1: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:22:00.17 ID:G41z0aks
ルビィ「偶然だね!」
善子「……!」
善子ママ「あらルビィちゃん?こんにちはー」
ルビィ「こんにちは!」ペコリ
ルビィ「?善子ちゃん?どうしたの?」
善子「ん!?あ、あー……その……」
ルビィ「善子ちゃん?」
善子「ヨ、ヨハネよ……(小声)」
ルビィ「あ、ごめんごめん!ヨハネだったよね!」
善子ママ「ヨハネ?ああ、アナタまだそんなこと言って……」
善子「あー!!ところでルビィ!どうしてスーパーにいるの!?買い物!?何か買いに来たの!?///」
ルビィ「そ、そりゃスーパーにいるんだからそうだよ……」
善子「……!」
善子ママ「あらルビィちゃん?こんにちはー」
ルビィ「こんにちは!」ペコリ
ルビィ「?善子ちゃん?どうしたの?」
善子「ん!?あ、あー……その……」
ルビィ「善子ちゃん?」
善子「ヨ、ヨハネよ……(小声)」
ルビィ「あ、ごめんごめん!ヨハネだったよね!」
善子ママ「ヨハネ?ああ、アナタまだそんなこと言って……」
善子「あー!!ところでルビィ!どうしてスーパーにいるの!?買い物!?何か買いに来たの!?///」
ルビィ「そ、そりゃスーパーにいるんだからそうだよ……」
5: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:25:30.81 ID:G41z0aks
善子「…………(無言の圧力)」
ルビィ「……???」
善子ママ「えーっと、それじゃあお母さんは買い物してるから。帰る時になったら連絡するわね?」
善子「あ、うん……」
ルビィ「あれ、よかったの?」
善子「……ま、まあ!?今日は仮の同居人の物資調達に 仕 方 な く 同行していただけだし!?別に構わないわ!少しばかりあなたに付き合ってあげましょう!」
ルビィ「なんかお母さんが遠ざかると声おっきくなったね!」
善子「うっ……」
善子「ア、アンタさ……」
ルビィ「ん?」
善子「……見た?」
ルビィ「見た?何を?」
善子「……いや、見てないならいいわ」
ルビィ「………………」
ルビィ「善子ちゃんが堕天使の欠片もなく素のトーンで『チョコレート買ってよおおお~~~』とか高校生にも関わらずちょっと困った顔で懇願してるとこ?」
善子「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
ルビィ「……???」
善子ママ「えーっと、それじゃあお母さんは買い物してるから。帰る時になったら連絡するわね?」
善子「あ、うん……」
ルビィ「あれ、よかったの?」
善子「……ま、まあ!?今日は仮の同居人の物資調達に 仕 方 な く 同行していただけだし!?別に構わないわ!少しばかりあなたに付き合ってあげましょう!」
ルビィ「なんかお母さんが遠ざかると声おっきくなったね!」
善子「うっ……」
善子「ア、アンタさ……」
ルビィ「ん?」
善子「……見た?」
ルビィ「見た?何を?」
善子「……いや、見てないならいいわ」
ルビィ「………………」
ルビィ「善子ちゃんが堕天使の欠片もなく素のトーンで『チョコレート買ってよおおお~~~』とか高校生にも関わらずちょっと困った顔で懇願してるとこ?」
善子「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
7: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:32:14.41 ID:G41z0aks
善子「アンタねえ!……アンタねえ!!(コブラツイスト)」
ルビィ「ピギィ!わわっ、善子ちゃんやめてよー!やめてくれないとバラしちゃうよ~!」
善子「ヒッ、しかもこいつ邪悪じゃない!(コブラツイスト解除)」
ルビィ「う~……ルビィは今善子ちゃんに対して最大級の弱みを握っていることを忘れないでよお……」ゲホッゲホッ
善子「な、なんでアンタそんな小動物みたいな振る舞いしつつ人を脅迫できるのよ……」
ルビィ「だって恥ずかしいよ?あれ。もういい歳なのに……花丸ちゃんとかに知られたら一生いじられるだろうね」
善子「うっ……まさか言うつもりじゃないでしょうね……」
ルビィ「……善子ちゃん」
善子「な、なによ」
ルビィ「ルビィ、あそこのチョコレートが食べたいな~」
善子「!?」
ルビィ「ピギィ!わわっ、善子ちゃんやめてよー!やめてくれないとバラしちゃうよ~!」
善子「ヒッ、しかもこいつ邪悪じゃない!(コブラツイスト解除)」
ルビィ「う~……ルビィは今善子ちゃんに対して最大級の弱みを握っていることを忘れないでよお……」ゲホッゲホッ
善子「な、なんでアンタそんな小動物みたいな振る舞いしつつ人を脅迫できるのよ……」
ルビィ「だって恥ずかしいよ?あれ。もういい歳なのに……花丸ちゃんとかに知られたら一生いじられるだろうね」
善子「うっ……まさか言うつもりじゃないでしょうね……」
ルビィ「……善子ちゃん」
善子「な、なによ」
ルビィ「ルビィ、あそこのチョコレートが食べたいな~」
善子「!?」
8: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:36:39.83 ID:G41z0aks
ルビィ「……」ニヤニヤ
善子「あ、あいにくそんなお金は……そ、それに!私がお母さ……仮の同居人にねだって……要求していたの見てたでしょ!?お、お金があったらあんなことしないじゃない!?」
ルビィ「それは違うよ」
善子「!?」
ルビィ「ルビィ知ってるよ。善子ちゃんは実は結構お金持ってるって」
善子「!」ギクリ
ルビィ「堕天使グッズだっていっぱい持ってるよね?生放送の投げ銭システムで割と稼いでるでしょ」
善子「!!!」ギクギクッ
ルビィ「さっきのはただお母さんに甘えたかっただけなんだよね?お金のあるなし関係ないと思うな~、ルビィは」
善子「!!!!!」ギクギクギクギクッ
善子「あ、あいにくそんなお金は……そ、それに!私がお母さ……仮の同居人にねだって……要求していたの見てたでしょ!?お、お金があったらあんなことしないじゃない!?」
ルビィ「それは違うよ」
善子「!?」
ルビィ「ルビィ知ってるよ。善子ちゃんは実は結構お金持ってるって」
善子「!」ギクリ
ルビィ「堕天使グッズだっていっぱい持ってるよね?生放送の投げ銭システムで割と稼いでるでしょ」
善子「!!!」ギクギクッ
ルビィ「さっきのはただお母さんに甘えたかっただけなんだよね?お金のあるなし関係ないと思うな~、ルビィは」
善子「!!!!!」ギクギクギクギクッ
11: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:40:00.66 ID:G41z0aks
善子「な、なんでそこまで分かるのよ…………」
ルビィ「だってルビィもよく同じようなことお母さんにするもん、だから善子ちゃんの気持ちも分かるの」
