1: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:05:32.58 ID:yk9Z+X5o
12月 ラブライブ東京地区最終予選を控えたある日
矢澤家
練習の後、まきりんぱながにこの家に晩御飯を食べにきていた。
凛 「今日もたくさん練習したにゃー」バタッ
真姫 「最終予選に向けて練習量を増やして日曜までやってるから体が休まらないわね」
花陽 「お腹すきました…」
矢澤家
練習の後、まきりんぱながにこの家に晩御飯を食べにきていた。
凛 「今日もたくさん練習したにゃー」バタッ
真姫 「最終予選に向けて練習量を増やして日曜までやってるから体が休まらないわね」
花陽 「お腹すきました…」
2: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:06:16.52 ID:yk9Z+X5o
にこ 「ちょっと待ってなさい、今作ってるから」トントントントン(野菜を切る音)
真姫 「手伝うわよ、にこちゃん」
にこ 「ふん! ろくに料理したこと無いお嬢様なんて足手まといよ、
うちの妹達と遊んでなさい!」ジャッジャッジャッジャッ(中華鍋をかき回す音)
真姫 「ナニヨ! 料理くらいしたことあるわよ!」
真姫 「手伝うわよ、にこちゃん」
にこ 「ふん! ろくに料理したこと無いお嬢様なんて足手まといよ、
うちの妹達と遊んでなさい!」ジャッジャッジャッジャッ(中華鍋をかき回す音)
真姫 「ナニヨ! 料理くらいしたことあるわよ!」
3: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:07:06.17 ID:yk9Z+X5o
花陽 「ねえ、こたろうくん。何してるのー?」
虎太郎「さんたにてがみかいてる~」
花陽 「サンタに手紙? ああ、プレゼントお願いするんだね! もうそんな季節かー」
凛 「こたろうちゃんはサンタさんに何を頼むのかにゃー?」
虎太郎「かめんらいだー」
虎太郎「さんたにてがみかいてる~」
花陽 「サンタに手紙? ああ、プレゼントお願いするんだね! もうそんな季節かー」
凛 「こたろうちゃんはサンタさんに何を頼むのかにゃー?」
虎太郎「かめんらいだー」
4: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:07:44.38 ID:yk9Z+X5o
凛 「凛も仮面ライダー好きにゃー! 今年はゴースト?」
虎太郎「ごーすとー」
真姫 「ナニソレ?」
花陽 「あはは、男の子の兄弟がいないと仮面ライダーわからないよね」
真姫 「そうなの? 花陽も一人っ子じゃなかったっけ?」
花陽 「え? お兄ちゃんがいるよ」
虎太郎「ごーすとー」
真姫 「ナニソレ?」
花陽 「あはは、男の子の兄弟がいないと仮面ライダーわからないよね」
真姫 「そうなの? 花陽も一人っ子じゃなかったっけ?」
花陽 「え? お兄ちゃんがいるよ」
5: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:08:22.21 ID:yk9Z+X5o
凛 「ここあちゃんは?」
ここあ「ここあはプリキュア!」
花陽 「私もプリキュア好きだったよ。まだ続いてるんだよね」
ここあ「うん!プリンセスプリキュア!」
凛 「今は人数が多いけど、最初は2人だったにゃ」
ここあ「ここあはプリキュア!」
花陽 「私もプリキュア好きだったよ。まだ続いてるんだよね」
ここあ「うん!プリンセスプリキュア!」
凛 「今は人数が多いけど、最初は2人だったにゃ」
6: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:08:56.65 ID:yk9Z+X5o
こころ「2人とも、サンタさんへのお手紙を書いたら冷蔵庫に貼っておくのですよ」
虎太郎ここあ「は~い」
真姫 「こころは何を頼んだの?」
こころ「ポーチです」
花陽 「ふふ、こころちゃんはもうおもちゃは卒業かな」
虎太郎ここあ「は~い」
真姫 「こころは何を頼んだの?」
こころ「ポーチです」
花陽 「ふふ、こころちゃんはもうおもちゃは卒業かな」
7: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:09:43.71 ID:yk9Z+X5o
虎太郎「う~ん」
凛 「こたろうちゃんがおもちゃ屋さんのチラシを見ながら悩んでるにゃ」
花陽 「何を悩んでるの?」
虎太郎「へんしんべるととがんがんせいばー」
凛 「ああ、仮面ライダーのベルトと剣で一つに決められないんだね。これは悩むにゃ」
虎太郎「う~んう~ん……」
真姫 「じゃあ両方お願いすれば良いんじゃない?」マキマキ
虎太郎「え! いいの~?!」
凛 「こたろうちゃんがおもちゃ屋さんのチラシを見ながら悩んでるにゃ」
