1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/03(土) 23:55:17.05 ID:mf5Dno1q
「今日は?」
「今日はここのお宝をいただこうかと思ってるわ」
「下調べはちゃんとしてあるの?」
「もちろん万全よ」
「成程、たしかにこいつは悪徳なやつみたいね」
「まぁ、私達もいい人じゃないけどね」
「お留守番よろしくね」
「ヴェ!?また私!?」
「今日はここのお宝をいただこうかと思ってるわ」
「下調べはちゃんとしてあるの?」
「もちろん万全よ」
「成程、たしかにこいつは悪徳なやつみたいね」
「まぁ、私達もいい人じゃないけどね」
「お留守番よろしくね」
「ヴェ!?また私!?」
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/03(土) 23:57:46.53 ID:mf5Dno1q
「よろしくにこ~♡」
「頼んだわよ」
「はぁ...わかったわよ」
「よし!今日も大胆にいくわよ」
「そして慎重にね」
「無理はしないでね、私にも治せる範囲はあるんだから」
「わかってる~」
「善処するわ」
「はぁ...行ってらっしゃい」
「「行ってきます」」
「頼んだわよ」
「はぁ...わかったわよ」
「よし!今日も大胆にいくわよ」
「そして慎重にね」
「無理はしないでね、私にも治せる範囲はあるんだから」
「わかってる~」
「善処するわ」
「はぁ...行ってらっしゃい」
「「行ってきます」」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/04(日) 00:01:05.39 ID:aNFf8YlZ
ジリリリ!!
ことり「止まりなさい!」
絵里「この状況で言われて止まる人はいないわ」
花陽「逃がしませんよ!!」
にこ「!この間の探偵ね!」
ことり「今日こそは逃がしません!!」
にこ「どうすんの?」
絵里「まかせて」ゴソゴソ...
花陽「!」
絵里「しつこい子は嫌われるわよ?」スッ
ことり「!!」
パン!!
ことり「止まりなさい!」
絵里「この状況で言われて止まる人はいないわ」
花陽「逃がしませんよ!!」
にこ「!この間の探偵ね!」
ことり「今日こそは逃がしません!!」
にこ「どうすんの?」
絵里「まかせて」ゴソゴソ...
花陽「!」
絵里「しつこい子は嫌われるわよ?」スッ
ことり「!!」
パン!!
5: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:05:28.97 ID:y3jAm+vA
パー!!!!
花陽「ぴゃあ!!」
ことり「ま、眩しい!!!」
絵里「捕まって!」
にこ「OK!!」
絵里「やぁ!!」
バリン!!
ことり「しまった!!」
花陽「ここ4階だよぉ!?」
花陽「ぴゃあ!!」
ことり「ま、眩しい!!!」
絵里「捕まって!」
にこ「OK!!」
絵里「やぁ!!」
バリン!!
ことり「しまった!!」
花陽「ここ4階だよぉ!?」
6: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:09:11.40 ID:y3jAm+vA
絵里「またね~♪」
ことり「また逃げられた!!」
花陽「どうやったらあんなにハングライダーを操縦できるの!?」
ことり「っ~~~!!!」
花陽「?ことりちゃん?」
ことり「悔しい~!!」ドン!ドン!!
絵里「ふふふ...悔しがってる、悔しがってる」
にこ「ちょっと、よそ見しないでよ、危ないでしょ」
絵里「あ、ごめんごめん」
ことり「また逃げられた!!」
花陽「どうやったらあんなにハングライダーを操縦できるの!?」
ことり「っ~~~!!!」
花陽「?ことりちゃん?」
ことり「悔しい~!!」ドン!ドン!!
絵里「ふふふ...悔しがってる、悔しがってる」
にこ「ちょっと、よそ見しないでよ、危ないでしょ」
絵里「あ、ごめんごめん」
8: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:13:15.44 ID:y3jAm+vA
真姫「...........」
穂乃果『現場リポーターの高坂穂乃果です!!今、事件の現場から中継してましす!』
穂乃果『現場は後ろに映ってる音ノ木美術館です!現場からはこの美術館に展示されていた宝石『ダイヤモンドプリンセス』が盗み出されたそうです!』
穂乃果『おそらくこの事件の犯人は怪盗グループBⅰBⅰの仕業だと思われます!』
穂乃果『音ノ木坂警察はこの事件の捜査、怪盗逮捕の為に全力を尽くすとのことです』
穂乃果『現場から高坂穂乃果がお伝えしました!』
真姫「...珍しくかまなかったわね、このリポーター」
絵里 にこ「ただいまー」
真姫「!...おかえり」
穂乃果『現場リポーターの高坂穂乃果です!!今、事件の現場から中継してましす!』
穂乃果『現場は後ろに映ってる音ノ木美術館です!現場からはこの美術館に展示されていた宝石『ダイヤモンドプリンセス』が盗み出されたそうです!』
穂乃果『おそらくこの事件の犯人は怪盗グループBⅰBⅰの仕業だと思われます!』
穂乃果『音ノ木坂警察はこの事件の捜査、怪盗逮捕の為に全力を尽くすとのことです』
穂乃果『現場から高坂穂乃果がお伝えしました!』
真姫「...珍しくかまなかったわね、このリポーター」
絵里 にこ「ただいまー」
真姫「!...おかえり」
15: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:36:32.69 ID:y3jAm+vA
真姫「TVでまた話題になってるわよ、ほら」
絵里「わお!」
にこ「にこの可愛い姿をもっとちゃんと見て欲しいんだけど、見せることはできないから残念よねー」
真姫「残念なのは、にこちゃんの頭じゃない?」
にこ「真姫ちゃんー?にこにー怒るよ?」
真姫「......」
絵里「こーら、喧嘩しないの」
真姫「はいはい」
にこ「全く.....」
絵里「わお!」
にこ「にこの可愛い姿をもっとちゃんと見て欲しいんだけど、見せることはできないから残念よねー」
真姫「残念なのは、にこちゃんの頭じゃない?」
にこ「真姫ちゃんー?にこにー怒るよ?」
真姫「......」
絵里「こーら、喧嘩しないの」
真姫「はいはい」
にこ「全く.....」
16: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:40:24.16 ID:y3jAm+vA
「今日もお仕事、ご苦労様」
絵里「!」
真姫「理事長、こんな時間に一人でなんて物騒ですよ」
にこ「そうそう、しかもこんなところにいるのが見つかりでもしたら」
理事長「あぁ、それなら平気よ、抜かりはないから」
絵里「そうですか...で?何の用ですか?」
理事長「用って程じゃないわ、ただ、たまには労いの言葉でもかけてあげようかなって思ってね」
真姫「.........」
絵里「!」
真姫「理事長、こんな時間に一人でなんて物騒ですよ」
にこ「そうそう、しかもこんなところにいるのが見つかりでもしたら」
理事長「あぁ、それなら平気よ、抜かりはないから」
絵里「そうですか...で?何の用ですか?」
理事長「用って程じゃないわ、ただ、たまには労いの言葉でもかけてあげようかなって思ってね」
真姫「.........」
17: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:41:36.75 ID:y3jAm+vA
絵里「理事長、貴方には感謝してます」
理事長「いきなりどうしたの?」
絵里「私やにこ、そして真姫がこうしていられるのも貴方のおかげなんですから」
にこ「そうね、感謝してるにこー」
理事長「お互いに利害が一致してるから手をまわしただけよ」
真姫「そうね、じゃあ、これからもお互いにいい関係が結べればいいわね」
理事長「ふふ...」
真姫「なによ」
理事長「そういうところ、あの人に似てるなってね」
真姫「.........」
理事長「いきなりどうしたの?」
絵里「私やにこ、そして真姫がこうしていられるのも貴方のおかげなんですから」
にこ「そうね、感謝してるにこー」
理事長「お互いに利害が一致してるから手をまわしただけよ」
真姫「そうね、じゃあ、これからもお互いにいい関係が結べればいいわね」
理事長「ふふ...」
真姫「なによ」
理事長「そういうところ、あの人に似てるなってね」
真姫「.........」
18: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:45:44.40 ID:y3jAm+vA
絵里「しかし理事長、貴方はこの地の市長でもあり、ことりの母親ですよね」
理事長「そうよ」
絵里「なら現場に来ることりをどうにかできませんか?」
にこ「にこ達としても理事長の娘さんには傷つける訳もいきませんし」
理事長「うーん...無理ね」
真姫「無理って、そんなあっさり」
理事長「あの子すっごい負けず嫌いなのよね」
絵里「知ってます、そしてしつこい」
理事長「誰に似たのかしらね?」
にこ「...突っ込むとこですか?そこ」
理事長「え?」
理事長「そうよ」
絵里「なら現場に来ることりをどうにかできませんか?」
にこ「にこ達としても理事長の娘さんには傷つける訳もいきませんし」
理事長「うーん...無理ね」
真姫「無理って、そんなあっさり」
理事長「あの子すっごい負けず嫌いなのよね」
絵里「知ってます、そしてしつこい」
理事長「誰に似たのかしらね?」
にこ「...突っ込むとこですか?そこ」
理事長「え?」
19: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:48:11.53 ID:y3jAm+vA
理事長「そもそも私がことりにその件に対して手を引けなんて言ったら不自然でしょ?」
真姫「そうね」
理事長「それにことりの性格上、辞めろなんて言ったら...」
にこ「まぁ、そうですね」
絵里「結局はどうしようもないってことですね」
理事長「そういうことよ」
真姫「いつまでも終わらない鬼ごっこってことね」
真姫「そうね」
理事長「それにことりの性格上、辞めろなんて言ったら...」
にこ「まぁ、そうですね」
絵里「結局はどうしようもないってことですね」
理事長「そういうことよ」
真姫「いつまでも終わらない鬼ごっこってことね」
21: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:52:02.89 ID:y3jAm+vA
絵里「わかりました、気をつけます色々と」
理事長「ごめんなさいね、うちの娘が」
真姫「...それで?本題はなんですか?」
理事長「.........」
にこ「そうですね、世間話はこれくらいにしておきますか」
絵里「.........」
理事長「あくまで不確定の情報だけど、あるグループがこの街に侵入したそうよ」
絵里「グループ...人数は?」
理事長「数はおそらく3人」
にこ「私達と一緒ね」
理事長「ごめんなさいね、うちの娘が」
真姫「...それで?本題はなんですか?」
理事長「.........」
にこ「そうですね、世間話はこれくらいにしておきますか」
絵里「.........」
理事長「あくまで不確定の情報だけど、あるグループがこの街に侵入したそうよ」
絵里「グループ...人数は?」
理事長「数はおそらく3人」
にこ「私達と一緒ね」
22: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:54:32.67 ID:y3jAm+vA
理事長「グループ名はlily white」
にこ「白いユリね....」
理事長「腕も中々立つそうよ」
絵里「連中の目的は?」
理事長「今のところはわからないわ、でも警戒はしておいたほうがいいと思うわ」
真姫「ご忠告ありがとうございます」
理事長「どういたしまして」
絵里「そちらも気を付けてくださいね」
理事長「あら?私の心配をしてくれるの?ありがとう」
真姫「........」
にこ「白いユリね....」
理事長「腕も中々立つそうよ」
絵里「連中の目的は?」
理事長「今のところはわからないわ、でも警戒はしておいたほうがいいと思うわ」
真姫「ご忠告ありがとうございます」
理事長「どういたしまして」
絵里「そちらも気を付けてくださいね」
理事長「あら?私の心配をしてくれるの?ありがとう」
真姫「........」
23: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 00:57:05.93 ID:y3jAm+vA
絵里「では、またなにかあれば連絡を、こちらもなにかあれば連絡します」
理事長「えぇ、わかったわ...それじゃあ、また会おう、BⅰBⅰの諸君」
真姫「映画かっ!」
理事長「なんてね」
絵里「もう、日が開けるわね」
真姫「寝てもいいかしら?」
にこ「にこも眠いんですけど」
絵里「後で順番で寝る時間は作るから、とりあえず準備をするわよ」
真姫 にこ「はーい」
理事長「えぇ、わかったわ...それじゃあ、また会おう、BⅰBⅰの諸君」
真姫「映画かっ!」
理事長「なんてね」
絵里「もう、日が開けるわね」
真姫「寝てもいいかしら?」
にこ「にこも眠いんですけど」
絵里「後で順番で寝る時間は作るから、とりあえず準備をするわよ」
真姫 にこ「はーい」
24: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:00:55.30 ID:y3jAm+vA
絵里「貴方の懺悔はなんですか?」
「じ、実は妹の秘蔵のお菓子を食べてしまいまして....」
絵里「それは...妹さんは怒られたのでは?」
「はい、謝っても全然許してくれなくて....」
絵里「諦めずに謝り続けてください、例え許してくれなくても」
「え?許してくれなくてもですか?」
絵里「そうです、その相手に対する思いが大事なんです」
「思い...」
絵里「はい、あと、そうですね仲直りの気持ちとして妹さんの好きなお菓子を買ってあげてはいかがでしょうか?」
「!!それだー!!」ガタッ!!
絵里「!」
「ありがとうございます!!早速、行動に移します!!」ダッ
バタン!
絵里「せわしない人ね....まぁ、神のご加護がありますように」
「じ、実は妹の秘蔵のお菓子を食べてしまいまして....」
絵里「それは...妹さんは怒られたのでは?」
「はい、謝っても全然許してくれなくて....」
絵里「諦めずに謝り続けてください、例え許してくれなくても」
「え?許してくれなくてもですか?」
絵里「そうです、その相手に対する思いが大事なんです」
「思い...」
絵里「はい、あと、そうですね仲直りの気持ちとして妹さんの好きなお菓子を買ってあげてはいかがでしょうか?」
「!!それだー!!」ガタッ!!
絵里「!」
「ありがとうございます!!早速、行動に移します!!」ダッ
バタン!
絵里「せわしない人ね....まぁ、神のご加護がありますように」
26: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:04:24.50 ID:y3jAm+vA
絵里「ふぅ....」
にこ「お疲れ様、紅茶よ」
絵里「ありがとう」
にこ「それにしても盛況じゃない、エリーの懺悔室だっけ?」
絵里「もう茶化さないでよ、真姫は?」
にこ「子供達がせがむもんだから、ピアノを弾いてるわ」
絵里「真姫も子供には甘いのかしら?」
にこ「かもね...あぁ見えて意外とね」
にこ「お疲れ様、紅茶よ」
絵里「ありがとう」
にこ「それにしても盛況じゃない、エリーの懺悔室だっけ?」
絵里「もう茶化さないでよ、真姫は?」
にこ「子供達がせがむもんだから、ピアノを弾いてるわ」
絵里「真姫も子供には甘いのかしら?」
にこ「かもね...あぁ見えて意外とね」
27: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:05:47.88 ID:y3jAm+vA
絵里「..........」
にこ「どうしたの?絵里」
絵里「いや、なんでもないわ」
にこ「ここなら何を話しても漏れないわよ?」
絵里「まぁ、それはそうだけど」
にこ「それともこの設備を作った真姫ちゃんを信用できないの?」
絵里「はぁ...わかったわ、話すわ」
にこ「よし、じゃあ、話してみて」
絵里「.......」
にこ「どうしたの?絵里」
絵里「いや、なんでもないわ」
にこ「ここなら何を話しても漏れないわよ?」
絵里「まぁ、それはそうだけど」
にこ「それともこの設備を作った真姫ちゃんを信用できないの?」
絵里「はぁ...わかったわ、話すわ」
にこ「よし、じゃあ、話してみて」
絵里「.......」
28: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:10:26.95 ID:y3jAm+vA
絵里「私達がこうやって教会のシスターとして教会に立ってるなんてね」
にこ「...後悔してるってこと?」
絵里「そんなんじゃないけど、不思議っていうかなんていうか」
にこ「そうね...今じゃあ私達は世間を騒がす怪盗な訳だしね」
絵里「私達、それぞれが色んな過去を持ってるけど...」
にこ「過去の話はやめなさい」
絵里「!」
にこ「にこはいいけど...真姫ちゃんにはご法度よ、あの子、ナイーブなんだから」
絵里「...気を付けるわ」
にこ「.......」
にこ「...後悔してるってこと?」
絵里「そんなんじゃないけど、不思議っていうかなんていうか」
にこ「そうね...今じゃあ私達は世間を騒がす怪盗な訳だしね」
絵里「私達、それぞれが色んな過去を持ってるけど...」
にこ「過去の話はやめなさい」
絵里「!」
にこ「にこはいいけど...真姫ちゃんにはご法度よ、あの子、ナイーブなんだから」
絵里「...気を付けるわ」
にこ「.......」
29: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:13:59.46 ID:y3jAm+vA
絵里「でも理事長にも感謝しないとね、司法取引じゃないけど、こうして生活ができるんだから」
にこ「そうね、だからこそは私達は依頼を断れない」
絵里「恩があるからね」
にこ「娘には困ったもんだけどね」
絵里「たしかに」
ことり「へっくしっ!!」
花陽「大丈夫?ことりちゃん?」
ことり「大丈夫」
花陽「昨日の夜遅くまで捜索をするから」
ことり「だって...悔しかったんだもん」
にこ「そうね、だからこそは私達は依頼を断れない」
絵里「恩があるからね」
にこ「娘には困ったもんだけどね」
絵里「たしかに」
ことり「へっくしっ!!」
花陽「大丈夫?ことりちゃん?」
ことり「大丈夫」
花陽「昨日の夜遅くまで捜索をするから」
ことり「だって...悔しかったんだもん」
30: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:15:39.23 ID:y3jAm+vA
真姫「二人共、ここにいたのね」
絵里「お疲れ、真姫」
真姫「子供っていいわね、純粋で」
にこ「そうね、私達と違って」
絵里「...さて、そろそろ夕食にしましょうか?」
真姫「今日はなに?」
絵里「ボルシチとか...まぁ、色々よ」
にこ「今日はお仕事あるのかしら?」
真姫「さぁ?急に来ることもあるし」
にこ「夜更かしはお肌の天敵なのよねー」
絵里「とにかく、腹ごしらえをしときましょう、万が一に備えてね」
絵里「お疲れ、真姫」
真姫「子供っていいわね、純粋で」
にこ「そうね、私達と違って」
絵里「...さて、そろそろ夕食にしましょうか?」
真姫「今日はなに?」
絵里「ボルシチとか...まぁ、色々よ」
にこ「今日はお仕事あるのかしら?」
真姫「さぁ?急に来ることもあるし」
にこ「夜更かしはお肌の天敵なのよねー」
絵里「とにかく、腹ごしらえをしときましょう、万が一に備えてね」
31: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 01:19:35.86 ID:y3jAm+vA
ヒュー....
「どうやった?この街は?」
「調べによりますとBⅰBⅰとかいう3人組の怪盗がここでは幅をきかせているらしいです」
「凛達と一緒で3人組だね」
「成程、海未ちゃんの見立てではどうなん?その3人は?」
「見立ても何もありませんよ」
「にゃ?」
「我々、lily whiteの前に勝てる者などいないのですから」
「ふふふ...そうやね♪」
「うんうん、絶対に負けないにゃ!」
「...さぁ、行きましょうか」
「どうやった?この街は?」
「調べによりますとBⅰBⅰとかいう3人組の怪盗がここでは幅をきかせているらしいです」
「凛達と一緒で3人組だね」
「成程、海未ちゃんの見立てではどうなん?その3人は?」
「見立ても何もありませんよ」
「にゃ?」
「我々、lily whiteの前に勝てる者などいないのですから」
「ふふふ...そうやね♪」
「うんうん、絶対に負けないにゃ!」
「...さぁ、行きましょうか」
37: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/04(日) 23:57:48.09 ID:y3jAm+vA
ことり「かよちゃん早く!!」
花陽「はぁ...はぁ...待ってよ!!」
ことり「事件なんだから!急いで!ダッシュだよ!」
花陽「は、ハードです....」
凛「う~ん、とってもとってもミラクルなお宝にゃ」
海未「凛、貴方のせいで警報装置が作動したんですよ」
希「ほら二人共、さっさとずらかるよ!」
凛「はーい」
海未「全く.....」
希「........」
花陽「はぁ...はぁ...待ってよ!!」
ことり「事件なんだから!急いで!ダッシュだよ!」
花陽「は、ハードです....」
凛「う~ん、とってもとってもミラクルなお宝にゃ」
海未「凛、貴方のせいで警報装置が作動したんですよ」
希「ほら二人共、さっさとずらかるよ!」
凛「はーい」
海未「全く.....」
希「........」
38: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:06:43.14 ID:SYZ5MDDp
ことり「怪盗は!?BⅰBⅰは!?」
花陽「だ、誰もいない?....はぁ..はぁ...」
ことり「........」
花陽「警備の人が皆...やられてる...」
ことり「ここの警備の人達は結構腕が立つはず...それを....」
花陽「!...なんか落ちてるよ!」
ことり「...お宝は頂戴しました、lily white」
花陽「lily white?」
ことり「...また新しい怪盗?」
花陽「だ、誰もいない?....はぁ..はぁ...」
ことり「........」
花陽「警備の人が皆...やられてる...」
ことり「ここの警備の人達は結構腕が立つはず...それを....」
花陽「!...なんか落ちてるよ!」
ことり「...お宝は頂戴しました、lily white」
花陽「lily white?」
ことり「...また新しい怪盗?」
39: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:08:22.43 ID:SYZ5MDDp
ことり『~~~~~~!!!』
花陽『!?~~~~~!!』
凛「あれがこの街の刑事さんかな?」
希「片方は探偵みたいな格好をしてるね」
海未「..........」
凛「随分と可愛らしい二人にゃ」
希「あんな可愛い子に追われてみるのも中々、面白そうやん」
海未「........」
凛「海未ちゃん?」
希「どうしたん?海未ちゃん?」
海未「え?あ、な、なんですか?」
希 凛「.......」
花陽『!?~~~~~!!』
凛「あれがこの街の刑事さんかな?」
希「片方は探偵みたいな格好をしてるね」
海未「..........」
凛「随分と可愛らしい二人にゃ」
希「あんな可愛い子に追われてみるのも中々、面白そうやん」
海未「........」
凛「海未ちゃん?」
希「どうしたん?海未ちゃん?」
海未「え?あ、な、なんですか?」
希 凛「.......」
40: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:14:26.63 ID:SYZ5MDDp
凛「まさか....」
希「海未ちゃん」
海未「は、はい?」
凛「あの可愛い刑事さんに...」
希「見とれてたわけじゃないよね?」
海未「なっ!なにを!ばかなことを!!」
希「いや、だって...ねぇ?」
凛「ねぇ?」
海未「なんなんですか!二人して!」
希「海未ちゃん」
海未「は、はい?」
凛「あの可愛い刑事さんに...」
希「見とれてたわけじゃないよね?」
海未「なっ!なにを!ばかなことを!!」
希「いや、だって...ねぇ?」
凛「ねぇ?」
海未「なんなんですか!二人して!」
41: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:15:23.25 ID:SYZ5MDDp
希「絶対に見てたよねー?」
凛「見てたよねー?」
海未「しつこいですよ!二人共!」
凛「だって...」ニヤニヤ
希「海未ちゃん....」ニヤニヤ
海未「っ.....」イラッ
バシン!バシン!!
凛「いっ!!」
希「痛ったぁ!!!」
海未「ほら、さっさと帰る!!」
凛「見てたよねー?」
海未「しつこいですよ!二人共!」
凛「だって...」ニヤニヤ
希「海未ちゃん....」ニヤニヤ
海未「っ.....」イラッ
バシン!バシン!!
凛「いっ!!」
希「痛ったぁ!!!」
海未「ほら、さっさと帰る!!」
42: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:18:42.86 ID:SYZ5MDDp
凛「いきなり、叩くなんて鬼ィ!!」
希「悪魔ァ!!」
海未「なら...お望み通りになってあげましょうか?鬼ごっこでもしますか?」
凛 希「!!」ビクッ
海未「ビリにはお仕置きを用意をしないとですね」
凛 希「すぐ帰ります!!まっすぐ帰ります!!」ダッ
海未「全く...あの二人はすぐふざけるんですから」
海未「..........」チラッ
ことり『~~~~~~~~!!!』
海未「本当に...いい街に来れたみたいですね」
希「悪魔ァ!!」
海未「なら...お望み通りになってあげましょうか?鬼ごっこでもしますか?」
凛 希「!!」ビクッ
海未「ビリにはお仕置きを用意をしないとですね」
凛 希「すぐ帰ります!!まっすぐ帰ります!!」ダッ
海未「全く...あの二人はすぐふざけるんですから」
海未「..........」チラッ
ことり『~~~~~~~~!!!』
海未「本当に...いい街に来れたみたいですね」
43: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:22:33.06 ID:SYZ5MDDp
絵里「ふわぁ......」
にこ「おはよ」
絵里「おはよう....」
にこ「どうやら本格的に動き始めたみたいよ、例のやつら」バサッ
絵里「...早いわね、もう新聞の一面を飾っちゃったの?」
にこ「ご丁寧に自分達の名刺まで置いていってね」
絵里「新たな怪盗グループ、lily whiteの出現ねぇ....」
にこ「なにを考えてるのかしら、こいつらは」
絵里「さぁ?」
にこ「おはよ」
絵里「おはよう....」
にこ「どうやら本格的に動き始めたみたいよ、例のやつら」バサッ
絵里「...早いわね、もう新聞の一面を飾っちゃったの?」
にこ「ご丁寧に自分達の名刺まで置いていってね」
絵里「新たな怪盗グループ、lily whiteの出現ねぇ....」
にこ「なにを考えてるのかしら、こいつらは」
絵里「さぁ?」
44: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:28:13.91 ID:SYZ5MDDp
にこ「アピールしても面倒になるだけなのに...むしろ本来、素性は極力隠すもののはずだし、こういうのは」
絵里「ただの目立ちがり屋?」
にこ「もしくはただの馬鹿か....私達への挑発か」
絵里「多分、挑発ね、そうじゃなきゃメリットを感じられないわ」
にこ「相手はやる気満々みたいね」
絵里「そうね、相手が何をしてくるかもわからないから警戒はしておいたほうがよさそうね」
にこ「全く、面倒なことになったものね」
絵里「そうね...」
絵里「そういえば真姫は?」
にこ「夕飯とかの買い出しに出てるわ」
絵里「ただの目立ちがり屋?」
にこ「もしくはただの馬鹿か....私達への挑発か」
絵里「多分、挑発ね、そうじゃなきゃメリットを感じられないわ」
にこ「相手はやる気満々みたいね」
絵里「そうね、相手が何をしてくるかもわからないから警戒はしておいたほうがよさそうね」
にこ「全く、面倒なことになったものね」
絵里「そうね...」
絵里「そういえば真姫は?」
にこ「夕飯とかの買い出しに出てるわ」
45: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:30:58.65 ID:SYZ5MDDp
真姫「〜♪」
真姫「今日はついてるわ、トマトの安売りをしてるなんて」
真姫「毎日、安売りしてくれてればいいのに」
『...............』
凛「見つけたにゃ」
真姫『〜♪』
凛「一般人に溶け込んでるつもりだろうけど、動きが普通の人とは違うにゃ」
凛「一般人は騙せても凛は騙せないよ」
真姫『............』
真姫「今日はついてるわ、トマトの安売りをしてるなんて」
真姫「毎日、安売りしてくれてればいいのに」
『...............』
凛「見つけたにゃ」
真姫『〜♪』
凛「一般人に溶け込んでるつもりだろうけど、動きが普通の人とは違うにゃ」
凛「一般人は騙せても凛は騙せないよ」
真姫『............』
46: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:36:52.75 ID:SYZ5MDDp
凛「それにしても驚いたにゃ」
凛「まさか、BⅰBⅰのメンバーの正体がシスターさんだなんてね」
凛「凛は神様じゃないけど、嘘つきさんにはお仕置きしないとね」
真姫「.............」
凛(路地裏に入った、よし!様子を見て...)
凛「...........」スッ
凛「あれ?いなくなってる?ってことは....」
真姫「私に何かご用ですか?」
凛「...あー、バレちゃったか」
真姫「.........」
凛「まぁ、いっか」
凛「まさか、BⅰBⅰのメンバーの正体がシスターさんだなんてね」
凛「凛は神様じゃないけど、嘘つきさんにはお仕置きしないとね」
真姫「.............」
凛(路地裏に入った、よし!様子を見て...)
凛「...........」スッ
凛「あれ?いなくなってる?ってことは....」
真姫「私に何かご用ですか?」
凛「...あー、バレちゃったか」
真姫「.........」
凛「まぁ、いっか」
47: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:40:13.04 ID:SYZ5MDDp
真姫「えっと、どちら様ですか?」
凛「さて、どちら様でしょうか?」
真姫「...それとも教会に何かご用ですか?」
凛「見え透いた演技はもういいよ、こっちはもう、わかってるんだから」
真姫「.......」
凛「ね?BⅰBⅰのメンバーさん?」
真姫「....こそこそと人のことを嗅ぎまわるのは感心しないわよ」
凛「まぁ、それが目的だから」
真姫「ふ~ん....」
凛「ちょっと、こっちの用事に付き合ってもらうよ」
真姫「断るって言ったら?」
凛「断れるとでも?」
真姫「..........」
凛「さて、どちら様でしょうか?」
真姫「...それとも教会に何かご用ですか?」
凛「見え透いた演技はもういいよ、こっちはもう、わかってるんだから」
真姫「.......」
凛「ね?BⅰBⅰのメンバーさん?」
真姫「....こそこそと人のことを嗅ぎまわるのは感心しないわよ」
凛「まぁ、それが目的だから」
真姫「ふ~ん....」
凛「ちょっと、こっちの用事に付き合ってもらうよ」
真姫「断るって言ったら?」
凛「断れるとでも?」
真姫「..........」
48: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:45:10.71 ID:SYZ5MDDp
真姫「はぁ...早く帰らないといけないのに」
凛「すぐにお仲間さんとも会えるから大丈夫だよ」
真姫「.........!」ヒュッ!!
凛「おっと!」サッ
真姫「...さすがに動きが早いわね」
凛「これはメス?....貴方は闇医者さんなのかな?」
真姫「さぁね?」
凛「なら...こっちも!!」ビュン!
真姫「!!」
カン!カン!!
真姫「手裏剣!?貴方、忍者!?」
凛「ふふふ、さぁね?」
凛「すぐにお仲間さんとも会えるから大丈夫だよ」
真姫「.........!」ヒュッ!!
凛「おっと!」サッ
真姫「...さすがに動きが早いわね」
凛「これはメス?....貴方は闇医者さんなのかな?」
真姫「さぁね?」
凛「なら...こっちも!!」ビュン!
真姫「!!」
カン!カン!!
真姫「手裏剣!?貴方、忍者!?」
凛「ふふふ、さぁね?」
49: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 00:45:35.49 ID:SYZ5MDDp
続く
52: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 23:49:18.21 ID:SYZ5MDDp
ことり「うぅ.......」グデー
絵里「この懺悔室は来る人を基本的には拒まないけど、貴方はここに来すぎよ」
ことり「また...逃げられちゃった...」
絵里「そうですか、なら諦めずに」
ことり「やってますー...でも、捕まえられないの」
絵里「はぁ....」
ことり「シスターさんなんだから溜息つかないでよー」
絵里「こう同じことを何度も何度も聞かされる私の身にもなってほしいわ」
ことり「だってぇ....」
絵里「........」
ことり「才能ないのかな?私....」
絵里「この懺悔室は来る人を基本的には拒まないけど、貴方はここに来すぎよ」
ことり「また...逃げられちゃった...」
絵里「そうですか、なら諦めずに」
ことり「やってますー...でも、捕まえられないの」
絵里「はぁ....」
ことり「シスターさんなんだから溜息つかないでよー」
絵里「こう同じことを何度も何度も聞かされる私の身にもなってほしいわ」
ことり「だってぇ....」
絵里「........」
ことり「才能ないのかな?私....」
53: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 23:53:19.80 ID:SYZ5MDDp
絵里「私は何も言わないわ、貴方には」
ことり「えぇ!?」
絵里「私は貴方に自分の意思で選択をして、自分の道を進んでほしいと思ってるわ」
ことり「.......」
絵里「だから私は貴方を無理に導こうとはしないし、無理に止めようともしないわ」
ことり「うん....」
絵里「まぁ、たまにだったら話くらいは聞いてあげるから、ことり刑事さん?」
ことり「はーい...ちゃんと聞いてよね?」
絵里「善処はするわ」
ことり「えぇ!?」
絵里「私は貴方に自分の意思で選択をして、自分の道を進んでほしいと思ってるわ」
ことり「.......」
絵里「だから私は貴方を無理に導こうとはしないし、無理に止めようともしないわ」
ことり「うん....」
絵里「まぁ、たまにだったら話くらいは聞いてあげるから、ことり刑事さん?」
ことり「はーい...ちゃんと聞いてよね?」
絵里「善処はするわ」
54: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/05(月) 23:55:42.46 ID:SYZ5MDDp
海未「こんなところに教会が...随分と立派ですね」
海未「こうして街の調査をしながらの散歩はいいものですね」
『~~~~!』
海未「ん?...あれは....!」
ことり「ねぇ!絵里ちゃんお仕事終わったら!一緒にケーキ食べに行かない?」
絵里「ケーキ....いや、今日は忙しいからだめよ」
ことり「えー!せっかく美味しいチョコレートケーキのお店を見つけたのに」
絵里「っ!」
ことり「にこちゃん達に一緒にお願いしてあげるから行こう?」
絵里「ダメよ、私だけ抜け駆けなんて」
ことり「...もしかして、ことりと一緒だから行きたくないの?」ウルッ
絵里「そうは言ってないわよ、というかその顔やめなさい!卑怯よ」
ことり「むー....」
海未「.........」
海未「こうして街の調査をしながらの散歩はいいものですね」
『~~~~!』
海未「ん?...あれは....!」
ことり「ねぇ!絵里ちゃんお仕事終わったら!一緒にケーキ食べに行かない?」
絵里「ケーキ....いや、今日は忙しいからだめよ」
ことり「えー!せっかく美味しいチョコレートケーキのお店を見つけたのに」
絵里「っ!」
ことり「にこちゃん達に一緒にお願いしてあげるから行こう?」
絵里「ダメよ、私だけ抜け駆けなんて」
ことり「...もしかして、ことりと一緒だから行きたくないの?」ウルッ
絵里「そうは言ってないわよ、というかその顔やめなさい!卑怯よ」
ことり「むー....」
海未「.........」
55: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:02:20.40 ID:6qTYApWZ
海未「随分と親しいようですね、二人共....」
海未「あぁ!!腕なんか組んで!」
~♪
海未「...こんな時に誰ですか」
海未「もしもし」
希『海未ちゃん?うちや』
海未「なんですか?」
希『機嫌が悪そうやね』
海未「気のせいですよ」
希『あー...えっと、ちょっと面倒なことが』
海未「面倒なこと?」
希『凛ちゃんがBⅰBⅰを探すって書いた手紙を置いていなくなった』
海未「.....はい?」
海未「あぁ!!腕なんか組んで!」
~♪
海未「...こんな時に誰ですか」
海未「もしもし」
希『海未ちゃん?うちや』
海未「なんですか?」
希『機嫌が悪そうやね』
海未「気のせいですよ」
希『あー...えっと、ちょっと面倒なことが』
海未「面倒なこと?」
希『凛ちゃんがBⅰBⅰを探すって書いた手紙を置いていなくなった』
海未「.....はい?」
56: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:13:09.41 ID:6qTYApWZ
絵里「.........」
ことり「絵里ちゃん?」
絵里「なんでもないわ」
ことり「そう?で、ことりのおススメはね」
絵里「だから行かないっての」
ことり「えー....」
絵里(誰かに見られていた気配がしたけど、気配がなくなったわね...一体、なんだったのかしら?)
絵里「まさか....」ボソッ
ことり「ん?」
絵里(もう、連中が私達のマークに来ていた?)
ことり「絵里ちゃん?」
絵里「なんでもないわ」
ことり「そう?で、ことりのおススメはね」
絵里「だから行かないっての」
ことり「えー....」
絵里(誰かに見られていた気配がしたけど、気配がなくなったわね...一体、なんだったのかしら?)
絵里「まさか....」ボソッ
ことり「ん?」
絵里(もう、連中が私達のマークに来ていた?)
57: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:14:35.88 ID:6qTYApWZ
真姫「やぁ!!」
凛「ほいっと!」サッ
真姫「!!」
凛「えい!!」ブン!!
真姫「ぐっ!!」バッ
凛「へー...意外とやるね」
真姫「...どうも」
凛「シスターの服って動きづらそうだね」
真姫「そうね、動きづらいわ」
凛「まぁ、それでも容赦はしないけどね」ダッ
真姫「っ.......」
凛「ほいっと!」サッ
真姫「!!」
凛「えい!!」ブン!!
真姫「ぐっ!!」バッ
凛「へー...意外とやるね」
真姫「...どうも」
凛「シスターの服って動きづらそうだね」
真姫「そうね、動きづらいわ」
凛「まぁ、それでも容赦はしないけどね」ダッ
真姫「っ.......」
58: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:17:55.97 ID:6qTYApWZ
凛「いい物を見せてあげるよ」
真姫「いいもの?」
凛「...忍法、分身の術」ポンッ
真姫「は?二人になった!?」
凛「だって」 凛「忍者だもん」
真姫「っ!!」バッ
凛「服を脱ぎ捨てた?」 凛「目くらましのつもり?」バシュ!
真姫「..........」
凛「なにその格好」
真姫「白衣よ」
凛「それってギャグのつもり?」 凛「ちょっと寒くないかにゃー?」
真姫「いいもの?」
凛「...忍法、分身の術」ポンッ
真姫「は?二人になった!?」
凛「だって」 凛「忍者だもん」
真姫「っ!!」バッ
凛「服を脱ぎ捨てた?」 凛「目くらましのつもり?」バシュ!
真姫「..........」
凛「なにその格好」
真姫「白衣よ」
凛「それってギャグのつもり?」 凛「ちょっと寒くないかにゃー?」
59: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:25:44.02 ID:6qTYApWZ
真姫「別にギャグじゃないわよ、それを言うならあんたのがギャグでもしてんの?」
凛「ん?」 凛「どういう意味?」
真姫「語尾に、にゃあとか痛いし、そっちのが寒いわよ」
凛「!!」 凛「かっちーん...」
真姫「言っておくけど、そっちが先だからね」
凛「頭にきたよ」 凛「ボロボロにしてあげる」
真姫「..........」スッ
凛「「後悔しても知らないからね!!」」
凛「ん?」 凛「どういう意味?」
真姫「語尾に、にゃあとか痛いし、そっちのが寒いわよ」
凛「!!」 凛「かっちーん...」
真姫「言っておくけど、そっちが先だからね」
凛「頭にきたよ」 凛「ボロボロにしてあげる」
真姫「..........」スッ
凛「「後悔しても知らないからね!!」」
60: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:26:09.66 ID:6qTYApWZ
真姫「はぁ...はぁ....」
凛「へー...噂されるだけはあって」 凛「意外としぶといね」
真姫「そう簡単にはやられないわよ!」
凛「うーん...でも時間の問題かな?」 凛「うんうん」
真姫「...それはどうかしら?」
凛「貴方、息が上がってるじゃん」 凛「こっちはまだ準備運動って感じなのに」
真姫「........」
凛「まぁ、いつまで強がってられるか」 凛「見ものだね」
凛「へー...噂されるだけはあって」 凛「意外としぶといね」
真姫「そう簡単にはやられないわよ!」
凛「うーん...でも時間の問題かな?」 凛「うんうん」
真姫「...それはどうかしら?」
凛「貴方、息が上がってるじゃん」 凛「こっちはまだ準備運動って感じなのに」
真姫「........」
凛「まぁ、いつまで強がってられるか」 凛「見ものだね」
61: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:31:14.13 ID:6qTYApWZ
「あんた、うちのドクターになにしてんのよ」
凛「!」 凛「誰?」
真姫「!!」
にこ「全く、買い物にいつまで時間かけてんのよ」
凛「ふ~ん...お仲間さんかにゃ?」
にこ「人の縄張りでなにしてんのよ、あんた」
凛「さぁね?」
にこ「.........」
凛「まぁ、いいや....」凛「二人まとめて相手してあげるよ」
真姫「こいつ!」
にこ「随分と舐められてるみたいね」
凛「!」 凛「誰?」
真姫「!!」
にこ「全く、買い物にいつまで時間かけてんのよ」
凛「ふ~ん...お仲間さんかにゃ?」
にこ「人の縄張りでなにしてんのよ、あんた」
凛「さぁね?」
にこ「.........」
凛「まぁ、いいや....」凛「二人まとめて相手してあげるよ」
真姫「こいつ!」
にこ「随分と舐められてるみたいね」
62: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:47:05.94 ID:6qTYApWZ
凛「まぁ、こっちの子でなんとなくそっちの実力は分かったし」
凛「大したことないみたいだね、BⅰBⅰって」
にこ「..........」
凛「どうしたの?早くかかってきなよ」
にこ「あんたのお連れさんも来たみたいよ」
凛「え?」
海未「見つけましたよ」
凛「!!」
海未「...........」
真姫「新手?あいつの仲間?」
凛「大したことないみたいだね、BⅰBⅰって」
にこ「..........」
凛「どうしたの?早くかかってきなよ」
にこ「あんたのお連れさんも来たみたいよ」
凛「え?」
海未「見つけましたよ」
凛「!!」
海未「...........」
真姫「新手?あいつの仲間?」
63: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/06(火) 00:50:53.90 ID:6qTYApWZ
凛「み、見つけたよ!BⅰBⅰを」
海未「それはそれはお手柄ですね」
凛「え、へへ...そ、そうでしょ?」
海未「さすがですね....と言うとでも思っていたのですか?」
凛「!」ビクッ
海未「勝手な単独行動は取るなと以前から何度も何度も言ったのに....貴方という人は!!」
凛「「ご、ごめんなさい!!」」
海未「分身した状態で謝るんじゃありません、馬鹿にしてるんですか!?」
凛「い、今、解きます!!」ポン!
にこ「大丈夫?怪我とはしてない」
真姫「えぇ、なんとか」
にこ「あっちは仲間割れかしら?」
真姫「さぁ?もう意味がわかんないわ」
海未「それはそれはお手柄ですね」
凛「え、へへ...そ、そうでしょ?」
海未「さすがですね....と言うとでも思っていたのですか?」
凛「!」ビクッ
海未「勝手な単独行動は取るなと以前から何度も何度も言ったのに....貴方という人は!!」
凛「「ご、ごめんなさい!!」」
海未「分身した状態で謝るんじゃありません、馬鹿にしてるんですか!?」
凛「い、今、解きます!!」ポン!
にこ「大丈夫?怪我とはしてない」
真姫「えぇ、なんとか」
にこ「あっちは仲間割れかしら?」
真姫「さぁ?もう意味がわかんないわ」
67: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 00:53:07.32 ID:F6S5J8Wk
海未「貴方はいつも!いつも!!」
凛「お、お説教は後で聞くから!今は敵が!」
海未「!......」
にこ「どうやら、少し落ち着いたみたいね」
真姫「そうみたいね」
海未「失礼しました、うちのお馬鹿が」
凛「む....」
海未「成程、貴方達がBⅰBⅰですか」
にこ「そういうあんた達はlily whiteね」
海未「えぇ、そうです」
凛「お、お説教は後で聞くから!今は敵が!」
海未「!......」
にこ「どうやら、少し落ち着いたみたいね」
真姫「そうみたいね」
海未「失礼しました、うちのお馬鹿が」
凛「む....」
海未「成程、貴方達がBⅰBⅰですか」
にこ「そういうあんた達はlily whiteね」
海未「えぇ、そうです」
68: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 00:54:05.92 ID:F6S5J8Wk
真姫「一体、何が目的なの?」
海未「目的ですか?」
にこ「そうよ」
海未「ないですよ、別に大それた目的などは」
真姫「なら、なんでこっちに喧嘩を売ってくるのよ」
凛「手を出してきたのはそっちが先だよ」
真姫「きっかけを作ったのはあんたでしょ」
凛「でも、先にメスを投げてきたのはそっちでしょ!」
真姫「それはあんたが私を無理矢理連れていこうとしたからでしょ」
凛「それは!」
海未「凛」
凛「!」
海未「少し黙っていなさい」
凛「はい」
海未「目的ですか?」
にこ「そうよ」
海未「ないですよ、別に大それた目的などは」
真姫「なら、なんでこっちに喧嘩を売ってくるのよ」
凛「手を出してきたのはそっちが先だよ」
真姫「きっかけを作ったのはあんたでしょ」
凛「でも、先にメスを投げてきたのはそっちでしょ!」
真姫「それはあんたが私を無理矢理連れていこうとしたからでしょ」
凛「それは!」
海未「凛」
凛「!」
海未「少し黙っていなさい」
凛「はい」
69: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:02:58.52 ID:F6S5J8Wk
海未「今回の件に関してはこちらが非があるようですね、お詫びします」
にこ「お詫びはいいわ、こっちに今後、危害を加えないのであれば」
海未「それは無理です」
真姫「なんでよ」
海未「私達は常に高みを目指しているのです、ですから強敵とは戦うつもりです」
にこ「成程、戦闘狂ってことね」
海未「人は常に高みを目指す生き物です、こちらが狂ってるような言い方はやめていただきたいですね」
にこ「ふ~ん...物はいいようね」
海未「安心してください、今日は戦うつもりはないので」
真姫「.........」
にこ「お詫びはいいわ、こっちに今後、危害を加えないのであれば」
海未「それは無理です」
真姫「なんでよ」
海未「私達は常に高みを目指しているのです、ですから強敵とは戦うつもりです」
にこ「成程、戦闘狂ってことね」
海未「人は常に高みを目指す生き物です、こちらが狂ってるような言い方はやめていただきたいですね」
にこ「ふ~ん...物はいいようね」
海未「安心してください、今日は戦うつもりはないので」
真姫「.........」
70: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:04:08.11 ID:F6S5J8Wk
凛「えー!?やらないの?」
海未「一人足りないじゃないですか、抜け駆けしてやると不機嫌になりますよ、きっと」
凛「あー....たしかにそうだね」
海未「ですから、時を改めてお伺いします、BⅰBⅰの方々」
凛「ラーメンでも作って待ってろにゃ!!」
真姫「はぁ......」
にこ「向こうは撤収な感じみたいね」
真姫「買い出しが遅い!って怒られるからこっちも早く帰りましょう」
にこ「えぇ、買ったやつは無事?」
真姫「私を誰だと思ってるよ」
にこ「さすがね」
海未「一人足りないじゃないですか、抜け駆けしてやると不機嫌になりますよ、きっと」
凛「あー....たしかにそうだね」
海未「ですから、時を改めてお伺いします、BⅰBⅰの方々」
凛「ラーメンでも作って待ってろにゃ!!」
真姫「はぁ......」
にこ「向こうは撤収な感じみたいね」
真姫「買い出しが遅い!って怒られるからこっちも早く帰りましょう」
にこ「えぇ、買ったやつは無事?」
真姫「私を誰だと思ってるよ」
にこ「さすがね」
71: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:13:19.60 ID:F6S5J8Wk
凛「あ!そうそう!あの人達が何をしている人か知ってる?」
海未「BⅰBⅰのことですか?」
凛「うん、なんとね...実は....」
海未「実は?」
凛「シスターさんだったんだにゃー!」
海未「.....え?」
凛「だから、教会のシスターさん」
海未「!」
海未「BⅰBⅰのことですか?」
凛「うん、なんとね...実は....」
海未「実は?」
凛「シスターさんだったんだにゃー!」
海未「.....え?」
凛「だから、教会のシスターさん」
海未「!」
72: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:20:17.20 ID:F6S5J8Wk
海未「.........」
凛「海未ちゃん?」
海未(たしか、この街の教会は一か所だけのはず...ということはさっきの教会にBⅰBⅰがいる....)
