1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:24:57.715 ID:nTJxgiTz0.net
魔王城 ラスボスの間
魔王「消え去れ人間!!!」ゴオオオ!!!
勇者「うわああああ…!!」
魔法使い「こんなのダメっす!!一度脱出するっス!!」
―――――――――――――――――――――――
勇者「くっそ、ここまでやられっぱなしになるなんて!!」
魔法使い「まあ無事だっただけ儲けものッス」
勇者「でも伝説の防具はボロボロだし、聖剣も錆びちまったぞ…」
魔法使い「しかし、折れるんじゃなくて錆びるのは予想外でしたね、研げば直るかな」
勇者「もう何代にも渡って継承されてきたんだ、寿命だろ」
魔法使い「それでどうするんすか?一度決戦キャンプに戻ります?」
勇者「そんな時間はもう残されていないだろう、こうなったら刺し違え覚悟で突っ込むしか…」
魔法使い「刺し違え――だったら、突っ込み方も工夫してみるのはどうスか?」
勇者「何か考えがあるのか?」
魔法使い「禁術なんスけどね、新品装備を一式呼び出す大魔法があるんッス」
勇者「な、なんだそりゃ…でも禁術?リスクがあるのか?」
魔法使い「何が出てくるか分からないすッス、聖剣の代わりになる武器が出てくる可能性もあれば、ひのきの棒の可能性も…」
勇者「またピンキリだなぁ」
魔法使い「でもこの魔法を使って世界の脅威に打ち勝った言い伝えもあるっス。このまま行っても玉砕するだけッス」
勇者「ふむ…分かった、やってくれ」
魔王「消え去れ人間!!!」ゴオオオ!!!
勇者「うわああああ…!!」
魔法使い「こんなのダメっす!!一度脱出するっス!!」
―――――――――――――――――――――――
勇者「くっそ、ここまでやられっぱなしになるなんて!!」
魔法使い「まあ無事だっただけ儲けものッス」
勇者「でも伝説の防具はボロボロだし、聖剣も錆びちまったぞ…」
魔法使い「しかし、折れるんじゃなくて錆びるのは予想外でしたね、研げば直るかな」
勇者「もう何代にも渡って継承されてきたんだ、寿命だろ」
魔法使い「それでどうするんすか?一度決戦キャンプに戻ります?」
勇者「そんな時間はもう残されていないだろう、こうなったら刺し違え覚悟で突っ込むしか…」
魔法使い「刺し違え――だったら、突っ込み方も工夫してみるのはどうスか?」
勇者「何か考えがあるのか?」
魔法使い「禁術なんスけどね、新品装備を一式呼び出す大魔法があるんッス」
勇者「な、なんだそりゃ…でも禁術?リスクがあるのか?」
魔法使い「何が出てくるか分からないすッス、聖剣の代わりになる武器が出てくる可能性もあれば、ひのきの棒の可能性も…」
勇者「またピンキリだなぁ」
魔法使い「でもこの魔法を使って世界の脅威に打ち勝った言い伝えもあるっス。このまま行っても玉砕するだけッス」
勇者「ふむ…分かった、やってくれ」
2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:26:00.857 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「えー具体的には、頭(帽子とか)、腕(手袋、籠手とか)、銅(トップス)、腰(ボトムス)、足(靴)、武器(色々)の順で呼び出していくッス。上手く行けばその他装飾品やアイテムも出てくるかもっス」
魔法使い「まずは頭を↓(直下)」
魔法使い「まずは頭を↓(直下)」
3: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:27:41.817 ID:tNzaEkfT0.net
猫
7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:35:11.885 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「アタマァ!!」
ボン!!
猫「ニャー」
勇者「」
魔法使い「こりゃかわいいっす」
勇者「いや違う違う、猫の召喚魔法じゃなかったはずだぞ」
猫「ニャーニャー」
魔法使い「きゃわわっす」
勇者「魔法使い…?」
魔法使い「女子は猫に無条件で弱いものっす」
猫「にゃあ」
勇者「とりあえず降りてくれ、やり直そう」グッ…
勇者「あれ、ひっついてて外れない」
魔法使い「じゃあやっぱ魔法は間違ってなかったみたいっすね、呼び出した防具は今日一日は外れないっすから」
勇者「えぇ?このままで戦うのか??」
勇者
頭:猫
魔法使い「次は腕っす↓」
ボン!!
