侑「落ち着いた？」

かすみ「はい、ありがとうございます侑先輩♡」

侑「それで何があったの？」

かすみ「うぅ～聞いてくださいよ～かすみん、さっきうっかり自動販売機の奥に500円玉を落としちゃったんですぅ…」

侑「そうだったんだ、それは災難だったね……」

かすみ「ジュースは買えないし、500円は無くなるしで本当についてないですぅ～…」ｸﾞｽﾝ

侑（何とかして励ましてあげたいけど……）ｳｰﾝ

侑「あ、そうだ」

侑「かすみちゃん♪」

かすみ「ほぇ？」


⎛(cV„> ᴗ <))>᎑<˘*从ｷﾞｭｯ♡


かすみ「はぇ…っ！？///　侑、先輩……？///」

侑「どうかな？　少しは気分落ち着いたかな？」

かすみ「ど、どうって……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

侑「ハグにはリラックスとかストレス軽減効果があるんだって♪」ﾆｺｯ

かすみ「……ん///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

侑「……あ、そういえばハグする方も効果あるんだっけ、かすみちゃんも良かったら私をギュッてしてよ」

かすみ「ほぇ？　あ……はい……///」

ｷﾞｭｯ♡

侑「ん……」

かすみ「……えへへ、侑先輩温かいです♡」ｽﾘｽﾘ

侑「ふふっ、かすみちゃんも凄く暖かいよ♪」

侑「………♪」ｷﾞｭｯ♡

かすみ「………♡」ｷﾞｭｯ♡

侑「どうかな？　少しは良くなった？」

かすみ「えへへえへへぇ……♪」ﾃﾞﾚ~

侑「かすみちゃん？」

かすみ「はっ…！　はいっありがとうございます侑先輩♡」

侑「ふふっ良かった♪」ｽｯ(離れ

かすみ「ぁ……」

かすみ「侑先輩っ！　もっと、もっとぉ！」つつ

侑「え？　おかわり？　しょうがないなぁ」ｷﾞｭｯ♡

かすみ「えへへ、えへへへぇ～～♡♡」ﾃﾞﾚﾚ~

しずく「………」ｼﾞｰｰｰｰｰ

ﾁｮﾝﾁｮﾝ👈🏻

侑「？」

璃奈「侑さん、次私」ﾁｮﾝﾁｮﾝ👈🏻

しずく「っ！？」

侑「璃奈ちゃんも？」

璃奈「凄くストレスが溜まってる、今この瞬間」

侑「それは大変！」

かすみ「あぁんせんぱぁいあと10秒、10秒だけぇっ…！」

璃奈「アーコレハシンジャウカモー」(棒読み

侑「ごめんかすみちゃんっ璃奈ちゃんが一大事っぽいから！」ﾊﾟｯ

かすみ「あぅ…りな子めぇ……！」ｸﾞﾇﾇ

侑「璃奈ちゃん大丈夫？」

璃奈「………」ｽｯ…(無言のハグ待ちポーズ

侑「（かわいい）…じゃあするね？」


⎛(cV„> ᴗ <))＞ᴗ＜||从ｷﾞｭｯ♡


璃奈「ん……ふぁ……///」

侑「どうかな、璃奈ちゃん？」ｷﾞｭｯ♡

璃奈「温かい……侑さんのハグ、好き♡」

侑「ふふっ、よかった♪」ﾆｺｯ

璃奈「私も侑さんをぎゅってする」

ｷﾞｭｯ♡

侑「ん……」

璃奈「これは…すごい…♡」

侑「ふふっ、温かいね♪」

侑「………♪」ｷﾞｭｯ♡

璃奈「………♡」ｷﾞｭｯ♡

侑「わっ、ちょっとくすぐったいよぉ～」ﾌﾌｯ