善子「!!!……なら!私もルビィがそういうことしてるって皆にバラして……!」
ルビィ「それはムリだね」
善子「え……!?」
ルビィ「ルビィがするのと善子ちゃんがするのとでは全然違うでしょ。仮に善子ちゃんがそれを言いふらしたところで『ふーん、だろうね』って言われるのが関の山だよ」
善子「!」
ルビィ「普段のキャラってものがあるよ。ルビィなんかいかにも駄々こねてそうじゃん」ドヤア
善子「ぐぬぬ……!」
ルビィ「分かったら早くそこのスニッカーズ10個買ってくるんだよ。堕天使続けたいでしょ?ほらはーりーあっぷ」
ルビィ「だってルビィもよく同じようなことお母さんにするもん、だから善子ちゃんの気持ちも分かるの」
善子「!!!……なら!私もルビィがそういうことしてるって皆にバラして……!」
ルビィ「それはムリだね」
善子「え……!?」
ルビィ「ルビィがするのと善子ちゃんがするのとでは全然違うでしょ。仮に善子ちゃんがそれを言いふらしたところで『ふーん、だろうね』って言われるのが関の山だよ」
善子「!」
ルビィ「普段のキャラってものがあるよ。ルビィなんかいかにも駄々こねてそうじゃん」ドヤア
善子「ぐぬぬ……!」
ルビィ「分かったら早くそこのスニッカーズ10個買ってくるんだよ。堕天使続けたいでしょ?ほらはーりーあっぷ」
13: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:45:55.13 ID:G41z0aks
~数分後~
善子「ほら……!買ってきたわよ……!」
ルビィ「わーい!ありがとう善子ちゃん!」
善子「出費はともかく精神的屈辱がデカいわ……」
ルビィ「でももうこれでルビィは秘密を守るからね!安心して!」モグモグ
善子「本当かしら……」
ルビィ「そう言えばさっきヨハネのくだりが小声になってたのはなんだったの?」モグモグ
善子「くだりって言うなくだりって」
ルビィ「前に善子ちゃんの部屋行ったけど、別にお母さんにそういう趣味隠してるってことでもなさそうだったよね?」モグモグ
善子「ん、まあ……そりゃアンタ、いくら隠してないとはいえ母親の前で『だからヨハネよ!』とか……ねえ?」
ルビィ「それは恥ずかしいんだ……ゲフッ」
善子「……とにかく!絶対言うんじゃないわよ!分かったわね!」
ルビィ「うん!ルビィの胃袋に落ちたスニッカーズに誓って絶対秘密にする!」
善子「ふぅ……」
タタタ……
ダイヤ「あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!」
善子「…………」
ダイヤ「凄かったですわよ~!記念に写真もとって……もらっ……て…………」
善子「…………」
ダイヤ「あ…………」
善子「へーw」
善子「ほら……!買ってきたわよ……!」
ルビィ「わーい!ありがとう善子ちゃん!」
善子「出費はともかく精神的屈辱がデカいわ……」
ルビィ「でももうこれでルビィは秘密を守るからね!安心して!」モグモグ
善子「本当かしら……」
ルビィ「そう言えばさっきヨハネのくだりが小声になってたのはなんだったの?」モグモグ
善子「くだりって言うなくだりって」
ルビィ「前に善子ちゃんの部屋行ったけど、別にお母さんにそういう趣味隠してるってことでもなさそうだったよね?」モグモグ
善子「ん、まあ……そりゃアンタ、いくら隠してないとはいえ母親の前で『だからヨハネよ!』とか……ねえ?」
ルビィ「それは恥ずかしいんだ……ゲフッ」
善子「……とにかく!絶対言うんじゃないわよ!分かったわね!」
ルビィ「うん!ルビィの胃袋に落ちたスニッカーズに誓って絶対秘密にする!」
善子「ふぅ……」
タタタ……
ダイヤ「あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!」
善子「…………」
ダイヤ「凄かったですわよ~!記念に写真もとって……もらっ……て…………」
善子「…………」
ダイヤ「あ…………」
善子「へーw」
16: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 19:52:28.19 ID:G41z0aks
ルビィ「お、お姉ちゃん……」
ダイヤ「………………なっ」
善子「ほーwヒーローショーw」
ダイヤ「……よ、善子さん?wアナタ善子さんでしたっけ?w」
ルビィ「見たら分かるでしょ……」
善子「ほっほーwなるほどーwしかもいつもより心無しかテンションも高め……とw」
ダイヤ「ちょっ!アナタなんでこんなところに!///」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「ごめん恥ずかしい……」
ダイヤ「うっ!」グサッ
善子「内浦の名家姉妹は休日の昼下がりにスーパーで仲良く買い物ルンルンねーwさーぞや楽しいでしょうなーw沸き立つヒーローショーにダイヤの輝きが止まらない!何カラットかしら?」
ダイヤ「ちょっ、やめなさい!」
ルビィ「なんか流れ弾食らったよぉ……」
ダイヤ「………………なっ」
善子「ほーwヒーローショーw」
ダイヤ「……よ、善子さん?wアナタ善子さんでしたっけ?w」
ルビィ「見たら分かるでしょ……」
善子「ほっほーwなるほどーwしかもいつもより心無しかテンションも高め……とw」
ダイヤ「ちょっ!アナタなんでこんなところに!///」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「ごめん恥ずかしい……」
ダイヤ「うっ!」グサッ
善子「内浦の名家姉妹は休日の昼下がりにスーパーで仲良く買い物ルンルンねーwさーぞや楽しいでしょうなーw沸き立つヒーローショーにダイヤの輝きが止まらない!何カラットかしら?」
ダイヤ「ちょっ、やめなさい!」
ルビィ「なんか流れ弾食らったよぉ……」
22: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:04:18.37 ID:G41z0aks
善子「んー?w美味しそうなスニッカーズ持ってる娘がいるねーw」
ルビィ「は、はい……」
善子「……よこしなさい!」バッ
ルビィ「うわーん!とられたー!」
善子「やかましい!そりゃ元々私が買ったものよ!」
ダイヤ「よ、善子さん……?さてはアナタこのことを口外するつもりじゃなくて……?」ヒクッ
善子「ええ、するわよ」
ダイヤ「!?」
善子「めっちゃ言いふらすわよ」
ダイヤ「ちょ、鬼!!」
善子「さっきアンタの妹がやろうとしたことだわい!」
善子「……鬼じゃないわよ!ヨハネよ!」
ダイヤ「どっちでもいいですわ!!」
ダイヤ「と、ともかく…………」
ダイヤ「!そうだ……証拠!証拠はあるんですの!?」
ダイヤ「アナタがいくらそんなこと言いふらしたって、それが妄言である可能性もありますわ!今だって自分がヨハネだとか妄言を吐いていますし!」
善子「妄言って言うな!」
