ブロリー「あ！ベーくんとカカロ！どこいくん？」

ベジータ「最悪や…ブロやんや…」

カカロット「別に…」

ブロリー「どこ行くんて？しばくそ」

ベジータ「別に…どこでもええやん」

ブロリー「なんやお前しばかれたいんか？」

ベジータ「そんなん言うからブロやん嫌いやねん」

ブロリー「なんやコラ」

カカロット「もうやめてーや」

ブロリー「だまれカスの子！」

カカロット「！？」

ブロリー「カスの子は黙っとれ！」

バーダック「なんやなんやカカロット、遊びに行くんか？」

カカロット「ちゃうねん！べっちゃんと遊びに行く途中でブロやんがきてな、むっちゃ嫌な事いうねん！」

バーダック「なんや、何言われたんや？」

カカロット「カスの子て」

バーダック「カスの子！？まあ当たっとるやないかハハハ」

ブロリー「ほらみろカスの子じゃお前は！」

ベジータ「おっちゃん怒りぃや…」

バーダック「なんでもかんでも怒ったらええんとちゃうよ、べっちゃん」

バーダック「あんな、ブロやん おっちゃんは確かに君トコのお父さんと比べたら階級は下やけどな、おっちゃんもな、子供二人おって一生懸命働いとるんよ」

ブロリー「だからなんやねんカスやん」

バーダック「あのな、おっちゃんはカカロットもラディッツも大事にしとる どこに出しても恥ずかしくないサイヤ人にせなアカンからな でもブロやんトコはどうや？お父さん、ちゃんとブロやんと遊んでくれとるか？」

ブロリー「……」

バーダック「寂しいやろ？おっちゃんに言わせたらな、父親は子供に寂しい思いさせたらアカン なんぼカスでも子供に寂しい思いさせたらアカンねん おっちゃんはな、それだけは守れてるで」

ブロリー「……だからなんやねん」

バーダック「ブロやん一緒に遊んでくれるコおらんねんやろ？でもみてみ、カカロットもべっちゃんも仲良く遊んどるやろ？それはな、家で寂しくないからや」

ブロリー「…意味わからんし」

バーダック「まあええよ、まだわからんと思うわ でもみんなと遊びたかったらちゃんと優しぃせんとアカンわ みんな遊んでくれへんで」

ブロリー「しらんわ！ボケ」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

カカロット「行ってもぉた…」

バーダック「あの子もかわいそうやねん お前らが優しぃしたらんでもええ でもな、あの子が優しく 遊ぼう って言ってきたら遊んだらなアカンねんで」

カカロット「わかった」

バーダック「ほな行ってこい、アホが」

カカロット「うん！ありがとうオトン！」

ベジータ「ありがとう、おっちゃん！」