0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:09:52.06ID:LX8Vwu8A0
ほむら(な、何なの!?あの得体の知れない物体は!?)

まどか「ウェヒヒヒ」まぜまぜ

ほむら(まさか……何か禁断の魔術を使っているのでは?)

まどか「ウェヒヒヒ」2番の粉投入

ほむら(!? 色が変わっている……まずいわ!このままではまどかが何かを完成させてしまう!)

まどか「ウェヒヒヒ」まぜまぜ

ほむら(まどかが何かに取り憑かれてしまう前に、止めないと!)

まどか「ウェヒヒヒ」ぱくっ

ほむら(ああっ!!食べてしまった!!)

まどか「うまい!」テーレッテレー

0004以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:14:15.06ID:LX8Vwu8A0
あんこ「おー、やってるな!」

ほむら(杏子!?)

まどか「あっ、あんこちゃん」

あんこ「杏子だよ」

まどか「持ってきた?」

あんこ「ああ、買い占めてきたぜ!ねるねるねるね35個!」

まどか「私は40個買ってきたよー」

あんこ「なにっ!?負けたなー」

あんこ「とりあえず袋は全部開けてまとめておいたから」

ほむら(あの大量の粉は……!)

ほむら(まさかここでさらなる儀式を行う気なのかしら!?)

0006以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:16:17.46ID:LX8Vwu8A0
まどか「そういえば水計るのめんどくさそうだね」

あんこ「あー、そういやそうだな。1杯分の水の量計っておくか」

ほむら(あのプラスチックの三角の容器に……水?)

ほむら(なぜ水を……)

あんこ「うーん、だめだな。量が少なすぎて計れん。ちゃんと一杯ずつ計った方が無難かもな」

まどか「めんどくさいなー、あんこちゃんやっといてよ」

あんこ「杏子だけどやっとくよ」

あんこ「あとはさやかか……」

ほむら(えっ?)

さやか「おまたせー!」

ほむら(美樹さやかまで!?)

0007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:18:18.64ID:LX8Vwu8A0
まどか「さやかちゃんいらっしゃいー」

さやか「って、まどかはいきなり食べてるんかい!」

まどか「だっておいしいんだもん」

ほむら(やはり……あんなものがおいしいなんて、何かに取り憑かれているんだわ)

あんこ「いくつ買えた?」

さやか「えーっと、25個かな」

あんこ「つーことは合計100個か……まあまあってとこだな」

さやか「あっ、ごめん杏子。実はもう一人呼んじゃったんだ」

あんこ「もう一人?」

さやか「うん。杏子は知らないと思うんだけど、仁美っていうの」

まどか「あれ?仁美ちゃんも来るんだー」

0009以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:21:16.99ID:LX8Vwu8A0
ガラガラガラガラガラガラ……

まどか「ん?なんか外で台車を引く音が……」

さやか「あっ、たぶん仁美だ」

ピンポーン

さやか「いらっしゃい仁美!待ってたよ」

あんこ「おー、さやかの友達?いらっしゃ…… えっ?」

仁美「ああ、さやかさんがが試してみたいとおっしゃるので、用意して参りましたの」

あんこ「いや……でもこれって……」

仁美「巨大なボウルに約400袋分の粉が入ってますわ」

ほむら(あんなに大量の粉を一体……!?)

まどか「わー、仁美ちゃんすごーい」

仁美「工場の方にお願いして粉だけ用意してもらいましたの」

さやか「これだから金持ちは……」

0012以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:24:38.47ID:LX8Vwu8A0
まどか「それじゃあ……ウェヒヒヒ 始めるよ」

あんこ「とりあえずあたしたちの分もボウルにまとめるか」

さやか「水は?」

あんこ「ああそうだ。あたしがさっき計ったそれが50杯分の水だから、500だと10倍して……」

さやか「混ぜるのはどうする?」

まどか「私が混ぜる!私が混ぜるの!!ウェヒヒヒ」

仁美「まどかさん……やる気ですわね!」

さやか「いや……まどかが混ぜるのはいいんだけどさ。何を使って混ぜる?」

まどか「あ、あそこに木ベラがあったからあれ使おうか」

ほむら(なんなの、彼女たちのあの一体感は……!)