猫「ニャー」
勇者「」
魔法使い「こりゃかわいいっす」
勇者「いや違う違う、猫の召喚魔法じゃなかったはずだぞ」
猫「ニャーニャー」
魔法使い「きゃわわっす」
勇者「魔法使い…?」
魔法使い「女子は猫に無条件で弱いものっす」
猫「にゃあ」
勇者「とりあえず降りてくれ、やり直そう」グッ…
勇者「あれ、ひっついてて外れない」
魔法使い「じゃあやっぱ魔法は間違ってなかったみたいっすね、呼び出した防具は今日一日は外れないっすから」
勇者「えぇ?このままで戦うのか??」
勇者
頭:猫
魔法使い「次は腕っす↓」
8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:35:56.622 ID:Rd6z1i6Nd.net
コアラ
10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:36:46.809 ID:nTJxgiTz0.net
15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:43:20.692 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「ウデェ!!」
勇者(あぁ、詠唱の最後に何叫んでるんだろって、思ったけど部位か…」
ボン!
コアラ(ガシッ
勇者「…魔法使い、やっぱ術式間違ってんじゃないのか??防具じゃないぞ??」
魔法使い「わぁ、またもかわ…微妙にブサイクっすね、かわいいっすけど」
コアラ(カジカジ
勇者「なんか凄い強くしがみついてるから、剣振るっても平気そうだけど…」
魔法使い「そういえば調合用にとっておいたユーカリの葉っぱあるっスよ!!食べるかなぁ」
勇者「おーい、本来の目的忘れるな??頼むから!!」
魔法使い「次は胴っすね↓2」
勇者(あぁ、詠唱の最後に何叫んでるんだろって、思ったけど部位か…」
ボン!
コアラ(ガシッ
勇者「…魔法使い、やっぱ術式間違ってんじゃないのか??防具じゃないぞ??」
魔法使い「わぁ、またもかわ…微妙にブサイクっすね、かわいいっすけど」
コアラ(カジカジ
勇者「なんか凄い強くしがみついてるから、剣振るっても平気そうだけど…」
魔法使い「そういえば調合用にとっておいたユーカリの葉っぱあるっスよ!!食べるかなぁ」
勇者「おーい、本来の目的忘れるな??頼むから!!」
魔法使い「次は胴っすね↓2」
17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:44:36.349 ID:6qkPsUGG0.net
牛
20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:47:32.747 ID:nTJxgiTz0.net
26: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:56:21.796 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「ドウ!!」
ボン!!
勇者「ん?うぉあ!!!!」
魔法使い「勇者くん!?」
牛「モー」
勇者「なんか…!胸に…!!牛が括り付けられてるんだけどォ!!!?重ッ!!」
猫「にゃあ」
牛「モー」
コアラ(ユーカリカジカジ)
魔法使い「な、なんでこんな事に…」
勇者「頼む、間違ってるって言ってくれ!!そしてやり直してくれ!!」
魔法使い「自信なくなってけど、確実に合ってるっス…」
勇者「ダメだもう、立ってられない…」ドテッ
魔法使い「あーなるほど、牛が勇者を乗せる形になるんスね…」
勇者
頭:猫
腕:コアラ(ユーカリの葉)
胴:牛(勇者を背に乗せた牛)
ボン!!
勇者「ん?うぉあ!!!!」
魔法使い「勇者くん!?」
牛「モー」
勇者「なんか…!胸に…!!牛が括り付けられてるんだけどォ!!!?重ッ!!」
猫「にゃあ」
牛「モー」
コアラ(ユーカリカジカジ)
魔法使い「な、なんでこんな事に…」
勇者「頼む、間違ってるって言ってくれ!!そしてやり直してくれ!!」
魔法使い「自信なくなってけど、確実に合ってるっス…」
勇者「ダメだもう、立ってられない…」ドテッ
魔法使い「あーなるほど、牛が勇者を乗せる形になるんスね…」
勇者
頭:猫
腕:コアラ(ユーカリの葉)
胴:牛(勇者を背に乗せた牛)
27: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:57:00.259 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「とりあえず続けるっす、つぎ腰回り↓2」
29: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 00:59:26.597 ID:6qkPsUGG0.net
蛇
31: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:03:05.260 ID:nTJxgiTz0.net
35: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:08:44.611 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「コシィ!」
ボン!
