1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 18:01:05.434 ID:H5HTmzeX0.net
御坂「ちょっと佐天さんでしょ。コイツ呼んだの」

御坂「一緒にいても雰囲気悪くなるだけだからもう呼ばないって約束だったでしょ!?」

佐天「違いますよぉ!」

初春「あ、あの……私『フキダシ』のトークを見て……」

御坂「!…あーそういやグループに追加したままだったわ…トチったなー」

初春「あっ、あの…どういう」

御坂「次から来なくていいよ。アンタはいてもいなくても変わらないからって黒子と佐天さんとで話着けたての」

初春「え…それどういう…」

佐天「あんたクソつまんないのよ」

5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 18:12:20.828 ID:H5HTmzeX0.net
初春「ふぇ…?」

佐天「あーもう!そういうトロいとことかムカつくー!!!」

初春「さ、佐天さん何を…。私達…親友なんじゃ…!」

佐天「ないない!あり得ない!勝手にサテンサンの親友気取らないで!」

初春「う…うぅ」

佐天「だーもう泣く泣くなきもちわるい!!!」

佐天「御坂さんあんたの絡みはいつもうざいって言ってたよ!つまんないクセに馴れ馴れしいのよ!」

初春「!?」

佐天「頭の花もぜーんぜん面白くないし。クラスの皆も裏で『あれ滑ってるよね』って言ってるよ」

初春「!」

8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 18:20:21.196 ID:H5HTmzeX0.net
御坂「まーまー佐天さん?一応他のお客さんの目もあるから…ね?」

佐天「すみません…頭に血が昇っちゃって…」

御坂「んま、そういう事だからサ?アンタも帰りな?シッシッ」ヒラヒラ

初春「ちょっと待って…なんでこんな…」

御坂「チッ…しつこいわね…!黒子ぉ!!!アンタからもなんか言ってやんなさい!!!」

黒子「…」ズズー

黒子「フー…」コトッ

13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 18:32:12.698 ID:H5HTmzeX0.net
初春「白井さん…!」

黒子「初春…気の毒ですが、ここはお姉様の言うとおりにした方がよろしいかと…」

初春「どっ、どうしてですか!」

黒子「正直なところ…わたくしもあなたと一緒にいるのは、もううんざりですの」

初春「…! やっ…約束はどうなるんですか…!!二人で一人前になろうって約束したじゃないですか!!」

黒子「そりゃ約束してしまったからにはやるしかありませんけど……」

黒子「プライベートまであなたに掻き乱されてしまってはたまったもんじゃありませんのよ?」

黒子「支部でわたくしにまっずいお茶を飲ませたり」

黒子「クソほどつまらない世間話を聞かせたり」

黒子「挙げ句の果てには毒舌吐いてわたくしをイライラさせてるのはどこ!の誰!ですのっ!!」ダンッ!!

初春「!」

初春「そ、そんな…!」

佐天「うわー…白井さんかわいそー…」

23: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 18:48:21.091 ID:H5HTmzeX0.net
黒子「フー…」ズズー…コトッ

御坂「ま、そゆこと!みーんなアンタのこと嫌いなの!」

佐天「一時なんて『初春を事故死に見せかけて殺っちゃおう作戦♪』なんてのも出てましたもんねー!」

御坂「あーあれは盛り上がったわねー!初春さんがいなかったから尚更…ねー!」

初春「そ…そんな……そんなのって…」

初春「うっ…ううぅ…」ヒックヒック

御坂佐天「はぁ…」

佐天「こんな奴に話しかけなきゃ良かったなーホント」

御坂「まぁでも?初春さんがいなきゃあたしと佐天さんは出会えなかったわけだし?」

佐天「そーですね!初春ありがとー!!!」

初春「ひぐっ…白井さん…御坂さん……佐天…さん……うぐっ…」

黒子「…」ズズー

御坂「良かったじゃない『最後に』感謝されて!じゃ、とっとと帰りなさいよ」

初春「や…やっ……やだぁ……!ひぐっ…」ヒック

御坂「ハァ!?しつこいわよアンタ!!!いい加減目障りだからとっとと……

上条「おっどうしたんだビリビリ。そんな怖い顔して」

御坂「…なっ!?!?」

26: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 19:01:51.465 ID:H5HTmzeX0.net
佐天「あ、あの人は…」

御坂「な…なんであんたがここに…!」

上条「なんでって別に…上条さんがどこに居たっていいだろ?」

上条「それよりどうした?お前今すげー剣幕で…ってどうしたんだこの子!座りこんで泣きじゃくってんじゃねーか!」

御坂「そ、それはあ、あれよ…ち…ちょっと喧嘩しちゃって…」

初春「うぐっ……うぇ…ひっぐ……」

上条「どう見たってそんなんじゃねーだろ!?おい、どうしたんだお前」

初春「うぐっ…佐天さん……と御坂さんが

御坂「わーわーわー!!!!!」

佐天「うわっ!」

上条「お前ら…」

29: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 19:18:22.473 ID:H5HTmzeX0.net
さて、どうしよう

