1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:25:57.578 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「この棒でリレーをするんだ」
カラカル「リレー?」
ロードランナー「なんだそりゃ?」
サーバル「すっごーい!」
キュルル「リレーっていうのはだね……チーターさん、お尻を出してください」
チーター「は、はぁ?」
カラカル「リレー?」
ロードランナー「なんだそりゃ?」
サーバル「すっごーい!」
キュルル「リレーっていうのはだね……チーターさん、お尻を出してください」
チーター「は、はぁ?」
4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:29:22.659 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「ちょ、ちょっとどういうことよ!」
サーバル「キュルルちゃん、なんで が必要なの?」
キュルル「うん。リレーをするには を出さなきゃいけないんだ」
カラカル「本当なの?」
プロングホーン「にわかには信じ難いが……」
キュルル「例えば、ロードランナーの にこの棒を……」
ズニュ!
ロードランナー「あぎっ!! な、何しやがる……!」プルプル
キュルル「このまま走るんだ」
サーバル「すっごーい!!」
サーバル「キュルルちゃん、なんで が必要なの?」
キュルル「うん。リレーをするには を出さなきゃいけないんだ」
カラカル「本当なの?」
プロングホーン「にわかには信じ難いが……」
キュルル「例えば、ロードランナーの にこの棒を……」
ズニュ!
ロードランナー「あぎっ!! な、何しやがる……!」プルプル
キュルル「このまま走るんだ」
サーバル「すっごーい!!」
7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:32:08.419 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「ほら、チーターさんも。パーク最速を証明するんでしょう」
チーター「う、うぅ」
カラカル「あ、あたしたちもやるの!?」
キュルル「うん、これがリレーだからね」
サーバル「すっごーい!」
キュルル「まずはカラカルとロードランナーが に棒をいれて走る」
キュルル「そして、後続には手を使わず、 と を合わせて棒を受け渡してね」
キュルル「あ、棒を最後まで で てね。落としたら失格だから」
チーター「う、うぅ」
カラカル「あ、あたしたちもやるの!?」
キュルル「うん、これがリレーだからね」
サーバル「すっごーい!」
キュルル「まずはカラカルとロードランナーが に棒をいれて走る」
キュルル「そして、後続には手を使わず、 と を合わせて棒を受け渡してね」
キュルル「あ、棒を最後まで で てね。落としたら失格だから」
8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:35:01.776 ID:kuqwsp6v0.net
カラカル「は、はいったわよぉ」プルプル
ロードランナー「く、くぅ。お腹が苦しくて……っ」プルプル
キュルル「はい。そのまま走ってね。位置について……みんな準備はいい?」
プロングホーン「あぁ。楽しみだ!」
チーター「こ、こんなことで本当にスピードの向こう側が証明できるのかしら……」
キュルル「よーい、スタート!」
ロードランナー「あ、ああ…!」プルプル
カラカル「く、うう……!」プルプル
キュルル「遅いなぁ」
ロードランナー「く、くぅ。お腹が苦しくて……っ」プルプル
キュルル「はい。そのまま走ってね。位置について……みんな準備はいい?」
プロングホーン「あぁ。楽しみだ!」
チーター「こ、こんなことで本当にスピードの向こう側が証明できるのかしら……」
キュルル「よーい、スタート!」
ロードランナー「あ、ああ…!」プルプル
カラカル「く、うう……!」プルプル
キュルル「遅いなぁ」
9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:37:30.952 ID:kuqwsp6v0.net
ロードランナー「お、おいテメェ、中々やるじゃねぇか」
カラカル「ア、アンタこそ……内股だけど中々頑張るじゃない」
ロードランナー「でもここまでだ……おら!」
カラカル「うぎゃ!」
サーバル「カラカルが腹パンもらったよ!」
キュルル「落としたらその時点で失格だからね。これがリレーの怖いところだよ」
カラカル「ア、アンタこそ……内股だけど中々頑張るじゃない」
ロードランナー「でもここまでだ……おら!」
カラカル「うぎゃ!」
サーバル「カラカルが腹パンもらったよ!」
キュルル「落としたらその時点で失格だからね。これがリレーの怖いところだよ」
10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:40:20.925 ID:kuqwsp6v0.net
カラカル「う、 が出そうよぉ……!」
