1: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:48:22 ID:???00
103期5月位の話

2: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:49:18 ID:???00
さやか「ん?出来てるとは何ですか?」

花帆「鈍いなぁさやかちゃんは。付き合ってるかもって事だよ」

さやか「あの先輩達がですか?うーんそうでしょうか」

花帆「昨日部室で二人っきりだったのをドアのすき間から見てたんだけどすっごい良い雰囲気だったんだから!」

さやか「盗み見ですか...感心しませんね」

3: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:50:01 ID:???00
花帆「何か話してる訳じゃなくて二人でずっと夕焼けを眺めてただけなんだけど...あの瞬間なんだかカップルみたいだったよ」

さやか「それで付き合っているかもと判断したのですか?」

花帆「ううん。それだけじゃないよ!」

花帆「その後二人に突撃して付き合ってるんですか?って聞いたんだけど」

さやか「聞いたんですか!?」

4: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:50:41 ID:???00

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梢『そんな訳ないでしょ...私達はただの同級生よ。ねぇ綴理』

綴理『かほのそーぞーに任せるよ』

梢『綴理////』

花帆『...♡』キラキラキラ

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5: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:51:43 ID:???00
花帆「綴理センパイがきっぱりと否定しなかったのも付き合ってるかもって思う理由の一つだね」

さやか「綴理センパイはつかみ所のない人ですから。それでお付き合いをしてるというのも決め付けのもどうかと」

花帆「それにね...花帆は見てしまったのです!」

さやか「見たって何を?」

花帆「先輩達が手を繋いで見つめ合ったのを───」

梢「花帆さん?何を話しているのかしら」

6: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:53:11 ID:???00
花帆「あ、梢センパイ今ですね~」

梢「こんな所で油を売ってて良かったの?今日は私の練習に付き合うはずだったのに...サボりかしら?」

花帆「あ゛っ゛すみません梢センパイ!今準備しますから怒らないで!!」

梢「という訳で花帆さんは借りるから。またね村野さん」

さやか「はい...花帆さんも頑張ってくださいね」

7: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:54:26 ID:???00
梢「あとね...村野さん」

さやか「?」

梢「私と綴理は...まだそういう関係じゃないから....こほん。さぁ行くわよ。まずは校庭30周!」

花帆「え!?冗談ですよねセンパイ!?」ズルズル

さやか「ふふっ...」

さやか「あれ?今『まだ』って言わなかった?え?それってどういう??」

さやか「あぁもうっ!そんなこと言われたら気になるじゃないですかー!」

8: 名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:54:37 ID:???00
おわり

引用元: 【超短編】花帆「梢センパイと綴理センパイって出来てるよね」