0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:27:19.87ID:XAXUVScL0
勇「覚悟しろ!魔王!お前の手下はもういない!」
魔「戦うのですか?」
勇「当たり前だ!」
魔「すいませんが今手下の喪に服しているのでご勘弁願えますか?」
勇「あ、ああ…」

0004以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:29:26.02ID:XAXUVScL0
勇「今日こそ覚悟しろ!一週間待ったんだ、もう喪は終わっただろ!」

魔「あ、すいません。粗茶ですがどうぞ」

勇「ズズ-あ、旨い」

魔「それで今日はどのような用事で?」

勇「いや、何でもない」


0006以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:33:07.38ID:XAXUVScL0
勇「くそっ、今日は武闘家を連れて来た!もう騙されない」

魔「いらっしゃい。そこにいるのは武闘家ですか?」

武「いかにも」

魔「そんな格好じゃ寒いでしょう、暖房入れますね」

武「ど、どうも」

勇「この馬鹿ッ!」

魔「今お茶入れますね」


0011以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:39:44.81ID:XAXUVScL0
勇「武闘家みたいな馬鹿ではなく僧侶(♀)を連れてきた!こいつは騙されないぜ!」

魔「おはようございます。今日は寒いですね、部下の者に暖房を用意させてるのですが今故障していて…」

僧「その必要はありません、あなたは今死ぬのですから」

魔「せめて場所を移しませんか?今日は土曜日だし闘うと寝ている人が起きてしまいます」

僧「どの場所に?」

魔「どこかありますか?部下の者に手配させますから」

僧「いや、昼に闘えば問題がないのでしょう?ならば昼から」

魔「それまでゆっくりしてください、こたつ今用意しますからね」

僧「ありがと…」


0014以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:45:40.02ID:XAXUVScL0
勇「もう一人で行くぜ、信用できないッ」

魔「こんにちは、今日は天気がいいですね」

勇「長い旅路を終わらせる!」

魔「長い旅路?」

勇「ああ、はるばるここまで苦労してきたんだ、ここでお前を倒す!」

魔「それは大変でしたね、お風呂沸かしましょうか?」

勇「いらぬ!」

魔「ではご飯でも、勇者様どちらかというとご飯派ですか?パン派ですか?」

勇「ご飯派です」


0017以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:50:21.06ID:XAXUVScL0
勇「駄目でもともとで羊飼いを連れてきた!どとうのひつじの破壊力はセブン一ィ!!」

魔「あなたが羊飼いさんですか?」

羊「うん、そうだよ~」

魔「羊を扱うのですよね?」

羊「そうだよ~」

魔「で、その羊さん達は今何処に?」

羊「そこらへんで待機してる」

魔「この城の付近に牧場がありますがそこに羊さん達を移動させてあげませんか?」

羊「おぅ、ありがと~」

勇「やっぱりか…」

0018以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 20:56:20.77ID:XAXUVScL0
勇「話すと戦う気が失せるのなら話さなければいい、簡単じゃないか!」

魔「あら、いらっしゃい、今日は雨が旧そうですよ、傘置いときましたからお使いください」

勇「…」

魔「あの、どうされましたか?」

勇「…」

魔「誰か!お医者様を呼んできて下さい!勇者様が大変なんです!」

勇(かえって倒せない…)

0019以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:03:01.56ID:XAXUVScL0
勇「もう魔王と王国で同盟組めば良くね?」

魔「こんにちは、今日は紅茶にしてみました」

勇「もう王国と魔王で同盟組むことは無いのか?」

魔「駄目です!平和になったら勇者様のお仕事がなくなるじゃないですか!」

勇「あ、この紅茶うまいな」

魔「でしょう?」


0020以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:08:12.58ID:XAXUVScL0
魔「皆さんおはようございます、新聞とって来ますね」

魔「布団干しておきますね」

魔「お風呂沸かしておきますね」

魔「お休みなさい、夜更かしはほどほどにして下さいよ?今夜は冷えるそうですから風邪をこじらせないように気をつけて」

勇「あいつ魔王か?」


0021以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:12:43.07ID:AiWKdIIV0
部下「――以上をもちまして、第69次勇者群は全滅いたしました」