ロードランナー「へ、へっへ! おっさきー!」パタパタ
カラカル「あ、卑怯よ! 待ちなさい! あ、もうだめ……っ」
サーバル「キュルルちゃん! カラカルがぁ」
キュルル「 が出そうみたいだね。でも、一緒に棒も落としてしまう……」
キュルル「(ここまでか……カラカル)」
カラカル「あ、あたしはこんなとこで……」
カラカル「こんなとこで終わるために、旅を続けてきたわけじゃないのよ!!」
ロードランナー「へ、へっへ! おっさきー!」パタパタ
カラカル「あ、卑怯よ! 待ちなさい! あ、もうだめ……っ」
サーバル「キュルルちゃん! カラカルがぁ」
キュルル「 が出そうみたいだね。でも、一緒に棒も落としてしまう……」
キュルル「(ここまでか……カラカル)」
カラカル「あ、あたしはこんなとこで……」
カラカル「こんなとこで終わるために、旅を続けてきたわけじゃないのよ!!」
12: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:47:35.538 ID:kuqwsp6v0.net
カラカル「う、うああああ……!!!」
プロングホーン「た、耐えた! い、いや」
キュルル「気付いたみたいだね、プロングホーン」
サーバル「な、なにそれ! なになにそれー!! どういうこと!」
ボス《カラカルはインドやイランでは飼い慣らして狩猟に使われる動物でもあるんだ。我慢強い性格が猟犬代わりに向いてるんだね》
キュルル「カラカルはその性質で、 を我慢したんだ」
キュルル「この勝負……まだ分からないよ」
カラカル「へ、へへ……これからよ!」
ロードランナー「やるじゃねえか!」
プロングホーン「た、耐えた! い、いや」
キュルル「気付いたみたいだね、プロングホーン」
サーバル「な、なにそれ! なになにそれー!! どういうこと!」
ボス《カラカルはインドやイランでは飼い慣らして狩猟に使われる動物でもあるんだ。我慢強い性格が猟犬代わりに向いてるんだね》
キュルル「カラカルはその性質で、 を我慢したんだ」
キュルル「この勝負……まだ分からないよ」
カラカル「へ、へへ……これからよ!」
ロードランナー「やるじゃねえか!」
15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:50:51.118 ID:kuqwsp6v0.net
カラカル「たぁッッ!」
サーバル「跳んだー!」
プロングホーン「見事な跳躍だ」
ボス《カラカルのジャンプは三メートルにも達し、飛んでる鳥さえ落とすことがあるんだ》
キュルル「でも、さすがに届かないはずじゃ……いや!」
ロードランナー「へ、へへ……あと一歩届かないぜ」
カラカル「……」クルッ
ロードランナー「え――空中で背中を向け……!?」
バキィッ!!
キュルル「 に挿した棒で一撃を た!!!」
サーバル「す、すっごーい!!」
サーバル「跳んだー!」
プロングホーン「見事な跳躍だ」
ボス《カラカルのジャンプは三メートルにも達し、飛んでる鳥さえ落とすことがあるんだ》
キュルル「でも、さすがに届かないはずじゃ……いや!」
ロードランナー「へ、へへ……あと一歩届かないぜ」
カラカル「……」クルッ
ロードランナー「え――空中で背中を向け……!?」
バキィッ!!
キュルル「 に挿した棒で一撃を た!!!」
サーバル「す、すっごーい!!」
19: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 20:56:16.016 ID:kuqwsp6v0.net
ロードランナー「かっ……はっ」
カラカル「ど、どう!?」ゼェゼェ
プロングホーン「し、しかしアレは諸刃の刃! 衝撃が自分にも走るぞ……!」
キュルル「覚悟の上だろうね。カラカルはこちらが三人という利を活かして、攻勢に出たんだ」
ロードランナー「くっ、こっちからもいくぜ!」
バキィッ!バチィッ!
キュルル「 に挿した棒をぶつけ合ってる……!」
プロングホーン「と、止めなくていいのか!?」
キュルル「いや、その必要はないよ。これがリレーなのさ」
カラカル「ど、どう!?」ゼェゼェ
プロングホーン「し、しかしアレは諸刃の刃! 衝撃が自分にも走るぞ……!」
キュルル「覚悟の上だろうね。カラカルはこちらが三人という利を活かして、攻勢に出たんだ」
ロードランナー「くっ、こっちからもいくぜ!」
バキィッ!バチィッ!
キュルル「 に挿した棒をぶつけ合ってる……!」
プロングホーン「と、止めなくていいのか!?」
キュルル「いや、その必要はないよ。これがリレーなのさ」
21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:01:59.510 ID:kuqwsp6v0.net
ロードランナー「つ、付き合ってられるかよ!」ゼェゼェ
カラカル「ま、待ちなさい!」ゼェゼェ
チーター「カラカル!早く、棒を渡して」プリンッ
カラカル「え、えぇ……!」プリンッ
チーター「ちょ、ちょっと……棒をどこへ向けてるのよ……もっと上……そこは」
チーター「んっ……!」
カラカル「へ、変な声出さないでよ!」
チーター「あ、あなたのせいでしょ!!」
ロードランナー「へへ! おっさきー!!」パタパタ!
