ワイ「オイラはんぺん！人間になったんやで！」

ワイ「おい璃奈！」

璃奈「あ…ワイさん。どうかした？」

ワイ「実はな…ワイははんぺんの擬人化なんや！」

璃奈「へ……？」

ワイ「やからワイを撫でてーや！な？」ｺﾞﾛﾝ

ワイ「にゃあ！にゃぁお～！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

璃奈「ひっ…」

ワイ「（お？ええ感じやんけ）」

ワイ「にゃあにゃあ！（璃奈の太ももの上に頭を乗せるワイ）」

璃奈「わぁ…！？離れてよ！」

ワイ「（このままゲドゲドの恐怖顔を作らせてやる！感謝せいよ璃奈！）」

愛「何やってんのワイ？」

ワイ「あ、愛！！」

果林「随分おいたをしたわね。校舎裏に来なさい」

ワイ「や、やめろや！離せ！！」

～校舎裏～

ワイ「は、離してくれや！ワイは璃奈のため思って……」

愛に羽交締めにされるワイ。
モゾモゾと暴れるが愛の筋力に叶うはずもない。

愛「果林、GO！」

果林「反省しなさいっ！！」

ﾎﾞｽｯ

ワイ「ごえっ！？」

果林は動けぬワイの睾丸を思い切り蹴った。
失神しそうなほどの鈍痛がワイを襲う。

ワイ「や、め……」

果林「潰れないように加減はしてあげるわよ」

ドスッ！！！

ワイ「ごはっぁっ！？」

果林の膝蹴りがワイの金玉に再びダメージを与える。

愛「別に潰れてもいいんじゃない？」

果林「それもそうね」

ワイ「た、助けてくれや……！！誰か！！」

ワイの声は誰にも届かず制裁は30分続いた。

ワイ「う……ぐ」

ワイは全裸に剥かれて最後には唾を吐きかけられたが心は折れていなかった。

ワイ「ワイは璃奈を救うんや！表情を取り戻させたる！」

ワイ「クソ……さっきは惜しかったのにオバハン2人が邪魔しやがって……アカン、金玉が痛すぎて腹痛もしてきた」

ワイ「お！？あ、あれは……」


璃奈「はい、ドーナツあげる」

ミア「あ、ありがとう///」


ワイ「璃奈ミアやんけ！中々チャンスとちゃうか？」

ワイ「よっしゃあ！皆力を貸してくれ！璃奈にセカンドアプローチは何したらいい？」

>>13

まずは璃奈ちゃんボードに頼らないようボードを強奪する

ワイ「よっし、璃奈がボードを取り出した瞬間を狙って強奪したるで！」


ミア「ドーナツ美味い」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

璃奈「璃奈ちゃんボード『至福』」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ミア「ん？」

ワイ「どらぁ！！！」ﾊﾞｯ

璃奈「わっ」

ワイ「よし、強奪成功！これで璃奈が救われる」

ミア「何やってんのさワイ！」

璃奈「返して！」

璃奈はワイが手に待つ璃奈ちゃんボードを取り返そうとするが……。

ワイ「ふん！」ﾄﾞﾝ

璃奈「きゃあ！」ﾄﾞﾃ

ワイは璃奈を押し倒してしまった。
そのまま逃亡するワイ。

ミア「クソ！！ワイは何がしたいんだよ！？」

ワイ「さてこのボードをどこに捨てるかな」

ドンッ！

ワイ「いたっ！」ﾄﾞﾃ

ワイ「くぉらぁ！！前見て歩かんかい！」

愛「……」

ワイ「……と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね」

愛「なんでワイがりなりーのボード持ってんの？」

ワイ「（氷点下のような冷たい目線だ。どうする？）」

1ごまかす

2本当のことを言う

>>24

愛さんに羽交い絞めにされたい

ワイ「ええやろ、本当のこと言うたる」

愛「……」

ワイ「璃奈の表情のことを愛はどう思う？」

愛「一つの個性だよ。愛さんは可愛いと思ってる」

ワイ「ワイも個性やと思ってる。けどそれが社会で通用すると思うか？」

ワイ「企業で面接する時に愛想笑いすらできん奴が受かると思うか？」

愛「りなりーはそんな事関係ないほど優秀だから受け入れてもらえるよ」

ワイ「企業は璃奈の優秀さをはじめから理解できへんやろ。普通の面接官なら愛想笑いできるそこそこ優秀なやつ取るで」

愛「あっそ。じゃありなりーの事を思っての事なんだね？」

ワイ「そ、そや！」

愛「それがなんでりなりーにセクハラしたりボードを強奪することに繋がるのかな？」

ワイ「（いける……このままいけばワイの命は助かるかもしれん）」

ワイ「表情筋を復活させるためや！」

愛「？」

ワイ「璃奈は昔はよう笑てたんやろ？表情筋が無いわけやないんや！ならまずは手っ取り早く表情を作らせなあかん」

愛「それでなんで恐怖や嫌悪を抱かせようとするの？楽しく幸せになるように笑わせてあげればいいじゃん」

ワイ「それは…安価のせいで……」

愛「安価……？」

ワイ「ぐっ……！」

ワイ「け、けど実際さっきの璃奈は見た事無いほど怒ってたぞ！」

愛「あ゛？」

ワイ「ひぃ！！」

愛「なにそれ……りなりーをそこまで怒らせたの？」

愛「そっか、ボード奪ったんだよね…当然だよね」

愛「一緒に謝りに行こっか？……貴方は死体で」ﾂｶﾂｶ

ワイ「ひい…ひぃ……！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ワイ「（やっぱりこうなってもうた！けどワイはお前らを信じてるで）」

