0002以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 13:46:19.45ID:Kyr9T9oX0
向日葵「べ、別に櫻子くらいいなくたって…」
向日葵「そうですわ 生徒会に行けばいいんですわ」
-生徒会室-
向日葵「……こんにちはー…?」
綾乃「あら古谷さん どうかしたの?」
向日葵「あ、いえ 時間があるので何か手伝えることがあればと思いまして…」
綾乃「その気持ちはありがたいんだけど、今日は仕事全部片付いちゃってるのよね」
向日葵「え…そうですか… はい、わかりました 失礼します…」
千歳「なんやろ? 少し落ち込んでた気がするなぁ」
綾乃「というか大室さんと一緒じゃないわね」
千歳「あ、なるほど 違和感はそれやね」
向日葵「…暇ですわ」
0003以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 13:50:14.91ID:Kyr9T9oX0
向日葵「学校にいても仕方ありませんわね」
向日葵「それにしても 考えてみると私って本当に友達少ないですわ…」
向日葵「…櫻子、いつ終わるのかしら すぐなら待っていても…」
向日葵「ああいえ、すぐじゃなくても30分くらいなら…」
ちなつ「なにうろうろしてるの? 向日葵ちゃん」
向日葵「よ、吉川さん!」
ちなつ「ああ 櫻子ちゃん、京子先輩が用事あるみたいで連れてかれちゃったもんね」
向日葵「ええ… って別にそれは関係ありませんわ」
ちなつ「そうなの…? 少し話すだけだから10分くらいで終わるって言ってたよ」
向日葵「本当ですか!?」
ちなつ「そんなに元気にならなくても…」
向日葵「あ、え…おほん… はい、では待たせていただきます 茶道部室でいいんですよね?」
ちなつ「うん 私も行くから一緒にいこ?」
0005以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 13:53:34.15ID:Kyr9T9oX0
-茶道部室-
ちなつ「入らないの?」
向日葵「いえ 話し声が聞こえますし 私が入ると櫻子と揉めて話を止めてしまいますから」
ちなつ「そんなことないと思うけど… 京子先輩の話なんてどうせ大したことじゃないよ?」
向日葵「な、何気に言いますわね 吉川さん…」
ちなつ「じゃあ、ちょっと行儀悪いけど盗み聞きしてみたら?」
向日葵「…なるほど そうしてみます」
0007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 13:57:36.05ID:Kyr9T9oX0
京子「そゆこと!きっとひまっちゃんもそう思ってるよ」
櫻子「ええ…でも、顔合わせるたびに何かと難癖つけてきますよ…?」
あかり「ケンカするほど仲がいい、でしょ?」
京子「そうそう!いいこと言うじゃん!」
結衣「まあでも、結局大室さんがどうするかだと思うよ 見ててそう思うし」
櫻子「そうですかね…」
あかり「あかり分かんないけど、ファイトだよ!」
櫻子「う、うん ありがと…」
向日葵「聞こえはしますけど何の話なのか… 一体櫻子は何を」イライラ
ちなつ「向日葵ちゃん、珍しくイライラしてない…?」
向日葵「え? いえそんなことは…?」
ちなつ(自覚ないんだ)
0008以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:02:46.55ID:Kyr9T9oX0
向日葵「ああもう長いですわ 何故先輩方はこうも話を…」イライラ
ちなつ「…先輩方…? 櫻子ちゃんじゃなくて?」
向日葵「あ、そうでした…」
ちなつ「ていうかもどかしいなら入っていいと思うけど…」
向日葵「いえいえ このタイミングで入ったら怪しい感じがしますわ」
ちなつ「なんか色々計算してるんだね、向日葵ちゃん…」
向日葵「それにしても長い… いつまで話をしているんでしょうか」
ちなつ「私言ってくるよ… 待ってて」
向日葵「…? はい…」
0010以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:06:13.58ID:Kyr9T9oX0
ガララ
ちなつ「こんにちはー」
あかり「あ、ちなつちゃんどこ行ってたの…?」
結衣「やあちなつちゃん」
ちなつ「きゃっ 結衣先輩、イチイチ素敵です!」
結衣「あはは…」
あかり「無視された…?」
ちなつ「京子先輩、向日葵ちゃんが外で櫻子ちゃんを待っているのでそろそろ…ダメですか?」
京子「あ、そうだったのか… ごめんごめん とりあえず話したいことは話せたし、いいよ ありがとね」
櫻子「はい… あれ、ていうか向日葵きてるの?」
ちなつ「うん 外ですごく寂しそうに櫻子ちゃんが来るの待ってるよ」
櫻子「え…」ドキッ