サーバル「棒の受け渡しに手間取ってるよ!」
ボス《これが数が多い方の不利な部分さ》
キュルル「そう、このリレーは数が多いほど有利ってわけじゃないんだ。
棒の受け渡しは、本来かなりの技術がいるからね」
サーバル「そ、そんなぁ」
カラカル「ま、待ちなさい!」ゼェゼェ
チーター「カラカル!早く、棒を渡して」プリンッ
カラカル「え、えぇ……!」プリンッ
チーター「ちょ、ちょっと……棒をどこへ向けてるのよ……もっと上……そこは」
チーター「んっ……!」
カラカル「へ、変な声出さないでよ!」
チーター「あ、あなたのせいでしょ!!」
ロードランナー「へへ! おっさきー!!」パタパタ!
サーバル「棒の受け渡しに手間取ってるよ!」
ボス《これが数が多い方の不利な部分さ》
キュルル「そう、このリレーは数が多いほど有利ってわけじゃないんだ。
棒の受け渡しは、本来かなりの技術がいるからね」
サーバル「そ、そんなぁ」
23: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:06:18.617 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「う、うむ。傍から見てたら を向け合って棒で繋がってるようにも映るが……!」
キュルル「手を使わずに棒を から へ渡すんだ。難しくないわけないよ。もちろん、体力的には数が多い方に利がある」
ボス《人数によって戦略を変えるのもリレーの醍醐味だからね》
キュルル「というか、いくらなんでも数が多いほうが有利な勝負を一方的に吹っかけはしないよ」
サーバル「さすがキュルルちゃんだね!」
キュルル「手を使わずに棒を から へ渡すんだ。難しくないわけないよ。もちろん、体力的には数が多い方に利がある」
ボス《人数によって戦略を変えるのもリレーの醍醐味だからね》
キュルル「というか、いくらなんでも数が多いほうが有利な勝負を一方的に吹っかけはしないよ」
サーバル「さすがキュルルちゃんだね!」
25: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:12:54.759 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「あ、あぁ……そ、そこ! そこよ!」
カラカル「ここ!? ここね!」
ズニュ…
チーター「んっ……んんっ……えぇ、きて……!」
カラカル「は、はいった……?」
チーター「え、えぇ……ありがと///」
カラカル「な、なに顔を赤くしてるのよ///」
チーター「あ、あなだって! って、こんなことしてる場合じゃないわ」
カラカル「そ、その」
チーター「なによ!」
カラカル「……頑張って、ね…」カァー
チーター「っ」カァー
ボス《チーターの は一日から二日に渡って数回行われるんだ》
サーバル「すっごーい!!」
カラカル「ここ!? ここね!」
ズニュ…
チーター「んっ……んんっ……えぇ、きて……!」
カラカル「は、はいった……?」
チーター「え、えぇ……ありがと///」
カラカル「な、なに顔を赤くしてるのよ///」
チーター「あ、あなだって! って、こんなことしてる場合じゃないわ」
カラカル「そ、その」
チーター「なによ!」
カラカル「……頑張って、ね…」カァー
チーター「っ」カァー
ボス《チーターの は一日から二日に渡って数回行われるんだ》
サーバル「すっごーい!!」
27: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:19:14.658 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「ぶっちぎってやるわ!」タタタッ!
ロードランナー「うおおっ!?」クルンクルン
サーバル「は、はやーい!! カラカルより、ずっとはやい!」
チーター「くぅうう! が苦しいわ!」タタタッ
プロングホーン「……先をいかれたか」
ロードランナー「す、すみませぇん!」
プロングホーン「いいさ! ほら、棒を へ!」
ロードランナー「はい! ……な!?」
プロングホーン「どうした? 早く」
キュルル「あ、あれはまさか!?」
カラカル「どういうこと?」
ロードランナー「うおおっ!?」クルンクルン
サーバル「は、はやーい!! カラカルより、ずっとはやい!」
チーター「くぅうう! が苦しいわ!」タタタッ
プロングホーン「……先をいかれたか」
ロードランナー「す、すみませぇん!」
プロングホーン「いいさ! ほら、棒を へ!」
ロードランナー「はい! ……な!?」
プロングホーン「どうした? 早く」
キュルル「あ、あれはまさか!?」
カラカル「どういうこと?」
30: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:24:02.862 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「早く、 に!」モッサー
ロードランナー「プ、プロングホーンさまぁ……!」
ロードランナー「ァ、 の位置がわかりませぇん」
カラカル「だいぶ手間取ってるわよ!」
キュルル「―― 毛だ」
カラカル「ケ、 毛?」
ロードランナー「プ、プロングホーンさまぁ……!」
ロードランナー「ァ、 の位置がわかりませぇん」
カラカル「だいぶ手間取ってるわよ!」
キュルル「―― 毛だ」
カラカル「ケ、 毛?」
31: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:29:22.567 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「 に生えてる毛さ。カラカルみたいな産毛やロードランナーみたいな無 じゃない……プロングホーンの 毛はどうも、じゃんぐるちほーも真っ青らしい」
ボス《プロングホーンの の白い毛は尾鏡といってよく光を反射するんだ。
危険を感じたときはこの毛を逆立てて、周りに危険を知らせるんだよ》
プロングホーン「ま、まて……!」
プロングホーン「毛も巻き込んでるぞ……!」
ロードランナー「そ、そんなこと言ってる場合じゃないですよぉ!」
ズニュ……!