魔王「最初の島から出られなかったの。 ……段々全滅までの間隔が短くなるわね」

部下「資質ですな。既に勇者の血筋など存在しておりません。祭り上げられた、ただの人間がどうできるわけも無く」

魔王「『世界を救う事もできない』?」

部下「左様で」

魔王「向こうから仕掛けてきてる戦争なのに救うも何も無いものね。…で、何歳?」

部下「確か、14……でしたかな」

魔王「祭り上げられる勇者の年齢も下がってるわね」

部下「既に人間も成功など信じてはいないのでしょう。ですから、誰も死にに来たがらない。
   来たがるのは大人の作ったご大層な神話を信じる年端のいかない子供くらいのものです」

魔王「取り巻きもね。初代が私の親を殺した頃には争って侵略をかけてきたものだけど」

部下「左様ですな。あの頃は酷うございました。ただ、人間はあれを聖戦の一部だと呼んでいるようですが」

魔王「申し込んだ講和の返事は?」

部下「拒否する、との事でした。おそらく降伏すれば、奴らが行ったことを同じようにやり返されると考えているのでしょうな
   それに、面子もあるのでしょう。奴らが言うには、こちらは69度の失敗を喫して尚倒すべき悪の権化だそうですので」

魔王「勝手なことを。で、どうせ失敗する勇者の次も決まっていたんでしょうね」

部下「先ほど知らせがありました。次回の勇者は13歳の少女。だそうです。出身は名も無い一地方の村」

魔王「何が出来るの?」

部下「回復魔法が少々」

魔王「……僧侶以下ね」

部下「候補はもう一人居たそうですが、片方の候補の親が、少々権力を持っていたようで、自分の子供を死にに行かせたくないと動いたようで」

魔王「で、今回の勇者の身寄りは?」

部下「孤児だそうです」

魔王「つまり、死んで元々。死んでも文句の出ない、いい生贄だって事」

部下「左様で」

魔王「勝手なもんね。何とかできないの?」

部下「は?」

魔王「その勇者よ。懐柔できない? 勇者と魔王が講和したなんて事になったら、勇者を選抜した人間も、承認した国も、終わりじゃない。平和になるわよ」


0022以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:13:40.62ID:6CqPg1buO
らきすたの眼鏡の女の子を思い出した支援
0023以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:16:52.38ID:XAXUVScL0
勇「王からの手紙『早く倒して来い』なかなか難しいことを…」

魔「おはようございます、今日も紅茶どうですか?」

勇「いらん、いい加減に決着をつける時が来た」

魔「そうですか…悲しいことです」

勇「魔王のクセによく言うよ…ハッ!」

魔「ラリホー!」

勇「zzz…」

魔「誰か毛布持ってきてあげてください。風邪を引いちゃいます」


0026以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:26:08.33ID:XAXUVScL0

魔「どうしたら平和になるのかしら…」

勇「お前が消えればとしか言えない」

魔「私たちは戦争を望んでいません、望むのは平和のみです」

勇「魔王が言う台詞じゃないぞ」

魔「魔王というのも勝手な言い分です…」

勇「ごもっとも、勇者やらずに農家していたかったぜ」


0028以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:33:23.82ID:XAXUVScL0
王「おいすー^^魔王倒した?」

勇「いや、まだっす」

王「パネェwwwwwww俺が直接逝ってくるwwwww」

勇「お供します」

魔「今日は皆で旅行に行くのでご勘弁願います」

王「パネェwwwwwwwwww」


0031以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:40:54.63ID:XAXUVScL0
王「うはwwwwハワイ旅行とかwwww」

勇「最近冷えますからね」

王「てか今のうちに城占領すればよくねwwwwうはwwww俺天才wwwwww」

勇「そうですね」

王「実行しようぜwwwwww」

勇「では私が」

王「把握wwwwww」

勇「では行ってきます」

魔「あよかったよかった勇者様もご一緒に旅行にどうかと思って」

勇「ハワイ行ってきます」

王「パネェwwwwwwww」


0033以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:46:35.95ID:Mp1mZDKaO
魔「あ、火事!?リヴァイアさん!」

