1: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:34:07.02 ID:AiQzLOPC
ズズ…
にこ「…へぇ」
にこ「随分とさっぱりしたコーヒーね」
にこ「カトゥアイ…不思議名前」
にこ「どことなく、フルーツのような酸味を感じるわ…」
にこ「うん、美味しい」ズズ…
にこ「…へぇ」
にこ「随分とさっぱりしたコーヒーね」
にこ「カトゥアイ…不思議名前」
にこ「どことなく、フルーツのような酸味を感じるわ…」
にこ「うん、美味しい」ズズ…
2: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:37:42.62 ID:AiQzLOPC
にこ「でも、一緒に頼んだチョコのスコーン」
にこ「これは失敗だったわね」
にこ「くどさのある甘みよりは、もっとあっさりとした…」
にこ「レモンケーキの方が良かったわ」
にこ「…まぁでも」カチャ
にこ「ケーキに罪はないしね」
にこ「それに、これはこれで美味しいわ」モグモグ
にこ「これは失敗だったわね」
にこ「くどさのある甘みよりは、もっとあっさりとした…」
にこ「レモンケーキの方が良かったわ」
にこ「…まぁでも」カチャ
にこ「ケーキに罪はないしね」
にこ「それに、これはこれで美味しいわ」モグモグ
3: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:41:02.95 ID:AiQzLOPC
にこ「このアンバランスさはなんというか…」
にこ「私と穂乃果を表してるような気がしなくもないけれど」
にこ「きっとそんなことを言うと調子にのるからやめましょ」
にこ「勿論、私はチョコのスコーンね」
にこ「少しビターな感じが私っぽいじゃない?」
にこ「…なんか鼻で笑われたような気がするわね」
にこ「私と穂乃果を表してるような気がしなくもないけれど」
にこ「きっとそんなことを言うと調子にのるからやめましょ」
にこ「勿論、私はチョコのスコーンね」
にこ「少しビターな感じが私っぽいじゃない?」
にこ「…なんか鼻で笑われたような気がするわね」
4: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:43:37.61 ID:AiQzLOPC
ズズ…
にこ「…このすっきりとしたコーヒーは、私のビターな部分をまろやかにしてくれるわ」
にこ「そう考えればこの2つの相性もまた、良くなるのよ」
にこ「考え方次第考え方次第」
にこ「どんなコーヒーにも、味があるんだから」
にこ「…このすっきりとしたコーヒーは、私のビターな部分をまろやかにしてくれるわ」
にこ「そう考えればこの2つの相性もまた、良くなるのよ」
にこ「考え方次第考え方次第」
にこ「どんなコーヒーにも、味があるんだから」
5: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:45:42.15 ID:AiQzLOPC
にこ「…今日は暖かいから、外のテラス席にも人がいるわ」
にこ「近所のおじいちゃんおばあちゃん」
にこ「学校帰りの学生達」
にこ「そして、カップル…」
にこ「…」
にこ「えーい」←スコーンを投げつける妄想
にこ「近所のおじいちゃんおばあちゃん」
にこ「学校帰りの学生達」
にこ「そして、カップル…」
にこ「…」
にこ「えーい」←スコーンを投げつける妄想
6: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:48:24.06 ID:AiQzLOPC
にこ「…まぁそれは置いておくとしても」←無視
にこ「感じがいい空間よね」
にこ「なんとなく、眺めてるだけでも元気を貰えるというか」
にこ「ふふ、柄にもないことを言ったかしらね?」
にこ「…」ズズ
にこ「はぁ、美味し」
にこ「感じがいい空間よね」
にこ「なんとなく、眺めてるだけでも元気を貰えるというか」
にこ「ふふ、柄にもないことを言ったかしらね?」
にこ「…」ズズ
にこ「はぁ、美味し」
7: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:49:53.23 ID:AiQzLOPC
ズズ…
にこ「…」
にこ「…」モグモグ
コンコン
にこ「…?」
穂乃果『~~!』
にこ「っ!?」ビックゥ
にこ「…」
にこ「…」モグモグ
コンコン
にこ「…?」
穂乃果『~~!』
にこ「っ!?」ビックゥ
8: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:51:31.28 ID:AiQzLOPC
にこ「…またきやがった」
穂乃果『~~!』チョイチョイ
にこ「んー…?」
穂乃果『――』アーン
にこ「…」
穂乃果『――』アーン
にこ「モグモグ」
ダンダン!