京子「おお チャンスじゃん ここでグッとくる一言を」
結衣「うん、まぁ待ってるなら早くいってあげた方がいいと思うよ…」
櫻子「そうですね すみません、失礼します!」
0011以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:09:46.32ID:Kyr9T9oX0
向日葵「……」イライラ
櫻子「ひ、向日葵…」
向日葵「…あ… ふん!よ、ようやく来ましたのね 全く遅い」
櫻子「15分くらいしか話してないじゃん…」
向日葵「それでも遅いですわ まったく先輩方は何の用で櫻子を…」
櫻子「え…そ、そっち?」
向日葵「…?」
櫻子「あいや…いいんだけどさ 待たせたのはごめん」
向日葵「い、いえ いいんですの 帰りますわよ」
櫻子「はいよ」
0013以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:12:59.86ID:Kyr9T9oX0
向日葵「こういう日に限って生徒会も特に仕事がなくて 暇でしたわ」
櫻子「15分くらいその辺の子と話してれば終わるじゃん…」
向日葵「すみませんね いつだったか指摘されたとおり、あなたと違って友達少ないので?」ニコッ
櫻子「何怒ってんの…?」
向日葵「別に」
櫻子(こんなに機嫌悪くなることあったっけ…)
向日葵「全く… それで、先輩の用事ってなんだったんですの?」
櫻子「いや別に 大したことじゃないよ」
向日葵「…そう」イライラ
櫻子(またイラついてるし)
0014以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:18:58.17ID:Kyr9T9oX0
向日葵「話したくないならいいですわ 先輩方と仲良くやってごらく部にでも入れば?」
櫻子「だから何怒ってるんだよ…全然わかんないよ」
向日葵「あなた、私には一緒にいてほしいって言った癖に、自分は自由に他の人と話したり遊んだりしますわよね」
櫻子「え…?」
向日葵「私に友達がいないのは櫻子とばかり遊んだり話したりしていたせいだと思うの」
櫻子「私のせいじゃないだろ… 私だって向日葵とばかりだけど、他に友達いるし 私のせいにすんな」
向日葵「…なんで? 言ったのはあなたの方なのに… 私を放って…」ウルッ
櫻子「えっ… なんで泣くの…?」
向日葵「うるさいですわ…」
0015以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:22:57.73ID:Kyr9T9oX0
櫻子「仕方ないな 何話してたか言ってあげるよ…」
向日葵「………」
櫻子「私と向日葵はいつも一緒にいるのになんで仲が悪いのかって聞かれてさ」
向日葵「…え、ええ」
櫻子「小学生くらいからこうだって言った そしたら色々追求されただけだよ」
向日葵「…本当に?」
櫻子「ホントだよ 私、嘘ついて誤魔化したことないだろ」
向日葵「それは、確かにありませんけど…」
櫻子「分かったら行こ お腹減った」
向日葵「はい……♪」
櫻子(急にご機嫌になったような)
0017以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:26:36.41ID:Kyr9T9oX0
櫻子「また今度は急にご機嫌じゃん」
向日葵「へっ? き、気のせいですわ」
櫻子「変なやつ…」
向日葵「あなたに言われたく… はぁ」
櫻子「ん?」
向日葵「話してた内容が私とあなたのことなら別にいいかなって思えました それだけですわ」
櫻子「単純… っていうかそれ、私が向日葵について以外のことを話してたらもっとイライラしてた?」
向日葵「別に そんなわけありませんわ」
櫻子「ふーん なんで話してくれたの?」
向日葵「あなたも話してた内容を教えてくれたからですわ」
櫻子「そ、そっか」
櫻子(向日葵、なんか怖い…)
0018以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:30:36.43ID:Kyr9T9oX0
-家の前-
向日葵「さて 私は宿題やりますけど 櫻子は?」
櫻子「んー 私は明日適当に写させて貰うからいいや」
向日葵「自分でやりなさいよ…」
櫻子「向日葵に頼まなくたってあかりちゃんとかが見せてくれるし?」
向日葵「赤座さん…? 赤座さんに写させて貰うなら、今日やりなさいよ 教えてあげるから」
櫻子「へ…?」
向日葵「だから私が終わるまで教えてあげるから 今日やりなさい どうせゴロゴロするんでしょう?」
櫻子「まぁそうだけどさ… めんどいなぁ」
向日葵「…そう そんなに赤座さんのを写したいんですのね」ニコッ
櫻子「そういうわけじゃないって しょうがないな…」
櫻子(なんか今日様子おかしくね…?)