シャアァァァァ
村人「ありがとうございます」


魔「お母様が危篤ですか?大変ですね。キメラさん、羽を少しわけてあげてください。」

旅人「すいません……。」


魔「こらぁ!スライムちゃんをつつくのはやめなさい!不純物が混ざるでしょう!」

子供「……ごめんなさい。」

魔「わかった?……あれ君ケガしてるね。ケアル!(ペカー)」

子供「あ、ありがとう。」


魔「魔物の王であるだけで人間と仲悪いわけじゃないんですよ?」


0034以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:50:08.95ID:XAXUVScL0
王「暇だから安価で魔王城に凸するwwww>>20」

>>20「魔王たんのブラうp」

王「把握wwwwww」

王「うはwwwww無人ktkr魔王たんの部屋いてくるwwww」

住民「wktk」

王「ブラではないが日記見つけたwwwww」

住民「うp!うp!」

王「把握wwwww」

つ『十二月四日。晴れ。今日も勇者様が戦いに来ました、私は戦いたくないです、皆が笑顔になる世の中はいつになれば…』
住民「はやく帰れ屑。魔王たんの部屋に入ってんじゃねぇよ」

王「パネェ……」


0037以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 21:56:31.12ID:XAXUVScL0
魔「楽しかったですか?勇者様」

勇「おかげで楽しかった」

魔「ではこちらで失礼しますね、暗いので足元にお気をつけて」

勇「じゃあな」

羊「久しぶり~魔王倒せた?」

勇「まだだ」

羊「また倒しに行くのか?」

勇(まさか手伝ってくれるのか?)
羊「牧場のお礼言っといてくれ、じゃ~ね~!」

勇「王だったら『パネェwwww』とか言うんだろうな…」


0038以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:01:35.07ID:XAXUVScL0
勇「久々に倒しに来た」

魔「まぁお久しぶりです。旅行以来ですね」

勇「無駄話は置いていて決着をつける」

魔「避けられない運命ですか…」

勇「覚悟はいいか?」

魔「ちょっとお湯沸いてるので止めてきますね、紅茶か日本茶のどちらにしますか?」

勇「日本茶で」

0039以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。

2008/01/04(金) 22:01:53.17ID:rWVccMlmO
王「おお ゆうしゃよ しんでしまうとは パネェwwwwww」

0040以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:08:32.86ID:XAXUVScL0
王「鬱だから魔王たんと話してくる…」

勇「いてら~」

魔「おはようございます、王様ですかまた珍しい」

王「茶でも飲もうと思って…」

魔「紅茶でいいですか?」

王「おk…」

魔「どうぞ。ゆっくりしていってくださいね」

王「ご馳走様…」

魔「待ってください!」

王「?」

魔「はい、お菓子です。暇なときにでも召し上がって下さい」

王「あり…」


0041以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:19:09.06ID:XAXUVScL0
王「面倒だから講和結ばねwwwww」

勇「どうしますか?みなさん」

臣「民は魔王を倒すことを望んでいます、残念ながらそれは無理かと」

王「民が望めばおkとwwww」

勇「まぁそうなるでしょう」

王「じゃあvipで意見聞くわwwwwwwwww」

臣「あくまでも参考ですよ?」

0042以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。

2008/01/04(金) 22:27:47.39ID:XAXUVScL0
invip
『魔王たんと講和結んだら平和じゃね?』
王「やってみたwwww」

2「勇者ニートだしな」

3「今日の魔王たんの画像スレはここですか?」

4「講和しろよwwwww勇者のニートっぷりは異常」

王「勇者wwwwww」

5「5なら以下マジレス」

6「前の魔王城凸スレでの魔王たんには泣いた」

7「6についてkwsk」

8「>>34参照」

9「泣いた、講和というより謝れよニート」

王「おwwwまwwwwwwえwwwwwwらwwwww」

勇者「…」

臣「民の声の一つと受け取りましょう」


0044以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:37:43.17ID:XAXUVScL0
魔「どうしたら平和になるのかしら…もう疲れたわ…平和について考える人はいないのでしょうか」