ワイ「きっとワイを導いてくれる存在やとな！！」

1タイマンする

2靴を舐めて謝る

3小便をかけて逃げる

>>34

1

ワイ「ははははは！！」

愛「……？」

ワイ「男のワイにタイマンで勝てると思ったんか？調教したるから覚悟せいよ！」

体重に任せてワイは愛に突っ込む。
しかし愛は軽々ワイを持ち上げるとプロレスのパワースラムで地面に叩きつけた。

ドガッ！！！

ワイ「お……あ……（なんちゅうパワーしとるんや！？）」

硬い地面に叩きつけられたワイは痛みで立ち上がることができない。

愛は倒れているワイの目の前でヤンキー座りしメンチを切る。

愛「……」

ワイ「（こ、怖ェェ！！！！）」

ワイ「お、女のくせにゴリラみたいな力持ってて恥ずかしく無いんか！？」

愛「……」ｶﾞｼｯ

愛はワイの髪を強引に掴みその顔を改めて睨みつける。
超至近距離。
童貞のワイは普段ならドギマギするであろうが今は恐怖で心臓バクバクであった。

ワイ「う、嘘ｮです～！！」ﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮ

ワイは恐怖のあまり失禁し始める。
愛は何も言わずにワイの髪を掴み引きずり始め、空き部屋に連れて行く。

ワイ「ひぃ！」

愛「15分リンチするから死ぬ気で耐えてね」

ワイ「ひゃぁぁぁぁぁぁ！！！！」

ボゴォ！！

ドガッ！！

………

～翌日～

ワイ「な、なんとか生きてるわ。あのアマ舐め腐りやがって……」

ワイ「クソ、足の骨も折れとる。歩きずらいでホンマ」

ワイ「愛はいずれ分からせるとして……ワイの闘志は衰えてへん！」

ワイ「けど体力的にも次が最後やろな……ラストバトルや！皆璃奈の表情を取り戻させるとびきりの案をくれや！」

>>43

仲良く一緒にゲームする

ワイ「璃奈！」

璃奈「う……ワイさん。何？」

ワイ「（警戒されとんな。けど43の意見は中々のもんや…今度こそ）」

ワイ「一緒にゲームしようや」

璃奈「ゲーム？」

ワイ「おう、このスマホゲーム『ファービーのエアライド』をやろうや。やる奴おらんねん」

璃奈「（私のハマってるゲーム……）」

璃奈「しょうがないな。少しだけだよ？」

ワイ「おおきに！！」

～カフェテラス～

ワイ「おいコラァ！！お前何でワイの乗り物ばっか破壊すんねん！？」

璃奈「べ、別にワイさんのばかり狙ってるわけじゃないよ」

ワイ「お前チート使ってんのちゃうか？やけに動きが機敏やねん！」

璃奈「それはワイさんが下手なだけだよ」

ワイ「んやと！？こらぁ！お前今ワイに喧嘩売ったんか！？」

璃奈「げ、ゲームだよ？」

ワイ「ゲームでも超えたあかん一線があるやろ！」

テロテロリーン！

璃奈「はい、私の勝ち」

ワイ「も、もう許さん……『璃奈ちゃんボード、恐怖』を素で体験させたる！」

璃奈「ちょ、離して……」

ワイ「ええ匂いするやんけ璃奈……」

璃奈「誰か！」

璃奈「あ、愛さん！」

ワイ「ひぃ！」ﾋﾞｸｯ

璃奈「っ！」ﾀﾞｯ

ワイ「あ、おらんやんけ！騙しやがって……今日中にお前を治療したるからな！」ﾀﾞｯ

璃奈「はぁはぁ……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ワイ「ま、待てや璃奈……ハァハァ」

ワイ「あ、足折れとんねんこっちは！お前の親友のせいでな！」

璃奈「え…足折れてるの？」ﾋﾟﾀ

ワイ「ぐっ……悪化したかもしれん。くそ」

璃奈「……」

ワイ「少し見てくれんか？璃奈ちゃん応急キットがあるやろ？」

璃奈「何もしないって約束するならいいよ」

ワイ「当たり前やろ！」

璃奈「患部を見せて」ﾄﾃﾄﾃ

ワイ「……」ｶﾞｼｯ

璃奈「いたっ！離して！」

ワイ「お前は人が良いなぁ……だからこそ将来が心配なんや」

璃奈「騙したの！？」

ワイ「足が折れてんのは事実や。けどそれを出汁にしてお前を呼び込んだ」

ワイ「もう安心せえ。お前は今日から笑顔を作れる」

璃奈「あ、愛さん…！」

ワイ「2度も騙されへんぞ。さぁ璃奈……最初は…」

愛「……」

ワイ「」ｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞ

愛「なるほど、これが安価か。これに貴方は従って動いていたんだね」

ワイ「そ、そうや！ワイの意思ではなかったんや！」

愛「じゃあ安価で貴方へのお仕置きを聞くのもいいね」

ワイ「ほ……え？」

愛「皆はワイへのお仕置き何が良い？」

1殺す
2殺す
3殺す

>>1～999

ワイ「何やこれ！？こんなん安価やないで！」

愛「よーし分かった皆！じゃあねワイ」

ワイ「ワァァァァァァァァ！！！！！」

ドガッ！！

グシャッ……

璃奈「あーあ……」

終わり