花陽 「何を悩んでるの?」
虎太郎「へんしんべるととがんがんせいばー」
凛 「ああ、仮面ライダーのベルトと剣で一つに決められないんだね。これは悩むにゃ」
虎太郎「う~んう~ん……」
真姫 「じゃあ両方お願いすれば良いんじゃない?」マキマキ
虎太郎「え! いいの~?!」
8: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:10:47.01 ID:yk9Z+X5o
にこ 「ちょっと何言ってるのよ! サンタさんにも予算が有るでしょ!」
真姫 「サンタさんは良い子が欲しいものを何でもプレゼントしてくれるって
パパが言ってたわよ?」
虎太郎「こたろういいこじゃない~?」
にこ 「くっ、それは……」
真姫 「サンタさんは良い子が欲しいものを何でもプレゼントしてくれるって
パパが言ってたわよ?」
虎太郎「こたろういいこじゃない~?」
にこ 「くっ、それは……」
9: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:11:33.70 ID:yk9Z+X5o
花陽 「で、でもそれぞれのお家に事情が有るかもしれないし…」
真姫 「サンタさんは世界中の良い子に平等にプレゼントをくれるんだから、
なんで家の事情が出てくるのよ?」
花陽 「そ、そうだけど…」(真姫ちゃんはまだサンタさんを信じてるんだった…)
真姫 「サンタさんは世界中の良い子に平等にプレゼントをくれるんだから、
なんで家の事情が出てくるのよ?」
花陽 「そ、そうだけど…」(真姫ちゃんはまだサンタさんを信じてるんだった…)
10: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:12:08.73 ID:yk9Z+X5o
真姫 「私が小さい時にはシルバニアファミリーの赤い屋根の大きなお家を
限定うさぎ家族と家具付きで貰ったんだから。大きすぎて靴下に入らなかったわ」
ここあ「すごーい!」
凛 (それはまきちゃんのお家がお金持ちだからにゃ…)
限定うさぎ家族と家具付きで貰ったんだから。大きすぎて靴下に入らなかったわ」
ここあ「すごーい!」
凛 (それはまきちゃんのお家がお金持ちだからにゃ…)
11: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:12:48.71 ID:yk9Z+X5o
虎太郎「じゃあ、べるととがんがんせいば~」カキカキ
ここあ「私はプリンセスパフュームとプリンセスロッド!」カキカキ
こころ「お姉様…」チラッ
虎太郎「わくわく~」
にこ (くっ、この空気じゃ却下できないじゃない。
最近のおもちゃって高いのよね…… 完全に予算オーバーだわ。
クリスマスまで時間が無いからバイトを増やすしか…)
真姫 「?」
ここあ「私はプリンセスパフュームとプリンセスロッド!」カキカキ
こころ「お姉様…」チラッ
虎太郎「わくわく~」
にこ (くっ、この空気じゃ却下できないじゃない。
最近のおもちゃって高いのよね…… 完全に予算オーバーだわ。
クリスマスまで時間が無いからバイトを増やすしか…)
真姫 「?」
12: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:13:21.52 ID:yk9Z+X5o
翌週 放課後
音ノ木坂学院 屋上
海未 「それでは練習を始めます」
真姫 「あら? にこちゃんがまだ来てないわよ?」
希 「にこっちは今日来れないって」
穂乃果「えー?! そうなの?」
音ノ木坂学院 屋上
海未 「それでは練習を始めます」
真姫 「あら? にこちゃんがまだ来てないわよ?」
希 「にこっちは今日来れないって」
穂乃果「えー?! そうなの?」
13: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:13:49.72 ID:yk9Z+X5o
真姫 「せっかくSnow halationが完成してこれから練習するって時に」モー
絵里 「まあ、またお家の事情かもしれないし」
ことり「にこちゃん…」
海未 「最終予選までもう時間がありません。居るメンバーだけで練習を始めます」
真姫 「……」
絵里 「まあ、またお家の事情かもしれないし」
ことり「にこちゃん…」
海未 「最終予選までもう時間がありません。居るメンバーだけで練習を始めます」
真姫 「……」
14: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:14:31.51 ID:yk9Z+X5o
その頃
矢澤家
にこ 「ただいま」ガチャ
こころ「お姉様お帰りなさい。今日は早いですね」
にこ 「うん、晩御飯作ったらまた出かけるから、温めて食べるのよ」
ここあ「はーい」
虎太郎「ちんする~」
矢澤家
にこ 「ただいま」ガチャ