35: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 19:24:10.739 ID:H5HTmzeX0.net
佐天「ま、待ってください!」

上条「…待たない」

佐天「いやいやいやそーじゃなくて!」

佐天「いじめられてたの『あたし達』なんですよ!?」

上条「…なに?」

御坂「!?」

初春「…ふぇ?」

41: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 19:36:27.224 ID:H5HTmzeX0.net
上条「どういう事だよそれ?」

佐天「言葉の通りですって!」

佐天「コイツ…初春は…ネットにあたしが  してるって噂流して…」ウルッ

上条「な…なんだって…!」

初春「な…何を…」

佐天「その事を問い詰めたら…わんわん泣き出して…」

上条「御坂が追及してる場面に俺が遭遇した…と」

御坂「そ…そうよ!そうなのよ!」

初春「ちょっ…ちょっと待ってください…!!そんな滅茶苦茶なこと…」

上条「うるせぇ!!!」

46: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 19:45:49.537 ID:H5HTmzeX0.net
初春「!」ビクッ

上条「…そうだよな…御坂がそんな事するワケねーもんな…」

御坂「(えっ///…それってあたしのこと…)」

上条「佐天さんも…御守りの件でお世話になったしな…」

佐天「え…ええ!もっちろんですよ!」

上条「…さて」ギロッ

初春「ひっ…」ビクッ

上条「覚悟は出来てんだろうな…」

上条「花頭野郎!!!」

47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:01:48.303 ID:H5HTmzeX0.net
やめていい?

52: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:09:14.051 ID:H5HTmzeX0.net
上条「歯ぁ食いしばれよ…」ザッザッ

初春「なっ…ま…まって…!」

上条「その腐った根性…」ザッザッ

初春「や…だ…来ないでぇ…」フルフル

上条「叩き直してやるよ!!!」ザッ!グッ

初春「や…やだっ…!」

上条「どりゃあ!!!!」ブンッ

初春「あがっ!」ゴスッ!

バタッ!!

御坂「(…かっこいい///)」

佐天「…が、顔面…」

53: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:27:12.947 ID:H5HTmzeX0.net
上条「…これに懲りたら2度と佐天さんに酷いことすんなよ」

初春「う…あぁ…」ジンジン

佐天「(うわぁ鼻血がいっぱい…流石に悪いなぁ…)」

上条「…さーてと」

上条「上条さんは帰るとしますか」トテトテ

御坂「…」

黒子「ようやく終わりましたの?」シュ!

佐天「(わっ白井さん!?)」

黒子「まぁまぁあの類人猿、ずいぶんと派手にやってくれましたわねぇ…」

御坂「ど、どうしよっかこれ…」

黒子「これ以上大事にするのもまずいですから、ここはわたくしに任せてお姉様達はこの場を離れてくださいな」

御坂佐天「う、うん」

黒子「(とりあえず…)」

黒子「(この状態の初春を放置するのはまずいですわよね…)」

黒子「(目立たない所…路地裏にでも空間移動させておきますの)」ポン

初春「し…らい…さ……」シュ!

54: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:30:39.303 ID:H5HTmzeX0.net
もうむり

57: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:46:03.238 ID:H5HTmzeX0.net
初春「……」

初春「(ここは…路地裏…?)」

初春「…」

初春「(そっか…私……見捨てられたんだ…)」

初春「……う…ううぅ…」シクシク

ザッ

???「こんにちは」

初春「…!」ビクッ

???「あなたが初春飾利さん…ですね?」

初春「!」

58: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 20:51:56.797 ID:H5HTmzeX0.net
ほんと誰?

60: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/23(土) 21:15:39.733 ID:H5HTmzeX0.net
初春「…だ、誰…?」

海原「自分は海原です。早速ですが…」

土御門「俺達と組まないか?」

初春「…!? どういう事ですか?」

結標「あなたの情報処理能力。暗部でも十分通用するわ」

初春「あ、暗部…!? でも私は風紀委員で…」

一方「お前をこンな汚ねェ場所に空間移動させたのは風紀委員のヤツだろォが」

初春「…!」

土御門「こんな華奢な女の子を殴るなんて…上やんじゃなかったらぶっ○してたぜい…!」

海原「自分も御坂さんには失望しましたよ…あんなゴミクズ女だったなんて…」

初春「…」

初春「わっ…」

初春「私…暗部、入ります!あなた達の力にならせて下さい!」

海原「…そうですか」

土御門「歓迎するぜい」

一方通行「使えなかったら容赦なく切るからなァ。覚悟しとけェ」

結標「一緒に頑張りましょう」

こうして新たな居場所を見つけた初春
よかったね!!!!!

おわり

引用元: 御坂「何でアンタがいんのよ…!」 初春「…へ?」