1: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:09:10.00 ID:iV57BhXO
栞子「これからも、永遠にエターナルに推し続けます……っと」カキカキ
栞子「せつ菜ちゃんへのファンレター、書きたいことはこれくらいね」
栞子「……封筒には入りきらないし、今回はレターパックに入れて、っと」
栞子「今回のファンレターも自信作。きっとせつ菜ちゃんも喜んで……」
栞子「……しおりんの正体が敵対している私だと知ったら、きっとせつ菜ちゃんは悲しむのでしょうね」
栞子「絶対にバレないようにしないと」
栞子「ああいけない。レターパックの送り主の欄が未記入ね」
栞子「東京都○○区××-△△-□□三船栞子……」カキカキ
栞子「これでよし」
栞子「せつ菜ちゃんへのファンレター、書きたいことはこれくらいね」
栞子「……封筒には入りきらないし、今回はレターパックに入れて、っと」
栞子「今回のファンレターも自信作。きっとせつ菜ちゃんも喜んで……」
栞子「……しおりんの正体が敵対している私だと知ったら、きっとせつ菜ちゃんは悲しむのでしょうね」
栞子「絶対にバレないようにしないと」
栞子「ああいけない。レターパックの送り主の欄が未記入ね」
栞子「東京都○○区××-△△-□□三船栞子……」カキカキ
栞子「これでよし」
10: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:23:04.37 ID:iV57BhXO
~後日~
あなた「せつ菜ちゃん、またしおりんさんからファンレター来てたよ」
せつ菜「本当ですか!?」
あなた「嬉しそうだね」
せつ菜「はい! しおりんさんのファンレターは色んなコトが書いてあって、読んでいてとても楽しいんです!」
あなた「分かる。この量だもんね」ズシッ
せつ菜「あれ? 便箋そのままなんですか?」
あなた「あー。なんでも今回はレターパックで届いたらしくてね。送り主の住所が分かったりするものは先生達が予めチェックして渡してくれないんだ」
せつ菜「そうなんですか」
あなた「でも中身はちゃんと受け取ってるよ。はい手紙」
せつ菜「ありがとうございます」
あなた「それよりいよいよ今週末はライブだね!」
せつ菜「はい! しおりんさんのファンレターの意見を取り入れて、物販も行う初ライブです!」
あなた「しおりんさん、来てくれるといいね」
せつ菜「来てくれますよ! ほら、全部の便箋に『次のライブ行きます!』って書いてあります!」
あなた「ほんとだ」
あなた「せつ菜ちゃん、またしおりんさんからファンレター来てたよ」
せつ菜「本当ですか!?」
あなた「嬉しそうだね」
せつ菜「はい! しおりんさんのファンレターは色んなコトが書いてあって、読んでいてとても楽しいんです!」
あなた「分かる。この量だもんね」ズシッ
せつ菜「あれ? 便箋そのままなんですか?」
あなた「あー。なんでも今回はレターパックで届いたらしくてね。送り主の住所が分かったりするものは先生達が予めチェックして渡してくれないんだ」
せつ菜「そうなんですか」
あなた「でも中身はちゃんと受け取ってるよ。はい手紙」
せつ菜「ありがとうございます」
あなた「それよりいよいよ今週末はライブだね!」
せつ菜「はい! しおりんさんのファンレターの意見を取り入れて、物販も行う初ライブです!」
あなた「しおりんさん、来てくれるといいね」
せつ菜「来てくれますよ! ほら、全部の便箋に『次のライブ行きます!』って書いてあります!」
あなた「ほんとだ」
15: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:30:33.52 ID:iV57BhXO
~ライブ当日~
あなた「ほんっとごめん!」
モブ子「もー。そんな申し訳なさそうにしないでよ~」
あなた「同好会メンバーじゃない人に受付させちゃうなんて……」
モブ子「いいのいいの。音楽科のよしみでしょ?」
あなた「ごめんね。どうしても他の皆の都合つかなくて、私もやることあって……」
モブ子「別にいいのに~」
「責任者さんいますかー?」
モブ子「ほら、呼んでるよ」
あなた「ホントごめん! この埋め合わせは絶対するから!」
モブ子「へいへい。期待してますよ」
あなた「はーい! 責任者わたしですー!」タッタッタッ
あなた「ほんっとごめん!」
モブ子「もー。そんな申し訳なさそうにしないでよ~」
あなた「同好会メンバーじゃない人に受付させちゃうなんて……」
モブ子「いいのいいの。音楽科のよしみでしょ?」
あなた「ごめんね。どうしても他の皆の都合つかなくて、私もやることあって……」
モブ子「別にいいのに~」
「責任者さんいますかー?」
モブ子「ほら、呼んでるよ」
あなた「ホントごめん! この埋め合わせは絶対するから!」
モブ子「へいへい。期待してますよ」
あなた「はーい! 責任者わたしですー!」タッタッタッ
16: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:34:55.61 ID:iV57BhXO
配達員「はい。お荷物届いてますよ」ゴトッ
あなた「これ、フラワースタンド?」
『祝・優木せつ菜ライブ しおりんより』
あなた「しおりんさんから……!」
配達員「荷物おっきいですけどここでいいですかね?」
あなた「はい! ありがとうございます!」
配達員「じゃあ送り状にサインいただけますか」
あなた「はーい」
あなた「あれ、この送り主のとこ……」
