ヴィーネ「……」

ガヴリール「どしたの？　何か鼻抑えてすごい顔してるけど」

ヴィーネ「……ねえガヴ、最後にお風呂入ったのいつ？」

ガヴリール「えーと……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……三日前ぐらい？」

ヴィーネ「今すぐシャワー浴びて来なさい！！」

ガヴリール「えー、めんどい」

ヴィーネ「いや浴びてきなさいよ！！！！　何この汗の匂い！？　ガヴ臭！！！！！」

ガヴリール「ガヴ臭！！？！？」

ヴィーネ「っていうか春休み中ろくに運動もしてないでしょうに何でこんな汗の匂いするの！！！？？？」

ガヴリール「そりゃ……」

ガヴリール「……」

ガヴリール「まあその……昨日は一人でお楽しみでしたねみたいな」

ヴィーネ「何が！？」

ガヴリール「伝われよ今ので！！！！！」

ガヴリール「　　ってたんだよ！！！！！！！！　悪いか！！！！！！！！！！！」

ヴィーネ「オ……オッ！！？！？！？？？」

ガヴリール「アシカの真似かよ」

ヴィーネ「いや、ちょ……待って待ってちょっと待って。一回落ち着かせて」

ガヴリール「んじゃ待ってる間ソシャゲのスタミナ消費しとくわ」

ヴィーネ「いや学校行く準備しなさいよ！！！」

ヴィーネ「っていうか手洗った！？　ちゃんと手洗って寝た！！？？」

ガヴリール「いやそのまま寝落ちしたわ」

ヴィーネ「今すぐ洗って来なさい！！！！」

ガヴリール「うっせーな！　トイレ行って手洗わないぐらいのもんだろ！！」

ヴィーネ「いやそれもアウト！！！！！」

ガヴリール「ヴィーネだって一回か二回はあるだろ　　って手洗うの面倒なまま寝ること！！」

ヴィーネ「無いわよ！！！　っていうか私はいつもお風呂かトイレ――」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……悪い今のは聞かなかったことにｓ」

ヴィーネ「いやああああああああ！！！！！！」///

ガヴリール「いや、なんていうか……まあアレだな！　それだったらすぐ手洗えて清潔だからな！　ヴィーネっぽい！！」

ヴィーネ「やめて！　人のアレの事情掘り返すのやめてえええええ！！」

ガヴリール「ほ、ほら私もシてたわけだし？　この年なら　　　　してるぐらいフツーだから、な？」

ヴィーネ「……ホントに？」

ガヴリール「ホントにホントに」

ヴィーネ「……一応聞くけど」

ヴィーネ「毎日するのって一般的？」

ガヴリール「え、毎日シてんの？」

ヴィーネ「」

ガヴリール「」

ヴィーネ「いやあああああ墓穴掘ったああああああああああ！！！！！」

ガヴリール「お、落ち着……いや今のは完全にヴィーネが悪いぞオイ！！！！！」

ヴィーネ「いいわよ！！！　どーせ私は毎日トイレとかお風呂とかで　　　　してるド　　　　悪魔よ！！！」

ガヴリール「そこまでは言ってねーよ！！！！！！！」

ヴィーネ「いっそ言いなさいよ！！！　素直に軽蔑された方がまだマシよこんなの！！！！！！」

ガヴリール「いやだから軽蔑とかしねーって！！　さっきも言ったけどまあ年頃の女の子なら　　とか興味あるから！！　普通に！！！」

ヴィーネ「じゃあいいわよ！！　もう全部カミングアウトするから！！！！」


ヴィーネ「私ずっとガヴのこと　　　に　　　　してるんだからね！！！！！」


ガヴリール「！！！？？！？！？？」

ヴィーネ「ほら！　もう罵りなさいよ！！！　友達　　に　　　いじってたド変　とでも言いなさいよ！！！！」

ガヴリール「……えーと……そのー……」

ヴィーネ「遠慮なんかいらないわよ！！　いっそ罵倒されたこと今夜の　　　にするわよ！！」

ガヴリール「いや、何だ……奇遇、だな……」

ヴィーネ「奇遇？」



ガヴリール「私もヴィーネ　　　にしてたわ、割と」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……えっ」



ヴィーネ「はぁぁああぁ！？！？！？！！」

ヴィーネ「待っ……えっ、やだ待って何？　え？」

ヴィーネ「ガヴって　　だったの！！？？」

ガヴリール「そっくりそのままお前に返すわ。さっき聞きそびれたから」

ガヴリール「んー、なんて言うか……　　っつーか……」

ガヴリール「ヴィーネってドチャクソ　　可愛い体してんじゃん？」

ヴィーネ「してないわよ！！！！！」

ガヴリール「してるだろ！！！！　お前もうちょっと自分に自信持てよ！！！！！！！」

ヴィーネ「いやだったらガヴもでしょ！！？？？」

ヴィーネ「幼女体形のくせに毎日濃厚な　　臭嗅がされてるこっちの身にもなってよ！！！！！」

ガヴリール「　　臭！？！？」

ヴィーネ「こんな可愛くて　　い女の子いたら同性でも惚れるわよ！！！！！！！」

ガヴリール「いやもう一回そのセリフそのまま返すわ！！！！」

ガヴリール「マジでヴィーネの体ｸｯｿ　　いからな！！！？」

ガヴリール「海行ったときの着替えとか水着姿とか脳内に焼き付けて何度も　　　にしてっかんな！！？？？？」

ヴィーネ「こっちはアンタが前目の前で全裸になったの何度でも鮮明に思い出せるんだからね！！？？？？」

ガヴリール「アレだぞ！！　ヴィーネ　　　にぶっ続け３回イけたこともあるからな！！！！！！！？」

ヴィーネ「勝った！！！　私最高５回！！！！！！」

ガヴリール「くそッ！！！！！！！！」

ガヴリール「いやくそッじゃねーよ！！！！！！　何の張り合いだよ！！！！！！！！！」

ガヴリール「しかしまぁ」

ガヴリール「こんなアレな両想い発覚も中々ねーぞ……」

ヴィーネ「うん私も今ちょっと思った」

ガヴリール「……マジで好きなの？　私のこと」

ヴィーネ「え、あ、な、何か改まってマジな顔で聞かれるとちょっと照れるんだけど……」

ヴィーネ「うん……好き……」



ガヴリール「……」

ガヴリール「良い　　　にできそうだから今のもっかい言って録音させてくんない？」

ヴィーネ「告白の返しとしてもこんなアレな返しある！？？？？」

ヴィーネ「ガヴのバカ。変態。サイテー」

ガヴリール「悪かったって……」

ヴィーネ「ふん」

ガヴリール「……私も好きだよ、ヴィーネ」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……」



ガヴリール「つーか学校は？」

ヴィーネ「あ゛ッ！！！！！！！！！！！！！」


　おわり