0013以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:26:40.16ID:LX8Vwu8A0
あんこ「1の粉に……水を投入!」

バシャアッ

ほむら(!?)

さやか「ほんと、すごい量ね……」

まどか「ウェヒヒヒ ウェヒヒヒ」まぜまぜ

仁美「なんか混ざるまでかなり時間がかかりそうですわ……」

まどか「ねるねるねるねは……ウェヒヒヒ」

ほむら(まどかが壊れ始めているわ……やはり止めるべきかしら……)

さやか「まどか、手疲れない?大丈夫?」

まどか「ウェヒヒヒ」

あんこ「全然聞いてねーな」

0015以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:29:41.82ID:LX8Vwu8A0
さやか「……そろそろ混ざった?」

あんこ「次の粉入れるか?」

まどか「ウェヒヒヒ」

仁美「……よし!入れますわ」

ザアアアアアアアアアアッ

あんこ「すげー量だな……」

さやか「そりゃ500袋だからね……」

まどか「スピードアップ!」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

あんこ「おおっ、まどかすげえ!」

さやか「いや……待って。落ち着いてまどか!」

仁美「こっ、これは……!」

ほむら(ほむっ!?)

0017以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:32:18.04ID:LX8Vwu8A0
あんこ「なんだこれ!めちゃくちゃ膨らんでるぞ!」

さやか「まどか、ストップ!ストップ!」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒィィィーーー」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

ほむら(まどかが大変なことに……!)

仁美「ああっ、一気にボウルを飛び出してこぼれていますわ!」

あんこ「いや、でもすげえ!これがねるねるねるねか!」

さやか「そうね。これが……科学力!魔法少女なんてこれに比べたらちっぽけな力よ!」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒィィィィウェウェウェッヒヒヒヒイイィィィィ」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

0019以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:35:28.30ID:LX8Vwu8A0
ほむら(くっ、もう限界よ!)

バッ

ほむら「まどか!混ぜるのを止めて今すぐその物体から離れ……」

仁美「あら?あなたは暁美さん?」

さやか「あんたも来たんだ。まどかに呼ばれたの?」

ほむら「いや、ずっと覗いて……じゃなくて、まどかを止めないと!」

さやか「えっ?なんで?」

ほむら「な、なんでって……まどかのあの姿を見ておかしいと思わないの!?」

あんこ「?」

ほむら「もうだめだ……ここの人たちみんな呪われているわ!まどかは私が助ける!!」

0021以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:38:11.40ID:LX8Vwu8A0
ほむら「まどか!やめなさい!あなたは取り憑かれているわ!」グイグイ

まどか「ウェッウェウェウェウェヒヒヒウェウェエエウィヒヒヒ」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

ほむら「くっ、なんて力なの!? これが呪いなのね……」

さやか「なんだよ呪いって」

ほむら「あ、あなたたちもまどかを止めなさい!まどかが壊れてしまうわ!」

あんこ「え?なんだよ壊れるって」

ほむら「えっ……だってまどかが……」

まどか「ウェウェッヒヒヒウェウェヒイヒヒウェウェウェウィヒイヒヒヒィィィヒ」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

仁美「混ぜる人がいないと今日のおやつが無くなってしまいますわ」

ほむら「おやつって……」

0026以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:41:54.77ID:LX8Vwu8A0
さやか「まあ、確かにあんたが変に思うのは分かるよ。初めて見たら見た目は変だからなー」

あんこ「でも一度食ってみりゃわかる。やみつきになるぜ!」

仁美「そうですわよ。私が認めた数少ないおやつですもの」

ほむら「な、なんなの一体……」

ほむら「くっ、こうなったら私が犠牲になるわ!まどかの代わりに混ぜる!」まぜまぜまぜまぜ

まどか「!? ちょっとほむらちゃん!ジャマしないで!!」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ


ガチャッ

さやか「あっ」

あんこ「あっ」

仁美「あっ、こんにちは」

マミ「えっ?」

マミ「あなたたち……私の家で何してるの?」

まどか「ウェウェウィエヒヒフェイフェイフィエヒッウェヒヒヒヒィィィィィィィィ」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

0028以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:44:33.32ID:LX8Vwu8A0
マミ「な、なんなの!?この得体の知れない物体は!!」