凛「おーい」
海未(とうことはさっきのシスターもBⅰBⅰの手の者?...それなのに警官であるあの方と...仲睦まじく!)
凛「...哀れにゃ」
海未「なんですか?凛?」
凛「聞こえてるじゃん、無視しないでよ」
海未「今、少し考え事を...というか!!BⅰBⅰ!!」
シーン...
海未「.......」
凛「もう、帰ったよ」
凛「海未ちゃん?」
海未(たしか、この街の教会は一か所だけのはず...ということはさっきの教会にBⅰBⅰがいる....)
凛「おーい」
海未(とうことはさっきのシスターもBⅰBⅰの手の者?...それなのに警官であるあの方と...仲睦まじく!)
凛「...哀れにゃ」
海未「なんですか?凛?」
凛「聞こえてるじゃん、無視しないでよ」
海未「今、少し考え事を...というか!!BⅰBⅰ!!」
シーン...
海未「.......」
凛「もう、帰ったよ」
73: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:20:54.52 ID:F6S5J8Wk
にこ 真姫「ただいまー」
絵里「お帰り....って、真姫!その服は...」
真姫「あぁ...大した傷はないわ、大丈夫よ」
絵里「もう!!こんなに服を汚して!」
真姫「え?服?」
にこ「ぷっ....」
真姫「にこちゃん?」
にこ「にこは悪くないわ、絵里が悪い」
絵里「いーえ、こんな服を汚す真姫が悪いわ」
真姫「.......」
絵里「お帰り....って、真姫!その服は...」
真姫「あぁ...大した傷はないわ、大丈夫よ」
絵里「もう!!こんなに服を汚して!」
真姫「え?服?」
にこ「ぷっ....」
真姫「にこちゃん?」
にこ「にこは悪くないわ、絵里が悪い」
絵里「いーえ、こんな服を汚す真姫が悪いわ」
真姫「.......」
74: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:24:02.34 ID:F6S5J8Wk
絵里「まぁ、冗談はこの程度にしておいて....どうだったの?」
真姫「まぁ、戦闘好きなグループって感じね」
にこ「そうね、ようは強さを追い求めてる感じね」
絵里「成程、で?強さ的には」
真姫「結構手強いわ、一人を相手にしてたけど忍者だったわ」
絵里「忍者?」
真姫「えぇ、分身をしたわ」
絵里「にこ、その話は本当?」
にこ「本当よ、にこも見たわ」
絵里「忍者....」
真姫「まぁ、戦闘好きなグループって感じね」
にこ「そうね、ようは強さを追い求めてる感じね」
絵里「成程、で?強さ的には」
真姫「結構手強いわ、一人を相手にしてたけど忍者だったわ」
絵里「忍者?」
真姫「えぇ、分身をしたわ」
絵里「にこ、その話は本当?」
にこ「本当よ、にこも見たわ」
絵里「忍者....」
75: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:31:41.99 ID:F6S5J8Wk
真姫「もう一人のリーダーっぽいやつも忍者なのかしら?」
にこ「lily whiteは忍者軍団だったとか?」
絵里「そうだとしたら中々、厄介そうな感じね」
真姫「そんなことはないわよ」
絵里「え?」
真姫「久々にいい刺激をもらえて、いいものが作れそうだわ」
にこ「久々に新作来るの?」
真姫「えぇ、期待してて」
絵里「助かるわ、真姫」
にこ「lily whiteは忍者軍団だったとか?」
絵里「そうだとしたら中々、厄介そうな感じね」
真姫「そんなことはないわよ」
絵里「え?」
真姫「久々にいい刺激をもらえて、いいものが作れそうだわ」
にこ「久々に新作来るの?」
真姫「えぇ、期待してて」
絵里「助かるわ、真姫」
76: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/07(水) 01:35:18.48 ID:F6S5J8Wk
にこ「こっちも準備しておいたほうがよさそうね」
絵里「いつ、あちらが襲ってくるかもわからないし」
にこ「全く...こっちは平穏な街にする為にやってるのに」
絵里「仕方ないわ、きてしまったものは」
にこ「そうね....」
絵里「まぁ、来たら来たで...全力で潰すだけよ」
にこ「アジトの警備も強化しておくわ」
絵里「頼んだわ、にこ」
絵里「さてと、私は夕飯でも作ろうかしら?腹が減っては戦はできぬって言うからね?」
絵里「いつ、あちらが襲ってくるかもわからないし」
にこ「全く...こっちは平穏な街にする為にやってるのに」
絵里「仕方ないわ、きてしまったものは」
にこ「そうね....」
絵里「まぁ、来たら来たで...全力で潰すだけよ」
にこ「アジトの警備も強化しておくわ」
絵里「頼んだわ、にこ」
絵里「さてと、私は夕飯でも作ろうかしら?腹が減っては戦はできぬって言うからね?」
84: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:24:40.23 ID:vm8B5HOD
絵里「こら!真姫、トマト以外も食べなさいよ」
真姫「いいじゃない、好きなんだから」
にこ「ちゃんと食べないとだめよ?ちゃんと成長できないわよ」
真姫「それって...ギャグ?」
にこ「....は?.....」
絵里「せっかく作ったんだから...食べてよ」シュン
真姫「わかった、わかったから!そんな悲しそうな顔をしないでよ」
にこ「演技よ」
真姫「え?」
絵里「ちゃんと食べてね♪」
真姫「いいじゃない、好きなんだから」
にこ「ちゃんと食べないとだめよ?ちゃんと成長できないわよ」
真姫「それって...ギャグ?」
にこ「....は?.....」
絵里「せっかく作ったんだから...食べてよ」シュン
真姫「わかった、わかったから!そんな悲しそうな顔をしないでよ」
にこ「演技よ」
真姫「え?」
絵里「ちゃんと食べてね♪」
85: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:27:32.61 ID:vm8B5HOD
にこ「......!」
バリン!!
真姫「!!」
絵里「!?」
にこ「何か投げ込まれた?」
絵里「これは....矢文?」
真姫「....果たし状....」
にこ「連中?」
絵里「開けるわよ」
真姫「開けて大丈夫なの?」
絵里「...うん、ただの紙だけみたいだから大丈夫よ」
バリン!!
真姫「!!」
絵里「!?」
にこ「何か投げ込まれた?」
絵里「これは....矢文?」
真姫「....果たし状....」
にこ「連中?」
絵里「開けるわよ」
真姫「開けて大丈夫なの?」
絵里「...うん、ただの紙だけみたいだから大丈夫よ」
86: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:33:07.69 ID:vm8B5HOD
BiBiの皆さん、御機嫌よう、lily whiteです
単刀直入に申し上げます、私達と勝負をしましょう
にこ「勝負?」
街に二組の怪盗グループはいりません、勝った方がこの街の真の怪盗グループです
真姫「後から勝手にこの街に来て、何様よ!」
逃げようとか思わないでくださいね、貴方達の正体はもうわかっています
こちらは貴方達をこの街から合法的に追いやることも可能なんですから
絵里「これは...ことりの写真...」
にこ「随分と私達、探られていたみたいね」
場所は×××× 時間は今日の〇〇時
全員で必ず来るように、それ以外の人間には他言無用でお願いします
それではお待ちしてます
lily white
絵里「...........」
単刀直入に申し上げます、私達と勝負をしましょう
にこ「勝負?」
街に二組の怪盗グループはいりません、勝った方がこの街の真の怪盗グループです
真姫「後から勝手にこの街に来て、何様よ!」
逃げようとか思わないでくださいね、貴方達の正体はもうわかっています
こちらは貴方達をこの街から合法的に追いやることも可能なんですから
絵里「これは...ことりの写真...」
にこ「随分と私達、探られていたみたいね」
場所は×××× 時間は今日の〇〇時
全員で必ず来るように、それ以外の人間には他言無用でお願いします
それではお待ちしてます
lily white
絵里「...........」
87: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:40:56.67 ID:vm8B5HOD
にこ「どうすんの?これ」
真姫「売られた喧嘩は買うわ」
絵里「どうするって....行くしかないでしょ、正体もバレてるんだし」
にこ「今日は仕事がない日でゆっくりできるかと思ったら」
真姫「遅かれ早かれぶつかる運命だったんだし、少し早まっただけよ」
絵里「そうね、なら面倒事はさっさと片付けましょう」
にこ「理事長には連絡しとく?」
絵里「後でしておくわ、今、下手に接触をして理事長まで巻き込む訳にはいかないわ」
真姫「たしかにそうね」
絵里「さぁ、出かけるわよ」
真姫「売られた喧嘩は買うわ」
絵里「どうするって....行くしかないでしょ、正体もバレてるんだし」
にこ「今日は仕事がない日でゆっくりできるかと思ったら」
真姫「遅かれ早かれぶつかる運命だったんだし、少し早まっただけよ」
絵里「そうね、なら面倒事はさっさと片付けましょう」
にこ「理事長には連絡しとく?」
絵里「後でしておくわ、今、下手に接触をして理事長まで巻き込む訳にはいかないわ」
真姫「たしかにそうね」
絵里「さぁ、出かけるわよ」
88: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:48:08.59 ID:vm8B5HOD
ザー....
真姫「指定場所が夜の埠頭の空き倉庫なんていかにもって感じね」
にこ「まるでドラマみたいね」
絵里「........」
にこ「周りに気配は感じられないわね」
真姫「そうね...大人数で待ち伏せって感じではなさそうね」
にこ「あんな果たし状を送ってくるくらいだから、それはないでしょ」
真姫「あくまでグループ同士の戦いってこと?」
にこ「多分ね、強さを求めてるって言ってたくらいだし」
真姫「いい迷惑ね」
絵里「二人共、お喋りはその辺にしておきなさい」
にこ 真姫「!」
「「...........」」
絵里「どうやら向こうさんはもうお待ちみたいよ」
真姫「指定場所が夜の埠頭の空き倉庫なんていかにもって感じね」
にこ「まるでドラマみたいね」
絵里「........」
にこ「周りに気配は感じられないわね」
真姫「そうね...大人数で待ち伏せって感じではなさそうね」
にこ「あんな果たし状を送ってくるくらいだから、それはないでしょ」
真姫「あくまでグループ同士の戦いってこと?」
にこ「多分ね、強さを求めてるって言ってたくらいだし」
真姫「いい迷惑ね」
絵里「二人共、お喋りはその辺にしておきなさい」
にこ 真姫「!」
「「...........」」
絵里「どうやら向こうさんはもうお待ちみたいよ」
89: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:52:49.44 ID:vm8B5HOD
海未「よく来てくれましたね」
にこ「........」
真姫「よくもなにも呼び出したのはそっちでしょ」
凛「今度こそやっつけてあげるよ」
絵里「随分と血の気が多い方達みたいね」
希「~♪」
凛「あの金髪の人が最後の人みたいだね」
海未「やはり貴方でしたか」
絵里「やはり?...!成程、昼間の視線の正体はやはり貴方達だったのね」
海未「えぇ、それは私です」
にこ「........」
真姫「よくもなにも呼び出したのはそっちでしょ」
凛「今度こそやっつけてあげるよ」
絵里「随分と血の気が多い方達みたいね」
希「~♪」
凛「あの金髪の人が最後の人みたいだね」
海未「やはり貴方でしたか」
絵里「やはり?...!成程、昼間の視線の正体はやはり貴方達だったのね」
海未「えぇ、それは私です」
90: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 21:58:37.48 ID:vm8B5HOD
絵里「人のことを言える立場じゃないけど、盗み見は感心できないわよ」
海未「堂々と人を騙して生きている貴方にはそんなことを言えないのでは」
絵里「随分と棘のある言い方ね」
海未「事実を言ってるまでです」
絵里「..........」
希「なんか機嫌悪そうやね」
凛「うん、なんかそうなんだよねー」
真姫「随分とそっちはお気楽モードね」
希「リラックスしてるって言ってほしいな」
にこ「.........」
海未「堂々と人を騙して生きている貴方にはそんなことを言えないのでは」
絵里「随分と棘のある言い方ね」
海未「事実を言ってるまでです」
絵里「..........」
希「なんか機嫌悪そうやね」
凛「うん、なんかそうなんだよねー」
真姫「随分とそっちはお気楽モードね」
希「リラックスしてるって言ってほしいな」
にこ「.........」
91: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:01:25.54 ID:vm8B5HOD
海未「昼間、貴方と一緒にいた方、あの方は警察の方ですよね?」
絵里「誰のことかしらね?」
海未「とぼけなくてもいいですね、調べましたので」
絵里「ふ~ん....」
海未「南ことり、彼女は警官でこの街の権力者の娘でもある」
絵里「それで?」
海未「警察と癒着でもしてるんですか?」
絵里「彼女とはなんもないわよ、手も組んでないわ」
海未「そうですか....じゃあ、彼女を騙して利用しているんですね!」
絵里「は?」
海未「許しがたいですね....!!」
絵里「誰のことかしらね?」
海未「とぼけなくてもいいですね、調べましたので」
絵里「ふ~ん....」
海未「南ことり、彼女は警官でこの街の権力者の娘でもある」
絵里「それで?」
海未「警察と癒着でもしてるんですか?」
絵里「彼女とはなんもないわよ、手も組んでないわ」
海未「そうですか....じゃあ、彼女を騙して利用しているんですね!」
絵里「は?」
海未「許しがたいですね....!!」
92: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:05:26.18 ID:vm8B5HOD
にこ「一つ質問してもいいかしら?」
希「んー?なに?答えられる内容なら答えるけど」
にこ「あんたがリーダー?それともあっちで盛大に勘違いしてる馬鹿?」
希「あー、うちらのリーダーさんはあっちだよ」
にこ「あんたらのリーダー...なんであんなに熱くなってんの?」
凛「さぁ?」
真姫「随分と噛みついてくるわね」
希「まー...あれは病ってやつやね」
にこ「病?」
希「そう...うちらじゃ、どうしようもない病」
希「んー?なに?答えられる内容なら答えるけど」
にこ「あんたがリーダー?それともあっちで盛大に勘違いしてる馬鹿?」
希「あー、うちらのリーダーさんはあっちだよ」
にこ「あんたらのリーダー...なんであんなに熱くなってんの?」
凛「さぁ?」
真姫「随分と噛みついてくるわね」
希「まー...あれは病ってやつやね」
にこ「病?」
希「そう...うちらじゃ、どうしようもない病」
93: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:12:18.68 ID:vm8B5HOD
絵里「許す、許さないって貴方、何様なの?」
海未「黙りなさい、女性をたぶらかすやつには私が鉄槌を下します」
絵里「はぁ...貴方って、頭が固いって言われない?」
海未「!」ピクッ
絵里「もうちょっと柔軟に理解することはできないのかしら?」
海未「っ........」
絵里「私達にも事情ってものがあるのよ、それに口出しするようなよそ者は黙って消えて頂戴」
海未「言葉を交わすのは無駄なようですね」
絵里「初めて話がちゃんと噛み合ったわね、そうね無駄ね」
海未「.....二人共!!!」
凛 希「!!」
海未「私はこの人と一騎打ちをします、手出しはしないください」
海未「黙りなさい、女性をたぶらかすやつには私が鉄槌を下します」
絵里「はぁ...貴方って、頭が固いって言われない?」
海未「!」ピクッ
絵里「もうちょっと柔軟に理解することはできないのかしら?」
海未「っ........」
絵里「私達にも事情ってものがあるのよ、それに口出しするようなよそ者は黙って消えて頂戴」
海未「言葉を交わすのは無駄なようですね」
絵里「初めて話がちゃんと噛み合ったわね、そうね無駄ね」
海未「.....二人共!!!」
凛 希「!!」
海未「私はこの人と一騎打ちをします、手出しはしないください」
94: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:15:15.39 ID:vm8B5HOD
凛「えー...凛もやりたいのに」
希「まぁまぁ、今日の呼び出しは多分、あれが目的だっただろうし」
にこ「あいつの狙いはあいつってこと?」
希「まぁ、そんなところかな?」
真姫「..........」
絵里「一騎打ちねぇ....」
海未「貴方を倒します」
絵里「やりたくないって言ってもだめなんでしょ?」
海未「拒否権はありません」
絵里「はぁ...面倒だけど、いいわ...相手してあげる」
海未「........」
希「まぁまぁ、今日の呼び出しは多分、あれが目的だっただろうし」
にこ「あいつの狙いはあいつってこと?」
希「まぁ、そんなところかな?」
真姫「..........」
絵里「一騎打ちねぇ....」
海未「貴方を倒します」
絵里「やりたくないって言ってもだめなんでしょ?」
海未「拒否権はありません」
絵里「はぁ...面倒だけど、いいわ...相手してあげる」
海未「........」
95: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:22:13.52 ID:vm8B5HOD
絵里「で?勝負って何をするの?」
海未「お互いに戦うだけです、相手が倒れるまで」
絵里「随分と泥臭いわね」
海未「その代わり命を奪うのは禁止です、無駄な殺生はしたくないので」
絵里「勝利条件は」
海未「10カウントしても立ち上がれない、もしくは気絶した場合などですね」
絵里「武器の使用は?あり?なし?」
海未「ありです、その代わり武器はこちらで用意した特別な武器を使ってもらいます」
絵里「特別な武器?」
海未「えぇ、殺傷能力を弱くした安全な武器です」
海未「お互いに戦うだけです、相手が倒れるまで」
絵里「随分と泥臭いわね」
海未「その代わり命を奪うのは禁止です、無駄な殺生はしたくないので」
絵里「勝利条件は」
海未「10カウントしても立ち上がれない、もしくは気絶した場合などですね」
絵里「武器の使用は?あり?なし?」
海未「ありです、その代わり武器はこちらで用意した特別な武器を使ってもらいます」
絵里「特別な武器?」
海未「えぇ、殺傷能力を弱くした安全な武器です」
96: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:26:02.34 ID:vm8B5HOD
絵里「安全な武器ってなによ」
海未「たとえば、この刀...刃は切れませんが...」スッ
絵里「......」
海未「やぁ!!」
ビリビリ!!
海未「このように切れば電流が流れます」
絵里「電流....」
海未「ここにある銃や刀なども武器は相手に当たれば電流が流れる仕組みになってます」
絵里「弾は当たれば流れるってことね」
海未「その通りです」
海未「たとえば、この刀...刃は切れませんが...」スッ
絵里「......」
海未「やぁ!!」
ビリビリ!!
海未「このように切れば電流が流れます」
絵里「電流....」
海未「ここにある銃や刀なども武器は相手に当たれば電流が流れる仕組みになってます」
絵里「弾は当たれば流れるってことね」
海未「その通りです」
97: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:32:26.07 ID:vm8B5HOD
絵里「ルールは理解したわ」
海未「では、武器を選んでください」
絵里「私は...これかしら?」スッ
海未「では、私も.....」
真姫「...........」
希「心配?真姫ちゃん?」
真姫「!」
希「ふふふ...」
真姫「あんたなんで....」
希「情報収集は基本中の基本だよ」
真姫「........」
海未「では、武器を選んでください」
絵里「私は...これかしら?」スッ
海未「では、私も.....」
真姫「...........」
希「心配?真姫ちゃん?」
真姫「!」
希「ふふふ...」
真姫「あんたなんで....」
希「情報収集は基本中の基本だよ」
真姫「........」
98: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/08(木) 22:36:53.51 ID:vm8B5HOD
にこ「そういうあんたは東條希ね」
希「...ありゃ、知ってるん?うちのこと?」
にこ「ってことはあんたが星空凛、あっちが園田海未かしら?」
凛「にゃ!凛のことも知ってるの?」
にこ「ってことはあっちが園田海未ね」
希「...かまをかけたね、貴方」
にこ「顔は知らなかったからね、名前だけは調べてあったから」
希「ってことは貴方が矢澤にこかしら?」
にこ「さぁね?」
凛「自分だけ明かさないなんて卑怯にゃ!」
にこ「勝手にあんた達が自分達で自爆しただけでしょ」
希「....中々、意地の悪い子やね」
にこ「あんたらには言われたくないわ」
希「...ありゃ、知ってるん?うちのこと?」
にこ「ってことはあんたが星空凛、あっちが園田海未かしら?」
凛「にゃ!凛のことも知ってるの?」
にこ「ってことはあっちが園田海未ね」
希「...かまをかけたね、貴方」
にこ「顔は知らなかったからね、名前だけは調べてあったから」
希「ってことは貴方が矢澤にこかしら?」
にこ「さぁね?」
凛「自分だけ明かさないなんて卑怯にゃ!」
にこ「勝手にあんた達が自分達で自爆しただけでしょ」
希「....中々、意地の悪い子やね」
にこ「あんたらには言われたくないわ」
103: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:21:35.74 ID:2JKc/xHf
絵里「........」
海未「.........」
絵里「そちらからどうぞ」
海未「いいのですか?」スッ
絵里「えぇ、さっさと終わらせましょう」
海未「ならお望み通り...すぐに終わらせてあげます!!」ダッ
絵里「....刀ね.......」スッ
海未「やぁ!!」ブン!!
絵里「........」サッ
ガン!!
海未「いい動きをしますね」
絵里「...まぁね」
海未「.........」
絵里「そちらからどうぞ」
海未「いいのですか?」スッ
絵里「えぇ、さっさと終わらせましょう」
海未「ならお望み通り...すぐに終わらせてあげます!!」ダッ
絵里「....刀ね.......」スッ
海未「やぁ!!」ブン!!
絵里「........」サッ
ガン!!
海未「いい動きをしますね」
絵里「...まぁね」
104: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:24:42.45 ID:2JKc/xHf
絵里「貴方、そんなたくさん武器を背負ってよく動けるわね」
海未「私は幼いころから色んな道を学んできました」
絵里「へー」
海未「剣道、柔道、弓道...私なりに努力をしてきました」
絵里「.......」
海未「だから貴方には負けません!!」
絵里「まるで弁慶みたいね...」
海未「でやあああ!!!」
絵里「なら、私もそれに応えないとね」
海未「私は幼いころから色んな道を学んできました」
絵里「へー」
海未「剣道、柔道、弓道...私なりに努力をしてきました」
絵里「.......」
海未「だから貴方には負けません!!」
絵里「まるで弁慶みたいね...」
海未「でやあああ!!!」
絵里「なら、私もそれに応えないとね」
105: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:27:44.56 ID:2JKc/xHf
ガキン!!
海未「........」ググッ
絵里「力も言うだけはあってあるわね」ググッ
海未「トンファーですか....銃以外も武器を選んでいたんですね」
絵里「わざわざ相手に申告したり、見せたりする必要はないと思ってね」
海未「そうですか...」
絵里「私こう見えても、負けず嫌いなの」
海未「見ればわかりますよ」
絵里「あら?そうかしら?」
海未「私も負けず嫌いなんですよ」
絵里「言わなくてもわかるわよ、見ればね」
海未「........」ググッ
絵里「力も言うだけはあってあるわね」ググッ
海未「トンファーですか....銃以外も武器を選んでいたんですね」
絵里「わざわざ相手に申告したり、見せたりする必要はないと思ってね」
海未「そうですか...」
絵里「私こう見えても、負けず嫌いなの」
海未「見ればわかりますよ」
絵里「あら?そうかしら?」
海未「私も負けず嫌いなんですよ」
絵里「言わなくてもわかるわよ、見ればね」
106: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:32:29.37 ID:2JKc/xHf
希「おー...海未ちゃんとやり合えるなんてあの金髪さんやるね」
真姫「当然よ、私達のリーダーなんだから」
凛「意外、信頼してるんだ」
真姫「意外ってどういう意味よ」
凛「貴方って自分以外しか信用してなさそうな感じがしたから」
真姫「....私は仲間は信じるわ」
凛「ふ~ん....」
にこ「あいつはそこら辺のやつにやられるようなやつじゃないわ」
希「それを言ったら海未ちゃんもそうだよ」
にこ「..........」
真姫「当然よ、私達のリーダーなんだから」
凛「意外、信頼してるんだ」
真姫「意外ってどういう意味よ」
凛「貴方って自分以外しか信用してなさそうな感じがしたから」
真姫「....私は仲間は信じるわ」
凛「ふ~ん....」
にこ「あいつはそこら辺のやつにやられるようなやつじゃないわ」
希「それを言ったら海未ちゃんもそうだよ」
にこ「..........」
107: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:41:53.16 ID:2JKc/xHf
海未「...........」
海未(意外とやりますね、なら少し戦法を変えますか)
ガキン!! サッ!
海未「力は互角みたいね....」
絵里「かもね、どうする?」
海未「なら....」スッ
絵里「!」
海未「........」ギリギリ.....パシッ!!
絵里「おっと」サッ
海未「...避けましたか、ならこれならどうです?」
パシュ!パシュ!パシュ!!
絵里「..........」
海未(意外とやりますね、なら少し戦法を変えますか)
ガキン!! サッ!
海未「力は互角みたいね....」
絵里「かもね、どうする?」
海未「なら....」スッ
絵里「!」
海未「........」ギリギリ.....パシッ!!
絵里「おっと」サッ
海未「...避けましたか、ならこれならどうです?」
パシュ!パシュ!パシュ!!
絵里「..........」
108: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:43:07.95 ID:2JKc/xHf
真姫「なに?あの弓の連射は!?」
凛「あー、海未ちゃん本気だね」
希「あれは躱すのは難しいかな?」
絵里「.........」グッ
海未「!」
スッ スッ サッ
絵里「...........」
凛「ぜ、全部を避けた?」
希「嘘やろ?....海未ちゃんの3連撃を..まるでダンスでもするように避けた?」
にこ「相変わらずむかつくくらいにいい動きをするわね」
凛「あー、海未ちゃん本気だね」
希「あれは躱すのは難しいかな?」
絵里「.........」グッ
海未「!」
スッ スッ サッ
絵里「...........」
凛「ぜ、全部を避けた?」
希「嘘やろ?....海未ちゃんの3連撃を..まるでダンスでもするように避けた?」
にこ「相変わらずむかつくくらいにいい動きをするわね」
109: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:47:16.01 ID:2JKc/xHf
絵里「昔、踊りをやっててね...動きには自身があるの」
海未「成程...いい動きをする訳ですね!」ブンッ
ガキン!!
絵里「貴方もいい動きよ、素人には見えないわね」
海未「っ.....この!!」ググッ...
絵里「.........」
ドン!!
海未「!!ぐっ!!!」
凛「あの体勢からキックをした!?」
希「体が柔らかすぎやろ....」
海未「成程...いい動きをする訳ですね!」ブンッ
ガキン!!
絵里「貴方もいい動きよ、素人には見えないわね」
海未「っ.....この!!」ググッ...
絵里「.........」
ドン!!
海未「!!ぐっ!!!」
凛「あの体勢からキックをした!?」
希「体が柔らかすぎやろ....」
110: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:50:37.00 ID:2JKc/xHf
絵里「柔軟性は大事よ」
海未「.........」
絵里「まぁ、貴方の場合は頭の柔軟もした方がいいかもね」
海未「!.......」スッ
にこ「武器を置き始めた?」
海未「....少し躱すのが上手いからと言って調子の乗らない方がいいですよ!!」ダッ
絵里「.....!早い......」
海未「やあああああ!!!」ガッ!
絵里「!」
海未「でぇい!!!」ブン!!
絵里「ぐっ!!」
真姫「投げ技!?」
にこ「相手も中々、器用なやつみたいね」
海未「.........」
絵里「まぁ、貴方の場合は頭の柔軟もした方がいいかもね」
海未「!.......」スッ
にこ「武器を置き始めた?」
海未「....少し躱すのが上手いからと言って調子の乗らない方がいいですよ!!」ダッ
絵里「.....!早い......」
海未「やあああああ!!!」ガッ!
絵里「!」
海未「でぇい!!!」ブン!!
絵里「ぐっ!!」
真姫「投げ技!?」
にこ「相手も中々、器用なやつみたいね」
111: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:52:03.84 ID:2JKc/xHf
絵里「この!!」パシッ!
海未「!」ビリ!
絵里「全く、服が少し破けちゃったじゃない」
海未「完全に決まったと思ったんですが、そうは上手くはいきませんか」
絵里「柔道もできるの?まさか素手でやってくるなんて」
海未「言ったはずです、色んな道を学んできたと」
絵里「そう」
海未「そして貴方には負けません」
海未「!」ビリ!
絵里「全く、服が少し破けちゃったじゃない」
海未「完全に決まったと思ったんですが、そうは上手くはいきませんか」
絵里「柔道もできるの?まさか素手でやってくるなんて」
海未「言ったはずです、色んな道を学んできたと」
絵里「そう」
海未「そして貴方には負けません」
112: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 00:58:25.82 ID:2JKc/xHf
絵里「.........」スッ
海未「銃ですか」
絵里「えぇ、こっちのが得意でね、実は」
海未「得意?」
絵里「.........」スッ
海未「!」
バン!
絵里「へぇ...銃弾を躱すなんてやるじゃない」
海未「別に難しいことじゃないですよ」
絵里「ふ~ん....」
海未「試してみますか?」
絵里「面白い、やってみなさいよ」
海未「銃ですか」
絵里「えぇ、こっちのが得意でね、実は」
海未「得意?」
絵里「.........」スッ
海未「!」
バン!
絵里「へぇ...銃弾を躱すなんてやるじゃない」
海未「別に難しいことじゃないですよ」
絵里「ふ~ん....」
海未「試してみますか?」
絵里「面白い、やってみなさいよ」
113: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 01:01:59.89 ID:2JKc/xHf
にこ「..........」
凛「海未ちゃん、張り切ってるにゃ」
希「そうやね...」
凛「どうかしたの?希ちゃん?」
希「いや、なんでも...ないよ」
凛「?」
バン!
海未「.........」スッ
絵里「へぇ.......」カチッカチッ
海未「全弾避けましたよ」
絵里「それが貴方の身体能力ってことね」
海未「えぇ、今は武器も持ってないですからね、身軽です」
絵里「たしかに身軽そうね、色々と」
凛「海未ちゃん、張り切ってるにゃ」
希「そうやね...」
凛「どうかしたの?希ちゃん?」
希「いや、なんでも...ないよ」
凛「?」
バン!
海未「.........」スッ
絵里「へぇ.......」カチッカチッ
海未「全弾避けましたよ」
絵里「それが貴方の身体能力ってことね」
海未「えぇ、今は武器も持ってないですからね、身軽です」
絵里「たしかに身軽そうね、色々と」
114: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/10(土) 01:05:59.74 ID:2JKc/xHf
絵里「...........」カチャン
希(あの人、全弾避けられたのに、あの余裕そうな感じはなんなん?はったり?)
海未「リロードしても無駄だと思いますよ」
絵里「それはどうかしら?」
海未「無駄口を....」
絵里「無駄口かどうかはすぐにわかるわ」
海未「.........」
絵里「..........」スッ
海未「!」
バン!
希(あの人、全弾避けられたのに、あの余裕そうな感じはなんなん?はったり?)
海未「リロードしても無駄だと思いますよ」
絵里「それはどうかしら?」
海未「無駄口を....」
絵里「無駄口かどうかはすぐにわかるわ」
海未「.........」
絵里「..........」スッ
海未「!」
バン!
120: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:01:51.73 ID:J7xuqTAm
カン!
絵里「........」
海未「私の体力の消耗を狙っているのでしたら無駄ですよ、この程度でへばる私ではありません」
絵里「........」スッ
海未「ふ...いいでしょう、次に貴方が弾切れを起こした時が貴方の終わりの時です」
絵里「果たしてそうかしら?」
バン!!
海未「!」サッ
バン!
海未「ぐっ!!!」ビリ!
絵里「........」
凛「海未ちゃん!!」
絵里「........」
海未「私の体力の消耗を狙っているのでしたら無駄ですよ、この程度でへばる私ではありません」
絵里「........」スッ
海未「ふ...いいでしょう、次に貴方が弾切れを起こした時が貴方の終わりの時です」
絵里「果たしてそうかしら?」
バン!!
海未「!」サッ
バン!
海未「ぐっ!!!」ビリ!
絵里「........」
凛「海未ちゃん!!」
121: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:10:01.89 ID:J7xuqTAm
海未「掠っただけです、大したことはありません....」
絵里「.......」
海未「運がいいですね...私が移動する方向に先撃ちをするなんて」
絵里「運は強い方よ」
海未「しかし、あてずっぽうに撃って当たるほど私は甘くないです」
絵里「なら、試してみる?」スッ
海未「いつまでその余裕が続きますかね!」ダッ
絵里「.........」
バン!
海未「!」ダッ
バン!!
海未「っ!!....あああ!!」ビリビリ!!
凛 希「!!」
絵里「.......」
海未「運がいいですね...私が移動する方向に先撃ちをするなんて」
絵里「運は強い方よ」
海未「しかし、あてずっぽうに撃って当たるほど私は甘くないです」
絵里「なら、試してみる?」スッ
海未「いつまでその余裕が続きますかね!」ダッ
絵里「.........」
バン!
海未「!」ダッ
バン!!
海未「っ!!....あああ!!」ビリビリ!!
凛 希「!!」
122: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:15:33.61 ID:J7xuqTAm
絵里「当たったわね」
海未「ぐっ...まぐれです...」
絵里「それはどうかしら?」
海未「...どういう意味ですか」
絵里「貴方の動きは私にはお見通しって訳よ」
海未「お見通し....」
絵里「いいわ、教えてあげる」
凛「海未ちゃん....」
希「そんな馬鹿な...海未ちゃんのスピードに追い付けた人なんて今までいなかったのに」
にこ「なら今、うちのリーダーがあいつを捉えたってだけの話よ」
海未「ぐっ...まぐれです...」
絵里「それはどうかしら?」
海未「...どういう意味ですか」
絵里「貴方の動きは私にはお見通しって訳よ」
海未「お見通し....」
絵里「いいわ、教えてあげる」
凛「海未ちゃん....」
希「そんな馬鹿な...海未ちゃんのスピードに追い付けた人なんて今までいなかったのに」
にこ「なら今、うちのリーダーがあいつを捉えたってだけの話よ」
123: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:23:49.38 ID:J7xuqTAm
絵里「私はただ、ずっと闇雲に無駄撃ちをしてる訳ではなかったのよ」
海未「.......」
絵里「貴方の動きを見ていた、目の動きや筋肉の動きをね」
海未「動き?」
絵里「まぁ、貴方の簡単に言えば貴方の癖ってところかしら?」
海未「癖....」
絵里「その動きのパターンを見極めて動く方向を予測して撃っただけよ」
海未「な!」
絵里「だから当たったでしょ?」
海未「た、たまたまです!!」
絵里「なら、もう一度....」スッ
海未「!」
海未「.......」
絵里「貴方の動きを見ていた、目の動きや筋肉の動きをね」
海未「動き?」
絵里「まぁ、貴方の簡単に言えば貴方の癖ってところかしら?」
海未「癖....」
絵里「その動きのパターンを見極めて動く方向を予測して撃っただけよ」
海未「な!」
絵里「だから当たったでしょ?」
海未「た、たまたまです!!」
絵里「なら、もう一度....」スッ
海未「!」
124: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:28:11.30 ID:J7xuqTAm
バン!!
海未「ぐっ.....ぁ!!」ビリビリ!!
絵里「.........」
海未「ま、まぐれです...」
絵里「強がらなくてもいいのに」
海未「強がってなんかいません!」
凛「っ.....っ.....」
にこ「は?」
真姫「え?」
希「ま、まずい.....」
海未「ぐっ.....ぁ!!」ビリビリ!!
絵里「.........」
海未「ま、まぐれです...」
絵里「強がらなくてもいいのに」
海未「強がってなんかいません!」
凛「っ.....っ.....」
にこ「は?」
真姫「え?」
希「ま、まずい.....」
125: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:31:59.87 ID:J7xuqTAm
海未「そんな簡単に当てられて....」
絵里「嘘はついてないわよ?」
バン!!
海未「っ!!」ビュン
絵里「ね?今のは...わざと外したけどね」
海未「っ~~!!それでも、私は貴方に....!」
絵里「私は意味のない無駄な争いは好まないわ、降参してくれると嬉しいんだけど」
海未「降参なんて....!」
希「降参や、うちらの負けや」
海未「!」
絵里「あら、お仲間からタオルを投げられたみたいね」
海未「希、どうして.....」
希「.........」
絵里「嘘はついてないわよ?」
バン!!
海未「っ!!」ビュン
絵里「ね?今のは...わざと外したけどね」
海未「っ~~!!それでも、私は貴方に....!」
絵里「私は意味のない無駄な争いは好まないわ、降参してくれると嬉しいんだけど」
海未「降参なんて....!」
希「降参や、うちらの負けや」
海未「!」
絵里「あら、お仲間からタオルを投げられたみたいね」
海未「希、どうして.....」
希「.........」
126: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:34:53.84 ID:J7xuqTAm
海未「どうして止めたんですか!!希!!」
希「このままやってもこっちがジリ貧だから」
海未「そんなことは!」
希「海未ちゃんもわかってるはず、こっちに勝機が薄いってことを」
海未「っ.......」
希「それに....」チラッ
凛「う....うぅ.....」ポロポロ
海未「!」
希「凛ちゃんの泣き虫が再発や、これ以上は」
凛「海未ちゃんは負けないの!!海未ちゃんは強いの!!」
海未「..........」
希「このままやってもこっちがジリ貧だから」
海未「そんなことは!」
希「海未ちゃんもわかってるはず、こっちに勝機が薄いってことを」
海未「っ.......」
希「それに....」チラッ
凛「う....うぅ.....」ポロポロ
海未「!」
希「凛ちゃんの泣き虫が再発や、これ以上は」
凛「海未ちゃんは負けないの!!海未ちゃんは強いの!!」
海未「..........」
127: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:38:19.46 ID:J7xuqTAm
絵里「仲間を泣かしてまで頑張る意味はあるのかしら?」
海未「......」
絵里「貴方の為に泣いてくれる人がいるならそれは大切にしてあげないとだめよ」
凛「うっ...うぅぅぅ......」グスグス
絵里「...お開きね、今日は私の勝ちでいいわよね?」
海未「はい....」
にこ「........」
絵里「に、にこ?なんか怒ってる?」
にこ「あんた甘すぎよ!!!」
絵里「何が?」
にこ「なんで連中に街から出て行けとかって言わなかったのよ!」
絵里「あー....」
海未「......」
絵里「貴方の為に泣いてくれる人がいるならそれは大切にしてあげないとだめよ」
凛「うっ...うぅぅぅ......」グスグス
絵里「...お開きね、今日は私の勝ちでいいわよね?」
海未「はい....」
にこ「........」
絵里「に、にこ?なんか怒ってる?」
にこ「あんた甘すぎよ!!!」
絵里「何が?」
にこ「なんで連中に街から出て行けとかって言わなかったのよ!」
絵里「あー....」
128: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:43:38.15 ID:J7xuqTAm
真姫「エリーになんか考えがあったんじゃないの?」
にこ「どんな?」
絵里「いや、あんなわんわん泣いてる子の前でさっさと街から出て行けなんて言えないでしょ、空気的に」
にこ「なんで空気を読もうとすんのよ、そんなタイミングで」
絵里「それにあのタイミングで言ったら私達への憎しみを念を強くしそうだったしね、泣いてた子とか特に」
真姫「傷口に塩を塗り込むスタイル」
絵里「それに今は、私のが強いんだからいざって時はね」
にこ「はぁ....わかったわ」
絵里「それに....」
真姫「それに?」
絵里「強い敵と戦うのって楽しいじゃない?」
にこ「....戦闘狂が」
にこ「どんな?」
絵里「いや、あんなわんわん泣いてる子の前でさっさと街から出て行けなんて言えないでしょ、空気的に」
にこ「なんで空気を読もうとすんのよ、そんなタイミングで」
絵里「それにあのタイミングで言ったら私達への憎しみを念を強くしそうだったしね、泣いてた子とか特に」
真姫「傷口に塩を塗り込むスタイル」
絵里「それに今は、私のが強いんだからいざって時はね」
にこ「はぁ....わかったわ」
絵里「それに....」
真姫「それに?」
絵里「強い敵と戦うのって楽しいじゃない?」
にこ「....戦闘狂が」
129: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:45:42.68 ID:J7xuqTAm
絵里「失礼ね、でも...あの海未って子、絶対に強くなるわ」
真姫「エリーがそんなことを言うなんて珍しいじゃない」
絵里「少し、真っすぐすぎるところがあるけど...光る物を感じたわ」
にこ「光る物ねぇ....」
絵里「いいライバルになってくれれば、こっちもより一層高みを目指しやすくなるわ」
真姫「でも、もし、私達の仕事の邪魔をしたら?」
絵里「制裁」
真姫「ふふ...なによ、容赦ないじゃない」
にこ「優しいのか冷徹なのかどっちなのよ」
絵里「物事には優先順位ってものがあるのよ」
にこ「はいはい」
真姫「エリーがそんなことを言うなんて珍しいじゃない」
絵里「少し、真っすぐすぎるところがあるけど...光る物を感じたわ」
にこ「光る物ねぇ....」
絵里「いいライバルになってくれれば、こっちもより一層高みを目指しやすくなるわ」
真姫「でも、もし、私達の仕事の邪魔をしたら?」
絵里「制裁」
真姫「ふふ...なによ、容赦ないじゃない」
にこ「優しいのか冷徹なのかどっちなのよ」
絵里「物事には優先順位ってものがあるのよ」
にこ「はいはい」
130: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:51:01.47 ID:J7xuqTAm
絵里「さてと帰りますか」
にこ「あー...にこの出番なかったわね」
真姫「にこちゃんって強かったっけ?」
にこ「あんたには言われたくないわよ」
真姫「私は医者だから」
にこ「闇医者の癖に」
絵里「はいはい、喧嘩はしない」
~♪
絵里「!」
にこ「あー...にこの出番なかったわね」
真姫「にこちゃんって強かったっけ?」
にこ「あんたには言われたくないわよ」
真姫「私は医者だから」
にこ「闇医者の癖に」
絵里「はいはい、喧嘩はしない」
~♪
絵里「!」
131: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:56:27.77 ID:J7xuqTAm
凛「ぐすっ.....」
海未「もう負けたのは私なのに、いつまで泣いてるんですか」
凛「泣いてないもん」
海未「...次は勝ちますから」
凛「海未ちゃん....」
海未「私は負けず嫌いなんです、勝つまで諦めませんから」
凛「うん...」
海未「必ず超えてみせます....」
希「無理はほどほどにね」
海未「次は絶対に勝ってみせます!!」
海未「もう負けたのは私なのに、いつまで泣いてるんですか」
凛「泣いてないもん」
海未「...次は勝ちますから」
凛「海未ちゃん....」
海未「私は負けず嫌いなんです、勝つまで諦めませんから」
凛「うん...」
海未「必ず超えてみせます....」
希「無理はほどほどにね」
海未「次は絶対に勝ってみせます!!」
132: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/11(日) 00:59:54.56 ID:J7xuqTAm
絵里「もしもし.....はい...はい」
にこ 真姫「...........」
絵里「...わかりました」
にこ「誰?」
絵里「仕事よ」
真姫「今から?」
絵里「文句を言わない、行くわよ」
にこ「はいはい」
絵里「...今日の夜は一段と長くなりそうね」
にこ 真姫「...........」
絵里「...わかりました」
にこ「誰?」
絵里「仕事よ」
真姫「今から?」
絵里「文句を言わない、行くわよ」
にこ「はいはい」
絵里「...今日の夜は一段と長くなりそうね」
139: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:08:24.82 ID:lbqXKUMr
lily whiteの音ノ木坂襲撃から数週間後
音ノ木坂はBiBi、lily white、そして、忍び寄る新たな組織によって混沌を極めようとしていた
穂乃果「うーん.....今日もお仕事疲れたぁ」
私の名前は高坂穂乃果、とある局のリポーターである
穂乃果「明日もBiBiが一面かな?」
この街には怪盗グループが暗躍している、まるで映画みたいだよね
しかも、そんなのが二組も街にいるもんだから警察はもう大変
穂乃果「大丈夫かな?」
そんな訳で今日はその大変なお仕事をしている友達と会う予定なんだけど...
