……すぞ

触手「……すぞ」

女騎士「へ…？」

触手「>>9すぞってんだよこの女騎士がッッ！！！！」

女騎士「ひぃぃ！？？！」ﾋﾞｸｩｩｯｯｯ!!!!!

俺を食ったらお腹下すぞ

触手「俺を食ったらお腹下すぞってんだよ女騎士がッッッ！！！！」

女騎士「ひぃぃ！？？？」ﾋﾞｸｩｩｯ!!!!!

触手「うおおおおおっ！？？！！」ﾋﾞｸｩｩｩｯｯ!!!!!

………………

女騎士「つまり私に敵意はないし、他の人間に危害を加えるつもりもないということだな？」

触手「あぁ、そもそも人間を襲う触手なんてごく一部の存在だ。俺なんかはこうしてお前たち人間と意思疎通もできるくらいだしな、そんな野蛮な真似はしねぇよ」

女騎士「そうか、この近くで人間を襲っているモンスターとはお前のことではなかったのか…！勘違いしてすまない」

触手「……！待て、人間を襲うモンスターだと！？まさかそいつは！」

>>13「その通り、この俺>>13だよ」ﾆﾀｧｯ

触手「！？」

女騎士「何者だッ！！！」ﾁｬｷｯ

ハンバーグ

???「おいおいどうした？付け合わせのミックスベジタブルを見るような目で俺を見やがって！」

触手「その声…まさか！」

女騎士「何者だ！？」

ハンバーグ師匠「忘れたのかい？俺だよ俺！ハンバーグだよ！」ﾆﾀｧｯ

触手「し、師匠！？なぜハンバーグ師匠がここに！」

女騎士「お前は人間を襲っているモンスターに心当たりがあるのか！？」

ハンバーグ師匠「>>28！」

ハンバーグ

ハンバーグ師匠「ハンバァァァァァグ！！！！！！！」ｺﾞｫｫｫｯｯ

女騎士「くっ…声だけでこの威圧感！？」

触手「まさか、本当に師匠が人間を！？俺みたいな触手に人間の言葉や生きていくための術を教えてくれたのはあなたじゃないですか！師匠！」

ハンバーグ師匠「そんな昔のことは肉汁と一緒に綺麗さっぱり洗い流しちまったぜ…！覚悟しな、知られたからにはお前たち2人とも>>34だ！」

女騎士「！？」

ミンチ

ハンバーグ師匠「2人仲良くミンチにしてやるぜ…！」ﾋｭｯ

女騎士「くっ、速っ…！？」ｶﾞｷｨﾝｯｯ!!!!

ハンバーグ師匠「そらそらどうした！そんな剣じゃこのハンバーグの熱々の鉄板攻撃は捌き切れないぜぇ！？」

触手「女騎士さん…！クソ、師匠！すみません！」ｼｭﾙﾙｯ

ハンバーグ師匠「触手！？」

女騎士「今だ…隙あり！！」ｻﾞﾝｯｯｯ!!!!!!!

ハンバーグ師匠「ぐわああああああッッッ！！！！」

………………

触手「師匠…なぜあなたほどの人が人間を襲ったりなんか…」

ハンバーグ師匠「ふふ…俺を倒さないようじゃぁあいつは倒せないからな…」

女騎士「あいつ…？まさか人間を襲ったのはお前じゃないのか！？」

ハンバーグ師匠「あぁ、本当の…犯人は…>>40だ…」

触手「師匠…？師匠！しっかりしてください！！」

女騎士「おい、起きろ！詳しく話すんだ！おいハンバーグ！」

女騎士「ハンバァァァグッッッ！！！！！！！！」

ハンバーグ師匠「」ｶｸﾝｯ

ハンバーグ師匠「よ…しも…と…」ｶｸﾝｯ

触手「師匠…？嘘ですよね？起きてくださいよ！師匠！！」

女騎士「おい！まさかあのよしもとが人間を襲っているだと！？詳しく話すんだ！死ぬなハンバーグ！」

女騎士「ハンバァァァァァァァーーーグッッッ！！！！！！！！！」

ハンバーグ師匠「」

ついに明かされた本当の敵……！
女騎士と触手の運命やいかに！？


完