1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:52:45.312 ID:g8HY0rC60.net
セイバー「シロウ!シロウ!お腹がすきました!早く作ってください!」


士郎「今作るからちょっと待っててくれ」


士郎(しかし…食費が足りないな。セイバーは何も考えずに好きなだけ食べるし、遠坂も勝手に上がり込んで惜しまず食材使うし)


士郎「セイバー、何か食べたいものはあるか?」


セイバー「カレーが食べたいです!!!!!!」


士郎「了解!」(…まてよ?)

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:53:16.978 ID:g8HY0rC60.net
─────2時間後

セイバー「ごちそうさまでした!やはりシロウが作る料理は美味しいです!」


士郎「ハハッありがとう」


セイバー「シロウ、   へ行ってきます」


士郎「ああそういえば、今日から   は流さなくていいから」


セイバー「そんな、初めて子の屋敷に来た日、流さなかっただけであれだけ激怒していたのに…!ありがとうシロウ!」


士郎「おう!」

3: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:53:58.687 ID:g8HY0rC60.net
────翌晩


士郎「今日は特製ハンバーグだ!独特な香りがするがきっと美味しいと思う」


セイバー「こんなに大きなハンバーグを作れるなんて!やはりシロウは天才です!」


士郎「ハハッまあ早く食べよう。いただきます!」


セイバー「いただきます。これは…」


士郎「ゴクリ…」

4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:54:51.027 ID:g8HY0rC60.net
セイバー「美味しいです!濃厚で芳醇な香りが口いっぱい広がって…こんなハンバーグははじめてです!」


士郎「よかったー。ちょっと新しい味付けで不安だったんだ。」


セイバー「おや、シロウは食べないのですか?」


士郎「ああ、最近食費がきつくてセイバーの分しか作れなかったんだ。」


セイバー「そうですか。それでは遠慮なくいただきますね」


士郎(ハハッ)


────そうして数ヶ月の間、セイバーの料理は茶色にまみれていた

5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:55:39.508 ID:g8HY0rC60.net
士郎「今夜はみんな食べに来るぞ!」


セイバー「そうですか。シロウの料理が楽しみです!」


士郎「ハハッ」(うーん献立考えるのめんどくさくなってきたな。もうカレーでいいや)


─────数時間後

6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:56:53.409 ID:g8HY0rC60.net
みんな「いただきまーす!」モグモグモグモグモグモグモグモグ


凛「そういえば衛宮くんはどうしたの?」


桜「兄さんに呼ばれて一緒に遊んでるみたいです」


ライダー「ときにセイバー。なぜあなただけ   を食べているのですか?」


セイバー「失礼な!これはシロウが私のためにつくってくれた特製ハンバーグカレーですよ!」


ライダー「いいえ、   です」


セイバー「」

8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:57:59.552 ID:g8HY0rC60.net
ライダー「   に   がのってるだけです。ハンバーグカレーではありません。      です」


セイバー「なんて酷いことを…!確かに見た目は   みたいてすが!   の見た目したカレーです!」


ライダー「いいえ、   の見た目をした   です!」


セイバー「第一、私はこの味を慣れ親しんでいるのですよ!」


ライダー「」

9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 18:59:27.008 ID:g8HY0rC60.net
桜「どうしてセイバーさんに酷いこと言うの?」


ライダー「桜、お忘れですか?私は『魔眼』を持っているのですよ。   くらい見抜くことが出来なくてどうして『魔眼』と言えるのでしょう」


桜「じゃあセイバーさんは先輩に毎日…」


凛「   を食べさせられてたってわけ??wwwwwwwwwwwwwwww」


セイバー「そんな…それじゃあ私はシロウにずっと騙されて…ゆるさん!!!」

11: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 19:00:53.622 ID:g8HY0rC60.net
────それから俺は毎日幾度もセイバーの   を食べさせられてた。どれくらいだったか、記憶は摩耗してしまった。セイバーの魔力により、髪は白く、肌も浅黒く変貌してしまった。


アーチャー「とまあこんな感じだ。お前は俺のようになるな」


士郎「わざわざ呼び止めてこんなくだらない話かよ。ちょっと幻滅したぞ。」

12: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 19:01:40.031 ID:g8HY0rC60.net
アーチャー「待て、もしやと思うが貴様俺の話ほとんど聞いてないだろ!」


士郎「ハハッ真面目聞けるかくだらねー!」


セイバー「シロウ!シロウ!お腹がすきました!早く作ってください!!!」

14: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 19:02:28.197 ID:g8HY0rC60.net
士郎「ちょっと待っててくれ」


アーチャー「」


セイバー「カレーが食べたいです!」


士郎「了解!」(…まてよ?そういえばアーチャーがナイスアイディアを話してたような)


──────終わり

15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/26(火) 19:03:06.010 ID:g8HY0rC60.net
金沢来たらチャンピオンカレー食べような!!!!!!

引用元: アーチャー「たまには、昔の話をしようか」