0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:38:57.17ID:ZiBA8LYT0
~部室~

一同「「「「あつい~」」」」

ちな「あの、エアコンは無いのは仕方ないとして…」グッタリ

ちな「扇風機とかはないんですか?」

結衣「残念ながらないんだ…」グター

ちな「うううううう…」ダラダラ

京子「暑いと思うから暑いんだ~、寒いと言え~」グデー

あか「…さ、さむいよう~」

京子「何か楽しい話題を出して暑さから気をそらそっか」

あか「無視!?」

結衣「京子、そういうの得意だろ。お願い」

京子「え゛ー、めんどくさい」

結衣「おいこら」

0002以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:40:18.50ID:ZiBA8LYT0
京子「んもー、じゃあ何か一つ超能力得られるとしたら…」

ちな「それ、前やりました」

京子「くっ、じゃああかりに新しい特徴を…」

結衣「それも前やった」

あか「アッカリーン」

京子「ああ言えばこう言う!」キー

京子「じゃあ、これはどう?こないだ映画でやってたんだけどさ」

京子「医者から余命1日だーって言われたらどうする?」

ちな「一日ですか?微妙な時間ですねえ」

結衣「一日だと、まあ美味しいもの食べるとかそれくらいしか出来ないよ」

ちな「ですね、もう少し時間をくださーい」

京子「もう!みんな我儘過ぎ!」プンプン

0003以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:41:21.40ID:ZiBA8LYT0
京子「じゃあ、余命半年…いや、大サービスで余命5年とかどう?」

結衣「何のサービスだ…。まあ、それくらいなら色々出来そうかな」

京子「ちなちゅはどうする?」

ちな「ちなちゅ言うな!…そうですねえ、私は」

ちな「私は5年間を愛する人と過ごします!」(結衣ガン見)

結衣「ハハハ、ちなつちゃんらしいね」タラー

京子「ちなつちゃん…そんなに私の事を!」

ちな「京子先輩の事じゃありませんから」

京子「ガーン」

京子「うー、じゃ、次~。あかりはどうする?」

あか「話振ってくれた!?京子ちゃん、ありがとう!」

0004以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:42:42.38ID:ZiBA8LYT0
あか「私はねえ~。え、余命って、死んじゃうって事?」

京子「うん。ばっさり死ぬ」

あか「……」

あか「……」ジワァ

結衣「ちょ、泣くなよ」

ちな「あ、あかりちゃん!もしもの話だから!」

京子「も~あかりは泣き虫だなあ」

京子「あかりは泣いて過ごす…と」

ちな「京子先輩クールすぎます…」

京子「結衣はどうする~?」

結衣「うーん…実感わかないから、多分、死ぬ直前まで普段の通りに過ごすんだと思う」

京子「ほほう、結衣ちゃんらしいですな」

結衣「ドヤ顔すんな」

0005以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:43:44.24ID:ZiBA8LYT0
ちな「京子先輩はどうするんですか?」(あかりん撫で撫で)

京子「私?私は―」

京子「私はまだ読んでない漫画を片っ端から読みたい!」

結衣「京子らしいな」

京子「で、まだやってない楽しそうな事を片っ端からやりたい!」

ちな「楽しそうな事って、ゲームとかですか?」

京子「ゲームもだけど、色んなスポーツとか芸術とか、兎に角充実しそうなものはなんでも!」

京子「例えば普通なら恥ずかしさとか周囲への気兼ねで出来なかった事でも」

京子「タイムリミットが定められてたら、そんな事を気にする余裕なく突っ走れると思わない?」

0007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:48:29.34ID:ZiBA8LYT0
ちな「わ、私も!タイムリミットがあれば燃え上がる恋を出来ると思うんです!」ジー

結衣「……」

京子「それにしても、この質問はちょっと面白かったな!他の皆にも聞きに行ってみよう!」ガタンッ

結衣「……」

京子「それでは、行ってまいります!」ピュー

ちな「行ってらっしゃーい」

ちな「…結衣先輩、どうしたんですか?」

結衣「…え、いや」

あか「……結衣ちゃんも?」

結衣「あかりも、気付いたか」

ちな「?」

0009以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:50:25.65ID:ZiBA8LYT0
~生徒会室~