ガラララ
ことり「..........」ゴクゴク
花陽「こ、ことりちゃん!!飲み過ぎだよ!!」
ことり「今日はとことん行きたい気分なのぉ....」
穂乃果「わぁ....」
どうやら今日はかなり荒れているご様子です
音ノ木坂はBiBi、lily white、そして、忍び寄る新たな組織によって混沌を極めようとしていた
穂乃果「うーん.....今日もお仕事疲れたぁ」
私の名前は高坂穂乃果、とある局のリポーターである
穂乃果「明日もBiBiが一面かな?」
この街には怪盗グループが暗躍している、まるで映画みたいだよね
しかも、そんなのが二組も街にいるもんだから警察はもう大変
穂乃果「大丈夫かな?」
そんな訳で今日はその大変なお仕事をしている友達と会う予定なんだけど...
ガラララ
ことり「..........」ゴクゴク
花陽「こ、ことりちゃん!!飲み過ぎだよ!!」
ことり「今日はとことん行きたい気分なのぉ....」
穂乃果「わぁ....」
どうやら今日はかなり荒れているご様子です
140: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:12:14.08 ID:lbqXKUMr
穂乃果「二人共お待たせー」
花陽「穂乃果ちゃん!」
ことり「遅いよぉ....」
穂乃果「ごめんごめん、ちょっとあってね」
花陽「リポーターも大変だね」
ことり「.........」ゴクゴク
穂乃果「ことりちゃん、結構飲んでる?顔が真っ赤だよ」
ことり「そんなに飲んでないぃ....」
穂乃果「程々にね」
ことり「明日は非番だもぉーん....」
穂乃果「あはは....そっか」
ことり「........」
花陽「穂乃果ちゃん!」
ことり「遅いよぉ....」
穂乃果「ごめんごめん、ちょっとあってね」
花陽「リポーターも大変だね」
ことり「.........」ゴクゴク
穂乃果「ことりちゃん、結構飲んでる?顔が真っ赤だよ」
ことり「そんなに飲んでないぃ....」
穂乃果「程々にね」
ことり「明日は非番だもぉーん....」
穂乃果「あはは....そっか」
ことり「........」
141: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:14:56.67 ID:lbqXKUMr
穂乃果「花陽ちゃん...」ヒソッ
花陽「な、なに?....」
穂乃果「今日はまた一段と荒れてるけど...どうしたの?」
花陽「えっと....色々あったみたいで」
穂乃果「色々?」
花陽「それは....」
ことり「こらぁ!」
穂乃果 花陽「!!」
ことり「ことりだけ抜きにして内緒話ー?」
穂乃果「た、大した話じゃないよ」
ことり「本当ぉ?」
穂乃果「本当だよ、本当!」
ことり「ふ~ん....」
花陽「な、なに?....」
穂乃果「今日はまた一段と荒れてるけど...どうしたの?」
花陽「えっと....色々あったみたいで」
穂乃果「色々?」
花陽「それは....」
ことり「こらぁ!」
穂乃果 花陽「!!」
ことり「ことりだけ抜きにして内緒話ー?」
穂乃果「た、大した話じゃないよ」
ことり「本当ぉ?」
穂乃果「本当だよ、本当!」
ことり「ふ~ん....」
142: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:17:02.01 ID:lbqXKUMr
ことり「zzzzzz」
穂乃果「ことりちゃん、寝ちゃったね」
花陽「うん....」
穂乃果「疲れてたのかな?」
花陽「いつも真剣にやってるからね」
穂乃果「花陽ちゃんも大丈夫?ことりちゃんのお手伝いをしてるって聞いたけど」
花陽「毎日じゃないから、大丈夫だよ」
穂乃果「そっか....」
花陽「穂乃果ちゃんの方はどうなの?」
穂乃果「まぁ、ぼちぼちって感じかな」
穂乃果「ことりちゃん、寝ちゃったね」
花陽「うん....」
穂乃果「疲れてたのかな?」
花陽「いつも真剣にやってるからね」
穂乃果「花陽ちゃんも大丈夫?ことりちゃんのお手伝いをしてるって聞いたけど」
花陽「毎日じゃないから、大丈夫だよ」
穂乃果「そっか....」
花陽「穂乃果ちゃんの方はどうなの?」
穂乃果「まぁ、ぼちぼちって感じかな」
143: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:21:34.32 ID:lbqXKUMr
穂乃果「そろそろお店出ようか?」
花陽「うん、そうだね」
ことり「zzzzzzzz」
穂乃果「ほら、ことりちゃん起きてー」ユサユサ
ことり「んー.....」
穂乃果「帰るよー」
花陽「起きてぇ、ことりちゃん」ユサユサ
ことり「...絵里ちゃん....」
穂乃果「えりちゃん?」
花陽「うん、そうだね」
ことり「zzzzzzzz」
穂乃果「ほら、ことりちゃん起きてー」ユサユサ
ことり「んー.....」
穂乃果「帰るよー」
花陽「起きてぇ、ことりちゃん」ユサユサ
ことり「...絵里ちゃん....」
穂乃果「えりちゃん?」
144: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:26:23.10 ID:lbqXKUMr
花陽「大丈夫?穂乃果ちゃん?」
穂乃果「平気、平気...ことりちゃん軽いから」
ことり「zzzzzzz」
花陽「タクシー呼ぶ?」
穂乃果「それがいいかもね、家まで送ろっか?」
花陽「そうだね」
穂乃果「ちゃんと着替えて寝るんだよ?」
ことり「はーい...」
花陽「じゃあ、またね」
ことり「んー.....」
バタン!
穂乃果「平気、平気...ことりちゃん軽いから」
ことり「zzzzzzz」
花陽「タクシー呼ぶ?」
穂乃果「それがいいかもね、家まで送ろっか?」
花陽「そうだね」
穂乃果「ちゃんと着替えて寝るんだよ?」
ことり「はーい...」
花陽「じゃあ、またね」
ことり「んー.....」
バタン!
145: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:30:41.00 ID:lbqXKUMr
ガチャン
穂乃果「鍵は扉の郵便入れにいれてっと」チャラン
花陽「私達も帰ろっか?」
穂乃果「うん」
穂乃果「そういえば、えりちゃんってことりちゃんが言ってたけど、えりちゃんって誰?」
花陽「あー...絵里ちゃんはことりちゃんがよく行く教会のシスターさんだよ」
穂乃果「シスターさん?」
花陽「うん、その教会で絵里ちゃんが懺悔室をやっててそれがきっかけで知り合いになったんだって」
穂乃果「へー...教会かぁ」
花陽「とっても綺麗な人だよ、サラサラの金髪で青い目で」
穂乃果「外人さん?その人って」
花陽「ううん、たしかクォーターだったと思うよ」
穂乃果「鍵は扉の郵便入れにいれてっと」チャラン
花陽「私達も帰ろっか?」
穂乃果「うん」
穂乃果「そういえば、えりちゃんってことりちゃんが言ってたけど、えりちゃんって誰?」
花陽「あー...絵里ちゃんはことりちゃんがよく行く教会のシスターさんだよ」
穂乃果「シスターさん?」
花陽「うん、その教会で絵里ちゃんが懺悔室をやっててそれがきっかけで知り合いになったんだって」
穂乃果「へー...教会かぁ」
花陽「とっても綺麗な人だよ、サラサラの金髪で青い目で」
穂乃果「外人さん?その人って」
花陽「ううん、たしかクォーターだったと思うよ」
146: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:37:39.23 ID:lbqXKUMr
穂乃果「教会なんて行かないから全然知らなかったよ」
花陽「穂乃果ちゃんも忙しいもんね」
穂乃果「まぁ、そこそこね」
花陽「どこも忙しいよね」
穂乃果「そうだね...まぁ、最近ずっと騒がれてる怪盗達が落ち着いてくれれば少しは楽になれそうだけどね」
花陽「あはは...そうかもね」
穂乃果「全く、この街は事件が絶えないね」
絵里「へっくし!」
にこ「潜入した後はしないでよね」
絵里「わかってる、わかってる」
にこ「さてと、お仕事の時間ね」
花陽「穂乃果ちゃんも忙しいもんね」
穂乃果「まぁ、そこそこね」
花陽「どこも忙しいよね」
穂乃果「そうだね...まぁ、最近ずっと騒がれてる怪盗達が落ち着いてくれれば少しは楽になれそうだけどね」
花陽「あはは...そうかもね」
穂乃果「全く、この街は事件が絶えないね」
絵里「へっくし!」
にこ「潜入した後はしないでよね」
絵里「わかってる、わかってる」
にこ「さてと、お仕事の時間ね」
147: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:39:52.06 ID:lbqXKUMr
真姫『端末に資料を送ったわ、館内の構造はこれである程度把握できるはずよ』
絵里「ありがとう、真姫」
にこ「じゃあ、にこは外で控えてるから」
絵里「えぇ、なにかあったらよろしく」
にこ「はいはい」
絵里「よし、いくわよ」
花陽「じゃあ、また、一緒にご飯食べようね」
穂乃果「うん、花陽ちゃん気をつけてね!」
花陽「はい!」
絵里「ありがとう、真姫」
にこ「じゃあ、にこは外で控えてるから」
絵里「えぇ、なにかあったらよろしく」
にこ「はいはい」
絵里「よし、いくわよ」
花陽「じゃあ、また、一緒にご飯食べようね」
穂乃果「うん、花陽ちゃん気をつけてね!」
花陽「はい!」
148: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:42:04.40 ID:lbqXKUMr
絵里「.....よし、開いたわ......」カチャ
にこ『絵里、どう?』
絵里「見つけたわ、これが例の教典...ラブノベルス...」
にこ『さっさと回収してずらかりましょう』
絵里「そうね」
にこ『罠とかにひっかからないでよ』
絵里「今のところはそれらしいものは見当たらないから問題はないと思うわ」
にこ『だといいんだけど...』
絵里「よし...回収、完了」
ブー!!
絵里「!!」
にこ『絵里、どう?』
絵里「見つけたわ、これが例の教典...ラブノベルス...」
にこ『さっさと回収してずらかりましょう』
絵里「そうね」
にこ『罠とかにひっかからないでよ』
絵里「今のところはそれらしいものは見当たらないから問題はないと思うわ」
にこ『だといいんだけど...』
絵里「よし...回収、完了」
ブー!!
絵里「!!」
149: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:46:55.00 ID:lbqXKUMr
にこ『絵里、あんた何をしたの!』
絵里「どうやら、金庫の中身が無くなって一定時間が立ったら警報が鳴る仕組みだったみたい」
にこ『っ...面倒ね』
絵里「とにかく、すぐに脱出するわ!」
ザワザワ...ザワザワ....
にこ「!成程、このタイミングですぐに来るってことは....」
絵里『にこ、外の様子はどう?』
にこ「いっぱい来てるわよ、もう....この早さは罠ね」
絵里『罠...』
にこ「さっさと離脱するわよ」
絵里「どうやら、金庫の中身が無くなって一定時間が立ったら警報が鳴る仕組みだったみたい」
にこ『っ...面倒ね』
絵里「とにかく、すぐに脱出するわ!」
ザワザワ...ザワザワ....
にこ「!成程、このタイミングですぐに来るってことは....」
絵里『にこ、外の様子はどう?』
にこ「いっぱい来てるわよ、もう....この早さは罠ね」
絵里『罠...』
にこ「さっさと離脱するわよ」
150: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:51:31.83 ID:lbqXKUMr
「探せ!まだいるはずだ!」
「BiBiか!?それとも」
「どっちでもいい、捕まえるんだ!!」
「!!」
「どうした?」
「あそこ!あの窓!」
「!いたぞ!!!まだ館内にいるぞ!!」
「急げ!!出入り口も固めろ!!」
「はい!!」
「............」
「BiBiか!?それとも」
「どっちでもいい、捕まえるんだ!!」
「!!」
「どうした?」
「あそこ!あの窓!」
「!いたぞ!!!まだ館内にいるぞ!!」
「急げ!!出入り口も固めろ!!」
「はい!!」
「............」
151: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:53:46.81 ID:lbqXKUMr
絵里「大丈夫...私ならできる!!」ダッ
スタッ
絵里「っ....ふぅ、ビルからビルからに飛び移るなんて」
絵里「まるでどっかのスーパーヒーローみたいね」
穂乃果「~♪この裏道を通れば近道なんだよねー♪」
ガサガサッ!!
穂乃果「へ?」
絵里「........」スタッ!!
穂乃果「!!」
絵里「!」
穂乃果「び、BiBi!?な、な、な!」
絵里「静かに」スッ
穂乃果「ムグッ」
スタッ
絵里「っ....ふぅ、ビルからビルからに飛び移るなんて」
絵里「まるでどっかのスーパーヒーローみたいね」
穂乃果「~♪この裏道を通れば近道なんだよねー♪」
ガサガサッ!!
穂乃果「へ?」
絵里「........」スタッ!!
穂乃果「!!」
絵里「!」
穂乃果「び、BiBi!?な、な、な!」
絵里「静かに」スッ
穂乃果「ムグッ」
152: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 22:56:40.18 ID:lbqXKUMr
絵里「ちょっと黙ってて....」
穂乃果「むぐ...ぐ.....」
絵里「........」
穂乃果「.......」
絵里「撒いたみたいね」
穂乃果「んー!んー!」
絵里「あ、ごめんなさい」パッ
穂乃果「ぷはぁ...び、BiBi...」
絵里「...........」
穂乃果「むぐ...ぐ.....」
絵里「........」
穂乃果「.......」
絵里「撒いたみたいね」
穂乃果「んー!んー!」
絵里「あ、ごめんなさい」パッ
穂乃果「ぷはぁ...び、BiBi...」
絵里「...........」
153: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 23:01:41.97 ID:lbqXKUMr
絵里「ここにいたら危ないわ、早く家か人の多い通りに行きなさい」
穂乃果「え?」
絵里「この辺は私を追いかけてる怖い人達がたくさんいるから気をつけなさいってことよ」
穂乃果「!は!はい.....」
絵里「....貴方のお天気コーナー、私は好きよ」フサッ
穂乃果「!...綺麗な金髪...」
絵里「じゃあね」ダッ
穂乃果「...........」
絵里「ふぅ...ここまで逃げれば平気かしら?」
コツ...コツ...
絵里「!」
「...........」
絵里「もう、脅かさないでよ」
「........」べリッ
にこ「こうなったのもあんたのせいでしょうが」
穂乃果「え?」
絵里「この辺は私を追いかけてる怖い人達がたくさんいるから気をつけなさいってことよ」
穂乃果「!は!はい.....」
絵里「....貴方のお天気コーナー、私は好きよ」フサッ
穂乃果「!...綺麗な金髪...」
絵里「じゃあね」ダッ
穂乃果「...........」
絵里「ふぅ...ここまで逃げれば平気かしら?」
コツ...コツ...
絵里「!」
「...........」
絵里「もう、脅かさないでよ」
「........」べリッ
にこ「こうなったのもあんたのせいでしょうが」
154: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/12(月) 23:07:23.04 ID:lbqXKUMr
絵里「さすがにこね、一瞬、連中かと思って本気でびっくりしたわ」
にこ「にこの変装スキルを舐めないで」
絵里「なんか私より背が高くない?」
にこ「背丈なんて伸ばすだけならなんとでもなるわ」
絵里「成程、小柄だとなんでもできるってやつね」
にこ「そうよ...ん?」
絵里「まぁ、お互い無事で何よりだわ」
にこ「全く、ひやひやさせないでよね」
絵里「ごめんごめん」
『~~~~~!!!!』
にこ「あ、やば、真姫ちゃんにちゃんと繋いでなかった」
絵里「うわっ...真姫、怒ってそう」
にこ「絵里、よろしく」
絵里「私!?」
にこ「リーダー、よろしくー」
にこ「にこの変装スキルを舐めないで」
絵里「なんか私より背が高くない?」
にこ「背丈なんて伸ばすだけならなんとでもなるわ」
絵里「成程、小柄だとなんでもできるってやつね」
にこ「そうよ...ん?」
絵里「まぁ、お互い無事で何よりだわ」
にこ「全く、ひやひやさせないでよね」
絵里「ごめんごめん」
『~~~~~!!!!』
にこ「あ、やば、真姫ちゃんにちゃんと繋いでなかった」
絵里「うわっ...真姫、怒ってそう」
にこ「絵里、よろしく」
絵里「私!?」
にこ「リーダー、よろしくー」
159: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:09:50.35 ID:RxlbuDm8
真姫「待ち伏せされていた?」
絵里「えぇ、警報が鳴って追手が来るまでのタイミングが早すぎたわ」
にこ「あらかじめ、こっちが来るのがわかっていたって思うくらいにね」
真姫「....成程」
絵里「別に私達は予告状を送ってる訳でもないし、待ち伏せされることはないはずなのにね」
にこ「...いや、ないことはないわよ」
真姫「そうね、私達やlily whiteを警戒して警備を強化してる可能性もあるし」
絵里「あー....」
にこ「はぁ...やりづらくなったものね」
絵里「えぇ、警報が鳴って追手が来るまでのタイミングが早すぎたわ」
にこ「あらかじめ、こっちが来るのがわかっていたって思うくらいにね」
真姫「....成程」
絵里「別に私達は予告状を送ってる訳でもないし、待ち伏せされることはないはずなのにね」
にこ「...いや、ないことはないわよ」
真姫「そうね、私達やlily whiteを警戒して警備を強化してる可能性もあるし」
絵里「あー....」
にこ「はぁ...やりづらくなったものね」
160: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:10:32.75 ID:RxlbuDm8
理事長「ご苦労様、皆」
絵里「!理事長...」
真姫「毎度毎度、急に現れないでくださいよ」
理事長「ふふ、ごめんなさいね」
にこ「例のやつはちゃんと回収しましたよ、この通り」スッ
理事長「さすがね」
絵里「.........」
絵里「!理事長...」
真姫「毎度毎度、急に現れないでくださいよ」
理事長「ふふ、ごめんなさいね」
にこ「例のやつはちゃんと回収しましたよ、この通り」スッ
理事長「さすがね」
絵里「.........」
161: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:11:18.10 ID:RxlbuDm8
理事長「今日は皆に話があって来たのよ」
絵里「話ですか?」
理事長「えぇ、ちょっと面倒な話を小耳に挟んでね」
にこ「面倒な話....」
理事長「今まで貴方達にはこの街の秩序を保つために裏の組織に流れて資金源になりそうねタカラモノ達を回収してもらっていた訳だけど」
真姫「.......」
理事長「それをよく思わないグループが面倒な人達を雇ったって話を聞いてね」
絵里「グループ....」
理事長「まぁ、本当かどうかわからないけどね」
絵里「話ですか?」
理事長「えぇ、ちょっと面倒な話を小耳に挟んでね」
にこ「面倒な話....」
理事長「今まで貴方達にはこの街の秩序を保つために裏の組織に流れて資金源になりそうねタカラモノ達を回収してもらっていた訳だけど」
真姫「.......」
理事長「それをよく思わないグループが面倒な人達を雇ったって話を聞いてね」
絵里「グループ....」
理事長「まぁ、本当かどうかわからないけどね」
162: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:16:18.15 ID:RxlbuDm8
絵里「正体とかはわからないんですか?メンバーの構成とか?」
理事長「噂によるとグループは3人組、貴方達と同じよ」
真姫「lily whiteとはまた別ですよね?」
理事長「えぇ、あれとはまた別のものよ」
にこ「それ以外の情報は?」
理事長「それ以外は全く、でも腕は相当なものらしいわよ」
絵里「........」
理事長「気を付けてね」
絵里「わかりました」
理事長「噂によるとグループは3人組、貴方達と同じよ」
真姫「lily whiteとはまた別ですよね?」
理事長「えぇ、あれとはまた別のものよ」
にこ「それ以外の情報は?」
理事長「それ以外は全く、でも腕は相当なものらしいわよ」
絵里「........」
理事長「気を付けてね」
絵里「わかりました」
163: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:17:16.52 ID:RxlbuDm8
真姫「新しいグループね...」
にこ「次から次へと...面倒ね」
絵里「でも、わざわざ理事長が警告をしに来るなんて...警戒はしておいた方がよさそうね」
にこ「今日の件もひっかかるしね」
真姫「lily whiteにも伝えておく?一応」
にこ「あら、真姫ちゃんがそんなことを言うなんて」
真姫「あっちの不手際でこっちの方まで面倒なことに巻き込まれたくないだけよ」
絵里「リスクを考えたら伝えるのはありかもね」
にこ「あいつら面倒なのよね....」
にこ「次から次へと...面倒ね」
絵里「でも、わざわざ理事長が警告をしに来るなんて...警戒はしておいた方がよさそうね」
にこ「今日の件もひっかかるしね」
真姫「lily whiteにも伝えておく?一応」
にこ「あら、真姫ちゃんがそんなことを言うなんて」
真姫「あっちの不手際でこっちの方まで面倒なことに巻き込まれたくないだけよ」
絵里「リスクを考えたら伝えるのはありかもね」
にこ「あいつら面倒なのよね....」
164: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:24:58.75 ID:RxlbuDm8
絵里「面倒って...」
真姫「まぁ、たしかに面倒ね、海未だっけ?会うたびにエリーに挑んでくるじゃない」
にこ「そうそう」
絵里「あー...でも、悪い子ではないわよ、あの子」
真姫「エリーはあの子のなんなのよ」
絵里「....師匠?」
にこ「他人を鍛える前に自分を鍛えなさいよ」
真姫「もしかして、少年漫画みたいに敵もしくはライバルから友情が芽生えちゃうとかっていうやつ?」
絵里「真姫って少年漫画を読むの?」
真姫「話の腰を折らないでよ」
真姫「まぁ、たしかに面倒ね、海未だっけ?会うたびにエリーに挑んでくるじゃない」
にこ「そうそう」
絵里「あー...でも、悪い子ではないわよ、あの子」
真姫「エリーはあの子のなんなのよ」
絵里「....師匠?」
にこ「他人を鍛える前に自分を鍛えなさいよ」
真姫「もしかして、少年漫画みたいに敵もしくはライバルから友情が芽生えちゃうとかっていうやつ?」
絵里「真姫って少年漫画を読むの?」
真姫「話の腰を折らないでよ」
165: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:30:00.25 ID:RxlbuDm8
絵里「あの子はいい刺激にもなってるのよ、私自身にね」
にこ「刺激?」
絵里「私程ではないけど、私とやり合える実力の持ち主が私を目指して努力をしている」
絵里「いつか私を倒すためにね....わくわくしない?」
にこ「にこには理解できない考えね」
絵里「残念ね、まぁ...私は負ける気はないけどね」
真姫「ふ~ん....」
にこ「鍛えるのはいいけど、無茶なことは程々にしてよね...仕事に支障をきたしたら洒落にならないから」
絵里「わかってるわ」
にこ「刺激?」
絵里「私程ではないけど、私とやり合える実力の持ち主が私を目指して努力をしている」
絵里「いつか私を倒すためにね....わくわくしない?」
にこ「にこには理解できない考えね」
絵里「残念ね、まぁ...私は負ける気はないけどね」
真姫「ふ~ん....」
にこ「鍛えるのはいいけど、無茶なことは程々にしてよね...仕事に支障をきたしたら洒落にならないから」
絵里「わかってるわ」
166: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:30:45.54 ID:RxlbuDm8
海未「やぁ!!はぁ!!」ブン!!ブン!!
凛「........」
希「今日も海未ちゃん張り切ってるね」
凛「うん、絵里ちゃんに絶対勝つんだって」
希「ふ~ん...って絵里ちゃんって随分仲良くなってるやん」
凛「凛が泣いてたらお菓子くれたにゃ」
希「へー...意外と優しい所があるんやね」
凛「でも凛は海未ちゃんを応援してるから」
希「そっか、うちも応援してるよ」
凛「........」
希「今日も海未ちゃん張り切ってるね」
凛「うん、絵里ちゃんに絶対勝つんだって」
希「ふ~ん...って絵里ちゃんって随分仲良くなってるやん」
凛「凛が泣いてたらお菓子くれたにゃ」
希「へー...意外と優しい所があるんやね」
凛「でも凛は海未ちゃんを応援してるから」
希「そっか、うちも応援してるよ」
167: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:34:59.54 ID:RxlbuDm8
海未「二人共....」
凛「にゃ?」
希「なに?海未ちゃん?」
海未「私も人のことは強くは言えないですが、二人共、メニューはちゃんとやったんですか?」
希 凛「あ」
海未「打倒!BiBiなんですからlily whiteも一致団結しないと!」
凛 希「は、はい...」
凛「にゃ?」
希「なに?海未ちゃん?」
海未「私も人のことは強くは言えないですが、二人共、メニューはちゃんとやったんですか?」
希 凛「あ」
海未「打倒!BiBiなんですからlily whiteも一致団結しないと!」
凛 希「は、はい...」
168: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:36:16.35 ID:RxlbuDm8
海未「はぁ...全く、あの二人は...」
絵里『今日も私の勝ちね』
海未「次は...負けません!!」ブン!!
絵里『ふふふ...』
海未「次こそは勝ちます!!」ブン!
絵里『また?貴方もしつこいわね』
海未「私は諦めが悪いんですよ...そして...」
海未「負けず嫌いなんです!!」
絵里『今日も私の勝ちね』
海未「次は...負けません!!」ブン!!
絵里『ふふふ...』
海未「次こそは勝ちます!!」ブン!
絵里『また?貴方もしつこいわね』
海未「私は諦めが悪いんですよ...そして...」
海未「負けず嫌いなんです!!」
169: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/13(火) 23:42:32.75 ID:RxlbuDm8
穂乃果「んー!...今日もいい天気....」
穂乃果「珍しくお休みで早起きできたし、ちょっと散歩でもしようかな?」
穂乃果「そうだ!ことりちゃんとか花陽ちゃんも誘ってみよっと!」
穂乃果「まぁ、皆仕事だよね...残念」
穂乃果「あ、教会...こんなとこにあったんだ...」
花陽『絵里ちゃんはことりちゃんがよく行く教会のシスターさんだよ』
穂乃果「そうだ!噂の絵里ちゃんに会いにいってみようっと!」
花陽『とっても綺麗な人だよ、サラサラの金髪で青い目で、たしかクォーターだったと思うよ』
穂乃果「どんな人なんだろなー?」
穂乃果「珍しくお休みで早起きできたし、ちょっと散歩でもしようかな?」
穂乃果「そうだ!ことりちゃんとか花陽ちゃんも誘ってみよっと!」
穂乃果「まぁ、皆仕事だよね...残念」
穂乃果「あ、教会...こんなとこにあったんだ...」
花陽『絵里ちゃんはことりちゃんがよく行く教会のシスターさんだよ』
穂乃果「そうだ!噂の絵里ちゃんに会いにいってみようっと!」
花陽『とっても綺麗な人だよ、サラサラの金髪で青い目で、たしかクォーターだったと思うよ』
穂乃果「どんな人なんだろなー?」
174: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:04:04.88 ID:TaS0v5v1
穂乃果「おー!中、広ーい!ステンドグラス綺麗!」
穂乃果「穂乃果、あんまりこういうところ来ないから新鮮かも!」
にこ「なにか御用ですか?」
穂乃果「!あ、えっと....」
にこ「初めての方ですか?礼拝ですか?」
穂乃果「はい、初めてで...えっと!絵里さん?に会いに来たんです!」
にこ「絵里に...ですか?」
穂乃果「はい!!」
にこ「........」
穂乃果「穂乃果、あんまりこういうところ来ないから新鮮かも!」
にこ「なにか御用ですか?」
穂乃果「!あ、えっと....」
にこ「初めての方ですか?礼拝ですか?」
穂乃果「はい、初めてで...えっと!絵里さん?に会いに来たんです!」
にこ「絵里に...ですか?」
穂乃果「はい!!」
にこ「........」
175: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:08:41.35 ID:TaS0v5v1
にこ「絵里のお知り合いの方ですか?」
穂乃果「違います、友達がお知り合いみたいで」
にこ「友達...ですか?」
穂乃果「えっと...ことりちゃんっていうんですけど、もしかしたらシスターさんもお会いしたことがあるかもしれないですけど」
にこ「!...ことりさん...」
穂乃果「それで、その絵里さんがとっても綺麗なシスターさんってお聞きしたので」
にこ「...成程、たしかによく、うちの懺悔室に来てますね」
穂乃果「懺悔室?」
にこ「えぇ、この奥の部屋です、絵里はそこにいますよ」
穂乃果「違います、友達がお知り合いみたいで」
にこ「友達...ですか?」
穂乃果「えっと...ことりちゃんっていうんですけど、もしかしたらシスターさんもお会いしたことがあるかもしれないですけど」
にこ「!...ことりさん...」
穂乃果「それで、その絵里さんがとっても綺麗なシスターさんってお聞きしたので」
にこ「...成程、たしかによく、うちの懺悔室に来てますね」
穂乃果「懺悔室?」
にこ「えぇ、この奥の部屋です、絵里はそこにいますよ」
176: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:10:45.07 ID:TaS0v5v1
穂乃果「えっと...行っても大丈夫ですか?その懺悔室にいきなり」
にこ「どうぞ」
穂乃果「お代は?」
にこ「いただいてませんよ、どうぞ、ご自由に」
穂乃果「え?いいんですか?」
にこ「えぇ....」
穂乃果「じゃあ、お言葉に甘えて」
にこ「はい」
穂乃果「あ!」
にこ「?」
穂乃果「シスターさんもすごく可愛いですよ、髪も綺麗だし!」
にこ「どうも、ありがとうございます」
にこ「どうぞ」
穂乃果「お代は?」
にこ「いただいてませんよ、どうぞ、ご自由に」
穂乃果「え?いいんですか?」
にこ「えぇ....」
穂乃果「じゃあ、お言葉に甘えて」
にこ「はい」
穂乃果「あ!」
にこ「?」
穂乃果「シスターさんもすごく可愛いですよ、髪も綺麗だし!」
にこ「どうも、ありがとうございます」
177: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:13:26.81 ID:TaS0v5v1
ガチャ
穂乃果「失礼します」
絵里「どうぞ」
穂乃果「!!」
絵里「!」
穂乃果「.........」
絵里(この人はこの間の...追われてる時に会ったリポーター....)
穂乃果「え、えっと....」
絵里(まさかバレた?でも、あの時は変装をしてたから....)
絵里「なにを懺悔されますか?」
穂乃果「綺麗...」
絵里「え?」
穂乃果「失礼します」
絵里「どうぞ」
穂乃果「!!」
絵里「!」
穂乃果「.........」
絵里(この人はこの間の...追われてる時に会ったリポーター....)
穂乃果「え、えっと....」
絵里(まさかバレた?でも、あの時は変装をしてたから....)
絵里「なにを懺悔されますか?」
穂乃果「綺麗...」
絵里「え?」
178: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:19:16.76 ID:TaS0v5v1
穂乃果「すっごく綺麗ですね!!」
絵里「え...あ、はい...」
穂乃果「貴方が絵里さんですか?」
絵里「はい、そうですけど」
穂乃果「ことりちゃんが通うのもわかるよ」
絵里「!...ことり?」
穂乃果「あ、申し遅れました!私は高坂穂乃果って言います!」
絵里「高坂...穂乃果さん...」
穂乃果「はい!!」
絵里(随分と元気な人みたいね)
絵里「え...あ、はい...」
穂乃果「貴方が絵里さんですか?」
絵里「はい、そうですけど」
穂乃果「ことりちゃんが通うのもわかるよ」
絵里「!...ことり?」
穂乃果「あ、申し遅れました!私は高坂穂乃果って言います!」
絵里「高坂...穂乃果さん...」
穂乃果「はい!!」
絵里(随分と元気な人みたいね)
179: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:21:57.82 ID:TaS0v5v1
穂乃果「ことりちゃんとは昔から友達なんです」
絵里「そうなんですか、仲がいいんですね」
穂乃果「はい、それで絵里さんのことを聞いて」
絵里「成程」
穂乃果「綺麗で優しいシスターさんがいるって」
絵里「ありがとうございます、そう言っていただけて」
穂乃果「いや、本当に綺麗ですから!クォーターなんですよね」
絵里「よくご存じで」
穂乃果「ことりちゃんがよく絵里さんのことを話しているので」
絵里(ことり...人のことを他人にベラベラと)
絵里「そうなんですか、仲がいいんですね」
穂乃果「はい、それで絵里さんのことを聞いて」
絵里「成程」
穂乃果「綺麗で優しいシスターさんがいるって」
絵里「ありがとうございます、そう言っていただけて」
穂乃果「いや、本当に綺麗ですから!クォーターなんですよね」
絵里「よくご存じで」
穂乃果「ことりちゃんがよく絵里さんのことを話しているので」
絵里(ことり...人のことを他人にベラベラと)
180: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:28:04.38 ID:TaS0v5v1
穂乃果「いつも原稿を噛んじゃうんです!」
絵里「落ち着いて読めばいいと思いますよ」
穂乃果「成程!やってみます」
絵里「はい、頑張ってください」
穂乃果「はい!!」
絵里「ふぅ.....」
にこ「絵里」
絵里「にこ....」
にこ「さっきのやつどっかで見たことがあるような気がするんだけど、誰?」
絵里「リポーターよ、TVの」
にこ「あー...」
絵里「落ち着いて読めばいいと思いますよ」
穂乃果「成程!やってみます」
絵里「はい、頑張ってください」
穂乃果「はい!!」
絵里「ふぅ.....」
にこ「絵里」
絵里「にこ....」
にこ「さっきのやつどっかで見たことがあるような気がするんだけど、誰?」
絵里「リポーターよ、TVの」
にこ「あー...」
181: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:31:10.86 ID:TaS0v5v1
にこ「ことりって交流が広いのね、探偵にリポーターが友達って」
絵里「さすが理事長の娘ってかんじね」
にこ「あんな感じで色んなパイプを作っていくのかしらね?」
絵里「かもね...そういえば真姫は?」
にこ「新兵器を作るってラボにこもってるわ」
絵里「今度はどんな新作を作るのかしらね」
にこ「さぁね?」
真姫「ここをこうして....これをこう」カチャカチャ
真姫「ふふふ...私は天才ね、こんなものを作れるなんて!」
絵里「さすが理事長の娘ってかんじね」
にこ「あんな感じで色んなパイプを作っていくのかしらね?」
絵里「かもね...そういえば真姫は?」
にこ「新兵器を作るってラボにこもってるわ」
絵里「今度はどんな新作を作るのかしらね」
にこ「さぁね?」
真姫「ここをこうして....これをこう」カチャカチャ
真姫「ふふふ...私は天才ね、こんなものを作れるなんて!」
182: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:35:49.99 ID:TaS0v5v1
希「ねぇねぇ、凛ちゃん」
凛「なぁに?希ちゃん?」
希「トーレングを抜けてなにか食べに行かない?」
凛「いいの?」
希「たまには気分転換にね」
凛「じゃあ、凛ラーメン!」
希「いやいや、今日は焼肉や」
凛「えー!ラーメンがいい」
希「冷麺はあるから」
凛「あったかくないにゃ!」
凛「なぁに?希ちゃん?」
希「トーレングを抜けてなにか食べに行かない?」
凛「いいの?」
希「たまには気分転換にね」
凛「じゃあ、凛ラーメン!」
希「いやいや、今日は焼肉や」
凛「えー!ラーメンがいい」
希「冷麺はあるから」
凛「あったかくないにゃ!」
183: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:41:18.80 ID:TaS0v5v1
希「焼肉!」
凛「ラーメン!」
海未「なら間を取って和食なんかどうですか?」
希「全然間じゃ!ない...やん...」
海未「........」
凛「えっと....その....」
海未「二人共....」
希 凛「!」
海未「なにをやろうとしているんですか!!」
希 凛「ひぃ!!」
凛「ラーメン!」
海未「なら間を取って和食なんかどうですか?」
希「全然間じゃ!ない...やん...」
海未「........」
凛「えっと....その....」
海未「二人共....」
希 凛「!」
海未「なにをやろうとしているんですか!!」
希 凛「ひぃ!!」
184: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 01:43:17.73 ID:TaS0v5v1
続く
187: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:09:06.92 ID:TaS0v5v1
凛「辛いにゃ....」
希「今度はばれないようにしないとね」
凛「そうだね...」
希「さっさとお使いを済ませて帰ろう?」
凛「うん」
希「ん...あれ?」
凛「どうしたの?」
希「ごめん、お財布を忘れちゃった」
凛「え」
希「ちょっと取ってくるから待ってて!!」ダッ
凛「あ、うん!」
希「今度はばれないようにしないとね」
凛「そうだね...」
希「さっさとお使いを済ませて帰ろう?」
凛「うん」
希「ん...あれ?」
凛「どうしたの?」
希「ごめん、お財布を忘れちゃった」
凛「え」
希「ちょっと取ってくるから待ってて!!」ダッ
凛「あ、うん!」
188: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:15:59.53 ID:TaS0v5v1
凛「全く、希ちゃんもそそっかしいにゃ」
凛「..........」
ジー....
凛「!!」ゾクッ
凛(なに、この寒気は....)キョロキョロ
「........」
凛「!」
凛(この寒気は...あの人の視線?な、何者?)
「.........」クイッ
凛「...こっちに来いってことかな?」
凛「..........」
ジー....
凛「!!」ゾクッ
凛(なに、この寒気は....)キョロキョロ
「........」
凛「!」
凛(この寒気は...あの人の視線?な、何者?)
「.........」クイッ
凛「...こっちに来いってことかな?」
189: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:17:07.11 ID:TaS0v5v1
「.........」
凛(人通りの少ない場所に誘導されてる....ってことはあの人もこっちの世界の人間ってことかな?)
「ふむ、ここら辺りでいいか」
凛「........」
「さてと、君はどちらの所属だ?」
凛「所属?」
「とぼけなくてもいい、BiBiとlily white、二つの組織がこの街にはいると聞いている」
凛「成程、貴方もこちら側の人間なんだね」
「君達は正直...目障りなんだ」
凛「.......」
凛(人通りの少ない場所に誘導されてる....ってことはあの人もこっちの世界の人間ってことかな?)
「ふむ、ここら辺りでいいか」
凛「........」
「さてと、君はどちらの所属だ?」
凛「所属?」
「とぼけなくてもいい、BiBiとlily white、二つの組織がこの街にはいると聞いている」
凛「成程、貴方もこちら側の人間なんだね」
「君達は正直...目障りなんだ」
凛「.......」
190: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:18:56.49 ID:TaS0v5v1
凛「いきなり現れて消えろなんて随分と勝手だね」
「勝手なのは君達だ、勝手に現れたのは君達の方だ」
凛「...どういう意味?」
「我々は君達がこの街に現れる前からこの街を拠点にしていた、BiBiやlily whiteが現れる前から」
凛「.......」
「lily whiteはそこまでではないがBiBiは我々の邪魔ばかりしてくれているからな」
凛「それでこっちに何の用?」
「我々の為に君達は消えてもらおうと思ってな」
凛「!」
「勝手なのは君達だ、勝手に現れたのは君達の方だ」
凛「...どういう意味?」
「我々は君達がこの街に現れる前からこの街を拠点にしていた、BiBiやlily whiteが現れる前から」
凛「.......」
「lily whiteはそこまでではないがBiBiは我々の邪魔ばかりしてくれているからな」
凛「それでこっちに何の用?」
「我々の為に君達は消えてもらおうと思ってな」
凛「!」
191: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:24:00.62 ID:TaS0v5v1
「....いくぞ......」ダッ!
凛「!!」
「........」スッ
凛「!仕込みナイフ!?」
「.........」ブン!
凛「っ...」サッ
「いい反応だ....」
凛「は、早い....」
「..........」
凛「!!」
「........」スッ
凛「!仕込みナイフ!?」
「.........」ブン!
凛「っ...」サッ
「いい反応だ....」
凛「は、早い....」
「..........」
192: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:25:15.70 ID:TaS0v5v1
凛(この人は強い、力を出し惜しみはしていられない....)
凛「はぁ!!」ポン!!
「!」
凛「こっちも」 凛「臨戦態勢でいくよ」
「分身...成程、君がlily whiteの星空凛だな」
凛「さぁね?」 凛「だったらなんなの?」
「第一目標は...BiBiなのだが...まぁ、いい...始末する」
凛「そう簡単に!」 凛「やられる凛じゃないよ!!」
凛「はぁ!!」ポン!!
「!」
凛「こっちも」 凛「臨戦態勢でいくよ」
「分身...成程、君がlily whiteの星空凛だな」
凛「さぁね?」 凛「だったらなんなの?」
「第一目標は...BiBiなのだが...まぁ、いい...始末する」
凛「そう簡単に!」 凛「やられる凛じゃないよ!!」
193: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:26:52.86 ID:TaS0v5v1
凛「はぁ....はぁ...」 凛「っ.....」
「実体のある分身か...非常に興味深いな...」
凛(この人なんなの?凛が二人がかりで攻撃をしても息すら切れないって、しかも攻撃が当たらない...)
「是非ともその術の秘密を解いてみたいものだ」
凛「解けないよ!」 凛「そんな簡単にできる術じゃないよ」
「簡単さ」
凛「.........」
「君を捕らえてゆっくり聞き出せばいいだけなんだから」
凛「!」
「時間はいくらでもあるのだから」
凛「っく!!」
「実体のある分身か...非常に興味深いな...」
凛(この人なんなの?凛が二人がかりで攻撃をしても息すら切れないって、しかも攻撃が当たらない...)
「是非ともその術の秘密を解いてみたいものだ」
凛「解けないよ!」 凛「そんな簡単にできる術じゃないよ」
「簡単さ」
凛「.........」
「君を捕らえてゆっくり聞き出せばいいだけなんだから」
凛「!」
「時間はいくらでもあるのだから」
凛「っく!!」
194: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:31:59.28 ID:TaS0v5v1
「そろそろ終わりにしようか」
凛「まだだよ!!」スッ
「!」
凛「新技!!」 凛「火炎の術!!」
ボワッ!!
凛「この距離なら決まったはず!...」
「残念だ、決まっていない」スッ
凛「!」
「隙が多い、後ろがガラ空きだ」ガシッ
凛「ぐっ!....あぁ!!....」
「...........」ミシミシ...
凛「まだだよ!!」スッ
「!」
凛「新技!!」 凛「火炎の術!!」
ボワッ!!
凛「この距離なら決まったはず!...」
「残念だ、決まっていない」スッ
凛「!」
「隙が多い、後ろがガラ空きだ」ガシッ
凛「ぐっ!....あぁ!!....」
「...........」ミシミシ...
195: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:32:39.38 ID:TaS0v5v1
凛「っ....この!離すにゃ!!」ダッ
「.....邪魔だ....」ドン!!
凛「っ!!に”ゃあ!.....」ドサッ...ポン!!
「向こうが分身だったか...消えたか....」
凛「..ぁ...ぁ....」
「...........」ググッ
凛「っ...は....な....」
凛(息が....このままじゃ....力が強くて抜けれない...)
「このまま首をへし折ってもいいが...どうしたものか」
「.....邪魔だ....」ドン!!
凛「っ!!に”ゃあ!.....」ドサッ...ポン!!
「向こうが分身だったか...消えたか....」
凛「..ぁ...ぁ....」
「...........」ググッ
凛「っ...は....な....」
凛(息が....このままじゃ....力が強くて抜けれない...)
「このまま首をへし折ってもいいが...どうしたものか」
196: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:35:41.08 ID:TaS0v5v1
「成程、服に火種を隠し持って、そこから二人で上手く火を出していたのか」
凛「っ....ぁ....」
「面白い、君は貴重な資料として持ってかえろう」ザクッ!!
凛「ぁ!........」ガクッ
「気を失ったか...」
希「なにをしてるん?」
「!」
希「........」
「君は?」
希「なにをしてるん?」
「...........」
凛「っ....ぁ....」
「面白い、君は貴重な資料として持ってかえろう」ザクッ!!
凛「ぁ!........」ガクッ
「気を失ったか...」
希「なにをしてるん?」
「!」
希「........」
「君は?」
希「なにをしてるん?」
「...........」
197: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:38:30.68 ID:TaS0v5v1
「何をしているか....この子と勝負をしただけだ」
希「勝負?」
「そして負けたこの子を連れて行くところだ」
希「どこに」
「どこでも構わないだろう?君には関係ない」
希「関係ある」
「なら、君はこの子の仲間かな?」
希「あんたを消す」
「自分の実力に伴わなっていない台詞を言うのは恥ずかしいだけだぞ」
希「黙れ!!」
「..........」
希「めちゃくちゃにしてやる!」
海未「待ちなさい」
希「!!」
希「勝負?」
「そして負けたこの子を連れて行くところだ」
希「どこに」
「どこでも構わないだろう?君には関係ない」
希「関係ある」
「なら、君はこの子の仲間かな?」
希「あんたを消す」
「自分の実力に伴わなっていない台詞を言うのは恥ずかしいだけだぞ」
希「黙れ!!」
「..........」
希「めちゃくちゃにしてやる!」
海未「待ちなさい」
希「!!」
198: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:39:46.50 ID:TaS0v5v1
海未「..........」
「次から次へと...キリがないな」
希「なんでここに...」
海未「嫌な予感がしたもので、来てよかったです」
「lily white全員集合といったところか」
海未「そうですね」
「...さすがに分が悪いな...ここは退散させてもらおうか」
希「逃がさないよ!」
「慌てなくてもすぐにまた会える、それまで大人しく待っているんだな」
希「待て!!」
「..........」ブン!!
