崇高なる計画に協力するなら命だけは助けて…」

俺「>>111！」

委員長「お…俺さん！」

お前が欲しい

俺「お前が欲しい」

研究員「……は？」

俺「俺は　　なんだ。全人類美少女計画なんてまっぴらごめんだぜ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

研究員「き、貴様何を言って…全人類が美少女になれば誰も他人を傷つけようとは思わない！真の平和が訪れるんだぞ！」ﾜﾅﾜﾅ

俺「わかってねぇなぁ…それじゃあ俺みたいなゲイはどうなる？美少女より美少女を犯す方がいいってやつもいるはずだ…」ｽﾀｽﾀ

研究員「ひっ、く…来るな化け物ォ！！何故だ…この研究でお前もそんな醜い容姿から解放されるというのに！」

俺「世の中には俺みたいな醜悪な外見をした奴がいてもいいんだよ！いろんな個性を持った奴がいるからこの世界は面白いんだッ！」　ｩｯ

研究員「アッーーーー♂♂♂♂♂♂」

委員長「俺さん…」

　

俺「あらかた研究員達は片付いたな…これで全人類美少女化計画も…」

>>119「終わりだ…などと言うつもりじゃないだろうね？そうはさせないよ…」

俺「！？」

委員長「あ…あなたが…黒幕だったんですね…！」

>>119「久しぶりだね。委員長…」ﾆﾔﾘ

父

委員長父「久しぶりだね…我が娘よ」

委員長「お父様…」

俺「お前が黒幕か。養子とはいえ自分の娘に人体実験するなんて許せん！観念してもらうぞ」ｶｧｧｯ

委員長父「ク…フハハ！この私が観念だと？馬鹿め！悪の首領が何の策もなしに姿を現わすと思ったか！」

委員長「お父様！？一体何を…！」

委員長父「>>126！！！」

俺「何！？」

美少女化

委員長父「美少女化！」ｶｧｧｯ

俺「何だと！？まさか…」

委員長「研究はもう既に完成して…」

美少女父「フフ…最高だ！美少女となった私に暴力は振るえまい！後は委員長の力を使って世界中に…」

俺「>>133！」

美少女化

美少女俺「うわああああ！」ｶｧｧｯ

委員長「きゃっ！？……あれ、何も変化がない」

美少女父「フハハ！委員長が近くにいることで既に世界中へと美少女化が広がっているようだな！」

美少女俺「そんな…そんなことをすれば…」

美少女父「そう、美少女だけでは人類は存続できない。だがいいのだ。美少女化は死ぬまで続く。美少女は美少女として死に、美少女として人類は滅びるのだ！」

美少女俺「くっ…もうどうすることもできないのか！？このまま…人類は美少女として滅びを迎えるっていうのかよ！」ﾄﾞﾝｯ

委員長「……ひとつ、方法があります」

美少女俺「い、委員長…？」

委員長「>>140」

自爆

委員長「私が自爆して食い止めます…！」

俺「そんな…自爆なんてしたら委員長は！」

委員長「いいんです。私1人の命で人類が存続するのならば…」ｽﾀｽﾀ

美少女父「何をするつもりだ、娘よ。……ま、まさか！？」

委員長「そのまさかです！私と共にここで散ってください！お父様！」ｷﾞｭｯ

美少女父「や、やめろーッ！離せ！私はこんなところでは死ねんのだ！全人類美少女と化したこの地球で…美少女ハーレムを築くまでは…うっ、おのれえええええッ！！！」

委員長「(さよなら…俺さん)」ｶｧｧｯ

俺「い…委員長ォーーーーッ！！！！！！」

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こうして美少女と化した美少女委員長の父による全人類美少女計画は終焉を迎えた。だが忘れないでほしい、全人類を美少女にして人類を滅ぼそうとする悪魔のような計画を止めたのも、また1人の美少女だったということを…

俺「あの爆発の後、煙の中を探し回っても委員長は見つからなかった…委員長…今一体どこに…」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

俺「あ…はーい、こんな遅い時間に誰だ…？」

「お久しぶりですね、俺さん♪」

俺「……あ、あなたは…うっ…うう！うああああ！！」ｳﾙｯ

俺「こんな時間に…家に来て、何が重要な用なんでしょうか…？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

「えぇ…実は…」


完！！！！