こころ「お姉様お帰りなさい。今日は早いですね」
にこ 「うん、晩御飯作ったらまた出かけるから、温めて食べるのよ」
ここあ「はーい」
虎太郎「ちんする~」
15: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:15:06.21 ID:yk9Z+X5o
こころ「最終予選に向けて練習ですか? お姉様」
にこ 「え、ま、まあね」
こころ「頑張ってください!」
にこ 「う、うん」
にこ 「え、ま、まあね」
こころ「頑張ってください!」
にこ 「う、うん」
16: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:15:36.06 ID:yk9Z+X5o
次の日 放課後
音ノ木坂学院 屋上
真姫 「にこちゃんは?」
希 「今日も来れへんみたい」
真姫 「もう! この大事な時に何してるのよ!」
音ノ木坂学院 屋上
真姫 「にこちゃんは?」
希 「今日も来れへんみたい」
真姫 「もう! この大事な時に何してるのよ!」
17: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:16:06.48 ID:yk9Z+X5o
海未 「さすがに最終予選までに振り入れが間に合わなくなります…」
絵里 「そうね、今日の練習が終わったら私と希でにこの家に行ってみるわ」
真姫 「私も行く!」
絵里 「そうね、今日の練習が終わったら私と希でにこの家に行ってみるわ」
真姫 「私も行く!」
18: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:17:30.01 ID:yk9Z+X5o
花陽 「わ、わたしも」
凛 「凛も!」
ことり「わたしも!」
穂乃果「わた
絵里 「待って、みんなで押しかけるのは悪いわ」
希 「みんなの気持ちはわかるけど、ここはうちとえりちと真姫ちゃんで行こうか」
穂乃果「…わかったよ。お願いするね」
凛 「凛も!」
ことり「わたしも!」
穂乃果「わた
絵里 「待って、みんなで押しかけるのは悪いわ」
希 「みんなの気持ちはわかるけど、ここはうちとえりちと真姫ちゃんで行こうか」
穂乃果「…わかったよ。お願いするね」
19: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:18:18.81 ID:yk9Z+X5o
練習の後
矢澤家
ピンポーン
こころ「…どなたですか?」
絵里 「音ノ木坂学院三年の絢瀬です。にこさんに会いに来ました」
こころ「あ、絵里さんでしたか」ガチャ
矢澤家
ピンポーン
こころ「…どなたですか?」
絵里 「音ノ木坂学院三年の絢瀬です。にこさんに会いに来ました」
こころ「あ、絵里さんでしたか」ガチャ
20: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:19:01.29 ID:yk9Z+X5o
真姫 「こころ、にこは居る?」
こころ「え? お姉様は皆さんと練習するとおっしゃってましたけど?」
真姫 「えっ」
こころ「ここ数日晩御飯を作ってくれた後出かけて、夜遅く帰っていらしてましたが、
皆さんと一緒ではなかったのですか?」
真姫 「どういうこと…」
希 「うん、最近忙しくてね。 お邪魔して悪かったねこころちゃん、ほな」
こころ「は、はい、さようなら」
こころ「え? お姉様は皆さんと練習するとおっしゃってましたけど?」
真姫 「えっ」
こころ「ここ数日晩御飯を作ってくれた後出かけて、夜遅く帰っていらしてましたが、
皆さんと一緒ではなかったのですか?」
真姫 「どういうこと…」
希 「うん、最近忙しくてね。 お邪魔して悪かったねこころちゃん、ほな」
こころ「は、はい、さようなら」
21: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:19:44.05 ID:yk9Z+X5o
秋葉原街中
帰路に就くのぞえりまき
真姫 「一体どうなってるのよ」
希 「何か事情がありそうやな」
真姫 「でも最終予選より大事なことがあるの?!」
絵里 「うん、でも前もそういうこと有ったし、にこの家は事情があるから…」
真姫 「……」
帰路に就くのぞえりまき
真姫 「一体どうなってるのよ」
希 「何か事情がありそうやな」
真姫 「でも最終予選より大事なことがあるの?!」
絵里 「うん、でも前もそういうこと有ったし、にこの家は事情があるから…」
真姫 「……」
22: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:20:35.53 ID:yk9Z+X5o
客引きサンタ「クリスマスケーキの予約受付中でーす、いかがですかー」
希 「もうそんな季節やな」
絵里 「日本のクリスマスって独特よね、ケーキ食べてチキン食べて、
