サターニャ「なんでそんなになるまで我慢してたのよ！」

ラフィエル「エレベータを降りてから行こうと思っていたんですが……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「まったく……」ﾊｧ

サターニャ「それじゃ、神足通でラフィエルだけでも外に出なさい」

サターニャ「さっさと済ませて、助けを呼んでくるのよ」

ラフィエル「そ、それが……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「神足通を使おうにも、今集中できなくて……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「神足通、使えないんです」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「はぁ！？　それじゃ、どうするのよ！」

ラフィエル「ごめんなさい、サターニャさん……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ（まずいわ、この状況……）

サターニャ（ラフィエルの神足通で助けを呼ぶ）

サターニャ（我ながらいい発想だと思ったんだけど……）

ラフィエル「はぁ……っ……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ（本人があれじゃあ、ね……）

サターニャ「ラフィエル、ちなみにあとどれくらい我慢できそう？」

ラフィエル「そ、そうですね、長くてもあと……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「じゅ、10分くらい……っ///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「はぁ！？　10分！？」

サターニャ「そんなにすぐ出られるか、正直微妙だし……」ｳｰﾝ

サターニャ「そうだわ」ﾊｯ

サターニャ「もういっそここで出しちゃいなさい！」

サターニャ「私はむこう向いてるから！」ｸﾙｯ

ラフィエル「サターニャさんの前でなんて、そんなっ、無理ですよぉ……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「それに、もし救助の方が来たら、恥ずかしいです……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「こんな時に何言ってんのよ！　漏らして服を汚すほうが恥ずかしいでしょ！」ﾊﾞｯ

サターニャ「それに、私はラフィエルがおしっこしても気にしないから大丈夫よ！」

ラフィエル「サターニャさん///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「……でも、やっぱり恥ずかしいっ///」ﾓｼﾞ

サターニャ「あーもう！」

サターニャ「うーん……」

サターニャ「……そうだ！　携帯で助けを呼ぶのよ！」ﾊｯ

サターニャ「とりあえずヴィネットに連絡するわ」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

< prrrr... prrrr... pr

ヴィーネ『もしもし？　サターニャ？』

サターニャ「ヴィネット！　今すぐ私の所に来なさい！」

ヴィーネ『えぇ！？　今ガヴの家で夕飯の支度してるんだけど』

サターニャ「いいから！　今大変なのよ！」

ヴィーネ『えっ、どうしたのサターニャ！？』

サターニャ「さっき地震があったわよね？」

ヴィーネ『確かに揺れたわね』

サターニャ「その地震のせいで、ラフィエルが、やばいのよ！！」

ヴィーネ『そんな……！　それをもっと早く言いなさいよ！』

ヴィーネ『サターニャ、今どこなの？』

サターニャ「今、〇〇〇〇〇〇の真ん中にあるエレベータの中よ！」

サターニャ「さっきから出られなくて困ってるの！」

ヴィーネ『……ん？　エレベータの中でラフィエルがやばい？』

ヴィーネ『……あっ、なるほど』

サターニャ「急にどうしたのよ？」

ヴィーネ『なんでもないわ、ガヴと一緒にすぐ向かうわね』

サターニャ「早くしなさい！」

ﾋﾟｯ

サターニャ「……ラフィエル！　ガヴリールとヴィネットが助けに来てくれるそうよ！」

ラフィエル「あ、ありがとうございます……っ」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「それと、今気づいたん、ですが……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「何よ？」

ラフィエル「そこの、インターホンで、連絡が……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「……あっ、そういえば」

……

サターニャ「ラフィエル！　このエレベータ、あと少しで動き出すらしいわよ！」

ラフィエル「はぁっ……っっ……はぁ……」ﾓｼﾞﾓｼﾞｷﾞｭｰ

サターニャ「だ、大丈夫ラフィエル！？」ｶﾞﾀｯ

ラフィエル「もう、ちょっとで……っ！」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「うぅっ……！」ﾓｼﾞﾓｼﾞｷﾞｭｰ

サターニャ「……よく頑張ったわねラフィエル」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

サターニャ（ラフィエル、震えてる……それに顔色も）

サターニャ（ラフィエルは今、必死に己と戦っているのね）

サターニャ「あとちょっと、あとちょっとで出られるから……！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

サターニャ「あと少しの辛抱よ！」

ラフィエル「……っ……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ラフィエル「……サターニャさん……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サターニャ「どうしたのラフィエル？」


ラフィエル「……もう、もう無理ですっ！　で、出ちゃいますっ！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

サターニャ「ちょ、ちょっと！！」ﾋﾞｸｯ

ラフィエル「……ごめんなさい！　サターニャさん！」ﾇｷﾞｰ

サターニャ「え、急に脱いで、どうしたのy」ﾌｶﾞｯ

サターニャ（え、え！？　どういうこと！？）

サターニャ（私の目の前に、ラフィエルの、……が///）ｶｧｧ

ラフィエル「サターニャさん！　口開けて下さい！　早く！」ｶﾞｸｶﾞｸ

サターニャ（え？　なに？　口を開ける！？）

ラフィエル「お願い！　サターニャあああああああっっっ///」ﾁｮﾛｯ

サターニャ（ちょ、やば！）ｱｰ

ｼﾞｮｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!

サターニャ「！？？！！！ﾝｸﾞ！！！ｳｯ！」

ガタン……

ｷﾞｨｨ……

管理人「だ、大丈夫ですか！　安心して下さい、もう大丈夫でs」ｶﾞﾀｯ

管理人「……？？？！！！」

ヴィーネ「ごめん二人とも、遅くなったわ！」ﾁﾗ

ヴィーネ「さあ、ラフィ、早くトイレ……に……って」

ヴィーネ「な、な、な、な……///」ｶｧｧ

ガヴリール「おいヴィーネ、漏らした相手になんて反応を……」ﾁﾗ

ガヴリール「Oh……」


その後、ラフィエルは新たな性癖に目覚めましたとさ

完

その後　サターニャの部屋

サターニャ「はぁ、今日はとんでもない目にあったわ」ﾊｧ

ラフィエル「ごめんなさい、サターニャさん……」ｸﾞｽﾝ

サターニャ「私をあろうことかトイレ替わりだなんて」

ラフィエル「……実は」

ラフィエル「あの時、ふと思ったんです」

ラフィエル「我慢した後のおしっこが気持ちいいなら」

ラフィエル「サターニャさんの口の中で出せば、どれほど気持ちいいのだろう、って」

サターニャ「はぁ！？」

ラフィエル「気持ちよかったですよ、サターニャさん……///」ﾃﾚ

サターニャ「か、感想なんて聞いてないわよ！///」ｶｧｧ

サターニャ「……まったく、とんでもない変態天使ね///」

ラフィエル「はうっ……」ｸﾞｻｯ

サターニャ「変態！　変態天使！」

ラフィエル「うぅ、ごめんなさい、もう二度としまs」

サターニャ「でも」

ラフィエル「？」

サターニャ「味のほうは悪くなかったし？」

ラフィエル「えっ///」

サターニャ「あ、あんたがどうしてもって言うなら……」

サターニャ「また、飲んであげてもいいわよ？///」

ラフィエル「……！」ﾊﾟｧｯ

ラフィエル「サターニャさぁんっ?」ﾀﾞｷｯ

サターニャ「ちょ、くっつくんじゃないわよ」ｱﾀﾌﾀ

ラフィエル「実は、まだ出し足りなくて……」ﾇｷﾞィ

サターニャ「ちょ、いきなrングッ！」ｸﾞｯ

ラフィエル「次も、お願いしますね?」

このあとサターニャが美味しくいただきました

完