希「凛ちゃん!!」
凛「」
希「!」ギュッ
「また会おう、lily whiteの諸君」
海未「.........」
「次から次へと...キリがないな」
希「なんでここに...」
海未「嫌な予感がしたもので、来てよかったです」
「lily white全員集合といったところか」
海未「そうですね」
「...さすがに分が悪いな...ここは退散させてもらおうか」
希「逃がさないよ!」
「慌てなくてもすぐにまた会える、それまで大人しく待っているんだな」
希「待て!!」
「..........」ブン!!
希「凛ちゃん!!」
凛「」
希「!」ギュッ
「また会おう、lily whiteの諸君」
海未「.........」
199: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:40:55.33 ID:TaS0v5v1
希「凛ちゃん!!」
海未「!凛!!」
凛「....の...ぞみちゃん、うみちゃ....」
希「凛ちゃんしっかりして!!」
凛「ごめん...なさい、...まけちゃった....」
海未「今は喋らなくていいです!」
凛「.........」
希「血が...とにかくすぐに手当てをしないと!!」
海未「そうですね...できれば頼りたくはないですが...あの人のところに行きましょう!」
海未「!凛!!」
凛「....の...ぞみちゃん、うみちゃ....」
希「凛ちゃんしっかりして!!」
凛「ごめん...なさい、...まけちゃった....」
海未「今は喋らなくていいです!」
凛「.........」
希「血が...とにかくすぐに手当てをしないと!!」
海未「そうですね...できれば頼りたくはないですが...あの人のところに行きましょう!」
200: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:44:37.71 ID:TaS0v5v1
ドン!!ドン!!!!
にこ「ん?なによ...こんな遅くに」
ドン!!ドン!!!
にこ「もう...誰よ」
ガチャ
にこ「なんの御用ですか?」
海未「.........」
にこ「!あんたは....」
海未「お願いします!凛を!凛を!!!」
凛「」
にこ「!なによ、その血は....」
海未「凛を助けてください!」
にこ「ん?なによ...こんな遅くに」
ドン!!ドン!!!
にこ「もう...誰よ」
ガチャ
にこ「なんの御用ですか?」
海未「.........」
にこ「!あんたは....」
海未「お願いします!凛を!凛を!!!」
凛「」
にこ「!なによ、その血は....」
海未「凛を助けてください!」
201: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:48:52.10 ID:TaS0v5v1
絵里「どうしたの?」
真姫「騒がしいわね」
にこ「真姫ちゃん、出番かも」
真姫「え?」
海未「っ...........」
真姫「!!なによ、その怪我は....」
海未「話は後でします!お金もちゃんと払いますから!!凛を」
真姫「.......」
絵里「どういうこと?一体何が....」
海未「お願いします!!」
真姫「騒がしいわね」
にこ「真姫ちゃん、出番かも」
真姫「え?」
海未「っ...........」
真姫「!!なによ、その怪我は....」
海未「話は後でします!お金もちゃんと払いますから!!凛を」
真姫「.......」
絵里「どういうこと?一体何が....」
海未「お願いします!!」
202: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:50:19.01 ID:TaS0v5v1
真姫「わかったわ、すぐに処置をするわ」
海未「ありがとうございます!!なんてお礼を言えばいいか!」
真姫「話は後!今はその子の治療が先よ!!」
海未「は、はい!!」
希「っ...........」
にこ「あんた達なにがあったの?」
希「うちが悪いんや」
にこ「え?」
希「うちがあの時、凛を一人にしたから....」
絵里「.........」
海未「ありがとうございます!!なんてお礼を言えばいいか!」
真姫「話は後!今はその子の治療が先よ!!」
海未「は、はい!!」
希「っ...........」
にこ「あんた達なにがあったの?」
希「うちが悪いんや」
にこ「え?」
希「うちがあの時、凛を一人にしたから....」
絵里「.........」
203: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:52:09.00 ID:TaS0v5v1
真姫「....ふぅ.....」
海未「凛は!」
真姫「大丈夫よ、しばらくすれば目が覚めるわ」
希「よかった....」
真姫「傷もそこまでは深くはなかったし」
海未「.........」
絵里「なにがあったの?」
希「変な奴が襲ってきたの....」
にこ「変なやつ?」
海未「見たことのない顔でした...しかし、かなりの手練れのようです」
絵里(...まさか.....)
海未「凛は!」
真姫「大丈夫よ、しばらくすれば目が覚めるわ」
希「よかった....」
真姫「傷もそこまでは深くはなかったし」
海未「.........」
絵里「なにがあったの?」
希「変な奴が襲ってきたの....」
にこ「変なやつ?」
海未「見たことのない顔でした...しかし、かなりの手練れのようです」
絵里(...まさか.....)
204: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/15(木) 22:56:10.66 ID:TaS0v5v1
希「..........」
海未「希、そんなに自分を責めないでください」
希「でも....」
海未「仇は必ず取ります!」
希「....うん....」
絵里「実はこんな情報があるんだけど」
にこ「!絵里!」
絵里「こうなってしまった以上、伝えておいた方が有益だと思うわ」
真姫「そうね、元々話す予定だったし」
海未「?なんの話ですか?」
絵里「簡単な話よ、私達や貴方達を狙ってるグループが街に入ったって噂話よ」
海未「!!」
絵里「そしてこう提案をするわ、BiBiとlily whiteで同盟を結びましょう」
海未 希 にこ「!!!!」
真姫「..........」
海未「希、そんなに自分を責めないでください」
希「でも....」
海未「仇は必ず取ります!」
希「....うん....」
絵里「実はこんな情報があるんだけど」
にこ「!絵里!」
絵里「こうなってしまった以上、伝えておいた方が有益だと思うわ」
真姫「そうね、元々話す予定だったし」
海未「?なんの話ですか?」
絵里「簡単な話よ、私達や貴方達を狙ってるグループが街に入ったって噂話よ」
海未「!!」
絵里「そしてこう提案をするわ、BiBiとlily whiteで同盟を結びましょう」
海未 希 にこ「!!!!」
真姫「..........」
213: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:21:55.34 ID:8ISF6dJ3
海未「同盟...」
にこ「ちょっと、あんた!勝手に何を!」
絵里「私は状況を冷静に判断して、最適な選択をしたつもりよ」
にこ「っ....でも!」
真姫「私もエリーの意見には概ね賛成だわ」
にこ「!真姫ちゃん」
真姫「私の身体能力が低いのを加味しても、私よりも身体能力が上の凛って子を倒したのよ、戦力は補強して損はないはずよ」
にこ「!それは....そうだけど」
絵里「お願い、にこ」
にこ「........」
にこ「ちょっと、あんた!勝手に何を!」
絵里「私は状況を冷静に判断して、最適な選択をしたつもりよ」
にこ「っ....でも!」
真姫「私もエリーの意見には概ね賛成だわ」
にこ「!真姫ちゃん」
真姫「私の身体能力が低いのを加味しても、私よりも身体能力が上の凛って子を倒したのよ、戦力は補強して損はないはずよ」
にこ「!それは....そうだけど」
絵里「お願い、にこ」
にこ「........」
214: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:27:32.01 ID:8ISF6dJ3
海未「盛り上がってるところで悪いのですが...こちらに選ぶ権利は?」
絵里「ないわよ、ね?真姫?」
真姫「!あぁ...そういうことね」
絵里「真姫の治療代を同盟を組むことでチャラにしてあげる」
希「成程...そういうことか」
絵里「真姫は闇医者だから高いわよー?」
真姫「人をぼったくりみたいに言わないで、お互いに同意をした上でやってるんだから」
海未「どうやら...拒否権はないみたいですね」
絵里「なーに、別に悪いようにしないから」
海未「........」
絵里「ないわよ、ね?真姫?」
真姫「!あぁ...そういうことね」
絵里「真姫の治療代を同盟を組むことでチャラにしてあげる」
希「成程...そういうことか」
絵里「真姫は闇医者だから高いわよー?」
真姫「人をぼったくりみたいに言わないで、お互いに同意をした上でやってるんだから」
海未「どうやら...拒否権はないみたいですね」
絵里「なーに、別に悪いようにしないから」
海未「........」
215: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:28:32.54 ID:8ISF6dJ3
絵里「まずはチームを編成をするわ」
海未「チームですか」
絵里「そうよ、私と貴方、にことたしか希だっけ?」
希「うん」
絵里「で、ここには真姫と凛って子ね」
海未「3チームですか」
絵里「そうよ」
にこ「ちょっと待って!!」
絵里「なに?」
にこ「私、よく知らないやつと組むの!?」
絵里「そうよ、仲良くね」
にこ「えー....」
海未「チームですか」
絵里「そうよ、私と貴方、にことたしか希だっけ?」
希「うん」
絵里「で、ここには真姫と凛って子ね」
海未「3チームですか」
絵里「そうよ」
にこ「ちょっと待って!!」
絵里「なに?」
にこ「私、よく知らないやつと組むの!?」
絵里「そうよ、仲良くね」
にこ「えー....」
216: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:38:10.12 ID:8ISF6dJ3
絵里「それとも海未と組む?」
にこ「いや、それもそれで...ちょっと」
絵里「簡単に言うと私とこの子が攻撃隊、にこ達が情報収集班、真姫が拠点で支援役っていったところかしら」
にこ「...まぁ、攻撃力ならたしかにあんた達が一番高そうだけど」
絵里「そうでしょ?それにお互いに監視し合えるから抜け駆けはできない」
にこ「はぁ...わかったわよ」
希「........」
にこ「まぁ、その...よろしく」
希「うん....よろしく」
にこ「........」
にこ「いや、それもそれで...ちょっと」
絵里「簡単に言うと私とこの子が攻撃隊、にこ達が情報収集班、真姫が拠点で支援役っていったところかしら」
にこ「...まぁ、攻撃力ならたしかにあんた達が一番高そうだけど」
絵里「そうでしょ?それにお互いに監視し合えるから抜け駆けはできない」
にこ「はぁ...わかったわよ」
希「........」
にこ「まぁ、その...よろしく」
希「うん....よろしく」
にこ「........」
217: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:43:43.84 ID:8ISF6dJ3
絵里「でも、まさかこうやって手を組む時が来るなんてね」
海未「そうですね....組むのは構いません...借りもありますし」
絵里「うん」
海未「でも、一つだけお願いをしてもいいですか?」
絵里「なに?」
海未「仲間の安全だけは保証してください」
絵里「するわよ、保証しないなら同盟を組もうなんて面倒なことを言わないわよ」
海未「そうですか」
絵里「........」
海未「そうですね....組むのは構いません...借りもありますし」
絵里「うん」
海未「でも、一つだけお願いをしてもいいですか?」
絵里「なに?」
海未「仲間の安全だけは保証してください」
絵里「するわよ、保証しないなら同盟を組もうなんて面倒なことを言わないわよ」
海未「そうですか」
絵里「........」
218: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:46:25.43 ID:8ISF6dJ3
真姫「信用されてないのね」
海未「それはお互い様だと思います」
真姫「...そうね...でも、どうにかするくらいなら始めから助けたりなんてしないわよ」
海未「それは....」
真姫「腐っても私は一応、医者よ、助けるって決めた患者は可能な限り、絶対に助けるわ」
海未「すいません....」
真姫「いいわ、気にはしてないから」
絵里「信用の証じゃないけど....これから私達のアジトに招待してあげるわ」
にこ「!...はぁ...もう好きにしなさい」
絵里「ありがとう、にこ」
海未「それはお互い様だと思います」
真姫「...そうね...でも、どうにかするくらいなら始めから助けたりなんてしないわよ」
海未「それは....」
真姫「腐っても私は一応、医者よ、助けるって決めた患者は可能な限り、絶対に助けるわ」
海未「すいません....」
真姫「いいわ、気にはしてないから」
絵里「信用の証じゃないけど....これから私達のアジトに招待してあげるわ」
にこ「!...はぁ...もう好きにしなさい」
絵里「ありがとう、にこ」
219: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:50:23.36 ID:8ISF6dJ3
絵里「ここの教会の地下は私達のアジトになってるのよ」
海未「教会の地下にこんな施設が...」
希「すごい....あれは!」
絵里「あー...ここはお宝の一時保管場所にもなってるのよ」
海未「ダイヤモンドプリンセスにラブノベルス....」
真姫「私は奥の救護室にこの子を運んでおくわね」
絵里「お願い、真姫」
海未「すいません....」
真姫「いいのよ、お代の分しっかりと働いてくれればね」
海未「........」
海未「教会の地下にこんな施設が...」
希「すごい....あれは!」
絵里「あー...ここはお宝の一時保管場所にもなってるのよ」
海未「ダイヤモンドプリンセスにラブノベルス....」
真姫「私は奥の救護室にこの子を運んでおくわね」
絵里「お願い、真姫」
海未「すいません....」
真姫「いいのよ、お代の分しっかりと働いてくれればね」
海未「........」
220: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:54:57.54 ID:8ISF6dJ3
絵里「まぁ、適当にくつろいで頂戴」
海未「はぁ...」
絵里「TVでも見る?」ピッ
穂乃果『音ノ木坂警察署の警官が行方不明との速報が入りました....』
絵里「!」
にこ「警官が行方不明?」
穂乃果『行方不明となっているのは南ことり警部補....自宅を出てからの行方がわからなくなっているとのこと...』
絵里「ことり?」
海未「!この方は.....」
にこ「...........」
海未「はぁ...」
絵里「TVでも見る?」ピッ
穂乃果『音ノ木坂警察署の警官が行方不明との速報が入りました....』
絵里「!」
にこ「警官が行方不明?」
穂乃果『行方不明となっているのは南ことり警部補....自宅を出てからの行方がわからなくなっているとのこと...』
絵里「ことり?」
海未「!この方は.....」
にこ「...........」
221: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 00:56:16.47 ID:8ISF6dJ3
にこ「絵里」
絵里「まさか、このタイミングで....」
海未「もしかして...例の連中ですか!?」
にこ「可能性は高いわね...タイミングがよすぎるわ....」
絵里「っ....そこまで直接手をまわしてくるなんて」
穂乃果『新たな速報です!!今度は役所で爆破があったとのことです!!』
絵里「!!」
にこ「これは本格的に....やばいわね」
海未「ここまで派手にやってくるなんて」
希「相手は見境がないみたいやね....」
絵里「...........」
絵里「まさか、このタイミングで....」
海未「もしかして...例の連中ですか!?」
にこ「可能性は高いわね...タイミングがよすぎるわ....」
絵里「っ....そこまで直接手をまわしてくるなんて」
穂乃果『新たな速報です!!今度は役所で爆破があったとのことです!!』
絵里「!!」
にこ「これは本格的に....やばいわね」
海未「ここまで派手にやってくるなんて」
希「相手は見境がないみたいやね....」
絵里「...........」
222: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/17(土) 01:00:26.26 ID:8ISF6dJ3
穂乃果『この爆破で怪我人はいませんでしたが、市長室で職務中だった南市長が行方不明とのこと!』
穂乃果『爆破は市長室辺りで起きたとのことです!詳しい情報が入り次第!すぐに速報をお伝えします!!』
穂乃果『以上、現場から高坂穂乃果がお伝えしました!!』
真姫「完全に私達を狙っている連中の仕業ね、これは」
絵里「そうね....理事長...」
にこ「これは本格的にやばくなってきたわね」
海未「...........」
絵里「...これは本気で挑まないとこっちがやられそうな相手みたいね」
真姫「上等よ、やってやろうじゃない」
にこ「そうね」
絵里「私達に喧嘩を売ったことを後悔させてあげるわ!」
穂乃果『爆破は市長室辺りで起きたとのことです!詳しい情報が入り次第!すぐに速報をお伝えします!!』
穂乃果『以上、現場から高坂穂乃果がお伝えしました!!』
真姫「完全に私達を狙っている連中の仕業ね、これは」
絵里「そうね....理事長...」
にこ「これは本格的にやばくなってきたわね」
海未「...........」
絵里「...これは本気で挑まないとこっちがやられそうな相手みたいね」
真姫「上等よ、やってやろうじゃない」
にこ「そうね」
絵里「私達に喧嘩を売ったことを後悔させてあげるわ!」
229: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/18(日) 23:49:00.94 ID:DLGudgFB
ドーン!!!!!!!!!!!
「!!!!!!!!」
グラグラッ!!
希「な、なに!?」
絵里「っ...手が本当に早いわね」
にこ「私達の正体もわかったってことかしら?」
海未「まさか...」
絵里「教会まで攻撃してくるなんてね...」
にこ「バチが当たっても知らないわよ!」
絵里「私達もあんま言える立場でもないけどね」
「!!!!!!!!」
グラグラッ!!
希「な、なに!?」
絵里「っ...手が本当に早いわね」
にこ「私達の正体もわかったってことかしら?」
海未「まさか...」
絵里「教会まで攻撃してくるなんてね...」
にこ「バチが当たっても知らないわよ!」
絵里「私達もあんま言える立場でもないけどね」
230: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/18(日) 23:54:40.33 ID:DLGudgFB
真姫「全く、患者がいるってのに...こっちも大丈夫みたいね」
絵里「真姫、えぇ....今のところはね」
海未「あの....」
真姫「ん?なに?」
海未「上が攻撃されてもここは大丈夫なんですか?」
絵里「あー....まぁ、ここは相当地下だし」
真姫「今のところはね、今のところは」
海未「そうですか...」
にこ「でも...この調子じゃ、ここを嗅ぎつられるのも時間の問題かもね」
絵里「真姫、えぇ....今のところはね」
海未「あの....」
真姫「ん?なに?」
海未「上が攻撃されてもここは大丈夫なんですか?」
絵里「あー....まぁ、ここは相当地下だし」
真姫「今のところはね、今のところは」
海未「そうですか...」
にこ「でも...この調子じゃ、ここを嗅ぎつられるのも時間の問題かもね」
231: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/18(日) 23:57:43.82 ID:DLGudgFB
海未「ここで敵を迎え撃つってことですか?それとも」
絵里「それはナンセンスね、相手の出方もわからないし、情報が少なすぎるわ」
海未「では...どうするんですか?」
絵里「真姫」
真姫「あの子は移動させられるくらいには安定してるわ」
絵里「そう...」
希「ここから移動するん?」
にこ「まぁ、それが無難ね」
海未「でもどこへ?」
絵里「....真姫」
真姫「...もしかして、あそこ?」
絵里「えぇ、いいかしら?」
真姫「.......」
絵里「それはナンセンスね、相手の出方もわからないし、情報が少なすぎるわ」
海未「では...どうするんですか?」
絵里「真姫」
真姫「あの子は移動させられるくらいには安定してるわ」
絵里「そう...」
希「ここから移動するん?」
にこ「まぁ、それが無難ね」
海未「でもどこへ?」
絵里「....真姫」
真姫「...もしかして、あそこ?」
絵里「えぇ、いいかしら?」
真姫「.......」
232: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:03:26.93 ID:be8kVDJh
絵里「よし....」
にこ「設置完了っと」
真姫「こっちもデータは回収したわ」
凛「......」
希「凛ちゃん、ごめんね...」スッ
海未「大丈夫ですか?」
希「うん、凛ちゃんのことは死んでも守るから」
真姫「しばらくしたら普通の道になるからそれまではお願いね」
希「はい...凛ちゃん軽いなぁ....」
海未「.......」
絵里「よし、行くわよ」
にこ「設置完了っと」
真姫「こっちもデータは回収したわ」
凛「......」
希「凛ちゃん、ごめんね...」スッ
海未「大丈夫ですか?」
希「うん、凛ちゃんのことは死んでも守るから」
真姫「しばらくしたら普通の道になるからそれまではお願いね」
希「はい...凛ちゃん軽いなぁ....」
海未「.......」
絵里「よし、行くわよ」
233: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:07:13.39 ID:be8kVDJh
にこ「全く、こんな下水道を移動することになるなんて」
絵里「そうね」
希「っ......」
海未「大丈夫ですか?希、少し変わりますよ」
希「大丈夫....」
海未「希....」
真姫「無理しなくていいわよ...ここまでくれば大丈夫ね」スッ
海未「?なんですか?」
カン!カン!!
真姫「折り畳み式の担架よ、しかもキャスター付き」
海未「すごい...まるで猫型ロボットみたいですね」
真姫「その言い方はやめて」
絵里「そうね」
希「っ......」
海未「大丈夫ですか?希、少し変わりますよ」
希「大丈夫....」
海未「希....」
真姫「無理しなくていいわよ...ここまでくれば大丈夫ね」スッ
海未「?なんですか?」
カン!カン!!
真姫「折り畳み式の担架よ、しかもキャスター付き」
海未「すごい...まるで猫型ロボットみたいですね」
真姫「その言い方はやめて」
234: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:11:54.37 ID:be8kVDJh
真姫「こんな見た目でも人を乗せて普通の運べるのよ、80キロくらいまではいけるわ」
にこ「相変わらず、すごいのを作るわね」
真姫「私、天才だから」
にこ「はいはい」
真姫「これでこの子を乗せて安全に運べるわ」
希「凛ちゃんはうちに運ばせてください、いいですか?」
真姫「どうぞ」
希「ありがとうございます」
海未「希....」
絵里(あの希って子、本当に凛って子から離れないわね...相当、責任を感じてるのかしら?)
希「........」
にこ「相変わらず、すごいのを作るわね」
真姫「私、天才だから」
にこ「はいはい」
真姫「これでこの子を乗せて安全に運べるわ」
希「凛ちゃんはうちに運ばせてください、いいですか?」
真姫「どうぞ」
希「ありがとうございます」
海未「希....」
絵里(あの希って子、本当に凛って子から離れないわね...相当、責任を感じてるのかしら?)
希「........」
235: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:13:14.74 ID:be8kVDJh
海未「一つ聞いてもいいですか?」
絵里「なに?」
海未「我々はどこに向かっているんですか?」
絵里「新たなアジトってところかしら?」
海未「アジトですか...しかし、そこも連中に割れているのでは」
絵里「それはないわ」
海未「随分と自信があるみたいですね」
絵里「えぇ、だって、私もちゃんと場所を知らないから」
海未「...え?」
絵里「なに?」
海未「我々はどこに向かっているんですか?」
絵里「新たなアジトってところかしら?」
海未「アジトですか...しかし、そこも連中に割れているのでは」
絵里「それはないわ」
海未「随分と自信があるみたいですね」
絵里「えぇ、だって、私もちゃんと場所を知らないから」
海未「...え?」
236: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:18:14.68 ID:be8kVDJh
絵里「真姫、そろそろお願いしていいかしら?」
真姫「はいはい」
絵里「そのアジトの場所は真姫しか知らないの」
海未「そうなんですか?」
絵里「えぇ、真姫のアジト...正確に言えば真姫のお母さんの」
真姫「エリー」
絵里「あ、ごめんなさい」
にこ「あんたはベラベラと喋りすぎ」
絵里「ごめんごめん」
真姫「はぁ...全く」
真姫「はいはい」
絵里「そのアジトの場所は真姫しか知らないの」
海未「そうなんですか?」
絵里「えぇ、真姫のアジト...正確に言えば真姫のお母さんの」
真姫「エリー」
絵里「あ、ごめんなさい」
にこ「あんたはベラベラと喋りすぎ」
絵里「ごめんごめん」
真姫「はぁ...全く」
237: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:19:14.58 ID:be8kVDJh
海未「すいません、私が余計なことを聞いたばっかりに」
真姫「いいわよ、エリーが悪いんだから」
絵里「真姫....」
真姫「まぁ、いいわ...どうせ、これから皆行くんだし」
にこ「.......」
真姫「ようは私のま...親が昔使っていたアジトよ」
海未「成程...」
絵里「だから真姫以外は知らないって訳」
海未「一旦、隠れるにはもってこいの場所ってことですね」
真姫「まぁ、そういうことね」
真姫「いいわよ、エリーが悪いんだから」
絵里「真姫....」
真姫「まぁ、いいわ...どうせ、これから皆行くんだし」
にこ「.......」
真姫「ようは私のま...親が昔使っていたアジトよ」
海未「成程...」
絵里「だから真姫以外は知らないって訳」
海未「一旦、隠れるにはもってこいの場所ってことですね」
真姫「まぁ、そういうことね」
238: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/19(月) 00:23:20.75 ID:be8kVDJh
穂乃果「きょ、教会が!!」
穂乃果「一体なんなの?街で一体何が....」
花陽「穂乃果ちゃーん!!」
穂乃果「!花陽ちゃん!」
花陽「ここもすごいことになっているね....火は結構、消えてきたみたいだけど」
穂乃果「うん....」
花陽「絵里ちゃん...」
穂乃果「っ、救急隊の人達に聞いてみよう!!無事かもしれないし」
花陽「うん!!」
穂乃果「一体なんなの?街で一体何が....」
花陽「穂乃果ちゃーん!!」
穂乃果「!花陽ちゃん!」
花陽「ここもすごいことになっているね....火は結構、消えてきたみたいだけど」
穂乃果「うん....」
花陽「絵里ちゃん...」
穂乃果「っ、救急隊の人達に聞いてみよう!!無事かもしれないし」
花陽「うん!!」
243: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:28:04.12 ID:LOk20DtD
穂乃果「誰も見つかってない?」
花陽「そうですか....」
「~~~~~!!!」
穂乃果「いや、取材じゃなくて!知り合いが!!」
花陽「穂乃果ちゃん」
穂乃果「視聴率?なんの話ですか?」
花陽「穂乃果ちゃん!!!」
穂乃果「は、花陽ちゃん?」
花陽「邪魔をしてすいませんでした、すぐに帰りますので」
穂乃果「え?」
花陽「行こう、穂乃果ちゃん」グッ
穂乃果「わっわっ!引っ張らないでよ!」
花陽「失礼しました」
花陽「そうですか....」
「~~~~~!!!」
穂乃果「いや、取材じゃなくて!知り合いが!!」
花陽「穂乃果ちゃん」
穂乃果「視聴率?なんの話ですか?」
花陽「穂乃果ちゃん!!!」
穂乃果「は、花陽ちゃん?」
花陽「邪魔をしてすいませんでした、すぐに帰りますので」
穂乃果「え?」
花陽「行こう、穂乃果ちゃん」グッ
穂乃果「わっわっ!引っ張らないでよ!」
花陽「失礼しました」
244: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:35:25.79 ID:LOk20DtD
穂乃果「花陽ちゃん?ど、どうしたの?なにかあったの?」
花陽「...無駄だから」
穂乃果「無駄?」
花陽「あの人達と喋っていても絵里ちゃん達の情報を得られそうになかったから」
穂乃果「あー...たしかにあの感じだと...そうかもね」
花陽「嫌な予感がするんです....」
穂乃果「...たしかに、ことりちゃんがいなくなって、ことりちゃんのお母さんも生死が不明の行方不明状態」
花陽「そして絵里ちゃん達も...これはなにか裏があるような気がします」
穂乃果「うん、あまりにもタイミングが重なりすぎだよね」
花陽「この街で何かが...見えない大きな何かが起こっている....」
穂乃果「...かもね」
花陽「...無駄だから」
穂乃果「無駄?」
花陽「あの人達と喋っていても絵里ちゃん達の情報を得られそうになかったから」
穂乃果「あー...たしかにあの感じだと...そうかもね」
花陽「嫌な予感がするんです....」
穂乃果「...たしかに、ことりちゃんがいなくなって、ことりちゃんのお母さんも生死が不明の行方不明状態」
花陽「そして絵里ちゃん達も...これはなにか裏があるような気がします」
穂乃果「うん、あまりにもタイミングが重なりすぎだよね」
花陽「この街で何かが...見えない大きな何かが起こっている....」
穂乃果「...かもね」
245: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:37:50.36 ID:LOk20DtD
花陽「状況を判断して、原因は市長かことりちゃん...特にことりちゃんにあるかなって思うの」
穂乃果「なんでそう思うの?」
花陽「ことりちゃんは警官、今まで色んな人達を捕まえてきてるだろうからね、恨まれないはずがないよ」
穂乃果「たしかに逆恨みって可能性はあるかもね」
花陽「だから周辺の人も復讐の対象にしているかもって話」
穂乃果「うーん...じゃあ、市長って可能性は?ことりちゃんは市長の娘だし」
花陽「でもそうだったらなんで絵里ちゃん達を襲うの?」
穂乃果「娘と...仲がいい知り合いだから」
花陽「ことりちゃんが狙いならまだしも、市長を狙って娘の知り合いの教会を爆破する?」
穂乃果「たしかにそれだと理由が薄いような気もするね」
穂乃果「なんでそう思うの?」
花陽「ことりちゃんは警官、今まで色んな人達を捕まえてきてるだろうからね、恨まれないはずがないよ」
穂乃果「たしかに逆恨みって可能性はあるかもね」
花陽「だから周辺の人も復讐の対象にしているかもって話」
穂乃果「うーん...じゃあ、市長って可能性は?ことりちゃんは市長の娘だし」
花陽「でもそうだったらなんで絵里ちゃん達を襲うの?」
穂乃果「娘と...仲がいい知り合いだから」
花陽「ことりちゃんが狙いならまだしも、市長を狙って娘の知り合いの教会を爆破する?」
穂乃果「たしかにそれだと理由が薄いような気もするね」
246: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:41:03.16 ID:LOk20DtD
花陽「あとは自分達の力を誇示したくて爆破した可能性もあるけどね」
穂乃果「とんだ宣戦布告だね」
花陽「まぁ、あくまで推測にすぎないけどね」
穂乃果「さすが!探偵だね、名推理!」
花陽「たいしたことじゃないよ、あくまで推測だし」
穂乃果「謙遜しなくていいよ」
花陽「あはは...」
穂乃果「探偵さん、次はどうする?ことりちゃんを探す」
花陽「探すって言っても手掛かりがないと」
穂乃果「そうだよね....」
穂乃果「とんだ宣戦布告だね」
花陽「まぁ、あくまで推測にすぎないけどね」
穂乃果「さすが!探偵だね、名推理!」
花陽「たいしたことじゃないよ、あくまで推測だし」
穂乃果「謙遜しなくていいよ」
花陽「あはは...」
穂乃果「探偵さん、次はどうする?ことりちゃんを探す」
花陽「探すって言っても手掛かりがないと」
穂乃果「そうだよね....」
247: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:43:46.71 ID:LOk20DtD
花陽「........」
花陽(でも引っかかる点も何点かあるんだよね...)
花陽(ことりちゃんとよくペアを組んでいた私が現状、なにもされてないってことは...まさか狙いは別?)
花陽(それとも...これから?)
穂乃果「警察に行ってみよう!もしかしたらなんか情報が入ってるかもしれないし」
花陽「...そうだね」
真姫「着いたわ」
海未「え!ここですか?」
真姫「そうよ」
希「寂れた古そうな洋館....まるでお化け屋敷やん」
真姫「文句を言うなら入れないわよ」
絵里「さぁ!皆、行きましょう!」
花陽(でも引っかかる点も何点かあるんだよね...)
花陽(ことりちゃんとよくペアを組んでいた私が現状、なにもされてないってことは...まさか狙いは別?)
花陽(それとも...これから?)
穂乃果「警察に行ってみよう!もしかしたらなんか情報が入ってるかもしれないし」
花陽「...そうだね」
真姫「着いたわ」
海未「え!ここですか?」
真姫「そうよ」
希「寂れた古そうな洋館....まるでお化け屋敷やん」
真姫「文句を言うなら入れないわよ」
絵里「さぁ!皆、行きましょう!」
248: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:46:28.01 ID:LOk20DtD
真姫「アジトは地下にあるから....ここから降りて」
海未「はい、中は暗いですね...」
にこ「本当に雰囲気があるわね....」
真姫「しつこいと怒るわよ、にこちゃん」
にこ「真姫ちゃんは怖くないの?」
真姫「一人で何回も来てるし、余裕よ」
にこ「あ...そう」
絵里「.........」
にこ「ん?」
絵里「........」
にこ「絵里?」
海未「はい、中は暗いですね...」
にこ「本当に雰囲気があるわね....」
真姫「しつこいと怒るわよ、にこちゃん」
にこ「真姫ちゃんは怖くないの?」
真姫「一人で何回も来てるし、余裕よ」
にこ「あ...そう」
絵里「.........」
にこ「ん?」
絵里「........」
にこ「絵里?」
249: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:50:41.62 ID:LOk20DtD
にこ「絵里」
絵里「!な、なに?」
にこ「!いや、ぼーっとしてるみたいだったからどうしたのかなと思って」
絵里「あぁ...ちょっと、考え事をね」
にこ「考え事?」
絵里「大したことじゃないから」
にこ「ふ~ん....」
真姫「エリー、にこちゃん早く」
にこ「!今、行くわ」
絵里「!えぇ、今、行くわ...っ....」
にこ「......?」
絵里「!な、なに?」
にこ「!いや、ぼーっとしてるみたいだったからどうしたのかなと思って」
絵里「あぁ...ちょっと、考え事をね」
にこ「考え事?」
絵里「大したことじゃないから」
にこ「ふ~ん....」
真姫「エリー、にこちゃん早く」
にこ「!今、行くわ」
絵里「!えぇ、今、行くわ...っ....」
にこ「......?」
250: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 00:57:47.21 ID:LOk20DtD
海未「教会の下のアジトもすごかったですが...ここもすごいですね」
真姫「まぁ、私のパパとママが作ったんだから当然よ」
希「パパ?ママ?」
真姫「!うちの親も昔は色々ってやっててね」
にこ(あ、話をそらした)
真姫「今は使ってないから、譲り受けたのよ」
海未「成程、ご両親もこっちの家業だったのですね」
真姫「まぁ、そうね...そんなところね」
真姫「まぁ、私のパパとママが作ったんだから当然よ」
希「パパ?ママ?」
真姫「!うちの親も昔は色々ってやっててね」
にこ(あ、話をそらした)
真姫「今は使ってないから、譲り受けたのよ」
海未「成程、ご両親もこっちの家業だったのですね」
真姫「まぁ、そうね...そんなところね」
251: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 01:01:42.54 ID:LOk20DtD
にこ「で?これからどう動く?」
絵里「まずは敵の目的をちゃんと掴みたいわね」
真姫「そうね、私達を恨んで狙っているか...」
絵里「それともこれを狙っているか」
にこ「お宝の回収って訳ね」
絵里「可能性は一番高いわね、そして同時に私達の始末ってところかしらね」
にこ「敵は目的の為なら手段を選ばないやばい連中みたいだし」
絵里「やるしかないわよ、その為に手を組んだんだからわざわざ....ね?」
海未「そうですね」
絵里「....見てなさい、私達の本気を」
絵里「まずは敵の目的をちゃんと掴みたいわね」
真姫「そうね、私達を恨んで狙っているか...」
絵里「それともこれを狙っているか」
にこ「お宝の回収って訳ね」
絵里「可能性は一番高いわね、そして同時に私達の始末ってところかしらね」
にこ「敵は目的の為なら手段を選ばないやばい連中みたいだし」
絵里「やるしかないわよ、その為に手を組んだんだからわざわざ....ね?」
海未「そうですね」
絵里「....見てなさい、私達の本気を」
252: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/20(火) 01:05:36.07 ID:LOk20DtD
穂乃果「ま、待ってよ...花陽ちゃん、早いよ」
花陽「情報が少ないなら足で稼ぐ、時間もないから急がないと!」
穂乃果「探偵モードに入ってるよ、いつもより動きがよすぎ」
花陽「時間が惜しいんです、早く手がかりを!ことりちゃんを!」
穂乃果「!そうだね...頑張らないとね!!」
花陽「はい!!」
「..........」
花陽「!」
「..........」スタスタ
花陽「.........」
花陽(あの人、動きが普通の人と少し違う...怪しいです....)
花陽「情報が少ないなら足で稼ぐ、時間もないから急がないと!」
穂乃果「探偵モードに入ってるよ、いつもより動きがよすぎ」
花陽「時間が惜しいんです、早く手がかりを!ことりちゃんを!」
穂乃果「!そうだね...頑張らないとね!!」
花陽「はい!!」
「..........」
花陽「!」
「..........」スタスタ
花陽「.........」
花陽(あの人、動きが普通の人と少し違う...怪しいです....)
263: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 22:42:30.84 ID:rw8MbtvB
希「えっと...その格好は...」
にこ「変装よ」
希「どういう仕組みになってるん?背丈だけじゃなくて体系まで変わってるやん」
にこ「にこは変装が得意だから」
希「得意ってレベルじゃないよ....別人やん」
にこ「これくらいできなければ仕事はできないわ」
花陽「.......」スタスタ
穂乃果「あ!待ってよ!花陽ちゃん!!」
花陽「!!」スッ
穂乃果「むぐっ!」
花陽「静かにして....お願いだから」
穂乃果「は、はい.....」
にこ「変装よ」
希「どういう仕組みになってるん?背丈だけじゃなくて体系まで変わってるやん」
にこ「にこは変装が得意だから」
希「得意ってレベルじゃないよ....別人やん」
にこ「これくらいできなければ仕事はできないわ」
花陽「.......」スタスタ
穂乃果「あ!待ってよ!花陽ちゃん!!」
花陽「!!」スッ
穂乃果「むぐっ!」
花陽「静かにして....お願いだから」
穂乃果「は、はい.....」
264: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 22:46:33.96 ID:rw8MbtvB
にこ「あれはたしか....」
希「どうしたん?」
にこ「!...いえ、なんでもないわ」
希「ふ~ん....」チラッ
「........」
希「!」
にこ「さてと...どこから行きましょうかね」
希「見つけた...」
にこ「え?」
希「どうしたん?」
にこ「!...いえ、なんでもないわ」
希「ふ~ん....」チラッ
「........」
希「!」
にこ「さてと...どこから行きましょうかね」
希「見つけた...」
にこ「え?」
265: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 22:52:46.89 ID:rw8MbtvB
「.......」
穂乃果 花陽「........」
「........」スッ
穂乃果「あそこの角を曲がったよ」
花陽「どんどん人気のないところに向かってる...怪しいです」
穂乃果「よし、追いかけよう」
花陽「!」
穂乃果「あれ?いない?」
花陽「.......」
穂乃果「一体、どこにいちゃったのかな?」
穂乃果 花陽「........」
「........」スッ
穂乃果「あそこの角を曲がったよ」
花陽「どんどん人気のないところに向かってる...怪しいです」
穂乃果「よし、追いかけよう」
花陽「!」
穂乃果「あれ?いない?」
花陽「.......」
穂乃果「一体、どこにいちゃったのかな?」
266: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 22:56:20.49 ID:rw8MbtvB
「私になにか用か?」
穂乃果 花陽「!」
「...........」
花陽(い、いつの間に....)
穂乃果(背後に.....花陽ちゃんの読み通り、只者じゃない?)
花陽「あれ?」
「ん?」
花陽「穂乃果ちゃん違うじゃん!」
穂乃果「へ?」
花陽「もー...人違いだよぉ...恥ずかしい....」
穂乃果「!...あ、その...ごめん」
「........」
穂乃果 花陽「!」
「...........」
花陽(い、いつの間に....)
穂乃果(背後に.....花陽ちゃんの読み通り、只者じゃない?)
花陽「あれ?」
「ん?」
花陽「穂乃果ちゃん違うじゃん!」
穂乃果「へ?」
花陽「もー...人違いだよぉ...恥ずかしい....」
穂乃果「!...あ、その...ごめん」
「........」
267: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:04:10.66 ID:rw8MbtvB
花陽「すいません、人違いだったみたいで....」
「人違い?」
花陽「ちょっと人を探してて...すいません」
「.......」
穂乃果(花陽ちゃんすごい...バレてからの切り替えが早い、さすが探偵)
花陽「実は...私、こういうものでして」スッ
「...探偵?」
花陽「はい、それでこの人は私のお友達でお手伝いをしてもらっているんです」
穂乃果「間違えてしまってすいませんでした....」
「.....ふむ....」
花陽「...........」
「人違い?」
花陽「ちょっと人を探してて...すいません」
「.......」
穂乃果(花陽ちゃんすごい...バレてからの切り替えが早い、さすが探偵)
花陽「実は...私、こういうものでして」スッ
「...探偵?」
花陽「はい、それでこの人は私のお友達でお手伝いをしてもらっているんです」
穂乃果「間違えてしまってすいませんでした....」
「.....ふむ....」
花陽「...........」
268: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:05:02.12 ID:rw8MbtvB
穂乃果「は、花陽ちゃん!早く仕事に戻ろう!依頼人の方に怒られちゃうよ!」
花陽「う、うん!」
穂乃果「本当にすいませんでした!」
花陽「なにかお話があれば番号がその名刺に書いてあるのであとでそこにご連絡をいただければ」
穂乃果「早く!」
花陽「ちょっと待ってよー!!!」
「.............」
穂乃果「お騒がせしました!!失礼します!」
花陽「失礼します!!」
花陽「う、うん!」
穂乃果「本当にすいませんでした!」
花陽「なにかお話があれば番号がその名刺に書いてあるのであとでそこにご連絡をいただければ」
穂乃果「早く!」
花陽「ちょっと待ってよー!!!」
「.............」
穂乃果「お騒がせしました!!失礼します!」
花陽「失礼します!!」
269: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:09:04.97 ID:rw8MbtvB
「待ちたまえ」
穂乃果 花陽「!!」
「........」
穂乃果「な、なんでしょうか?」
花陽「今は急いでいるので、できればお話は後でお伺いできれば思ってるんですが」
「その必要はない」
花陽「は、はい?」
「見え透いた演技はもういい、わかっている」
穂乃果「え、演技?」
花陽「な、なんのことですか?」
「........」
穂乃果 花陽「!!」
「........」
穂乃果「な、なんでしょうか?」
花陽「今は急いでいるので、できればお話は後でお伺いできれば思ってるんですが」
「その必要はない」
花陽「は、はい?」
「見え透いた演技はもういい、わかっている」
穂乃果「え、演技?」
花陽「な、なんのことですか?」
「........」
270: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:14:41.84 ID:rw8MbtvB
穂乃果「え、えっと....」
「君は高坂穂乃果、たしか、TV局のリポーターだったな」
穂乃果「!」
「そっちの君はこの街の刑事、南ことりとよくペアを組んでいる探偵の小泉花陽」
花陽「.......」
「人のことをこそこそと嗅ぎまわるのは感心できないな」
穂乃果「こそこそなんて...」
「職業病か?それとも...」
花陽「それとも?」
「人でも探しているのか?」
花陽「!」
「君は高坂穂乃果、たしか、TV局のリポーターだったな」
穂乃果「!」
「そっちの君はこの街の刑事、南ことりとよくペアを組んでいる探偵の小泉花陽」
花陽「.......」
「人のことをこそこそと嗅ぎまわるのは感心できないな」
穂乃果「こそこそなんて...」
「職業病か?それとも...」
花陽「それとも?」
「人でも探しているのか?」
花陽「!」
271: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:19:58.37 ID:rw8MbtvB
穂乃果「花陽ちゃん....」
花陽「もう無駄みたいだね、それにビンゴみたいだし」
「..........」
花陽「貴方、何者ですか?」
「知ってどうする?」
花陽「色々と聞きたいことがあります」
「ふむ...答えたくないと言ったら?」
花陽「貴方を警察に突き出すだけです!」
「何もしていないのにか?」
花陽「しているはずです」
「はず?推測か?なにを思ってそう思う?」
花陽「花陽の...私の探偵の勘がそう言ってるからです!」
花陽「もう無駄みたいだね、それにビンゴみたいだし」
「..........」
花陽「貴方、何者ですか?」
「知ってどうする?」
花陽「色々と聞きたいことがあります」
「ふむ...答えたくないと言ったら?」
花陽「貴方を警察に突き出すだけです!」
「何もしていないのにか?」
花陽「しているはずです」
「はず?推測か?なにを思ってそう思う?」
花陽「花陽の...私の探偵の勘がそう言ってるからです!」
272: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:22:49.85 ID:rw8MbtvB
「勘か....」
穂乃果「.......」
花陽「答えてください!この街の騒ぎは貴方達の仕業ですね!」
「弱々しい見た目に反して...中々、いい度胸と読みだな」
穂乃果「!...ってことは」
「ご名答だ、この騒ぎは我々の仕業だ」
花陽「やっぱり...」
「そして、それを知ったからには、君達にはご退場願おうか」スッ
穂乃果「!」
花陽「すぅ...ダレカタスケテー!!!!!」
穂乃果「.......」
花陽「答えてください!この街の騒ぎは貴方達の仕業ですね!」
「弱々しい見た目に反して...中々、いい度胸と読みだな」
穂乃果「!...ってことは」
「ご名答だ、この騒ぎは我々の仕業だ」
花陽「やっぱり...」
「そして、それを知ったからには、君達にはご退場願おうか」スッ
穂乃果「!」
花陽「すぅ...ダレカタスケテー!!!!!」
273: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:29:15.24 ID:rw8MbtvB
花陽「この人やばいです!!誰か警察呼んで!!」
穂乃果「火事だー!!」
「........」
シーン....
花陽「あ、あれ?」
穂乃果「誰もいない...の?誰か!!!」
「無駄だ、この辺りには人払いをしているからな」
花陽「!」
穂乃果「なら電話を!...け、圏外?」
「時間がもったいない、すぐに終わらせてやる」
花陽 穂乃果「!!」
穂乃果「火事だー!!」
「........」
シーン....