勇「倒しに来た。リアルで」

魔「もうやめましょう、私を殺して何になりますか?誰かが幸せになりますか?」

勇「魔王を倒せば平和になるに決まっているだろ」

魔「何故私が魔王なのです?私たちは危害を加えるといより被害を被る立場です、なのに魔王だなんて…」

勇「平和を願うのはこちらとて同じだ、魔王という存在自体が悪いと何故気付かない」

魔「私が死ねばいいのですか…」

勇「それ以外の方法を教えてやろうか?」

魔「私が死ななくてもいいのですか?」

勇「ああ、王国と講和を結べ、もう一度言う王国と講和を結べ。次はないぞ早く講和を結ぶことだ
魔「勇者様は?」

勇「勇者じゃなくてもやっていける故郷の畑でも耕す、もしお前が講和を結べばだがな」


0045以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:45:08.15ID:XAXUVScL0
王「勇者乙」

勇「嫌われそうな役だな全く…」

王「お前も魔王萌えかwwwww」

勇「まぁこれであちらも講和を結ぶでしょう」

王「GJ!!]
王「スレでも見るかww」

478「また勇者が城に行って来てすぐに帰ってきやがった、あの税金泥棒め」

479「mjsk」

480「マジかあるならソース出せry」

481「朝目新聞の夕刊見てみ」

482「うはwww勇者毎日魔王たんと会っててウラヤマシスwwwww」

王「脱線してる件wwwww」

臣「民は魔王を倒さない勇者に不安を抱いてるのでは?」

勇「…」


0046以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 22:54:20.39ID:XAXUVScL0
魔「講和を結ぶ…か、こちら側からいけば私たちの民が心配です。お互いが講和を望むなら平等に…」

勇「やぁ、講和は結ぶのか?」

魔「あら勇者様、戦いならお断りします。」

勇「いやもう俺は勇者じゃねぇ」

魔「そうですか…でも戦いならお断りです」

勇「講和、結ばないのか」

魔「こちらが譲歩する形にはしたくありません、こちらの民が苦しむだけです」

勇「そうか…」


王「勇者辞職wwwwwwマジパネェwwwwwwww」

臣「新しい勇者を探しましょう」

王「講和オワタwwwwwwwwww」


0047以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:00:09.62ID:XAXUVScL0
魔王「平和の為に犠牲になる、かまるで何かの主人公ですね。私が犠牲になれば本当に…」

王「おいすー^^」

魔「いらっしゃい。久しぶりですね、お茶でも飲みますか?」

王「飲む飲むwww」

魔「どうぞ、それにしても勇者様が辞職なんて驚きました」

王「確かにwwwwアレはマジパネェwwwwwww」

魔「何故なのですか?」

王「民のwww批判wwww」

魔「そうですか…」

王「帰るwwww臣に怒られるぜwwwww」

魔「またいらして下さいね」


0050以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:05:58.62ID:0XbKBGRW0
魔王「今日は本当は勇者を殺すのに使おうと思ってた軍事金を、施設の人達に寄付してきました
   それから老人ホームでお年寄りの方と一緒に遊んであげました。ボケ防止にもなるのでとてもよかったです。
   夕方、ちょっとイスラエルまで行ってきて、貧しい人達にお金を恵んであげました。とても喜んでいました。
   帰りに捨て猫がいたので、拾って帰りました。これでもう何匹家に猫がいるか分かりません。
   天国のお母さんもどうか安らかにお眠りください。
   勇者さん、何もしてない魔物を無駄に殺さないでください。可哀想じゃないですか」

   
0051以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:07:47.96ID:IITReXrd0
勇「魔王!」

魔「来たね・・・じゃあ戦ろうか」


勇「ぅぉらーーーっ!!(僧侶は戦士を補助!魔法使いは全魔力をチャージして、っと見せかけて
振りかぶった戦士の剣に強魔法を当てる!戦士は強魔法の衝撃を使って一撃を浴びせかけろ!!)」

