1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:00:18.482 ID:uZd3xjz/0.net
20XX年、NASAに宇宙から恐ろしい通信が入った。
内容を地球の言葉に訳すと――
≪我々の星は滅びてしまった≫
≪ついては環境の似たお前達の星を頂く≫
≪素直に明け渡さない場合、一ヶ月後に攻撃を開始する≫
NASA職員A「This is a pen!(なんということだ!)」
NASA職員B「I'm fine, thank you!(すぐホワイトハウスへ連絡するんだ!)」
内容を地球の言葉に訳すと――
≪我々の星は滅びてしまった≫
≪ついては環境の似たお前達の星を頂く≫
≪素直に明け渡さない場合、一ヶ月後に攻撃を開始する≫
NASA職員A「This is a pen!(なんということだ!)」
NASA職員B「I'm fine, thank you!(すぐホワイトハウスへ連絡するんだ!)」
2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:03:29.075 ID:uZd3xjz/0.net
ホワイトハウス――
大統領「What!?(なんだと!?)」
大統領「My name is Tom!(なにか手だてはないのか!?)」
部下「I live in China.(宇宙人の科学力は我々より遥かに優れており、戦えば確実に負けます)」
部下「But…(しかし……)」
部下「You're welcome.(最新式のAIが、日本ならば宇宙人を撃退できる可能性があると回答しました)」
大統領「Japan!?(日本だと!? あんな偽ニュージーランドのような形の国に何ができる!)」
部下「How do you do?(しかし、これしか手はないのです! ご決断を!)」
大統領「I have a pen.(分かった……日本の総理と連絡を取ってみよう)」
大統領「What!?(なんだと!?)」
大統領「My name is Tom!(なにか手だてはないのか!?)」
部下「I live in China.(宇宙人の科学力は我々より遥かに優れており、戦えば確実に負けます)」
部下「But…(しかし……)」
部下「You're welcome.(最新式のAIが、日本ならば宇宙人を撃退できる可能性があると回答しました)」
大統領「Japan!?(日本だと!? あんな偽ニュージーランドのような形の国に何ができる!)」
部下「How do you do?(しかし、これしか手はないのです! ご決断を!)」
大統領「I have a pen.(分かった……日本の総理と連絡を取ってみよう)」
3: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:06:14.073 ID:uZd3xjz/0.net
総理官邸――
総理「……というわけだ」
総理「米国からの要請で、日本が宇宙人対策の指揮を執ることになった」
秘書官「大役ですね。ある意味では日本の技術力を世界に示す好機ともいえますが」
総理「しかし、たった一ヶ月でどれだけのことができるか……」
秘書官「餅は餅屋、やはり宇宙のことはJAXA(宇宙航空研究開発機構)に任せるのがよろしいでしょう」
総理「うむ、JAXAに向かうぞ!」
総理「……というわけだ」
総理「米国からの要請で、日本が宇宙人対策の指揮を執ることになった」
秘書官「大役ですね。ある意味では日本の技術力を世界に示す好機ともいえますが」
総理「しかし、たった一ヶ月でどれだけのことができるか……」
秘書官「餅は餅屋、やはり宇宙のことはJAXA(宇宙航空研究開発機構)に任せるのがよろしいでしょう」
総理「うむ、JAXAに向かうぞ!」
4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:09:22.464 ID:uZd3xjz/0.net
JAXA本部――
職員「ようこそいらっしゃいました、総理」
総理「NASAが宇宙人からの通信をキャッチしたことは知っているね?」
職員「はい。地球を明け渡すか、滅ぶか、選べ……ということでしたね」
総理「そのような要求、人類は飲むことはできん。戦うしかない」
総理「どうか、JAXAの力を貸してくれ!」
職員「お任せ下さい。このようなこともあろうかと――」