花陽「あ、あれ?」
穂乃果「誰もいない...の?誰か!!!」
「無駄だ、この辺りには人払いをしているからな」
花陽「!」
穂乃果「なら電話を!...け、圏外?」
「時間がもったいない、すぐに終わらせてやる」
花陽 穂乃果「!!」
274: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:31:18.63 ID:rw8MbtvB
「!」
ドン!!
花陽「ぴやぁ!!」
穂乃果「な、なに?砂埃が...」
希「........」
「君は...」
穂乃果「だ、誰?」
希「見つけたよ....」
「全く...次から次へと...」
ドン!!
花陽「ぴやぁ!!」
穂乃果「な、なに?砂埃が...」
希「........」
「君は...」
穂乃果「だ、誰?」
希「見つけたよ....」
「全く...次から次へと...」
275: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:41:01.86 ID:rw8MbtvB
花陽「あ、貴方は?...」
希「危ないから下がっていて」
穂乃果「え」
希「怪我をしたくなかったらどっかに行ってって言ってるの」
穂乃果「!は、はい!花陽ちゃん!」
花陽「う、うん!」
「ターゲットの方から来てくれるとは探す手間がはぶけた」
希「こっちも探していたからね、あんたのことを」
「そうか....」
希「あんたのせいで...凛ちゃんは....」
「.........」
希「危ないから下がっていて」
穂乃果「え」
希「怪我をしたくなかったらどっかに行ってって言ってるの」
穂乃果「!は、はい!花陽ちゃん!」
花陽「う、うん!」
「ターゲットの方から来てくれるとは探す手間がはぶけた」
希「こっちも探していたからね、あんたのことを」
「そうか....」
希「あんたのせいで...凛ちゃんは....」
「.........」
276: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:42:14.44 ID:rw8MbtvB
「周りには一応、見張りをつけておいたんだが...」
希「あぁ、片づけたよ」
「ふむ...一応はやれるようだな」
希「そして、今からあんたを倒す!!」
「そうか...」
希「やぁ!!!!!」
「........」
にこ「全く...完全に頭に血が上ってるわね」
にこ「連絡は...ここならなんとかできそうね...」
希「あぁ、片づけたよ」
「ふむ...一応はやれるようだな」
希「そして、今からあんたを倒す!!」
「そうか...」
希「やぁ!!!!!」
「........」
にこ「全く...完全に頭に血が上ってるわね」
にこ「連絡は...ここならなんとかできそうね...」
277: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:47:28.62 ID:rw8MbtvB
~♪
真姫「!」
絵里「にこからの連絡?なにかあったのかしら?」
真姫「今、繋ぐわ...にこちゃん?どうしたの?」
にこ『いいニュースと悪いニュースがあってね、連絡したの』
絵里「いいニュースと悪いニュース?」
にこ『まず、いいニュースよ、連中の一人を見つけたわ』
絵里「さすがにこね」
真姫「で?悪いニュースは?」
にこ『見つけたのが凛って子を襲ったやつと一緒でね』
海未「!」
にこ『希って子が切れて突っ込んでいったわ』
海未「........」
真姫「!」
絵里「にこからの連絡?なにかあったのかしら?」
真姫「今、繋ぐわ...にこちゃん?どうしたの?」
にこ『いいニュースと悪いニュースがあってね、連絡したの』
絵里「いいニュースと悪いニュース?」
にこ『まず、いいニュースよ、連中の一人を見つけたわ』
絵里「さすがにこね」
真姫「で?悪いニュースは?」
にこ『見つけたのが凛って子を襲ったやつと一緒でね』
海未「!」
にこ『希って子が切れて突っ込んでいったわ』
海未「........」
278: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:51:30.15 ID:rw8MbtvB
海未「.........」ダッ
絵里「ちょっと、どこに行くの」
海未「今の希は...自分と相手に対しての怒りで心が支配されてます」
絵里「かもね」
真姫「........」
海未「だから止めないと、それに凛を破った敵です...加勢が必要かもしれません」
絵里「かもね」
海未「ですから!行かないと!これ以上仲間が...傷つけられるのは見たくないんです!!」
絵里「そう」
海未「だから行かせてください!」
絵里「ちょっと、どこに行くの」
海未「今の希は...自分と相手に対しての怒りで心が支配されてます」
絵里「かもね」
真姫「........」
海未「だから止めないと、それに凛を破った敵です...加勢が必要かもしれません」
絵里「かもね」
海未「ですから!行かないと!これ以上仲間が...傷つけられるのは見たくないんです!!」
絵里「そう」
海未「だから行かせてください!」
279: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:56:15.78 ID:rw8MbtvB
絵里「だって、どうする?真姫?」
真姫「...私が行くなって言ってもエリーも行く気なんでしょ?」
絵里「そうは言ってないわよ」
真姫「顔がそう言ってるわ」
絵里「そんな顔をしてないんだけどなぁ...」
海未「では、行っても!」
絵里「私も同行するけどね」
真姫「はぁ...留守番はしてるから、さっさと行ってきなさいよ、バカ」
絵里「馬鹿は余計よ」
真姫「ほら!さっさと行く!」
海未「....ありがとうございます!!」
真姫「...私が行くなって言ってもエリーも行く気なんでしょ?」
絵里「そうは言ってないわよ」
真姫「顔がそう言ってるわ」
絵里「そんな顔をしてないんだけどなぁ...」
海未「では、行っても!」
絵里「私も同行するけどね」
真姫「はぁ...留守番はしてるから、さっさと行ってきなさいよ、バカ」
絵里「馬鹿は余計よ」
真姫「ほら!さっさと行く!」
海未「....ありがとうございます!!」
281: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/22(木) 23:59:00.75 ID:rw8MbtvB
真姫「にこちゃん聞いてた?」
にこ『えぇ』
真姫「熱血馬鹿が二人ほどそっちに行くから誘導よろしく、状況は?」
にこ『まだ、にらみ合いってところね』
真姫「一般人は?巻き込んだら面倒よ」
にこ『相手が人払いをしてて周囲にはいないわ』
真姫「そう、相手も手際がいいわね」
にこ『あ』
真姫「どうしたのよ」
にこ『その近くに花陽と穂乃果ってレポーターがいたの忘れてた』
真姫「は?」
にこ『えぇ』
真姫「熱血馬鹿が二人ほどそっちに行くから誘導よろしく、状況は?」
にこ『まだ、にらみ合いってところね』
真姫「一般人は?巻き込んだら面倒よ」
にこ『相手が人払いをしてて周囲にはいないわ』
真姫「そう、相手も手際がいいわね」
にこ『あ』
真姫「どうしたのよ」
にこ『その近くに花陽と穂乃果ってレポーターがいたの忘れてた』
真姫「は?」
282: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 00:01:14.96 ID:BJSYsqub
絵里「じゃあ、急ぎましょうか」
海未「はい」
絵里「乗って、ヘルメットよ」スッ
海未「!バイクですか...」パシッ
絵里「私にしっかり掴まってて頂戴」
海未「わかりました」
絵里「さぁ、飛ばして行くわよ!」
海未「はい!」
海未「はい」
絵里「乗って、ヘルメットよ」スッ
海未「!バイクですか...」パシッ
絵里「私にしっかり掴まってて頂戴」
海未「わかりました」
絵里「さぁ、飛ばして行くわよ!」
海未「はい!」
287: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:12:10.61 ID:BJSYsqub
希「.........」スッスッ
「その構えは拳法か?」
希「まぁね」
「忍者に....拳法家、中々に面白いグループだな」
希「余裕を言ってられるのも今のうちや!!」
「.........」
希「てやああああああああ!!」
「その構えは拳法か?」
希「まぁね」
「忍者に....拳法家、中々に面白いグループだな」
希「余裕を言ってられるのも今のうちや!!」
「.........」
希「てやああああああああ!!」
288: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:13:21.63 ID:BJSYsqub
にこ「あの希って子...いい動きをするわね、見た目に反して」
真姫『にこちゃん、呑気に実況してる場合じゃないわよ』
にこ「いや、下手ににこが入っても邪魔になるだけだし、にこは戦闘は苦手だから」
真姫『それは...まぁ、そうね』
にこ「いや、そこは違うとか言ってフォローしてよ」
真姫『だってにこちゃん、私よりも...』
にこ「にこはステータスがそっちに振られてないだけです」
真姫『まぁ、無茶はしないでね』
にこ「にこがすると思う?」
真姫『一応よ、一応』
真姫『にこちゃん、呑気に実況してる場合じゃないわよ』
にこ「いや、下手ににこが入っても邪魔になるだけだし、にこは戦闘は苦手だから」
真姫『それは...まぁ、そうね』
にこ「いや、そこは違うとか言ってフォローしてよ」
真姫『だってにこちゃん、私よりも...』
にこ「にこはステータスがそっちに振られてないだけです」
真姫『まぁ、無茶はしないでね』
にこ「にこがすると思う?」
真姫『一応よ、一応』
289: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:16:41.28 ID:BJSYsqub
ブロロロ.....
絵里「あと、もう少しね」
海未「..........」
「...........」スッ
絵里「!!」
プップー!!
「ふふふ....」
絵里「っ!!!しっかり掴まってて!!」
海未「は、はい!!」
キキッー!!!
絵里「あと、もう少しね」
海未「..........」
「...........」スッ
絵里「!!」
プップー!!
「ふふふ....」
絵里「っ!!!しっかり掴まってて!!」
海未「は、はい!!」
キキッー!!!
290: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:20:30.42 ID:BJSYsqub
絵里「...ふぅ....」
海未「一体、どうしたのですか....!」
「........」
絵里「...貴方ねぇ、人通りが少ない道でも道の真ん中に立ってたら危ないでしょ!」
海未「.......」
「.........」
絵里「貴方、聞いてるの?」
「うふふふ」
絵里「まぁ、人払いしてるからよかったけどね」
「貴方達...BiBi?それとも..」
海未「成程、新手ってことですか」
海未「一体、どうしたのですか....!」
「........」
絵里「...貴方ねぇ、人通りが少ない道でも道の真ん中に立ってたら危ないでしょ!」
海未「.......」
「.........」
絵里「貴方、聞いてるの?」
「うふふふ」
絵里「まぁ、人払いしてるからよかったけどね」
「貴方達...BiBi?それとも..」
海未「成程、新手ってことですか」
291: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:25:49.07 ID:BJSYsqub
真姫「全く...いつもいつも私だけ留守番なんだから」
真姫「...まぁ、別にいいけど...あの子の手当てもしないといけないし」
真姫「様子でも見てきますか...」
真姫「ん?」
真姫「!!!」
~♪
絵里「!」
「どうぞ」
絵里「.........」
真姫「...まぁ、別にいいけど...あの子の手当てもしないといけないし」
真姫「様子でも見てきますか...」
真姫「ん?」
真姫「!!!」
~♪
絵里「!」
「どうぞ」
絵里「.........」
292: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:32:20.43 ID:BJSYsqub
真姫『エリー?』
絵里「真姫、ちょっと今取り込み中なんだけど」
真姫『それは悪かったわね、でも、緊急事態よ』
絵里「今度はなに?」
真姫『凛って子がいなくなった』
絵里「は?」
真姫『ベッドがもぬけの空だったわ、アジト内も探したけどいないわ』
海未「どうかしたんですか?」
絵里「...貴方のお仲間が脱走したみたいよ」
海未「!」
絵里「真姫、ちょっと今取り込み中なんだけど」
真姫『それは悪かったわね、でも、緊急事態よ』
絵里「今度はなに?」
真姫『凛って子がいなくなった』
絵里「は?」
真姫『ベッドがもぬけの空だったわ、アジト内も探したけどいないわ』
海未「どうかしたんですか?」
絵里「...貴方のお仲間が脱走したみたいよ」
海未「!」
293: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:32:54.92 ID:BJSYsqub
真姫『おそらく希って子の元に向かったんだと思うわ』
絵里「なんでそんなことがわかるのよ」
真姫『手紙が置いてあっての』
絵里「手紙」
真姫『希ちゃんのところに行ってきます、ごめんなさいってね』
絵里「........」
真姫『にこちゃんにも伝えようと思ったんだけど、急に通信が繋がらなくなって』
絵里「そう...なら、急がないとね」
真姫『すぐに行けそう?』
絵里「敵次第かしらね」
絵里「なんでそんなことがわかるのよ」
真姫『手紙が置いてあっての』
絵里「手紙」
真姫『希ちゃんのところに行ってきます、ごめんなさいってね』
絵里「........」
真姫『にこちゃんにも伝えようと思ったんだけど、急に通信が繋がらなくなって』
絵里「そう...なら、急がないとね」
真姫『すぐに行けそう?』
絵里「敵次第かしらね」
294: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:39:39.01 ID:BJSYsqub
真姫『!まさか、エリー』
絵里「えぇ、こっちも別の奴と接触中でね」
真姫『.........』
絵里「まぁ、すぐに片づけていくから」
「随分となめられているみたいね」
絵里「真姫はにこに通信を続けて頂戴」
真姫『了解....』
絵里「頼んだわよ、真姫」
真姫『えぇ...わかったわ』
絵里「えぇ、こっちも別の奴と接触中でね」
真姫『.........』
絵里「まぁ、すぐに片づけていくから」
「随分となめられているみたいね」
絵里「真姫はにこに通信を続けて頂戴」
真姫『了解....』
絵里「頼んだわよ、真姫」
真姫『えぇ...わかったわ』
295: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:41:03.03 ID:BJSYsqub
絵里「ねぇ、ここを通してくれないかしら?」
「それは無理な相談ね、引き返すっていうなら少しだけ見逃してあげてもいいけど」
絵里「それこそ無理な相談ね」
海未「貴方たちは何者ですか、何故私達を狙うんですか」
「色々あるのよ、こっちにもね」
絵里「........」
「それにしてもこっちは中々の当たりみたいね、そっちの金髪がBiBiの絢瀬絵里、そっちの方がlily whiteの園田海未ね」
海未「よくご存じのようで」
「下調べは大事よ」
絵里「その通りね」
「それは無理な相談ね、引き返すっていうなら少しだけ見逃してあげてもいいけど」
絵里「それこそ無理な相談ね」
海未「貴方たちは何者ですか、何故私達を狙うんですか」
「色々あるのよ、こっちにもね」
絵里「........」
「それにしてもこっちは中々の当たりみたいね、そっちの金髪がBiBiの絢瀬絵里、そっちの方がlily whiteの園田海未ね」
海未「よくご存じのようで」
「下調べは大事よ」
絵里「その通りね」
296: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:45:16.43 ID:BJSYsqub
海未「そうですか、それで貴方の名は」
「名前?名乗ってどうすんのよ」
海未「倒す敵の名前くらいは覚えておいてあげようかと思いましてね」
「あははは!!面白いわね、私に勝てると思ってるの?」
海未「はい」
「そう...じゃあ、自己紹介をしましょうかしらね」
絵里「.....」
「私はA-RISEのあんじゅよ」
海未「A-RISE?」
絵里「どこかで聞いたことがあるような...ないような」
あんじゅ「さぁ!始めましょうか!!戦いを!」
「名前?名乗ってどうすんのよ」
海未「倒す敵の名前くらいは覚えておいてあげようかと思いましてね」
「あははは!!面白いわね、私に勝てると思ってるの?」
海未「はい」
「そう...じゃあ、自己紹介をしましょうかしらね」
絵里「.....」
「私はA-RISEのあんじゅよ」
海未「A-RISE?」
絵里「どこかで聞いたことがあるような...ないような」
あんじゅ「さぁ!始めましょうか!!戦いを!」
297: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:52:29.37 ID:BJSYsqub
真姫「全くどいつもこいつも...好き勝手なんだから」
真姫「エリーの方はきっと大丈夫なはず....問題はにこちゃんの方ね」
真姫「丁度いい、新作を試してやるわ...見てなさいよ、天才の真姫ちゃんの本気を!」
希「はぁ....はぁ....」
「..........」
希「このっ...息一つ切れないなんて」
「君の動きは素晴らしい、しかしこの私を追い詰めるのには至らないってことだ」
希「減らず口を....」
「事実だ」
希「っ......」
「時間がもったいない、そろそろ終わらせてもらうぞ」
真姫「エリーの方はきっと大丈夫なはず....問題はにこちゃんの方ね」
真姫「丁度いい、新作を試してやるわ...見てなさいよ、天才の真姫ちゃんの本気を!」
希「はぁ....はぁ....」
「..........」
希「このっ...息一つ切れないなんて」
「君の動きは素晴らしい、しかしこの私を追い詰めるのには至らないってことだ」
希「減らず口を....」
「事実だ」
希「っ......」
「時間がもったいない、そろそろ終わらせてもらうぞ」
298: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:53:17.69 ID:BJSYsqub
希「やぁあ!!!」
「そんな単調な動きでは、私には効かないぞ」スッ
ドン!!
希「がっ!!」
「..........」
パシッ!
「!」
希「油断したね...肉を切らせて骨を断つ!やあああああああ!!!!」
ボキッ!!
「!!」
希「はぁはぁ...腕一本もらったよ....」
「そんな単調な動きでは、私には効かないぞ」スッ
ドン!!
希「がっ!!」
「..........」
パシッ!
「!」
希「油断したね...肉を切らせて骨を断つ!やあああああああ!!!!」
ボキッ!!
「!!」
希「はぁはぁ...腕一本もらったよ....」
299: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 22:57:11.54 ID:BJSYsqub
「.........」ブラーン
希「はぁ...はぁ.....」
希(腕が折れたはずなのに、なんであんなに冷静でいるんや、あいつ)
「....ふむ.....」
希「.........」
「修復開始」
希「え?」
ゴキ!!バキ!!
「....修復完了」
希「なっ...腕が...戻った?」
「.........」
希「はぁ...はぁ.....」
希(腕が折れたはずなのに、なんであんなに冷静でいるんや、あいつ)
「....ふむ.....」
希「.........」
「修復開始」
希「え?」
ゴキ!!バキ!!
「....修復完了」
希「なっ...腕が...戻った?」
「.........」
300: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 23:00:58.28 ID:BJSYsqub
希「まさか....貴方!」
「.........」ダッ
希「!」
「...........」グッグッ
希「っ....ぁ.....」
希(息が....振りほどけない...なんて力)
「そろそろ終わりにしよう」
希「..あぁ...がっ...」
「........」
希(このままだと...まずい....)
「.........」ダッ
希「!」
「...........」グッグッ
希「っ....ぁ.....」
希(息が....振りほどけない...なんて力)
「そろそろ終わりにしよう」
希「..あぁ...がっ...」
「........」
希(このままだと...まずい....)
301: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 23:06:15.69 ID:BJSYsqub
バン!!
「!!」
ドスン!!
希「はぁ...はぁ...っ....」
「スナイパー?...向こうの方角からか」
希「っ...はぁ....」
「君のお仲間か?」
希「さ、さぁね?」
「........」
希「さてと...抜け出せたのはいいけど、どうしたものか」
希(あれを使うしかもうないか...)
「!!」
ドスン!!
希「はぁ...はぁ...っ....」
「スナイパー?...向こうの方角からか」
希「っ...はぁ....」
「君のお仲間か?」
希「さ、さぁね?」
「........」
希「さてと...抜け出せたのはいいけど、どうしたものか」
希(あれを使うしかもうないか...)
302: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 23:09:26.01 ID:BJSYsqub
にこ「回避されちゃったか....真姫ちゃんとも通信が繋がらないし」
にこ「にこがいったところで邪魔になるだけだし...あぁ!!もう考えるだけ無駄ね!!」
にこ「どうせ存在はバレちゃんったんだし、もうやってやろうじゃない」
希「.........」ゴソゴソ
「?」
希「貴方は強い、だから、もう何振り構ってられない」
スタッ
「!」
にこ「.........」
「新手か」
にこ「全く、面倒ね」
にこ「にこがいったところで邪魔になるだけだし...あぁ!!もう考えるだけ無駄ね!!」
にこ「どうせ存在はバレちゃんったんだし、もうやってやろうじゃない」
希「.........」ゴソゴソ
「?」
希「貴方は強い、だから、もう何振り構ってられない」
スタッ
「!」
にこ「.........」
「新手か」
にこ「全く、面倒ね」
303: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/23(金) 23:14:08.69 ID:BJSYsqub
希「なんで」
にこ「黙ってあんたがボロボロになっていくのを見ていられるほど非情じゃないわよ」
希「そっか」
にこ「あんたのリーダーにも怒られそうだし」
希「ありがとう...でも、少し離れてて」
にこ「え?」
希「ちょっと危ないことをするから」
にこ「何をする気?」
「.........」
希「いいから!!」
希(海未ちゃん...凛ちゃん..ごめん、うち...約束破るわ)
にこ「黙ってあんたがボロボロになっていくのを見ていられるほど非情じゃないわよ」
希「そっか」
にこ「あんたのリーダーにも怒られそうだし」
希「ありがとう...でも、少し離れてて」
にこ「え?」
希「ちょっと危ないことをするから」
にこ「何をする気?」
「.........」
希「いいから!!」
希(海未ちゃん...凛ちゃん..ごめん、うち...約束破るわ)
309: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:07:20.59 ID:qaj0mezo
希「.........」スッ
「ん?」
希「ん......」ゴクッ
「なにかを飲んだ?」
希「っ........」バチッ
「!」
希「あああああああ!!!」バチ!!バチ!!
「な、なんだ一体?」
にこ「あいつ、なにをしたのよ!」
希「ああああああああ!!!」バチ!!バチ!!!
にこ「っ...このままだと巻き込まれる!離れないと!」
「ん?」
希「ん......」ゴクッ
「なにかを飲んだ?」
希「っ........」バチッ
「!」
希「あああああああ!!!」バチ!!バチ!!
「な、なんだ一体?」
にこ「あいつ、なにをしたのよ!」
希「ああああああああ!!!」バチ!!バチ!!!
にこ「っ...このままだと巻き込まれる!離れないと!」
310: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:09:55.68 ID:qaj0mezo
希「っ...........」ダラン
「治まった?おい、何をしたんだ」
希「...........」
「聞いているのか?」
希「............」
「無視か...それとも話したくないということか」
にこ「あいつ、隙だらけじゃない...何を考えてるのよ」
にこ「...それにさっきの電撃みたいなやつは一体なんだったの?」
「治まった?おい、何をしたんだ」
希「...........」
「聞いているのか?」
希「............」
「無視か...それとも話したくないということか」
にこ「あいつ、隙だらけじゃない...何を考えてるのよ」
にこ「...それにさっきの電撃みたいなやつは一体なんだったの?」
311: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:14:44.82 ID:qaj0mezo
希「...........」
「よくわからないが、時間がもったいない」
希「.........」
「ケリをつけさせてもらう」ダッ
にこ「まずい!!今のあいつは隙だらけ!!」
「..........」スッ
にこ「あんた!!早くしゃきっとしなさい!!」
パシッ!!
「!!」
希「.........」
「よくわからないが、時間がもったいない」
希「.........」
「ケリをつけさせてもらう」ダッ
にこ「まずい!!今のあいつは隙だらけ!!」
「..........」スッ
にこ「あんた!!早くしゃきっとしなさい!!」
パシッ!!
「!!」
希「.........」
312: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:15:24.14 ID:qaj0mezo
にこ「あいつ...攻撃を受け止めた?」
「っ........」ググッ
希「.........」
「さっきより力が上がっている?....」
希「.........」ギリギリッ...
「っ!!...この!!!」ブン!!
希「.........」フッ
「っく...一体、何をした!」
希「.........」
「答えろ!!」
「っ........」ググッ
希「.........」
「さっきより力が上がっている?....」
希「.........」ギリギリッ...
「っ!!...この!!!」ブン!!
希「.........」フッ
「っく...一体、何をした!」
希「.........」
「答えろ!!」
313: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:15:55.53 ID:qaj0mezo
希「....す.....」
「ん?」
希「!!.........」ダッ
「!」
ブン!!
「は、早い!!!」サッ
ドン!!
「しかも力もはるかに上がっている...」
パララ....
にこ「地面が粉々に!?コンクリートよ!?」
希「.........」ギロッ
にこ「!!」
「ん?」
希「!!.........」ダッ
「!」
ブン!!
「は、早い!!!」サッ
ドン!!
「しかも力もはるかに上がっている...」
パララ....
にこ「地面が粉々に!?コンクリートよ!?」
希「.........」ギロッ
にこ「!!」
314: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:19:53.77 ID:qaj0mezo
「成程、さっき飲んだのはドーピングと言ったところだな」
希「!.......」ピクッ
「そして力を得る代わりに理性を失うと言ったところか」
希「..........」
「人を捨てて、私に挑むか...面白い」
にこ「あいつ...すごい顔をしてた....まるで狂人」
にこ「仲間の為?...自分の為?...その為に自分を捨てるっていうの?」
にこ「っ...大馬鹿者ね、あいつは」
希「!.......」ピクッ
「そして力を得る代わりに理性を失うと言ったところか」
希「..........」
「人を捨てて、私に挑むか...面白い」
にこ「あいつ...すごい顔をしてた....まるで狂人」
にこ「仲間の為?...自分の為?...その為に自分を捨てるっていうの?」
にこ「っ...大馬鹿者ね、あいつは」
315: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:20:19.64 ID:qaj0mezo
希「.........」ドン!!
「動きも滅茶苦茶...だが」スッ
希「..........」ドン!
「...っ...故に動きが読めない....」
希「.........」
「この!!」スッ
ドン!!
希「!」
「手ごたえあり...さらに...」
ドン!!
希「!!!」
「動きも滅茶苦茶...だが」スッ
希「..........」ドン!
「...っ...故に動きが読めない....」
希「.........」
「この!!」スッ
ドン!!
希「!」
「手ごたえあり...さらに...」
ドン!!
希「!!!」
316: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:24:44.96 ID:qaj0mezo
「しかし弱点がない訳でない...まず、避けることをしない」ブン
ドッ!
希「...っ.....」
「それは避ける理性がない為なのか、そして攻撃をして反応があるところを見るとこちらの攻撃によるダメージは通るようだ」ヒュッ!
ドン!
希「っ!」ガクッ
「膝をついたか...いくら力があがってもそれを上手く制御できなければ意味がない」
希「.........」
「少々驚かされたが、これで終わりだ!」
希「...っ....」バチッ
「!」
希「あああああああああああ!!!」バチ!!バチ!!
ドッ!
希「...っ.....」
「それは避ける理性がない為なのか、そして攻撃をして反応があるところを見るとこちらの攻撃によるダメージは通るようだ」ヒュッ!
ドン!
希「っ!」ガクッ
「膝をついたか...いくら力があがってもそれを上手く制御できなければ意味がない」
希「.........」
「少々驚かされたが、これで終わりだ!」
希「...っ....」バチッ
「!」
希「あああああああああああ!!!」バチ!!バチ!!
317: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:30:11.40 ID:qaj0mezo
「また電撃みたいものが!!これは!」
希「.........」パシッ
「!し、しまった!」
希「....うち...たお....す..」グッ
「!!!!!!」
希「あああああああ!!!」バチバチ!!
ドン!!
「っ....ぐわあぁああ!!!」
希「ああああああああ!!」
ドン!!
「がっ...あぁ!!....」
希「.........」パシッ
「!し、しまった!」
希「....うち...たお....す..」グッ
「!!!!!!」
希「あああああああ!!!」バチバチ!!
ドン!!
「っ....ぐわあぁああ!!!」
希「ああああああああ!!」
ドン!!
「がっ...あぁ!!....」
318: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:31:27.84 ID:qaj0mezo
にこ「まずい、このままだと...完全に歯止めがきかなくなってる」
希「あああああああ!!」
ドン!!
「がはっ!!」
にこ「完全に暴走をしてる....どうしたら!」
希「やぁ!!」ブン!!
「っ......」ズサー
にこ「!」
希「...........」フラフラ
にこ「っ!このままだとにこだけじゃなくて...街の住人にも被害が!」
希「っ.....!」ギロッ
にこ「!!ど、どうしたらいいのよ!!」
希「あああああああ!!」
ドン!!
「がはっ!!」
にこ「完全に暴走をしてる....どうしたら!」
希「やぁ!!」ブン!!
「っ......」ズサー
にこ「!」
希「...........」フラフラ
にこ「っ!このままだとにこだけじゃなくて...街の住人にも被害が!」
希「っ.....!」ギロッ
にこ「!!ど、どうしたらいいのよ!!」
319: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/25(日) 01:35:43.21 ID:qaj0mezo
「はははは...」
にこ「!」
「暴走をして、自分も仲間も滅茶苦茶になるのか、滑稽だな」
にこ「あんた....」
「私はもう動くことも立ち上がることすらもままならないが、君達の最後くらいは見ることができそうだ」
にこ「このっ!....」
希「あああああああああ!!」
にこ「!!」
凛「希ちゃん?」
希「!」ピクッ
凛「なんで...どうしたの?」
にこ「なんで、あんたがここに....」
凛「.......」
にこ「!」
「暴走をして、自分も仲間も滅茶苦茶になるのか、滑稽だな」
にこ「あんた....」
「私はもう動くことも立ち上がることすらもままならないが、君達の最後くらいは見ることができそうだ」
にこ「このっ!....」
希「あああああああああ!!」
にこ「!!」
凛「希ちゃん?」
希「!」ピクッ
凛「なんで...どうしたの?」
にこ「なんで、あんたがここに....」
凛「.......」
325: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 00:38:11.58 ID:+f8e1Hzm
希「!.........」ピクッ
凛「希ちゃん...まさか、あれを!?」
「見たことがあると思えば、この間の忍者か」
凛「!」
にこ「あれって、さっきの薬みたいなやつ?」
凛「!っ....」スッ
にこ「私はBiBiよ、変装をしてるのよ」
凛「その声は....成程....」
希「っ....あああああ!!!」
にこ 凛「!」
凛「希ちゃん...まさか、あれを!?」
「見たことがあると思えば、この間の忍者か」
凛「!」
にこ「あれって、さっきの薬みたいなやつ?」
凛「!っ....」スッ
にこ「私はBiBiよ、変装をしてるのよ」
凛「その声は....成程....」
希「っ....あああああ!!!」
にこ 凛「!」
326: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 00:40:49.28 ID:+f8e1Hzm
にこ「さっきからあの調子なのよ、敵、味方の見境がなくなってきている」
凛「......」
にこ「あの薬みたいやなやつのせい?」
凛「うん、あれは禁断の薬...」
にこ「禁断?」
凛「希ちゃんの親が薬に詳しかったらしくてね...まあ、主には治癒薬がメインだったらしいけど」
にこ「でも、あれは違うわよね、どう見ても」
凛「うん、あれは飲んだ使用者の身体能力を著しく向上させるものなの」
にこ「急激なパワーアップはそういうことね」
凛「そして副作用で理性が失われてしまう....危険なモノなの!」
にこ「成程、それで今は暴走をしているって訳ね」
凛「......」
にこ「あの薬みたいやなやつのせい?」
凛「うん、あれは禁断の薬...」
にこ「禁断?」
凛「希ちゃんの親が薬に詳しかったらしくてね...まあ、主には治癒薬がメインだったらしいけど」
にこ「でも、あれは違うわよね、どう見ても」
凛「うん、あれは飲んだ使用者の身体能力を著しく向上させるものなの」
にこ「急激なパワーアップはそういうことね」
凛「そして副作用で理性が失われてしまう....危険なモノなの!」
にこ「成程、それで今は暴走をしているって訳ね」
327: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 00:44:25.76 ID:+f8e1Hzm
「ふふふ...戦闘自体での勝負には負けたが、実際の勝負は引き分けと言ったところか」
にこ「このっ...減らず口が」
「はははは」
凛「希ちゃん....」
希「っ...ぁ....がっ..あああ!!」
凛「希ちゃん!!」
にこ「馬鹿!!不用意に近づくんじゃないわよ!!怪我じゃ済まないかもしれないのよ!!」
凛「凛は...希ちゃんを放っておけない!!」
にこ「このっ...減らず口が」
「はははは」
凛「希ちゃん....」
希「っ...ぁ....がっ..あああ!!」
凛「希ちゃん!!」
にこ「馬鹿!!不用意に近づくんじゃないわよ!!怪我じゃ済まないかもしれないのよ!!」
凛「凛は...希ちゃんを放っておけない!!」
328: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 00:47:39.54 ID:+f8e1Hzm
希「っ.....ああああああ!!」ジタ!バタ!
凛「希ちゃん、大丈夫だから!凛はもう大丈夫だから!!希ちゃん!!」ぎゅっ!!
にこ「にこは....どうしたら!」
希「っ...う.....うぅ....」
凛「希ちゃんは凛の仲間!ずっと一緒だって約束したよね!?」
希「....り...ち...ん..」
にこ「!お、大人しくなった!?」
凛「海未ちゃんに希ちゃん!それに凛!誰一人欠けちゃダメなの!!希ちゃんは凛のそばにいないとだめなの!!」
希「..............」
凛「lily whiteは皆、ずっと一緒なの!!!」
凛「希ちゃん、大丈夫だから!凛はもう大丈夫だから!!希ちゃん!!」ぎゅっ!!
にこ「にこは....どうしたら!」
希「っ...う.....うぅ....」
凛「希ちゃんは凛の仲間!ずっと一緒だって約束したよね!?」
希「....り...ち...ん..」
にこ「!お、大人しくなった!?」
凛「海未ちゃんに希ちゃん!それに凛!誰一人欠けちゃダメなの!!希ちゃんは凛のそばにいないとだめなの!!」
希「..............」
凛「lily whiteは皆、ずっと一緒なの!!!」
329: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 00:52:21.77 ID:+f8e1Hzm
希「....りん.....ちゃん....」
凛「希ちゃん!?」
希「....ごめ....ね....」スッ
ドサッ
凛「え?」
希「」
凛「.....希ちゃん?」
にこ「っ!!」ダッ
希「」
凛「の....希ちゃん!!!!!」
凛「希ちゃん!?」
希「....ごめ....ね....」スッ
ドサッ
凛「え?」
希「」
凛「.....希ちゃん?」
にこ「っ!!」ダッ
希「」
凛「の....希ちゃん!!!!!」
330: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:00:15.51 ID:+f8e1Hzm
凛「希ちゃん!!希ちゃん!!!」ユサユサ
にこ「..........」
凛「希ちゃん!!」
にこ「下手に刺激しないの!!悪化するかもしれないわ!」
凛「!っ...ぁ....」
にこ「息は.....」
希「........」
にこ「してるわね....とりあえず」
凛「..嫌だ...嫌だぁ!!!!!」ポロポロ
にこ「!落ち着きなさい!」
凛「!で、でもぉ!...だって!....」
にこ「あんたが落ち着かないと助かるものも助からないわ!!」
凛「っ!!」
にこ「..........」
凛「希ちゃん!!」
にこ「下手に刺激しないの!!悪化するかもしれないわ!」
凛「!っ...ぁ....」
にこ「息は.....」
希「........」
にこ「してるわね....とりあえず」
凛「..嫌だ...嫌だぁ!!!!!」ポロポロ
にこ「!落ち着きなさい!」
凛「!で、でもぉ!...だって!....」
にこ「あんたが落ち着かないと助かるものも助からないわ!!」
凛「っ!!」
331: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:02:09.73 ID:+f8e1Hzm
にこ「あの変な薬...解毒というか...それを抑える薬とかないの?」
凛「知らないよ!...知ってたらもうどうにかしてるよ!!」
にこ「そうよね....」
凛「だから希ちゃん、いつもこれは使えない...凛に絶対に間違っても飲まないようにって希ちゃんに言われてたもん!」
にこ「........」
凛「なんで凛に使うなって言ってた希ちゃんが使うの!!!」
希「..........」
「...lily whiteが一人減ったか...最低限の仕事は全うできたみたいだな」
凛「!」
にこ「っ....あんたねぇ....!!」
「はははは」
真姫「随分と立て込んでるみたいね」
にこ 凛「!!」
真姫「........」
にこ「真姫ちゃん?」
凛「知らないよ!...知ってたらもうどうにかしてるよ!!」
にこ「そうよね....」
凛「だから希ちゃん、いつもこれは使えない...凛に絶対に間違っても飲まないようにって希ちゃんに言われてたもん!」
にこ「........」
凛「なんで凛に使うなって言ってた希ちゃんが使うの!!!」
希「..........」
「...lily whiteが一人減ったか...最低限の仕事は全うできたみたいだな」
凛「!」
にこ「っ....あんたねぇ....!!」
「はははは」
真姫「随分と立て込んでるみたいね」
にこ 凛「!!」
真姫「........」
にこ「真姫ちゃん?」
332: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:05:11.86 ID:+f8e1Hzm
にこ「どうしてここに....それにそのアタッシュケースは」
真姫「にこちゃんは連絡が着かなくなる、そこの凛って子は怪我人なのに脱走はするし...そうなったらここに来るしかないでしょう」
希「.......」
真姫「!...今度はそっちが無理でもしたの?」
凛「希ちゃんが....希ちゃんが!!」
真姫「見ればわかるわよ、にこちゃん状況は?」
にこ「!えっと、希って子が変な薬を使って、副作用でこんな状態に...さっきまで意識はあったんだけど理性を失っていたわ」
真姫「理性を失っていた?」
にこ「えぇ、膨大な力を得る代わりに理性を失う薬を飲んだらしいの」
真姫「....その薬は、まだあるの?」
にこ「え?あぁ!...これにまだ少し入っているわ....」スッ
真姫「.....!これは....」
凛「っ....う......」グスッグスッ
真姫「.........」
真姫「にこちゃんは連絡が着かなくなる、そこの凛って子は怪我人なのに脱走はするし...そうなったらここに来るしかないでしょう」
希「.......」
真姫「!...今度はそっちが無理でもしたの?」
凛「希ちゃんが....希ちゃんが!!」
真姫「見ればわかるわよ、にこちゃん状況は?」
にこ「!えっと、希って子が変な薬を使って、副作用でこんな状態に...さっきまで意識はあったんだけど理性を失っていたわ」
真姫「理性を失っていた?」
にこ「えぇ、膨大な力を得る代わりに理性を失う薬を飲んだらしいの」
真姫「....その薬は、まだあるの?」
にこ「え?あぁ!...これにまだ少し入っているわ....」スッ
真姫「.....!これは....」
凛「っ....う......」グスッグスッ
真姫「.........」
333: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:08:52.82 ID:+f8e1Hzm
にこ「真姫ちゃん、その薬を知ってるの?」
真姫「まぁ...」
凛「え...」
真姫「でも、なんでこんなものが....」
凛「希ちゃん助かるの?ねぇ?」
真姫「貴方は人の前に自分のことを心配しなさい、傷口が開くわよ」
凛「でも!だって!!」
真姫「貴方は私の患者よ、まぁ、この天才真姫ちゃんに任せなさい」スッ
凛「!じゃあ!」
真姫「えぇ、私はこう見えて医者だからね...」
真姫「まぁ...」
凛「え...」
真姫「でも、なんでこんなものが....」
凛「希ちゃん助かるの?ねぇ?」
真姫「貴方は人の前に自分のことを心配しなさい、傷口が開くわよ」
凛「でも!だって!!」
真姫「貴方は私の患者よ、まぁ、この天才真姫ちゃんに任せなさい」スッ
凛「!じゃあ!」
真姫「えぇ、私はこう見えて医者だからね...」
334: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:10:43.10 ID:+f8e1Hzm
にこ「とりあえず、これだけ縛っておけばいいわね」
「...........」
凛「希ちゃん....」
にこ「大丈夫よ、あの真姫ちゃんが任せろって言ったんだから信じましょう」
凛「うん....」
にこ「さてと、あんたにも色々と聞かないとね」
「答える気はない」
にこ「へぇ...随分と強気ねぇ」
「.........」
にこ「まぁ、いいわ...真姫ちゃんが終わったらゆっくり聞いてあげる」
「...........」
凛「希ちゃん....」
にこ「大丈夫よ、あの真姫ちゃんが任せろって言ったんだから信じましょう」
凛「うん....」
にこ「さてと、あんたにも色々と聞かないとね」
「答える気はない」
にこ「へぇ...随分と強気ねぇ」
「.........」
にこ「まぁ、いいわ...真姫ちゃんが終わったらゆっくり聞いてあげる」
335: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:14:32.88 ID:+f8e1Hzm
真姫「.........」
凛「!」
にこ「真姫ちゃん、どうだった?」
真姫「私の記憶通り知ってる薬だったわ」
凛「じゃあ!」
真姫「えぇ、しばらくは体が上手く動かないかもしれないけど、命には別条はないわ、重い後遺症も残らないはずよ」
凛「よ、よかったぁ...うわああん!!」ポロポロ
真姫「本当に貴方は泣き虫みたいね」
凛「だって...だってぇ!」
真姫「まぁ、嬉し泣きなら....それにしても随分とレトロで特殊な薬を持っていたのね」
にこ「レトロで特殊?」
真姫「えぇ、あの薬は昔...ママから教えてもらったことがある薬なのよね」
にこ「昔?....それにママ?」
真姫「!...と、とにかく!!治療は完了よ!」
凛「!」
にこ「真姫ちゃん、どうだった?」
真姫「私の記憶通り知ってる薬だったわ」
凛「じゃあ!」
真姫「えぇ、しばらくは体が上手く動かないかもしれないけど、命には別条はないわ、重い後遺症も残らないはずよ」
凛「よ、よかったぁ...うわああん!!」ポロポロ
真姫「本当に貴方は泣き虫みたいね」
凛「だって...だってぇ!」
真姫「まぁ、嬉し泣きなら....それにしても随分とレトロで特殊な薬を持っていたのね」
にこ「レトロで特殊?」
真姫「えぇ、あの薬は昔...ママから教えてもらったことがある薬なのよね」
にこ「昔?....それにママ?」
真姫「!...と、とにかく!!治療は完了よ!」
336: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 01:18:44.81 ID:+f8e1Hzm
真姫「で?これの正体はわかったの?」
「........」
にこ「こいつ口を割らないっていうのよ」
真姫「ふ~ん...あ!そうそう、エリーと海未って子の方も敵とぶつかってるらしいわ」
にこ「なんですって!」
真姫「まぁ、向こうは大丈夫だとは思うけどね」
凛「海未ちゃんは絶対に負けないにゃ!」
真姫「この子の容態がもう少し落ち着いたら連絡をしてみましょう、向こうも戦闘中みたいだし」
にこ「にこが様子を見てきてもいいわよ」
真姫「いいわよ、下手したら邪魔になるかもしれないし」
にこ「...なぁ、それもそうか...」
希「........」
凛「希ちゃん......」
真姫「全く...手間のかかる患者が多いわね」
「........」
にこ「こいつ口を割らないっていうのよ」
真姫「ふ~ん...あ!そうそう、エリーと海未って子の方も敵とぶつかってるらしいわ」
にこ「なんですって!」
真姫「まぁ、向こうは大丈夫だとは思うけどね」
凛「海未ちゃんは絶対に負けないにゃ!」
真姫「この子の容態がもう少し落ち着いたら連絡をしてみましょう、向こうも戦闘中みたいだし」
にこ「にこが様子を見てきてもいいわよ」
真姫「いいわよ、下手したら邪魔になるかもしれないし」
にこ「...なぁ、それもそうか...」
希「........」
凛「希ちゃん......」
真姫「全く...手間のかかる患者が多いわね」
342: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:11:22.25 ID:+f8e1Hzm
~♪
海未「!」
あんじゅ「ふふ...電話がよく鳴るわね、どうぞ」
絵里「っ....取り込み中だってのに!もしもし!?」
真姫『エリー』
絵里「真姫、こっちは戦闘中なのよ!!」
真姫『わかってるわ、でも出れたじゃない」
絵里「...で?要件は?」
真姫『にこちゃんの方はケリが着いたってだけの話よ』
絵里「!そう...」
真姫『色々と終わったら応援に行くわ』
絵里「それはどうも」
海未「!」
あんじゅ「ふふ...電話がよく鳴るわね、どうぞ」
絵里「っ....取り込み中だってのに!もしもし!?」
真姫『エリー』
絵里「真姫、こっちは戦闘中なのよ!!」
真姫『わかってるわ、でも出れたじゃない」
絵里「...で?要件は?」
真姫『にこちゃんの方はケリが着いたってだけの話よ』
絵里「!そう...」
真姫『色々と終わったら応援に行くわ』
絵里「それはどうも」
343: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:14:58.41 ID:+f8e1Hzm
真姫『そっちは誰と戦ってるのよ』
絵里「A-RISEのあんじゅって名乗ってたわ」
真姫『A-RISE?』
絵里「えぇ、A-RISEって言ってるわ」
真姫『ふ~ん....』
絵里「こっちも速攻で終わらせるから、切るわよ!!」
真姫『はいはい、悪かったわよ』
絵里「........」ポチッ
あんじゅ「お話はおしまい?」
絵里「えぇ」
海未「電話の内容はなんだったのですか」
絵里「向こうはとりあえず終わったらしいわ」
海未「!そうですか...」
絵里「こっちも終わらせるわよ」
海未「はい」
絵里「A-RISEのあんじゅって名乗ってたわ」
真姫『A-RISE?』
絵里「えぇ、A-RISEって言ってるわ」
真姫『ふ~ん....』
絵里「こっちも速攻で終わらせるから、切るわよ!!」
真姫『はいはい、悪かったわよ』
絵里「........」ポチッ
あんじゅ「お話はおしまい?」
絵里「えぇ」
海未「電話の内容はなんだったのですか」
絵里「向こうはとりあえず終わったらしいわ」
海未「!そうですか...」
絵里「こっちも終わらせるわよ」
海未「はい」
344: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:18:59.53 ID:+f8e1Hzm
絵里「.........」スッ
バン!バン!!