ほむら「そ、そうよね巴マミ!明らかに得体が知れないわよね!よかった、仲間が」まぜまぜ

マミ「思いっきりあなたが混ぜてるじゃない!暁美ほむら!」

ほむら「えっ」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

ズガアアアアアアアアン

ほむら「ウボァー」

マミ「ほら、鹿目さんもやめなさい!!」

まどか「ウェヒヒィィィィヒヒヒィィウェウェウェッヒッヒヒヒヒヒィィイッヒイィィウェウェウェウェwwwwwwww」まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ

マミ「ティロ・フィナーレ!!!」

ズガアアアアアアアアアアアアン

…………

……

0030以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:47:45.70ID:LX8Vwu8A0
マミ「さあ、一体これは何なのか説明しなさい」

まどか「ねるねるねるね」

マミ「えっ?」

まどか「ねるねるねるね」

マミ「ねるねる……?」

まどか「ねるねるねるね」

マミ「……もうなんでもいいわ。とにかく、早く片付けなさい!」

まどか「えっ!?」

マミ「なんで驚いた声を上げるの!?ここ私の家よ!?ボウルからこぼれて床もべとべとじゃない!」

まどか「で、でもマミさん!これは、みんなの子供の頃の夢であるねるねるねるね大量まぜまぜを……」

マミ「私はそんな夢持ったことないわよ!とにかく片付けてちょうだい!!!」

まどか「ガーーーーーン」

0032以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:50:31.22ID:LX8Vwu8A0
ほむら「う……ぐうっ……容赦ないわね巴マミ……なんで私が……」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか!よかった……正気に戻ったのね!」

まどか「ほむらちゃん……」ナデナデ

ほむら「えっ?ななな、なんでいきなり頬をなでるの!?///」

べとっ

ほむら「えっ」

0036以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:52:34.42ID:LX8Vwu8A0
まどか「ほむらちゃん……」ヌリヌリ

ほむら「ま、待ってまどか……どうしてその得体の知れない物体を私の頬に塗ってるの……?」

まどか「ほむらちゃん……」ヌリヌリ

ほむら「お、落ち着いてまどか……そんなことをしても何も……うぐっ!」

ほむら「ううっ、ティロ・フィナーレの痛みで身体が動かない……」

まどか「ほむらちゃん……」ヌリヌリヌリヌリ

ほむら「やっ、やめて……髪の毛はやめて……まどか……」

さやか「私も手伝うよ、まどか」

ほむら「ほむぅっ!?」

0039以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:55:17.24ID:LX8Vwu8A0
さやか「はい、ぬりぬり」ヌリヌリ

ほむら「ちょ、ちょっと……顔に……」

まどか「ほむらちゃん……いつも髪の毛ファサアッってしてるよね」ヌリヌリ

まどか「これ塗ったらどうなっちゃうのかな」ヌリヌリ

ほむら「だ、だめ……髪の毛だけは……」

あんこ「ほら、おでこ出して」ヌリヌリ

ほむら「杏子まで!?」

まどか「ほむらちゃん……」ヌリヌリ

ほむら「ひゃあっ!?/// く、首筋はだめ……///」

さやか「じゃあこの辺はどうかな」ヌリヌリ

ほむら「や、やめなさい美樹さやか!服の中に手が……」

あんこ「こっちもちゃんと塗らないとな」

ほむら「たっ、タイツを脱がさないで!!!」

0042以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/03(土) 23:58:36.33ID:LX8Vwu8A0
まどか「ほむらちゃんって胸小さいよね……マッサージすると大きくなるらしいよ」

ほむら「ま、まどか?何を…… ひゃっ/// て、手が入ってるわ!まどか!やめ……」

まどか「この辺はどう?」ヌリヌリ

ほむら「やっ……やめ、ひゃあっ////」

あんこ「足にもちゃんとな」ヌリヌリ

ほむら「だっ、だめ!足の裏は……くすぐった……ひゃっ///」

ほむら「や……いやあ……やめてよう……」

さやか「あんたにも……塗ってあげるわ」

あんこ「ひゃっ!?/// ちょ、さやかっ……」

0044以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/09/04(日) 00:00:33.12ID:4Byp6g9o0
仁美「続きは見せられませんわ……///」

マミ「ていうか誰か…… 片付けてよ……」