キャンプ場

ひびき「お～！良い所だなー！」

朱美「ひびき！向こうに草原があるわ！早速走り込みましょ！」

ひびき「おー！」

街雄「おっ、キャンプでもトレーニングを欠かさないのか。良い心掛けだね。」

ひびき達は、キャンプに来ていた。

彩也香「……。」

ダンベル何キロ持てる？

ジーナ「彩也香、どうしたの？」

里美「具合悪いの？」

彩也香「……知ってるか？ここ、熊が出るって噂があるんだ。」

里美「えっ、熊！？」

ジーナ「それ本当！？」

彩也香「ああ、だから私は、熊撃退用スプレーを持ってきた。」

ジーナ「……。」

里美「……。」

熊「……。」





彩也香・ジーナ・里美「「「！？」」」

ダンベル何キロ持てる？

熊「があああああ！」

彩也香「うわああああああああああ！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ジーナ「出たああああああああああ！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

里美「いやあああああ！助けてえええええ！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

彩也香「ス、ス、スプレ。（駄目だ。手が震えて使えない……。）」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

熊「がああああああああああ！」

彩也香「……終わった。」





街雄「何をしているのかな？」

熊「！？！？」

ﾊﾞｷｯ!!

ダンベル何キロ持てる？

熊「ぐあああああ！」

彩也香「街雄さん！」

熊「ぐう……。」

街雄「……何を。」

熊「があああああ！」

街雄「しているのかな！」

ﾎﾞｺｯ!!

熊「ごあ！」

彩也香「……。」

ﾒｷﾒｷﾒｷﾒｷ……

熊「があ……あ……ごあ……。」

ジーナ「……。」

ﾊﾞｷﾎﾞｷ……ﾍﾞｷﾍﾞｷ……

熊「ぐ…………あ…………。」

里美「……。」

ﾍﾞｷﾍﾞｷ……ﾎﾞｷｯ!!ﾍﾞｷｯ!!ﾌﾞﾁｯ!!ｸﾞｼｬｯ!!

熊だったもの「」

街雄「……終わったよ。」

彩也香「す、すげー……。」

ジーナ「熊が……ライオンに襲われた草食動物みたいになってる。」

里美「ライオンは、相手の首を引きちぎって握り潰したりしないわ……。」

この後、熊はバーベキューの肉になりました。

街雄「取れ立てだから美味しいね！」

彩也香「そ、そうっすね……。」

ひびき「この肉、美味ぇ～♪」

深夜　テントの中

朱美「Ｚｚｚ……。」

彩也香「Ｚｚｚ……。」

ジーナ「Ｚｚｚ……。」

里美「Ｚｚｚ……。」

ﾎﾞｷｯ

彩也香「……ん？」ﾊﾟﾁｯ

ﾎﾞｷｯ ﾍﾞｷｯ

彩也香「何の音だ？」

街雄「……。」

彩也香「……え？街雄さん？何で女子のテントに？」

ﾍﾞｷｯ ﾎﾞｷｯ ﾍﾞｷｯ

朱美「……ひびき、何してるの？」ﾊﾟﾁｯ





ひびきだったもの「」

朱美「……ひびき？」

街雄「……。」

ｶﾞｼｯ

朱美「え？」





ﾌﾞﾁｯ!!
ﾌﾞｼｭｰｯ!!

朱美の生首「」

朱美の首から下「」ﾌﾞｼｭｰｯ!!

彩也香「」

街雄は、引きちぎった……朱美の頭部を……片腕で……。

街雄「……。」

彩也香「朱美？」

朱美の首から下「」

彩也香「……朱美！」

街雄「……。」ﾎﾟｲｯ

朱美の生首「」ﾎﾟﾄｯ

彩也香「ひっ！」ﾋﾞｸｯ

街雄「……。」

彩也香「街雄さん……何で……。」

街雄「……。」

彩也香「う、うわああああああああああ！わああああああああああ！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ジーナ「彩也香煩い！」

里美「夜中に騒がないでよ……。」

彩也香「ジーナ！先生！早く逃げるぞ！」

ジーナ「え、何！？」

里美「痛っ！引っ張らないで！」

ｶﾞｼｯ

里美「え？」

街雄「……。」

里美「街雄さん！？何でここに……。（まさか　　い！？）」

彩也香「不味い！立花先生が捕まった！」

ジーナ「？、？」

街雄「……。」

里美「……街雄さん？」

ｶﾞﾌﾞｯ!!