あんじゅ「ふふ....」スッ
ガキン!ガキン!!
海未「てぇやあ!!」ブン!
あんじゅ「おっと」サッ
ガキン!!
海未「っ....」
絵里「あいつ、腕に何を仕込んでるのよ、もしくはあいつが着ている服の性能?」
海未「弾も刀も防ぐなんて...」
あんじゅ「もう終わり?」
バン!バン!!
あんじゅ「ふふ....」スッ
ガキン!ガキン!!
海未「てぇやあ!!」ブン!
あんじゅ「おっと」サッ
ガキン!!
海未「っ....」
絵里「あいつ、腕に何を仕込んでるのよ、もしくはあいつが着ている服の性能?」
海未「弾も刀も防ぐなんて...」
あんじゅ「もう終わり?」
345: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:29:22.93 ID:+f8e1Hzm
海未「まだです!!」
絵里「.........」
あんじゅ「そう来なくっちゃ」
海未「接近戦は私に任せてください、後方からの支援をお願いしてもいいですか」
絵里「構わないわ」
海未「ありがとうございます....」スッ
あんじゅ「いつでもどうぞ?」
海未「ふぅ.......」
海未(もっと...早く...もっと深く!)
海未「!.........」ダッ
絵里「.........」
あんじゅ「そう来なくっちゃ」
海未「接近戦は私に任せてください、後方からの支援をお願いしてもいいですか」
絵里「構わないわ」
海未「ありがとうございます....」スッ
あんじゅ「いつでもどうぞ?」
海未「ふぅ.......」
海未(もっと...早く...もっと深く!)
海未「!.........」ダッ
346: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:30:28.90 ID:+f8e1Hzm
絵里「.........」
ガキン!ガキン!!
絵里(...妙ね)
海未「つぇあ!!!」ブン
あんじゅ「えい」
ガキン!
絵里(相手の...あんじゅってやつの動きが読みづらい...)
あんじゅ「こっちよー」
海未「っく!!」
絵里(目の動きや体の動きに次の動きに対しての予備動作が見えない...これは一体....)
ガキン!ガキン!!
絵里(...妙ね)
海未「つぇあ!!!」ブン
あんじゅ「えい」
ガキン!
絵里(相手の...あんじゅってやつの動きが読みづらい...)
あんじゅ「こっちよー」
海未「っく!!」
絵里(目の動きや体の動きに次の動きに対しての予備動作が見えない...これは一体....)
347: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:35:26.58 ID:+f8e1Hzm
希「..っ....ぁ....」
凛「!」
真姫「どうやら意識が戻ったみたいね」
希「.....う、ち....」
凛「希ちゃん!」
真姫「まだ体が回復しきってないんだから無理はしないの、大人しくしてなさいい」
希「.....っと....」
凛「なに!?希ちゃん?なにか言いたいの?」
希「....いつ....ろぼ....」
真姫「?」
希「...じゃ...い...ろぼっ....」
にこ「.....ロボ?」
凛「!」
真姫「どうやら意識が戻ったみたいね」
希「.....う、ち....」
凛「希ちゃん!」
真姫「まだ体が回復しきってないんだから無理はしないの、大人しくしてなさいい」
希「.....っと....」
凛「なに!?希ちゃん?なにか言いたいの?」
希「....いつ....ろぼ....」
真姫「?」
希「...じゃ...い...ろぼっ....」
にこ「.....ロボ?」
348: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:36:47.14 ID:+f8e1Hzm
真姫「ロボット....」
にこ「!!」
「.........」
にこ「まさか....」
『修復開始』ゴキ!!バキ!!
『....修復完了』
にこ「あんたって」
「........」
凛「え?え?」
にこ「ロボットなの?」
「...........」
にこ「!!」
「.........」
にこ「まさか....」
『修復開始』ゴキ!!バキ!!
『....修復完了』
にこ「あんたって」
「........」
凛「え?え?」
にこ「ロボットなの?」
「...........」
349: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:41:55.46 ID:+f8e1Hzm
「答えるつもりはない」
にこ「そう...なら真姫ちゃんにバラしてもらうだけよ」
「.......」
にこ「真姫ちゃんは人や物をバラすのが得意だから」
真姫「その言い方やめて」
凛「でも、この人がロボット?にわかに信じがたいよ」
にこ「それはにこも一緒よ」
真姫「うーん.....」
にこ「ん?どうかしたの真姫ちゃん?」
真姫「ちょっと引っかかってることがあってね」
にこ「引っかかること?」
真姫「えぇ...あと、もう少しで思い出せそうなのよ」
にこ「そう...なら真姫ちゃんにバラしてもらうだけよ」
「.......」
にこ「真姫ちゃんは人や物をバラすのが得意だから」
真姫「その言い方やめて」
凛「でも、この人がロボット?にわかに信じがたいよ」
にこ「それはにこも一緒よ」
真姫「うーん.....」
にこ「ん?どうかしたの真姫ちゃん?」
真姫「ちょっと引っかかってることがあってね」
にこ「引っかかること?」
真姫「えぇ...あと、もう少しで思い出せそうなのよ」
350: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:43:22.45 ID:+f8e1Hzm
真姫「!!」
凛「ど、どうしたの!?」
真姫「思い出したわ...A-RISEってどっかで聞いたことがあるような気がしててね」
にこ「知ってるの?」
真姫「えぇ...でもなんで今更....」
凛「一人で納得しないで、凛達にも教えてよ!!」
真姫「!そうね...A-RISEっていうのは昔...この街にいた裏組織のグループの名前よ」
にこ「昔っていつの話よ」
真姫「聞いた話通りなら...20年以上前のことよ」
にこ「20年以上前?」
凛「凛、まだ生まれてないよ」
真姫「私だって」
にこ「じゃあ、そのグループが復活したってこと?」
真姫「そういうことみたいね」
凛「ど、どうしたの!?」
真姫「思い出したわ...A-RISEってどっかで聞いたことがあるような気がしててね」
にこ「知ってるの?」
真姫「えぇ...でもなんで今更....」
凛「一人で納得しないで、凛達にも教えてよ!!」
真姫「!そうね...A-RISEっていうのは昔...この街にいた裏組織のグループの名前よ」
にこ「昔っていつの話よ」
真姫「聞いた話通りなら...20年以上前のことよ」
にこ「20年以上前?」
凛「凛、まだ生まれてないよ」
真姫「私だって」
にこ「じゃあ、そのグループが復活したってこと?」
真姫「そういうことみたいね」
351: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:48:25.30 ID:+f8e1Hzm
カタカタ....
真姫「出てきたわ」
凛「本当だ...たしかに20年以上前みたいだね」
真姫「.....!!」
凛「待って!!これって....」
にこ「成程、色々とビンゴみたいね」
真姫「でもこれは...なんで?」
にこ「...あんた、本当に何者なのよ」
「...........」
真姫「...貴方は統堂英玲奈?それにしては見た目が若すぎるわ、この写真のままじゃない」
にこ「いや、ロボットってさっき言ってたじゃない」
真姫「ロボット...それにしてはまるで本物みたいじゃない」
凛「誰かが作ったんだよ、きっと」
真姫「..........」
真姫「出てきたわ」
凛「本当だ...たしかに20年以上前みたいだね」
真姫「.....!!」
凛「待って!!これって....」
にこ「成程、色々とビンゴみたいね」
真姫「でもこれは...なんで?」
にこ「...あんた、本当に何者なのよ」
「...........」
真姫「...貴方は統堂英玲奈?それにしては見た目が若すぎるわ、この写真のままじゃない」
にこ「いや、ロボットってさっき言ってたじゃない」
真姫「ロボット...それにしてはまるで本物みたいじゃない」
凛「誰かが作ったんだよ、きっと」
真姫「..........」
352: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:51:54.62 ID:+f8e1Hzm
カチッ...カチッ...
にこ「....なんの音?」
凛「!あっちから聞こえるよ」
「.........」
真姫「!まさか....」
にこ「!!自爆をする気!?」
凛「!!」
真姫「っ!急いで離れるわよ!!!」
凛「希ちゃん!!」
希「っ........」
にこ「あんた、大丈夫なの!?にこが背負っていくわよ」
凛「大丈夫!!凛が絶対に希ちゃんは連れていくから」
真姫「退避よ!!」ダッ
「...........」
ドーン!!!!!!!!
にこ「....なんの音?」
凛「!あっちから聞こえるよ」
「.........」
真姫「!まさか....」
にこ「!!自爆をする気!?」
凛「!!」
真姫「っ!急いで離れるわよ!!!」
凛「希ちゃん!!」
希「っ........」
にこ「あんた、大丈夫なの!?にこが背負っていくわよ」
凛「大丈夫!!凛が絶対に希ちゃんは連れていくから」
真姫「退避よ!!」ダッ
「...........」
ドーン!!!!!!!!
353: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:56:37.00 ID:+f8e1Hzm
ガコン!
にこ「全く...自爆するなんて」
真姫「近くに退避できる場所はあってよかったわ」
凛「希ちゃんも無事だよ」
にこ「それはいいとして....」
花陽 穂乃果「.........」
にこ「まだあんた達うろちょろしてたの?」
真姫「........」
花陽「真姫ちゃん、BiBiだったんだね」
真姫「えぇ」
花陽「花陽やことりちゃんを騙してたんだね....」
真姫「.........」
にこ「全く...自爆するなんて」
真姫「近くに退避できる場所はあってよかったわ」
凛「希ちゃんも無事だよ」
にこ「それはいいとして....」
花陽 穂乃果「.........」
にこ「まだあんた達うろちょろしてたの?」
真姫「........」
花陽「真姫ちゃん、BiBiだったんだね」
真姫「えぇ」
花陽「花陽やことりちゃんを騙してたんだね....」
真姫「.........」
354: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 22:59:46.97 ID:+f8e1Hzm
にこ「あんた、命の恩人に対して失礼じゃない?まずはお礼からなんじゃないの?」
花陽「......」
穂乃果「ごめんなさい!花陽ちゃん、ちょっと色々あって混乱してて」
花陽「なんで....」
真姫「.......」
花陽「なんで私達を騙してたの!!!」
真姫「騙してなんかいないわ、聞かれなかったら答えてなかっただけよ」
花陽「っ.....!!」
にこ「真姫、あんたも煽るような言い方をしない」
花陽「その声はにこちゃんだね...ってことは絵里ちゃんもか....」
穂乃果「....花陽ちゃん.....」
花陽「教会のシスターが皆、怪盗で皆を騙していたなんて!!どういうことなの!!」
花陽「......」
穂乃果「ごめんなさい!花陽ちゃん、ちょっと色々あって混乱してて」
花陽「なんで....」
真姫「.......」
花陽「なんで私達を騙してたの!!!」
真姫「騙してなんかいないわ、聞かれなかったら答えてなかっただけよ」
花陽「っ.....!!」
にこ「真姫、あんたも煽るような言い方をしない」
花陽「その声はにこちゃんだね...ってことは絵里ちゃんもか....」
穂乃果「....花陽ちゃん.....」
花陽「教会のシスターが皆、怪盗で皆を騙していたなんて!!どういうことなの!!」
355: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 23:04:55.00 ID:+f8e1Hzm
花陽「街ではあちこちで爆破とかが起きてて街中がパニックだよ」
にこ「........」
花陽「市長も...そしてことりちゃんも行方不明になっちゃうし....ねぇ!!」
真姫「なによ」
花陽「知ってるんでしょ!?なんでこんなことが起きてるのか!!」
にこ「あんたに話をしてどうするのよ」
花陽「っ..ちゃんと話してよ!!この騒動も真姫ちゃんやにこちゃん達のせいなんじゃないの!!」
穂乃果「花陽ちゃん!!!」
花陽「!!」
穂乃果「憶測で話すのはよくないよ」
花陽「っ.......でも後ろの人はlily whiteだよね」
凛「.........」
花陽「ちゃんと...説明....してよっ....」プルプル
にこ「........」
花陽「市長も...そしてことりちゃんも行方不明になっちゃうし....ねぇ!!」
真姫「なによ」
花陽「知ってるんでしょ!?なんでこんなことが起きてるのか!!」
にこ「あんたに話をしてどうするのよ」
花陽「っ..ちゃんと話してよ!!この騒動も真姫ちゃんやにこちゃん達のせいなんじゃないの!!」
穂乃果「花陽ちゃん!!!」
花陽「!!」
穂乃果「憶測で話すのはよくないよ」
花陽「っ.......でも後ろの人はlily whiteだよね」
凛「.........」
花陽「ちゃんと...説明....してよっ....」プルプル
356: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 23:13:44.52 ID:+f8e1Hzm
にこ「真姫ちゃんどうする?」
真姫「ここまで来たら言うしかないでしょ」
にこ「絵里にはなんて言うの」
真姫「電話をしてくるなって言ったのは向こうの方だし」
にこ「わかった、怒られる時は一緒よ」
真姫「.......」
にこ「返事しなさいよ」
真姫「説明はよろしく、私は希を看るわ」
にこ「あんたねぇ....」
花陽「........」
にこ「はぁ...じゃあ、話をしましょうか」
真姫「ここまで来たら言うしかないでしょ」
にこ「絵里にはなんて言うの」
真姫「電話をしてくるなって言ったのは向こうの方だし」
にこ「わかった、怒られる時は一緒よ」
真姫「.......」
にこ「返事しなさいよ」
真姫「説明はよろしく、私は希を看るわ」
にこ「あんたねぇ....」
花陽「........」
にこ「はぁ...じゃあ、話をしましょうか」
357: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/26(月) 23:16:37.40 ID:+f8e1Hzm
穂乃果「...市長がBiBiを雇っていたなんて」
にこ「えぇ、市長は表の世界、そして裏の世界でも街の為に尽くしていたのよ」
花陽「........」
にこ「結果、おそらく裏の世界の人間がしびれを切らして強硬手段に出た、そんなところかしら」
真姫「そしてこっちも襲われた...後ろの二人を見ればわかるでしょ」
凛「........」
にこ「敵のグループ名はA-RISEらしいわ、色々と謎が多いけどね」
穂乃果「!」
真姫「今のところ情報はそんなところかしら」
にこ「ちなみに絵里は他のA-RISEのメンバーと交戦中よ」
真姫「話は以上よ、こっちも忙しいからもういいかしら?」
花陽「...........」
にこ「えぇ、市長は表の世界、そして裏の世界でも街の為に尽くしていたのよ」
花陽「........」
にこ「結果、おそらく裏の世界の人間がしびれを切らして強硬手段に出た、そんなところかしら」
真姫「そしてこっちも襲われた...後ろの二人を見ればわかるでしょ」
凛「........」
にこ「敵のグループ名はA-RISEらしいわ、色々と謎が多いけどね」
穂乃果「!」
真姫「今のところ情報はそんなところかしら」
にこ「ちなみに絵里は他のA-RISEのメンバーと交戦中よ」
真姫「話は以上よ、こっちも忙しいからもういいかしら?」
花陽「...........」
364: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:05:58.60 ID:OPYrM30H
海未「はぁ...はぁ....」
あんじゅ「..........」
絵里「息一つ上がらないなんてやるわね」
あんじゅ「ありがとう」
海未「っく.....」
絵里「.........」スッ
あんじゅ「無駄よ」
絵里「やってみなければわからないわ」
バン!バン!!
あんじゅ「ふふふ」スッ
絵里「!」カチャ
バン!バン!!
あんじゅ「だから無駄よー」
ガキン!ガキン!!
絵里「.........」
あんじゅ「..........」
絵里「息一つ上がらないなんてやるわね」
あんじゅ「ありがとう」
海未「っく.....」
絵里「.........」スッ
あんじゅ「無駄よ」
絵里「やってみなければわからないわ」
バン!バン!!
あんじゅ「ふふふ」スッ
絵里「!」カチャ
バン!バン!!
あんじゅ「だから無駄よー」
ガキン!ガキン!!
絵里「.........」
365: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:08:09.47 ID:OPYrM30H
海未「また避けられて...防がれましたか」
絵里「.......」カチャン
あんじゅ「........」
絵里(なにか違和感があるわ....なんなの、この違和感は)
ドーン!!!
絵里 海未「!!」
あんじゅ「!この爆発は.....」
絵里「今の爆発はなに?」
海未「すごい爆発でしたね」
あんじゅ「........!!」
絵里「.......」カチャン
あんじゅ「........」
絵里(なにか違和感があるわ....なんなの、この違和感は)
ドーン!!!
絵里 海未「!!」
あんじゅ「!この爆発は.....」
絵里「今の爆発はなに?」
海未「すごい爆発でしたね」
あんじゅ「........!!」
366: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:09:16.41 ID:OPYrM30H
絵里「全く、この街はどうしちゃったっていうのよ」
あんじゅ「英玲奈....」
海未「?」
あんじゅ「っ.....よくも!!」
絵里「!雰囲気が急に変わった!?」
海未「今の爆発となにか関係があるのでしょうか!?」
絵里「さぁね?」
あんじゅ「また、お前たちはそうやって...!!」
海未「また?お前達?」
絵里「...なにか身に覚えは?」
海未「ないですよ、貴方の方こそあるんじゃないですか」
絵里「ないわよ」
あんじゅ「英玲奈....」
海未「?」
あんじゅ「っ.....よくも!!」
絵里「!雰囲気が急に変わった!?」
海未「今の爆発となにか関係があるのでしょうか!?」
絵里「さぁね?」
あんじゅ「また、お前たちはそうやって...!!」
海未「また?お前達?」
絵里「...なにか身に覚えは?」
海未「ないですよ、貴方の方こそあるんじゃないですか」
絵里「ないわよ」
367: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:13:04.97 ID:OPYrM30H
あんじゅ「ユルサナイ....」
絵里「許さないって私達がなにをしたっていうのよ」
あんじゅ「黙りなさい!!」ダッ
海未「!」
ガシッ
絵里「がっ.....」
あんじゅ「もう遊びの時間は終わりよ」ググッ
絵里「このっ....息ができないじゃない!」
あんじゅ「.........」ググッ
絵里「っ....あ....」
海未「はぁあああ!!!」ブン
あんじゅ「!」スッ
海未「.........」
あんじゅ「....っち」
絵里「許さないって私達がなにをしたっていうのよ」
あんじゅ「黙りなさい!!」ダッ
海未「!」
ガシッ
絵里「がっ.....」
あんじゅ「もう遊びの時間は終わりよ」ググッ
絵里「このっ....息ができないじゃない!」
あんじゅ「.........」ググッ
絵里「っ....あ....」
海未「はぁあああ!!!」ブン
あんじゅ「!」スッ
海未「.........」
あんじゅ「....っち」
368: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:17:29.49 ID:OPYrM30H
絵里「はぁ...はぁ....首がへし折れるかと思ったわ」
海未「大丈夫ですか?」
絵里「ありがとう...助かったわ」
海未「貴方達には凛を助けてくれた借りがありますからね」
絵里「...どうも」
海未「急に動きも雰囲気も変わりましたね」
絵里「そうね」
海未「どうします?」
絵里「一つ考えがあるんだけど聞いてくれるかしら?」
海未「考えですか?」
絵里「えぇ...試してみる価値はあると思うわ」
海未「状況が状況です、聞きましょう」
絵里「ねぇ、今日は『あれ』を持ってるのかしら?」
海未「?『あれ』ですか?」
絵里「えぇ、『あれ』よ」
海未「大丈夫ですか?」
絵里「ありがとう...助かったわ」
海未「貴方達には凛を助けてくれた借りがありますからね」
絵里「...どうも」
海未「急に動きも雰囲気も変わりましたね」
絵里「そうね」
海未「どうします?」
絵里「一つ考えがあるんだけど聞いてくれるかしら?」
海未「考えですか?」
絵里「えぇ...試してみる価値はあると思うわ」
海未「状況が状況です、聞きましょう」
絵里「ねぇ、今日は『あれ』を持ってるのかしら?」
海未「?『あれ』ですか?」
絵里「えぇ、『あれ』よ」
369: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:30:16.83 ID:OPYrM30H
絵里「........よ」コソコソ
海未「それなら一応、ありますが」
絵里「ならそれでいきましょう」
あんじゅ「なにをコソコソしているのよ!!」
絵里「なに、貴方を倒す算段よ」
海未「........」
あんじゅ「倒す?私を?」
絵里「えぇ」
あんじゅ「あは♪面白いことを言うのね」
海未「.........」
あんじゅ「...本当に人の気分を害してくれるわね!貴方たちは!」
海未「それなら一応、ありますが」
絵里「ならそれでいきましょう」
あんじゅ「なにをコソコソしているのよ!!」
絵里「なに、貴方を倒す算段よ」
海未「........」
あんじゅ「倒す?私を?」
絵里「えぇ」
あんじゅ「あは♪面白いことを言うのね」
海未「.........」
あんじゅ「...本当に人の気分を害してくれるわね!貴方たちは!」
370: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:31:07.88 ID:OPYrM30H
絵里「...........」スッ
あんじゅ「だから、無駄だって!!」
ガキン!ガキン!!
海未「てぇやぁ!!!」ブン!!
あんじゅ「本当に学習をしないわね!」
海未「それは...どうですかね?」バチッ
あんじゅ「!」
ガキン!!
海未「はっ!!」
ビリ!ビリビリ!!!
あんじゅ「っ!!!」
あんじゅ「だから、無駄だって!!」
ガキン!ガキン!!
海未「てぇやぁ!!!」ブン!!
あんじゅ「本当に学習をしないわね!」
海未「それは...どうですかね?」バチッ
あんじゅ「!」
ガキン!!
海未「はっ!!」
ビリ!ビリビリ!!!
あんじゅ「っ!!!」
371: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:35:21.45 ID:OPYrM30H
あんじゅ「っ...ごのっ!!」ブン!!
海未「....どうやら、効いたようですね」
あんじゅ「.........」プスプス
絵里「.........」
バン!!バン!!!
あんじゅ「.........」スッ
ガキン!ガキン!!!
絵里「弾は相変わらずダメみたいね」
あんじゅ「やってくれたわね....」
海未「防がれるなら!防がれてもダメージを与える攻撃をするまでです!」
海未「....どうやら、効いたようですね」
あんじゅ「.........」プスプス
絵里「.........」
バン!!バン!!!
あんじゅ「.........」スッ
ガキン!ガキン!!!
絵里「弾は相変わらずダメみたいね」
あんじゅ「やってくれたわね....」
海未「防がれるなら!防がれてもダメージを与える攻撃をするまでです!」
372: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:40:05.91 ID:OPYrM30H
あんじゅ「っ........」バチ...
絵里「..........」
海未「行きますよ!!」ダッ
あんじゅ「っ....調子にのらないで!!」サッ
海未「さすがに避けられますか」
絵里「........」スッ
あんじゅ「だからそれは無駄だって言ってるでしょ!鬱陶しいわね!」
バン!!バン!!!
あんじゅ「っ........」スッ
バチ!!バチバチ!!!
あんじゅ「なっ!?」
絵里「私だってそこまで馬鹿じゃないわよ」
あんじゅ「このっ.....」バチ...バチバチ...
絵里「..........」
海未「行きますよ!!」ダッ
あんじゅ「っ....調子にのらないで!!」サッ
海未「さすがに避けられますか」
絵里「........」スッ
あんじゅ「だからそれは無駄だって言ってるでしょ!鬱陶しいわね!」
バン!!バン!!!
あんじゅ「っ........」スッ
バチ!!バチバチ!!!
あんじゅ「なっ!?」
絵里「私だってそこまで馬鹿じゃないわよ」
あんじゅ「このっ.....」バチ...バチバチ...
373: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:44:33.35 ID:OPYrM30H
海未「あれは...帯電をしている?」
絵里「読みが当たったみたいね」
海未「読みですか?」
絵里「えぇ...あの子、多分...普通の人間じゃないわ」
海未「それはわかっています、並みの強さじゃないですし」
絵里「そうじゃないわ」
海未「え?」
絵里「おそらくはあの子はアンドロイドかもしくは体の一部が機械って可能性が高いってことよ」
海未「そ、そんな馬鹿な!!」
絵里「実際に電気を浴びてバチバチしてるじゃない、普通の人間はあんなことにはならないわ」
海未「たしかに...しかし!」
絵里「それにあの子の手...すごく冷たかったのよ」
絵里「読みが当たったみたいね」
海未「読みですか?」
絵里「えぇ...あの子、多分...普通の人間じゃないわ」
海未「それはわかっています、並みの強さじゃないですし」
絵里「そうじゃないわ」
海未「え?」
絵里「おそらくはあの子はアンドロイドかもしくは体の一部が機械って可能性が高いってことよ」
海未「そ、そんな馬鹿な!!」
絵里「実際に電気を浴びてバチバチしてるじゃない、普通の人間はあんなことにはならないわ」
海未「たしかに...しかし!」
絵里「それにあの子の手...すごく冷たかったのよ」
374: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:46:54.86 ID:OPYrM30H
あんじゅ「っ......」バチバチ
絵里「体全体が帯電をしている...やっぱり、アンドロイドみたいね」
あんじゅ「...........」
絵里「人間らしい動きじゃないと思ったらそういうことだったのね」
海未「あれが人間じゃない...見た目はどう見ても人間なのに」
絵里「人じゃないなら気兼ねなくできそうね」
海未「意外ですね、貴方でも気にするんですね」
絵里「当たり前じゃない、人をなんだと思ってるのよ」
海未「冷血非情な感じがしたので」
絵里「時と場合よ、そんなのは」
海未「...冷血非情なのは否定しないのですね」
絵里「体全体が帯電をしている...やっぱり、アンドロイドみたいね」
あんじゅ「...........」
絵里「人間らしい動きじゃないと思ったらそういうことだったのね」
海未「あれが人間じゃない...見た目はどう見ても人間なのに」
絵里「人じゃないなら気兼ねなくできそうね」
海未「意外ですね、貴方でも気にするんですね」
絵里「当たり前じゃない、人をなんだと思ってるのよ」
海未「冷血非情な感じがしたので」
絵里「時と場合よ、そんなのは」
海未「...冷血非情なのは否定しないのですね」
375: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:50:55.97 ID:OPYrM30H
絵里「..........」
バン!バン!!
あんじゅ「....っ!!...」ビリ!ビリ!!!
絵里「回路でもやられたのかしら?動きが遅くなってるわよ」
あんじゅ「っ........」
海未「..........!」スッ
あんじゅ「!し、しまっ!」
海未「出力最大!!」ブン!
バチ!!バチ!!!バチ!!!!!!!!
あんじゅ「でwfv7れhfv@qめ!!!!!」
海未「っ!」ビリ!
絵里「どうやら決まったみたいね」
バン!バン!!
あんじゅ「....っ!!...」ビリ!ビリ!!!
絵里「回路でもやられたのかしら?動きが遅くなってるわよ」
あんじゅ「っ........」
海未「..........!」スッ
あんじゅ「!し、しまっ!」
海未「出力最大!!」ブン!
バチ!!バチ!!!バチ!!!!!!!!
あんじゅ「でwfv7れhfv@qめ!!!!!」
海未「っ!」ビリ!
絵里「どうやら決まったみたいね」
376: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 00:57:30.39 ID:OPYrM30H
あんじゅ「」プスプス....
海未「これでどうです....」
あんじゅ「U....TX....ハ....」
海未「!」スッ
あんじゅ「....フ...メ....ツ」
バタン!!
あんじゅ「」
絵里「やった海未「フラグはやめてください」
絵里「...なら.....」スッ
バン!!
あんじゅ「」プスプス....
絵里「...うん、完全に動きを止めたみたいね」
海未「これでどうです....」
あんじゅ「U....TX....ハ....」
海未「!」スッ
あんじゅ「....フ...メ....ツ」
バタン!!
あんじゅ「」
絵里「やった海未「フラグはやめてください」
絵里「...なら.....」スッ
バン!!
あんじゅ「」プスプス....
絵里「...うん、完全に動きを止めたみたいね」
377: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 01:01:23.86 ID:OPYrM30H
絵里「わぁお....見てよ、これ」
海未「これは基盤ですね...ショートしてますが」
絵里「全く....すごいわね、こんなものが作れるなんて、初見だと完全に人間にしか見えないわね」
海未「そうですね、それよりさっき言ってた言葉が気になります」
絵里「UTXだっけ?」
海未「はい」
絵里「A-RISEにUTXか....」
海未「敵の組織の正体が少しずつですが、わかってきましたね」
絵里「そうね」
海未「これは基盤ですね...ショートしてますが」
絵里「全く....すごいわね、こんなものが作れるなんて、初見だと完全に人間にしか見えないわね」
海未「そうですね、それよりさっき言ってた言葉が気になります」
絵里「UTXだっけ?」
海未「はい」
絵里「A-RISEにUTXか....」
海未「敵の組織の正体が少しずつですが、わかってきましたね」
絵里「そうね」
378: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 01:06:09.16 ID:OPYrM30H
カチッ...カチッ
絵里「ん?なんの音かしら?」
あんじゅ「」カチッカチッ
海未「!まさか!!」
絵里「っ!!急いで離れるわよ!!バイクに急いで乗って!!」
海未「はい!!」
絵里「全く、映画みたいね!!」ブゥン!
海未「そんなことを言ってる場合ですか!?」
絵里「フルスロットルで行くわよ!!しっかり掴まってなさい!!」
海未「はい!!」
カチッ...カチッ...ピー!!!
ドーン!!!!!
絵里「ん?なんの音かしら?」
あんじゅ「」カチッカチッ
海未「!まさか!!」
絵里「っ!!急いで離れるわよ!!バイクに急いで乗って!!」
海未「はい!!」
絵里「全く、映画みたいね!!」ブゥン!
海未「そんなことを言ってる場合ですか!?」
絵里「フルスロットルで行くわよ!!しっかり掴まってなさい!!」
海未「はい!!」
カチッ...カチッ...ピー!!!
ドーン!!!!!
379: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 01:08:11.65 ID:OPYrM30H
真姫 にこ「!!」
凛「また爆発!?」
穂乃果「このままじゃ、街が跡形も無くなっちゃうよ!」
にこ「....もはや戦場ね」
ブゥン!!
真姫「!この音は....」
凛「なにか来る?」
キキッー!!!
真姫「相変わらず運転が荒いわね」
「でも早かったでしょ?」
にこ「遅いわよ」
「まるでジェットコースターみたいでした...」
凛「!その声は....」
絵里「はぁい♪皆、元気?」
海未「凛!希!大丈夫ですか!?」
凛「また爆発!?」
穂乃果「このままじゃ、街が跡形も無くなっちゃうよ!」
にこ「....もはや戦場ね」
ブゥン!!
真姫「!この音は....」
凛「なにか来る?」
キキッー!!!
真姫「相変わらず運転が荒いわね」
「でも早かったでしょ?」
にこ「遅いわよ」
「まるでジェットコースターみたいでした...」
凛「!その声は....」
絵里「はぁい♪皆、元気?」
海未「凛!希!大丈夫ですか!?」
384: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 23:53:34.91 ID:OPYrM30H
穂乃果「ほへー....広い」
花陽「.........」
絵里「まぁね」
にこ「.......」
真姫「ほら、あんた達はこっちに来なさい」
凛「希ちゃん、大丈夫?」
希「なん...とか....」
海未「希は私が運びます」
真姫「こっちよ」
海未「はい」
絵里「私達のアジトへようこそ」
花陽「.........」
絵里「まぁね」
にこ「.......」
真姫「ほら、あんた達はこっちに来なさい」
凛「希ちゃん、大丈夫?」
希「なん...とか....」
海未「希は私が運びます」
真姫「こっちよ」
海未「はい」
絵里「私達のアジトへようこそ」
385: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/28(水) 23:59:26.21 ID:OPYrM30H
にこ「なんでこいつらを連れてきたのよ」
絵里「見ちゃったんでしょ?聞いちゃったんでしょ?話しちゃったんでしょ?」
にこ「まぁ、そうだけど」
絵里「ならいいじゃない」
にこ「いいってそんな簡単に!」
絵里「まさか...こんな形でまた会うなんてね、びっくりよね」
穂乃果「あ!はい...」
花陽「.........」
絵里「うーん...花陽はご機嫌斜めみたいね」
穂乃果「あはは...」
にこ「っち!」
絵里「見ちゃったんでしょ?聞いちゃったんでしょ?話しちゃったんでしょ?」
にこ「まぁ、そうだけど」
絵里「ならいいじゃない」
にこ「いいってそんな簡単に!」
絵里「まさか...こんな形でまた会うなんてね、びっくりよね」
穂乃果「あ!はい...」
花陽「.........」
絵里「うーん...花陽はご機嫌斜めみたいね」
穂乃果「あはは...」
にこ「っち!」
386: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:03:59.49 ID:MfGKTNZy
絵里「もう...にこ怒らないでよ、先に喋ったりしたのはにこと真姫でしょ?」
にこ「.....」
絵里「それにこの二人がこれから狙わる可能性があるわ、守ってあげないと」
穂乃果「え」
にこ「は?」
絵里「私達と接触をして連中との戦いも見てしまっている...それに...」チラッ
花陽「.....」
絵里「ことりと親しい間柄でもある」
にこ「だから狙われるって?」
絵里「えぇ、あくまで推測だけどね」
にこ「.....」
絵里「それにこの二人がこれから狙わる可能性があるわ、守ってあげないと」
穂乃果「え」
にこ「は?」
絵里「私達と接触をして連中との戦いも見てしまっている...それに...」チラッ
花陽「.....」
絵里「ことりと親しい間柄でもある」
にこ「だから狙われるって?」
絵里「えぇ、あくまで推測だけどね」
387: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:09:04.38 ID:MfGKTNZy
絵里「じゃあ、皆、集まったわね」
真姫「なんで病室に集まるのよ」
絵里「病人の二人にも情報は共有しようと思ってね、聞くくらいなら大丈夫かしら?」
凛「凛は平気だよ」
希「うちも....なんとか」
真姫「はぁ...本当は少しでも安静にしていてほしいんだけど...言っても無駄か」
絵里「じゃあ、情報を整理しましょう!そっち側の情報はにこ、よろしく」
にこ「はいはい」
真姫「なんで病室に集まるのよ」
絵里「病人の二人にも情報は共有しようと思ってね、聞くくらいなら大丈夫かしら?」
凛「凛は平気だよ」
希「うちも....なんとか」
真姫「はぁ...本当は少しでも安静にしていてほしいんだけど...言っても無駄か」
絵里「じゃあ、情報を整理しましょう!そっち側の情報はにこ、よろしく」
にこ「はいはい」
388: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:12:23.96 ID:MfGKTNZy
にこ「まず敵のグループ名はA-RISE、私達を襲ってきたのは見た目はそのA-RISEの統堂英玲奈だったわ」
絵里「見た目は....ってことはもしかして」
にこ「えぇ、人間ではなかったわ、精巧なアンドロイドだったわ」
海未「こちらもそうでした、A-RISEのあんじゅと言ってました」
真姫「あんじゅ...もしかしてこんな顔だったかしら?」スッ
海未「そうです、瓜二つですね」
にこ「ということはそっちも」
絵里「えぇ、ロボット?アンドロイドだったわ」
絵里「見た目は....ってことはもしかして」
にこ「えぇ、人間ではなかったわ、精巧なアンドロイドだったわ」
海未「こちらもそうでした、A-RISEのあんじゅと言ってました」
真姫「あんじゅ...もしかしてこんな顔だったかしら?」スッ
海未「そうです、瓜二つですね」
にこ「ということはそっちも」
絵里「えぇ、ロボット?アンドロイドだったわ」
389: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:15:19.57 ID:MfGKTNZy
にこ「精巧なアンドロイド...一体誰がこんなものを」
真姫「データによるとA-RISEにはもう一人メンバーがいたみたいよ」
絵里「ってことはそいつが今回の黒幕なのかしら?」
真姫「名前は綺羅ツバサ、A-RISEのリーダーよ」スッ
凛「このリーダー...強そうな顔をしてるにゃ」
絵里「でもこの人達が暗躍していたのは20年以上も前の話でしょ?なんで今更」
真姫「知らないわよ、この街に帰ってきたんじゃないの?」
海未「成程、それで自分の元いた街で好き勝手やっている連中が目障りになって行動を開始した」
にこ「その可能性は高いわね」
真姫「データによるとA-RISEにはもう一人メンバーがいたみたいよ」
絵里「ってことはそいつが今回の黒幕なのかしら?」
真姫「名前は綺羅ツバサ、A-RISEのリーダーよ」スッ
凛「このリーダー...強そうな顔をしてるにゃ」
絵里「でもこの人達が暗躍していたのは20年以上も前の話でしょ?なんで今更」
真姫「知らないわよ、この街に帰ってきたんじゃないの?」
海未「成程、それで自分の元いた街で好き勝手やっている連中が目障りになって行動を開始した」
にこ「その可能性は高いわね」
390: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:18:20.71 ID:MfGKTNZy
絵里「そうだ...あんじゅってやつが爆発する前にこんなことを言っていたわ」
にこ「どんなことよ」
絵里「UTX」
凛「UTX?」
絵里「えぇ、UTXは不滅ってね」
にこ「不滅ねぇ....」
真姫「..........」
絵里「真姫?」
真姫「UTX.....」
にこ「どんなことよ」
絵里「UTX」
凛「UTX?」
絵里「えぇ、UTXは不滅ってね」
にこ「不滅ねぇ....」
真姫「..........」
絵里「真姫?」
真姫「UTX.....」
391: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:22:59.27 ID:MfGKTNZy
にこ「真姫ちゃん、なにか思い当たることがあるの?」
真姫「えぇ....」
絵里「多分、私の読みだとA-RISEに関係する組織とかの名前だと思うんだけど」
真姫「UTX...UTX....」
海未「..........」
真姫「!」スッ
絵里「!なにか思い出したの!?」
真姫「!!」ダッ
絵里「あ!ちょっと!!」
にこ「どこ行くの!?真姫ちゃん!!」
真姫「えぇ....」
絵里「多分、私の読みだとA-RISEに関係する組織とかの名前だと思うんだけど」
真姫「UTX...UTX....」
海未「..........」
真姫「!」スッ
絵里「!なにか思い出したの!?」
真姫「!!」ダッ
絵里「あ!ちょっと!!」
にこ「どこ行くの!?真姫ちゃん!!」
392: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:26:54.33 ID:MfGKTNZy
海未「すごい勢いで出ていきましたね」
凛「海未ちゃん、凛達には気にしないで行ってきていいよ」
希「うん....」
海未「希...凛...」
凛「ほら!!さっさと行くにゃ!」
海未「はい!」
穂乃果「穂乃果達も行ってみよう!」
花陽「........」
穂乃果「ほら!行くよ!!」グイッ!
花陽「.......」
凛「海未ちゃん、凛達には気にしないで行ってきていいよ」
希「うん....」
海未「希...凛...」
凛「ほら!!さっさと行くにゃ!」
海未「はい!」
穂乃果「穂乃果達も行ってみよう!」
花陽「........」
穂乃果「ほら!行くよ!!」グイッ!
花陽「.......」
393: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:31:11.61 ID:MfGKTNZy
ガサゴソ...ガサゴソ...
真姫「えっと...たしか、この辺に」
絵里「真姫、どうしたのよ、いきなり飛び出して」
穂乃果「何かを探してる?」
真姫「....あった!」
海未「なにがあったんですか?」
真姫「UTX...どこかで見たことがあると思ったら...親の手記で見たことがあったのよ」
にこ「真姫ちゃんの親御さん?」
絵里「親の手記を読むなんて...真姫も中々ね」
真姫「親から...主に母親から自分の経験を私に生かしたいって言って読むように言われていたのよ」
にこ「どんな親よ」
真姫「えっと...たしか、この辺に」
絵里「真姫、どうしたのよ、いきなり飛び出して」
穂乃果「何かを探してる?」
真姫「....あった!」
海未「なにがあったんですか?」
真姫「UTX...どこかで見たことがあると思ったら...親の手記で見たことがあったのよ」
にこ「真姫ちゃんの親御さん?」
絵里「親の手記を読むなんて...真姫も中々ね」
真姫「親から...主に母親から自分の経験を私に生かしたいって言って読むように言われていたのよ」
にこ「どんな親よ」
394: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:36:47.39 ID:MfGKTNZy
真姫「うちの母親は理事長...市長や色んなメンバーとこの街で活動していたのよ」
絵里「へー...」
真姫「丁度活動していたのも二十年くらい前だから....今回の連中のヒントもあるかもしれないって思ってね」
パサッ...
海未「なにか落ちましたよ」
真姫「あぁ...それはその親が組んでいたグループの写真よ、まぁ、理事長以外は知らない人なんだけどね」
海未「そうですか....!!」
絵里「どうしたの?」
海未「な、何故?」
絵里「この写真がどうかしたの?....!!!」
海未「これは一体....」
絵里「へー...」
真姫「丁度活動していたのも二十年くらい前だから....今回の連中のヒントもあるかもしれないって思ってね」
パサッ...
海未「なにか落ちましたよ」
真姫「あぁ...それはその親が組んでいたグループの写真よ、まぁ、理事長以外は知らない人なんだけどね」
海未「そうですか....!!」
絵里「どうしたの?」
海未「な、何故?」
絵里「この写真がどうかしたの?....!!!」
海未「これは一体....」
395: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:41:54.65 ID:MfGKTNZy
にこ「どうしたのよ、あんた達写真を見るなり固まって」
海未「み、見間違い?でしょうか?」
にこ「ん?....!!!」
絵里「もしかして...にこも?」
にこ「なんで....」
真姫「..にこちゃん?エリーも海未もどうしたのよ」
「なんで親が映っているのよ『ですか!』
真姫「!!」ビクッ!
にこ 海未 絵里「...え?」
海未「み、見間違い?でしょうか?」
にこ「ん?....!!!」
絵里「もしかして...にこも?」
にこ「なんで....」
真姫「..にこちゃん?エリーも海未もどうしたのよ」
「なんで親が映っているのよ『ですか!』
真姫「!!」ビクッ!
にこ 海未 絵里「...え?」
396: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:43:41.30 ID:MfGKTNZy
にこ「もしかしてあんた達も?」
絵里「そういうにこも?」
海未「ことごとく母親が写っているなんて...なんて偶然なんですか」
絵里「というか真姫とことりの親も写っているから...5人の親が全員写っているわよ」
真姫「まさか...残ってる4人も....」
絵里「リポーターさん!」
穂乃果「は、はい!!」
絵里「この写真の誰かに見覚えはある?」
穂乃果「え?.....え?あれ?なんで?」
にこ「この反応は....」
穂乃果「なんでお母さん写ってるの!?というか若っ!!」
にこ「やっぱり....」
絵里「そういうにこも?」
海未「ことごとく母親が写っているなんて...なんて偶然なんですか」
絵里「というか真姫とことりの親も写っているから...5人の親が全員写っているわよ」
真姫「まさか...残ってる4人も....」
絵里「リポーターさん!」
穂乃果「は、はい!!」
絵里「この写真の誰かに見覚えはある?」
穂乃果「え?.....え?あれ?なんで?」
にこ「この反応は....」
穂乃果「なんでお母さん写ってるの!?というか若っ!!」
にこ「やっぱり....」
397: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:48:47.80 ID:MfGKTNZy
凛「これ凛のお母さんだよ!!」
希「うち、お母さんの若い頃の写真をこんなところで見るなんて」
絵里「これは一体....ってことは残りの一人も」チラッ
花陽「........」
穂乃果「うん、これは花陽ちゃんのお母さんだよ」
にこ「なんで真姫ちゃんのアジトに全員の母親達の集合写真があるのよ!」
真姫「答えは簡単よ、もうわかってるはずよ」
海未「...そんな偶然が起こるものなんですね」
真姫「私達は全員、繋がっていないように見えて実は繋がっていたのよ」
希「うち、お母さんの若い頃の写真をこんなところで見るなんて」
絵里「これは一体....ってことは残りの一人も」チラッ
花陽「........」
穂乃果「うん、これは花陽ちゃんのお母さんだよ」
にこ「なんで真姫ちゃんのアジトに全員の母親達の集合写真があるのよ!」
真姫「答えは簡単よ、もうわかってるはずよ」
海未「...そんな偶然が起こるものなんですね」
真姫「私達は全員、繋がっていないように見えて実は繋がっていたのよ」
398: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 00:53:22.99 ID:MfGKTNZy
絵里「そして写真の裏にはμ’sって書いてあるわね」
にこ「このグループの名前かしら?」
真姫「そして手記によるとμ’sはUTXと争っていたって書いてあったわ」
海未「成程、だから私達を狙ってきたんですね」
穂乃果「復讐ってこと?」
にこ「おそらくは.....」
真姫「そして争っていた原因は....」
バチッ!
『はーい、音ノ木坂の皆さん』
にこ「!!」
海未「TVが勝手に!?」
『A-RISEの綺羅ツバサよ』
絵里「.........」
にこ「このグループの名前かしら?」
真姫「そして手記によるとμ’sはUTXと争っていたって書いてあったわ」
海未「成程、だから私達を狙ってきたんですね」
穂乃果「復讐ってこと?」
にこ「おそらくは.....」
真姫「そして争っていた原因は....」
バチッ!