プロングホーン「あっ……ああっ!」
ロードランナー「力抜いてください! じゃなきゃ、棒が押し出されてわたしの方に……あっ……あふっ……んっ…ふ、ふかい……」ハァハァ
プロングホーン「す、すまん!」
ボス《プロングホーンの の白い毛は尾鏡といってよく光を反射するんだ。
危険を感じたときはこの毛を逆立てて、周りに危険を知らせるんだよ》
プロングホーン「ま、まて……!」
プロングホーン「毛も巻き込んでるぞ……!」
ロードランナー「そ、そんなこと言ってる場合じゃないですよぉ!」
ズニュ……!
プロングホーン「あっ……ああっ!」
ロードランナー「力抜いてください! じゃなきゃ、棒が押し出されてわたしの方に……あっ……あふっ……んっ…ふ、ふかい……」ハァハァ
プロングホーン「す、すまん!」
32: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:33:11.162 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「だいぶ手間取ったが…準備万端だ!」
ロードランナー「あふぅ……///」クテーン
プロングホーン「すまなかったな、ロードランナー」
ロードランナー「か、かまいません。絶対…勝ってくださいね」
プロングホーン「あぁ!」ニカッ
ロードランナー「……」カァー
プロングホーン「チィィィタァァァァァァァ ァア!!」タタタッ!
チーター「くっ! もう追ってきた!」タタタッ!
プロングホーン「共に速さを極めようぞぉぉぉおおおおおおおおお!!」
ロードランナー「あふぅ……///」クテーン
プロングホーン「すまなかったな、ロードランナー」
ロードランナー「か、かまいません。絶対…勝ってくださいね」
プロングホーン「あぁ!」ニカッ
ロードランナー「……」カァー
プロングホーン「チィィィタァァァァァァァ ァア!!」タタタッ!
チーター「くっ! もう追ってきた!」タタタッ!
プロングホーン「共に速さを極めようぞぉぉぉおおおおおおおおお!!」
33: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:37:59.444 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「はぁぁぁ!!」
チーター「チィ!」
ガキィィィン!!
カラカル「互いの棒と棒がぶつかり合ったわ!」
キュルル「こっちにも衝撃が伝わってくるようだよ」
サーバル「すっごーい!」
ボス《チーターは大昔は北アメリカにも生息していたことがあるらしいんだ。
プロングホーンの時速90キロにも達する足の速さはチーターから逃れるため進化した、という説もあるよ》
チーター「チィ!」
ガキィィィン!!
カラカル「互いの棒と棒がぶつかり合ったわ!」
キュルル「こっちにも衝撃が伝わってくるようだよ」
サーバル「すっごーい!」
ボス《チーターは大昔は北アメリカにも生息していたことがあるらしいんだ。
プロングホーンの時速90キロにも達する足の速さはチーターから逃れるため進化した、という説もあるよ》
34: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:41:35.935 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「でやぁぁぁあッッッ!!」カッ!
チーター「(尻毛が光って……!? 眩し!)」
カァンッ!
プロングホーン「私の勝ちだ!! チーター!」
サーバル「ああっ! チーターの から棒が!」
キュルル「っ……ここまでか」
チーター「(なにやってるのよ……ばか)」ギュ
ボス《いや……!》
チーター「まだまだァ!!」タッ!!
チーター「(尻毛が光って……!? 眩し!)」
カァンッ!
プロングホーン「私の勝ちだ!! チーター!」
サーバル「ああっ! チーターの から棒が!」
キュルル「っ……ここまでか」
チーター「(なにやってるのよ……ばか)」ギュ
ボス《いや……!》
チーター「まだまだァ!!」タッ!!
35: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:44:56.487 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「ここ!!」
クパッ――ヌプッ!!
チーター「ふぅっ、ううう……!」ズザザー
キュルル「な!? から弾き飛ばされた棒を、地面に落ちる前に…… にまたしまい込んだ!!」
ボス《時速120キロにも達する速力で追い付き、滑り込みながら棒を でキャッチしたんだ》
サーバル「す……すっごーい」
カラカル「し、心配させるんじゃないわよ!ばか!」
チーター「で、でも差がつけられたわ……!」
クパッ――ヌプッ!!