善子「……そして甘いわ!なんとこの私!実は録音機を咄嗟に回していたのよね!」
ダイヤ「なんですって!?」
ルビィ「は、はい……」
善子「……よこしなさい!」バッ
ルビィ「うわーん!とられたー!」
善子「やかましい!そりゃ元々私が買ったものよ!」
ダイヤ「よ、善子さん……?さてはアナタこのことを口外するつもりじゃなくて……?」ヒクッ
善子「ええ、するわよ」
ダイヤ「!?」
善子「めっちゃ言いふらすわよ」
ダイヤ「ちょ、鬼!!」
善子「さっきアンタの妹がやろうとしたことだわい!」
善子「……鬼じゃないわよ!ヨハネよ!」
ダイヤ「どっちでもいいですわ!!」
ダイヤ「と、ともかく…………」
ダイヤ「!そうだ……証拠!証拠はあるんですの!?」
ダイヤ「アナタがいくらそんなこと言いふらしたって、それが妄言である可能性もありますわ!今だって自分がヨハネだとか妄言を吐いていますし!」
善子「妄言って言うな!」
善子「……そして甘いわ!なんとこの私!実は録音機を咄嗟に回していたのよね!」
ダイヤ「なんですって!?」
24: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:09:26.75 ID:G41z0aks
善子「今私が付けているこの指輪……実はこれ、この辺をちょっと押してやると録音機になるのよね」
ダイヤ「そんなバカな……wブラフに決まってますわ!私にそんな嘘が通じるとでも……」
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!』
ダイヤ「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
ルビィ「す、すごい……なんでこんなものを……」
善子「行きつけのちょっと尖った雑貨屋さんに売ってたのよ。なんとなく付けてたけど、まさか役に立つ時が来るとはね」
善子「…………」カチッカチッ
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!』
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!』
『あ、ルビィ~!』『あ、ルビィ~!』『あ、ルビィ~!』
ダイヤ「リピートをやめなさい!!!!やめてください!!!!」
ルビィ(せめて私の名前呼んでなければ……お姉ちゃんめ……)
善子「……さて、分かるわよね?」
ダイヤ「わ、私にどうしろと……?」
善子「……ブラックサンダー箱で買ってこいっつってんのよ!!!Harry up!!!!」
ダイヤ「そんなバカな……wブラフに決まってますわ!私にそんな嘘が通じるとでも……」
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!』
ダイヤ「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
ルビィ「す、すごい……なんでこんなものを……」
善子「行きつけのちょっと尖った雑貨屋さんに売ってたのよ。なんとなく付けてたけど、まさか役に立つ時が来るとはね」
善子「…………」カチッカチッ
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!あのね、お姉ちゃんね、屋上でやってるヒーローショー観てきたの~!』
『あ、ルビィ~!こんなところにいた~!』
『あ、ルビィ~!』『あ、ルビィ~!』『あ、ルビィ~!』
ダイヤ「リピートをやめなさい!!!!やめてください!!!!」
ルビィ(せめて私の名前呼んでなければ……お姉ちゃんめ……)
善子「……さて、分かるわよね?」
ダイヤ「わ、私にどうしろと……?」
善子「……ブラックサンダー箱で買ってこいっつってんのよ!!!Harry up!!!!」
29: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:16:20.59 ID:G41z0aks
ダイヤ「は、はいぃ!ただちに!……ルビィ!急いで買ってきなさい!」
ルビィ「な、なんでルビィが……」スタタタ
善子「ふっふっふ……勝った…………!さっきはルビィにうっかり弱みを握られたけど……」
善子「こうして物的証拠がある以上それももはや無意味!私の方が圧倒的優位!」
ダイヤ「よ、弱みとは……?」
善子「誰が勝手に喋っていいと言ったァ!アナタは大人しくブラックサンダーが届くまで私の下僕となっていればよいのです!」
ダイヤ「ブラックサンダーが届いたらさっきのデータ、消してくれるんですわよね……?」
善子「フッ……約束しましょう」
ダイヤ「はあ……とんだ災難ですわ……」
善子「私の一人勝ちね!」
曜「あれ、二人ともこんなとこでやってるの?」
善子「……あれ、曜?」
ダイヤ「曜さん!?」
曜ママ「あら、こんにちは~」
ルビィ「な、なんでルビィが……」スタタタ
善子「ふっふっふ……勝った…………!さっきはルビィにうっかり弱みを握られたけど……」
善子「こうして物的証拠がある以上それももはや無意味!私の方が圧倒的優位!」
ダイヤ「よ、弱みとは……?」
善子「誰が勝手に喋っていいと言ったァ!アナタは大人しくブラックサンダーが届くまで私の下僕となっていればよいのです!」
ダイヤ「ブラックサンダーが届いたらさっきのデータ、消してくれるんですわよね……?」
善子「フッ……約束しましょう」
ダイヤ「はあ……とんだ災難ですわ……」
善子「私の一人勝ちね!」
曜「あれ、二人ともこんなとこでやってるの?」
善子「……あれ、曜?」
ダイヤ「曜さん!?」
曜ママ「あら、こんにちは~」
31: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:20:05.47 ID:G41z0aks
ダイヤ「なにしてますのこんなとこで!?」
曜「え、うぇえ……なにをって買い物だよ……」
ダイヤ「はあ……」
善子「でもアンタ……」
曜「へ?」
善子「う、腕とか組むのね……親子で……」
曜「うん(即答)」
ダイヤ「な、仲がよろしいんですのね……」
曜「そう?こんなもんでしょ!wまあママとの買い物は楽しいからねーw」
曜ママ「もー、曜ったらw」
ダイヤ「…………」
善子「…………」
曜「じゃ、二人ともまたねーw」
キャッキャッ
善子「…………」
ダイヤ「…………」
善子「なんか、うん……」
ダイヤ「あのやり取りが凄く下らないことのように思えてきましたわ……」
曜「え、うぇえ……なにをって買い物だよ……」
ダイヤ「はあ……」
善子「でもアンタ……」
曜「へ?」
善子「う、腕とか組むのね……親子で……」
曜「うん(即答)」
ダイヤ「な、仲がよろしいんですのね……」
曜「そう?こんなもんでしょ!wまあママとの買い物は楽しいからねーw」
曜ママ「もー、曜ったらw」
ダイヤ「…………」
善子「…………」
曜「じゃ、二人ともまたねーw」