京子「あやーの!」ダキュ

綾乃「と、歳納京子!いいいいいいきなり現れて何なの!///」

京子「実はかくかくしかじかという訳ですよ~」ブラーン

綾乃「い、いい加減離れなさいっ///」

向日葵「あの、千歳先輩の出血が凄いのですけど…」

千歳「ええもん見せてもろてるわぁ」ドバドバ

綾乃「余命5年だったら?そんな事……」

京子「ひまっちゃんはどうする?」

向日葵「私は…ぞうですわね、治療方法を探しますわ」

櫻子「向日葵は優等生発言しかしないよな~」

向日葵「その口ねじ切りますわよ」

京子「そういう櫻子ちゃんはどうする~?」

櫻子「うーん、助からないなら5年寝て過ごしますよ」

向日葵「どんだけ自堕落ですの」

0010以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:51:36.10ID:ZiBA8LYT0
京子「うむうむ、皆の個性が出ててやっぱり面白いなあ」

京子「千歳はどうする?」

千歳「5年あったら美味しい漬物つけられそうやねえ」

京子「流石」

綾乃「うーん、うーん」

京子「綾乃はどうするの?」

綾乃「ふぇ!?わ、私は…!」

綾乃「私は…それまでやらなかった色んな事を試すと思うわ…。悔いを残したくないから」

京子「!」

綾乃「歳納京子?」

京子「…うん…うん!綾乃、愛してるよ!」ガバー

綾乃「ちょちょちょちょ///」

千歳「ええわあ」ドバドバドバドバドバドバ

さくひま「ちょちょちょちょちょ」

0013以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:55:56.37ID:ZiBA8LYT0
~娯楽部~

ちな「どういう事です?」

あか「うん…えーと、ね」

結衣「京子が、突然泣き虫じゃなくなって、漫画描いたり楽器にチャレンジし始めたのが、5年前からなんだ」

ちな「へえ~……え?」

結衣「どうしてそうなったのか、京子に聞いてもはぐらかすだけだったんだけど…」

あか「さっきの話を聞いて、ちょっと、気になっちゃって」アハハハ

0014以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 14:58:50.07ID:ZiBA8LYT0
~生徒会室~

京子「やっぱりこの質問おもしれえ!ちょっと他の人達のも聞いてくる!」

綾乃「ちょ、待ちなさい歳納京子!って、千歳鼻血止めて!」

千歳「ごめんなあ、止まらへんのや~」ドバドバドバ

さくひま「あわわわわわわ…」


~実験室~

京子「2人はどう?」
西垣「余命5年?なら最後に備えて特大の爆発物を作るさ」
りせ「……」
西垣「松本も付き合ってくれるってさ」


~廊下~

京子「千鶴ちゅっちゅ~」
千鶴「お前がくたばれ」

0015以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:01:01.33ID:ZiBA8LYT0
~娯楽部~
ちな「…私も、ちっょと気になってきました…」

結衣「私も…何か嫌な予感がおさまらない」

結衣「京子が変わった理由は、ミラクルンの影響とかだと思いたいけど」

あか「うん…そうだよね…。きっとそうだよ。京子ちゃんが、死ぬはずないもん」ウルッ

結衣「あかり……」

結衣「よし、京子に直接聞いてみよう」

ちな「…そうですね、ここで悩んでてもあかりちゃんが泣くだけですし、手分けして探しましょう」

あか「うう…ごめんね…」

結衣「京子…心配かけさせやがって…」ダッ

0017以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:03:49.08ID:ZiBA8LYT0
~生徒会室~

結衣「これはひどい…」

綾乃「ごめんなさい…千歳の鼻血が止まらなくて床が真っ赤に…」

結衣「綾乃、京子来なかった?」

綾乃「さっきまで来てたけど…どうかしたの、船見さん。顔色が…」

結衣「…じつわ……」


綾乃「そ、そんな事が…歳納京子…」

結衣「いや、杞憂だとは思うんだけどね、ちょっと、気になって…」

綾乃「そういえば、さっき少し歳納京子の様子は変だったわ…」ソワソワ

千鶴「…姉さん引き取りに来ました」

0018以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:05:30.73ID:ZiBA8LYT0
綾乃「千鶴さん…千歳はもう保健室に連れて行ったわよ」

千鶴「入れ違いになったか…」

綾乃「あ、千鶴さん、歳納京子見かけなかった?」

千鶴「…ヤツなら屋上へ行ったと思う」」

綾乃「!」

結衣「ありがとう!」ダッシュ



~屋上~

京子「あれからもう5年かあ…」

京子「時が経つのは早いなあ…」

0020以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:07:52.25ID:ZiBA8LYT0
結衣「ハァ・・・ハァ・・・」

綾乃「ハァ・・・ハァ・・・と、としのう、きょうこ・・・」

京子「あれ、2人ともどうしたの?息切らして」

京子「ひょっとして私に会いたくて走ってきたとか?」ニコー

結衣「はぁ・・・はぁ・・・」

綾乃「はぁ・・・はぁ・・・」

結衣(顔見たら心配なんて吹き飛んだ)