穂乃果『~~!』チョイチョイ
にこ「んー…?」
穂乃果『――』アーン
にこ「…」
穂乃果『――』アーン
にこ「モグモグ」
ダンダン!
9: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:53:44.53 ID:AiQzLOPC
にこ「なんて迷惑な客だこと…いや、まだ客ですらないじゃないのこいつ」
穂乃果『~~!』プンスカ
にこ「…さっさと入ってきなさいよ、もう」
穂乃果『……!』コクコク
トテトテ…
にこ「最近ここにいるってことが読まれてるわね…」
にこ「一人で静かに過ごしたいんだけどねぇ」ズズ
穂乃果『~~!』プンスカ
にこ「…さっさと入ってきなさいよ、もう」
穂乃果『……!』コクコク
トテトテ…
にこ「最近ここにいるってことが読まれてるわね…」
にこ「一人で静かに過ごしたいんだけどねぇ」ズズ
10: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:55:27.38 ID:AiQzLOPC
穂乃果「~~くださいっ!」
にこ「…」ズズ
穂乃果「……とうございますっ!!」
にこ「…うっさ」
穂乃果「…あわあわっ! だ、大丈夫です…!」
にこ「…はぁ」
にこ「…」ズズ
穂乃果「……とうございますっ!!」
にこ「…うっさ」
穂乃果「…あわあわっ! だ、大丈夫です…!」
にこ「…はぁ」
11: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 16:57:36.51 ID:AiQzLOPC
穂乃果「おまたせっ!」
にこ「また随分と甘そうなものを…」
穂乃果「えー、だってどれも可愛いんだもんー! 目移りしちゃうよねぇ!」
にこ「太っても知らないわよ」
穂乃果「…そ、そんなこと言われるの分かってたもんね!」
にこ「はぁ」
穂乃果「だからかろりー控えめって書いてるやつ選んだもん!」
にこ「また随分と甘そうなものを…」
穂乃果「えー、だってどれも可愛いんだもんー! 目移りしちゃうよねぇ!」
にこ「太っても知らないわよ」
穂乃果「…そ、そんなこと言われるの分かってたもんね!」
にこ「はぁ」
穂乃果「だからかろりー控えめって書いてるやつ選んだもん!」
12: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:03:15.54 ID:AiQzLOPC
にこ「…生クリームやらチョコレートのっかりまくってるやつでそんなこと言われてもねぇ…」
穂乃果「きっとほら、ていしぼうだとかそういう…!」
にこ「…誤差じゃない?」
穂乃果「…」チラ
ペロ
穂乃果「あま~い!///」
にこ「でしょうね…」ズズ
穂乃果「きっとほら、ていしぼうだとかそういう…!」
にこ「…誤差じゃない?」
穂乃果「…」チラ
ペロ
穂乃果「あま~い!///」
にこ「でしょうね…」ズズ
13: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:05:27.92 ID:AiQzLOPC
穂乃果「にこちゃんはよくそんな苦いの飲めるよね」
にこ「苦いからいいんじゃないの」
穂乃果「穂乃果にはちょっとその感覚は分からないや…」パク
穂乃果「おいし~い!///」
にこ「まぁ、私もあんたのその感覚は分からないからおあいこよね」
にこ「苦いからいいんじゃないの」
穂乃果「穂乃果にはちょっとその感覚は分からないや…」パク
穂乃果「おいし~い!///」
にこ「まぁ、私もあんたのその感覚は分からないからおあいこよね」
14: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:07:57.81 ID:AiQzLOPC
にこ「それに、今日のコーヒーはそんなに苦くないわよ」
穂乃果「えー、うそだー」
にこ「ほんとよ、さっぱりしていて苦いの苦手な人でも飲めるんじゃないかしら?」
穂乃果「ほんとー…?」
にこ「嘘はつかないわよ。試しに飲んでみれば?」
穂乃果「うぅ…にこちゃんがそこまで言うなら…」
穂乃果「えー、うそだー」
にこ「ほんとよ、さっぱりしていて苦いの苦手な人でも飲めるんじゃないかしら?」
穂乃果「ほんとー…?」
にこ「嘘はつかないわよ。試しに飲んでみれば?」
穂乃果「うぅ…にこちゃんがそこまで言うなら…」
15: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:10:24.07 ID:AiQzLOPC
