1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 20:51:37.290 ID:Mzcw91nVp.net
・スズカ
「トレーナーさん」
ベッドの傍に置かれた丸椅子に腰を掛け、優しく俺に語りかける。
「今日は、寮で――トレーニング中に――」
日常で起きた些細な出来事を教えてくれると、しばらくの沈黙の後
「また明日、会いに来ます」
病院を後にした彼女は、何かが弾け飛んだように一心不乱に走り続けた。
「トレーナーさん」
ベッドの傍に置かれた丸椅子に腰を掛け、優しく俺に語りかける。
「今日は、寮で――トレーニング中に――」
日常で起きた些細な出来事を教えてくれると、しばらくの沈黙の後
「また明日、会いに来ます」
病院を後にした彼女は、何かが弾け飛んだように一心不乱に走り続けた。
2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 20:55:34.515 ID:Mzcw91nVp.net
・マックイーン
病室の前で立ち止まり、意を決したように中へ入った彼女は「トレーナーさん、失礼いたしますわ」といつも通りの振る舞いを見せる。
俺の顔を覗き込むと、両手で包み込むように俺の手を握った。
「わたくしは、貴方を信じています」
その手が震えていた事に、俺は気付くはずがなかった。
病室の前で立ち止まり、意を決したように中へ入った彼女は「トレーナーさん、失礼いたしますわ」といつも通りの振る舞いを見せる。
俺の顔を覗き込むと、両手で包み込むように俺の手を握った。
「わたくしは、貴方を信じています」
その手が震えていた事に、俺は気付くはずがなかった。
4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 20:58:57.622 ID:Mzcw91nVp.net
・ネイチャ
「商店街のみんながね、千羽鶴折ってくれたんだ。早く元気になるようにって」
「愛されてますなぁ~…トレーナーさんは」
「…それなのに、ずるいよ」
「もう目を覚ますかどうかすら、わからないなんてさ……っ!」
俺の頬を撫でる彼女の手には、一粒、また一粒と涙が零れ落ちるのだった…
「商店街のみんながね、千羽鶴折ってくれたんだ。早く元気になるようにって」
「愛されてますなぁ~…トレーナーさんは」
「…それなのに、ずるいよ」
「もう目を覚ますかどうかすら、わからないなんてさ……っ!」
俺の頬を撫でる彼女の手には、一粒、また一粒と涙が零れ落ちるのだった…
6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 21:01:47.767 ID:Mzcw91nVp.net
・グラス
いつもの穏やかな表情で、お見舞いの花を花瓶に生ける彼女。
しかしふと俺の寝顔に目をやった瞬間、抑えていた感情が溢れてしまいその瞳には涙が浮かんでしまったので、ベッドの端に顔を埋めた彼女はついにしばらくの間声をひそめ泣き続けた。
その震える肩はあまりにも小さく、か弱かった。
いつもの穏やかな表情で、お見舞いの花を花瓶に生ける彼女。
しかしふと俺の寝顔に目をやった瞬間、抑えていた感情が溢れてしまいその瞳には涙が浮かんでしまったので、ベッドの端に顔を埋めた彼女はついにしばらくの間声をひそめ泣き続けた。
その震える肩はあまりにも小さく、か弱かった。
7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 21:05:23.864 ID:Mzcw91nVp.net
・キング
「ねえ、あなた覚えてる?」
「私と一流を目指すって約束した日のこと」
溢れそうになる涙を拭いながら彼女は続ける。
「目が覚めたら、もう一度キングを担当する権利をあげる」
「だから…早く起きなさいよね、このへっぽこ」
決して諦めない彼女の不屈の心――俺に届く日は、来るのだろうか。
「ねえ、あなた覚えてる?」
「私と一流を目指すって約束した日のこと」
溢れそうになる涙を拭いながら彼女は続ける。
「目が覚めたら、もう一度キングを担当する権利をあげる」
「だから…早く起きなさいよね、このへっぽこ」
決して諦めない彼女の不屈の心――俺に届く日は、来るのだろうか。
8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 21:09:24.867 ID:Mzcw91nVp.net
・ダスカ
勢い良く開いたドアの音と、彼女の叫びが病室にこだました。
「アンタ、聞こえてるんでしょ…!?」
「なんとか言ったらどうなのよ!ねえ!!」
大声を聞きつけた看護師が慌てて止めに入る。
「っ…ごめんなさい……」
そう言って膝から崩れ落ちた彼女にかける言葉は、何も見つからなかった。
勢い良く開いたドアの音と、彼女の叫びが病室にこだました。
「アンタ、聞こえてるんでしょ…!?」
「なんとか言ったらどうなのよ!ねえ!!」
大声を聞きつけた看護師が慌てて止めに入る。
「っ…ごめんなさい……」
そう言って膝から崩れ落ちた彼女にかける言葉は、何も見つからなかった。
9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/08/18(水) 21:10:08.260 ID:Mzcw91nVp.net
以上です
引用元: ・病室のベッドで深い眠りについて医師から次に目を覚ます日はもう……って言われてる俺の元にお見舞いに来るウマ娘たちの妄想した


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