キャッキャッ
善子「…………」
ダイヤ「…………」
善子「なんか、うん……」
ダイヤ「あのやり取りが凄く下らないことのように思えてきましたわ……」
32: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:23:48.10 ID:G41z0aks
ルビィ「おまたせー、買ってきたよブラックサンダー!」
ダイヤ「……ありがとう。ルビィ」
善子「それさ……やっぱ皆で食べようか……うん」
ルビィ「え?」
箱買いしたブラックサンダーはどこかむなしい味がした。
母親と心底楽しそうに買い物をする渡辺曜の後ろ姿がそうさせたのかもしれない。
善子は家族と仲良くする姿をネタに脅迫した自分を恥じた。録音したデータを何かに言い訳するかのようにすぐ消した。
ダイヤは恥じた自分を恥じた。別に妹楽しく買い物していたことの何がいけなかったのか。今となっては何もわからなかった。
ルビィはブラックサンダーを美味しいと思った。しかし結局なんだかんだスニッカーズは善子に取り上げられたままだったのでそこは不満だった。
そして善子は母親からの連絡にずっと気付かず、この後置いて帰られることになった。
仕方が無いので黒澤姉妹と一緒に買い物したあと、バスで帰ることにした。
ダイヤ「……ありがとう。ルビィ」
善子「それさ……やっぱ皆で食べようか……うん」
ルビィ「え?」
箱買いしたブラックサンダーはどこかむなしい味がした。
母親と心底楽しそうに買い物をする渡辺曜の後ろ姿がそうさせたのかもしれない。
善子は家族と仲良くする姿をネタに脅迫した自分を恥じた。録音したデータを何かに言い訳するかのようにすぐ消した。
ダイヤは恥じた自分を恥じた。別に妹楽しく買い物していたことの何がいけなかったのか。今となっては何もわからなかった。
ルビィはブラックサンダーを美味しいと思った。しかし結局なんだかんだスニッカーズは善子に取り上げられたままだったのでそこは不満だった。
そして善子は母親からの連絡にずっと気付かず、この後置いて帰られることになった。
仕方が無いので黒澤姉妹と一緒に買い物したあと、バスで帰ることにした。
33: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:25:39.22 ID:G41z0aks
その1終わりです。
とりあえずその3までは考えています。
ご飯食べてから続き書こうと思います。
とりあえずその3までは考えています。
ご飯食べてから続き書こうと思います。
41: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:50:25.07 ID:G41z0aks
~別の階にて~
千歌「や~だやだやだ買って買って買って!!」ジタバタジタバタ
美渡「ダーメったらダメ!駄々こねるんじゃないの!」
梨子(ふー、とりあえず買うものはこれくらいかな……)テクテク
梨子(ん?この声って…………)
千歌「やだやだ買ってくれるまでここ動かない!やだったらやだなの!」ジタバタジタバタ
美渡「もー、置いてくよ!」
千歌「んぎぃ~っ!待てぇ~!」ガシッ
美渡「ちょ、アンタ力つよっ!」
千歌「鍛えてるしっ」ガシィッ
美渡「ちょっ、いい加減にしな!アンタもうお姉さんでしょ!ほら、周りに見られてるよ!」
千歌「関係ないから~!」ガシィッ
梨子「ち、千歌ちゃん……?」
千歌「あっ、梨子ちゃん!?」
梨子「あっ、えっと……はは……」
千歌「梨子ちゃんちょうどいいとこに来た!聞いてよ美渡姉がひどいの!私はあの卓球台が欲しいのに美渡姉全然買ってくれないの!買い物に付き合ったら卓球買ってくれるって言ってたのに!嘘つきだよ嘘つき!」シュバババババ(走り寄ってくる音)
梨子「へ!?え!?……あ、ああ、うん……?」
美渡「私が買うって言ったのはピンポン玉の方だバカ!誰が卓球台の方買うんだアホ!」
千歌「や~だやだやだ買って買って買って!!」ジタバタジタバタ
美渡「ダーメったらダメ!駄々こねるんじゃないの!」
梨子(ふー、とりあえず買うものはこれくらいかな……)テクテク
梨子(ん?この声って…………)
千歌「やだやだ買ってくれるまでここ動かない!やだったらやだなの!」ジタバタジタバタ
美渡「もー、置いてくよ!」
千歌「んぎぃ~っ!待てぇ~!」ガシッ
美渡「ちょ、アンタ力つよっ!」
千歌「鍛えてるしっ」ガシィッ
美渡「ちょっ、いい加減にしな!アンタもうお姉さんでしょ!ほら、周りに見られてるよ!」
千歌「関係ないから~!」ガシィッ
梨子「ち、千歌ちゃん……?」
千歌「あっ、梨子ちゃん!?」
梨子「あっ、えっと……はは……」
千歌「梨子ちゃんちょうどいいとこに来た!聞いてよ美渡姉がひどいの!私はあの卓球台が欲しいのに美渡姉全然買ってくれないの!買い物に付き合ったら卓球買ってくれるって言ってたのに!嘘つきだよ嘘つき!」シュバババババ(走り寄ってくる音)
梨子「へ!?え!?……あ、ああ、うん……?」
美渡「私が買うって言ったのはピンポン玉の方だバカ!誰が卓球台の方買うんだアホ!」
43: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:53:25.82 ID:G41z0aks
千歌「ずるい!詐欺だ!美渡姉詐欺師だ!」
美渡「アンタが勝手に勘違いしたんでしょ!それに卓球台は旅館に置いてあるし!新しいの買う必要ないから!」
千歌「マイ卓球台が欲しいの!部屋に置くやつが欲しいの!欲しいったら欲しいの!」ギャアギャア
美渡「アンタの部屋のどこに置くの!それに値段見てみな!卓球台は3万近くするんだぞ!買えるわけないでしょうが!」
千歌「いいや、買えるね!」
美渡「なにっ!?」
千歌「美渡姉昨日ボーナス出たの、私知ってるんだから!」
美渡「うっ……」
千歌「……だから買って~!」ガシッ
美渡「ダ~メだっつのに!こら!離せ!」
梨子「あの~……?どういう状況で……?」
美渡「ああ、梨子ちゃん。ご覧の通りだよ、千歌が駄々こねてんだ」
梨子「えぇ……」
美渡「三姉妹の末っ子として育ったこいつの駄々力は恐ろしいぞ。こうなったらもう私でも手が付けられない」
梨子「駄々力ってなんですか……」
美渡「アンタが勝手に勘違いしたんでしょ!それに卓球台は旅館に置いてあるし!新しいの買う必要ないから!」
千歌「マイ卓球台が欲しいの!部屋に置くやつが欲しいの!欲しいったら欲しいの!」ギャアギャア
美渡「アンタの部屋のどこに置くの!それに値段見てみな!卓球台は3万近くするんだぞ!買えるわけないでしょうが!」
千歌「いいや、買えるね!」
美渡「なにっ!?」
千歌「美渡姉昨日ボーナス出たの、私知ってるんだから!」
美渡「うっ……」
千歌「……だから買って~!」ガシッ
美渡「ダ~メだっつのに!こら!離せ!」
梨子「あの~……?どういう状況で……?」
美渡「ああ、梨子ちゃん。ご覧の通りだよ、千歌が駄々こねてんだ」
