0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:37:42.26ID:ZFbCW7Bm0
脱衣所

マミ「勝負の時よ…」

体重計<ギシッ

マミ「…」

杏子「へぇ、4○㌔か」

マミ「ちょ、ちょっとどこから入ってきたの!?」

杏子「窓からだけど」

マミ「…暑いからって開けとくんじゃなかった」

杏子「いいなー、3○㌔しかないからちょっと分けて欲しいくらいだ」

マミ「は?」

杏子「戦うときにウェイト乗せたいんだけど筋肉も贅肉もつかなくてなー」

マミ「…」

マミ(調子こいてんじゃねえぞこの野郎)

0007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:40:52.30ID:ZFbCW7Bm0
マミ「はぁ…着替えるからあっち向いてて」

杏子「分かった」

マミ「それで、なんの用なの?」

杏子「飯をたかりに」

マミ「…」

マミ(ああ、そうだ)

0016以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:43:51.19ID:ZFbCW7Bm0
食卓


マミ「はい、チーズフォンデュよ」

杏子「おお・・・美味そう!」

マミ「たんと食べてね」

杏子「うん、うん」

マミ「パンには厚切りのバターをのせてあるからね」

杏子「サンキュー!」

マミ「飲み物は甘い甘いお砂糖たっぷりの紅茶を用意してあるから」

杏子「マミはいい嫁さんになれるな!うん!」

0023以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:46:47.25ID:ZFbCW7Bm0
食後


杏子「はぁー食った食った…もうパン1切れも入らない」

マミ「お粗末さまでした」

杏子「それじゃ帰っかなー」

マミ「あら、泊まっていかないの?」

杏子「へっ?いいのか?」

マミ「もちろんよ、すぐ寝ちゃっていいからね」

杏子「今日のマミは女神に見えるな!」

マミ「ふふっ」

マミ(肥えろ!)

0027以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:51:28.70ID:ZFbCW7Bm0
翌朝


マミ「ローストビーフを挟んだホットサンドよ」

杏子「すげー…こんな朝飯初めてだ」

マミ「たくさんあるからね、余ったらお弁当に詰めるからね」

杏子「おう!」

マミ「ふふっ」

杏子「バクバク…美味い!」

マミ「水筒に冷えたポカリ入れておくから持って行ってね」

杏子「なんか母親みたいだなー」

マミ(カロリー計算もせずに幸せそうな顔しちゃって…クックックッ)

0044以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 14:58:36.53ID:ZFbCW7Bm0
学校


マミ(夕飯は何にしようかしら)

マミ(似たような味ばかりじゃ飽きちゃうだろうし…)

マミ(効率的に食べさせる為には…)

マミ(う~ん)

まどか「マミさーん!」

マミ「あら、鹿目さん」

まどか「テェヒヒ、どうしたんですか?ずいぶんと楽しそうですけど!」

マミ「ちょっとやることができちゃったから張り切っちゃってる…かな」

0052以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:02:06.97ID:ZFbCW7Bm0
路地裏


杏子「へへっ、今日は調子いいなー」

杏子「グリーフシードも手に入ったし・・・」

杏子「特製弁当ご開帳っと!」パカ

杏子「おおっ…ホットサンド、ミニトマト、レタス、ピクルス…」

杏子「すげー、いただきます」

杏子「はぐはぐ…はぁー飯の心配しなくていいとすげー気分が楽だ」

杏子「美味いし、今日も泊めてくれるみたいだし」

杏子「ポカリも冷えててうめー」

0065以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:05:39.78ID:ZFbCW7Bm0
マミの家


杏子「マミーいるかー」

マミ「あら、おかえりなさい」

杏子「弁当美味かったぜ!」

マミ「はいはい」

杏子「なんかすることないか?」

マミ「ずいぶん汗描いてるじゃない、もうすぐご飯だからシャワー浴びてきてね」

杏子「分かった!」

マミ(カロリー消費なんてさせないわ)

0072以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:08:46.55ID:ZFbCW7Bm0
マミ(ふふっ、お弁当箱も水筒も空っぽ)

鍋<グツグツ

マミ「お野菜もそろそろ柔らかくなってきたかしら」

マミ「うん、このくらいかな」

マミ「ルーを投入して…弱火にして」

マミ「サラダにはハーフじゃないマヨネーズを…ふふっ」

マミさんなら俺のこと縛りつつ今代理でタイピングしてるけど
0076以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:12:53.56ID:ZFbCW7Bm0
杏子「はぁーさっぱりした」

杏子「・・・おっ、この匂いは」

マミ「カレーつくってみたんだけど、嫌いじゃなかった?」

杏子「うんうん、すげー美味そう」

マミ「ふふっ、良かった、座ってね」

杏子「分かった!」





0085以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:18:26.49ID:ZFbCW7Bm0
杏子「もぐもぐ」

マミ「美味しい?」

杏子「ああ、マミは料理うめーな」

マミ「一人暮らししてたら普通よ」

杏子「このトロッとした肉は?」

マミ「スペアリブを少し焼いてから煮こんでみたいの」

杏子「じゃがいももごろっとしててうめー」

マミ「うちはごろごろ野菜カレーが多かったからかな」

杏子「…そういやうちも結構大きかったな」

マミ「ほら、元気だして。はいお茶」

2011/07/01(金) 15:21:33.61ID:ZFbCW7Bm0
杏子「ごちそうさん!」

マミ「はいお粗末さまでした」

杏子「洗い物やっとくよ」

マミ「そんなのいいわ、お客様なんだから」

杏子「世話になりっぱなしだからこのくらいは」

マミ(まぁこのくらいなら大したカロリー消費にもならないかな)

マミ「分かった、お願いね」

杏子「任された!」

0097以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:24:31.64ID:ZFbCW7Bm0
2ヵ月後 脱衣所

マミ「ふふ、乗ってみて」

杏子「おー、分かった」

体重計<キシッ

マミ「えっ」

杏子「変わらずかー、マミはどうだ?」

マミ「わっ、私はいいわ!」

杏子「そういうなってほらっ!」

体重計<ギシッ

マミ「…!?」

杏子「おー、プラス1キロか、いいなぁ」

マミ(どういうことなの…)

0102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/07/01(金) 15:27:42.02ID:ZFbCW7Bm0
ソファー

マミ「……」ドンヨリ

杏子「お、おいマミどうしたんだよ」

マミ「放っておいて…」

杏子「…分かったよ」

マミ「…」

杏子「そうだ、その箱開けてみて」

マミ「…」 パカ

マミ「グリーフシード?」

杏子「マミのお陰でそっちに専念できたしな、お礼…っていうか」ポリポリ

マミ「…」

杏子「泊めてくれてありがとな、嬉しかった」

マミ「はぁ…佐倉さん」



マミ「今晩の夕飯は何がいいかしら」
                         おわり