2: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 21:29:42 ID:???00
── 部室🌈 ──

侑「こんにちはー」ガララ🚪

愛「お、ゆうゆめっちゃいい所に!」

侑「みんなで何してたの?」

かすみ「ワードウルフですよ!」

侑「ワードウルフ?」

愛「そうそう! 少数派と多数派に別れて、話し合いの中で少数派を見つけ出すゲームだよ」

愛「流れとしては、自分のお題が少数派かどうか最初はわからないから、話し合いの中で自分が多数派か少数派か探っていく感じかな」

侑「へー面白そう!」

果林「彼方が中々強くてね、さっきは全然少数派に見えなくて、してやられたわ」

彼方「えへへ~Vなんだぜ~」✌️

しずく「逆にかすみさんは1発でバレてたけどね」アハハ

かすみ「ぬぬぬ……次こそは勝つもん!」

しずく「侑先輩も良ければ一緒にやりませんか?」

侑「楽しそう! やるやる~♪」

愛「それじゃあ、愛さんはゲームマスターだから、みんなにお題を配るね!」

3: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 21:34:37 ID:???00
~間~

愛「それじゃあみんなお題は確認した?」


── お題:「サイフ」と「パンツ」 ──

それぞれのお題:

侑:サイフ

かすみ:パンツ
しずく:パンツ
彼方:パンツ
果林:パンツ


愛「それじゃあ議論スタート!」



侑「あ、私この前これ落としちゃってさー」

みんな「「「───!!??」」」ガタッ!

4: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 21:41:23 ID:???00
かすみ「え、えっえっ!? 侑先輩これ(パンツ)落としちゃったんですか!?」

侑「うん、何処にもなくて焦っちゃったよね」

みんな「………」

侑「あれ? 意外とあるあるだと思ったんだけど……?」

しずく「あー……ま、まあその、私は経験無かったので」

彼方「彼方ちゃんも同じかな~、そもそも落とす以前に持ち歩かないというか……」

果林「侑はどうしてそれ(パンツ)を落としちゃったのかしら? 詳しく聞きたいわ♪」ニヤニヤ

侑「うーんと、多分通学中に落としちゃったみたいで、学校に着いてから気づいたって感じかな?」

かすみ「が、学校に着くまで気付かないなんてありえなく無いですかぁっ!?///」

しずく「かすみさんしーっ! 今は泳がせる時っ!」

5: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 21:47:19 ID:???00
果林「侑はその、それ(パンツ)を手に持ってたの?」

侑「手に持つと言うよりは、まあ肌身離さずにみたいな?」

かすみ「まあ普通は肌身離さず、が正しそうですよね」

侑「でもいつの間にか無くなってて、カバンの中を探してもあれ?ないなぁーって」

しずく「……っww」

彼方(そりゃあパンツがカバンから出る方がびっくりだよ~……w)

7: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 21:56:22 ID:???00
果林「へぇー♡ じゃあその時侑はそれ(パンツ)を身に付けずにいたって事かしら♡」

侑「え? うん、身に付けてもないし、どこ探してもなかったんだよね」

侑「いやーあの時は焦ったよね。血の気が引いたというか」

果林「ふふっ、なんだかスースーしてそうね♡」ニヤニヤ

かすみ「ちょ、果林先輩やめてくださいっ!///」

彼方「学校だったからスカートだったろうしね~ドキドキしそうな状況だねぇ~♡」ニヤニヤ

しずく「……♡」

かすみ「も、もうっ!/// 皆さん絶対変な想像してますよねぇっ!?///」

侑「で、交番に行ったんだよね、落ちてませんかーって」

みんな「wwww」

10: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 22:23:52 ID:???00
侑「そしたらなんと! 優しい人が届けてくれてたんだよねー」

侑「いやー世の中良い人がいるもんだねー」

果林「wwっ……それはっ、良い世の中ね……っww」

愛「ぷっ……あっはははは!ww」

かすみ「ちょ、愛先輩っ!ww ゲームマスターが介入しちゃダメですよぉっ!w」

愛「ごめんごめん……っw でも流石に面白すぎて~……っw」

侑「???」

11: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 22:38:39 ID:???00

~(仕切り直し)~


しずく「侑先輩のそれ(パンツ)はどんな色なんですか?」

かすみ「ちょ、しず子!?」

侑「え、色? 黒とか緑かな?」

彼方「おぉ~大胆だねぇ~♡」

果林「黒なんて意外と大人っぽいのね♡」

かすみ「……///」ドキドキ

しずく「かすみさんも想像しちゃってるじゃん♪」ニヤニヤ

かすみ「ち、ちがっ!///」カァァァ

13: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 22:51:47 ID:???00
侑「逆にみんなはどうなの? かすみちゃんとかは?」