璃奈「………♡」ｽｰﾊｰ

かすみ「ちょっと、りな子何してるのっ！」

璃奈「侑さん、優しい匂いがする…♡」ｽｰﾊｰ♡

侑「あはは、くすぐったいよー……///」

かすみ「もう十分でしょっ！　そろそろかすみんと交代！」

璃奈「わたしはマグネット、くっついて離れない」ｷﾞｭｰ♡

しずく「………」ﾁﾗｯ、ﾁﾗｯ…

かすみ「侑先輩も～そろそろかすみんが恋しくなって来たんじゃないですかぁ？」ﾁﾗｯ

侑「え？　うーんと…」

璃奈「それは無い。侑さんは私とのハグに夢中だから」ｷﾞｭｰ♡

かすみ「かすみんとのハグの方が夢中だったもん！」

しずく「んっ…んんぅっ…！」(咳払い

侑「あ、あはは……」

しずく「………」ﾁﾗｯ、ﾁﾗｯ…

侑「えっと、しずくちゃん？」

しずく「はいっ⤴︎！　な、なんでしょうか…？」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

侑「あはは、ごめん。構ってほしそうにしてるしずくちゃんが可愛くてついイジワルしちゃった♪」

しずく「っ！///　ひ、酷いですっわざとスルーしてたんですか？」ﾑｽｯ

侑「混ぜて欲しそうに目線送るしずくちゃんが可愛くて…」ｱﾊﾊ

しずく「………」jΣﾐｲ˶⩌⤚⩌˶ﾘ ﾑｯｽｰ

侑「あ…しずくちゃん？」

しずく「…侑先輩なんて知りませんっ」ﾌﾟｲｯ

侑「………」


jΣﾐｲ˶⩌⤚⩌((„> ᴗ <ɔV⎞ｷﾞｭｯ♡


しずく「っ！///」

侑「ごめんね、ちょっとやりすぎちゃったよね？」ｷﾞｭｯ♡

しずく「……っ///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

しずく「い、いえ…私の方こそちょっと子供っぽかったかもしれません…///」

侑「ふふっ、よかった♪」ﾆｺｯ

ｷﾞｭｯ!♡

侑「んっ……」

しずく「ふぁ…これすごい…せんぱぁい…♡」ｷﾞｭｯ!♡

侑「…っ！///　そ、そうだね…っ」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

侑「………♪」ｷﾞｭｯ♡

しずく「……♡♡」ｷﾞｭｯ!♡

侑（イジワルしちゃったからか、ちょっとだけ抱きしめる力が強いような…///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

しずく「………♡」ｷﾞｭｷﾞｭ~ｯ!!♡

侑「えっと、しずくちゃん？　ちょっと力が強いような…」

しずく「知りません♪」ｷﾞｭｰ!♡

侑「えぇっ、もしかしてまだちょっと怒ってる…？」

しずく「もう離しません♡」ﾆｺｯ

かすみ「侑先輩が苦しがってるでしょっ！　もう離れて～っ！」

璃奈「早く離さないと侑さんが死んじゃう」

侑「流石にこれくらいじゃ死なないよっ！？」ｶﾞｰﾝ

しずく「えへへ……♡」ｷﾞｭｰ♡

かすみ「流石にもう交代っ！　はーなーれーてーっ！」ｶﾞｼｯｰ!

しずく「やだやだやだ！　ぜったいはなさないもんっ！」ｷﾞｭｰ!!