勇者「わぁああヘビだ!!ヘビがまとわりついたぞ!!!???」
魔法使い「うん、多分これ間違ったんスね」
勇者「助けてくれ!!」
魔法使い「そりゃ腰にまとわりつける大きさのヘビだと怖いっすよね、勇者くん今牛の背で為す術ないし」
勇者「嫌だーー!噛まれる!!!」
魔法使い「ヘビは怖がらせなければ噛まないっすよ」
勇者「俺が怖がってんの!!」
魔法使い「とりあえず一区切りつけるためにも足を処理するッス↓2」
ボン!
勇者「わぁああヘビだ!!ヘビがまとわりついたぞ!!!???」
魔法使い「うん、多分これ間違ったんスね」
勇者「助けてくれ!!」
魔法使い「そりゃ腰にまとわりつける大きさのヘビだと怖いっすよね、勇者くん今牛の背で為す術ないし」
勇者「嫌だーー!噛まれる!!!」
魔法使い「ヘビは怖がらせなければ噛まないっすよ」
勇者「俺が怖がってんの!!」
魔法使い「とりあえず一区切りつけるためにも足を処理するッス↓2」
37: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:11:48.810 ID:tNzaEkfT0.net
ペガサス
39: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:14:03.264 ID:nTJxgiTz0.net
45: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:25:02.603 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「コシィ!!」
ボン
――――――――――
勇者「暫く間を空けたけど…今俺どんな状態になってる?」
魔法使い「勇者君の頭に猫、腕にいるコアラはまだユーカリ食べてて、腰にはヘビが纏わりつき、足の間にバランスが悪いのか動けないペガサスがいて、ついに重みに耐えかねた牛も横たわり…身動き不能っす」
勇者「なあ、どうしてこうなったの?」
魔法使い「私は装備をそろえようとしてただけで、大好きな勇者くんをキメラに変える意図はなかったっす」
勇者「ええっと、今日はずっとこのままなんだよな?24時間たてば外れるのか?」
魔法使い「そのはずっす、でも我々の前には魔王が世界をぶっ壊そうとしてるという現実があるのを忘れてはならないっす。それも今か今かという状態っす」
勇者「じゃあ武器を呼び出そう、凄い武器呼び出して何とか牛とペガサスに魔王のところまで運んでもらって、片手で魔王倒すよ」
勇者「そのあと、この呪いが解けるまで誰も近づけないでくれ」
魔法使い「ついに呪い扱いっす…じゃあ凄い武器来てくれッス!!!↓2」
ボン
――――――――――
勇者「暫く間を空けたけど…今俺どんな状態になってる?」
魔法使い「勇者君の頭に猫、腕にいるコアラはまだユーカリ食べてて、腰にはヘビが纏わりつき、足の間にバランスが悪いのか動けないペガサスがいて、ついに重みに耐えかねた牛も横たわり…身動き不能っす」
勇者「なあ、どうしてこうなったの?」
魔法使い「私は装備をそろえようとしてただけで、大好きな勇者くんをキメラに変える意図はなかったっす」
勇者「ええっと、今日はずっとこのままなんだよな?24時間たてば外れるのか?」
魔法使い「そのはずっす、でも我々の前には魔王が世界をぶっ壊そうとしてるという現実があるのを忘れてはならないっす。それも今か今かという状態っす」
勇者「じゃあ武器を呼び出そう、凄い武器呼び出して何とか牛とペガサスに魔王のところまで運んでもらって、片手で魔王倒すよ」
勇者「そのあと、この呪いが解けるまで誰も近づけないでくれ」
魔法使い「ついに呪い扱いっす…じゃあ凄い武器来てくれッス!!!↓2」
47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:26:04.229 ID:6qkPsUGG0.net
モササウルス
48: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:27:34.547 ID:tNzaEkfT0.net
50: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:28:26.836 ID:nTJxgiTz0.net
56: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:37:53.041 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「ブキィ!!」
ボン!
