1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/02/10(水) 03:16:58.970 ID:IXesEcOc0.net
義妹「……べつにいいじゃないですか。そんなに入られたくないなら鍵でもかけといてください。」

義妹「それに、にーさんの部屋がどんな状態だろうと、あたし気にしないんで。よかったですね。」

義妹「あたしは等身大のにーさんが好きですし。散らかってようが   なのが転がってようが、それは些事です。」

義妹「そーいうわけなんで、もうちょっとゆっくりしていきますよ。あ、にーさんはお好きにどうぞー。」

義妹「……ねーねー、にーさん。」

義妹「おーい。聞いてるんですかにーさん。無視しないでくださいよー冷たいですねぇ。」

義妹「せっかくかわいい妹が懐いてるんですから、もっとかまってくださいよー。」

義妹「ほらほら、スマホで   なサイトばっか見てないで。あたしなら    とか触り放題ですよー。」

義妹「気になりませんよ。あたしにーさんのこと大好きだし。好きな人に触られても、嫌な気持ちとかならなくないですか?」

義妹「まーでも、本当に    触ったらセキニンは取ってもらいますけどねー。知ってました?あたしたち血繋がってないから、結婚できるんですよ?」

義妹「……ふーん。」

義妹「……あたしはべつに、してもいいんだけどなー……。」

10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/02/10(水) 03:22:46.104 ID:IXesEcOc0.net
義妹「……あれ。もしかしてにーさん、入ってますー?」

義妹「なんだ、タイミング悪いなぁ。お風呂先に入るなら言ってくださいよ。」

義妹「まーいいや、せっかくなんであたしも入りますよー。どれどれお邪魔しますよっと。」

義妹「……なんですかー?そんなに大声出さないでくださいよ、近所迷惑ですよー。」

義妹「べっつにー、兄妹が睦まじくいっしょにお風呂に入るなんて結構普通のことじゃないです?」

義妹「へんに意識してるほうがおかしいですよー。だってあたしたち、家族なんですから。」

義妹「……まーべつに、あたしのことを“妹”として見てないっていうんなら、それでもいいですけど。」

義妹「いいですけどっ。」

21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/02/10(水) 03:31:08.789 ID:IXesEcOc0.net
義妹「にーさんにーさん。日曜日とか暇です?」

義妹「デート行きましょうよ、デート。久しぶりにふたりっきりでお出かけ。」

義妹「……ふーん。つまりにーさんは、特に予定はないけどあたしといっしょにいるのは嫌だと。そういうわけですか。へぇー。」

義妹「だってそうじゃないですか。さっき暇って言いましたもん。だったらしてくれたっていいじゃないですか、デート。」

義妹「どうなんですか。」

義妹「……べつに、どこでもいいですよ。大事なのは、にーさんとデートしてるっていう事実なんで。」

義妹「ご飯食べるとかでもいいです。見たい映画見に行くとかでもいいです。そのへんは、にーさんにお任せするんで。」

義妹「……おうちデート?」

義妹「…………。」

義妹「……それ、毎日してるじゃないですか。」

24: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/02/10(水) 03:41:09.013 ID:IXesEcOc0.net
義妹「にーさん、まだ起きてます?」

義妹「いっしょに寝ましょ。寒いし、たまには兄妹水入らずってことで。」

義妹「いいじゃないですか。今度は腕枕しろなんて言わないですし。ほら、ちゃんと自分の枕持ってきました。これならいいでしょ。」

義妹「……ふーん。」

義妹「冷たいこと言うんですね。まさかにーさんにそんなこと言われるとは思ってませんでした。」

義妹「悲しいです。絶望です。もういいです。ひとり寂しく部屋へ戻って寒い部屋で凍えそうになりながらどうにか眠りにつくとします。」

義妹「……とかいってみたりしたら、心がきゅーっと切なくなりません?」

義妹「ふふ……にーさんって、結局は折れてくれるんですよねー。ほんとはあたしのこと、大好きでしょ。分かってるんですよー。」

義妹「そういうにーさんだから、あたしも好きなんです。まさに相思相愛ですね。」

義妹「お礼と言っちゃなんですが、あたしのこと、抱き枕にしてもいいですよ?腕のなかで収まりがよくって、安眠できたりするかも。」

義妹「だってにーさん、あたしのこと大好きですもんねー。ねー。」

引用元: 義妹(♀)「ああ、にーさん。お邪魔してます。」