1: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:01:24 ID:6cA
商人「なんだにいちゃん? こいつは売りもんだぞ」
青年「ほら金ならある! これでこの娘を売ってくれ!」
商人「ああん、物好きもいたもんだなぁこんな病気のやつをよお!」
奴隷少女「うう…あなたは…」
青年「君をずっとみていた…病気のまま放置するなんて人間のやることじゃない…今医者に連れてってあげよう。症状はいえるかい?」
奴隷少女「こ、高血圧です…あと血中コレステ値と血糖値に尿酸値も高めで…あと無呼吸症候群の気も」
青年「…おい、商人金返してくれ」
13: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:07:48 ID:6cA
商人「えーなんだよ返品かよ」
青年「いや食事もろくに与えられないかわいそうな奴隷かと思ったらただのデブの症状でてただけじゃんこいつ」
奴隷少女「お待ちください…こうなったのには実は事情が…」
青年「話を聞こう」
奴隷少女「私が買われたのはとある大貴族の旦那様でして、毒味役として毎日ご主人様の食事を試食していたのです。毒で死ぬかもと毎日ビクビクしながら過ごしていました…」
青年「やはり君は犠牲者だったのか…疑ってすまなかった…」
奴隷少女「よろしいです勘違いされれことは慣れております」
青年「ちなみに一番おいしかった料理は?」
奴隷少女「晩餐会で出たフィレステーキにフォアグラを乗せ料理長特製ソースをかけたスペシャリテですね。最後でした」
青年「おいクソ商人金返せよ早くしろ!」
青年「いや食事もろくに与えられないかわいそうな奴隷かと思ったらただのデブの症状でてただけじゃんこいつ」
奴隷少女「お待ちください…こうなったのには実は事情が…」
青年「話を聞こう」
奴隷少女「私が買われたのはとある大貴族の旦那様でして、毒味役として毎日ご主人様の食事を試食していたのです。毒で死ぬかもと毎日ビクビクしながら過ごしていました…」
青年「やはり君は犠牲者だったのか…疑ってすまなかった…」
奴隷少女「よろしいです勘違いされれことは慣れております」
青年「ちなみに一番おいしかった料理は?」
奴隷少女「晩餐会で出たフィレステーキにフォアグラを乗せ料理長特製ソースをかけたスペシャリテですね。最後でした」
青年「おいクソ商人金返せよ早くしろ!」
20: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:14:20 ID:6cA
商人「えーもう返品するの?さっきのお金夕飯買うのに使っちゃったんだけど」
青年「うるせぇぞクーリングオフだクーリングオフ!やってられるかバカバカしい!」
奴隷少女「お待ちください…たしかに豪勢な食事の数々は本来なら私程度では見ることさえできないものだったと思います…しかし私の役目は毒味役…毒に当たることが仕事の消耗品なのです」
青年「…わかった。話を続けてくれ」
奴隷少女「かつてのご主人様は…私が震えながら毒味をする姿を見て笑っていました…『こんなご馳走を食って恐れるとは所詮は奴隷だな』と…」
青年「人間をなんだと思ってるんだ…」
奴隷少女「あと『食いっぷりが良くて気に入った』といつも私の毒味分は大盛りにしてくれました」
青年「おいもう少なくていいから残ってる金返せよ商人」
商人「今カレー作ってるから待ってよ」
青年「うるせぇぞクーリングオフだクーリングオフ!やってられるかバカバカしい!」
奴隷少女「お待ちください…たしかに豪勢な食事の数々は本来なら私程度では見ることさえできないものだったと思います…しかし私の役目は毒味役…毒に当たることが仕事の消耗品なのです」
青年「…わかった。話を続けてくれ」
奴隷少女「かつてのご主人様は…私が震えながら毒味をする姿を見て笑っていました…『こんなご馳走を食って恐れるとは所詮は奴隷だな』と…」
青年「人間をなんだと思ってるんだ…」
奴隷少女「あと『食いっぷりが良くて気に入った』といつも私の毒味分は大盛りにしてくれました」
青年「おいもう少なくていいから残ってる金返せよ商人」
商人「今カレー作ってるから待ってよ」