戦士・魔法使い・僧侶「(了解!)ぁたーーー!」

魔王「むむ・・・!!」


勇「よし、準備OK!行くぞ!」

魔法使い・戦士「ぉるらららぁーーーー!!」

爆発。

魔王「おかしいなあ。4人とも。どうしちゃったのかなあ。
練習のときだけ言うこと聞いてるふりで、本番でこんな危険な無茶するんじゃ
練習の意味…ないじゃない。ちゃんとさ、練習どおりやろうよ。」

勇「あ…あう…」

戦士・魔法使い・僧侶「通じてない…魔王何を言ってるんだ?」

勇「それでも!!魔王を倒したいんです!!」

魔王「頭…冷やそうか」

勇者に9999ダメージ×4の連続攻撃
魔王「戦闘はここまで…4人とも倒されて終了。ニフラム!ニフラム!」

勇者以外の3人は吹きとばされた

0052以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:11:03.19ID:XAXUVScL0
―翌日午前十時―
魔「只今をもって、私たちの国は解体いたします。私たちの占領下にあった民たちは
速やかに新しい指導者に従ってください。繰り返します―」

王「マジパネェwwwwwwおいwwww元勇者呼んで来いwwwwww」

臣「旧魔王領は?」

王「早くwwwww占領してwww政治しろwwwww」

臣「仰せのままに」

王「但し差別はするなwwwww反乱の元だろ屑wwwww」

臣「わかりました」

勇「今更何の用件で」

王「乙」

勇「はぁ…」

王「ちょっと魔王たん迎えに行って来いよwwwwww」

勇「何故です?もう力を失った指導者なのに」

王「ヒント:旧魔王領統治」

勇「すいません、口が過ぎました。直ちに向かいます」

王「俺カッコヨスwwwwwwww」


0055以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:26:52.41ID:XAXUVScL0
魔「きっとこれで良かったのでしょう、私が消えて、国土統一、
経済は発展し技術も開発されるでしょう。そして今までの動乱が消える。」

勇「魔王というより元魔王か?」

魔「確かにそちらのほうが正しいですね、でもよく見つけられましたね?」

勇「普通に通報があった『魔王が紅茶買ってる』って」

魔「そうですか、今までありがとうございました、きっと平和が訪れるでしょう」

勇「どうするつもりだ?」

魔「誰も知らない山奥で暮らします、民のためにそれが一番でしょう」

勇「だがそれは無理だ」

魔「?」

勇「王よりの勅命だ『お前を旧魔王領の総合知事に任命する』」

魔「私が…いいのですか?そんなこと?民からの不信がが用意に予想できるじゃないですか!」

勇「勅命だお前も旧魔王領の民だろ?まあ王なのだが自分で言った通り、新しい指導者に従え」

魔「そうですね…従いましょう…」

王「魔王たんktkr」

魔「何故私が…」

王「お前のwwwwwほうがwwwwww人気wwwww」

魔「私が…望むのは平和ですが、人気はあっても政治ができなきゃ…」

王「当初の混乱避け+俺の趣味」

魔「わかりました…努力させていただきます…」


0059以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
2008/01/04(金) 23:40:38.11ID:XAXUVScL0
二年後
王「vipしたいから王やめますね><」

勇「マジパネェwwwwwwwwwwww」

王「後任は臣ではなく人気投票一意の香具師なwwwww」

臣「ふ、ふざけるな!」

王「黙れwwwww二流政治家wwwww」

勇「じゃあさっさと開封しますね^^」


王「平和をwwww望むならwwwwwお前がwwwwやれwwwww」

魔「え?何でですか私なんかじゃ…」

王「元勇者つければおk」

勇「呼んだ?」

王「おまwwwww魔王たんの臣下になれwwwww」

勇「把握wwwwww魔王、俺じゃ不満か?全力で仕事するぞ」

魔「勇者様…でも私は一度民を見捨てました、そんな私が…」

勇「民はそう思ってないからこの人気投票の結果だ、これに背くほうが民を見捨てることとなる」

魔「わかりました…皆の笑顔を見るため頑張ります!」


こうして王国初めてとなる女王が誕生した、経済と技術は著しく発達し、何より、治安が最高だとされた。
後世の歴史家たちにはこの女王が「魔王」

と呼ばれる所以を知らない…