チーター「ふぅっ、ううう……!」ズザザー
キュルル「な!? から弾き飛ばされた棒を、地面に落ちる前に…… にまたしまい込んだ!!」
ボス《時速120キロにも達する速力で追い付き、滑り込みながら棒を でキャッチしたんだ》
サーバル「す……すっごーい」
カラカル「し、心配させるんじゃないわよ!ばか!」
チーター「で、でも差がつけられたわ……!」
36: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:47:00.205 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「くぅ、このままじゃ負ける…!」
「おーい!」
チーター「?」
サーバル「ここだよー!」
チーター「……」パアッ
サーバル「まだ私がいるよー!」ニコッ
チーター「フッ……そうね」
チーター「頼んだわよ!!」プリンッ
サーバル「頼まれたっ!」プリンッ
ズニュ!!
「おーい!」
チーター「?」
サーバル「ここだよー!」
チーター「……」パアッ
サーバル「まだ私がいるよー!」ニコッ
チーター「フッ……そうね」
チーター「頼んだわよ!!」プリンッ
サーバル「頼まれたっ!」プリンッ
ズニュ!!
40: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 21:59:41.056 ID:kuqwsp6v0.net
サーバル「うみゃ!!」ビクンッ!
チーター「大丈夫!?」
サーバル「大丈夫大丈夫、へーきへーき!」
タッ!
サーバル「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!!!」
ロードランナー「お、おいおいアイツ、本当に ははじめてのかよぉ!」
カラカル「は、速い! に棒を こんでるとは思えない動きよ!」
ボス《一期のときのことだけど、鹿児島県で放送されてるてげてげってローカル番組ではけものフレンズのことで特集が組まれるほどけもフレが推されていたよ》
プロングホーン「は、速い……!」
サーバル「――うみゃぁッ!」
ガキィィィン!
サーバル「!」ビクンッ!
プロングホーン「くぅ!」ビクンッ!
チーター「大丈夫!?」
サーバル「大丈夫大丈夫、へーきへーき!」
タッ!
サーバル「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!!!」
ロードランナー「お、おいおいアイツ、本当に ははじめてのかよぉ!」
カラカル「は、速い! に棒を こんでるとは思えない動きよ!」
ボス《一期のときのことだけど、鹿児島県で放送されてるてげてげってローカル番組ではけものフレンズのことで特集が組まれるほどけもフレが推されていたよ》
プロングホーン「は、速い……!」
サーバル「――うみゃぁッ!」
ガキィィィン!
サーバル「!」ビクンッ!
プロングホーン「くぅ!」ビクンッ!
41: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:04:22.522 ID:kuqwsp6v0.net
サーバル「まだまだァ!」
プロングホーン「こちらからもいくぞ!」
ガキィン!バチィッ!
カラカル「 に挿した棒をぶつけ合いながら並走してるわ!」
ロードランナー「棒の動きが見えねぇ……ま、まるで竜巻……!」
キュルル「…っ!」
キュルル「(この光景……スケッチブックにある……!)」
プロングホーン「こちらからもいくぞ!」
ガキィン!バチィッ!
カラカル「 に挿した棒をぶつけ合いながら並走してるわ!」
ロードランナー「棒の動きが見えねぇ……ま、まるで竜巻……!」
キュルル「…っ!」
キュルル「(この光景……スケッチブックにある……!)」
43: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:20:10.326 ID:kuqwsp6v0.net
森――
プロングホーン「その速さ、興味ある……が、ここで離させてもらうぞ!」タンッ!
キュルル「跳んだ!」
ロードランナー「さすがプロングホーン様!」
プロングホーン「へへ、ヨユーヨユー……!?」
サーバル「うみゃぁぁぁ!」ピヨンッピヨンッ!
カラカル「木登りはサーバル得意だからね!」
ボス《このリレーでは跳躍などの腹圧が高まる行為は命取りだ。棒が から飛び出る危険性があるからね。
まさか木から木へと跳び移るなんて……》
チーター「あの子、このレースの中で成長してるわ……!」
キュルル「いっけー!サーバルー! 」
ロードランナー「なんてやつだ!」ズイッ
キュルル「へぶっ!!」
プロングホーン「その速さ、興味ある……が、ここで離させてもらうぞ!」タンッ!
キュルル「跳んだ!」
ロードランナー「さすがプロングホーン様!」
プロングホーン「へへ、ヨユーヨユー……!?」
サーバル「うみゃぁぁぁ!」ピヨンッピヨンッ!