職員「我々は宇宙戦闘用『はやぶさ』を密かに開発していたのです!」
職員「ようこそいらっしゃいました、総理」
総理「NASAが宇宙人からの通信をキャッチしたことは知っているね?」
職員「はい。地球を明け渡すか、滅ぶか、選べ……ということでしたね」
総理「そのような要求、人類は飲むことはできん。戦うしかない」
総理「どうか、JAXAの力を貸してくれ!」
職員「お任せ下さい。このようなこともあろうかと――」
職員「我々は宇宙戦闘用『はやぶさ』を密かに開発していたのです!」
5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:12:52.443 ID:uZd3xjz/0.net
総理「これが……戦闘用の『はやぶさ』か!」
職員「はい、宇宙空間での速度・機動力は宇宙人たちにも負けない自信があります。しかし――」
総理「しかし?」
職員「搭載されている装備はまだまだ貧弱で、肝心の宇宙人を倒す手段がないのです」
職員「どこかの企業に依頼して、“兵器”を開発してもらわねばなりません」
総理「兵器か……たとえば三菱重工はどうだ?」
秘書官「三菱重工は、今日から一ヶ月間社員全員リフレッシュ休暇だそうです」
総理「なんというタイミングの悪さ!」
秘書官「他の企業も当たってみましたが、なかなか都合がつかず……」
厚労大臣「でしたら、一社だけ可能性のある企業があります」
総理「どこだ?」
厚労大臣「小林製薬です」
職員「はい、宇宙空間での速度・機動力は宇宙人たちにも負けない自信があります。しかし――」
総理「しかし?」
職員「搭載されている装備はまだまだ貧弱で、肝心の宇宙人を倒す手段がないのです」
職員「どこかの企業に依頼して、“兵器”を開発してもらわねばなりません」
総理「兵器か……たとえば三菱重工はどうだ?」
秘書官「三菱重工は、今日から一ヶ月間社員全員リフレッシュ休暇だそうです」
総理「なんというタイミングの悪さ!」
秘書官「他の企業も当たってみましたが、なかなか都合がつかず……」
厚労大臣「でしたら、一社だけ可能性のある企業があります」
総理「どこだ?」
厚労大臣「小林製薬です」
7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:15:30.600 ID:uZd3xjz/0.net
総理「小林製薬?」
厚労大臣「独創的な発想とネーミングで、さまざまなヒット商品を生み出してきた国内有数の製薬会社です」
厚労大臣「彼らなら、きっと宇宙人を撃退する兵器を作ってくれるでしょう」
厚労大臣「問題は、製薬会社である彼らが、兵器開発を了承してくれるかどうかですが……」
総理「何としても了承してもらわねばならん。私自ら出向こう!」
厚労大臣「独創的な発想とネーミングで、さまざまなヒット商品を生み出してきた国内有数の製薬会社です」
厚労大臣「彼らなら、きっと宇宙人を撃退する兵器を作ってくれるでしょう」
厚労大臣「問題は、製薬会社である彼らが、兵器開発を了承してくれるかどうかですが……」
総理「何としても了承してもらわねばならん。私自ら出向こう!」
9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:18:44.917 ID:uZd3xjz/0.net
小林製薬――
社長「なるほど、お話は分かりました……」
社長「ですが、製薬会社である我らに、宇宙人とはいえ人を殺傷する兵器を作れと?」
総理「……!」
社長「我々にも企業イメージというものがあります。残念ながらこの話は――」
総理「待ってくれ!」
社長「!」
総理「その通り……無茶をいっていることは百も承知」
総理「しかし、このままでは地球人は滅ぼされ、地球は宇宙人の物となってしまう!」
総理「それを防ぐには、戦闘用『はやぶさ』に、あなた方の作った兵器を搭載するしかない!」
総理「そう、地球を救えるのは小林製薬しかいない!」
総理「どうか引き受けてくれ!」
社長「……」
社長「なるほど、お話は分かりました……」
社長「ですが、製薬会社である我らに、宇宙人とはいえ人を殺傷する兵器を作れと?」
総理「……!」
社長「我々にも企業イメージというものがあります。残念ながらこの話は――」
総理「待ってくれ!」
社長「!」
総理「その通り……無茶をいっていることは百も承知」