勇者「お、手に何か現れてきたぞ…あぁ、ペガサス、気持ちは分かるけどあまりジタバタしないでくれ!全身に響く、あとヘビに噛まれる」
魔法使い「」
勇者「さて、武器の方は…わぁぁあぁあああ化け物!!」
魔法使い「わあああああ…えぇと一緒に出てくる説明書説明書!!」
勇者「生物しか出てこないのか!!なんだこれ」
魔法使い「モササウルス!えっと古代のドラゴンッス!海の!」
勇者「水がないからか暴れてるぞ!!食われる!!」
魔法使い「あ、そうだ!そいつに魔王食べてもらいましょう」
勇者「え?行けるのかこれ!?」
魔法使い「考えがあるっス」
ボン!
勇者「お、手に何か現れてきたぞ…あぁ、ペガサス、気持ちは分かるけどあまりジタバタしないでくれ!全身に響く、あとヘビに噛まれる」
魔法使い「」
勇者「さて、武器の方は…わぁぁあぁあああ化け物!!」
魔法使い「わあああああ…えぇと一緒に出てくる説明書説明書!!」
勇者「生物しか出てこないのか!!なんだこれ」
魔法使い「モササウルス!えっと古代のドラゴンッス!海の!」
勇者「水がないからか暴れてるぞ!!食われる!!」
魔法使い「あ、そうだ!そいつに魔王食べてもらいましょう」
勇者「え?行けるのかこれ!?」
魔法使い「考えがあるっス」
58: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:40:55.084 ID:nTJxgiTz0.net
63: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 01:50:28.534 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「まずはラスボスの間の扉を開くッス」
魔王「む?」
モササウルス(ジタバタジタバタ)
ペガサス(モササウルスのせいで不定の狂気)
ヘビ(もぞもぞ)
猫「にゃあ」
牛「もー」
コアラ(カジカジ
勇者「ヒィィ」
魔王「」
魔法使い「そして、おぼれないように皆にアクアバリアをかけるっす」ポロロン
勇者「溺れ…え?」
魔法使い「そしたら勇者くんごと、魔王に向けて『ダイダルウェーブ(最大出力)』!!」どどどど
勇者「わああああ、流されるぅぅぅ」ドボボボボ
魔王「ぬああああこっちに来るなあああ」
魔法使い「ゴクッゴクッ、予備のエリクサーが枯渇するまで続けるッス!!」
―――――――――――――――――
魔法使い「ゼェゼェ…よし魔王の間に海水が充満したっす、扉を施錠するっす」
魔法使い「本来ダイダルウェーブごとき魔王にはへでもないでしょうけど、後はイキの良いモササウルスがなんとかしてくれるはずっす」
「「「ぎゃあああああ」」」
魔法使い「どれがなんの断末魔か分からない…」
魔王「む?」
モササウルス(ジタバタジタバタ)
ペガサス(モササウルスのせいで不定の狂気)
ヘビ(もぞもぞ)
猫「にゃあ」
牛「もー」
コアラ(カジカジ
勇者「ヒィィ」
魔王「」
魔法使い「そして、おぼれないように皆にアクアバリアをかけるっす」ポロロン
勇者「溺れ…え?」
魔法使い「そしたら勇者くんごと、魔王に向けて『ダイダルウェーブ(最大出力)』!!」どどどど
勇者「わああああ、流されるぅぅぅ」ドボボボボ
魔王「ぬああああこっちに来るなあああ」
魔法使い「ゴクッゴクッ、予備のエリクサーが枯渇するまで続けるッス!!」
―――――――――――――――――
魔法使い「ゼェゼェ…よし魔王の間に海水が充満したっす、扉を施錠するっす」
魔法使い「本来ダイダルウェーブごとき魔王にはへでもないでしょうけど、後はイキの良いモササウルスがなんとかしてくれるはずっす」
「「「ぎゃあああああ」」」
魔法使い「どれがなんの断末魔か分からない…」
68: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 02:05:54.179 ID:nTJxgiTz0.net
1時間後
魔法使い「中のどんちゃん騒ぎが収まってきたみたいっすけど…扉開けるの勇気いるなぁ」
魔法使い「ん?そういえば、外の空が晴れてるっす!!さっきまで暗黒だったのに」
魔法使い「という事は…ゴクリ…」
ガチャ
