1: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)19:42:13 ID:odb
彡(゚)(゚)「もうすぐ甲子園見えてくるはずなんやが」

(´・ω・`) 「やきうのお兄ちゃんもしかして迷ってる?」

彡( )( )「んななわけあるかい!もうすぐ着くはずやで」

(´・ω・`) (とかいいながら山の中走ってるんですが…)


2: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)19:46:42 ID:odb
彡(゚)(゚)「ファッ!?車止まってもうた!」

(´・ω・`) 「山中でエンストとか笑えないよ」

彡(>)(<)「誰かー」

(´・ω・`) 「もう日も落ちてきたし今日は車のなかで過ごすしかないね…」


3: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)19:49:04 ID:odb
彡(;)(;)「くっそ寒いで…こんなんならドライブ行くんじゃなかったわ」

(´・ω・`) 「自分が誘ったくせに」



「テン…メ…」



彡(゚)(゚)「…原住民、なんか言ったか?」

(´・ω・`) 「え?やきうのお兄ちゃんが言ったんじゃないの」


4: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)19:51:59 ID:odb
「テン…ソウ…」



彡(゚)(゚)「車の外からなんか聞こえる…」

(´;ω;`)「怖いよやきうのお兄ちゃん」



「テン…ソウ…メツ…」「テン…ソウ…メツ…」



彡(;)(;)「段々近づいてきてるで!!!!」

(´;ω;`) 「!?やきうのお兄ちゃん!アレ!!」


5: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)19:57:51 ID:odb
彡(;)(;)「いやああああジャミラみたいなのが反復横跳びしながら近づいてきてるうううう」

(´;ω;`) 「烈海王みたいに腕もぐるぐるしてるううう」



「テン…ソウ…メツ…」「テン…ソウ…メツ…」



彡(;)(;)「ワイより原住民のほうがきうりみたいにヘルシーな味がするで」

(´;ω;`) 「何言ってるんだよお兄ちゃん!お兄ちゃんは脂肪たっぷりで食べごたえあるよ!」


6: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:00:58 ID:odb
「テン…ソウ…メツ…」「テン…ソウ…メツ…」(ニチャァ…



彡(^)(^)「よっしゃ補助席のほう行ったで!!」

(´;ω;`) 「ひいいいいい助けてえええええええ」



「テン…ソ…」「……」



彡(゚)(゚)「あれ?消えた…」

彡(^)(^)「おっしゃ!急にいなくなったで!グリーンウェルかな?」


10: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:05:53 ID:odb
(´゜ω。`) 「ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハーミッダハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ」



彡(゚)(゚)「ヒエッ…原住民!?」

(´^ω^`)「ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ」

彡(;)(;)「ひいいいいいいいいいどうしてもうたんや原住民!?」


12: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:08:51 ID:odb
彡(;)(;)「(アカン)ここから逃げなきゃ…」

彡(;)(;)「よう分からんけどエンジンかかったし来た道引き返すで!!!!!」

(´^ω^`)「ハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタハイレタ」

彡(;)(;)「原住民も頭おかしくなってもうたし、もうどうすればええんや…」


15: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:11:36 ID:odb
ジュウショクサーン!!!ドンドン



( ・`ω・´)「どうも御免知寺の住職です。こんな時間に誰だろう」

彡(;)(;)「住職さん!助けてください!!!」

( ・`ω・´)「おやおや、どうか落ち着いて。何があったのですか」

彡(;)(;)「実は…」


16: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:14:14 ID:odb
(´^ω^`) 「テン…ソウ…メツ…」「テン…ソウ…メツ…」

( ・`ω・´)「そうですか、この子が」

彡(;)(;)「最初はハイレタだったんですが口調も段々変わっちゃって」

彡(;)(;)「原住民は…原住民は助かるんですよね!?」

( ・`ω・´)「…」

( ・`ω・´)「残念ですが…」


18: 名無しさん@おーぷん 19/03/31(日)20:15:51 ID:odb
(´・ω・`) は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら一生このまま、正気に戻ることはないらしい。

住職はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。



住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、周りにもヤマノケが憑いてしまっただろうと。



一週間たったが、(´・ω・`) はまだ住職のとこにいる。

毎日様子を見に行ってるが、もう原住民じゃないみたいだ。

ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。

早くもとの(´・ω・`) に戻って欲しい。



遊び半分で山には行くな。


引用元: 彡(^)(^)「ドライブいくでー」(´^ω^`)「やったー」