かすみ「ええぇっ!/// そ、それは……///」

侑「あれ? 答えられなんて怪しいな~?」

かすみ「えっ! 別に怪しくなんてぇ……」

彼方「怪しいな~」ニヤニヤ

しずく「怪しい~」ニヤニヤ

果林「これはかすみちゃんが少数派かしら~?」ニヤニヤ

かすみ「ちょ、おかしいじゃないですかぁっ!/// さっきまでそういう流れじゃなかったのに!」

みんな「………」ジーーー

かすみ「う、うぅぅ……っ///」

かすみ「……き、きぃろ……です……///」カァァァ

14: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 23:04:20 ID:???00
果林「あらあらあら~♡ かすみちゃんらしいじゃない♡」ニヤニヤニヤ

かすみ「も、もういいじゃないですかぁ~っ!///」

かすみ「そういう皆さんはどうなんですかぁっ!? しず子!!」

しずく「え? 私? うーん……私も黒とか緑かな?」

彼方「じゃあ彼方ちゃんも黒とか緑かな?」

かすみ「え、ちょ、ちょっとぉっ!? ずるいですよぉ!?」

果林「私は本当に黒とか濃い目の青が多いわよ♡」

かすみ「聞いてないですっ!!」

15: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 23:13:56 ID:???00

彼方「侑ちゃんはそれ(パンツ)をどんな時に使ったりするの~?」

侑「どんな時? 学校だと学食の時とか?」

彼方「おぉう……w それはなかなか……w」

しずく(学食の人にパンツを手渡しする侑先輩……想像したら凄いですね♡)

果林「なかなか素敵なプレイね……♡」

侑「あとは、自動販売機とか? 古いやつとかだとそれしか使えないみたいな」

かすみ「……っww」

彼方「昔は素敵な自動販売機が沢山あったんだねぇ~……w」

16: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 23:23:34 ID:???00
侑「あ、でも私結構(紐が)ゆるいというか、すぐ開いちゃうんだよね」

しずく「エッッッ!!」

かすみ「しず子黙って」

侑「だから歩夢に預かってもらう事も多いかな?」

みんな「wwww」

果林「っ……ww歩夢に……ねぇ……w」

彼方「う~ん、幼馴染といえど、なかなかの関係ですなぁ……ww」

しずく(でも、どうしてでしょう……ルンルンで侑先輩のパンツ振り回してる歩夢さんが想像できる……)

17: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 23:37:54 ID:???00
愛「……っwはい! それじゃあそろそろ投票タイムだよ!」


投票結果:

侑:4

かすみ:1


愛「という訳で、少数派はゆうゆでしたー! 多人数派の勝利ー!」

彼方「いえーい勝利ー✌️」

侑「あはは……何となく分かってはいたけど」

しずく「ついに勝てたねかすみさん♪」

かすみ「なんか勝った気がしないけど……///」

果林「侑は多数派のお題は分かった?」

侑「うーん? サイフではないんだろうなとは思ったけど、何かまでは分からなかったなぁ」

果林「正解は、パンツよ♡」

侑「え!?/// あー……なるほど……///」

侑「それでみんな私の1言目から変な反応だったんだね……」アハハ

18: 名無しで叶える物語◆taoAPJBW★ 2025/10/05(日) 23:47:04 ID:???00
侑「うーん、そう考えると私、結構凄い事言ってたみたいな……?///」アハハ

しずく「多数派からするととんでもない発言の連続でしたね……///」

果林「ふふっ♡ 侑のダイタンな発言沢山貰っちゃったわね♡」

彼方「まあまあ、かすみちゃんも流れ弾食らってたわけだしそこはおあいこ様ってことでー」

かすみ「かすみんだけなんて不公平ですぅ~!///」

愛「じゃあそれなら、ゆうゆの本当のパンツの色も聞けば?」

かすみ「ちょっ!?/// 愛先輩何言って……っ!?///」

侑「え、パンツの色? 黒とか緑かな?」

みんな「「「───!!??」」」ガタッ!


おしまい♪

引用元: 【SS】侑「え、(パンツの)色?黒とか緑かな?」