勇者(ピクピク)
魔法使い「勇者くん!大丈夫っすか!!?」
勇者(ピクピク)
魔法使い「何々?魔王も龍化して、モササウルスと恐ろしい争いを繰り広げて??」
モササウルス(屍)
魔法使い「あぁ、モササウルスが屍に!!」
勇者「あぁ…でも…向こうも負けず劣らず……慢心相違だったから…ゴホッ」
魔法使い「ああ、無理にしゃべらないでくださいッス、『リザレクション』……はMPがないから使えない」
魔法使い「えっと…あった、なけなしのポーションっす!飲めるッスか?」
――――――――――――――
勇者「ああ、で足にいるペガサスの翼の羽を少し貰って、牛の鼻のリングを触媒に魔王に封印術をぶつけたんだ」
魔法使い「何気に凄い事するっすね」
勇者「ああ、死ぬかと思ったけど、さっきのユーカリが良かったみたいで、コアラが莫大な魔力を提供してくれて」
勇者「薄暗かったけど、暗視のきく猫が魔王の性格な位置を脳に直接教えてくれたんだ」
魔法使い「有象無象にクラスチェンジしたせいでかえってなんでもありになってるじゃないっすか」
魔法使い「中のどんちゃん騒ぎが収まってきたみたいっすけど…扉開けるの勇気いるなぁ」
魔法使い「ん?そういえば、外の空が晴れてるっす!!さっきまで暗黒だったのに」
魔法使い「という事は…ゴクリ…」
ガチャ
勇者(ピクピク)
魔法使い「勇者くん!大丈夫っすか!!?」
勇者(ピクピク)
魔法使い「何々?魔王も龍化して、モササウルスと恐ろしい争いを繰り広げて??」
モササウルス(屍)
魔法使い「あぁ、モササウルスが屍に!!」
勇者「あぁ…でも…向こうも負けず劣らず……慢心相違だったから…ゴホッ」
魔法使い「ああ、無理にしゃべらないでくださいッス、『リザレクション』……はMPがないから使えない」
魔法使い「えっと…あった、なけなしのポーションっす!飲めるッスか?」
――――――――――――――
勇者「ああ、で足にいるペガサスの翼の羽を少し貰って、牛の鼻のリングを触媒に魔王に封印術をぶつけたんだ」
魔法使い「何気に凄い事するっすね」
勇者「ああ、死ぬかと思ったけど、さっきのユーカリが良かったみたいで、コアラが莫大な魔力を提供してくれて」
勇者「薄暗かったけど、暗視のきく猫が魔王の性格な位置を脳に直接教えてくれたんだ」
魔法使い「有象無象にクラスチェンジしたせいでかえってなんでもありになってるじゃないっすか」
71: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/02(月) 02:13:23.584 ID:nTJxgiTz0.net
魔法使い「そうだ!すぐに救援を呼んでくるッス!」
勇者「ダメだ!絶対に誰も呼ぶな!!特に姫様に知られたら俺は自殺する!!」
魔法使い「ん、でも外の空も晴れてるし誰かしら駆けつけてくるッスよ…」
勇者「死ぬ気で止めろ!!そうだ!誰かやってきたら俺が魔王を名乗る!そうすれば勇者の威厳は…」
魔法使い「落ち着くッス、戦いはもう全部終わったんス。それにしてもこの大魔法を使って世界を救ったあの言い伝えはホントだったんスね」
勇者「…魔法は間違ってたけどね!防具や武器は出てこなかったけどね!!」
魔法使い「やっぱり語り継いでいくべきっすねこの魔法!!」
勇者「禁術だ!!!断じて禁術だ!!この悲劇を繰り返しちゃいけない!!二度と誰にも使わせるなあああああああ!!」
終わり
勇者「ダメだ!絶対に誰も呼ぶな!!特に姫様に知られたら俺は自殺する!!」
魔法使い「ん、でも外の空も晴れてるし誰かしら駆けつけてくるッスよ…」
勇者「死ぬ気で止めろ!!そうだ!誰かやってきたら俺が魔王を名乗る!そうすれば勇者の威厳は…」
魔法使い「落ち着くッス、戦いはもう全部終わったんス。それにしてもこの大魔法を使って世界を救ったあの言い伝えはホントだったんスね」
勇者「…魔法は間違ってたけどね!防具や武器は出てこなかったけどね!!」
魔法使い「やっぱり語り継いでいくべきっすねこの魔法!!」
勇者「禁術だ!!!断じて禁術だ!!この悲劇を繰り返しちゃいけない!!二度と誰にも使わせるなあああああああ!!」
終わり
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