総理「しかし、このままでは地球人は滅ぼされ、地球は宇宙人の物となってしまう!」
総理「それを防ぐには、戦闘用『はやぶさ』に、あなた方の作った兵器を搭載するしかない!」
総理「そう、地球を救えるのは小林製薬しかいない!」
総理「どうか引き受けてくれ!」
社長「……」
10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:21:56.378 ID:uZd3xjz/0.net
社長「分かりました……お引き受けしましょう」
総理「おおっ!」
社長「入りたまえ」
社員「はっ!」シュザッ
総理「彼は?」
社長「我が社でも特に独創的な発想に優れた社員です」
社長「今回のプロジェクト、彼をリーダーとして推し進めます」
総理「ありがとう……!」
社員「必ずや地球を救う新製品を作ってみせます!」
総理「おおっ!」
社長「入りたまえ」
社員「はっ!」シュザッ
総理「彼は?」
社長「我が社でも特に独創的な発想に優れた社員です」
社長「今回のプロジェクト、彼をリーダーとして推し進めます」
総理「ありがとう……!」
社員「必ずや地球を救う新製品を作ってみせます!」
11: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:24:14.729 ID:uZd3xjz/0.net
小林製薬で試行錯誤が始まった。
社員「地球存亡をかけた戦いになる! みんな、思う存分アイディアを出してくれ!」
「糸ようじの原理を利用したらどうだろう?」
「熱さまシートで敵の熱を奪うという兵器を……」
「消臭元で気配を消せるようにすればステルス機能を搭載できるんじゃないか?」
ワイワイ… ガヤガヤ…
社員「地球存亡をかけた戦いになる! みんな、思う存分アイディアを出してくれ!」
「糸ようじの原理を利用したらどうだろう?」
「熱さまシートで敵の熱を奪うという兵器を……」
「消臭元で気配を消せるようにすればステルス機能を搭載できるんじゃないか?」
ワイワイ… ガヤガヤ…
13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:27:36.287 ID:uZd3xjz/0.net
一ヶ月後――
総理「……小林製薬から連絡は?」
秘書官「いえ……未だに」
総理「……遅い!」
総理「やはり……一ヶ月で兵器開発というのは無茶だったのか……!?」
総理「こうしてはおれん!」ガタッ
秘書官「総理、どこへ!?」
総理「小林製薬を訪問してくる!」
総理「……小林製薬から連絡は?」
秘書官「いえ……未だに」
総理「……遅い!」
総理「やはり……一ヶ月で兵器開発というのは無茶だったのか……!?」
総理「こうしてはおれん!」ガタッ
秘書官「総理、どこへ!?」
総理「小林製薬を訪問してくる!」
14: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:30:34.423 ID:uZd3xjz/0.net
小林製薬――
社員「兵器? ああ、とっくに出来てますよ。二週間ぐらいで完成しました」
総理「なにィ!?」
総理「だったらどうして連絡をくれなかったんだ! もう時間がないのだ!」
社員「なぜなら――」
社員「名前を『テキコロスン』にするか、『マモルアース』にするかで未だに揉めてまして」
総理「どっちでもいいよ!」
社員「よくありませんッ! ここが一番大事なところなんです!!!」
総理「す、すみません」
社員「兵器? ああ、とっくに出来てますよ。二週間ぐらいで完成しました」
総理「なにィ!?」
総理「だったらどうして連絡をくれなかったんだ! もう時間がないのだ!」
社員「なぜなら――」
社員「名前を『テキコロスン』にするか、『マモルアース』にするかで未だに揉めてまして」
総理「どっちでもいいよ!」
社員「よくありませんッ! ここが一番大事なところなんです!!!」
総理「す、すみません」
15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:33:33.108 ID:uZd3xjz/0.net
社員「えー……厳正なる社内投票の結果、名前は『マモルアース』に決定しました!」
オオッ…
ワァァァァァァ…
パチパチパチパチパチパチパチ…
総理(『マモルアース』……いいネーミングだ! 絶対地球守れそうな気がするもん!)