『はーい、音ノ木坂の皆さん』
にこ「!!」
海未「TVが勝手に!?」
『A-RISEの綺羅ツバサよ』
絵里「.........」
405: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 23:45:41.59 ID:MfGKTNZy
海未「これは....」
真姫「電波をジャックしたってこと?」
にこ「随分と手の込んだことをするわね」
『今日は音ノ木坂の皆さんにお知らせがあります』
凛「お知らせ?」
絵里「いい知らせではないことはたしかね」
穂乃果「........」
『私達はこの街をリセットします』
凛「リセット?」
真姫「電波をジャックしたってこと?」
にこ「随分と手の込んだことをするわね」
『今日は音ノ木坂の皆さんにお知らせがあります』
凛「お知らせ?」
絵里「いい知らせではないことはたしかね」
穂乃果「........」
『私達はこの街をリセットします』
凛「リセット?」
406: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 23:53:46.91 ID:MfGKTNZy
『今、この街に住んでいる方たちはご存じではないかもしれませんが...かつてこの街は私達が支配してました』
海未「........」
『その間に違う連中が好き勝手やってくれていたみたいだけど...もう、それは終わり』
『これからは再び私達がこの街の支配者に返り咲くわ』
にこ「勝手なことを...」
『抵抗をしないで、私達の支配を受けるって言うなら命は保証してあげるわ』
絵里「じゃあ、従わない場合は?」
『従わない人間は粛清よ、逃げてもいいわよ?逃げれるならね』パチンッ
ザッ!
『『『...........』』』
『この人数を見てそう思えるならね』
海未「........」
『その間に違う連中が好き勝手やってくれていたみたいだけど...もう、それは終わり』
『これからは再び私達がこの街の支配者に返り咲くわ』
にこ「勝手なことを...」
『抵抗をしないで、私達の支配を受けるって言うなら命は保証してあげるわ』
絵里「じゃあ、従わない場合は?」
『従わない人間は粛清よ、逃げてもいいわよ?逃げれるならね』パチンッ
ザッ!
『『『...........』』』
『この人数を見てそう思えるならね』
407: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/29(木) 23:54:45.03 ID:MfGKTNZy
穂乃果「すごい...いっぱいいるよ」
海未「あれも機械なんでしょうか?」
にこ「多分ね、人相が二十年前と変わってないわ」
絵里「綺羅ツバサもロボット...機械の反乱ってことなのかしら?」
真姫「それはないでしょ、確実にこいつらを操っている奴がいるはずよ」
凛「でも一体誰が....」
にこ「それがわかれば苦労しないわよ」
『そうだ....いいものを見せてあげるわ』
海未「いいもの?」
パチンッ
「「!!!!!!!!」」
『ふふふ....』
海未「あれも機械なんでしょうか?」
にこ「多分ね、人相が二十年前と変わってないわ」
絵里「綺羅ツバサもロボット...機械の反乱ってことなのかしら?」
真姫「それはないでしょ、確実にこいつらを操っている奴がいるはずよ」
凛「でも一体誰が....」
にこ「それがわかれば苦労しないわよ」
『そうだ....いいものを見せてあげるわ』
海未「いいもの?」
パチンッ
「「!!!!!!!!」」
『ふふふ....』
408: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:00:50.71 ID:GibvNTb2
にこ「あれは.....」
真姫「厄介ね....」
絵里「いい趣味をしてるわ...本当に」
穂乃果「こ.....」
花陽「ことりちゃん!!!!」
ことり『』
ツバサ『ふふふ...誰かわかる?わかるわよね?』
海未「っ.......!!」
ツバサ『まぁ、人質っていったところかしら?』
真姫「厄介ね....」
絵里「いい趣味をしてるわ...本当に」
穂乃果「こ.....」
花陽「ことりちゃん!!!!」
ことり『』
ツバサ『ふふふ...誰かわかる?わかるわよね?』
海未「っ.......!!」
ツバサ『まぁ、人質っていったところかしら?』
409: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:04:40.68 ID:GibvNTb2
ツバサ『さぁ、TVの前の皆さんに問題です』
絵里「.........」
ツバサ『私達に逆らったらこの子はどうなっちゃうでしょうか?』
海未「っ!!この!!!」
ツバサ『ちなみにこの子の母親は私達に逆らったので消してあげたわ』
真姫「!!」
ツバサ『この子も母親と同じ運命を辿るのかしらね?』
凛「卑怯にゃ!!人質なんて!!」
ツバサ『この子を返してほしければ、交換よ』
絵里「交換?」
絵里「.........」
ツバサ『私達に逆らったらこの子はどうなっちゃうでしょうか?』
海未「っ!!この!!!」
ツバサ『ちなみにこの子の母親は私達に逆らったので消してあげたわ』
真姫「!!」
ツバサ『この子も母親と同じ運命を辿るのかしらね?』
凛「卑怯にゃ!!人質なんて!!」
ツバサ『この子を返してほしければ、交換よ』
絵里「交換?」
410: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:08:36.64 ID:GibvNTb2
ツバサ『私達のお宝を探して持って来てほしいのよね』
にこ「........」
ツバサ『ダイヤモンドプリンセスとラブノベルス、この二つよ』
真姫「...成程、そういうことだったのね」
ツバサ『音ノ木坂ビルまで持ってきなさい、そこで交換よ』
絵里「........」
ツバサ『時間は今から24時間以内、いい答えを待ってるわ』
海未「24時間以内....」
ツバサ『それじゃあ、また、会いましょう』
バチン!
にこ「........」
ツバサ『ダイヤモンドプリンセスとラブノベルス、この二つよ』
真姫「...成程、そういうことだったのね」
ツバサ『音ノ木坂ビルまで持ってきなさい、そこで交換よ』
絵里「........」
ツバサ『時間は今から24時間以内、いい答えを待ってるわ』
海未「24時間以内....」
ツバサ『それじゃあ、また、会いましょう』
バチン!
411: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:15:19.69 ID:GibvNTb2
凛「なんなのあいつ!!」
花陽「ことりちゃん.....」
にこ「どうするの?」
海未「どうするって!助けるに決まってるじゃないですか!!」
にこ「な、なんであんたがそんなにムキになってるのよ」
海未「そ、それは...ひ、卑怯なのが嫌いなんです!!」
希「本当~?」ニヤニヤ
凛「本当に~?」ニヤニヤ
海未「貴方達.....」
希「!!」
凛「病人には優しくしてほしいにゃ!!」
花陽「ことりちゃん.....」
にこ「どうするの?」
海未「どうするって!助けるに決まってるじゃないですか!!」
にこ「な、なんであんたがそんなにムキになってるのよ」
海未「そ、それは...ひ、卑怯なのが嫌いなんです!!」
希「本当~?」ニヤニヤ
凛「本当に~?」ニヤニヤ
海未「貴方達.....」
希「!!」
凛「病人には優しくしてほしいにゃ!!」
412: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:16:34.88 ID:GibvNTb2
絵里「真姫」
真姫「なに?エリー?」
絵里「なんで相手はダイヤモンドプリンセスとラブノベルスを要求してきたのかしら?」
真姫「敵の元々の所有物だってっていうのもあるけど...」
絵里「あるけど?」
真姫「伝説というか....都市伝説みたいものがあるのよ、信じてはいなかったけど状況は状況なだけに気になって...」
絵里「伝説?」
花陽「...聞いたことがあります、私も」
穂乃果「花陽ちゃんも知ってるの?」
花陽「うん、伊達に街で探偵はしてないから」
にこ「...探偵って関係ある?」
真姫「なに?エリー?」
絵里「なんで相手はダイヤモンドプリンセスとラブノベルスを要求してきたのかしら?」
真姫「敵の元々の所有物だってっていうのもあるけど...」
絵里「あるけど?」
真姫「伝説というか....都市伝説みたいものがあるのよ、信じてはいなかったけど状況は状況なだけに気になって...」
絵里「伝説?」
花陽「...聞いたことがあります、私も」
穂乃果「花陽ちゃんも知ってるの?」
花陽「うん、伊達に街で探偵はしてないから」
にこ「...探偵って関係ある?」
413: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:22:28.01 ID:GibvNTb2
花陽「いつからある話なのかはわからないんだけど、未知なる力を秘めた宝が9つあるって言われていてね」
穂乃果「未知なる力....」
花陽「うん、9つの宝を揃えて封印を解くと絶対的な力を得るって言われているの」
海未「絶対的な力ですか」
花陽「真実かはわからないけど、時間を巻き戻したり天候を操れたりなんでもできるようになるって言われてるの」
にこ「まるで神様ね」
花陽「その力は封印を解いた時に現れるリングを嵌めると得られるって話」
穂乃果「リング?」
花陽「そのリングの名称は『MOMENTRING』」
穂乃果「未知なる力....」
花陽「うん、9つの宝を揃えて封印を解くと絶対的な力を得るって言われているの」
海未「絶対的な力ですか」
花陽「真実かはわからないけど、時間を巻き戻したり天候を操れたりなんでもできるようになるって言われてるの」
にこ「まるで神様ね」
花陽「その力は封印を解いた時に現れるリングを嵌めると得られるって話」
穂乃果「リング?」
花陽「そのリングの名称は『MOMENTRING』」
414: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:26:21.24 ID:GibvNTb2
真姫「話を整理するとそのMOMENTRINGを連中は手に入れようとしているってことね」
にこ「この街を...いえ、世界でも支配する気かしら?」
絵里「可能性は高いわね、その残りのお宝をことりと交換しようとしている」
にこ「どうするの?絵里?」
海未「もちろん!助けます!!」
にこ「いや、あんたには聞いてないんだけど」
海未「人質を取るような相手は許せませんし!人質の方を助けないと!」
穂乃果「絵里...さん!!」
絵里「なに?」
穂乃果「ことりちゃんを...助けてください!!」
にこ「この街を...いえ、世界でも支配する気かしら?」
絵里「可能性は高いわね、その残りのお宝をことりと交換しようとしている」
にこ「どうするの?絵里?」
海未「もちろん!助けます!!」
にこ「いや、あんたには聞いてないんだけど」
海未「人質を取るような相手は許せませんし!人質の方を助けないと!」
穂乃果「絵里...さん!!」
絵里「なに?」
穂乃果「ことりちゃんを...助けてください!!」
415: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:32:02.23 ID:GibvNTb2
穂乃果「穂乃果がお願いできる立場じゃないかもしれないけど...ことりちゃんを助けてください!」
花陽「...貴方達にはあんまりお願いはしたくないけど...花陽もお願いします、ことりちゃんを!助けて」
凛「凛は海未ちゃんに従うよ」
希「うちも」
海未「希...凛....」
にこ「にこは警察に借りを作るのありだと思うわ」
真姫「エリーは?私はエリーに従うわ」
絵里「聞かれるまでもないわ、理事長の娘よ....助けるわよ!」
真姫「了解」
絵里「さぁ...反撃開始といこうじゃない!」
花陽「...貴方達にはあんまりお願いはしたくないけど...花陽もお願いします、ことりちゃんを!助けて」
凛「凛は海未ちゃんに従うよ」
希「うちも」
海未「希...凛....」
にこ「にこは警察に借りを作るのありだと思うわ」
真姫「エリーは?私はエリーに従うわ」
絵里「聞かれるまでもないわ、理事長の娘よ....助けるわよ!」
真姫「了解」
絵里「さぁ...反撃開始といこうじゃない!」
416: 名無しで叶える物語(笑) 2018/11/30(金) 00:33:58.14 ID:GibvNTb2
音ノ木坂の秘宝、MOMENTRINGを巡る戦い
音ノ木坂を支配する為に復活を果たしたA-RISE
そんな圧倒的な戦力を持つA-RISEの前に仲間や日常を取り戻す為にBiBiやlily white...新たなμ’s達が立ちはだかる!
音ノ木坂を支配する為に復活を果たしたA-RISE
そんな圧倒的な戦力を持つA-RISEの前に仲間や日常を取り戻す為にBiBiやlily white...新たなμ’s達が立ちはだかる!
423: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:27:22.38 ID:tWZznv42
ことり「」
ツバサ「あと2時間でタイムリミットね....そろそろ動く頃かしら?」
『速報です!!BiBiが現れました!!』
ツバサ「!...ついに動いたようね」
『なにやら...拡声器のようなものを持っています』
絵里『A-RISEの綺羅ツバサ、聞いているかしら』
ツバサ「........」
絵里『ここにお宝は用意したわ』スッ
ツバサ「...たしかにあれはダイヤモンドプリンセス」
絵里『でも、これを譲る気はないわ』
ツバサ「.......は?」
ツバサ「あと2時間でタイムリミットね....そろそろ動く頃かしら?」
『速報です!!BiBiが現れました!!』
ツバサ「!...ついに動いたようね」
『なにやら...拡声器のようなものを持っています』
絵里『A-RISEの綺羅ツバサ、聞いているかしら』
ツバサ「........」
絵里『ここにお宝は用意したわ』スッ
ツバサ「...たしかにあれはダイヤモンドプリンセス」
絵里『でも、これを譲る気はないわ』
ツバサ「.......は?」
424: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:34:47.89 ID:tWZznv42
絵里『警察のことりだっけ?いつもいつも邪魔をしてきて面倒だったし、ちょうどいいわ』
ツバサ「........」
絵里『私達はこの街にこがわる理由はないわ、面倒なら違う場所に行くだけよ』
ツバサ「........」スッ
絵里『という訳でさようなら~』
『ちょっと待ってください!!この街はどうなるんですか!!』
絵里『知らないわよ、そんなの』
『そんな無責任な!!』
絵里『私達には関係ない話よ』
『なっ!待ってくださいよ!!』
絵里『バイバーイ』
ツバサ「........」
絵里『私達はこの街にこがわる理由はないわ、面倒なら違う場所に行くだけよ』
ツバサ「........」スッ
絵里『という訳でさようなら~』
『ちょっと待ってください!!この街はどうなるんですか!!』
絵里『知らないわよ、そんなの』
『そんな無責任な!!』
絵里『私達には関係ない話よ』
『なっ!待ってくださいよ!!』
絵里『バイバーイ』
425: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:41:37.41 ID:tWZznv42
ツバサ「場所は」
「おそらくこの辺りね」
ツバサ「一部の部隊を除いて、この地点に向かいなさい!!」
「「........」」
ツバサ「絶対に逃がさない、お宝を回収するのよ」
「「..........」」ダッ
「貴方も行くの?」
ツバサ「えぇ、すぐに戻ってくるわ」
「....わかったわ」
ツバサ「..........」
「おそらくこの辺りね」
ツバサ「一部の部隊を除いて、この地点に向かいなさい!!」
「「........」」
ツバサ「絶対に逃がさない、お宝を回収するのよ」
「「..........」」ダッ
「貴方も行くの?」
ツバサ「えぇ、すぐに戻ってくるわ」
「....わかったわ」
ツバサ「..........」
426: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:42:11.39 ID:tWZznv42
「..........」
「うわっ....」
「どうしたの?」
「これを見て」スッ
「んー?....うわー」
「でしょ?」
「いっぱい、こっちに向かってきてるね」
「準備はいい?」
「OKだよ」
「そっちは?」
「いつでも大丈夫」
「うわっ....」
「どうしたの?」
「これを見て」スッ
「んー?....うわー」
「でしょ?」
「いっぱい、こっちに向かってきてるね」
「準備はいい?」
「OKだよ」
「そっちは?」
「いつでも大丈夫」
427: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:48:36.11 ID:tWZznv42
絵里「.....来たわね.....」
ツバサ「..........」
絵里「まさか貴方がわざわざ来るなんてね」
ツバサ「お宝は返してもらうわよ」
絵里「お宝ねぇ.....」
ツバサ「このビルの周辺は完全に包囲したわ、大人しくお宝を渡しなさい」
絵里「........」
ツバサ「抵抗をするなら容赦しないわ、さぁ、屋上から降りてきなさい」
絵里「うーん......」
ツバサ「.......」
ツバサ「..........」
絵里「まさか貴方がわざわざ来るなんてね」
ツバサ「お宝は返してもらうわよ」
絵里「お宝ねぇ.....」
ツバサ「このビルの周辺は完全に包囲したわ、大人しくお宝を渡しなさい」
絵里「........」
ツバサ「抵抗をするなら容赦しないわ、さぁ、屋上から降りてきなさい」
絵里「うーん......」
ツバサ「.......」
428: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:52:28.36 ID:tWZznv42
絵里「貴方もロボットなのかしら?」
ツバサ「答える気はないわ」
絵里「そう....」
ツバサ「貴方とダラダラとお喋りをする気はないわ」
絵里「残念ね」
ツバサ「早く降りてきなさい」
絵里「.......」スッ
ツバサ「あれは、ダイヤモンドプリンセス」
絵里「あげーない♪」
ツバサ「.....は?」
ツバサ「答える気はないわ」
絵里「そう....」
ツバサ「貴方とダラダラとお喋りをする気はないわ」
絵里「残念ね」
ツバサ「早く降りてきなさい」
絵里「.......」スッ
ツバサ「あれは、ダイヤモンドプリンセス」
絵里「あげーない♪」
ツバサ「.....は?」
429: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 01:56:20.36 ID:tWZznv42
絵里「ふふふ....」
ツバサ「貴方、あの子やこの街がどうなってもいいの?」
絵里「ねぇ、貴方は小さい頃に何をして遊んだかしら?」
ツバサ「何を言ってるの、貴方」
バサッ!!
ツバサ「!」
絵里「私は...鬼ごっことかよくやっていたわ」
ツバサ「ハングライダー....まさか....」
絵里「さぁ、貴方は私を捕まえられるでしょうか?」
ツバサ「貴方、あの子やこの街がどうなってもいいの?」
絵里「ねぇ、貴方は小さい頃に何をして遊んだかしら?」
ツバサ「何を言ってるの、貴方」
バサッ!!
ツバサ「!」
絵里「私は...鬼ごっことかよくやっていたわ」
ツバサ「ハングライダー....まさか....」
絵里「さぁ、貴方は私を捕まえられるでしょうか?」
430: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 02:03:19.35 ID:tWZznv42
ビュン!!
絵里「バイバイ♪鬼さん」
ツバサ「っ!!追いなさい!!捕まえるのよ!!」
絵里「おー、怖い怖い」
ツバサ「待ちなさい!!」
「どう?上手くいきそう?」
「あと、もう少しで館内図が...」
「あっちは大丈夫でしょうか?」
「信じましょう、皆を」
「....そうですね」
絵里「バイバイ♪鬼さん」
ツバサ「っ!!追いなさい!!捕まえるのよ!!」
絵里「おー、怖い怖い」
ツバサ「待ちなさい!!」
「どう?上手くいきそう?」
「あと、もう少しで館内図が...」
「あっちは大丈夫でしょうか?」
「信じましょう、皆を」
「....そうですね」
431: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 02:06:37.66 ID:tWZznv42
ピー
「よし、ハッキング完了よ」
「さすがね、これが館内図ね」
「あの方はどこで囚われているのでしょうか」
「とにかく見つからずに進んでいかないと...ここの換気口が外と繋がっているはずからここから行きましょう」
「換気口ですか....」
「そこって暗いのかしら?」
「暗視ゴーグルがあるから暗くても問題はないわ」
「そ、そうね....」
「さぁ、行きましょう!!」
「よし、ハッキング完了よ」
「さすがね、これが館内図ね」
「あの方はどこで囚われているのでしょうか」
「とにかく見つからずに進んでいかないと...ここの換気口が外と繋がっているはずからここから行きましょう」
「換気口ですか....」
「そこって暗いのかしら?」
「暗視ゴーグルがあるから暗くても問題はないわ」
「そ、そうね....」
「さぁ、行きましょう!!」
432: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 02:16:14.86 ID:tWZznv42
絵里「~♪」
ツバサ(なにかが引っかかるわ....)
絵里「こっちよー」
ツバサ(そもそも私達から本気で逃げる気があるなら、黙って逃げればいいはず....こうして騒ぐ必要なんて....)
ツバサ「!...まさか」
絵里「.........」
ツバサ「....これは囮?」
絵里「ふふ...そろそろいいかしら?」
ツバサ「嵌められた?」
ツバサ(なにかが引っかかるわ....)
絵里「こっちよー」
ツバサ(そもそも私達から本気で逃げる気があるなら、黙って逃げればいいはず....こうして騒ぐ必要なんて....)
ツバサ「!...まさか」
絵里「.........」
ツバサ「....これは囮?」
絵里「ふふ...そろそろいいかしら?」
ツバサ「嵌められた?」
437: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:33:23.38 ID:tWZznv42
絵里「ん?」
ツバサ「私だけ戻るわ、貴方達はあいつを追いなさい」
絵里「っ....勘付いたか?...」
「「..........」」
絵里「わー...いっぱい来るわね」
ツバサ「宝石の確保の為に禁止してたけど、発砲の許可を出すわ」
絵里「!」
ツバサ「ハチの巣にはしてはだめよ、ハングライダーを狙いなさい」
「「.........」」カチャ
絵里「やばっ!!」
ツバサ「あとは任せたわよ」
バラララララ!!
絵里「っく!!!」
ツバサ「私だけ戻るわ、貴方達はあいつを追いなさい」
絵里「っ....勘付いたか?...」
「「..........」」
絵里「わー...いっぱい来るわね」
ツバサ「宝石の確保の為に禁止してたけど、発砲の許可を出すわ」
絵里「!」
ツバサ「ハチの巣にはしてはだめよ、ハングライダーを狙いなさい」
「「.........」」カチャ
絵里「やばっ!!」
ツバサ「あとは任せたわよ」
バラララララ!!
絵里「っく!!!」
438: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:38:44.04 ID:tWZznv42
バシュン!バシュン!
絵里「しまった!!ハングライダーが!」
バラララララ!!!!
絵里「っく!!落ちる!!!」
シュッ!シュッ!!
パシッ!
希「おっと!」
凛「全く、世話が焼けるにゃ」
絵里「...どうも」
絵里「しまった!!ハングライダーが!」
バラララララ!!!!
絵里「っく!!落ちる!!!」
シュッ!シュッ!!
パシッ!
希「おっと!」
凛「全く、世話が焼けるにゃ」
絵里「...どうも」
439: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:47:55.65 ID:tWZznv42
パララララ!!
凛「うわっ!!」
希「めっちゃ撃ってくるやん!」
絵里「とにかく逃げるわよ!最低限の仕事は果たしたわ!」
凛「希ちゃん大丈夫!?走れる?」
希「大丈夫だよ」
絵里「....走りづらいし、もういいわよね」
ベリッ!!
にこ「こっちは仕事をしたわよ、リーダー」
凛「うわっ!!」
希「めっちゃ撃ってくるやん!」
絵里「とにかく逃げるわよ!最低限の仕事は果たしたわ!」
凛「希ちゃん大丈夫!?走れる?」
希「大丈夫だよ」
絵里「....走りづらいし、もういいわよね」
ベリッ!!
にこ「こっちは仕事をしたわよ、リーダー」
440: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:48:42.46 ID:tWZznv42
海未「............」
絵里「ちょっと、急ぐ気持ちはわかるけど、もう少しスピードを落としてよ」
真姫「同感ね、今頃、にこちゃん達が時間を稼いでくれてるはずだから、慌てる必要はないわ」
花陽「動きづらいです....」
海未「3人が遅いだけです」
絵里「遅くないわよね?真姫?花陽?」
真姫「えぇ」
花陽「気安く名前で呼ばないでください...って言いたいですが、その意見には同感です」
絵里「作戦中だけは仲良くしましょう、仮の形でも」
花陽「.......」
真姫「そうね、作戦には全員の力が必要だし、険悪なムードはやめてほしいわね」
花陽「わかりました....」
絵里「ありがとう」
絵里「ちょっと、急ぐ気持ちはわかるけど、もう少しスピードを落としてよ」
真姫「同感ね、今頃、にこちゃん達が時間を稼いでくれてるはずだから、慌てる必要はないわ」
花陽「動きづらいです....」
海未「3人が遅いだけです」
絵里「遅くないわよね?真姫?花陽?」
真姫「えぇ」
花陽「気安く名前で呼ばないでください...って言いたいですが、その意見には同感です」
絵里「作戦中だけは仲良くしましょう、仮の形でも」
花陽「.......」
真姫「そうね、作戦には全員の力が必要だし、険悪なムードはやめてほしいわね」
花陽「わかりました....」
絵里「ありがとう」
441: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:53:00.66 ID:tWZznv42
真姫「今、この辺だと思うから...あと半分ね」
花陽「まだ半分....」
絵里「でも順調ね」
海未「油断は禁物です」
真姫「........!」
絵里「どうかしたの?真姫」
真姫「にこちゃんからよ、ツバサがこっちに引き返してきているって」
花陽「!」
海未「勘が鋭いですね」
花陽「まだ半分....」
絵里「でも順調ね」
海未「油断は禁物です」
真姫「........!」
絵里「どうかしたの?真姫」
真姫「にこちゃんからよ、ツバサがこっちに引き返してきているって」
花陽「!」
海未「勘が鋭いですね」
442: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 21:58:56.15 ID:tWZznv42
絵里「にこは無事なの?」
真姫「今のところは....」
海未「凛達も無事だといいんですが....」
花陽「穂乃果ちゃん....」
絵里「大丈夫よ、にこが付いているんだから」
海未「急ぎましょう!ツバサが戻ってくる前に」
絵里「そうね」
真姫「今のところは....」
海未「凛達も無事だといいんですが....」
花陽「穂乃果ちゃん....」
絵里「大丈夫よ、にこが付いているんだから」
海未「急ぎましょう!ツバサが戻ってくる前に」
絵里「そうね」
443: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:00:27.03 ID:tWZznv42
海未「皆さん、急いでください」
絵里「急いでるわよ、これでも」
真姫「私も」
花陽「っ.........」
海未「なんでそんなに皆さんモタモタしてるんですか」
絵里「いや、その....」
真姫「...別にいいでしょ?」
花陽「うぅ...擦れて痛い....」
海未「??」
絵里「貴方は体のどこかが引っかからなくていいわね....」ジー
海未「?.....っ!!私だってありますから!!」
絵里「急いでるわよ、これでも」
真姫「私も」
花陽「っ.........」
海未「なんでそんなに皆さんモタモタしてるんですか」
絵里「いや、その....」
真姫「...別にいいでしょ?」
花陽「うぅ...擦れて痛い....」
海未「??」
絵里「貴方は体のどこかが引っかからなくていいわね....」ジー
海未「?.....っ!!私だってありますから!!」
444: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:10:06.29 ID:tWZznv42
凛「哀れにゃ」
にこ「哀れね」
希「え?どうしたん?二人共」
凛「いや、なんか急に...」
にこ「不思議だね、今の気持ち」
希「え?」
ウワー!!!助けてぇ!!!
にこ「!」
凛「!空から女の子が降ってきたみたい!!」
穂乃果「置いていかないでよー!!!」
希「!!」
にこ「哀れね」
希「え?どうしたん?二人共」
凛「いや、なんか急に...」
にこ「不思議だね、今の気持ち」
希「え?」
ウワー!!!助けてぇ!!!
にこ「!」
凛「!空から女の子が降ってきたみたい!!」
穂乃果「置いていかないでよー!!!」
希「!!」
445: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:12:15.41 ID:tWZznv42
にこ 凛「よっと!!」
穂乃果「ふぅ...死ぬかと思った....」
にこ「全く、なんて登場の仕方よ」
穂乃果「だって!!穂乃果のことを置いて行っちゃうんだもん!!」
凛「ごめん、ごめん」
穂乃果「もう!!せっかく一所懸命それっぽくリポートしたんだよ?」
にこ「悪かったわよ」
穂乃果「むー.....」
希「あはは......!!」
にこ「!話は後で聞くわ!今は逃げるわよ!!」
穂乃果「ふぅ...死ぬかと思った....」
にこ「全く、なんて登場の仕方よ」
穂乃果「だって!!穂乃果のことを置いて行っちゃうんだもん!!」
凛「ごめん、ごめん」
穂乃果「もう!!せっかく一所懸命それっぽくリポートしたんだよ?」
にこ「悪かったわよ」
穂乃果「むー.....」
希「あはは......!!」
にこ「!話は後で聞くわ!今は逃げるわよ!!」
446: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:14:51.75 ID:tWZznv42
花陽「...えい!」スタッ
絵里「よし...これで皆、無事に侵入できたわね」
海未「........」ジー
真姫「?なに?」
海未「貴方も私と大して変わらないような....」
真姫「...どこを見てるのよ」
絵里「真姫はこっちの方が大きいから」スッ
真姫「ひやぁ!!!」
海未「あー.....」
絵里「そういうことよ」サワサワ
真姫「...いつまで人のお尻を触ってんのよ!!!この!セクハラショー!!」ブン
絵里「おっと!」スッ
真姫「避けるんじゃないわよ!!」
絵里「よし...これで皆、無事に侵入できたわね」
海未「........」ジー
真姫「?なに?」
海未「貴方も私と大して変わらないような....」
真姫「...どこを見てるのよ」
絵里「真姫はこっちの方が大きいから」スッ
真姫「ひやぁ!!!」
海未「あー.....」
絵里「そういうことよ」サワサワ
真姫「...いつまで人のお尻を触ってんのよ!!!この!セクハラショー!!」ブン
絵里「おっと!」スッ
真姫「避けるんじゃないわよ!!」
447: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:20:10.04 ID:tWZznv42
絵里「さて、ことりを探すわよ」
真姫「全く....」
花陽「多分、この部屋かな?」
海未「この最上階の部屋ですか?」
花陽「この館内の写真とさっきのTVで流れていた部屋と似ているので」
絵里「たしかに....」
海未「よく気が付きましたね」
花陽「探偵ですから」
真姫「便利ね、探偵って」
真姫「全く....」
花陽「多分、この部屋かな?」
海未「この最上階の部屋ですか?」
花陽「この館内の写真とさっきのTVで流れていた部屋と似ているので」
絵里「たしかに....」
海未「よく気が付きましたね」
花陽「探偵ですから」
真姫「便利ね、探偵って」
448: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:25:40.53 ID:tWZznv42
絵里「じゃあ、最上階を目指しましょう」
海未「エレベーターは避けましょう、閉じ込められるかもしれませんし」
真姫「そうね」
花陽「あとは敵に見つからないように」
ツバサ「誰に見つからないようにって?」
「「!?」」
ツバサ「.........」
絵里「随分とお早いご帰還だことで」
ツバサ「やってくれたわね、貴方達」
海未「エレベーターは避けましょう、閉じ込められるかもしれませんし」
真姫「そうね」
花陽「あとは敵に見つからないように」
ツバサ「誰に見つからないようにって?」
「「!?」」
ツバサ「.........」
絵里「随分とお早いご帰還だことで」
ツバサ「やってくれたわね、貴方達」
449: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:28:29.99 ID:tWZznv42
ツバサ「まさか、あのニュース自体が私達を騙すためのニュースだったとは」
絵里「んー?なんの話かしら?」
ツバサ「ニュースキャスターまでもが仲間なんてね、人脈が広いのね、機材まで用意して」
海未「.......」
ツバサ「BiBiがあそこの現場にいるように見せかける為の偽装工作、変装の達人の実力には恐れ入ったわ」
絵里「さすがにこよね」
ツバサ「更には建物に妨害電波を流したのか知らないけど、ここに連絡ができなくなっているし」
真姫「ふふ」
ツバサ「許さないわよ、ここで貴方達を始末してお宝を返してもらうわ」
絵里「んー?なんの話かしら?」
ツバサ「ニュースキャスターまでもが仲間なんてね、人脈が広いのね、機材まで用意して」
海未「.......」
ツバサ「BiBiがあそこの現場にいるように見せかける為の偽装工作、変装の達人の実力には恐れ入ったわ」
絵里「さすがにこよね」
ツバサ「更には建物に妨害電波を流したのか知らないけど、ここに連絡ができなくなっているし」
真姫「ふふ」
ツバサ「許さないわよ、ここで貴方達を始末してお宝を返してもらうわ」
450: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:31:51.19 ID:tWZznv42
真姫「エリー」
絵里「なに?」
真姫「ここは私に任せなさい、皆を連れて先に行って」
絵里「....真姫、相手はA-RISEのリーダーよ...貴方が一人でなんて」
真姫「大丈夫よ、時間を稼いであげる、勝てなくてもエリー達が目的を達成できればそれでいいんだから」
絵里「......」
海未「...敵は恐ろしく強いですよ」
真姫「私だってたまには戦いたいのよ...早く行きなさい!!」
絵里「真姫....」
真姫「エリー!」ヒュン!
絵里「!」パシッ
真姫「私の端末貸すわ、後で返してよね」
絵里「....わかったわ」
絵里「なに?」
真姫「ここは私に任せなさい、皆を連れて先に行って」
絵里「....真姫、相手はA-RISEのリーダーよ...貴方が一人でなんて」
真姫「大丈夫よ、時間を稼いであげる、勝てなくてもエリー達が目的を達成できればそれでいいんだから」
絵里「......」
海未「...敵は恐ろしく強いですよ」
真姫「私だってたまには戦いたいのよ...早く行きなさい!!」
絵里「真姫....」
真姫「エリー!」ヒュン!
絵里「!」パシッ
真姫「私の端末貸すわ、後で返してよね」
絵里「....わかったわ」
451: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/01(土) 22:35:02.46 ID:tWZznv42
絵里「行くわよ!!」
花陽「.........」
海未「ご武運を」
真姫「どうも」
ツバサ「素直に行かせると思う?」
真姫「貴方は行かせないわ」スッ
ツバサ「!」
真姫「........」
ツバサ「なら力づくで!!行くだけよ!!」
真姫「ここから先は通行止め、進入禁止よ!!」
花陽「.........」
海未「ご武運を」
真姫「どうも」
ツバサ「素直に行かせると思う?」
真姫「貴方は行かせないわ」スッ
ツバサ「!」
真姫「........」
ツバサ「なら力づくで!!行くだけよ!!」
真姫「ここから先は通行止め、進入禁止よ!!」
456: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:35:30.07 ID:5LlJZ6Lo
海未「あの方は大丈夫なのでしょうか?」
花陽「A-RISEのリーダー相手に一人で挑むなんて...誰か残ったほうがよかったんじゃ」
絵里「だめよ」
海未「たしか、あの方はそこまで戦闘が得意ではなかったはずです」
絵里「......」
海未「やはり戻って助太刀をしたほうが」
絵里「だめよ」
海未「何故です!大切な仲間じゃないんですか!」
絵里「だからこそよ!」
花陽「.........」
花陽「A-RISEのリーダー相手に一人で挑むなんて...誰か残ったほうがよかったんじゃ」
絵里「だめよ」
海未「たしか、あの方はそこまで戦闘が得意ではなかったはずです」
絵里「......」
海未「やはり戻って助太刀をしたほうが」
絵里「だめよ」
海未「何故です!大切な仲間じゃないんですか!」
絵里「だからこそよ!」
花陽「.........」
457: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:41:47.77 ID:5LlJZ6Lo
絵里「大切な仲間だからこそ、信じて前に進むのよ」
海未「しかし...」
絵里「あの子はねプライドが高くてわがままで怒りっぽくって」
花陽「......」
絵里「人の事をよく小馬鹿にしたりするけど」
海未「...それって褒めてるつもりなんですか?」
絵里「仲間の事や目の前で救いたいものがある時は誰よりも頑固で諦めが悪くて...頼りになる」
絵里「私の自慢の仲間の一人よ」
海未「しかし...」
絵里「あの子はねプライドが高くてわがままで怒りっぽくって」
花陽「......」
絵里「人の事をよく小馬鹿にしたりするけど」
海未「...それって褒めてるつもりなんですか?」
絵里「仲間の事や目の前で救いたいものがある時は誰よりも頑固で諦めが悪くて...頼りになる」
絵里「私の自慢の仲間の一人よ」
458: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:43:23.71 ID:5LlJZ6Lo
真姫「...........」
ツバサ「西木野真姫、貴方の母親には怨みがあるわ」
真姫「だったらなんなの?」
ツバサ「せっかくだから、貴方に親のツケを払ってもらおうと思ってね」
真姫「ツケねぇ....」
ツバサ「貴方をさっさと始末して、他の奴らの始末するわ」
真姫「親の怨みって何年の前の話よ」
ツバサ「人の怨みってものはいつまで経っても消えないモノなのよ」
真姫「そんな古くてくだらない話はいいわ、自分達の誇りの為だかなんだか知らないけどそんな埃の被った話はしないでほしいわね、くしゃみが出そうだわ」
ツバサ「..........」
ツバサ「西木野真姫、貴方の母親には怨みがあるわ」
真姫「だったらなんなの?」
ツバサ「せっかくだから、貴方に親のツケを払ってもらおうと思ってね」
真姫「ツケねぇ....」
ツバサ「貴方をさっさと始末して、他の奴らの始末するわ」
真姫「親の怨みって何年の前の話よ」
ツバサ「人の怨みってものはいつまで経っても消えないモノなのよ」
真姫「そんな古くてくだらない話はいいわ、自分達の誇りの為だかなんだか知らないけどそんな埃の被った話はしないでほしいわね、くしゃみが出そうだわ」
ツバサ「..........」
459: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:48:09.66 ID:5LlJZ6Lo
フッ!
真姫「!!」
ツバサ「ふふ....」
ブン!!
真姫「ぐっ!!」スッ
ツバサ「あら、反応は意外と悪くないわね」
真姫「スタートの合図もしないで始めるなんて、卑怯なのね意外と」
ツバサ「こんなの挨拶みたいものよ、こんな程度目くじらを立てないでほしいわね」
真姫「面白いわ...かかってきなさい!デコ助!!」
ツバサ「上等よ、巻き髪!」
真姫「!!」
ツバサ「ふふ....」
ブン!!
真姫「ぐっ!!」スッ
ツバサ「あら、反応は意外と悪くないわね」
真姫「スタートの合図もしないで始めるなんて、卑怯なのね意外と」
ツバサ「こんなの挨拶みたいものよ、こんな程度目くじらを立てないでほしいわね」
真姫「面白いわ...かかってきなさい!デコ助!!」
ツバサ「上等よ、巻き髪!」
460: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:50:25.08 ID:5LlJZ6Lo
花陽「はぁ...はぁ....」
絵里「この館内図通りならこの部屋ね」
海未「いよいよですね....」
絵里「準備はいい?」
海未「....はい」
花陽「お、OKです....」
絵里「............」
ガチャ
「来たわね」
絵里「.....成程、やはり貴方がこの事件の首謀者ってことね」
「そうよ」
絵里「.........」
絵里「この館内図通りならこの部屋ね」
海未「いよいよですね....」
絵里「準備はいい?」
海未「....はい」
花陽「お、OKです....」
絵里「............」
ガチャ
「来たわね」
絵里「.....成程、やはり貴方がこの事件の首謀者ってことね」
「そうよ」
絵里「.........」
461: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/02(日) 23:58:02.15 ID:5LlJZ6Lo
花陽「この人は....」
「........」
絵里「資料のやつは昔の写真だから多少は人相が変わってるけどUTXの元会長よ」
海未「UTX....」
花陽「この人がこの騒動を起こした張本人...」
「その通りよ」
絵里「なんでこんなことをするのよ」
「もうわかってるわよね?復讐よ」
海未「やはり...私達の親への復讐ですか」
「えぇ」
「........」
絵里「資料のやつは昔の写真だから多少は人相が変わってるけどUTXの元会長よ」
海未「UTX....」
花陽「この人がこの騒動を起こした張本人...」
「その通りよ」
絵里「なんでこんなことをするのよ」
「もうわかってるわよね?復讐よ」
海未「やはり...私達の親への復讐ですか」
「えぇ」
462: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:02:35.02 ID:4+AtXcW0
花陽「でもなんでこのタイミングで...何十年も前のことなのになんで今」
「戦力に関しては結構前からある程度はできていたのよ」
絵里「じゃあ、なんで」
「貴方達が揃ったからよ」
海未「まさか...私達がこの街に来たからですか?」
「そうよ、せっかく戦力が揃ったっていうのに、園田、星空、東條のやつらがどこにもいないんだもの」
絵里「下手に動けばどこかにいるその3人の行方が更に追いづらくなるからってところかしら」
「そんなところね、わざわざ自分達からこの街に帰ってきてくれるなんて...運がいいわ」
絵里「くだらない運の使い方ね」
「そして今日、貴方達は終わる」
「戦力に関しては結構前からある程度はできていたのよ」
絵里「じゃあ、なんで」
「貴方達が揃ったからよ」
海未「まさか...私達がこの街に来たからですか?」
「そうよ、せっかく戦力が揃ったっていうのに、園田、星空、東條のやつらがどこにもいないんだもの」
絵里「下手に動けばどこかにいるその3人の行方が更に追いづらくなるからってところかしら」
「そんなところね、わざわざ自分達からこの街に帰ってきてくれるなんて...運がいいわ」
絵里「くだらない運の使い方ね」
「そして今日、貴方達は終わる」
463: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:04:47.08 ID:4+AtXcW0
海未「そんな簡単にやられてたまるものですか!!」
絵里「ことりを返してもらうわよ」
「.............」
ヒュッ!
絵里「がっ!!」
海未「ぁ.....」
ドサッ!ドサッ!
花陽「......え?」
「遅い....そして脆いわね」
絵里「ことりを返してもらうわよ」
「.............」
ヒュッ!
絵里「がっ!!」
海未「ぁ.....」
ドサッ!ドサッ!
花陽「......え?」
「遅い....そして脆いわね」
464: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:10:52.12 ID:4+AtXcW0
絵里「は...早いっ.....」
海未「そして.....強い一撃ですっ....」
花陽「全く見えなかった....」
「弱いわね、それでもあいつらの子供なの?」
絵里「ま、まだよ.....」ググッ....
海未「っぐ.......」ググッ....
花陽「この人...強い、すっごく」
絵里「全く...世の中には強い人がたくさんいるものなのね」
海未「そうですね.....」
海未「そして.....強い一撃ですっ....」
花陽「全く見えなかった....」
「弱いわね、それでもあいつらの子供なの?」
絵里「ま、まだよ.....」ググッ....
海未「っぐ.......」ググッ....
花陽「この人...強い、すっごく」
絵里「全く...世の中には強い人がたくさんいるものなのね」
海未「そうですね.....」
465: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:13:25.87 ID:4+AtXcW0
絵里「それにしても不思議ね」
「なにが?」
絵里「そんなに強いならあんなロボットを使わなくても私達を倒せたはず、それにこのビルには貴方以外、人らしい人は誰もいなかった」
「........」
絵里「貴方くらいの実力なら付き従う者は少なからずいたはずよ、なにのどうして」
「組織とは組織全体が一つになる力がないと、どんなに強いものが集まっても意味をなさない、本来の力を出せない」
「臆病者や裏切者、組織の輪を乱す者がいては邪魔だからね....だからいないのよ」
海未「だから貴方、一人だと」
「そうよ、ロボットは裏切らない、感情に大きく流されることもない....最高の兵士よ」
絵里「それで貴方は幸せなの?」
「.....は?」
「なにが?」
絵里「そんなに強いならあんなロボットを使わなくても私達を倒せたはず、それにこのビルには貴方以外、人らしい人は誰もいなかった」
「........」
絵里「貴方くらいの実力なら付き従う者は少なからずいたはずよ、なにのどうして」
「組織とは組織全体が一つになる力がないと、どんなに強いものが集まっても意味をなさない、本来の力を出せない」
「臆病者や裏切者、組織の輪を乱す者がいては邪魔だからね....だからいないのよ」
海未「だから貴方、一人だと」
「そうよ、ロボットは裏切らない、感情に大きく流されることもない....最高の兵士よ」
絵里「それで貴方は幸せなの?」
「.....は?」
466: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:18:28.28 ID:4+AtXcW0
絵里「仲間もいない、信頼できる人間もいない、それってとっても孤独じゃないの?」
「それを孤独と感じるのは、それはそいつが弱い人間だからよ」
海未「それは違うと思います」
「違わないわ、強い自分がいれば他人に頼らずともなんでもできる、ロボットを作ったり、現に貴方達を床に沈めたじゃない」
絵里「.........」
「あの時もそう、A-RISEとμ’sの実力は拮抗していた....しかし、僅かな差でA-RISEは負けた、A-RISE以外のUTXのやつらはその途端に逃げ出して行ったわ」
「A-RISEはそんな連中を見て、この街を去っていった....自分達が身を挺して守ってきた組織が彼女らを助けるどころか逃げ出してしまったんだから...A-RISEに関しては責める気はないわ、気持ちは痛いほどわかるからね」
「結果、残ったのは私だけ...その時わかったのよ、仲間なんて必要ない、ただの枷だってね」
海未「.......」
「信じられるのは己の力...だから私は圧倒的な力を手に入れるのよ!!」
花陽「だからお宝を狙った....」
「さぁ、お宝を渡してもらえるかしら?」
「それを孤独と感じるのは、それはそいつが弱い人間だからよ」
海未「それは違うと思います」
「違わないわ、強い自分がいれば他人に頼らずともなんでもできる、ロボットを作ったり、現に貴方達を床に沈めたじゃない」
絵里「.........」
「あの時もそう、A-RISEとμ’sの実力は拮抗していた....しかし、僅かな差でA-RISEは負けた、A-RISE以外のUTXのやつらはその途端に逃げ出して行ったわ」
「A-RISEはそんな連中を見て、この街を去っていった....自分達が身を挺して守ってきた組織が彼女らを助けるどころか逃げ出してしまったんだから...A-RISEに関しては責める気はないわ、気持ちは痛いほどわかるからね」
「結果、残ったのは私だけ...その時わかったのよ、仲間なんて必要ない、ただの枷だってね」
海未「.......」
「信じられるのは己の力...だから私は圧倒的な力を手に入れるのよ!!」
花陽「だからお宝を狙った....」
「さぁ、お宝を渡してもらえるかしら?」
467: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/03(月) 00:24:25.39 ID:4+AtXcW0
絵里「笑わせる」
「なに?」
絵里「信じられるのは己の力...そう思うのは、貴方が弱いからよ」
「...弱い?私の一撃を食らって床に沈んだ貴方が私に対して弱いですって」
絵里「そうよ、一人に力には限界がある....だからこそ人は手と手を取り合って協力するのよ」
「そんなのは弱者の考えよ」
絵里「弱者だからこそ、強くなっていける...共に成長をしていける、進化していける!」
「............」
絵里「最初は敵同士だった私達だって、こうして今!一つの目的に向かって力を合わせている!かつての私達の親達のようにね!」
海未「....その通りですね」
花陽「.........」
「この統率力....まさか....」
絵里「ここに私達がいるのは仲間達の力のおかげよ!!貴方の否定する力よ!」
「...貴方...一体、何者?」
絵里「絢瀬絵里!!賢い可愛いエリーチカよ!!」
「なに?」
絵里「信じられるのは己の力...そう思うのは、貴方が弱いからよ」
「...弱い?私の一撃を食らって床に沈んだ貴方が私に対して弱いですって」
絵里「そうよ、一人に力には限界がある....だからこそ人は手と手を取り合って協力するのよ」
「そんなのは弱者の考えよ」
絵里「弱者だからこそ、強くなっていける...共に成長をしていける、進化していける!」
「............」
絵里「最初は敵同士だった私達だって、こうして今!一つの目的に向かって力を合わせている!かつての私達の親達のようにね!」
海未「....その通りですね」
花陽「.........」
「この統率力....まさか....」
絵里「ここに私達がいるのは仲間達の力のおかげよ!!貴方の否定する力よ!」
「...貴方...一体、何者?」
絵里「絢瀬絵里!!賢い可愛いエリーチカよ!!」
473: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:06:01.28 ID:isNkGJtj
真姫「はぁ...はぁ....」
ツバサ「どうしたの?息が上がってるわよ」
真姫「私はどっちかって言うと頭脳派なのよ」
ツバサ「ただのもやしの間違いじゃないの?」
真姫「もやしよりはどっちかって言うとトマトのがいいわね」
ツバサ「なら、トマトみたいに真っ赤に染めてあげましょうか?」
真姫「は....できるもんならしてみなさいっての」
ツバサ「いつまでそうやって虚勢を張っていられるかしらね」
真姫「........」
ツバサ「どうしたの?息が上がってるわよ」
真姫「私はどっちかって言うと頭脳派なのよ」
ツバサ「ただのもやしの間違いじゃないの?」
真姫「もやしよりはどっちかって言うとトマトのがいいわね」
ツバサ「なら、トマトみたいに真っ赤に染めてあげましょうか?」
真姫「は....できるもんならしてみなさいっての」
ツバサ「いつまでそうやって虚勢を張っていられるかしらね」
真姫「........」
474: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:10:16.40 ID:isNkGJtj
真姫(さて...どうする?)
