1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/14(土) 03:08:59.699 ID:ma24Ceu80.net
軍師「それに、私はただ方針を練っただけだよ。戦場で実際に戦ったのは、キミや兵士のみんなじゃないか。」
軍師「だから、讃えられるべきは私じゃない。あの戦場で勇敢に戦った英雄たち、彼らこそが栄誉を勝ち取るに相応しい。」
軍師「……それに私は、そうした名誉や地位にそこまで固執もしていないからね。今の軍師なんていう立場でさえ、本当なら私には分不相応なんだ。」
軍師「私はただ、キミを側で支えてあげたいだけなんだ。だから、こんな立場じゃなくてもいいんだ。それこそ、お手伝いさんや小間使い。なんでもいいんだよ。」
軍師「……ううん、そんなことはない。キミが本当に必要としている私が“ 軍師としての私”だというなら、私にはそれを拒む理由なんてないさ。」
軍師「……もちろん。これからもキミのため、そしてキミの大切なもののために、一生懸命頭を使うよ。一秒でも長く、キミの役に立つためにね。」
軍師「…………ああ、えっと……話がそれちゃったね。つまり私が言いたいのはね。」
軍師「名誉や地位なんていうものよりも、私はキミに、“私個人”を褒めてもらえる方が、何倍も嬉しいってことさ。」
軍師「だから、讃えられるべきは私じゃない。あの戦場で勇敢に戦った英雄たち、彼らこそが栄誉を勝ち取るに相応しい。」
軍師「……それに私は、そうした名誉や地位にそこまで固執もしていないからね。今の軍師なんていう立場でさえ、本当なら私には分不相応なんだ。」
軍師「私はただ、キミを側で支えてあげたいだけなんだ。だから、こんな立場じゃなくてもいいんだ。それこそ、お手伝いさんや小間使い。なんでもいいんだよ。」
軍師「……ううん、そんなことはない。キミが本当に必要としている私が“ 軍師としての私”だというなら、私にはそれを拒む理由なんてないさ。」
軍師「……もちろん。これからもキミのため、そしてキミの大切なもののために、一生懸命頭を使うよ。一秒でも長く、キミの役に立つためにね。」
軍師「…………ああ、えっと……話がそれちゃったね。つまり私が言いたいのはね。」
軍師「名誉や地位なんていうものよりも、私はキミに、“私個人”を褒めてもらえる方が、何倍も嬉しいってことさ。」
21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/14(土) 03:23:51.755 ID:ma24Ceu80.net
軍師「……よしてくれよ。軍師殿なんて呼び方、恥ずかしいだろ。」
軍師「ん、まあね。こんな仕事ばかりしていると書物ばかりが溜まってきてね。本の重みで部屋が潰れる前に、少しだけ売りに出てきたんだ。」
軍師「まあ、こんなもの市井の人々が必要としているとは思えないけど。だけど文字だけはたくさん書いてあるからね、細かい文字を読む練習くらいにはなるだろうと思って。」
軍師「……私はね、○○。この戦いが終わって、ある程度の自由が持てたなら……いつか、学校を建てたいと思っているんだよ。」
軍師「人種や民族、身分すらも関係ない。勉強したい子どもたちに平等に教育を施す、そんなことができる学校をね。」
軍師「……ふむ、そうだな。もしそのときには、キミの名前を借りてもいいかもしれない。ほら、よくあるだろ。なんとか記念博物館、みたいなさ。」
軍師「なに、きっとその頃には戦争を終わらせた英雄の名前だぞ?なにが恥ずかしいものか。きっと生徒たちも誇りに思うはずだよ。」
軍師「え、私?……私は、そういうのはいいよ。柄じゃないから。キミの名前を冠した学校、その初代校長。それだけでもやりすぎなくらいさ。」
軍師「だから、なんとしても勝たないとね。こんなところで死んじゃ駄目だよ。キミには生き残って、英雄として名前を刻んでもらわないといけないんだから。」
軍師「ん、まあね。こんな仕事ばかりしていると書物ばかりが溜まってきてね。本の重みで部屋が潰れる前に、少しだけ売りに出てきたんだ。」
軍師「まあ、こんなもの市井の人々が必要としているとは思えないけど。だけど文字だけはたくさん書いてあるからね、細かい文字を読む練習くらいにはなるだろうと思って。」
軍師「……私はね、○○。この戦いが終わって、ある程度の自由が持てたなら……いつか、学校を建てたいと思っているんだよ。」
軍師「人種や民族、身分すらも関係ない。勉強したい子どもたちに平等に教育を施す、そんなことができる学校をね。」
軍師「……ふむ、そうだな。もしそのときには、キミの名前を借りてもいいかもしれない。ほら、よくあるだろ。なんとか記念博物館、みたいなさ。」
軍師「なに、きっとその頃には戦争を終わらせた英雄の名前だぞ?なにが恥ずかしいものか。きっと生徒たちも誇りに思うはずだよ。」
軍師「え、私?……私は、そういうのはいいよ。柄じゃないから。キミの名前を冠した学校、その初代校長。それだけでもやりすぎなくらいさ。」
軍師「だから、なんとしても勝たないとね。こんなところで死んじゃ駄目だよ。キミには生き残って、英雄として名前を刻んでもらわないといけないんだから。」
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