その、恋人同士で過ごして……////」
希 「まさか、にこっち彼氏できてたりして?」
真姫 「ちょ、ちょっと! 何言ってんのよ! イミワカンナイ…////」
絵里 「真姫、動揺してるわね」
希 「もうそんな季節やな」
絵里 「日本のクリスマスって独特よね、ケーキ食べてチキン食べて、
その、恋人同士で過ごして……////」
希 「まさか、にこっち彼氏できてたりして?」
真姫 「ちょ、ちょっと! 何言ってんのよ! イミワカンナイ…////」
絵里 「真姫、動揺してるわね」
23: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:21:06.61 ID:yk9Z+X5o
客引きサンタ「いかがですかー」
希 「サンタさんも大変やな、こんな寒い夜に。 ん?」
絵里 「どうしたの、希?」
希 「あのサンタ……!」ダダッ
真姫 「ちょっと、希!」
希 「サンタさんも大変やな、こんな寒い夜に。 ん?」
絵里 「どうしたの、希?」
希 「あのサンタ……!」ダダッ
真姫 「ちょっと、希!」
24: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:21:53.36 ID:yk9Z+X5o
希は素早くサンタの背後に回り込んだ、そして
希 「わしわし!」
客引きサンタ「ひいっ!」
絵里 「希?!」
希 「みつけたでぇ~、にこっち」
真姫 「え?」
希 「わしわし!」
客引きサンタ「ひいっ!」
絵里 「希?!」
希 「みつけたでぇ~、にこっち」
真姫 「え?」
25: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:22:29.68 ID:yk9Z+X5o
サンタにこ「……ちょっと、今バイト中だから」
真姫 「にこちゃん! 何やってるのよ!」
希 「にこっち、バイト終わったら話聞かせてくれる?」
サンタにこ「9時までだから遅くなるわよ」
希 「待つよ」
真姫 「にこちゃん! 何やってるのよ!」
希 「にこっち、バイト終わったら話聞かせてくれる?」
サンタにこ「9時までだから遅くなるわよ」
希 「待つよ」
26: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:23:05.94 ID:yk9Z+X5o
9時過ぎ
秋葉原街中
バイトを終えたにこが着替えて出てきた。
希 「お疲れさん。いつものハンバーガー屋さんでも行こか?」
にこ 「今お金無い」
真姫 「出してあげるわよ」
にこ 「やめてよ」
真姫 「にこちゃん…」
希 「そっか、でもここは寒いからゲームセンターにでも入ろ」
秋葉原街中
バイトを終えたにこが着替えて出てきた。
希 「お疲れさん。いつものハンバーガー屋さんでも行こか?」
にこ 「今お金無い」
真姫 「出してあげるわよ」
にこ 「やめてよ」
真姫 「にこちゃん…」
希 「そっか、でもここは寒いからゲームセンターにでも入ろ」
27: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:23:38.14 ID:yk9Z+X5o
ゲーセン内
絵里 「この時間に制服でゲームセンターなんて、これじゃ私不良だわ…」
真姫 「それで、なんで練習サボってバイトなんかしてるのよ!」
にこ 「……」
希 「まあまあ、落ち着いて真姫ちゃん、にこっちにも事情が有るんよね?」
絵里 「この時間に制服でゲームセンターなんて、これじゃ私不良だわ…」
真姫 「それで、なんで練習サボってバイトなんかしてるのよ!」
にこ 「……」
希 「まあまあ、落ち着いて真姫ちゃん、にこっちにも事情が有るんよね?」
28: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:24:16.03 ID:yk9Z+X5o
真姫 「最終予選で私たちはあのA-RISEと戦うのよ! 今が大事な時じゃない!」
にこ 「そんなことわかってるわよ!」
希 「にこっち…」
真姫 「じゃあなんでよ?」
にこ 「そんなことわかってるわよ!」
希 「にこっち…」
真姫 「じゃあなんでよ?」
29: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:24:57.42 ID:yk9Z+X5o
にこ 「……こころ達のクリスマスプレゼントを買う為にお金が要るのよ…」
真姫 「え?」
絵里 「にこ…」
希 「そういうことか…」
真姫 「え?」
絵里 「にこ…」
希 「そういうことか…」
30: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:25:32.63 ID:yk9Z+X5o
真姫 「ちょっと何言ってるのよ? クリスマスプレゼントはサンタさんがくれるんでしょ?