カラカル「木登りはサーバル得意だからね!」
ボス《このリレーでは跳躍などの腹圧が高まる行為は命取りだ。棒が から飛び出る危険性があるからね。
まさか木から木へと跳び移るなんて……》
チーター「あの子、このレースの中で成長してるわ……!」
キュルル「いっけー!サーバルー! 」
ロードランナー「なんてやつだ!」ズイッ
キュルル「へぶっ!!」
44: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:23:48.117 ID:kuqwsp6v0.net
サーバル「みゃみゃみゃー!!」
プロングホーン「森さえ抜ければ……!」
サーバル「みゃ?」
カラカル「サーバルが止まったわ!」
ロードランナー「チャンスだ! プロングホーン様ー! いっけー!」
チーター「しっ! 静かに……!」
ロードランナー「な、なんだよぉ」
チーター「聞こえないの? という かっぽじってよく聞きなさい……何かくる」
ロードランナー「!!」
プロングホーン「森さえ抜ければ……!」
サーバル「みゃ?」
カラカル「サーバルが止まったわ!」
ロードランナー「チャンスだ! プロングホーン様ー! いっけー!」
チーター「しっ! 静かに……!」
ロードランナー「な、なんだよぉ」
チーター「聞こえないの? という かっぽじってよく聞きなさい……何かくる」
ロードランナー「!!」
45: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:30:42.073 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「あんなに速いとは……面白いじゃないか」ハァハァ
サーバル「みゃみゃみゃー!」タタタッ
カラカル「ハァハァ!」タタタッ
キュルル「ゼェゼェ!」タタタッ
ロードランナー「プロングホーン様ぁ! かけっこは中止です!」
プロングホーン「ど、どうした? お前ら、何故戻ってきた!」
セルリアン「……」ドドドドド!!
プロングホーン「あ、あれは……!」
カラカル「セルリアンよ! ほら、早く逃げるわよ!」
プロングホーン「面白いじゃないか……セルリアンも交えてリレーするというわけだな!」
カラカル「あんたばかぁ!? 頭にも棒が刺さってるんじゃないの!?」
サーバル「みゃみゃみゃー!」タタタッ
カラカル「ハァハァ!」タタタッ
キュルル「ゼェゼェ!」タタタッ
ロードランナー「プロングホーン様ぁ! かけっこは中止です!」
プロングホーン「ど、どうした? お前ら、何故戻ってきた!」
セルリアン「……」ドドドドド!!
プロングホーン「あ、あれは……!」
カラカル「セルリアンよ! ほら、早く逃げるわよ!」
プロングホーン「面白いじゃないか……セルリアンも交えてリレーするというわけだな!」
カラカル「あんたばかぁ!? 頭にも棒が刺さってるんじゃないの!?」
47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:34:20.025 ID:kuqwsp6v0.net
ロードランナー「プロングホーン様! 早くぅ!」タタタッ
プロングホーン「くっ、あぁ!」
タタタッ! フラッ
プロングホーン「(しまった……!? 足に疲れが……このままでは尻餅を……!)」
ドンッ!! ズニュニュニュ!!!!
プロングホーン「はあ゛っお゛ッ!?」
ロードランナー「プ、プロングホーン様がぁ!?」
カラカル「なにやってるのよ! 白目剥いて舌出してるわ!!」
チーター「あのバカっ……!」タッ!!
プロングホーン「くっ、あぁ!」
タタタッ! フラッ
プロングホーン「(しまった……!? 足に疲れが……このままでは尻餅を……!)」
ドンッ!! ズニュニュニュ!!!!
プロングホーン「はあ゛っお゛ッ!?」
ロードランナー「プ、プロングホーン様がぁ!?」
カラカル「なにやってるのよ! 白目剥いて舌出してるわ!!」
チーター「あのバカっ……!」タッ!!
48: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:40:10.436 ID:kuqwsp6v0.net
プロングホーン「こ、ここまでか……っ!」
チーター「ここからよ!!」
プロングホーン「!」
チーター「さ、掴まって!」
タッ!!
セルリアン「ドドドドド!!!」
プロングホーン「チーター、何故助けに来た?」ハァハァ
チーター「決まってるでしょう」
チーター「このあたしこそが、地上最速だからよ!!」
プロングホーン「チーター……」カァー
チーター「そしてアンタは、地上最速のライバルでしょうが! こんなとこで諦めてんじゃないわよ!」
キュルル「す、すごい! 白目を剥いてだらしなく舌を出してるプロングホーンさんを抱っこして……セルリアンを振り切った!!」
ボス《とんだ地上最速だね》
チーター「ここからよ!!」
プロングホーン「!」
チーター「さ、掴まって!」
タッ!!