ツバサ「........」
真姫(相手は私よりも肉体能力は上、しかも人間じゃないから人間の常識は通用しない....)
ツバサ「ほらほら!!このままだとやられちゃうわよ!」
真姫「ぐっ!!......」
ツバサ「はぁ!!」ブン!!
真姫「っ~!!!......」
ツバサ「てぇやぁ!!」ブン
真姫「!」
真姫(このままだと...あいつの言う通りにやられてしまうわ!)
ツバサ「........」
真姫(相手は私よりも肉体能力は上、しかも人間じゃないから人間の常識は通用しない....)
ツバサ「ほらほら!!このままだとやられちゃうわよ!」
真姫「ぐっ!!......」
ツバサ「はぁ!!」ブン!!
真姫「っ~!!!......」
ツバサ「てぇやぁ!!」ブン
真姫「!」
真姫(このままだと...あいつの言う通りにやられてしまうわ!)
475: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:15:42.07 ID:isNkGJtj
海未「っ....ぐっ....あぁ!....」
「どうした、園田の娘の力はそんなもの?」ギリギリ....
絵里「この!!海未を離しなさい!!」
「ふん!!」ブン!!
絵里「!!」
ドン!!
海未「ぁっ!!」絵里「っく!!」
「あんな啖呵を切っておいてこのざま?それともギャグ?」
絵里「.........」
「どうした、園田の娘の力はそんなもの?」ギリギリ....
絵里「この!!海未を離しなさい!!」
「ふん!!」ブン!!
絵里「!!」
ドン!!
海未「ぁっ!!」絵里「っく!!」
「あんな啖呵を切っておいてこのざま?それともギャグ?」
絵里「.........」
476: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:16:17.90 ID:isNkGJtj
真姫「きゃあ!!」
ドン!!
ツバサ「そろそろ終わりかしら?」
真姫「っ........」
ツバサ「そろそろあの人のところに戻らないと...待ってるわ、きっと」
真姫「だ、だめよ....」
ツバサ「........」
真姫「い、行かせないわ.....」
ツバサ「行かせないか...そのフラフラの体でなにができるっていうの?」
真姫「........」
ドン!!
ツバサ「そろそろ終わりかしら?」
真姫「っ........」
ツバサ「そろそろあの人のところに戻らないと...待ってるわ、きっと」
真姫「だ、だめよ....」
ツバサ「........」
真姫「い、行かせないわ.....」
ツバサ「行かせないか...そのフラフラの体でなにができるっていうの?」
真姫「........」
477: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:20:49.99 ID:isNkGJtj
「...本当に真姫ちゃんはあの人に似て無器用なんだから」
真姫「!」
ツバサ「!誰?どこにいるの?」
「真姫ちゃん、特訓の基本を思い出して、覚えているわよね」
真姫「この声は....もしかして.....」
ツバサ「仲間?一体どこに....」キョロキョロ
「私の全ては教えたはずよ」
真姫「まさか....こんなタイミングで....」
ツバサ「...誰と喋ってるの?」
真姫「ふっ...私の全ての師ってところかしら?」
真姫「!」
ツバサ「!誰?どこにいるの?」
「真姫ちゃん、特訓の基本を思い出して、覚えているわよね」
真姫「この声は....もしかして.....」
ツバサ「仲間?一体どこに....」キョロキョロ
「私の全ては教えたはずよ」
真姫「まさか....こんなタイミングで....」
ツバサ「...誰と喋ってるの?」
真姫「ふっ...私の全ての師ってところかしら?」
478: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:25:55.24 ID:isNkGJtj
「目をそらさない!閉じない!!全身を使って!!」
真姫「やぁ!!」
ツバサ「ぐっ!!」
真姫「はぁ...はぁ...」
ツバサ「急に動きがよくなった?....どういうこと」
真姫「今の私は....」
ツバサ「!」
真姫「心強い人が見守ってくれている!!」
「...........」
真姫「だから負ける気がしない!!貴方に勝つ!!」
真姫「やぁ!!」
ツバサ「ぐっ!!」
真姫「はぁ...はぁ...」
ツバサ「急に動きがよくなった?....どういうこと」
真姫「今の私は....」
ツバサ「!」
真姫「心強い人が見守ってくれている!!」
「...........」
真姫「だから負ける気がしない!!貴方に勝つ!!」
479: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:29:15.53 ID:isNkGJtj
ツバサ「っ.......」
真姫「やぁ!!!たぁ!!」
ガン!ガン!!
ツバサ「たしかに...すごい力だわ....」
真姫「てぇやぁ!!」
ツバサ「けど、力に対して体が追いついてないわ」
真姫「はぁ!!」
ツバサ「手がボロボロよ、血も出てる」
真姫「あああああ!!」
ドン!!
ツバサ「私のボディは人力では簡単には壊せないわ、これ以上やっても手が無駄に傷つくだけよ」
「..........」
真姫「やぁ!!!たぁ!!」
ガン!ガン!!
ツバサ「たしかに...すごい力だわ....」
真姫「てぇやぁ!!」
ツバサ「けど、力に対して体が追いついてないわ」
真姫「はぁ!!」
ツバサ「手がボロボロよ、血も出てる」
真姫「あああああ!!」
ドン!!
ツバサ「私のボディは人力では簡単には壊せないわ、これ以上やっても手が無駄に傷つくだけよ」
「..........」
480: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:33:49.02 ID:isNkGJtj
真姫「はぁ....はぁ....」
ツバサ「貴方はどうやっても私は壊せない、多少は傷はついたけど、後で簡単に直せる程度のね」
真姫「それはやってみないとわからないわ!!」ダッ
ツバサ「無駄なことを」
真姫「......」スッ
ツバサ「!?」
バシャ!!!
ツバサ「これは水?」
真姫「.........」スッ
バチッ!
ツバサ「まさか!!」
ツバサ「貴方はどうやっても私は壊せない、多少は傷はついたけど、後で簡単に直せる程度のね」
真姫「それはやってみないとわからないわ!!」ダッ
ツバサ「無駄なことを」
真姫「......」スッ
ツバサ「!?」
バシャ!!!
ツバサ「これは水?」
真姫「.........」スッ
バチッ!
ツバサ「まさか!!」
481: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:38:08.53 ID:isNkGJtj
真姫「あんた達の弱点はわかっているのよ!!」ブン!!
バチッ!バチッ!!
ツバサ「っ!!!!」
真姫「感電しやすいように水も作っておいたわ!そして電流MAX!」
バチッ!!!バチッ!!!!
ツバサ「このぉ!!」ガシッ
真姫「っ!!」
ツバサ「貴方も感電しなさい!!止めなきゃ貴方も道連れよ!!」
真姫「はっ!...そんな...脅しは効かないわ!!」
バチッ!!バチッ!!!
真姫「やぁ!!!!!!!!」
バチッ!バチッ!!
ツバサ「っ!!!!」
真姫「感電しやすいように水も作っておいたわ!そして電流MAX!」
バチッ!!!バチッ!!!!
ツバサ「このぉ!!」ガシッ
真姫「っ!!」
ツバサ「貴方も感電しなさい!!止めなきゃ貴方も道連れよ!!」
真姫「はっ!...そんな...脅しは効かないわ!!」
バチッ!!バチッ!!!
真姫「やぁ!!!!!!!!」
482: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/04(火) 01:41:34.82 ID:isNkGJtj
バン!!
ツバサ「ぐっ!!体が.....」
ドサッ!!
プシュー.....バチッ...バチッ...
真姫「はぁ....はぁ....」
ツバサ「っ...動けない...体の動力の回路がやられてしまったみたいね」
真姫「私の....勝ちよ」
ツバサ「それはどうかしら?」
真姫「....何を負け惜しみを....」
ツバサ「........」
真姫「.....!」
「「..........」」
真姫「ワーオ....団体様御一行ってところかしら?」
ツバサ「ぐっ!!体が.....」
ドサッ!!
プシュー.....バチッ...バチッ...
真姫「はぁ....はぁ....」
ツバサ「っ...動けない...体の動力の回路がやられてしまったみたいね」
真姫「私の....勝ちよ」
ツバサ「それはどうかしら?」
真姫「....何を負け惜しみを....」
ツバサ「........」
真姫「.....!」
「「..........」」
真姫「ワーオ....団体様御一行ってところかしら?」
487: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 00:57:34.28 ID:52XaQXK9
にこ「はぁ...はぁ...」
凛「なんで急に追手がいなくなったんだろう?」
希「さぁ?」
にこ「よくわかんないけど、絵里達のところに急ぎましょう」
凛「そうだね」
希「.........」
にこ「あんた達は病み上がりなんだから無理しなくてもいいわよ」
凛「嫌にゃ!」
希「うん!うちだって皆の役に立ちたい!」
にこ「....そう」
穂乃果「皆、早いよぉ!!待ってよー!!」
凛「なんで急に追手がいなくなったんだろう?」
希「さぁ?」
にこ「よくわかんないけど、絵里達のところに急ぎましょう」
凛「そうだね」
希「.........」
にこ「あんた達は病み上がりなんだから無理しなくてもいいわよ」
凛「嫌にゃ!」
希「うん!うちだって皆の役に立ちたい!」
にこ「....そう」
穂乃果「皆、早いよぉ!!待ってよー!!」
488: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:03:31.11 ID:52XaQXK9
凛「ビルの中...静かにゃ...」
希「...そうやね」
にこ「....進みましょう....」
にこ「!!」
凛「これは.....」
希「皆、ロボット?....だよね」
にこ「そうね....この数を絵里達がやったってこと?」
凛「十...二十って数じゃないよ」
希「......!」
凛「どうしたの?希ちゃん?」
希「あそこに誰か倒れてる!」
真姫「」
にこ「!」
希「...そうやね」
にこ「....進みましょう....」
にこ「!!」
凛「これは.....」
希「皆、ロボット?....だよね」
にこ「そうね....この数を絵里達がやったってこと?」
凛「十...二十って数じゃないよ」
希「......!」
凛「どうしたの?希ちゃん?」
希「あそこに誰か倒れてる!」
真姫「」
にこ「!」
489: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:06:36.30 ID:52XaQXK9
にこ「ま...真姫ちゃん?.....」
凛「まさか、これを一人で?」
希「いやいや、そんな無茶苦茶な」
にこ「真姫ちゃん!!」
真姫「」
にこ「真姫ちゃん!!真姫ちゃん!!!」
真姫「」
凛「ぼ、ボロボロにゃ....息は....」
希「してるね...気を失っているだけみたいやね」
穂乃果「はぁ...はぁ...やっと追いついた...」
にこ「馬鹿っ!...こんなボロボロになって!」
穂乃果「え...これをあの人が一人で?」
「違うわよ」
穂乃果「!!」
凛「まさか、これを一人で?」
希「いやいや、そんな無茶苦茶な」
にこ「真姫ちゃん!!」
真姫「」
にこ「真姫ちゃん!!真姫ちゃん!!!」
真姫「」
凛「ぼ、ボロボロにゃ....息は....」
希「してるね...気を失っているだけみたいやね」
穂乃果「はぁ...はぁ...やっと追いついた...」
にこ「馬鹿っ!...こんなボロボロになって!」
穂乃果「え...これをあの人が一人で?」
「違うわよ」
穂乃果「!!」
490: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:07:54.85 ID:52XaQXK9
ツバサ「...........」
穂乃果「貴方は.....」
にこ「綺羅ツバサ...違うってどういうことよ」
ツバサ「伝説....いや、さすがと言ったところかしら」
凛「どういう意味!?ふざけてるの?」
希「凛ちゃん落ち着いて、相手を挑発をしても得なことは無いよ」
にこ「あんた...動けないのね」
ツバサ「えぇ...おかげさまでね、回路がやられて体は動かせないわ」
穂乃果「一体、何があったの?」
ツバサ「過保護な親が出てきただけよ」
穂乃果「貴方は.....」
にこ「綺羅ツバサ...違うってどういうことよ」
ツバサ「伝説....いや、さすがと言ったところかしら」
凛「どういう意味!?ふざけてるの?」
希「凛ちゃん落ち着いて、相手を挑発をしても得なことは無いよ」
にこ「あんた...動けないのね」
ツバサ「えぇ...おかげさまでね、回路がやられて体は動かせないわ」
穂乃果「一体、何があったの?」
ツバサ「過保護な親が出てきただけよ」
491: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:12:37.38 ID:52XaQXK9
絵里「きゃあ!!」
ドン!!
「全く持ってるなら、すぐに出せばいいものを」
海未「っ.......」
「これでお宝は揃ったわ、わざわざ持ってきてくれてありがとう」
花陽「ふ、二人共!!大丈夫!?」
絵里「思って...たより...ずっと強い....」
「せめてもの情けよ、楽してあげる」スッ
絵里「!」
花陽「っ!!!」ダッ
「はあぁぁあ!!!」
ブン!!
花陽「っ!....きゃああああ!!」
絵里「!!」
ドン!!
「全く持ってるなら、すぐに出せばいいものを」
海未「っ.......」
「これでお宝は揃ったわ、わざわざ持ってきてくれてありがとう」
花陽「ふ、二人共!!大丈夫!?」
絵里「思って...たより...ずっと強い....」
「せめてもの情けよ、楽してあげる」スッ
絵里「!」
花陽「っ!!!」ダッ
「はあぁぁあ!!!」
ブン!!
花陽「っ!....きゃああああ!!」
絵里「!!」
492: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:21:46.48 ID:52XaQXK9
花陽「ぐっ!!あっ!!っ.....」ドサッ
絵里「は、花陽?どうして....」
花陽「あはは...一回攻撃を受けただけでもう立てそうにないや....」
「.......」
絵里「なんでかばったのよ....」
花陽「だって...私じゃ、どうやっても....勝てないもん」
海未「.......」
花陽「だから...」
絵里「私を庇ったって勝てるかどうか....」
花陽「勝ってよ....」
絵里「え?」
絵里「は、花陽?どうして....」
花陽「あはは...一回攻撃を受けただけでもう立てそうにないや....」
「.......」
絵里「なんでかばったのよ....」
花陽「だって...私じゃ、どうやっても....勝てないもん」
海未「.......」
花陽「だから...」
絵里「私を庇ったって勝てるかどうか....」
花陽「勝ってよ....」
絵里「え?」
493: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:22:24.09 ID:52XaQXK9
花陽「ことりちゃんを助けるって言ったじゃない....!!」
絵里「!」
花陽「ことりちゃんを....皆が住んでる街を....助けてよ!」
海未「........」
花陽「途中で諦めないでよ....最後まで.....」ガクッ
絵里「花陽!」
花陽「」
「いい光景ね」
海未「!このっ!!」
「そうだ、いいものを見せてあげるわ」
海未「いいもの?」
絵里「!」
花陽「ことりちゃんを....皆が住んでる街を....助けてよ!」
海未「........」
花陽「途中で諦めないでよ....最後まで.....」ガクッ
絵里「花陽!」
花陽「」
「いい光景ね」
海未「!このっ!!」
「そうだ、いいものを見せてあげるわ」
海未「いいもの?」
494: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:31:48.01 ID:52XaQXK9
パチンッ
ことり「」
海未「!!!」
絵里「ことり.....」
「安心しなさい、十字架には磔にはしたけど...無事よ、まだね」
海未「一体、何を....」
「この子にもいいものを見せてあげるのよ」
絵里「ことりから離れなさい!!」
「ふふふ....」
パチン!!
ことり「ん?あれ?ここは.....」
ことり「」
海未「!!!」
絵里「ことり.....」
「安心しなさい、十字架には磔にはしたけど...無事よ、まだね」
海未「一体、何を....」
「この子にもいいものを見せてあげるのよ」
絵里「ことりから離れなさい!!」
「ふふふ....」
パチン!!
ことり「ん?あれ?ここは.....」
495: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:33:34.07 ID:52XaQXK9
「お目覚めかしら?」
ことり「!貴方は.....!!」ジャラッ!!
「いい夢は見れたかしら?」
ことり「なに、この鎖は...貴方がやったの?」
「そうよ」
ことり「っ.....!!!!!」
「あら、気付いたみたいね」
ことり「なに....これ?」
花陽「」
ことりちゃん「...かよちゃん?」
絵里「ことり....」
ことり「絵里ちゃん?」
海未「........」
ことり「lily white?これは....」
ことり「!貴方は.....!!」ジャラッ!!
「いい夢は見れたかしら?」
ことり「なに、この鎖は...貴方がやったの?」
「そうよ」
ことり「っ.....!!!!!」
「あら、気付いたみたいね」
ことり「なに....これ?」
花陽「」
ことりちゃん「...かよちゃん?」
絵里「ことり....」
ことり「絵里ちゃん?」
海未「........」
ことり「lily white?これは....」
496: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:36:06.71 ID:52XaQXK9
「皆、貴方のせいよ」
ことり「え?」
「皆、助けにきたのよ、捕まった貴方を助けにね」
ことり「私を助けに?....」
「そう、それで私が相手してあげたって訳」
花陽「」
ことり「...かよちゃん?ねぇ、かよちゃん!!」
「ふふふ....」
ことり「これを外して!!解いて!!!」
「いい顔ね、これでこそ復讐の甲斐があるわ」
ことり「復讐?」
「えぇ、貴方と貴方の母親にね」
ことり「!」
「出血大サービスよ、全部話してあげる」
ことり「え?」
「皆、助けにきたのよ、捕まった貴方を助けにね」
ことり「私を助けに?....」
「そう、それで私が相手してあげたって訳」
花陽「」
ことり「...かよちゃん?ねぇ、かよちゃん!!」
「ふふふ....」
ことり「これを外して!!解いて!!!」
「いい顔ね、これでこそ復讐の甲斐があるわ」
ことり「復讐?」
「えぇ、貴方と貴方の母親にね」
ことり「!」
「出血大サービスよ、全部話してあげる」
497: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:42:43.83 ID:52XaQXK9
「貴方の母親は私達を倒した後、この街の市長になった」
絵里「やめな....さい!!」
「そして私達のような組織が悪事が働けないように色々と手を回した」
ことり「.......」
「その一つがBiBi、そこの絢瀬が率いるグループ」
ことり「...絵里ちゃんが?BiBi?」
「BiBiはこのお宝や裏組織の軍資金などの回収、街に害をなすものを事前に処理をする...そういう役目だったのよ」
絵里「.......」
「貴方は街の為にBiBiを追いかけていたつもりなんだろうけど...実際には街の平和の邪魔をしていただけなのよ!!!」
ことり「!」
「その気になってBiBiを追っている貴方の姿はお笑いだったわ」
海未「っ.....!!」
絵里「やめな....さい!!」
「そして私達のような組織が悪事が働けないように色々と手を回した」
ことり「.......」
「その一つがBiBi、そこの絢瀬が率いるグループ」
ことり「...絵里ちゃんが?BiBi?」
「BiBiはこのお宝や裏組織の軍資金などの回収、街に害をなすものを事前に処理をする...そういう役目だったのよ」
絵里「.......」
「貴方は街の為にBiBiを追いかけていたつもりなんだろうけど...実際には街の平和の邪魔をしていただけなのよ!!!」
ことり「!」
「その気になってBiBiを追っている貴方の姿はお笑いだったわ」
海未「っ.....!!」
498: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/05(水) 01:44:20.09 ID:52XaQXK9
海未「その方は警察です!!BiBiを追うのは当然です!!」
「そうね...でも母親がわざわざ危険を承知で手を回しているのに、それを無駄にしようとする娘、滑稽じゃない?」
海未「それは娘に事情を説明しない、親が悪いです!」
「随分とこの子のことを庇うのね」
海未「!そ、それは....」
「..........」
海未「.........」
「まぁ、いいわ、お宝も揃ったし...見せてあげる」
ことり「な、なに?」
「MOMENTRINGの力を」
「そうね...でも母親がわざわざ危険を承知で手を回しているのに、それを無駄にしようとする娘、滑稽じゃない?」
海未「それは娘に事情を説明しない、親が悪いです!」
「随分とこの子のことを庇うのね」
海未「!そ、それは....」
「..........」
海未「.........」
「まぁ、いいわ、お宝も揃ったし...見せてあげる」
ことり「な、なに?」
「MOMENTRINGの力を」
504: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:13:10.64 ID:nvmdfNQ/
「今ここに、九つのお宝が揃ったわ」
ことり「一体、何を!」
「....封印を....解き放つ!」
パー!!!
海未「!!」
絵里「っ!!封印が!!」
「今、私は究極の力を...手に入れる!!」
花陽「」
ことり「この光は一体.....」
ことり「一体、何を!」
「....封印を....解き放つ!」
パー!!!
海未「!!」
絵里「っ!!封印が!!」
「今、私は究極の力を...手に入れる!!」
花陽「」
ことり「この光は一体.....」
505: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:13:55.38 ID:nvmdfNQ/
パー.....
ことり「指輪が宙に浮いてる?」
絵里「あ、あれが...MOMENTRING...」
「ついに...ついに手入れたわよ!!」
海未「なんてオーラなんです....あれはやばい代物です...」
「長かったわ....あの日から今日まで...」
絵里「.........」
「あははは!!ありがとう、これで私の計画は完了したわ」
海未「...ぐっ!...動いてください!!私の体!!」
「無理はしなくてもいいわ....すぐに楽にしてあげるから」
海未「!」
「今こそ、MOMENTRINGを!!」
ことり「指輪が宙に浮いてる?」
絵里「あ、あれが...MOMENTRING...」
「ついに...ついに手入れたわよ!!」
海未「なんてオーラなんです....あれはやばい代物です...」
「長かったわ....あの日から今日まで...」
絵里「.........」
「あははは!!ありがとう、これで私の計画は完了したわ」
海未「...ぐっ!...動いてください!!私の体!!」
「無理はしなくてもいいわ....すぐに楽にしてあげるから」
海未「!」
「今こそ、MOMENTRINGを!!」
506: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:22:08.30 ID:nvmdfNQ/
「..........」スッ
バチッ!!バチバチ!!
ことり「!!」
「!これは....!!」
海未「万事休すです....か.....」
バチバチ!!バチバチ!!!!
「力が....力があふれてくるわ!!」
絵里「........」
「素晴らしいわ、これが指輪の力....」
バチッ!!バチバチ!!
ことり「!!」
「!これは....!!」
海未「万事休すです....か.....」
バチバチ!!バチバチ!!!!
「力が....力があふれてくるわ!!」
絵里「........」
「素晴らしいわ、これが指輪の力....」
507: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:23:10.78 ID:nvmdfNQ/
ことり「なんなの....あのオーラみたいなのは」
「さてと...まずは貴方達を始末して...連中に復讐をしないとね」
海未「っく.....」
「這いつくばってる姿が惨めね....あの絢瀬の娘が、園田の娘が」
絵里「..........」
「なによ、その目は」
絵里「別に....なんでもないわよ」
「ふ~ん...そうだ、決めた!!貴方から始末してあげるわ!」スッ
海未「!手から光のようななにかが!?」
「なに、人智を越えたものには常識は通用しない、それだけよ」
絵里「......」
「消えなさい」ドン!
「さてと...まずは貴方達を始末して...連中に復讐をしないとね」
海未「っく.....」
「這いつくばってる姿が惨めね....あの絢瀬の娘が、園田の娘が」
絵里「..........」
「なによ、その目は」
絵里「別に....なんでもないわよ」
「ふ~ん...そうだ、決めた!!貴方から始末してあげるわ!」スッ
海未「!手から光のようななにかが!?」
「なに、人智を越えたものには常識は通用しない、それだけよ」
絵里「......」
「消えなさい」ドン!
508: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:27:29.94 ID:nvmdfNQ/
バン!!!!
海未「ぐっ!!....」
ことり「絵里ちゃん!!!!」
「あははは!!!まずは一人.....」
ことり「そ、そんな.....」
海未「なんて力なんですか...手から光の玉のようなものが出るなんて」
「さてと...次はどっちにしようかしら?」
海未「!」
「それとも....」チラッ
花陽「」
ことり「!!」
「あははっはははは!!!」
「随分とご機嫌みたいね」
「!?」
海未「ぐっ!!....」
ことり「絵里ちゃん!!!!」
「あははは!!!まずは一人.....」
ことり「そ、そんな.....」
海未「なんて力なんですか...手から光の玉のようなものが出るなんて」
「さてと...次はどっちにしようかしら?」
海未「!」
「それとも....」チラッ
花陽「」
ことり「!!」
「あははっはははは!!!」
「随分とご機嫌みたいね」
「!?」
509: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:28:17.63 ID:nvmdfNQ/
ことり「この声は....もしかして....」
「.....まさか.....」
理事長「随分とご機嫌みたいね」
ことり「お母さん!!!」
海未「あれは市長?....無事だったんですね....」
「貴様....」
理事長「大丈夫?絢瀬さん?」
絵里「理事長....私....」
ことり「絵里ちゃんも無事だったんだ!....よかった」
理事長「いいのよ、よくやってくれたわ」
絵里「すいません....」
理事長「..........」
「.....まさか.....」
理事長「随分とご機嫌みたいね」
ことり「お母さん!!!」
海未「あれは市長?....無事だったんですね....」
「貴様....」
理事長「大丈夫?絢瀬さん?」
絵里「理事長....私....」
ことり「絵里ちゃんも無事だったんだ!....よかった」
理事長「いいのよ、よくやってくれたわ」
絵里「すいません....」
理事長「..........」
510: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:32:15.78 ID:nvmdfNQ/
「久しぶりね、南...まさか、生きていたなんて」
理事長「私の二つ名忘れた?」
「不死鳥....だったかしら?」
理事長「そうよ、貴方なんかには簡単には殺せない」
「貴方なんか....今の私でも『貴方なんか』で済むのかしら?」
理事長「..........」
「いいわ、貴方を始末して残りの8人を炙りだしてあげるわ!」
理事長「貴方は私を殺せない」
「そう、ならお望み通り!!やってやるわ!!!」
理事長「.........」
理事長「私の二つ名忘れた?」
「不死鳥....だったかしら?」
理事長「そうよ、貴方なんかには簡単には殺せない」
「貴方なんか....今の私でも『貴方なんか』で済むのかしら?」
理事長「..........」
「いいわ、貴方を始末して残りの8人を炙りだしてあげるわ!」
理事長「貴方は私を殺せない」
「そう、ならお望み通り!!やってやるわ!!!」
理事長「.........」
511: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:35:42.22 ID:nvmdfNQ/
ドクン!!
「うっ!!」ガクッ
海未「!あの方が急に膝を崩した!?」
理事長「.........」
「これは....一体.....がはっ!!!」
ベチャ!!
絵里「吐血した!?何が起きてるっていうのよ」
「はぁ....はぁ....」
理事長「貴方はその指輪の資格者に選ばれなかった...それだけの話よ」
「!!」
海未「資格者に選ばれなかった?」
理事長「あの指輪は使用者を...人を選ぶのよ」
「うっ!!」ガクッ
海未「!あの方が急に膝を崩した!?」
理事長「.........」
「これは....一体.....がはっ!!!」
ベチャ!!
絵里「吐血した!?何が起きてるっていうのよ」
「はぁ....はぁ....」
理事長「貴方はその指輪の資格者に選ばれなかった...それだけの話よ」
「!!」
海未「資格者に選ばれなかった?」
理事長「あの指輪は使用者を...人を選ぶのよ」
512: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:36:15.92 ID:nvmdfNQ/
絵里「使用者を選ぶ?」
理事長「えぇ、あのリングは呪いのリングでもあるのよ...選ばれたものだけが使いこなすことができる」
「私が...選ばれなかったっていうの!!!」
理事長「そうよ」
「嘘よ!!...がっ!!ぐっ!!ああ!!」
海未「成程、だからあの方は苦しんでいるのですね」
理事長「そういうことよ」
絵里「..........」
理事長「えぇ、あのリングは呪いのリングでもあるのよ...選ばれたものだけが使いこなすことができる」
「私が...選ばれなかったっていうの!!!」
理事長「そうよ」
「嘘よ!!...がっ!!ぐっ!!ああ!!」
海未「成程、だからあの方は苦しんでいるのですね」
理事長「そういうことよ」
絵里「..........」
513: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:39:52.67 ID:nvmdfNQ/
ガチャン!ガチャン!!
理事長「外れたわ」
ことり「ありがとう、お母さん」
理事長「ごめんなさいね、色々と」
ことり「後でお話は聞くよ、今は皆を」
理事長「そうね....」
ことり「かよちゃん!!皆!!!」
「はぁ....はぁ....」ゴトッ
スー...
「!!ま、待って!!どこに行くの?」
海未「指輪が飛んだ?」
スー...ピタッ
絵里「!....な、なに?」
理事長「外れたわ」
ことり「ありがとう、お母さん」
理事長「ごめんなさいね、色々と」
ことり「後でお話は聞くよ、今は皆を」
理事長「そうね....」
ことり「かよちゃん!!皆!!!」
「はぁ....はぁ....」ゴトッ
スー...
「!!ま、待って!!どこに行くの?」
海未「指輪が飛んだ?」
スー...ピタッ
絵里「!....な、なに?」
514: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:40:41.86 ID:nvmdfNQ/
理事長「どうやら指輪に選ばれたのは絢瀬さんみたいね」
絵里「え?」
「馬鹿なっ....なんで、そんな小娘に!!!」
理事長「この指輪にはこんな言い伝えもあるの」
「言い伝え?....」
理事長「人との絆、その本当の絆を持つ者に力を与えるってね」
「...絆?」
理事長「そうよ、貴方が否定をした絆よ...この指輪には長い長い時間の記録や記憶が刻まれているわ」
理事長「貴方は仲間はいらないって言ってたけど、それで貴方が一人で支配者になってどうするの?貴方がいなくなったらどうなるの?」
理事長「仲間がいるからこそ、続くものもある....私はそう思っているわ、実際にこうして私達の娘たちが集まって貴方を倒すために一つになった」
理事長「貴方に比べればたしかに未熟かもしれないけど、しかし大きな可能性を秘めている...私はそんな娘達に託したいわ、未来をね」
ことり「お母さん....」
絵里「え?」
「馬鹿なっ....なんで、そんな小娘に!!!」
理事長「この指輪にはこんな言い伝えもあるの」
「言い伝え?....」
理事長「人との絆、その本当の絆を持つ者に力を与えるってね」
「...絆?」
理事長「そうよ、貴方が否定をした絆よ...この指輪には長い長い時間の記録や記憶が刻まれているわ」
理事長「貴方は仲間はいらないって言ってたけど、それで貴方が一人で支配者になってどうするの?貴方がいなくなったらどうなるの?」
理事長「仲間がいるからこそ、続くものもある....私はそう思っているわ、実際にこうして私達の娘たちが集まって貴方を倒すために一つになった」
理事長「貴方に比べればたしかに未熟かもしれないけど、しかし大きな可能性を秘めている...私はそんな娘達に託したいわ、未来をね」
ことり「お母さん....」
515: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:45:16.02 ID:nvmdfNQ/
絵里「........」
理事長「大丈夫、選ばれた貴方には何も起きないわ」
絵里「........」スッ
パー!!!!
絵里「!」
理事長「今の貴方ならその指輪でどんな願いも叶えられるはずよ」
絵里「どんな願いも....」
理事長「そうよ、今、貴方の願うことはなに?」
絵里「.........」
ことり「絵里ちゃん....」
海未「........」
絵里「私の願うことは.....」
理事長「大丈夫、選ばれた貴方には何も起きないわ」
絵里「........」スッ
パー!!!!
絵里「!」
理事長「今の貴方ならその指輪でどんな願いも叶えられるはずよ」
絵里「どんな願いも....」
理事長「そうよ、今、貴方の願うことはなに?」
絵里「.........」
ことり「絵里ちゃん....」
海未「........」
絵里「私の願うことは.....」
516: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:46:06.58 ID:nvmdfNQ/
絵里「この争いで傷ついた街の人や街を元に戻してほしい」
海未「!」
ことり「絵里ちゃん」
理事長「貴方らしいわね」
パー!!!!!!
絵里「うわっ!!」
理事長「願いは受け入れられたようね」
「..........」
海未「!」
ことり「絵里ちゃん」
理事長「貴方らしいわね」
パー!!!!!!
絵里「うわっ!!」
理事長「願いは受け入れられたようね」
「..........」
517: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:50:33.11 ID:nvmdfNQ/
フッ....
絵里「指輪の光が消えた....」
理事長「魔力を使い切ったようね」
絵里「使い切った?」
理事長「えぇ、この指輪は一定量の魔法を使い切ると長い封印期間...ようはスリープモードに入るのよ」
ことり「それはどれくらいなの?」
理事長「たしか五十年よ」
海未「五十年.....」
理事長「とにかくその指輪は今はただの指輪になったってことよ」
絵里「指輪の光が消えた....」
理事長「魔力を使い切ったようね」
絵里「使い切った?」
理事長「えぇ、この指輪は一定量の魔法を使い切ると長い封印期間...ようはスリープモードに入るのよ」
ことり「それはどれくらいなの?」
理事長「たしか五十年よ」
海未「五十年.....」
理事長「とにかくその指輪は今はただの指輪になったってことよ」
518: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:51:15.14 ID:nvmdfNQ/
バタン!!
にこ「絵里!!」
凛「海未ちゃん!!」
希「応援に来たよ!」
真姫「もうちょっと....丁寧に運んでよ.....」
絵里「!皆!!」
海未「凛、希....」
穂乃果「ことりちゃん!!」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」
「.............」
理事長「貴方の負けよ、拘束させてもらうわよ」
「好きにしなさい....」
理事長「.........」
にこ「絵里!!」
凛「海未ちゃん!!」
希「応援に来たよ!」
真姫「もうちょっと....丁寧に運んでよ.....」
絵里「!皆!!」
海未「凛、希....」
穂乃果「ことりちゃん!!」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」
「.............」
理事長「貴方の負けよ、拘束させてもらうわよ」
「好きにしなさい....」
理事長「.........」
519: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:55:47.59 ID:nvmdfNQ/
穂乃果「花陽ちゃん、大丈夫?」
花陽「う、うん、なんとか.....」
ことり「無理しちゃだめだよ?かよちゃん」
花陽「うん....」
絵里「真姫、貴方、一番ボロボロじゃない」
真姫「うるさい」
にこ「髪の毛もすごいことになってるし」
真姫「うるさい」
絵里「お疲れ様、二人共」
にこ「あんたもね」
真姫「....お疲れ.......」
花陽「う、うん、なんとか.....」
ことり「無理しちゃだめだよ?かよちゃん」
花陽「うん....」
絵里「真姫、貴方、一番ボロボロじゃない」
真姫「うるさい」
にこ「髪の毛もすごいことになってるし」
真姫「うるさい」
絵里「お疲れ様、二人共」
にこ「あんたもね」
真姫「....お疲れ.......」
520: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:56:25.82 ID:nvmdfNQ/
海未「希、凛...大丈夫ですか?」
凛「うん、平気!元気!」
希「うちも!」
海未「そうですか....」
凛「それよりも~?」
希「お義母さんに挨拶しに行かないの~?」
海未「!!」
凛「チャンスだよ~?」ニヤニヤ
希「行かないの~?」ニヤニヤ
海未「貴方達.....」
凛 希「!!」
海未「歯ぁ...食いしばりなさい!!」
凛「うん、平気!元気!」
希「うちも!」
海未「そうですか....」
凛「それよりも~?」
希「お義母さんに挨拶しに行かないの~?」
海未「!!」
凛「チャンスだよ~?」ニヤニヤ
希「行かないの~?」ニヤニヤ
海未「貴方達.....」
凛 希「!!」
海未「歯ぁ...食いしばりなさい!!」
521: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:57:12.50 ID:nvmdfNQ/
リン!!ノゾミ!!
オニダー!!シュラニャー!!!
絵里「全く、あの3人は元気ね....」
にこ「絵里」
真姫「エリー」
絵里「!」
花陽 穂乃果 ことり「........」
絵里「え?」
凛「帰ろう?」
希「そしてお話でもしながら焼肉でも食べよう?」
絵里「でも、後処理が....」
理事長「それは私がやっておくわ、これくらいはやらせて、迷惑かけてしまったし」
海未「焼肉はただ貴方が食べたいだけでは?」
凛「打ち上げはやっぱり?」
希「焼肉っしょー!!!!」
オニダー!!シュラニャー!!!
絵里「全く、あの3人は元気ね....」
にこ「絵里」
真姫「エリー」
絵里「!」
花陽 穂乃果 ことり「........」
絵里「え?」
凛「帰ろう?」
希「そしてお話でもしながら焼肉でも食べよう?」
絵里「でも、後処理が....」
理事長「それは私がやっておくわ、これくらいはやらせて、迷惑かけてしまったし」
海未「焼肉はただ貴方が食べたいだけでは?」
凛「打ち上げはやっぱり?」
希「焼肉っしょー!!!!」
522: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 01:59:51.98 ID:nvmdfNQ/
理事長「..........」
「どうだった?娘達は」
理事長「!西木野さん...久しぶりね」
「えぇ、娘のピンチに張り切ってきちゃったわ」
理事長「親バカね」
「それはお互い様でしょ?」
理事長「そうかもね」
「まぁ、親バカなのは私達だけではなかったみたいだけどね」
理事長「まさか...街にいたロボット達を破壊したのは」
「皆、親バカなのよ」
「どうだった?娘達は」
理事長「!西木野さん...久しぶりね」
「えぇ、娘のピンチに張り切ってきちゃったわ」
理事長「親バカね」
「それはお互い様でしょ?」
理事長「そうかもね」
「まぁ、親バカなのは私達だけではなかったみたいだけどね」
理事長「まさか...街にいたロボット達を破壊したのは」
「皆、親バカなのよ」
523: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:04:47.44 ID:nvmdfNQ/
穂乃果「お肉♪お肉♪」
ことり「はーい、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「わーい!!」
花陽「ここのお米...いいお米です!」
凛「ラーメンないかにゃー?」
真姫「ラーメンが焼肉屋にはある訳ないでしょ?」
海未「あ!あるみたいですよ」
絵里「どんな焼肉屋よ....ラーメンがあるって」
にこ「あんた、野菜も食べなさいよ!!」
希「あ、どうぞどうぞ」ごっそり
にこ「そんなにいらんわ!」
絵里「..........」
絵里(こうして、私達の戦いは終わった....)
ことり「はーい、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「わーい!!」
花陽「ここのお米...いいお米です!」
凛「ラーメンないかにゃー?」
真姫「ラーメンが焼肉屋にはある訳ないでしょ?」
海未「あ!あるみたいですよ」
絵里「どんな焼肉屋よ....ラーメンがあるって」
にこ「あんた、野菜も食べなさいよ!!」
希「あ、どうぞどうぞ」ごっそり
にこ「そんなにいらんわ!」
絵里「..........」
絵里(こうして、私達の戦いは終わった....)
524: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:05:21.76 ID:nvmdfNQ/
~~~~~~~~~~~~~
「市長、面会です」
「市長なんて堅苦しいよーかよちゃんー」
「でも、それでは威厳が...」
「むー....」
「こ、ことりちゃん...」
「なにかね?秘書のかよちゃん?」
「ことりちゃんに面会です」
「はーい」
「もう.......」
「~♪」
「市長、面会です」
「市長なんて堅苦しいよーかよちゃんー」
「でも、それでは威厳が...」
「むー....」
「こ、ことりちゃん...」
「なにかね?秘書のかよちゃん?」
「ことりちゃんに面会です」
「はーい」
「もう.......」
「~♪」
525: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:08:15.07 ID:nvmdfNQ/
「緊急出動にゃ!!」
「よっしゃあ!!現場に直行や!!フルスロットルで行くよ!!」
「希!!警官が交通ルールを守らないでどうするんですか!!」
「おーおーさすが警部殿になると違うなぁ~」
「そうにゃそうにゃ、市長には未だに告白できないけどねー」
「ねー」
「希....凛...」
「「あ」」
「安 全 運 転 でお願いますね...後、現場に着いたら....」
「「........」」
「覚悟しておいてくださいね?」
「「は、はい....」」
「よっしゃあ!!現場に直行や!!フルスロットルで行くよ!!」
「希!!警官が交通ルールを守らないでどうするんですか!!」
「おーおーさすが警部殿になると違うなぁ~」
「そうにゃそうにゃ、市長には未だに告白できないけどねー」
「ねー」
「希....凛...」
「「あ」」
「安 全 運 転 でお願いますね...後、現場に着いたら....」
「「........」」
「覚悟しておいてくださいね?」
「「は、はい....」」
526: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:11:27.21 ID:nvmdfNQ/
~♪
「相変わらずピアノが上手いわね、さすが真姫ちゃん」
「子供の頃からやってるからね」
「今度のクリスマスもよろしくね、子供達も頑張ってるから」
「そうね...あの子達にサンタさんがちゃんと来るように頑張らないと」
「?サンタさん?」
「えぇ、サンタさんよ」
「相変わらずピアノが上手いわね、さすが真姫ちゃん」
「子供の頃からやってるからね」
「今度のクリスマスもよろしくね、子供達も頑張ってるから」
「そうね...あの子達にサンタさんがちゃんと来るように頑張らないと」
「?サンタさん?」
「えぇ、サンタさんよ」
527: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:14:19.71 ID:nvmdfNQ/
「今日はどんな懺悔をされに来られたんですか?」
「はい!実は....じゃなくて!情報だよ!」
「そうですか....どんな情報ですか?」
「A-RISEのロボットを元にした軍事兵器として量産されそうって話」
「!それは本当?」
「うん、たしかな情報だよ!!」
「さすが情報屋ね、ありがとう」
「えへへ....」
「...........」
「はい!実は....じゃなくて!情報だよ!」
「そうですか....どんな情報ですか?」
「A-RISEのロボットを元にした軍事兵器として量産されそうって話」
「!それは本当?」
「うん、たしかな情報だよ!!」
「さすが情報屋ね、ありがとう」
「えへへ....」
「...........」
528: 名無しで叶える物語(笑) 2018/12/06(木) 02:18:05.36 ID:nvmdfNQ/
「今日はどんな獲物なの?」
「工場よ、標的は兵器の破壊とデータの消去よ」
「成程、久々に私の新作を見せてあげるわ」
「何を作ったのよ」
「それは向こうに着いてからのお楽しみ」
「ふ~ん....」
「よし、行くわよ、二人共」
「はーい」
「OK」
「にこ!」
「真姫!!」
「エリーチカ!!」
「「「BiBi!!ミッションスタート!!」」」
おしまい
「工場よ、標的は兵器の破壊とデータの消去よ」
「成程、久々に私の新作を見せてあげるわ」
「何を作ったのよ」
「それは向こうに着いてからのお楽しみ」
「ふ~ん....」
「よし、行くわよ、二人共」
「はーい」
「OK」
「にこ!」
「真姫!!」
「エリーチカ!!」
「「「BiBi!!ミッションスタート!!」」」
おしまい
引用元: ・絵里「かいとうだんはじめました」
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