1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/12/24(火) 03:12:08.979 ID:tU5fEXyS0EVE.net
イン「学校が終わったらまっすぐ帰ってくる約束じゃないか。まったく、一度決めた約束は反故にしないでほしいものだね。」

イン「キミを待っているあいだ僕がどれだけ心細い思いをしているか…。僕以外にイイ男が見つかったんじゃないかと、心中穏やかじゃないんだよ?」

イン「……フフ、よく言うよ。毎晩僕にあれだけ愛らしい囀りを聞かせてくれるくせに。才能があるんだよ、女も男も愉しめる才能が。」

イン「なにも悪いことじゃないぞ?本来どちらか片方しか享受できない快楽を、どちらも受け容れられるのだから、お得でしかないじゃないか。人間の持つリビドーの粋だね。」

イン「……ふむ、そういうものかね。だがまあ、思春期のキミにとって性はデリケートな問題だ。ゆっくり自認していくといい。……まあ、僕がいる限り“まとも”にはいかないだろうがね。フフフッ。」

イン「それはそうさ。キミは僕の契約者であり、なにより僕はキミが気に入っている。好きだ。愛している。結婚したい。そこまで想っているキミを、僕は僕好みにしたい。」

イン「だから僕がオスである以上、キミにはどうあってもメスであってもらうほかない。残念だが、これは当然の摂理なんだよ。」

イン「そういうわけだから、キミは大人しく僕のものであればいい。他の男になんて、目をくらませちゃダメだぞ?分かったかい?…………お返事。」

イン「……うんうんっ、キミは本当にかわいいねぇ。そうだ。やっとキミも帰ってきたことだ、寝室に行こう。布団はもう敷いてあるよ。用意周到だろう?」

イン「駄目だよ。キミが約束を破って、僕を寂しがらせた罰だ。キミのことを食べるまで、どうやら気が済みそうにない。……覚悟してくれよ。」

イン「大丈夫、やさしく抱いてやるからさ。真綿を扱うように、繊細に、弾いて…………キミ自身が聞いたことのない声を、たっぷり聞かせてあげる。」

9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/12/24(火) 03:32:55.275 ID:tU5fEXyS0EVE.net
イン「おや、今日はおでかけかい?珍しいね、休みの日にキミが出かけるなんて。」

イン「まさか、外に男でも出来たんじゃ…………え、女の子?なんだ女か、それならいいや。」

イン「…………え?女!?キミが、女と出かけるというのかい!?休みの日に?な、なにかの間違いじゃ……?」

イン「……馬鹿な…。キミほどのしょうもない男を相手にする物好きな女がいるなんて。思ってもみなかった……なんてことだ…。」

イン「……うん、俄然興味が湧いてきた!○○っ、僕もついて行っていいかな!こうしちゃいられない、さっそく着替えて…………駄目!?」

イン「ど、どうしてさ!僕はキミのためを思って……だ、だってキミは、甲斐性もないし女と関わったこともない、でもそのくせ性欲だけは人一倍あるキモ童貞のなんちゃってサトリ系男子じゃないか!」

イン「そんなキミが着の身着のままで女とデートだなんてっ、     にのこのこやってきた全裸のガチムチノンケ並に無防備だぞ!絶対痛い目を見るに決まってる!」

イン「だからこっそり影から僕がアドバイスを…………っ、聞く耳を持て!早まるんじゃない!キミのような男のなりそこないのようなやつが勝てる相手じゃないんだぞ!」

イン「そ……そうだ!それじゃあまずは僕が先に行って相手を見定めてこよう!それならいいだろうっ?キミでもイケると判断したら、キミがあとは好きにすればいいっ。だからまずは僕が先陣を……」

イン「……女は好みではないが、他でもないキミのためだ。仕方ない……キミのためなら、先にその女の破瓜を済ませることだって耐えられるっ。だからキミは待っていろ!大人しくコタツでミカンでも食ってなさい!」

引用元: インキュバス(♀)「やあ○○、遅かったじゃないか。」