梨子「えぇ……」
美渡「三姉妹の末っ子として育ったこいつの駄々力は恐ろしいぞ。こうなったらもう私でも手が付けられない」
梨子「駄々力ってなんですか……」
44: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 20:57:01.64 ID:G41z0aks
美渡「旅館に置いてあるピンポン玉が古くなってきたから新調しようと思ったんだけどね……」
美渡「ついでに千歌に声掛けたらとんでもない誤解されてしまったよ……どうしたもんかなこれ」
千歌「……!……!!」ギャアギャア
梨子「もうこの際買ってあげたらいいんじゃないですか?」
美渡「やだよ、私ボーナスで車のローン返済しないといけないんだから!」
梨子「はあ……」
美渡「……そうだ、ちょっと梨子ちゃんがなだめてあげてよ。友達の言うことなら聞くかもしれないし」
梨子「えぇ~?うーん……」
梨子「ま、まあ分かりました……こんな状態の千歌ちゃん放っておけないですし……」
美渡姉「頼むよ!」
梨子「あの~、千歌ちゃん?」
千歌「あ、梨子ちゃん!梨子ちゃんもひどいと思うよね!?美渡姉に言ってやって!」
梨子「ま、まあ……千歌ちゃんの言いたいことも分かるけど……なんか美渡さんも色々大変みたいだし……?ここは我慢して……」
千歌「……う」
梨子「?」
千歌「うぅ~……ダメなのぉ……?」
梨子「ハッ!!!!!/////」
梨子「………………」
梨子「私が買ってあげようか?」
美渡「こらこらこらこらこらこらこら!」
美渡「ついでに千歌に声掛けたらとんでもない誤解されてしまったよ……どうしたもんかなこれ」
千歌「……!……!!」ギャアギャア
梨子「もうこの際買ってあげたらいいんじゃないですか?」
美渡「やだよ、私ボーナスで車のローン返済しないといけないんだから!」
梨子「はあ……」
美渡「……そうだ、ちょっと梨子ちゃんがなだめてあげてよ。友達の言うことなら聞くかもしれないし」
梨子「えぇ~?うーん……」
梨子「ま、まあ分かりました……こんな状態の千歌ちゃん放っておけないですし……」
美渡姉「頼むよ!」
梨子「あの~、千歌ちゃん?」
千歌「あ、梨子ちゃん!梨子ちゃんもひどいと思うよね!?美渡姉に言ってやって!」
梨子「ま、まあ……千歌ちゃんの言いたいことも分かるけど……なんか美渡さんも色々大変みたいだし……?ここは我慢して……」
千歌「……う」
梨子「?」
千歌「うぅ~……ダメなのぉ……?」
梨子「ハッ!!!!!/////」
梨子「………………」
梨子「私が買ってあげようか?」
美渡「こらこらこらこらこらこらこら!」
45: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:07:05.58 ID:G41z0aks
美渡「よさんか、何してるこら」
梨子「いや、だってあんな顔されたら……もう……///」
美渡「気持ちは分かるがやめときなって。とりあえず鼻血でてるぞ、拭きな」
梨子「え、あ、はい」ゴシゴシ
美渡「分かった?あれが千歌の恐ろしいところなんだよ……」
梨子「ええ、よーく分かりました。あれはヤバいですね……とんでもない駄々力です……」
美渡「決して財布の紐を緩めるなよ……全て吸い尽くされるぞ……」
梨子「恐ろしい……」
美渡「私が頑なに買ってやらん理由がよく分かったでしょ?」
梨子「はい。あれは一度でも心を許したら底なしの沼に堕ちてしまうと確信できますね」
千歌「ね~、梨子ちゃ~ん……」
梨子「あ!……な、なに!?千歌ちゃん」
千歌「梨子ちゃんが買ってくれるってほんと……?」
梨子「………………」
梨子「本当♡」
美渡「だぁ~かぁ~らぁ~!!!!!」
梨子「いや、だってあんな顔されたら……もう……///」
美渡「気持ちは分かるがやめときなって。とりあえず鼻血でてるぞ、拭きな」
梨子「え、あ、はい」ゴシゴシ
美渡「分かった?あれが千歌の恐ろしいところなんだよ……」
梨子「ええ、よーく分かりました。あれはヤバいですね……とんでもない駄々力です……」
美渡「決して財布の紐を緩めるなよ……全て吸い尽くされるぞ……」
梨子「恐ろしい……」
美渡「私が頑なに買ってやらん理由がよく分かったでしょ?」
梨子「はい。あれは一度でも心を許したら底なしの沼に堕ちてしまうと確信できますね」
千歌「ね~、梨子ちゃ~ん……」
梨子「あ!……な、なに!?千歌ちゃん」
千歌「梨子ちゃんが買ってくれるってほんと……?」
梨子「………………」
梨子「本当♡」
美渡「だぁ~かぁ~らぁ~!!!!!」
47: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:18:27.87 ID:G41z0aks
美渡「財布の紐緩めるなって今言ったばっかでしょーが!なに速攻で手のひら返してんだこの変態ピアノ!」
梨子「変態ピアノってなんですか!美渡さんこそ変態シスコンじゃないですか!シスコン!変態!」
美渡「んだとぉ!?誰がシスコンだ!」
梨子「お前の父ちゃんロリコン職人!」
美渡「このガキャァ……!」ワナワナ
梨子「そもそも私が買ってあげるのは私の勝手じゃないですか!美渡さんは大人しく車のローン返しといてくださいよ!」
美渡「きー!それじゃあ私がケチな姉で終わるわ!それは我慢ならん!」
梨子「美渡さんのそれも駄々じゃないですか!」
美渡「なにー!?無茶苦茶言いやがって、表出ろこら!」
梨子「望むところです!」
千歌「二人とも喧嘩はダメーーーッ!」
美渡「お前が原因じゃ!」
梨子「変態ピアノってなんですか!美渡さんこそ変態シスコンじゃないですか!シスコン!変態!」
美渡「んだとぉ!?誰がシスコンだ!」
梨子「お前の父ちゃんロリコン職人!」
美渡「このガキャァ……!」ワナワナ
梨子「そもそも私が買ってあげるのは私の勝手じゃないですか!美渡さんは大人しく車のローン返しといてくださいよ!」
美渡「きー!それじゃあ私がケチな姉で終わるわ!それは我慢ならん!」
梨子「美渡さんのそれも駄々じゃないですか!」
美渡「なにー!?無茶苦茶言いやがって、表出ろこら!」
梨子「望むところです!」
千歌「二人とも喧嘩はダメーーーッ!」
美渡「お前が原因じゃ!」
50: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:25:09.17 ID:G41z0aks
千歌「もういいよ……二人が喧嘩するぐらいなら、千歌が我慢するから……」
美渡「そ、そりゃそうだろ」
梨子「なんでちょっと譲歩してあげるみたいな言い方してるの……」
千歌「仲良しが一番だよ。ほら仲直りして?」
美渡「いや、だからお前が駄々こねてるからこうなったんだぞ」
梨子「火種は千歌ちゃんが起こしたのよ」
千歌「もー分かったよぅ。駄々こねてごめんなさい!千歌ピンポン玉で我慢するから……」
美渡「やっと分かったか……はーやれやれ」