綾乃(あんな顔で笑う人が死ぬはずなんてないわね)

0022以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:09:07.93ID:ZiBA8LYT0
結衣(けど…)

綾乃(もしかして…)

結衣「ねえ、京子」

京子「なに、結衣」

結衣「京子はさ…」

綾乃「どこにも行かないわよ…ね?」

京子「…」

京子(ニコリ)

0023以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:09:37.76ID:ZiBA8LYT0




   京子「どこにも行かないよ」





0024以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 15:10:03.74ID:ZiBA8LYT0



歳納京子
14歳
翌年1月1日
餅を喉に詰まらせて死亡




2011/10/21(金) 16:29:18.83ID:ZiBA8LYT0
京子『いやあ、まさか餅を喉に詰まらせて死ぬとは思わなかったなあ』

京子『死を賭したボケに皆大爆笑してるだろうな、きっと』

京子『そしてまさか幽霊になってしまうとは…二度びっくりだよ!』

京子『お、私の葬儀やってるみたいだな』

京子『どれ、皆が笑ってる様子でも見に行きますか』

~歳納京子葬儀会場~


京子「…あれ、笑ってないな」

結衣「 」
あか「 」
ちな「 」
綾乃「 」
千歳「 」
千鶴「 」
ひま「 」
櫻子「…プーススス!」


ひま「…櫻子」

櫻子「…ごめん、我慢できなくて」

京子『私のボケに気付いたのは櫻子ちゃんだけか~』

0034以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 16:30:29.11ID:ZiBA8LYT0
~葬儀後~

綾乃「…いい気味よ」

結衣「…何?」

綾乃「普段から皆に迷惑かけてたのよ?そう思われて当然だわ」

京子『えー…マジか…流石にヘコむ…』

結衣「綾乃…それ本気で言ってるの?」

千歳「綾乃ちゃん…」

綾乃「死ぬ時まで周りを巻き込まなかっただけ偉いと褒めてあげた方がいいかもね」

結衣「綾乃!」

綾乃「自分勝手で周りを巻き込んで無茶やって、人の心に入ってきて勝手に居座って」

綾乃「や、優しくなんて、されたくなかったのに、こんな辛い思いするくらいなら…!」グスッ

綾乃「だから私は歳納京子が大嫌いだった。本当に、ほんとうに大嫌いだったのよ」ポロポロ

結衣「……」

千歳「……」

京子『千歳のパンツ、超セクシーだな…』

0036以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 16:38:54.08ID:ZiBA8LYT0
~生徒会室~

綾乃「…」ボー

千歳「綾乃ちゃん、大丈夫?」

京子『そうだぞー、綾乃、最近ちゃんとご飯食べてないじゃん』

京子『私はご飯食べられないんだから、その分綾乃がガンガン食べてくれよ~』

綾乃「…ええ、大丈夫よ、千歳。…ありがとうね」フラッ

千歳「!」

京子『危ない!』

綾乃「ご、ごめんなさい…ちょっと、フラついちゃって…」

千歳「綾乃ちゃん…保健室、いこ?」

綾乃「……うん、…ありがとう…」

京子『うーん、まさか綾乃がここまで弱るとは…』

0037以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 16:40:27.24ID:ZiBA8LYT0
~娯楽部~

結衣「 」
ちな「 」
あか「 」

京子『へいへいへーい!』スキップ

京子『ちょっと、みんな元気なさすぎじゃない?』

京子『生きてる皆より死んでる私の方が元気じゃん』

京子『もっと「第1回!次期部長争奪マジでマジなバトルロイヤル~!」とかやろうよ』

ちな「お茶…入れてきますね…」

結衣「…あ、うん…ありがとう…」

あか「…アリガト……」

結衣「…あかり、大丈夫?」

あか「ウン…ダイジョウブ…ダヨ…」

京子『いやいやいや、大丈夫じゃないじゃん!』

京子「あかりのHP限りなく0に近づいてるじゃん!』

京子『か、回復しろぉぉ!』ムムムム

0038以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 16:45:19.46ID:ZiBA8LYT0
あか「モウ…キョウコチャンニ…アエナインダヨネ…」

