桃「話って何かな」

シャミ子「勝負です！魔法少女！」

桃「勝負って…。別にいいけど、何で勝負するの？」

シャミ子「今から私が桃にパンチをします！桃がそれに耐えられたら私の負け！桃が何か一言でも漏らしたら私の勝ちです！」

桃「一言ってのは呻き声とかも？」

シャミ子「もちろん呻き声も入ります。もし桃が負けたら私の眷属になって下さい」

桃「私が勝ったら？」

シャミ子「桃の言う事を何でもひとつ聞いてあげます」

桃「その勝負乗った！」

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シャミ子（ご先祖様の言う通攻撃すれば桃は悲鳴をあげるはず…）

シャミ子「危機管理…！」

桃「待った！変身するのはフェアじゃないよ」

シャミ子「えっ」

桃「腕力が上がるからね。正々堂々ありのままのシャミ子で勝負して欲しい」

シャミ子「ま、まあ、勝算はあるので構いませんが…。それではいきますよっ…」

桃「来いっ…」

シャミ子「えいっ」

ふにぃっ

桃「んぁっ…///」

シャミ子「桃！今、声を出しましたね…？どうやら私の勝ちのようですね」

桃「こ、こんなの卑怯だよ！女の子の胸を突くだなんて、シャミ子はいやらしまぞくだよ！」

シャミ子「くっくっく、負け犬の遠吠えは見苦しいですよ」

桃「ぐぬぬ…///」

桃「シャミ子はこんな卑怯な勝ち方をして何とも思わないの！？」

シャミ子「はい」

桃「卑怯者…！」



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シャミ子「さあ、約束を守って桃には私の眷属になってもらいましょうか…」

桃「ぐぬぬ…約束は守る…。守る…けど…」

シャミ子「さあ！早く！」

桃「約束は守る…！守る…が…いつ眷属になるかの指定まではしていない…。そのことをどうか思い出していただきたい…。つまり…私がその気になれば眷属になるのは１０年２０年後ということも可能だろう…ということ…！」

シャミ子「なっ…汚いですよ桃！」

桃「お互い様だと思う。むしろ、卑怯な手に訴えたシャミ子の方が卑劣極まりないと思う」

シャミ子「そんな…酷いです…」

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　　　　　　　　　V: : :::{〃ヒｏ:}　ﾉイ 　 ヒo:ﾄ》 ! ///
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リリス「シャミ子、首尾はどうじゃった？」

シャミ子「ご先祖様…」

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　　 　 　 rr-､　./　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ. ヽ .ﾊ　　..|
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　 　　　 く,　 .' /　　 　 　 j　 ./!　　　　1 |　　 ﾄ.　 !　 　 　 　 V ｀ァ′
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　　　　　　　 j!　'　 　 ー!‐|-lx､l_　　 　 |ﾉ　i　 l,x1― '''1　　.　 }
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　 　 　 　 ＿,| ﾊ　 　　ir'"下ｎ:i个 ヽ乂　 / ''^l:C<:i }`ヾj　　./}7_,,.,...､
　　　　　 ＼　V入,　　V!` {::ゞくﾘ　　　ﾉﾚ　 　 l::じrﾘ　'/　 ./7/" .／
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シャミ子「せっかくご先祖様が策を授けてくれて桃に勝つ事ができたのに、桃が屁理屈をこねて眷属になってくれないんです…」

リリス「なんじゃと？それはいかんなあ、桃よ。お主には魔法少女としてのプライドはないのか？素直に負けを認める事も大事じゃぞ？」

桃「シャミ子におかしな入れ知恵をしてたのはシャミ先だったんだ…」

リリス「なんじゃお主、顔が怖いぞ…」

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その後、シャミ子にいけない知識を与えた罪により、リリスは桃にお仕置きという名目でシャミ子と桃にタピオカドリンクを奢らされた…
タピオカは高カロリーでインスタ映えもするので女子高生も愛飲しているという…
辛い事もあったけど…シャミ子と桃…二人は今日も元気です…
おしまい…