桃「よし！シャミ子たちが来る前に飾り付けを終わらせよう…」





桃「できた！なんとか9時前に終わった…」

桃「あとはシャミ子たちが来るのを待つだけ！」

10分後

桃「シャミ子たち遅いな…」

15分後

桃「…」

30分後

桃「もしかして事故にでもあったんじゃ…」

ガチャ

桃「！！」

シャミ子「す、すみませんお待たせしました～…」ハァハァ

ミカン「はー…疲れた…」ハァハァ

桃「いらっしゃい…」

桃｢シャミ子とミカンなんか息上がってない?それに顔も赤いし…｣

シャミ子｢!いえ…あの…これはその…｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ミカン「…待たせたら悪いと思って走ってきたのよ」

桃「別に急いで来なくてもよかったのに…」

シャミ子「そ、それより料理が冷める前に食べましょう！」

桃「そうだね…」





桃「いっぱい作ったね、シャミ子…」

シャミ子「はい！張り切っちゃいました！」

ミカン「ふふ…どれも美味しそうね♪」

シャミ子「ミカンさん…///」

シャミ子「それでは桃！乾杯の音頭をお願いします！」

桃「えっ、私…か、かんぱーい…」

シャミ子「かんぱーい！」

桃「かんぱーい♪」

シャミ子「ゴクゴク…プハー！」

ミカン「あら！シャミ子いい飲みっぷりね」

シャミ子「はい！激しい運動をした後の一杯は格別です！」

桃「激しい運動って…シャミ子の家から私の家まで走ってきただけだよね？」

シャミ子「…そ、そうですけど？」

ミカン「…」

シャミ子｢どうですか桃､料理のお味は｣

桃｢すごく美味しいよ｣

シャミ子｢ありがとうございます!｣

シャミ子「ミ、ミカンさんはどうですか…?」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ミカン「どれも美味しいわ♪」

シャミ子「！！あ、ありがとうございます」

桃(…もしｼｬﾐ子の眷属になったらｼｬﾐ子の手料理が毎日食べられる…)

シャミ子｢ん～我ながら最高の出来です!｣ﾆｺﾆｺ

桃(眷属になるのはもう少しシャミ子が強くなったら、かな？)

シャミ子「もうすぐ今年も終わりですね」

桃「もうだね…」

シャミ子「なんだかあっと言う間でした…」

桃「来年も…これからもよろしくね、シャミ子」

シャミ子「な、なんですか急に…そんなこと言われなくても桃は1番のしんゆ…宿敵です！こちらこそよろしくお願いします！」

桃(親友…か)

桃「シャミ子が望むならそれ以上の関係も…」ボソッ

シャミ子「？何か言いましたか？桃」

桃「な、なんでもない！」

ミカン「ふふ…なんだかいい雰囲気ね…私はお邪魔みたいだからそろそろ帰るわ、あとは2人でごゆっくり～♪」

シャミ子「あっ…ミカンさん…」

桃(ミカン…！私に気を効かせて私とシャミ子を2人っきりに…！)

桃(やっぱりミカンを助っ人に選んでよかった…)

桃「シャミ子、もう遅いし今夜は止まって行きなよ？」

シャミ子「ミカンさん…」

桃「？シャミ子？」

シャミ子「…な、なんでもありません！！泊まっていきます！！」

桃(こ、今夜こそシャミ子を…！！)



頑張れシャミ子！！本当に好きな人に気持ちを伝えられるまぞくになるんだ！！