『東京都○○区××-△△-□□三船栞子』
あなた「……」
あなた「……しおりんさんが生徒会に依頼したのかな?」
あなた「これ、フラワースタンド?」
『祝・優木せつ菜ライブ しおりんより』
あなた「しおりんさんから……!」
配達員「荷物おっきいですけどここでいいですかね?」
あなた「はい! ありがとうございます!」
配達員「じゃあ送り状にサインいただけますか」
あなた「はーい」
あなた「あれ、この送り主のとこ……」
『東京都○○区××-△△-□□三船栞子』
あなた「……」
あなた「……しおりんさんが生徒会に依頼したのかな?」
21: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:40:21.15 ID:iV57BhXO
モブ子「……時間よし、っと」
モブ子「開場時刻になりましたので受付を開始します~」
??「お願いします」
モブ子「はーい。じゃあチケットと、それと同じ名義の本人確認できるものご提示くださーい」
??「生徒手帳でいいですか?」
モブ子「大丈夫ですよー」
??「じゃあこれで」
モブ子「……はい。確認しましたー。場内に進んで席番号をご確認くださ……って今の三船栞子!?」
モブ子「いやそんなわけ……」
せつ菜ファン「お願いします!」
モブ子「あ、はーい!」
モブ子「開場時刻になりましたので受付を開始します~」
??「お願いします」
モブ子「はーい。じゃあチケットと、それと同じ名義の本人確認できるものご提示くださーい」
??「生徒手帳でいいですか?」
モブ子「大丈夫ですよー」
??「じゃあこれで」
モブ子「……はい。確認しましたー。場内に進んで席番号をご確認くださ……って今の三船栞子!?」
モブ子「いやそんなわけ……」
せつ菜ファン「お願いします!」
モブ子「あ、はーい!」
22: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:47:47.66 ID:iV57BhXO
~アンコール終了後~
あなた「はい。ではこれより物販を行います! 整理番号1番の方からどうぞー!」
??「はい。私1番です」
あなた「1番ってことは……しおりんさん?」
しおりん「は、はい。何故それを?」
あなた「せつ菜ちゃんから聞いたんです。しおりんさんが整理番号1番で来てくれるのが嬉しいって」
しおりん「そ、そうですか」
あなた「では、どの商品にされますか?」
しおりん「そうですね……」
あなた(うわー。しおりんさん凄い美人。メガネが似合ってて知的な感じ。それと八重歯が……ん? 八重歯……?)
しおりん「決めました」
あなた「あ、はい!」
しおりん「せつ菜コンプセットを3つください」
あなた「3つ? は、はい!」
しおりん「これで金額ちょうどです」パサッ
あなた「はい。確かにお預かりしました。……領収書はご利用ですか?」
しおりん「……そうですね。一応」
あなた「かしこまりました。えーっと宛名は?」
しおりん「三船栞子で」
あなた「はい。ではこれより物販を行います! 整理番号1番の方からどうぞー!」
??「はい。私1番です」
あなた「1番ってことは……しおりんさん?」
しおりん「は、はい。何故それを?」
あなた「せつ菜ちゃんから聞いたんです。しおりんさんが整理番号1番で来てくれるのが嬉しいって」
しおりん「そ、そうですか」
あなた「では、どの商品にされますか?」
しおりん「そうですね……」
あなた(うわー。しおりんさん凄い美人。メガネが似合ってて知的な感じ。それと八重歯が……ん? 八重歯……?)
しおりん「決めました」
あなた「あ、はい!」
しおりん「せつ菜コンプセットを3つください」
あなた「3つ? は、はい!」
しおりん「これで金額ちょうどです」パサッ
あなた「はい。確かにお預かりしました。……領収書はご利用ですか?」
しおりん「……そうですね。一応」
あなた「かしこまりました。えーっと宛名は?」
しおりん「三船栞子で」
25: 名無しで叶える物語(茸) 2020/02/04(火) 12:51:41.84 ID:iV57BhXO
~栞子の部屋~
栞子「ふう。素晴らしいライブだったわ」
栞子「物販で接近となるとバレるか不安だったけれど、変装して堂々としていればバレないものね」
栞子「……いけない。この熱が冷めないうちにファンレターを書き切らないと!」
~4時間後~
栞子「せつ菜ちゃんラブ♡ラブ♡ラブ♡です!!!……っと」カキカキ
栞子「ふう。こんなところね」
栞子「もうこんな時間? ふわぁ、眠い……」
栞子「ああ、ファンレターの最後に名前を書かないと……」ウトウト
栞子「三船栞子よりっと……」ウトウト
栞子「よし。もう寝ましょう。せつ菜ちゃんが夢に出てきたらいいな♪」
栞子「ふう。素晴らしいライブだったわ」
栞子「物販で接近となるとバレるか不安だったけれど、変装して堂々としていればバレないものね」
栞子「……いけない。この熱が冷めないうちにファンレターを書き切らないと!」
~4時間後~
栞子「せつ菜ちゃんラブ♡ラブ♡ラブ♡です!!!……っと」カキカキ
栞子「ふう。こんなところね」
栞子「もうこんな時間? ふわぁ、眠い……」
栞子「ああ、ファンレターの最後に名前を書かないと……」ウトウト
栞子「三船栞子よりっと……」ウトウト
栞子「よし。もう寝ましょう。せつ菜ちゃんが夢に出てきたらいいな♪」
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。