総理(私ならきっと『ファイナルギャラクシーファントム零式』とかにしてただろうな……)
オオッ…
ワァァァァァァ…
パチパチパチパチパチパチパチ…
総理(『マモルアース』……いいネーミングだ! 絶対地球守れそうな気がするもん!)
総理(私ならきっと『ファイナルギャラクシーファントム零式』とかにしてただろうな……)
16: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:36:42.268 ID:uZd3xjz/0.net
種子島宇宙センター
社員「よいしょと」ゴトッ
社員「戦闘用『はやぶさ』に、『マモルアース』を搭載いたしました」
職員「では戦闘用『はやぶさ』、発射します。総理、カウントをどうぞ」
総理「3、2、1……」
秘書官「Go!!!」
総理「ちょっ」
シュボッ… ゴゴゴゴゴゴ…
社員「よいしょと」ゴトッ
社員「戦闘用『はやぶさ』に、『マモルアース』を搭載いたしました」
職員「では戦闘用『はやぶさ』、発射します。総理、カウントをどうぞ」
総理「3、2、1……」
秘書官「Go!!!」
総理「ちょっ」
シュボッ… ゴゴゴゴゴゴ…
17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:39:25.956 ID:uZd3xjz/0.net
宇宙人「今日が約束の日だが、地球人は星を明け渡すつもりはないようだ」
宇宙人「ならばやむをえん。戦争をするしかあるまい!」
副官「司令官、地球から一基のロケットが発射されました!」
宇宙人「ほう、我々と戦うつもりか? 面白い、科学力の差を見せつけてくれる!」
宇宙人「すぐにビーム砲で撃ち落とせ!」
副官「了解!」
宇宙人「ならばやむをえん。戦争をするしかあるまい!」
副官「司令官、地球から一基のロケットが発射されました!」
宇宙人「ほう、我々と戦うつもりか? 面白い、科学力の差を見せつけてくれる!」
宇宙人「すぐにビーム砲で撃ち落とせ!」
副官「了解!」
19: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:42:14.428 ID:uZd3xjz/0.net
宇宙人の戦艦から、ビームが次々発射される。
バシュッ! バシュッ! バシュッ!
しかし――
副官「あ、当たりません!」
宇宙人「なにィ!?」
副官「地球には“HAYABUSA”という鳥がいるそうですが、まるでその鳥のような速さです!」
宇宙人「HAYABUSA……! なんと恐ろしい!」
バシュッ! バシュッ! バシュッ!
しかし――
副官「あ、当たりません!」
宇宙人「なにィ!?」
副官「地球には“HAYABUSA”という鳥がいるそうですが、まるでその鳥のような速さです!」
宇宙人「HAYABUSA……! なんと恐ろしい!」
20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:45:26.113 ID:uZd3xjz/0.net
はやぶさ『敵戦艦、確認』
はやぶさ『マモルアース、発射!』シュボォォォォォッ!
宇宙人「なんだ、あのミサイルは!?」
副官「我々のバリアーをあっさり貫きました! 回避できません!」
宇宙人「いっ、いかん! 被弾するッ!」
ズガァァァァァンッ!!!
『マモルアース』は戦艦に大打撃を与え、地球へ墜落させた。
はやぶさ『マモルアース、発射!』シュボォォォォォッ!
宇宙人「なんだ、あのミサイルは!?」
副官「我々のバリアーをあっさり貫きました! 回避できません!」
宇宙人「いっ、いかん! 被弾するッ!」
ズガァァァァァンッ!!!