美渡「まあ、なんだかんだこのきかん坊が納得したのは梨子ちゃんのおかげだよ。ありがとね」
梨子「まったく疲れたわ……」
千歌「あ、あれ!曜ちゃんじゃない?」
梨子「え、どこ?」
千歌「ほらあそこのフードコート!」
美渡「あーホントだ。向かいに座ってるのは曜ちゃんのお母さんだね」
梨子「楽しそうね。邪魔しちゃ悪いかしら」
千歌「ていうか、曜ちゃんが食べてるパフェおいしそー……」
美渡「……ハッ」
千歌「食べたいなあ……」
美渡「そ、そりゃそうだろ」
梨子「なんでちょっと譲歩してあげるみたいな言い方してるの……」
千歌「仲良しが一番だよ。ほら仲直りして?」
美渡「いや、だからお前が駄々こねてるからこうなったんだぞ」
梨子「火種は千歌ちゃんが起こしたのよ」
千歌「もー分かったよぅ。駄々こねてごめんなさい!千歌ピンポン玉で我慢するから……」
美渡「やっと分かったか……はーやれやれ」
美渡「まあ、なんだかんだこのきかん坊が納得したのは梨子ちゃんのおかげだよ。ありがとね」
梨子「まったく疲れたわ……」
千歌「あ、あれ!曜ちゃんじゃない?」
梨子「え、どこ?」
千歌「ほらあそこのフードコート!」
美渡「あーホントだ。向かいに座ってるのは曜ちゃんのお母さんだね」
梨子「楽しそうね。邪魔しちゃ悪いかしら」
千歌「ていうか、曜ちゃんが食べてるパフェおいしそー……」
美渡「……ハッ」
千歌「食べたいなあ……」
51: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:29:37.32 ID:G41z0aks
千歌「ねー、美渡姉~」
美渡「うっ……あれ確か『ハイパーウルトラデラックスゴージャスパフェ』でしょ……2980円するやつ……」
千歌「ねーねー美渡姉~、千歌お腹空いたな~……梨子ちゃんもでしょ?」
梨子「ええ、そういえば空いたわね」
美渡「えっ、その流れだと私2人分奢ることにならない?」
千歌「ね~美渡姉~ってば~」
梨子「お姉さ~ん」
美渡「アンタにお姉さんと呼ばれる筋合いはないわ!」
千歌「う……」
美渡「ぐっ……わ、分かった分かった!頼むからもう駄々をこねるな! 奢ってやるから!仕方ないな!」
千歌「やったー!美渡姉だいすき!」
美渡「まったく……///」
美渡「あ、梨子ちゃんは普通のパフェね。390円のやつ」
梨子「ケチくさっ(はい、ありがとうございます。ご馳走になりますね!)」
こうして3人は喫茶店でゆっくり過ごした。邪魔をすると悪いので曜ちゃんには声をかけなかった。なんだかんだ美渡姉は梨子ちゃんにもハイパーウルトラデラックスパフェを奢ってあげた。(出費およそ6000円)
ちなみに、卓球台はなんだかんだ後日美渡姉が買ってくれた。千歌の駄々力は増してく一方であった。
美渡「うっ……あれ確か『ハイパーウルトラデラックスゴージャスパフェ』でしょ……2980円するやつ……」
千歌「ねーねー美渡姉~、千歌お腹空いたな~……梨子ちゃんもでしょ?」
梨子「ええ、そういえば空いたわね」
美渡「えっ、その流れだと私2人分奢ることにならない?」
千歌「ね~美渡姉~ってば~」
梨子「お姉さ~ん」
美渡「アンタにお姉さんと呼ばれる筋合いはないわ!」
千歌「う……」
美渡「ぐっ……わ、分かった分かった!頼むからもう駄々をこねるな! 奢ってやるから!仕方ないな!」
千歌「やったー!美渡姉だいすき!」
美渡「まったく……///」
美渡「あ、梨子ちゃんは普通のパフェね。390円のやつ」
梨子「ケチくさっ(はい、ありがとうございます。ご馳走になりますね!)」
こうして3人は喫茶店でゆっくり過ごした。邪魔をすると悪いので曜ちゃんには声をかけなかった。なんだかんだ美渡姉は梨子ちゃんにもハイパーウルトラデラックスパフェを奢ってあげた。(出費およそ6000円)
ちなみに、卓球台はなんだかんだ後日美渡姉が買ってくれた。千歌の駄々力は増してく一方であった。
52: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:30:43.37 ID:G41z0aks
その2終わりです。
ご飯食べながら書いたんで、完全に食べ終わったらその3を書こうと思います。
ご飯食べながら書いたんで、完全に食べ終わったらその3を書こうと思います。
56: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:53:31.44 ID:G41z0aks
~別の階にて~
花丸(………………)キョロキョロ
花丸(おばあちゃんどこ行ったずら……)
花丸(困ったなあ、はぐれちゃった……)
花丸(おばあちゃん携帯とか持ってないし……きっと今頃マルのこと探してるずら……)
花丸(うーん……)キョロキョロ
花丸「……ん?」
鞠莉(………………)キョロキョロ
鞠莉(果南どこ行ったのかしら……)
鞠莉(困ったわ、はぐれちゃった……)
鞠莉(果南携帯とかまず見ないし……そもそも今私の事探してるかどうかも微妙だわ……)
鞠莉「……グスッ」
花丸「……鞠莉ちゃん?」
鞠莉「ひゃい!?……え、花丸?」
花丸「あっ、やっぱり鞠莉ちゃんだ!こんなところで何してるずら?」
鞠莉「え、えっと……私はその、ショッピング?みたいな?」
花丸「へー。鞠莉ちゃんもスーパーに買い物に来たりするんだ」
鞠莉「ま、まあね?ちょいちょい?たまに?みたいな?」
花丸「へー」
花丸「……ところでなんで今泣きそうになってたの?」
花丸(………………)キョロキョロ
花丸(おばあちゃんどこ行ったずら……)
花丸(困ったなあ、はぐれちゃった……)
花丸(おばあちゃん携帯とか持ってないし……きっと今頃マルのこと探してるずら……)
花丸(うーん……)キョロキョロ
花丸「……ん?」
鞠莉(………………)キョロキョロ
鞠莉(果南どこ行ったのかしら……)
鞠莉(困ったわ、はぐれちゃった……)
鞠莉(果南携帯とかまず見ないし……そもそも今私の事探してるかどうかも微妙だわ……)
鞠莉「……グスッ」
花丸「……鞠莉ちゃん?」
鞠莉「ひゃい!?……え、花丸?」
花丸「あっ、やっぱり鞠莉ちゃんだ!こんなところで何してるずら?」
鞠莉「え、えっと……私はその、ショッピング?みたいな?」
花丸「へー。鞠莉ちゃんもスーパーに買い物に来たりするんだ」
鞠莉「ま、まあね?ちょいちょい?たまに?みたいな?」
花丸「へー」
花丸「……ところでなんで今泣きそうになってたの?」
58: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 21:57:12.93 ID:G41z0aks
鞠莉「!」ギクッ
花丸「というか今も涙目だし……」
鞠莉「……そ、そお?気のせいじゃないかしら?というか私花粉症で!そのせいじゃない!?きっとそうよ!」
花丸「この時期に?」
鞠莉「……この時期に」
花丸「へー」
鞠莉「…………」
花丸「…………」
花丸「迷子?」
