1: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:54:46 ID:zKF

司祭長「そうだ!お前が魔女であると告発があった!」

彡(゚)(゚)「イヤ、そもそもワイ男なんやが」

女司祭「当教会では異端者をすべて魔女と呼んでおりまして」

彡(゚)(゚)「ほーん」

司祭長「これより貴様を神明裁判にかける!」

3: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:55:16 ID:zKF

彡(゚)(゚)「しん…なに?」

女司祭「神に捧げる儀式を行い、その結果、つまり神判によって貴方が魔女か否かを見定めるのです」

彡(゚)(゚)「ははあ、真実は神のみぞ知る、ってヤツか」

司祭長「今回の水審を行う!手足を縛り、浮かんできたら有罪!沈んだら無罪だ!」

彡(゚)(゚)「バッカじゃねーの、あのオッサン」

5: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:56:10 ID:zKF

女司祭「こら、司祭長に失礼ですよ」

彡(゚)(゚)「んなこと言うても完全にバカの発想やろが!どっちにしても死ゾこれ!!」

司祭長「私を侮辱するか!貴様はやはり魔女だな!?すぐに水審を始める!手足を縛れ!!」

彡(゚)(゚)「あっ、こら、やめっ」グルグル

司祭長「半日後!貴様が浮かんでいたら有罪!沈んでいたら無罪!有罪なら魔女!魔女は絞首刑だ!はじめっ!」

彡(゚)(゚)「ああああああああああ!!」ドボン

7: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:56:47 ID:zKF

半日後


司祭長「うむ、しっかり沈んでいるな。無罪だ」

女司祭「ですが、半日経っていては…」

司祭長「うむ。死者が安らかに眠れるよう、祈りを捧げようではないか」








彡(゚)(゚)「あ、無罪?ほんま?」ザパァ

司祭長「ファッ!?」

9: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:57:24 ID:zKF

女司祭「ああ、良かった!貴方は人間だったんですね!?無事で良かった!」

彡(゚)(゚)「堪忍してえなもー、手足グルグル巻きやと何もできんからヒマでしゃーないわー」

司祭長「き、貴様、なんで」

彡(゚)(゚)「あ?人間ってだからやが?魔女だったら浮かぶんやろ?」

司祭長「う、うむ、たしかに…」

女司祭「疑いが晴れてよかったですね!今日はお祝いをしましょう!」

10: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:58:06 ID:zKF

ー後日


司祭長「再度!貴様が魔女であると告発があった!」

彡(゚)(゚)「うそん」

女司祭「待ってください!先日の神明裁判でやきうさんの無罪は証明されたはずです!」

司祭長「いいや!告発があったのだ!ここは再度神明裁判を行う!」

彡(゚)(゚)「まあ、ええけど。また沈んでりゃええんやろ?」



司祭長「今回は火審を行う!熱湯の中に入れた石を掴み取り!手がただれていれば有罪!手がキレイなら無罪だ!」

彡(゚)(゚)「バッカでえ」

15: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:58:45 ID:zKF

女司祭「熱湯はこちらに用意してあります」

熱湯「おっすおっす」グツグツ

彡(゚)(゚)「料理番組みたいな準備の良さ」

司祭長「そしてこの小石入れる」ポイ

小石「ァ」ポチョン

彡(゚)(゚)「ちっさ!!今入れたか!?小さすぎて熱湯の中にあるのかどうかすら見えんのやが!!」

司祭長「それでは小石を取れ!」

彡(゚)(゚)「あっつぁっつぁっつぁっつっぁ!!!!どこや!!!石!!どこ!!」

16: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:59:07 ID:zKF



彡(゚)(゚)「あった!」

女司祭「手は!?」

彡(゚)(゚)「キレイやで!」ピカーン

司祭長「うそん」

17: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)22:59:31 ID:zKF