かすみ「急に幼児退行しないでよぉっ！？」

侑「あはは……」

ｶﾞﾗﾗ🚪

栞子「騒がしいようですが、どうかしましたか？」

侑「あ、栞子ちゃん！」

かすみ「しお子いい所にっ！　手伝って！」

璃奈「自体は一刻を争う。璃奈ちゃんボード『マジ』」

栞子「えっと…これはどういった状況でしょうか？」


～間～


栞子「なるほど、それで先程からしずくさんは侑さんから離れないのですね」

しずく「……♡♡」ｷﾞｭｰ!♡

侑「あはは……」

璃奈「まだハグしてない栞子ちゃんなら、しずくちゃんも交代してくれるはず」

かすみ「本当はかすみんがしたいけど、特別に侑先輩とのハグをかすみんが許可してあげる！」

栞子「何故かすみさんが許可を…？」

侑「栞子ちゃんもよかったらどうぞ！」ｽｯ

栞子「えぇっ！///　で、ですが……///」ﾁﾗｯ

栞子「生徒会長たるもの、全生徒の模範となるような姿勢を常に心掛けないといけません」ｼｵｯ

栞子「そのような甘えるような行為をしては、生徒の皆さんに示しが…」

しずく「……と言いつつ、しっかりハグ待ちの姿勢してるけどね？」

栞子「っ！？///」(ハグ待ちポーズ)

侑「ふふっ、じゃあするね？」

栞子「よ、よろしくお願いします……///」ｶｧｧｧ


⎛(cV„> ᴗ <))ｲ ¯ ⇁ ¯⸝⸝ﾅ川ｷﾞｭｯ♡


栞子「っ！///　ふぁ……///」

侑「どうかな、栞子ちゃんもリラックス出来てるかな？」ｷﾞｭｯ♡

栞子「は、はぃ……これは、とても……///」ﾎﾟﾜﾜ~

侑「ふふっ、よかった♪」ﾆｺｯ

栞子「……ん///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

侑（うーん、栞子ちゃんやっぱりまだちょっと硬いような？　あ、そういえば前に歩夢がやってた……）

ｱﾀﾏﾅﾃﾞﾅﾃﾞ🫳🏻⸒⸒

栞子「っ！///」ﾋﾟｸｯ

侑「よしよし、栞子ちゃんはいつも頑張ってて偉いよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ🫳🏻

栞子「あ、あぅ……///……はぃ……///」ﾍﾆｮﾍﾆｮ

栞子「……♡」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

侑（良かった。栞子ちゃんもリラックス出来てるみたいだね、やっぱりハグの効果って凄いや♪）

璃奈「栞子ちゃん、骨抜きにされてへにょへにょになってる」

かすみ「ハグからのなでなではかすみんもされてないのにぃっ！　しお子だけズルいっ！」

しずく「侑先輩っ！　次、次は私の番ですからねっ！？」ｽﾞｲｯ!

かすみ「順番的にはかすみんの番でしょっ！？」

璃奈「かすみちゃんは実質2回してるから次は私の番」

侑「えっと…」

栞子「……め、です」

侑「え？　栞子ちゃん？」

栞子「ダメですっ！　私は侑さんのハグを手放すつもりはありません！///」ｼｵｰ!

侑「栞子ちゃん！？」

しずく「順番は守らないとダメだよ栞子さん！」

かすみ「そうだそうだ！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

栞子「侑さんの目的は私をリラックスさせることです。私は侑さんとのハグを止めるとリラックス出来なくなるので、継続してハグをしていないといけないのです」ｼｵｯ

かすみ「しお子のトンデモ理論でたっ！？」

璃奈「これが全生徒の模範となるような生徒会長…？」

栞子「……///」ｷﾞｭｷﾞｭｰ♡

侑「あはは……」

ｶﾞﾗﾗ🚪

歩夢「こんにち……侑ちゃん……？」

侑「あ、歩夢！」

かすみ「まさかしお子までこうなるなんてぇ……はーなーれーてーっ！」ｶﾞｼｯｰ!

栞子「絶対ダメですっ！　侑さんにはハグの適性があります！///」ｼｵｰ!

しずく「……私も、さっきまであんな感じだったのかな」

璃奈「これが全生徒の模範となるような生徒会長……？(2回目)」

歩夢「……何してるの？」

侑「あはは……えっと、みんなを癒そうと思ってハグを……」

歩夢「へー……じゃあ」

歩夢「次は私の番だね♡」ﾆｺﾆｺ

侑「え？」

後日、大人気の侑ちゃんハグは1日1回1分までの制限がつきましたとさ。

おしまい⎛(cV„> ᴗ <))ｷﾞｭｯ♡