1: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:08:07 ID:???Sd
のりこ「奇跡ちゃんのボールペン? 知らないけど……」

奇跡「んー、ミィのレーダーがこの辺だって言ってるんだけどねぇ」ガサゴソ

のりこ「ちょ、鞄勝手に漁らないで!」

奇跡「あ、あった!」ヒョイッ

のりこ「えっ!?」

奇跡「……」ジー

のりこ「えっ、えっ!? 何その目!? 取ってないよ!?」

2: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:11:16 ID:???Sd
奇跡「でもノリリンの鞄から出てきたからねぇ」

のりこ「奇跡ちゃん自分で持ってたの出したんでしょ!?」

奇跡「ぎくっ! いやー、知らないなぁ?」

のりこ「ぎくって言ったよね?」

奇跡「……」ジー

のりこ「だから何その目!? そもそも奇跡ちゃんのボールペンなんていらないんだけど……」

奇跡「それはそれでショックなんだけど。まぁいいのだ。今回は許してあげる」

のりこ「無茶苦茶だよ……」

3: 名無しで叶える物語◆gY8wB7uk★ 2025/08/06(水) 22:11:47 ID:???Sa
ミラノリすき

4: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:14:10 ID:???Sd
奇跡「ノリちゃんさー、ミィのスマホ知らない?」

のりこ「また? 知らないって」

奇跡「ミィのレーダーによるとここに……」ガサゴソ

のりこ(また鞄漁ってる……今日は変なもの入ってないからいいけど)

奇跡「ほーらあった。ミィの素敵なスマホ!」ヒョイッ

のりこ「今ポケットから出してたよね……?」

奇跡「……」ジー

のりこ「もしかして煽ってるの……?」

5: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:18:08 ID:???Sd
奇跡「いやぁ? ミィはノリッコを信じてるからねぇ」

奇跡「のーりーがミィの物取るはずないよねー?」

のりこ「うん、取ってないよ。奇跡ちゃんの私物には微塵も興味ないもん」

奇跡「普通にショック!」ガーン

奇跡「ミィとのりのりの仲はそんなものだったの……!?」シクシク

のりこ「バナナマフィン貰った程度の仲だよ……」

奇跡「ミィはもっとのりすけと仲良くなりたいのに! ばかー!」ダダダッ

のりこ「えっ……? ちょ、ちょっと奇跡ちゃん!?」

6: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:24:42 ID:???Sd
奇跡「のんのん、ミィのハート知らない?」

のりこ「……」

奇跡「知らないよね……」

のりこ「……」ハァ

のりこ「ここにありますよ。『私は大変なものを盗んでいきました、あなたのハートです』」

奇跡「! やっぱりのりのりは演技が上手だねぇ」

奇跡「ミィのハート、盗まれちゃったのだ♡」

のりこ(……奇跡ちゃん、テンションはイナ川の    みたいにおかしいけど悪い人じゃないんだよね)

のりこ「今日、一緒にご飯食べに行かない?」

奇跡「行きたい行きたい! ミィ、美味しいところいーっぱい知ってるんだ!」

7: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:31:16 ID:???Sd
奇跡「のりりーは何食べたい?」

のりこ「あの……さっきから呼び名がころころ変わってるのすっごく気になるんだけど」

奇跡「だって同じ呼び方だとミィ飽きちゃうし……」

奇跡「のりるりはなんて呼ばれたい?」

のりこ「普通にのりこでいいと思いますよ」アキレ

奇跡「つまんないー! つーまーんーなーいー!!」

奇跡「もっとのりぴょんとか、のりょざらしとか呼びたいー!!」

のりこ「のりょざらしは駄目だよ……」

奇跡「ところで何食べる? ミィのオススメはー、アメリカンドロップクッキー!」

のりこ「アカウントの方でも呟いてたよね。私にあーんしてほしいとか」

8: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:33:51 ID:???Sd
奇跡「あーんしてほしい! けどあれは若気の至りというかなんというか」テレテレ

のりこ「恥の概念あるんだね」

奇跡「遠回しにミィのこと馬鹿にしなかった?」

のりこ「直球で馬鹿にしたね」

奇跡「ミィはショックだよ……のりっぷのことそんな風に育てた覚えはないのに」

のりこ「育てられた覚えもありません」

奇跡「実はミィが親だと言ったら?」

のりこ「伏線がないので煽り倒しますね」

奇跡「……」ジー

のりこ「その目やめてってば……」

9: 名無しで叶える物語◆OsMDOH3d★ 2025/08/06(水) 22:40:16 ID:???Sd
奇跡「んふふ」

のりこ「?」

奇跡「なんだかねぇ、やっぱりのりちんと話すの楽しいなぁって」

のりこ「……」

奇跡「ミィだけかな?」

のりこ「私も結構楽しんでるよ。奇跡ちゃん、表情がコロコロ変わるから見てて飽きないもん」

奇跡「ミャアア」ジョボボボ

奇跡「嬉しいねぇ、のりっぺとミィは相思相愛だね!」

のりこ「そういう風に茶化さないでください」

のりこ(今おしっこ漏らしてなかった……?)

奇跡「いきづらい部の仲間として……友達として、これからもよろしくね、のりこちゃん!」

のりこ「こちらこそ」

のりこ(絶対おしっこ漏らしてたよね……?)

奇跡は間違いなくおしっこを漏らしていた。
喜びすぎたのだ。犬だって嬉しくておしっこを漏らすのだから、奇跡だって漏らす。
都合の悪い真実を見ないふりすることで、少しだけ大人に近付いたのりこだった。
その晩、のりこがお漏らしする奇跡でイキヅライ棒を    したことは言うまでもない。

終わり

引用元: 奇跡「のりっこ、ミィのボールペン知らない?」