セルリアン「ドドドドド!!!」
プロングホーン「チーター、何故助けに来た?」ハァハァ
チーター「決まってるでしょう」
チーター「このあたしこそが、地上最速だからよ!!」
プロングホーン「チーター……」カァー
チーター「そしてアンタは、地上最速のライバルでしょうが! こんなとこで諦めてんじゃないわよ!」
キュルル「す、すごい! 白目を剥いてだらしなく舌を出してるプロングホーンさんを抱っこして……セルリアンを振り切った!!」
ボス《とんだ地上最速だね》
49: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:43:34.362 ID:kuqwsp6v0.net
チーター「とばすわよ!!」
セルリアン「ドドドドド!!」
カラカル「セルリアンが横転したわ!!」
サーバル「まかせて!」
サーバル「うみゃみゃみゃ、みゃぁぁぁぁああああ!!!!」
ヴォン――ドゴォン!!
サーバル「うみゃぁ!?」ビクンッ!
ロードランナー「ケ、ケツからいきやがった!!」
キュルル「 に挿した棒でセルリアンを倒したんだ……!」
サーバル「みゃふぅ……」グテーン
プロングホーン「あふっ……」グテーン
カラカル「何はともあれ、みんな無事みたいね」
セルリアン「ドドドドド!!」
カラカル「セルリアンが横転したわ!!」
サーバル「まかせて!」
サーバル「うみゃみゃみゃ、みゃぁぁぁぁああああ!!!!」
ヴォン――ドゴォン!!
サーバル「うみゃぁ!?」ビクンッ!
ロードランナー「ケ、ケツからいきやがった!!」
キュルル「 に挿した棒でセルリアンを倒したんだ……!」
サーバル「みゃふぅ……」グテーン
プロングホーン「あふっ……」グテーン
カラカル「何はともあれ、みんな無事みたいね」
50: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:52:13.513 ID:kuqwsp6v0.net
そして――
ロードランナー「アンタはプロングホーン様の恩人だ!感謝してます!」
チーター「よ、よしてよ!懐かれるとやりづらいわよ」
プロングホーン「……勝負は私達の負けだな。私は尻餅をついたときに、 の奥に棒が入り込んでしまった」
カラカル「そ、そうなの」
サーバル「アハハ! わたしもだよ!」
サーバル「セルリアンを倒すとき、 に挿した棒で攻撃したら、衝撃で棒が入り込んじゃった!」ウミャミャー
ロードランナー「ってことは……」
カラカル「この勝負、引き分けね!」
サーバル「だね!」
\アハハハハハハ!!/
ロードランナー「アンタはプロングホーン様の恩人だ!感謝してます!」
チーター「よ、よしてよ!懐かれるとやりづらいわよ」
プロングホーン「……勝負は私達の負けだな。私は尻餅をついたときに、 の奥に棒が入り込んでしまった」
カラカル「そ、そうなの」
サーバル「アハハ! わたしもだよ!」
サーバル「セルリアンを倒すとき、 に挿した棒で攻撃したら、衝撃で棒が入り込んじゃった!」ウミャミャー
ロードランナー「ってことは……」
カラカル「この勝負、引き分けね!」
サーバル「だね!」
\アハハハハハハ!!/
51: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 22:59:51.650 ID:kuqwsp6v0.net
カラカル「それにしてもさっきのセルリアン、変な形してたわよね」
プロングホーン「あぁ。アレに似てたのならそこにあるぞ」
マジックミラージャパリバス「……」
カラカル「こ、これは……?」
キュルル「バ、バス……?」
ボス《これで次の目的地まで歩かずに済むよ》
キュルル「……」
サーバル「キュルルちゃん、どうしたの?」
プロングホーン「あぁ。アレに似てたのならそこにあるぞ」
マジックミラージャパリバス「……」
カラカル「こ、これは……?」
キュルル「バ、バス……?」
ボス《これで次の目的地まで歩かずに済むよ》
キュルル「……」
サーバル「キュルルちゃん、どうしたの?」
52: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 23:04:38.464 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「ボク、自分の足で歩いてみようかな」
サーバル「うみゃ?」
キュルル「そして、次の目的地ではフレンズさんと一緒に……また、リレーがしたい。今度はボクも参加して!」ニコッ
カラカル「え、えぇ。どうしてよ。あなた、ヒトじゃないの? 私達と違うんでしょ? 同じことするの?」
キュルル「うん。……なんかね、今日のみんなの走りを見て……ボクもみんなと同じように一生懸命、走ってみたくなったんだ」
キュルル「ヒトだけど……ボクもパークの一員になりたいなって……ダメかな」
サーバル「……」
カラカル「……ぷっ」
サーバル「もーう! そんなの良いにきまってるよ!!」
カラカル「ふふ、これからは本当の仲間ね、キュルル!」
