面接日当日

彡(ﾟ)(ﾟ)「面接を受けに来たやきうと申します」

(´・ω・`)「本日面接を担当します店長の原住民と申します」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ファッ 原ちゃんが店長なのか」

(´・ω・`)「雇われ店長だけどね」

(´・ω・`)「では面接を始めます」

(´・ω・`)「やきうさん 履歴書に職歴がありませんが…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「あっその 引きこもっていました」

彡(ﾟ)(ﾟ)「このままでは駄目だと思いバイトを始めようと思って応募しました」

(´・ω・`)「分かりました」

(´・ω・`)「私も出来る限りやきうさんの力になりたいと思います」

(´・ω・`)「面接の結果は後日連絡します」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ありがとうございました」

数日後

彡(ﾟ)(ﾟ)「パン屋から郵便物が届た」

彡(ﾟ)(ﾟ)「どれどれ」

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は数ある求人の中から当社にご応募いただきありがとうございました。

厳正なる選考の結果、誠に残念ではございますが、

今回はご希望に添えかねる結果となりました。

大変恐縮ではございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

末筆ながらやきう様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
敬具

彡(ﾟ)(ﾟ)「駄目だったか」

彡(ﾟ)(ﾟ)「しゃーない 次や次」

しかし世間は厳しかった
やきうを採用する企業はなかった

彡(ﾟ)(ﾟ)「アカンか」

彡(ﾟ)(ﾟ)「どこの企業もワイの活躍を祈るクセに採用せん」

彡(ﾟ)(ﾟ)「どいつもこいつも祈るばかり ワイは神様かよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「神様か」

彡(ﾟ)(ﾟ)「せやワイは神」

彡(●)(●)「こんな間違っとる世の中にはワイが神罰を下す」

彡(●)(●)「まずはパン屋から」

(´・ω・`)「いらっしゃいませ あっやきうのお兄ちゃん」

彡(●)(●)「なぜワイを雇わない」

(´・ω・`)「本社の人事部に必死に頼んだけど駄目だった」

(´・ω・`)「所詮は雇われ店長 本社の意向には逆らえない」

(´・ω・`)「力になれなくてごめん」

彡(●)(●)「言い訳は無用 貴様に神罰を下す」

彡(●)(●)「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！　」

(´・ω・`)「ちょっ…何をする うわぁ」

パン屋はクソの海に呑まれた
その様子はネットにより瞬く間に世界中に拡散した
当然パン屋は営業停止になった
やきうもネットに晒され非難囂々であった
しかし彼が大量にクソを捻りだす能力に目をつけた人達がいた
　　　　マニアである
やきうはマニア達に神として祀られパン屋は聖地となった
～完～