0022以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:37:18.88ID:Kyr9T9oX0
-古谷家-
向日葵「楓、オレンジジュースって残ってます?」
楓「うん 半分くらいあるの」
向日葵「ありがとう これから櫻子と勉強するから、少し1人にしてしまいますけど…ごめんね?」
楓「大丈夫 櫻子お姉ちゃんと仲良くしてくれる方が嬉しいの」
向日葵「いい子いい子ですわ」ナデナデ
楓「えへへ」
櫻子「おーい 来たけど…?」
向日葵「ええ、では私の部屋に」
櫻子「数学の宿題なんて出すなよなー 出来ないものは出来ないって」
向日葵「だから私が教えてあげるんでしょう… ほら、ノート開いて」
櫻子「はいはい… 教えられてあげますよ」
向日葵「……」ニコッ
櫻子「すみませんでした教えてください」
0024以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:41:20.02ID:Kyr9T9oX0
-数時間後-
向日葵「ふう こんなところですわね」
櫻子「疲れたー でも終わってよかったかも あんがとー」
向日葵「ふふ では飲み物を持ってきますわ 休んでて」
櫻子「うん」
櫻子「いやー…今日の向日葵は変、絶対変だ…」
櫻子(私が歳納先輩たちと話してからかな… いやでもそのくらいで怒る…?)
櫻子「うーん…」
向日葵「はい、どうぞ オレンジしかないですけど」
櫻子「あ、さんきゅー」
0026以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:44:32.44ID:Kyr9T9oX0
櫻子「ねね、今日なんか変じゃね?」
向日葵「何がですの?」
櫻子「向日葵 なんか、変だ」
向日葵「そんなことは…」
櫻子「私が先輩たちと話してからかもしれない」
向日葵「……」
櫻子「いや別に、分かんないならいいんだけどさ…」
向日葵「さっきも言ったでしょう…? あなたが私を放っておいたからと… ずっと一緒にいるんでしょう…?」
櫻子「ひ、ひまわり…?」
櫻子(やばい なんか、変なスイッチ入っちゃったのかな…?)
0027以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:49:02.65ID:Kyr9T9oX0
向日葵「さすがに夜とかは仕方ないですけど… 学校にいる間とか、昼間は私といるんでしょう?」
櫻子「そこまで言ってないよ… ていうか、そこまで一緒にいたら返って向日葵もうざったいでしょ…」
向日葵「うざったくありませんわ…? 何故、うざったいと思うの…?」ジリジリ
櫻子「お、おい ひまわり…?」
向日葵「…なんて 別にあなたが嫌になったならいいんですのよ …これからは学校でも1人で過ごしていくから」
櫻子「ああもう嫌なんて言ってないだろ」
向日葵「じゃあいいでしょう 特に変なところはありませんわ」
櫻子(やっぱり変だって)
向日葵「夕飯はどうします?」
櫻子「ご飯は家で食べるよ もうねーちゃんも帰ってきてるし」
向日葵「…そう」シュン
櫻子(やっぱり変なスイッチ入ってるよ向日葵)
0030以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 14:54:12.08ID:Kyr9T9oX0
-夜・大室家-
櫻子「そんでさ、私が先輩と話してからなんか向日葵の様子が変で」
撫子「あんたそういうところあるから もう少し自分の言葉に責任持った方がいいよ」
花子「櫻子は適当に喋りすぎだし」
櫻子「むっ 私だって考えて喋ってるよ」
撫子「一緒にいてほしい、ね なんか昔もそんなこと言ってたな櫻子」
櫻子「え…まじで…」
撫子「最近だって下僕なんだから常に私の面倒見てろ的なこと言ってた」
櫻子「言ってないって」
花子「ほら、言ったこと覚えてないし」
櫻子「うぐぐ……」
櫻子(やばい 私が変なこと言ったのが始まりなのか…?)