ズズ…
にこ(げ、カップの位置そのまま…///)
穂乃果「にがーーーい!」
にこ「あー…」
穂乃果「にこちゃんの嘘つきーっ!」
にこ「…やっぱり穂乃果じゃダメね」
穂乃果「ばかーっ!」パク
穂乃果「あま~~いっ!///」
にこ「忙しいわねぇ…」ズズ
にこ(げ、カップの位置そのまま…///)
穂乃果「にがーーーい!」
にこ「あー…」
穂乃果「にこちゃんの嘘つきーっ!」
にこ「…やっぱり穂乃果じゃダメね」
穂乃果「ばかーっ!」パク
穂乃果「あま~~いっ!///」
にこ「忙しいわねぇ…」ズズ
16: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:13:42.00 ID:AiQzLOPC
穂乃果「…にこちゃんも、穂乃果の飲んでみる?」
にこ「甘ったるいのは苦手なんだけど…」
穂乃果「そんなに甘くないよこれー」
にこ「さっきのリアクションは一体なんだったのよ」
穂乃果「あ、それはまぁ、ほら、女の子なりのお約束というかさ」
にこ「お約束ねぇ…」
穂乃果「はいはい、ほら一口一口!」
にこ「分かったわよ…」
にこ「甘ったるいのは苦手なんだけど…」
穂乃果「そんなに甘くないよこれー」
にこ「さっきのリアクションは一体なんだったのよ」
穂乃果「あ、それはまぁ、ほら、女の子なりのお約束というかさ」
にこ「お約束ねぇ…」
穂乃果「はいはい、ほら一口一口!」
にこ「分かったわよ…」
17: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:15:59.70 ID:AiQzLOPC
パク…
にこ「…ん、意外と甘くない…」
穂乃果「でしょー?」
にこ「それどころか、さっぱりしてるわね」
穂乃果「ほら、穂乃果の言った通り!」
にこ「ふぅん…カロリー控えめもあながち嘘じゃなさそうね」
穂乃果「やったぁ!」
にこ「やったぁ…?」
にこ「…ん、意外と甘くない…」
穂乃果「でしょー?」
にこ「それどころか、さっぱりしてるわね」
穂乃果「ほら、穂乃果の言った通り!」
にこ「ふぅん…カロリー控えめもあながち嘘じゃなさそうね」
穂乃果「やったぁ!」
にこ「やったぁ…?」
18: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:18:26.20 ID:AiQzLOPC
ズズ…
にこ「…うん、それぐらいさっぱりした甘さだとこのコーヒーとも合うわね」
穂乃果「えー…それはどうかなぁ」
にこ「まだまだねぇ」
穂乃果「別にそんな味知らなくてもいいしー…」
にこ「まぁ、そうね…」ズズ
にこ「…うん、それぐらいさっぱりした甘さだとこのコーヒーとも合うわね」
穂乃果「えー…それはどうかなぁ」
にこ「まだまだねぇ」
穂乃果「別にそんな味知らなくてもいいしー…」
にこ「まぁ、そうね…」ズズ
19: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:19:43.46 ID:AiQzLOPC
にこ「…気がついたらもう日も暮れてきたわね」
穂乃果「もう帰るー?」
にこ「ん…」
ズズ…
にこ「もうちょっとだけいようかしら」
穂乃果「…そっか」
穂乃果「もう帰るー?」
にこ「ん…」
ズズ…
にこ「もうちょっとだけいようかしら」
穂乃果「…そっか」
20: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:23:22.82 ID:AiQzLOPC
にこ「…」
穂乃果「~♪」
にこ「…」ズズ
穂乃果「ーー♪♪」
にこ「…」
にこ「…」スースー
穂乃果「…あれ?」
穂乃果「~♪」
にこ「…」ズズ
穂乃果「ーー♪♪」
にこ「…」
にこ「…」スースー
穂乃果「…あれ?」
21: 名無しで叶える物語(公衆) 2019/03/05(火) 17:24:59.08 ID:AiQzLOPC
にこ「…」スースー
穂乃果「うーん…」
にこ「ん…」
穂乃果「…♪」
穂乃果「…おやすみ♪」
にこ「…」スースー
カチャ
終わり
穂乃果「うーん…」
にこ「ん…」
穂乃果「…♪」
穂乃果「…おやすみ♪」
にこ「…」スースー
カチャ
終わり
引用元: ・にこ「今日のコーヒーはすっきりね」
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