ミサト「ただいま」

シンジ「おかえりなさい」

アスカ「…おかえり」

ミサト「二人に話があるんだけど」

シンジ「なんですか？それにしてもその年でミニスカートで脚をだしてはずかしくないんですか？」

ミサト（…本当に思ったことを口にするのね）

ミサト「あはは、私まだ二十代だから大丈夫なはずよ…シンちゃんったらお姉さんの脚に興味があるの？」

シンジ「ありませんよ、むしろミサトさんの　　　　に興味があります」

ミサト「はは…」

アスカ「…それより私達に話ってなによ」

ミサト「そうね…」

ミサト「ということなのよ」

アスカ「…まぁそんな事だろうとは思ってたわ」

シンジ「そうなんですか？僕には自覚ありませんけど」

ミサト「そういうものなのよ」

シンジ「リツコさんの受け売りだけで原理を把握してるだけじゃないんですね」

ミサト「…専門外だし」

アスカ「それよりもこの状態のシンジを学校に連れて行くの？」

ミサト「シンジくんはしばらくお休みよ」

アスカ「まぁ今のシンジを連れて行ってもトラブルの元でしかないだろうしね」

シンジ「トラブル起こすのはアスカの方でしょ？」

アスカ「…あの、私も一緒に休んでいい？」

ミサト「あんたは学校行きなさいよ、なにもないんだから」

シンジ「そうだよ、この前の戦いはアスカあんまり役になってなかったけどそのおかげで無傷だったじゃないか」

ミサト（そういえばレイもシンジくんと一緒に精神汚染を受けてたけど同じ状態なのかしら）

アスカ「おはよう」

ヒカリ「おはよう、シンジくんは怪我ってひどいの？」

アスカ「昨日退院して元気だけど…なんでヒカリがそんなこと気にしてるの？」

ヒカリ「えっと…」

アスカ「

アスカ「おはよう」

ヒカリ「おはよう、シンジくんは怪我ってひどいの？」

アスカ「昨日退院して元気だけど…なんでヒカリがそんなこと気にしてるの？」

ヒカリ「えっと…」

アスカ「！？」

ヒカリ「綾波さんにアスカにそれとなく聞くように言われてて」

アスカ「あいつがそんな事あんたに頼んだの？」

ヒカリ「ちょっと今日の綾波さん変なのよ」

アスカ「あいつはいつも変でしょ」

ヒカリ「そうかな、いつもはおとなしいだけで変じゃないと思うけど」

アスカ「おはよう、あんたも退院したんでしょ？」

レイ「おはよう役立たず」

アスカ「なっ！？」

レイ「この前の戦いで役に立ってなかったでしょ？」

アスカ「そうだけど…あれはミサトがあんな位置に弐号機を配置したのがいけないんであって」

レイ「碇君はあなたより遠くにいたわ、それよりも碇君も昨日退院したって聞いたけど学校には来てないようね」

アスカ「ちょっとまだ調子を取り戻してなくて…」

レイ「碇君に会いたい」

アスカ「はぁ？」

レイ「碇君に会えると思って無理して学校に来たのにこれでは意味がないわ」

アスカ（もしかしてこいつもシンジと同じ症状なの？）

アスカ「ほら学校終わったわよ」

レイ「だから？」

アスカ「ネルフに行くんでしょ？」

レイ「私の零号機は修理中、誰かさんが役立たずのせいで」

アスカ（こいつ普段からこういう事思ってたのね）

レイ「それに退院して間もないからしばらくはシンクロテストも訓練もないわ」

アスカ「はいはい、なら私一人で行くからいいわよ」

レイ「碇くんに会いたい」

アスカ「シンジにそんなに会いたいなら会いに行けばいいでしょ」

レイ「…それはできない」

アスカ（思ったこと口にするだけで別に普段より気が大きくなってるわけじゃないのね）

アスカ「はぁ、こんなにいつもより戦闘訓練長いとは思わなかったわ…」

シンジ「おかえり」

アスカ「ただいま、何でいつもしない訓練とかも今日に集中させるのかしら」

シンジ「今使徒が着たらアスカしか戦えないから仕方ないよ」

アスカ「そうだけど…そうだ、ファーストと学校で会ったわ」

シンジ「綾波は学校行ってたんだ、僕も行けばよかったな」

アスカ「…ねぇファーストと会いたい？」

シンジ「そりゃ会いたいけど学校やネルフで会えるじゃん」

アスカ「じゃあ私とファーストどっちと会いたい？」

シンジ「アスカとは今会ってるから綾波かな」

アスカ（質問が悪かったのかな）

アスカ「わっ私とファーストどっちが好き？」

シンジ「どっちも好きだよ、今ご飯作ってるからちょっと待ってて」

アスカ（どっちも好きってなによ、なんで本音でも優柔不断なのよ！）

アスカ（いや、これは私とあいつとの好感度が同じくらいってこと？）

アスカ（気を使ってどっちも好きと言ったんじゃなくてどっちも同じくらい好きってことか）

アスカ（えっ？今こいつ私の事好きっていったよね？本音でどっちも好きってことは私も好きってことよね？）

アスカ（好きかぁ…シンジは私の事）ｴﾍﾍ

ミサト「何がエヘヘよ、帰ってきたんならニヤニヤしてないでさっさと着替えてきたらどうなの？」

アスカ「ミサトいたの！？」

ミサト「今のシンジくんから変な事聞きだそうとしちゃだめよ」

アスカ「今のはちょっとからかっただけよ！」

ミサト「相変わらず料理上手ね」

シンジ「ありがとうございます」

アスカ「ほんと上手ねこれならいいお嫁さんになれるわ」

シンジ「男がお嫁さんになれるわけないだろ？それにこれくらい普通だよ」

アスカ「へぇ今のシンジでも謙遜するんだ」

シンジ「謙遜じゃなくてこれくらい大したことないよ、二人がこんな簡単な料理もできないだけだよ」

ミサト「…」

アスカ「…」

ミサト「あはは私も料理勉強しよっかなぁ～」

アスカ「シンジ、私が帰ってくる間にミサトに変な事聞かれなかった？」

シンジ「変な事？」

ミサト「アスカ、だからそういうこと聞き出すのダメって言ったでしょ」

シンジ「　　　　触りたいかって聞かれたけど？」

アスカ「…」

ミサト「じょっ冗談で言っただけよ、そんなに睨まなくてもいいじゃない…」

アスカ「それで何ていったの？」

シンジ「そりゃ触りたいって言ったよ、ずっと触りたかったし」

アスカ「ミサトなによそれ！私が来る前にそんな事してたの！？」

ミサト「してないわよ！」

シンジ「触ってないよ」

アスカ「えっそうなの？触りたかったんでしょ？」

シンジ「はずかしいから触らなかったよ」

アスカ（こういうところはいつものシンジね）

ミサト「ほらね？」

シンジ「アスカが帰ってくるまで何回も　　　　触らなくていいの？って聞かれてこまったよ、料理に集中できなかったし」

アスカ「…」

ミサト「やーねぇもうアスカったらこういう冗談真に受けちゃって…」

ノスタルジーな感じになってきたので終了します