0031以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:01:54.03ID:Kyr9T9oX0
-古谷家-
向日葵「櫻子…? なんですの、なにか忘れ物?」
櫻子「いや、ちょっと謝ろうかなと…」
向日葵「…?」
櫻子「なんか私が変なこと言ったせいで、向日葵と私がいつも一緒にいなくちゃいけないみたいなルールつくっちゃってごめん」
櫻子「別にそんなルール守んなくていいから!」
向日葵「何故ですの?」
櫻子「え、いやだって 向日葵もめんどいでしょ 私と常に一緒にいるの」
向日葵「私は大丈夫だと言ったはずだけど 面倒なのは櫻子の方なんじゃないんですの…?」
櫻子「いや私は別に… 構わないし…」
向日葵「じゃあいいでしょう そもそも普段通りに生活してれば守れるルールですわ」
櫻子「た、確かにそうだけど」
向日葵「ほら、冷えるから早く戻りなさい それともまさか泊まるなんて言いだしませんわよね? 別にうちならいつでも構いま…」
櫻子「帰ってねる おやすみ!」スタタタ
向日葵「はぁ、やっぱり嫌なのかしら」
0033以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:03:57.53ID:Kyr9T9oX0
-後日-
向日葵「櫻子、櫻子ー? いきますわよ! 起きなさい」
櫻子「んぐぐ… はっ ってまだ7時半じゃん…」
向日葵「早く用意する… 今日は朝の清掃があるでしょう?」
櫻子「んー…さぼる…」
向日葵「…そう、私といきたくないんですのね いいですわ 角を1人で掃除しますから…」
櫻子「ああもう…行けばいいんだろ…」
向日葵「ええ」ニコッ
0034以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:08:04.43ID:Kyr9T9oX0
-学校-
綾乃「ん? あなたたち忘れずに来たわね! 偉いわ 」
千歳「結局ボランティア的なものやし、多分一般の生徒は誰も来ぃへんからなぁ…」
向日葵「是非お手伝いさせてください」ニコッ
櫻子「眠い 寒い…」
綾乃「あら… 大室さんはあんまり元気じゃないわね…」
向日葵「…櫻子、やっぱり嫌だった…?」
櫻子「だーっもう!うるさいうるさい! 向日葵なんなんだよ! 昨日から変すぎだろ! 私が15分だろうと放っておいたことに、やきもちか!?」
向日葵「私が…やきもち…?」
櫻子「そうじゃないのかよ あれから変だもん!」
向日葵「そうかもしれませんわね」
綾乃「…ど、どうしたのよ…?」
千歳「いつもと違う感じのケンカやね…」
0036以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:18:51.04ID:Kyr9T9oX0
櫻子「…あ、やべ… すみません、すぐやります…」
綾乃「いえ…千歳と私と会長で終わらせるつもりだったから 少しやってくれるだけでもたすかるわ」
向日葵「…すみません、私もやります…」
櫻子「……ごめん」
向日葵「…わ、私こそ すみません」
櫻子「…分かったよ あとで話があるから」
向日葵「え…? はい…」
綾乃「まあ、あの子たちは本人同士で解決するから」
千歳「そやね 余計なことせんで、見守るのがええね」
櫻子「…」サッサッ
向日葵「…」サッサッ
0037以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:24:53.31ID:Kyr9T9oX0
-清掃終了後・教室-
櫻子「…すげ、誰もいない教室って広いね」
向日葵「そうですわね それで話って…」
櫻子「向日葵が私の言ったことから、私に依存しちゃってるのが分かった」
向日葵「依存? そんなわけ…」
櫻子「依存してるんだよ 私が他の子と話してるだけでイライラしてるでしょ?」
向日葵「イライラなんてしていませんわ…」
櫻子「自分できづいてないだけだよ」
向日葵「…そ、それは… 吉川さんも言っていましたけど…」
0038以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/12/13(火) 15:27:32.53ID:Kyr9T9oX0
櫻子「そんでさ もう分かったよ 向日葵のことは」
向日葵「………」
櫻子「要は私が向日葵のことだけ見てるって約束すればいいんでしょ?」
向日葵「え…?」
櫻子「はい言うよ言います 今後私が向日葵以外の子と話してたとしても、私は向日葵のこと以外は見ていません おわり」
向日葵「…は、はい…」
櫻子「これで満足だろ それは守る 昨日ねーちゃんに怒られて分かったよ」
向日葵「ありがとう…」
向日葵(私だけの、櫻子…)


コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。