1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:17:42.036 ID:jVWutGaH0.net
男「…………」トコトコトコ

?「ちょっと待ちな!」

男「ん?」

スケバン「あんたがVIP高校の男かい?私は隣町高校のスケバンってんだ」

スケバン「別にあんたに恨みはないが……あたし達の強さを知らしめるために勝負しな!」

男「>>4

4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:24:20.807 ID:lPXd9ivY0.net
処女ですか?

6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:27:59.625 ID:jVWutGaH0.net
男「処女ですか?」

スケバン「なっ……か、関係ねーだろ!!
てめぇなんかに教えるかってんだ!」

男「じゃあその話には乗れないね。僕にも僕なりのポリシーがあってさ」

スケバン「開口一番相手がそ、その……経験あるかどうか確認する必要あるポリシーってどんなのだよ!」

男「>>10

10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:28:47.905 ID:jYYhZvSX0.net
男を知らないまま死ぬのも辛いだろう

11: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:33:51.113 ID:jVWutGaH0.net
男「男を知らないまま死ぬのも辛いだろう」

スケバン「ナメやがって!死ぬのはテメェの方だ!!」

スケバン「ポリシーなんて関係ねぇ!明日の夕方、近くの河川敷に絶対来いよ!!」

ダッダッダッダッ

~翌日 放課後~

男「よし、後は帰るだけか……」

男(……そういえば昨日、決闘を申し込まれてたな。場所は河川敷だっけか)

男「……>>15

15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:38:50.587 ID:HT5zj7F10.net
2時間くらい放置しよ

16: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:43:13.659 ID:jVWutGaH0.net
男「2時間くらい放置しよ」

~2時間後 ファーストフード店~

男「フンフンフーン♪」

スケバン「クソッ!! あの野郎どこへ行きやがった!見つけたら絶対ぶっ殺す!!」

男(おー探してる探してる……それも必死に)

男「>>20

20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:45:45.487 ID:UmIsUWZDd.net
日本刀持ってるじゃん

22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:52:08.471 ID:jVWutGaH0.net
男「日本刀持ってるじゃん」

男("ぶっ殺す"……その言葉に偽りなしってことか)

警官「ち、ちょっと!そこの君!その持ってる物を渡しなさい!!」

スケバン「あっ、やべ……!」ダッダッダッダッ

男「……ま、お巡りさんがどうにかしてくれるか。見つかる前に退散っと」

~翌日放課後 校門前~

男「…………」スタッスタッスタッスタッ

スケバン「テメェ!なんで昨日すっぽかしやがった!お陰で大変な目に遭ったんだぞ!!」

男「あ、お巡りさんから逃げ切れたんだ。やるねぇ」

スケバン「な、なんでそれを……!まさかお前見て笑ってたのか!?」

スケバン「もう場所なんて関係ねぇ……今ここでぶっ殺してやる!!」チャキーン

男「>>25

25: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:54:56.403 ID:8FjKBPXTd.net
お前に殺されるなら本望
一目見た時から惚れていた俺の敗けだ

27: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 16:59:24.721 ID:jVWutGaH0.net
男「お前に殺されるなら本望」

スケバン「ほぅ……随分物分かりがいいじゃねぇか。なら一思いにやってやるよおおおぉ!!」

男「一目見た時から惚れていた俺の敗けだ」

スケバン「!!!」ヒュッ

男「……どうした空振ったじゃないか」

スケバン「ち、ちょっと手元が狂っただけだ!! 次こそは……!」

スケバン(ど、どうしちまったんだよ……まさかあいつの一言で心がかき乱されてる……!?)

男「>>30

30: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 17:03:37.178 ID:WpBoAK8L0.net
好きだらけだったぞ

33: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/01/11(月) 17:15:38.176 ID:jVWutGaH0.net
男「好きだらけだったぞ」ガシッ

スケバン「へ……?」

男「こいつは取り上げさせて貰う」

スケバン「あっ……」

男「……俺に告白をされて、お前の中にも俺への"好きなんじゃないか"って気持ちが芽生えたんじゃないのか?」

スケバン「そ、そんな訳……!」

男「そんな訳無いのなら、何故それが転じて"隙き"が生じているんだ?」

スケバン「……っ……!」

男「男を知らないままでは俺に勝つことは出来んということだ。だから闘うに値しない」

スケバン「クソッ……!」

男「……もしお前が恋をして男を知ったら、その時は決闘を受けてやる

スケバン「!!」

男「その時のためにせいぜい女を磨くんだな」

スケバン「…………」

男「じゃあな」

スタッスタッスタッスタッ

スケバン「……そんなこと言われたって無理だよ」

スケバン「だって、あんたの言う通りもう私の心は"好きだらけ"なんだから……」


引用元: スケバン「あんたがVIP高校の男?」 男「>>4」