鞠莉「違うから!!!迷子!?ホワッツ?その日本語のイミワカリマセーン!この私が迷子になる訳ないでしょ!?(ガチギレ)ふざけたこと言ってると怒るよ!というかお金持ちのこの私にとってはここら一帯が敷地みたいなもんだし!だから迷子という概念がないし!あったまきた!私が小原家継いだらまずこの系列のスーパー買収してやるわ!本気でやってやるんだからね!」
花丸「ひっ!こ、怖いずら!」
花丸「というか今も涙目だし……」
鞠莉「……そ、そお?気のせいじゃないかしら?というか私花粉症で!そのせいじゃない!?きっとそうよ!」
花丸「この時期に?」
鞠莉「……この時期に」
花丸「へー」
鞠莉「…………」
花丸「…………」
花丸「迷子?」
鞠莉「違うから!!!迷子!?ホワッツ?その日本語のイミワカリマセーン!この私が迷子になる訳ないでしょ!?(ガチギレ)ふざけたこと言ってると怒るよ!というかお金持ちのこの私にとってはここら一帯が敷地みたいなもんだし!だから迷子という概念がないし!あったまきた!私が小原家継いだらまずこの系列のスーパー買収してやるわ!本気でやってやるんだからね!」
花丸「ひっ!こ、怖いずら!」
60: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:02:36.92 ID:G41z0aks
花丸「そ、そんなムキにならなくてもいいよ……誰にでもあることだから」
鞠莉「だから違うってば!私はただ果南に買い物に誘われて、今は果南が近くにいないだけで!」
花丸「はぐれたの?」
鞠莉「はぐれたんじゃなくて!なんかちょっと目を離した隙に果南が消えてたの!」
鞠莉「で、LINE見たら『屋上のヒーローショー見てくる』ってだけ送られてきてて!」
花丸「あれを見に行くのはAqoursでも果南ちゃんぐらいだろうね……」
鞠莉「もうとっくにヒーローショー終わってるはずなのに全然連絡こないし…… こんなところ滅多に来ないからよく分かんないし……」
鞠莉「もうどうしていいのか……」
花丸(迷子じゃないって言い張ってたはずなのにいつの間にか認めてるずら)
鞠莉「というか花丸は……?お買い物?」
花丸「!」
花丸(まさかマルも迷子だなんて言えないよね……)
鞠莉「だから違うってば!私はただ果南に買い物に誘われて、今は果南が近くにいないだけで!」
花丸「はぐれたの?」
鞠莉「はぐれたんじゃなくて!なんかちょっと目を離した隙に果南が消えてたの!」
鞠莉「で、LINE見たら『屋上のヒーローショー見てくる』ってだけ送られてきてて!」
花丸「あれを見に行くのはAqoursでも果南ちゃんぐらいだろうね……」
鞠莉「もうとっくにヒーローショー終わってるはずなのに全然連絡こないし…… こんなところ滅多に来ないからよく分かんないし……」
鞠莉「もうどうしていいのか……」
花丸(迷子じゃないって言い張ってたはずなのにいつの間にか認めてるずら)
鞠莉「というか花丸は……?お買い物?」
花丸「!」
花丸(まさかマルも迷子だなんて言えないよね……)
62: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:06:37.71 ID:G41z0aks
花丸「ま、まあそんなところで……」
鞠莉「ねえ、ちょっと果南に電話してみてくれない?」
花丸「え?でも連絡つかないんでしょ?」
鞠莉「まあ一応、花丸からもかけてみてよ。念のため」
花丸「仕方ないなあ」プルルルル
花丸「……でない」
鞠莉「もー!本っ当LINEみないよねあいつ!」
花丸(ここで電話出たら出たで私の時は出なかったのに!とか言いそう……)
鞠莉「参ったわね~」
鞠莉「……もういっそのこと花丸と時間潰そうかしら!」
花丸「え、えぇ!?でもマルはおばあちゃんが……」
鞠莉「おばあちゃん?」
花丸(しまっ……)
ピンポンパンポーン
『迷子のお知らせをいたします』
『内浦からお越しの、花丸ちゃん。花丸ちゃん』
『お連れ様がお待ちです』
『2階、サービスカウンターまでお越しください』
ピンポンパンポーン
鞠莉「…………」
花丸「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
鞠莉「ねえ、ちょっと果南に電話してみてくれない?」
花丸「え?でも連絡つかないんでしょ?」
鞠莉「まあ一応、花丸からもかけてみてよ。念のため」
花丸「仕方ないなあ」プルルルル
花丸「……でない」
鞠莉「もー!本っ当LINEみないよねあいつ!」
花丸(ここで電話出たら出たで私の時は出なかったのに!とか言いそう……)
鞠莉「参ったわね~」
鞠莉「……もういっそのこと花丸と時間潰そうかしら!」
花丸「え、えぇ!?でもマルはおばあちゃんが……」
鞠莉「おばあちゃん?」
花丸(しまっ……)
ピンポンパンポーン
『迷子のお知らせをいたします』
『内浦からお越しの、花丸ちゃん。花丸ちゃん』
『お連れ様がお待ちです』
『2階、サービスカウンターまでお越しください』
ピンポンパンポーン
鞠莉「…………」
花丸「ぎゃわーーーーーーー!!!!」
63: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:09:12.36 ID:G41z0aks
鞠莉「アナタも迷子じゃない…………」
花丸「ま、迷子じゃないずら!」
鞠莉「それはムリがあるよ……今ハッキリ迷子のお知らせって言ってたし」
花丸「お、同じ名前の人がいたんじゃないかな!?」
鞠莉「花丸が?」
花丸「花丸が!」
鞠莉「この地域に二人?」
花丸「二人!」
鞠莉「……ミラクルかな?」
花丸「ミラクルだね!」
鞠莉「なわけないでしょ!」
花丸「ダメか!」
花丸「ま、迷子じゃないずら!」
鞠莉「それはムリがあるよ……今ハッキリ迷子のお知らせって言ってたし」
花丸「お、同じ名前の人がいたんじゃないかな!?」
鞠莉「花丸が?」
花丸「花丸が!」
鞠莉「この地域に二人?」
花丸「二人!」
鞠莉「……ミラクルかな?」
花丸「ミラクルだね!」
鞠莉「なわけないでしょ!」
花丸「ダメか!」
64: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:16:34.56 ID:G41z0aks
鞠莉「なぁ~にぃ?w迷子仲間じゃないの~w」
花丸「もう鞠莉ちゃんは迷子であることを取り繕おうともしないんだね……」
鞠莉「というかよくよく考えたら今のこの状況は逆に果南が迷子とも捉えられるワケだし?」
花丸「確かに……」
鞠莉「明確に迷子認定された花丸とはちがいマース!w」
花丸「ぐぬぬぬぬぬ……」
鞠莉「……ま!冗談はさておき」
鞠莉「迷子なら早く家族のとこ行かないとダメよ?心配してるだろうし」
花丸「ま、まあそれは……」
鞠莉「果南のことは歩き回って見つけるわ。子どもじゃないんだから別に平気だし」
花丸(泣いてたくせに……)
鞠莉「どうせ果南なんてその辺で干物でも見てるに決まって……」
ドタドタドタ……!!!