里美「！？！？！？」

街雄は、捕らえた里美の右肩に噛みついた。

里美「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！」

街雄「……。」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

ジーナ「……シトーエータ？（何これ？）」

彩也香「喰らえ！」ﾌﾟｼｭｰｯ!!

彩也香は、街雄に熊撃退用スプレーをかけた。

里美「痛゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛！」

街雄「……。」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

彩也香「駄目だ！効かない！」

ジーナ「ああ……。」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ





ﾌﾞﾁｯ!!

里美「あ゛っ゛！あ゛っ゛！あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！」

街雄「……。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

街雄は、里美の右肩を食いちぎり、咀嚼した。

彩也香「……ジーナ、逃げるぞ。」

ジーナ「！」

彩也香「街雄さんは、立花先生に夢中だ。逃げるなら今しかない。」

ジーナ「彩也香！先生を見捨てるの！？」

彩也香「先生は、もう駄目だ！助からない！」

里美「あっ、あっ、あっ……。」

街雄「……。」ｶﾞﾌﾞｯ!!ﾌﾞﾁｯ!!ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ジーナ「……。」

彩也香「何をしてる！動け！」

里美「あ…………。」

彩也香「早くしろ！死にたいのか！」

ジーナ「……プラスチーチェ。（ごめんなさい。）」

ﾀｯﾀｯﾀｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯ





里美だったもの「」

街雄「……。」

駐車場

彩也香「はぁ、はぁ、はぁ……。」

ジーナ「こ、ここまで来れば……。」

二人は、乗用車の陰に隠れている。

ジーナ「……街雄さんは？」

彩也香「……。」

ジーナ「……。」





街雄「……。」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!!

彩也香「ひ！き、来たー！」

ジーナ「ああああああああああ！」

ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!

街雄は、駐車場の乗用車を殴り飛ばしながら二人に向かってきた……。

彩也香「((( ；ﾟДﾟ)))」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ジーナ「((( ；ﾟДﾟ)))」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!

彩也香「」

ジーナ「」

街雄「……。」

街雄は、二人の目と鼻の先に……。

彩也香「に、逃げ」

ｸﾞｼｬｯ!!

彩也香「ろおお……アレ？」





ジーナだったもの「」

彩也香「ジーナ？」

街雄は、ジーナを片腕で叩き潰した。

ジーナは、肉片になった……。

彩也香「……。」

街雄「……。」

彩也香「…………。」

街雄「…………。」

彩也香「………………。」

街雄「………………。」

彩也香「う、うおおおおお！」ﾊﾞｷｯ!!

街雄「……。」

彩也香は、攻撃した。無駄だと分かっていても……。

彩也香「あああああ！あああああ！あああああ！」ﾊﾞｷｯ!!ﾊﾞｷｯ!!ﾊﾞｷｯ!!

街雄「……。」

彩也香「ああああああああああ！」ﾄﾞｶｯ!!ﾊﾞｷｯ!!ﾎﾞｺｯ!!





彩也香「！？！？！？！？」

街雄の右ストレートが全てを終わらせた。

彩也香だったもの「」

彩也香の腹部には、風穴があいていた……。

テントの中

ひびきだったもの「」

朱美だったもの「」

里美だったもの「」

駐車場

彩也香だったもの「」

ジーナだったもの「」

翌朝

街雄「……ふぁ～あ、よく寝た。」

街雄「……。」

街雄「アレ？」

街雄「ここは、駐車場？何故こんな所に？」

街雄「……。」

街雄「車が壊れてる……ここで一体何が……。」

街雄「……。」

街雄「まさか熊！？」

街雄「不味い！誰かが襲われる前に退治しないと！」ﾑｷﾑｷ





街雄は、夢遊病だった。


完