『マモルアース』は戦艦に大打撃を与え、地球へ墜落させた。
21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:48:42.467 ID:uZd3xjz/0.net
宇宙人たちは全員捕えられた。
宇宙人「地球人を侮りすぎていたか……」
宇宙人「殺せ……! 我らは君たちを滅ぼそうとしたのだ……!」
宇宙人「当然滅ぼされる覚悟も出来ている!」
総理(今この地球に彼らを受け入れるスペースはない……)
総理(気の毒だが、やるしか――)
社員「お待ち下さい、総理」
宇宙人「地球人を侮りすぎていたか……」
宇宙人「殺せ……! 我らは君たちを滅ぼそうとしたのだ……!」
宇宙人「当然滅ぼされる覚悟も出来ている!」
総理(今この地球に彼らを受け入れるスペースはない……)
総理(気の毒だが、やるしか――)
社員「お待ち下さい、総理」
22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:53:01.961 ID:uZd3xjz/0.net
社員「私に考えがあります」
総理「ほう、一体どんな?」
社員「私は子供の頃より特撮番組などで、“星が滅びたから地球にやってきた”という宇宙人を見るたび」
社員「いつもこう思ったものです。なんとか助けてあげたい、と――」
総理「優しい少年だったんだな」
総理「! それはもしかして……彼らを救う手段があると?」
社員「ええ、“あったらいいな”をカタチにするのが小林製薬ですから!」
総理「ほう、一体どんな?」
社員「私は子供の頃より特撮番組などで、“星が滅びたから地球にやってきた”という宇宙人を見るたび」
社員「いつもこう思ったものです。なんとか助けてあげたい、と――」
総理「優しい少年だったんだな」
総理「! それはもしかして……彼らを救う手段があると?」
社員「ええ、“あったらいいな”をカタチにするのが小林製薬ですから!」
23: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 22:56:22.073 ID:uZd3xjz/0.net
社員「我々は『マモルアース』開発と並行して、宇宙人たちの新天地も開発していたんです」
総理「星を作ったのか!? さすがは小林製薬!」
社員「その名も――『スメルホシ』」
総理「相変わらずいいネーミングだ……!」
社員「宇宙人の皆さん、どうか『スメルホシ』に移住なさって下さい」
宇宙人「ありがとう……ありがとう……!」
こうして、小林製薬は地球と宇宙人の両方を救ったのであった――
総理「星を作ったのか!? さすがは小林製薬!」
社員「その名も――『スメルホシ』」
総理「相変わらずいいネーミングだ……!」
社員「宇宙人の皆さん、どうか『スメルホシ』に移住なさって下さい」
宇宙人「ありがとう……ありがとう……!」
こうして、小林製薬は地球と宇宙人の両方を救ったのであった――
25: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 23:00:22.678 ID:uZd3xjz/0.net
スメルホシに移住した宇宙人たちは地球と交流を重ねるようになった。
元々彼らの科学力は地球よりも優れていたので、地球人の生活もより豊かなものになった。
宇宙人「ハロー、コバヤシ製薬の方! 我らの救世主!」
社員「おおっ、また来て下さいましたか! スメルホシの住み心地はいかがですか?」
宇宙人「とても快適です。本当にありがとう!」
社員「今日は観光にいらっしゃったんですか?」
宇宙人「ええ、それと、地球の文化を学ばせてもらっています」
宇宙人「あなたの会社の製品も、ちょくちょく購入させてもらってますよ」
社員「おおっ、それはありがとうございます」
元々彼らの科学力は地球よりも優れていたので、地球人の生活もより豊かなものになった。
宇宙人「ハロー、コバヤシ製薬の方! 我らの救世主!」
社員「おおっ、また来て下さいましたか! スメルホシの住み心地はいかがですか?」
宇宙人「とても快適です。本当にありがとう!」
社員「今日は観光にいらっしゃったんですか?」
宇宙人「ええ、それと、地球の文化を学ばせてもらっています」
宇宙人「あなたの会社の製品も、ちょくちょく購入させてもらってますよ」
社員「おおっ、それはありがとうございます」
26: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/02/13(水) 23:03:22.871 ID:uZd3xjz/0.net
宇宙人「特にある製品など、コマーシャルのモノマネができるぐらい気に入りまして」
社員「光栄です! よろしければご披露して下さいませんか?」
宇宙人「では失礼して」コホンッ
宇宙人「元気ハツラツ! オロナミンC!」
社員(それ大塚製薬さん……)
― 終 ―
社員「光栄です! よろしければご披露して下さいませんか?」
宇宙人「では失礼して」コホンッ
宇宙人「元気ハツラツ! オロナミンC!」
社員(それ大塚製薬さん……)
― 終 ―
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