なんでにこちゃんがバイトするのよ??」
にこ 「……」
絵里 「真姫、あのね…」
にこ 「絵里! やめて……」
絵里 「にこ…」
真姫 「? なんなのよ?」
なんでにこちゃんがバイトするのよ??」
にこ 「……」
絵里 「真姫、あのね…」
にこ 「絵里! やめて……」
絵里 「にこ…」
真姫 「? なんなのよ?」
31: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:26:30.60 ID:yk9Z+X5o
希 「真姫ちゃん、よく聞いてな。
子供のクリスマスプレゼントはサンタさんじゃなくて
お父さんやお母さん、お家の人が用意してくれてる物なんや」
真姫 「何言ってるのよ? 私は毎年サンタさんからプレゼントもらってるわよ?」
にこ 「……」
希 「それは真姫ちゃんのご両親が用意したものや」
真姫 「え?え? 嘘でしょ? イミワカンナイ……」
子供のクリスマスプレゼントはサンタさんじゃなくて
お父さんやお母さん、お家の人が用意してくれてる物なんや」
真姫 「何言ってるのよ? 私は毎年サンタさんからプレゼントもらってるわよ?」
にこ 「……」
希 「それは真姫ちゃんのご両親が用意したものや」
真姫 「え?え? 嘘でしょ? イミワカンナイ……」
32: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:27:14.07 ID:yk9Z+X5o
絵里 「嘘じゃ無いわ」
にこ 「だから言いたくなかったのよ」
真姫 「そんな……パパとママは私を騙してたの?!」
希 「騙してたのとは違うよ。真姫ちゃんが今までサンタさんのプレゼントを
信じてこられたのはご両親が真姫ちゃんのことを愛しているからなんや。
ご両親を責めないで」
真姫 「そんな……」
にこ 「だから言いたくなかったのよ」
真姫 「そんな……パパとママは私を騙してたの?!」
希 「騙してたのとは違うよ。真姫ちゃんが今までサンタさんのプレゼントを
信じてこられたのはご両親が真姫ちゃんのことを愛しているからなんや。
ご両親を責めないで」
真姫 「そんな……」
33: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:28:12.51 ID:yk9Z+X5o
絵里 「にこの家ではにこがサンタさんだったのね」
にこ 「勘違いしないで。
ママが一生懸命働いてくれているからプレゼントを買うくらいのお金は有るわ。
でもこれはパパとにこの約束なの」
希 「にこっちのお父さんは……」
にこ 「パパと約束したの。パパの代わりに、にこが妹達のサンタになるって。
あの時以来、妹達のクリスマスプレゼントは私が用意してるの」
絵里 「にこ……」グスッ
にこ 「勘違いしないで。
ママが一生懸命働いてくれているからプレゼントを買うくらいのお金は有るわ。
でもこれはパパとにこの約束なの」
希 「にこっちのお父さんは……」
にこ 「パパと約束したの。パパの代わりに、にこが妹達のサンタになるって。
あの時以来、妹達のクリスマスプレゼントは私が用意してるの」
絵里 「にこ……」グスッ
34: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:28:57.06 ID:yk9Z+X5o
にこ 「でも甲斐性が無いサンタで、今年は予算オーバーしちゃったけどね」
真姫 「! 私が、私があんなこと言ったから……
にこちゃん! 私がプレゼント買うわ!」
にこ 「ばかにしないで! 施しなんかいらない!」
真姫 「!」
真姫 「! 私が、私があんなこと言ったから……
にこちゃん! 私がプレゼント買うわ!」
にこ 「ばかにしないで! 施しなんかいらない!」
真姫 「!」
36: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:29:45.97 ID:yk9Z+X5o
にこ 「今日で目標金額は貯まったから。
ネットで注文すれば明日から練習に出られる。 じゃあね」タタッ
絵里 「あ、にこ!」
真姫 「わ、わたしは……」
希 「ごめんな真姫ちゃん、いろいろショックやったと思うけど。
家まで送ってくで」
ネットで注文すれば明日から練習に出られる。 じゃあね」タタッ
絵里 「あ、にこ!」
真姫 「わ、わたしは……」
希 「ごめんな真姫ちゃん、いろいろショックやったと思うけど。
家まで送ってくで」
37: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:30:29.58 ID:yk9Z+X5o
西木野邸
真姫 「ただいま…」ガチャ
真姫ママ「真姫ちゃん! 遅かったじゃない! 心配してたのよ!」
真姫 「ちょっとママ! サンタさんのプレゼントはパパとママが用意してたって本当?!」
真姫ママ「真姫ちゃん…… そう、知ってしまったのね」
真姫 「ただいま…」ガチャ
真姫ママ「真姫ちゃん! 遅かったじゃない! 心配してたのよ!」
真姫 「ちょっとママ! サンタさんのプレゼントはパパとママが用意してたって本当?!」
真姫ママ「真姫ちゃん…… そう、知ってしまったのね」