結衣「…あかり、ちょっと休め。寝てないんだろ?」

あか「キョウコチャン ミタイニ…?」

結衣「……」

京子『結衣!頑張れ!あかりを救えるのはお前しかいない!』

結衣「…自分だけ…」

結衣「自分だけ悲しいみたいな態度、やめろよ」

あか「…!」ビクッ

結衣「お前、私が、どんな想いでここにいるのか、わかってるのか…!」

結衣「私も余裕ないんだよ!お前を慰めてる余裕なんてないんだよ!」

結衣「私が慰めてほしいよ!京子に!だけど、もう京子は…!きょうこはぁ…!」ウルッ

ちな「ゆ、結衣先輩落ち着いて…!」

0040以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 16:58:11.46ID:ZiBA8LYT0
京子『こわぁ…結衣、超怖ぁ…』

結衣「……ごめん…あかり…ちなつちゃん…」

結衣「今日はもう…解散しよっか…」

ちな「はい…」

あか(ガクガクブルブル)


~結衣の家~

結衣「あかりに当たってしまった…最低だ、私…」ベッドダイブ

結衣「……」フトンスリスリ

結衣「…きょうこのにおいが…のこってる…」

結衣「ううう…きょうこ、きょうこぉ…」ポロポロ

京子『結衣~ラムレーズン供えて~』

結衣「ふえ、ふええええん…」グスグス

京子『子供みたいな泣き方する結衣…新しい!』

京子『うーん、結衣やあかりがこんなに弱るとは思ってなかったなあ…』

京子『というか、ちなつちゃん割と平気っぽかったのがショック!』

0041以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 17:00:35.33ID:ZiBA8LYT0
京子『ちょっと覗きに行ってみようかな?』


~ちなつの部屋~

京子『おっじゃまっしまーす!』

ちな「……」

京子『お、ちなつちゃんはイラスト書いてr』

京子『なにこれ、悪魔が人々を惨殺してるような絵なんですけど…』

ちな「京子先輩の絵、なかなか上手く描けたかな…」

京子『これ私!?』

ちな「こんなに上手く描ける程、私、京子先輩見てたんだ…」

京子『いや、何も見てないに等しいと思うんだけど…』

ちな「どうしてだろ…結衣先輩と二人になる機会は増えたのに…」

ちな「結衣先輩をなぐさめれば、もっと仲良くなれるのに…」

ちな「全然嬉しくないよ…」

0043以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 17:02:09.74ID:ZiBA8LYT0
ちな「京子先輩」

京子『はい』

ちな「私、京子先輩にまだ言ってない事、たくさんあるんですよ」

ちな「部に誘ってくれてありがとうとか、好いてくれてありがとうとか」

ちな「何時かきっと言おうと思ってたのに…」ウルッ

ちな「本当に、京子先輩って、馬鹿なんだから…いなくなるなんて…」ポタポタ

京子『ちなちゅ…』

ちな「ちなちゅ言うな…」

京子『…え?』

ちな「…なんだろ…何でこんな言葉出たんだろ…」

京子『声…聞こえるの?ちなちゅ…ちなちゅ!ちなちゅ!ちなちゅ!」

ちな「…」クスンッ

0044以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 17:03:39.63ID:ZiBA8LYT0
京子『ちなちゅ!私はここにいるよ!私は、ここにいるよ!!』ウルッ

京子『声、やっぱり聞こえないの?なんで…』

京子『もう、諦めてたのに、皆の悲しみ、直視しないようにしてたのに…!』

京子『どうして、私、死んじゃったんだろ…』

京子『ごめんね、みんな、ごめんね…』フルフル

京子『神様!もし奇跡を起こせるならどんな代償でも払います!』

京子『みんなを、みんなを苦しみから救ってあげて…』

0046以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 17:05:46.15ID:ZiBA8LYT0
その時奇跡が起こった。
なんと京子が蘇ったのだ。
それだけでなく世界各地で続いていた紛争や貧困、飢えや差別も一掃された。
そう、本当の理想郷がそこに誕生したのである。
それを成した京子は人々から尊敬され聖女として

(ビリビリー)


ちな「…は!す、すみません、あまりの事につい破いて…」

結衣「いや、いいんだよ、ちなつちゃん、それが正しい判断だ」

京子「チェーッ」

京子「皆が暑さを紛らわしてほしいって言うから紙芝居作ったんじゃんよ~」

あか「グスッ…京子ちゃん、蘇ってよかったね…」ウルッ

京子「うっ!あかりの純粋さがまぶしい!」

結衣「確かに寒気がして暑さを紛らせられたけどさあ」

ちな「もっと他にないんですかぁ?はやくはやくー」

京子「ちょっと、みんな本気で我儘過ぎ…」

京子「じゃあこんなのはどう?」

0047以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/10/21(金) 17:06:10.57ID:ZiBA8LYT0




京子「皆は、余命5年だとしたら」

京子「どうする?」