21: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:19:20 ID:6cA
奴隷少女「お待ちください…たしかにかつてのご主人様は奴隷をあざけることもありましたが、優しいところもある方だったのです。ですが、私はある日毒味役を失敗してしまって…」
青年「まさかその症状はその毒のせいで…?」
奴隷少女「いえ…私体質的に毒にかなり強いタイプだったみたいで…私はなんともなくて素通りした毒入り料理がご主人様にダイレクトアタックをしてしまい」
青年「ダイレクトアタック」
奴隷少女「ご主人様は助かったのですが私は役立たずと売りに出されて」
青年「そうかそうか。君も辛かったんだね。ちょっとそこで待っててね」
青年「おい! だから! 早く金返せっていってんだろクソ商人!!」
商人「怒鳴らないでよこわいなあ」
青年「まさかその症状はその毒のせいで…?」
奴隷少女「いえ…私体質的に毒にかなり強いタイプだったみたいで…私はなんともなくて素通りした毒入り料理がご主人様にダイレクトアタックをしてしまい」
青年「ダイレクトアタック」
奴隷少女「ご主人様は助かったのですが私は役立たずと売りに出されて」
青年「そうかそうか。君も辛かったんだね。ちょっとそこで待っててね」
青年「おい! だから! 早く金返せっていってんだろクソ商人!!」
商人「怒鳴らないでよこわいなあ」
24: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:26:55 ID:6cA
青年「だから! 早く返せよ! 俺は帰る!」
商人「待って今揚げ物してるから手が離せないの」
奴隷少女「お待ちください…たしかにこれは私の愚劣さが招いた運命…しかし貴族のお屋敷からこの奴隷商人の小屋に連れてこられ全ては一変しました。あの毒味役の日々が懐かしいと思えるほどに」
青年「わかった。話を聞こう」
奴隷少女「毎日の重労働、怒鳴られ嘲られる日々、奴隷としての我が身を思い知らされました」
青年「やはりあの商人…ろくなやつじゃない!」
商人「ダイエットさせようと走らせたり体操させたりしたのよ。それもさぼるから怒ったのよ。全然やらないからもう諦めたね」
青年「あきらめんなよ!」
商人「待って今揚げ物してるから手が離せないの」
奴隷少女「お待ちください…たしかにこれは私の愚劣さが招いた運命…しかし貴族のお屋敷からこの奴隷商人の小屋に連れてこられ全ては一変しました。あの毒味役の日々が懐かしいと思えるほどに」
青年「わかった。話を聞こう」
奴隷少女「毎日の重労働、怒鳴られ嘲られる日々、奴隷としての我が身を思い知らされました」
青年「やはりあの商人…ろくなやつじゃない!」
商人「ダイエットさせようと走らせたり体操させたりしたのよ。それもさぼるから怒ったのよ。全然やらないからもう諦めたね」
青年「あきらめんなよ!」
28: 名無しさん@おーぷん 20/08/23(日)20:32:29 ID:6cA
青年「なんだよこれ自業自得じゃん…なにもかわいそう要素ないじゃん! フィレステーキのフォアグラ乗せなんて食ったことないよ!」
奴隷少女「ちなみに牛はA5ランクでした」
青年「知らんわ!」
奴隷少女「ですが…こんな私でも許されるならもう一度人生をやり直したいのです! そのためにどんな努力でもすると!」
青年「今日から始めるというんだね」
奴隷少女「はい!」
商人「ほい奴隷今日の晩ご飯できたね。お前の好きなカレーにトンカツと唐揚げチーズ乗せたやつな。大盛りでいいか?」
奴隷少女「わぁい!」
青年「だから早く金かえせよテメェ」
終わり
奴隷少女「ちなみに牛はA5ランクでした」
青年「知らんわ!」
奴隷少女「ですが…こんな私でも許されるならもう一度人生をやり直したいのです! そのためにどんな努力でもすると!」
青年「今日から始めるというんだね」
奴隷少女「はい!」
商人「ほい奴隷今日の晩ご飯できたね。お前の好きなカレーにトンカツと唐揚げチーズ乗せたやつな。大盛りでいいか?」
奴隷少女「わぁい!」
青年「だから早く金かえせよテメェ」
終わり


コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。