38: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:31:11.31 ID:yk9Z+X5o
真姫 「なんで、なんで今まで騙してたのよ?!」
真姫ママ「ごめんね真姫ちゃん。真姫ちゃんがあんまり素直に信じてくれるから、
パパとママもつい調子に乗って続けてしまって…」
真姫 「おかげでとても恥ずかしい思いをしたし、大事な友達を傷つけた……」
真姫ママ「ごめんね。 お友達には謝ったの?」
真姫 「ううん、謝れなかった」
真姫ママ「そう、ちゃんと謝らないとね?」
真姫 「うん……」
真姫ママ「ごめんね真姫ちゃん。真姫ちゃんがあんまり素直に信じてくれるから、
パパとママもつい調子に乗って続けてしまって…」
真姫 「おかげでとても恥ずかしい思いをしたし、大事な友達を傷つけた……」
真姫ママ「ごめんね。 お友達には謝ったの?」
真姫 「ううん、謝れなかった」
真姫ママ「そう、ちゃんと謝らないとね?」
真姫 「うん……」
39: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:32:03.81 ID:yk9Z+X5o
真姫ママ「それにしても、真姫ちゃんももう高校生だもんね。
もうサンタさんはお役御免かー」
真姫 「……その、今までありがと」
真姫ママ「ふふっ、真姫ちゃんもそろそろ恋人がサンタクロースになっちゃうかも。
そしたらパパ倒れちゃうわ」
真姫 「ナニソレ? また古いやつ?」
もうサンタさんはお役御免かー」
真姫 「……その、今までありがと」
真姫ママ「ふふっ、真姫ちゃんもそろそろ恋人がサンタクロースになっちゃうかも。
そしたらパパ倒れちゃうわ」
真姫 「ナニソレ? また古いやつ?」
40: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:32:40.02 ID:yk9Z+X5o
次の日 放課後
音ノ木坂学院 廊下
にこ 「……」スタスタ
真姫 「にこちゃん!」
にこ 「真姫……」
真姫 「その、色々ゴメン。無神経なこと言って……」
にこ 「いいわよ、別に」
音ノ木坂学院 廊下
にこ 「……」スタスタ
真姫 「にこちゃん!」
にこ 「真姫……」
真姫 「その、色々ゴメン。無神経なこと言って……」
にこ 「いいわよ、別に」
41: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:33:09.27 ID:yk9Z+X5o
にこまき「……」
にこ 「じゃあね」
真姫 「え? にこちゃん練習行かないの?」
にこ 「今からクリスマスプレゼントを買いに行くのよ」
真姫 「ネットで注文したんじゃないの?」
にこ 「じゃあね」
真姫 「え? にこちゃん練習行かないの?」
にこ 「今からクリスマスプレゼントを買いに行くのよ」
真姫 「ネットで注文したんじゃないの?」
42: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:33:51.70 ID:yk9Z+X5o
にこ 「それが仮面ライダーとプリキュアのおもちゃはネットじゃどこも入荷待ちで
クリスマスに間に合わないのよ。今年は出遅れたわ。
だから今から実店舗に探しに行くの」
真姫 「私も一緒に探しに行くわ」
にこ 「何言ってんのよ、あんたは練習に行きなさい。最終予選も目前なのよ?」
真姫 「こうなったのは私にも責任が有るから」
にこ 「そう…… 勝手にしなさい」
クリスマスに間に合わないのよ。今年は出遅れたわ。
だから今から実店舗に探しに行くの」
真姫 「私も一緒に探しに行くわ」
にこ 「何言ってんのよ、あんたは練習に行きなさい。最終予選も目前なのよ?」
真姫 「こうなったのは私にも責任が有るから」
にこ 「そう…… 勝手にしなさい」
44: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:34:21.57 ID:yk9Z+X5o
2人は秋葉原中のお店を回り、プレゼントを探した。
しかし見つからなかった。
真姫 「もー、なんでどこも売り切れなのよ?」
にこ 「そりゃクリスマスだからね。
今頃日本中の親達も必死にプレゼント探してるわよ」
しかし見つからなかった。
真姫 「もー、なんでどこも売り切れなのよ?」
にこ 「そりゃクリスマスだからね。
今頃日本中の親達も必死にプレゼント探してるわよ」
45: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:34:50.32 ID:yk9Z+X5o
真姫 「秋葉原のお店ほとんど回ったわよ?」
にこ 「アキバはオタクの街だから仮面ライダーやプリキュアのおもちゃを探すのは難しいかも。
他の街に探しに行くしかないわ。真姫はもう帰りなさい」
真姫 「ここまで来たんだから付き合うわよ」
にこ 「アキバはオタクの街だから仮面ライダーやプリキュアのおもちゃを探すのは難しいかも。
他の街に探しに行くしかないわ。真姫はもう帰りなさい」
真姫 「ここまで来たんだから付き合うわよ」
46: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:35:27.04 ID:yk9Z+X5o