果南「お~い!鞠莉~!?どこだー!?どこ行った~!?返事しろー!果南はここだぞー!」
果南「それと花丸も迷子か~!?放送聞いたぞー!早くサービスカウンター行きなー!」
果南「おーい!どこ行ったんだー!……すみませーん!この辺で金髪の女の子見ませんでしたかー!?髪型が6みたいな金髪見た人教えてくださーい!!」
ドタドタドタ……!!!
花丸「!!?」
鞠莉「!!!!?」
花丸「もう鞠莉ちゃんは迷子であることを取り繕おうともしないんだね……」
鞠莉「というかよくよく考えたら今のこの状況は逆に果南が迷子とも捉えられるワケだし?」
花丸「確かに……」
鞠莉「明確に迷子認定された花丸とはちがいマース!w」
花丸「ぐぬぬぬぬぬ……」
鞠莉「……ま!冗談はさておき」
鞠莉「迷子なら早く家族のとこ行かないとダメよ?心配してるだろうし」
花丸「ま、まあそれは……」
鞠莉「果南のことは歩き回って見つけるわ。子どもじゃないんだから別に平気だし」
花丸(泣いてたくせに……)
鞠莉「どうせ果南なんてその辺で干物でも見てるに決まって……」
ドタドタドタ……!!!
果南「お~い!鞠莉~!?どこだー!?どこ行った~!?返事しろー!果南はここだぞー!」
果南「それと花丸も迷子か~!?放送聞いたぞー!早くサービスカウンター行きなー!」
果南「おーい!どこ行ったんだー!……すみませーん!この辺で金髪の女の子見ませんでしたかー!?髪型が6みたいな金髪見た人教えてくださーい!!」
ドタドタドタ……!!!
花丸「!!?」
鞠莉「!!!!?」
66: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:23:56.62 ID:G41z0aks
果南「まったく鞠莉ったら……どこ行っちゃったんだろ」
果南「携帯の充電は切れちゃうし、困ったなあ……」
果南「ぅお~い鞠莉ー!鞠莉ー!」
果南「いないなあ…………」
果南「う~ん、こりゃ私も放送かけてもらうしかないかな?そっちの方が手っ取り早いだろうし……」
果南「うんそうしよう!鞠莉お金持ちだから誘拐とかされるかもしれないしね!こりゃ一刻も早く……」
曜「こら」ポン
果南「ん?……あれ、曜じゃん!奇遇だね、来てたの?」
曜「まあね……というか何事かと思ったよ……」
果南「ちょうどよかった、鞠莉見なかった?あいつ迷子になっちゃってさ~。今放送かけてもらおうと思ってたんだけど」
曜「そんなことしたら余計出てこなくなるよ」
果南「ほえ?」
曜「で、ついでにいうと鞠莉ちゃんも花丸ちゃんもあそこにいるから」
果南「へ?……あ、ホントだ!」
果南「……?なんで物陰からこっちの様子伺ってのあの二人」
曜「あれじゃあ出てこないよ……」
果南「千歌が昔迷子になった時はあれで出てきたもんだけどなぁ……おかしいなぁ……」
曜「おかしくないんだよなぁ……」
果南「携帯の充電は切れちゃうし、困ったなあ……」
果南「ぅお~い鞠莉ー!鞠莉ー!」
果南「いないなあ…………」
果南「う~ん、こりゃ私も放送かけてもらうしかないかな?そっちの方が手っ取り早いだろうし……」
果南「うんそうしよう!鞠莉お金持ちだから誘拐とかされるかもしれないしね!こりゃ一刻も早く……」
曜「こら」ポン
果南「ん?……あれ、曜じゃん!奇遇だね、来てたの?」
曜「まあね……というか何事かと思ったよ……」
果南「ちょうどよかった、鞠莉見なかった?あいつ迷子になっちゃってさ~。今放送かけてもらおうと思ってたんだけど」
曜「そんなことしたら余計出てこなくなるよ」
果南「ほえ?」
曜「で、ついでにいうと鞠莉ちゃんも花丸ちゃんもあそこにいるから」
果南「へ?……あ、ホントだ!」
果南「……?なんで物陰からこっちの様子伺ってのあの二人」
曜「あれじゃあ出てこないよ……」
果南「千歌が昔迷子になった時はあれで出てきたもんだけどなぁ……おかしいなぁ……」
曜「おかしくないんだよなぁ……」
67: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:25:16.82 ID:G41z0aks
曜「はー、まったくもう……」
曜「とりあえずあれじゃあ出てきにくいだろうから、私が言ってきてあげるよ。果南ちゃんはそこで待ってて?」
果南「ん!よく分かんないけどサンキュー!曜!」
曜「今日は妙に皆と出くわす日だなあ……」
果南「?なんか言った?」
曜「いや、独り言!」
曜「とりあえずあれじゃあ出てきにくいだろうから、私が言ってきてあげるよ。果南ちゃんはそこで待ってて?」
果南「ん!よく分かんないけどサンキュー!曜!」
曜「今日は妙に皆と出くわす日だなあ……」
果南「?なんか言った?」
曜「いや、独り言!」
68: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:30:15.02 ID:G41z0aks
こうして果南と鞠莉は無事に合流でき、花丸はおばあちゃんの待つ2階へ向かった。
鞠莉は金輪際スーパーに行かないことを心に誓い、腹いせにこの会社の株を大量に購入。筆頭株主になったらしい。
曜は2人を見送った後お母さんと晩ご飯を食べて帰った。帰り際、虚しそうな顔でブラックサンダーを食べている善子と黒澤姉妹を目撃した。異様な光景だったので声をかけるのはやめておいた。
休み明けの練習風景は曜を除き皆どこかぎこちない空気だったが、各々の秘密は皆心の中に閉まっておいたので、誰かが恥ずかしい思いをすることはなかった。
善子は相変わらず母に甘えてるらしい。
鞠莉は金輪際スーパーに行かないことを心に誓い、腹いせにこの会社の株を大量に購入。筆頭株主になったらしい。
曜は2人を見送った後お母さんと晩ご飯を食べて帰った。帰り際、虚しそうな顔でブラックサンダーを食べている善子と黒澤姉妹を目撃した。異様な光景だったので声をかけるのはやめておいた。
休み明けの練習風景は曜を除き皆どこかぎこちない空気だったが、各々の秘密は皆心の中に閉まっておいたので、誰かが恥ずかしい思いをすることはなかった。
善子は相変わらず母に甘えてるらしい。
70: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/21(水) 22:32:23.81 ID:G41z0aks
終わりです。
ぶっちゃけ最初はその1で終わってたんですが、なんとなくメンバー全員書きたかったのでその2と3を後付けしました。
ママに甘える善子が見たいです。
ぶっちゃけ最初はその1で終わってたんですが、なんとなくメンバー全員書きたかったのでその2と3を後付けしました。
ママに甘える善子が見たいです。
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