女司祭「よかったあ!やっぱり、やきうさんは無罪ですね!」

司祭長「う、うむ…」

彡(゚)(゚)「ほな、これで…」

司祭長「ま、待て!今のは熱湯の温度が低かった!やり直し!!」

女司祭「そんな…」

彡(゚)(゚)「えー」

18: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:00:05 ID:zKF


司祭長「熱鉄審!熱した鉄を持ち、手がヤケドしたら有罪!しなければ無罪!」

彡(゚)(゚)「アッツイ!けどまあ許容範囲やな」



司祭長「鋤刃歩行!熱した9枚の鋤の刃の上を歩け!ヤケドしたら有罪!しなければ無罪!」

彡(゚)(゚)「アツゥイ!!でもまあ所詮は鉄やし」



司祭長「聖饗審!今から私が与えるパンを飲み込めなければ有罪!飲み込めば無罪!」

彡(゚)(゚)「モガガガガガガガガカ!!美味い!!ひと口で1キロも食べたの初めてや!!」

19: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:00:54 ID:zKF

司祭長「ぜえ、ぜえ…」

彡(゚)(゚)「なあ、もうええか?」

女司祭「……おかしいですね」

彡(゚)(゚)「え、何が?」

女司祭「司祭長、なぜ、何度も神明裁判をされるのです?」

司祭長「なぜって…」

女司祭「神の判決を何度も覆すなんて…おかしくないですか?」

司祭長「だ、だから…」





彡(゚)(゚)「ホンマや!おかしいやん!あっ、お前さては魔女やな!?」

司祭長「!?」

21: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:01:36 ID:zKF

女司祭「たしかに…」

司祭長「ま、待て待て待て!!私を疑うのか!?」

彡(゚)(゚)「だって司祭長なのに神さまの判決覆してるやん!おかしいやん!異端者やん!魔女やん!」

司祭長「貴様…!」

女司祭「やきうさんの告発は私が受理しました。これよりクロス審による神明裁判を行います」

22: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:02:16 ID:zKF

彡(゚)(゚)「なんやそれ?」

女司祭「原告と被告、この場合はやきうさんと司祭長が向き合い、身体が十字になるように両手を広げます。疲れて先に手を下ろした方が有罪です」

司祭長「ま、待て!なぜ私がそのようなことを!」

女司祭「裁判から逃げるのですか?裁判を恐れるとは…やはり魔女…?」

司祭長「ち、ちが…」

彡(゚)(゚)「まあええやん。さっさと済ませようや」

司祭長「ぐっ…」

女司祭「それでは、クロス審はじめ!」

23: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:02:49 ID:zKF

彡(゚)(゚)「…」

司祭長「…」

彡(゚)(゚)「…」

司祭長「…っ」

彡(゚)(゚)「♪~」

司祭長「……ーーーっ」プルプル

彡(゚)(゚)「ふぁ~あ」

司祭長「アアッ」ガク

女司祭「正体を現しましたね、魔女」

27: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:04:35 ID:zKF

司祭長「ち、違う!私は魔女なんかじゃ!」

彡(゚)(゚)「イヤ魔女やん!負けたやん!有罪やん!魔女やん!絞首刑や!!」

女司祭「今まで騙してたんですね!!」

司祭長「違う!違うんだ!!」

彡(゚)(゚)「お前さんざん有罪のヤツ絞首刑にしてたやん!お前も有罪や!!魔女や!!絞首刑や!!」

女司祭「絞首台はこちらに用意してあります」

絞首台「やあ」

司祭長「料理番組みたいな準備の良さ!」

彡(゚)(゚)「吊るせ!!吊るせ!!絞首刑や!!」

女司祭「刑を執行します!」

司祭長「あああああああああああああああ!!!!」


32: 名無しさん@おーぷん 20/09/02(水)23:05:28 ID:zKF




女司祭「また1人、魔女をこの世から追放しました…」

彡(゚)(゚)「いやあ良かった良かった」

女司祭「ええ、これで神に愛される国へまた1歩…」

彡(゚)(゚)「ところでさ」

女司祭「はい?」

彡(゚)(゚)「お前、魔女の部下やったよな?」

女司祭「えっ」

彡(゚)(゚)「もしかして……お前も魔女?」


完!!

引用元: 彡(゚)(゚)「ワイが魔女?」