2人は池袋、新宿まで足を伸ばし、デパート、家電量販店、ホビーショップを回った。
そして
真姫 「何とか全部集めたわね」
にこ 「ええ、本当。今年はエライ目にあったわ」
真姫 「ごめん…」
にこ 「ふふっ、いいわよ。一緒に探してくれてありがと」
そして
真姫 「何とか全部集めたわね」
にこ 「ええ、本当。今年はエライ目にあったわ」
真姫 「ごめん…」
にこ 「ふふっ、いいわよ。一緒に探してくれてありがと」
47: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:35:54.40 ID:yk9Z+X5o
真姫 「もう足が棒よ。こんなにおもちゃ屋さんやデパートを回ったの初めて」
にこ 「サンタの苦労がわかった?」
真姫 「ええ。パパとママもこんな苦労してたのかしら」
にこ 「あんたのわがままに振り回されて大変だったんじゃ無いのー?」
真姫 「そうかも」
にこ 「サンタの苦労がわかった?」
真姫 「ええ。パパとママもこんな苦労してたのかしら」
にこ 「あんたのわがままに振り回されて大変だったんじゃ無いのー?」
真姫 「そうかも」
48: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:36:20.40 ID:yk9Z+X5o
にこ 「そうだ、ねえ、あんたクリスマスイブにうちに泊まりにこない?」
真姫 「ゔぇえ! い、いきなり何言い出すのよにこちゃん!////」
にこ 「ちょっと、変な想像してるんじゃ無いわよ。
協力してくれたから良いもの見せてあげようと思ったのよ」
真姫 「良いもの?」
真姫 「ゔぇえ! い、いきなり何言い出すのよにこちゃん!////」
にこ 「ちょっと、変な想像してるんじゃ無いわよ。
協力してくれたから良いもの見せてあげようと思ったのよ」
真姫 「良いもの?」
49: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:37:03.29 ID:yk9Z+X5o
クリスマスイブの夜
矢澤家
矢澤家では真姫を迎えてささやかなクリスマスパーティーが開かれた。
そして
深夜3時ごろ
にこ 「真姫、起きなさい」ゆさゆさ
真姫 「ん~何よ~、もうあさ~?」むにゃむにゃ
矢澤家
矢澤家では真姫を迎えてささやかなクリスマスパーティーが開かれた。
そして
深夜3時ごろ
にこ 「真姫、起きなさい」ゆさゆさ
真姫 「ん~何よ~、もうあさ~?」むにゃむにゃ
50: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:37:31.02 ID:yk9Z+X5o
にこ 「違うわよ、サンタタイムよ」
真姫 「サンタタイム? なんでこんな時間なのよ~?」
にこ 「子供達が寝てる時間だからよ」
真姫 「サンタタイム? なんでこんな時間なのよ~?」
にこ 「子供達が寝てる時間だからよ」
51: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:38:10.82 ID:yk9Z+X5o
にこまきは隠しておいたプレゼントを持って子供達の部屋へ向かう。
ガツッ
真姫 「痛っ!」
にこ [ちょっと、静かにしなさいよ]ヒソヒソ
真姫 [だって暗いんだからしょうがないじゃない! 小指ぶつけちゃったわよ!]ヒソヒソ
ガツッ
真姫 「痛っ!」
にこ [ちょっと、静かにしなさいよ]ヒソヒソ
真姫 [だって暗いんだからしょうがないじゃない! 小指ぶつけちゃったわよ!]ヒソヒソ
52: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:38:46.81 ID:yk9Z+X5o
にこ [電気付けたら起きちゃうかもしれないでしょ]ヒソヒソ
真姫 [サンタって大変]ヒソヒソ
にこ [そりゃ子供達の夢がかかってるんだから必死よ]ヒソヒソ
真姫 [サンタって大変]ヒソヒソ
にこ [そりゃ子供達の夢がかかってるんだから必死よ]ヒソヒソ
53: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:39:20.24 ID:yk9Z+X5o
子供部屋の扉を静かに開ける
こころ「すーすー」
ここあ「すーすー」
虎太郎「すーすー」
真姫 [寝てる?]ヒソヒソ
にこ [寝てるみたい。突入よ]ヒソヒソ
こころ「すーすー」
ここあ「すーすー」
虎太郎「すーすー」
真姫 [寝てる?]ヒソヒソ
にこ [寝てるみたい。突入よ]ヒソヒソ
54: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:40:01.28 ID:yk9Z+X5o
にこまきは足音を立てずに部屋に入り、子供達の枕元にプレゼントをセットしていく。
真姫 (次は虎太郎の分ね)
虎太郎「ん~?」
にこまき「!」ビクッ
虎太郎「にこにこに~」むにゃむにゃ
にこ [寝言か]ホッ
真姫 (この家は寝言までにこにこにーなの?!)
真姫 (次は虎太郎の分ね)
虎太郎「ん~?」
にこまき「!」ビクッ
虎太郎「にこにこに~」むにゃむにゃ
にこ [寝言か]ホッ
真姫 (この家は寝言までにこにこにーなの?!)