キュルル「!」パアッ
キュルル「あ、ありがとう……サーバル、カラカル」グスンッ
サーバル「わー! 泣いたー!」
カラカル「な、泣くことないでしょ! もう!」
サーバル「うみゃ?」
キュルル「そして、次の目的地ではフレンズさんと一緒に……また、リレーがしたい。今度はボクも参加して!」ニコッ
カラカル「え、えぇ。どうしてよ。あなた、ヒトじゃないの? 私達と違うんでしょ? 同じことするの?」
キュルル「うん。……なんかね、今日のみんなの走りを見て……ボクもみんなと同じように一生懸命、走ってみたくなったんだ」
キュルル「ヒトだけど……ボクもパークの一員になりたいなって……ダメかな」
サーバル「……」
カラカル「……ぷっ」
サーバル「もーう! そんなの良いにきまってるよ!!」
カラカル「ふふ、これからは本当の仲間ね、キュルル!」
キュルル「!」パアッ
キュルル「あ、ありがとう……サーバル、カラカル」グスンッ
サーバル「わー! 泣いたー!」
カラカル「な、泣くことないでしょ! もう!」
55: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 23:17:43.752 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「それと、これ!」
プロングホーン「こ、これは!」
キュルル「リレーの続きを描いてみたんだ」エヘヘ
ロードランナー「み、みんなで棒を渡し合ってる! 私も描いてある!」パアッ
キュルル「もちろんだよ!」
チーター「ちょ、ちょっとぉ! この絵、なんで私がプロングホーンと棒を受け渡しあってるのよ!///」
プロングホーン「む、嫌か」ショボン
チーター「嫌とは言ってないでしょ!」カァー
プロングホーン「そうか!」パアッ
キュルル「じゃ、ありがとうございました!」
テクテク…
サーバル「じゃあ、ゆっくり行こ!」
カラカル「そうね! リレーの練習しながら行くわよー!」
キュルル「お、お手柔らかにね……」
ボス《 の耐久力を高めるには、歩きながらでも に棒をいれて歩けば鍛えられるよ》
キュルル「え、えー! 他に方法は……」
ボス《黙りねィ。リレーの練習は甘っちょろくないよ》
カラカル「もーう、リレーするんでしょ?」
キュルル「……そうだね!ボク、やるよ!」
サーバル「よーし、男の子!!」
プロングホーン「こ、これは!」
キュルル「リレーの続きを描いてみたんだ」エヘヘ
ロードランナー「み、みんなで棒を渡し合ってる! 私も描いてある!」パアッ
キュルル「もちろんだよ!」
チーター「ちょ、ちょっとぉ! この絵、なんで私がプロングホーンと棒を受け渡しあってるのよ!///」
プロングホーン「む、嫌か」ショボン
チーター「嫌とは言ってないでしょ!」カァー
プロングホーン「そうか!」パアッ
キュルル「じゃ、ありがとうございました!」
テクテク…
サーバル「じゃあ、ゆっくり行こ!」
カラカル「そうね! リレーの練習しながら行くわよー!」
キュルル「お、お手柔らかにね……」
ボス《 の耐久力を高めるには、歩きながらでも に棒をいれて歩けば鍛えられるよ》
キュルル「え、えー! 他に方法は……」
ボス《黙りねィ。リレーの練習は甘っちょろくないよ》
カラカル「もーう、リレーするんでしょ?」
キュルル「……そうだね!ボク、やるよ!」
サーバル「よーし、男の子!!」
56: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 23:20:20.576 ID:kuqwsp6v0.net
ズニュ…ズニュニュニュ…!!!
サーバル「はうっ!」ビクンッ
カラカル「あふっ!」ビクンッ
キュルル「ひぎぃいい!」ビクンッ
キュルル「あ」キュルルルルルルル!
サーバル「キュルルちゃん?」
キュルル「も、もうダメかも……!」プルプル
サーバル「はうっ!」ビクンッ
カラカル「あふっ!」ビクンッ
キュルル「ひぎぃいい!」ビクンッ
キュルル「あ」キュルルルルルルル!
サーバル「キュルルちゃん?」
キュルル「も、もうダメかも……!」プルプル
57: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/03/04(月) 23:22:13.022 ID:kuqwsp6v0.net
キュルル「で、でるっ!!!!!!」 !!!!!!!!!!!
カラカル「もう、キュルル何やってんのよ!」
サーバル「これじゃあ、ブリュリュちゃんだね!」
キュルル「ひどいよー」アハハ
\アハハハハハハハハ!!!/
カラカル「もう、キュルル何やってんのよ!」
サーバル「これじゃあ、ブリュリュちゃんだね!」
キュルル「ひどいよー」アハハ
\アハハハハハハハハ!!!/
58: ゆうくん 2019/03/04(月) 23:22:58.841 ID:kuqwsp6v0.net
―FIN―
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