55: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:40:42.90 ID:yk9Z+X5o
プレゼントをセットし終えて、2人はにこの部屋に戻った。
真姫 「はー、緊張した。うまくいったわね」
にこ 「お疲れさん。でも気を抜くのはまだ早いわよ。
子供達には朝まで寝ててもらわないといけないんだから。朝までトイレ使用禁止ね」
真姫 「ゔぇえ、そこまでする?」
真姫 「はー、緊張した。うまくいったわね」
にこ 「お疲れさん。でも気を抜くのはまだ早いわよ。
子供達には朝まで寝ててもらわないといけないんだから。朝までトイレ使用禁止ね」
真姫 「ゔぇえ、そこまでする?」
56: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:41:28.09 ID:yk9Z+X5o
翌朝
虎太郎「あーーーー!!!」
虎太郎の声が家中に響いた。
にこ 「もー、朝からどうしたのよー?」ガラッ
虎太郎「ぷれぜんとー!」
ここあ「あっ、私も!」
虎太郎「あーーーー!!!」
虎太郎の声が家中に響いた。
にこ 「もー、朝からどうしたのよー?」ガラッ
虎太郎「ぷれぜんとー!」
ここあ「あっ、私も!」
57: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:42:13.49 ID:yk9Z+X5o
虎太郎とここあが布団から飛び起きてプレゼントを開け始めた。
にこ 「サンタさんからプレゼント? もらえてよかったじゃなーい」
真姫 (にこちゃん、白々しいわね。でも…)
虎太郎「ごーすとー!」にこにこ
ここあ「プリンセスパフュームとプリンセスロッド!」にこにこ
真姫 (子供達はすごい笑顔)
にこ 「サンタさんからプレゼント? もらえてよかったじゃなーい」
真姫 (にこちゃん、白々しいわね。でも…)
虎太郎「ごーすとー!」にこにこ
ここあ「プリンセスパフュームとプリンセスロッド!」にこにこ
真姫 (子供達はすごい笑顔)
58: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:42:46.09 ID:yk9Z+X5o
こころ「私も欲しかったポーチが。お姉様、ありがとうございます」
にこ 「お礼はサンタさんに言いなさいよ」
こころ「はい。サンタさんありがとうございます」にこにこ
虎太郎「ありがとー!」にこにこ
ここあ「ありがとう!」にこにこ
にこ 「お礼はサンタさんに言いなさいよ」
こころ「はい。サンタさんありがとうございます」にこにこ
虎太郎「ありがとー!」にこにこ
ここあ「ありがとう!」にこにこ
59: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:43:58.41 ID:yk9Z+X5o
にこまきは台所でコーヒーを飲みながらおもちゃで遊ぶ子供達を見ていた。
にこ 「どう? サンタさんっていうのは子供を笑顔にさせる仕事なの」
真姫 「そうね、みんないい笑顔」
にこ 「これを見せたかったのよ。サンタになるのも悪く無いでしょ?」
真姫 「プレゼントは貰うよりもあげる方が楽しいなんて知らなかったわ」
にこ 「これだからサンタはやめられないのよ」
にこ 「どう? サンタさんっていうのは子供を笑顔にさせる仕事なの」
真姫 「そうね、みんないい笑顔」
にこ 「これを見せたかったのよ。サンタになるのも悪く無いでしょ?」
真姫 「プレゼントは貰うよりもあげる方が楽しいなんて知らなかったわ」
にこ 「これだからサンタはやめられないのよ」
60: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:45:17.17 ID:yk9Z+X5o
虎太郎がおもちゃを見せにきた
虎太郎「みてみてー、ごーすとー」カシャッ
ベルト「ダイカイガン! オレ! オメガドライブ!」
真姫 「ゔぇえ! ベルトが喋った?!」
にこ 「最近のおもちゃは凝ってるのよ。
よかったわねー、虎太郎」
虎太郎「へへへ~」
虎太郎「みてみてー、ごーすとー」カシャッ
ベルト「ダイカイガン! オレ! オメガドライブ!」
真姫 「ゔぇえ! ベルトが喋った?!」
にこ 「最近のおもちゃは凝ってるのよ。
よかったわねー、虎太郎」
虎太郎「へへへ~」
61: 名無しで叶える物語(光) 2019/12/20(金) 00:46:01.50 ID:yk9Z+X5o
ここあ「お姉ちゃん! ここあのプリキュアも見て!」
にこ 「はいはい」
真姫 (希に言われてからサンタクロースのことを調べた。
なんか聖ニコラウスっていう昔の人に由来するみたい。
ニコちゃんとサンタって縁が有るのかもね)
完
にこ 「はいはい」
真姫 (希に言われてからサンタクロースのことを調べた。
なんか聖ニコラウスっていう昔の人に由来するみたい。
ニコちゃんとサンタって縁が有るのかもね)
完
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